244 とある生徒会長の日常
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―教室―
[大いなる戦いを思い出させるような毛糸の薔薇が、校舎から校庭へと向かって咲く。]
己の針一本で身を立てる。 編み物同好会を是非、お見知りおきください。
[漫研部部長の姿を目撃して正気度をガリガリ削られたのか。 まだ呆然としている様子の観衆にその名を刷り込むよう語り掛け。 薔薇のモチーフを撒くと深々と一礼し、教室を後にする。]
(1) 2016/01/17(Sun) 00時半頃
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慣れ合いは終わりよ。
[中庭の神の像を目指し、廊下を足早に進む。]
チャクラム ―― 『基本の円』
[その手には毛糸でありながら『鋭い』という矛盾に満ちた印象を抱かせるような灰色の円があった。**]
(2) 2016/01/17(Sun) 00時半頃
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―廊下―
[貴紗は中庭へと急ぐ足を止めた。 校則を破って前方から廊下を疾走してくるのは、確か空手部部長>>9だ。]
生憎、私には急ぎの用がある。 此処は押し通させて……。
[即座に迎撃しようと円のモチーフを構えるが。]
(39) 2016/01/17(Sun) 23時半頃
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『ぎゃああああああああっ!!!』
[空手部部長は貴紗の顔を見るなり、世にも恐ろしいものを見てしまったかのような悲鳴を上げて気を失ってしまった。]
……。
失礼ね。
[ちょっぴり腹が立ったので、その角刈りの頭にかわいいリボン付き猫耳カチューシャをプレゼントしておいた。]
(40) 2016/01/17(Sun) 23時半頃
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あら。 貴女もこちらに来ていたの。
[少々時間をロスしながら再び中庭へと向かい出した時。 目に入るのは覚えのあるメイド服>>30。]
まさか。 貴女もジンクス狙いじゃないでしょうね。
[さっとかまえた手にはモチーフの円《チャクラム》が6枚。]
(41) 2016/01/17(Sun) 23時半頃
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まさか。
[余裕がないのか、まるで挑発のような言葉>>44に。 同じ言葉に先程とは違う、愉快げな響きを乗せて言って微笑み返す。]
全ては私達、編み物同好会が完全なる勝利を得るために。 そう"引き分け"は許されない。
迷信に縋るのではなくて。 迷信すらひれ伏させるのよ。 アピールの為にも、ね?
[わかるでしょう、と此方も小首を傾げて見せ。]
(47) 2016/01/18(Mon) 00時頃
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でも、だから。 出会った以上、最善を尽くすのは私も一緒。
[言うなり6つの円《チャクラム》を美濃へと投じる。 極細糸で編まれたそれは毛糸とは思えぬ鋭さで迫る。]
(48) 2016/01/18(Mon) 00時頃
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さあ、編み物の時間と相成りましょう。
[肩のあみぐるみをポンと叩けば。 鳴り出す編み物人のテーマが観客達を呼び寄せる。]
チャクラム 『基本の円』は歪みなく編み目を増し。
[初手の6つの円をいなし、反撃とばかりに投じられたナイフ>>54。 貴紗の目の前に出現するかのように再び編まれた円《チャクラム》がそれを受け止め、地に落ちた。]
(61) 2016/01/18(Mon) 00時半頃
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そして、もう一つの基本。
チェイン・ウィップ ――鎖編み
[パンケーキの皿を手に校舎へと身を投じた美濃を追うように。 鎖編みの鞭が振るわれる。]
(62) 2016/01/18(Mon) 00時半頃
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[ゴォウゥゥゥ!! 持ち出された掃除機>>65が鎖編みの先端を吸い込み、唸りをあげる。]
なるほど仕込み済みという訳ね。
[ぴんと張り詰めた毛糸。 対する吸引力の変わらないただひとつの掃除機。 歩く事さえ困難なこの状況下。
しかし、貴紗はストールの端を片手で抑えながら不敵に笑う。]
(72) 2016/01/18(Mon) 01時頃
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ブランケット・シールド ―― モチーフ繋ぎ 『壁掛け大布』
[四角のモチーフの幾つかを掃除機へと吸い込まれながら。 繋いで作るは掃除機の吸引口よりもはるかに大きなカーテン。]
自ら招き寄せてくれるのならば。 楽でいいわ。
[吸い寄せられたそれは。 美濃ごと掃除機を包み込まんと大きく広がった。]
(74) 2016/01/18(Mon) 01時頃
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…………ッ!?
[一瞬、塞がった視界。 布越しに突き出される掃除機のホース>>76の突きの直撃を辛うじて回避するも、ストールの一部が千切れ毛糸の束が舞う。]
痛ぅッ! でも、弱まったわ!!
[衝撃による痛みに顔を顰めるも。 布へとホースを突き入れるという事は、その布により吸い寄せる風が一瞬弱まるという事。 その一瞬、あれば十分だ。]
(81) 2016/01/18(Mon) 01時半頃
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――魅せてあげるわ、鎖編みの結界を!
[その一瞬の間に、貴紗を中心に廊下へと鎖編みの毛糸が張り巡らされる。 ロッカーや窓枠、天井の蛍光灯に絡んだそれは、器物破損を覚悟しなければ容易く吸い込まれはしまい。]
そしてこの基本の鎖編みに紐づけして円《チャクラム》を飛ばす。 動きの制限される中。 一体どれだけ捌ききれ……え。
新手っ!?
[そこで全く予想外の暗黒衝撃波>>79が飛んできた。 自分を狙ったものではないが、流石に驚きの声を上げ、攻撃の手を一瞬止めるのだった。**]
(82) 2016/01/18(Mon) 01時半頃
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……余裕は必要ないわ。
[背後からの声>>87に少しばかり固い声を返す。 弱小運動部ならば軽く凌ぐ状況判断と運動能力に内心舌を巻く。]
今は上手く回避したようだけれど。 鎖編みの結界は『私を中心に』展開しているの。 貴女の居た正面はあの暗黒の衝撃波《ナガレダマ》によって千切られたけど、背後はまだ生きているわ。
[極細、1/0号の針で編まれた毛糸の鎖は、多少正面より密度が薄いとはいえ未だに戦う二人の女の間を隔てている。]
(91) 2016/01/18(Mon) 13時頃
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それに結託する気もないわ。 部への昇格を果たすには己の力ひとつで勝利を得てこそ。
でも。
[テーブルナイフの飛んで行く先。 暗黒衝撃波の発生源の方をちらりと見やる。 恐らくあの衝撃波は女装騎士団もとい剣道部の仕業。]
私にはもうひとつ大事な"勝負"がある。 だから痛み分けにしましょう。
[貴紗の手で金色のかぎ針が煌めけば。 廊下に張られた鎖編みに長々編みの壁《ウォール》を編み上がる。]
(92) 2016/01/18(Mon) 13時頃
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暗黒無差別兵器はお任せするわ。
[文科系の編み物同好会では近接戦闘は分が悪い。 格好はともかく運動部の中でも指折りの実力者と、メイド(物理)が潰し合ってくれるのは在り難いという理由込だ。
壁があるとはいえ一瞬背を向ける事になるが。 リスクは承知で踵を返して、早足で中庭へと向かう。]
(93) 2016/01/18(Mon) 13時頃
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[貴紗は知る由もないが。 それはちょうど中庭の乱戦から撤退しようとしている猫神>>73とかち合い、退路を塞ぐかのようなルートだった。**]
(94) 2016/01/18(Mon) 13時頃
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…………少し痛むわね。
[掃除機のホースの掠った肩の辺りだ。 かぎ針を振るうのに支障はまだないが、距離を詰められたあの状態のまま戦っていてはかなりの苦戦を強いられただろう。]
追撃が来なかったのは幸運ね。 暗黒波動のお蔭というのは少し釈然としないけど。
………、…きゃっ!?
[痛みを気にして歩いていたので気づくのが遅れた。 曲がり角で猫神>>100とぶつかりそうになって小さく悲鳴を呑みこむ。]
(103) 2016/01/18(Mon) 22時頃
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……驚いた。 あみぐるみのパンならできるけど。 今は恋にかまける時間は無いわ。
[数度、深呼吸をしてから。 後退る猫神の姿>>101をじっと見つめる。]
そう手芸部と戦っていたの。 近くにいるとは思っていたし。 私も勝負に勝つつもりで中庭に向かっていたのだけれど。
……。
[引き攣った笑顔で指差す方向を見て。 また猫神に視線を戻すとゆっくりと首を傾ける。]
(104) 2016/01/18(Mon) 22時頃
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ところでね。 此処に来るまでに服の肌蹴た女子部長をみたのだけれど。 なにかしらない?
猫神くん。
[貴紗の手でかぎ針がギラリと光った。]
(105) 2016/01/18(Mon) 22時頃
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『クソ猫』とかちょっと上品じゃない表現も聞こえたけど。 何も知らないのね?
[猫神>>109の笑顔が引き攣るのに対し。 貴紗の笑みは更に深まる。]
そうそう。 手芸部に伝わる奥義『輪廻糸走・ラプソティー』ってあってね。
嘗て、服を解れさせるその技を初代会長に行った事。 編み物同好会の初代会長が手芸部より独立したきっかけのひとつ。
[猫神の再び合わせた目に映るのは、石動に向けた以上のどす黒いオーラ付きの暗黒微笑を浮かべた貴紗だろう。]
(110) 2016/01/18(Mon) 22時半頃
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――鎖編みの結界リバイブル
[此処から先には逃がさないと。 貴紗の手元から伸びるいく本もの鎖編みの毛糸が、蜘蛛の巣のように再び廊下に張り巡らされ道を塞ぐ。]
女の敵は闇から闇へと裁く。 それが編み物人の使命よ。
今決めた。
[鎖編みの一本を鞭のようにしならせ、猫神に打ちかかる。]
(111) 2016/01/18(Mon) 22時半頃
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あら。
[白い布が真っ赤な色に染まって翻る。 そんな錯覚を受けたと思えば、毛糸の鎖はひらりと逸らされ壁を叩く。]
なにをって今は"新入生歓迎会"よ。 粛清に決まっているでしょう。
[突然の乱入者――演劇部の狩生>>117に暗黒微笑で言い放つ。
石動乱入事件の時でお分かりだろうが。 貴紗は割と頭に血が上りやすいし、すぐに過激な手段に出るのだと、一部で噂だとかなんとか。]
(120) 2016/01/18(Mon) 23時頃
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庇うのならば同罪。
チャクラム 基本の円ラッシュ!
[冷静さを欠いて、経緯の説明という大事な部分を忘れ。 続けざまに毛糸の円《チャクラム》を鋭い手裏剣のように狩生へと3投げる。]
(123) 2016/01/18(Mon) 23時頃
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余興にしても限度があるでしょう。
猫神くんはね。 やってはいけない一線を越えたの。
[浮かぶ嘲笑>>125に怒りを滲ませ。 闘牛士《マタドール》のに誘導される牛のように、今この瞬間のターゲットは狩生へと移る。]
(130) 2016/01/18(Mon) 23時半頃
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……隙あり。
[幻想の赤い布>>126が色褪せる。]
かぎ針だけが私のワザではないのよ。 貰うわ。
――編み物拘束術 首狩りマフラー!
[ストールの下から取り出した二本の棒針から編み出されるロングマフラーが、バランスを崩した狩生の身体に巻きつきに行く。 物騒なネーミングだが、良く伸びる毛糸なので完全には窒息はしない生徒会公認の安全仕様です。]
(131) 2016/01/18(Mon) 23時半頃
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ふふ。 まさか化学部対策のひとつとしてに持ってきていた秘蔵のカシミヤを、貴方に使うことになるとはね。
[ふわふわのマフラーは優しく狩生>>128に絡みつく。 その心地良さ(物理)に包まれ抵抗を止めてしまった者は、やがて全身をカシミヤに覆われ安らかな眠りに落ちるという。]
(145) 2016/01/19(Tue) 00時頃
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購入費用。 持ち出しだったんだから。
しっかり堪能してね。
[急速に睡魔に捉われる彼に声はどこまで届いていたのだろうか。]
(146) 2016/01/19(Tue) 00時頃
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お休みなさい、狩生くん。
[倒れた狩生をさながら布団のように毛糸が受け止めた。]
……。 そういえば。 歓迎会【だから】粛清なんて私言ったかしら?
[少々遅れて、なにか誤解というか伝達不足があったような気がして首を捻る。]
(147) 2016/01/19(Tue) 00時頃
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ともかく、邪魔者はいなくなったわ。
[さて元凶のこの隙に猫神は逃げてしまっただろうか。 確認する様に貴紗は周囲を見回した。]
(149) 2016/01/19(Tue) 00時頃
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