153 unblest blood
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―グロリアの部屋―
[>>3:117サミュエルが意識を研ぎ澄ませて周辺を探るのを邪魔しないよう、女は口を噤み。 やがて彼の同意を受ければ、女は小さく頷いて。]
そう、なんだよね。 ――それに、誰かが死んだにしては、館内は静かすぎる。 まだ誰にも発見していないのか、それとも手を下した者が其処にいるのか…。
館内の様子を見に行った方が良いかもしれない。
[もしかしたら既知のマドカがダンピールの手にかかっているかもしれないと思うと、気が急いて。
先刻までとは違い、焦った様子の顔を彼に向けた。]
(2) 蒼生 2013/12/08(Sun) 00時半頃
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[>>10自分が焦っているからか、サミュエルが表情に感情を滲ませなかったのには気付かない。
知り合いのマドカを失うのは厭だったし、サイラスに対しても気のいい人、という印象を抱いていた。 どちらが犠牲者であったにしても喪失は女にとって痛みとなるだろう。 そしてもう片方がダンピールである可能性は捨てられない。]
うん、行こう!
[けれど一緒に、と言う言葉には大きく頷いて、女はサミュエルの後を追って走る。 やがてリビングの前へと至れば、扉の前に立つジリヤの姿が見えただろうか。]
(14) 蒼生 2013/12/08(Sun) 01時頃
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―少し前・グロリアの部屋―
…そうだね。
[>>7もしもの話、グロリアがダンピールだったなら、自分は彼女を疑えなかっただろう。 グロリアの手に掛かっても、自分は恨まない。]
そう…。 やっぱり体に負担がかかるのかな。
[あまり回数はこなせないらしいと知れば、女は少し考えるように俯いて。 女自身も能力の事を調べる為に、行使を繰り返した事があったが、気付けば体がだるくなって動けなくなった事があったのを思い出す。
忠告にサミュエルが頷けば、女はふむ、と頷いて。 ――今、この時を生きている者を見るが故の複雑な思いには、女には至れない。*]
(18) 蒼生 2013/12/08(Sun) 01時半頃
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[>>8目を伏せていた事をサミュエルに知られていたのには、女は気付く余裕がなかった。 グロリアの死を事実として受け止められても、大切な友人を喪失の痛みが無くなるわけではなく。
それから二人して黙ったまま、グロリアの灰を箱に収める時間が暫く続いたか。*]
(19) 蒼生 2013/12/08(Sun) 01時半頃
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―リビングの前―
…は…。
――…。
[>>17サミュエルがジリヤに話しかけた頃に女は遅れて到着したか。 女は少し乱れた呼吸を整える。
彼女の様子からは、扉の向こうに誰かがいるのは察せられて。 花を持っているのは女にも見えたが、一度疑いを持ってしまったが故に、彼女に向ける視線は何処か余所余所しい。]
(20) 蒼生 2013/12/08(Sun) 01時半頃
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[>>21ジリヤに静かにするように要求されれば、口を噤み。]
――…。
[女はリビングの中を覗こうと足音を忍ばせて扉へと近付く。 室内から聞こえてくるのは二人の男の声。
……ひとつ、ふたつ、みっつ。 女は中を確認する前に意識を集中させて再度同族の気配を確認する。 数は五つ。それは変わらない。
リビングの前にいるのは三人。中から聞こえるのは二人の男の声。 ―これで五人。]
…っ…。
[それなら、犠牲者は――…。]
(31) 蒼生 2013/12/08(Sun) 02時頃
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[――中にいるのはシーシャとサイラス。 犠牲者は、マドカだ。
また知人が失われた。いつに失われてしまっていたのかはまだ分からないけれど。 グロリア程でなくても、彼女は親しみを感じていた相手だった。
血の気が引く感覚。 くらり、と眩暈のようなものを感じた。 >>24花を弄るジリヤの声は何処か遠くに聞こえていて、女にはその内容を上手く咀嚼する事が出来ない。
それでも>>28サミュエルから視線が向けられれば、女は表情を引き締めて頷く。]
(32) 蒼生 2013/12/08(Sun) 02時頃
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[シーシャ達のやり取りを最初から聞けたわけではないので、まだ女には彼らの事情は分からない。 >>36けれど、ジリヤに頭を撫でられて言葉を掛けられれば褐色を瞬かせ。]
…ありがと。
[背を押すような言葉に勇気を貰った気がして、素直に感謝の言葉を紡ぐ事が出来た。 ママみたい、というのはあながち間違っていなかったのかもしれない、と。
そして女はリビングの中へと入っていった。 目に飛び込んできたのは、押し倒したサイラスの首筋にダガーを当てるシーシャの姿。
――どちらがダンピールなのか、女には判断が出来ない。]
―…っ。
(43) 蒼生 2013/12/08(Sun) 03時頃
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[>>44男達の姿に気を取られていたが、吸血鬼の灰とマドカの衣服が目に入れば、目に熱が集まってきて女は涙を堪える。 状況からして、どちらかがダンピールだ。
サミュエルはどちらがそうか見当がつくだろうか、と彼の方を見ると丁度視線が交差し。]
――…分かった。
[生きている者には自分の力は及ばない。 二人を見ているように言われれば、唇を噛み締めて頷く。]
(47) 蒼生 2013/12/08(Sun) 03時頃
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[>>48>>49サミュエルが何をしに行ったのかを目で追う事はせず、サイラスとシーシャの対峙を見守っていた。 やがて戻ってきたサミュエルの手には拳銃が握られており。―それがいわく付きのものである事は知らないが、恐らくは使い慣れた武器なのだろうと。]
―…。
[頷かれれば、相手の意図は読み取れた。女は目線だけでそれに応じ。 そこへ、シーシャがサイラスに向かってダガーを振り下ろす>>45>>46のが視界に入った。
――もしシーシャがダンピールだったら? 咄嗟にそんな考えが過ぎるが、女はきゅっと唇を引き結び。 まさに討たれんとするサイラスがこの館に紛れていた最後のダンピールである事を祈った。**]
(53) 蒼生 2013/12/08(Sun) 04時頃
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クラリッサは、×志望○死亡…!!(泣)
蒼生 2013/12/08(Sun) 20時頃
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[>>55サイラスの首が断たれ、床に転がる。 その身体は灰にはならずに、流れた血液は床を深紅に染めて。 かつて男の身体を巡る命の根源だったそれは、マドカの灰をじわりと染めた。]
――…。
[途中から耳にしたサイラスとシーシャの会話。 それだけでは全てを察する事は出来ないけれど、二人の交わすやり取りは不思議と穏やかなもので。
その所為か、逝ったサイラスが会いたい人に会えればいい、とそう思った。 ――例え彼が敵であろうとも。死んだのなら、それくらいは許されたっていい筈だ、と。 激高はしないものの、復讐の炎を燃やし続けていた自分の心の変化に気付いて女は少し戸惑うが。]
(57) 蒼生 2013/12/08(Sun) 20時半頃
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[やがて女は少女の姿をしていた吸血鬼の灰の前に膝をつく。 触れたそれからは、温度は感じられない。 さらりと指の間を零れ落ちていく灰に涙が滲んだ。]
…マドカ…。
マドカ…っ。
[グロリアの死を知った時とは違い、激する事はない。只、知己のマドカの死を歎く。]
――ボク、マドカと一緒に
料理とか、話とか、もっと色々したかったんだよ。
[額を撫でてくれた手。 冗談混じりに食まれた指先。
あの酒宴で少しだけ彼女との距離が縮められたような、そんな気がしていたから。]
(58) 蒼生 2013/12/08(Sun) 20時半頃
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[―その先を願った。 グロリアと一緒に過ごす穏やかな時間にマドカが時折加わる未来を。
けれどそれは叶わない。 二人共、この世から失われてしまったから。
永きを生きる吸血鬼とて、その命は失われてしまうもの。 女はその事実を改めて思い知らされた。]
(59) 蒼生 2013/12/08(Sun) 21時頃
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クラリッサは、マドカに手をぶんぶんと振った。
蒼生 2013/12/08(Sun) 21時半頃
クラリッサは、マドカに擦り寄った。えへへー。マドカ―マドカ‐。
蒼生 2013/12/08(Sun) 22時頃
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[どれだけ時間が経っただろうか。 女は涙に濡れた顔を上げて涙を拭う。
――弔いを、
してあげなきゃ。
マドカやグロリア、フィリップにサイラス。 四人の命が失われた。
死んだら終わり。 女はそう考えている。
だから恨みも、憎しみも、声の届かぬ相手に向ける事はしない。 ――もっとも、恨みを向ける相手は確りと分かってはいないのだけれど。]
(77) 蒼生 2013/12/09(Mon) 00時頃
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[マドカの灰に添ったまま、サイラスの身体を見やる。 遺体は未だ崩れることなくその場に在って。
自分は未だ灰でしか試した事はないから、きちんと見極められるかは自信がない。 ――どうすべきかと思っていたが。
>>68サミュエルがサイラスの額にキスをするのが見えた。 彼の力とその手段を知った女には動揺は浮かばない。
けれど、彼の力は生者を見極めるもの。 果たして有効なのだろうか、と目を瞬かせる。]
(78) 蒼生 2013/12/09(Mon) 00時頃
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――…どうだい。
[彼はサイラスを無事に見極める事が出来ただろうか。 女は少し緊張走る声色で結果を問う。
フィリップがグロリアを殺した(かもしれない)。 サイラスがマドカを殺した(かもしれない)。
けれどそう考えるのが、疲弊した心にとっては一番優しい。 ――否、信じたかった。
この中にはもうダンピールはいないのだと。]
(81) 蒼生 2013/12/09(Mon) 00時頃
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[>>76シーシャのキス魔発言には、 女は瞠目した後にサミュエルに対して生暖かい視線を向けた。
――綺麗なお姉さんだったら良かったのにね。
何も知らない人間から見れば、確かにそう見える。 仕方ない事だが、些か可哀相な手段だ。]
(82) 蒼生 2013/12/09(Mon) 00時半頃
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[>>87低く掠れた、結果を告げる音を女は祈る思いで聞いていた。
結果は、ダンピール。 状況的に見て、彼がマドカに手を下したと考えていいだろう。]
――…そう。
[漸く上げられた顔には、僅かに苦しさが混じっていて。]
……ありがとう。 それと、お疲れ様。
[今、女が彼に掛けられる言葉は、それだけだ。]
(90) 蒼生 2013/12/09(Mon) 01時頃
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[>>89シーシャはサイラスがダンピールだと知っていたらしい。 その事に女は目を瞬かせる。
――だから殺した、と。 唇を噛む彼の様子からは憎んで殺したとは思えなくて。
恐らくはどうしようもなくて殺したのだろう。 酒宴で楽しげに灰を重ねていた男達は、共に在る事は出来なかったのか。]
(127) 蒼生 2013/12/09(Mon) 22時半頃
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[サイラス自身からと聞けば、女はサミュエルと同じ感想を抱く。 そういえば、フィリップが言っていた。 ――聞けば答えるかもしれないと。 あの時の女は誰も信用していなかったので、そんな筈がない、と思っていたが。]
……そっか。
[彼は自分の正体を明かしたのか。 直接は話さなかったけれど、悪い人ではなかったのかもしれない。 その彼の手によって、マドカは失われてしまったのだけれど。]
――シーシャも、お疲れ様。
[瞑目して、女は労いの言葉を紡ぐ。]
(128) 蒼生 2013/12/09(Mon) 22時半頃
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[>>102ちぃと疲れた、とシーシャが零す。
――そう言う人はね、とっても疲れているものだよ。
ゆっくりと休んで欲しいと思うけれど、ここで休息を取れるかというと。 >>117サミュエルが彼に向かって声を掛け、顔を僅かに歪ませたシーシャがしゃがみ込む>>124のを、女は黙って見守っていた。]
――…格好悪くなんてないさ。
[そう、ぽつりと零して唇を噛み締める。
グロリアの命が奪われたと知った時、殺してやる、と荒れる心の儘に叫んだ。 家族を奪った男と同じように、この手で殺してやろうと。
けれど友人たちの敵は目の前の二人の手によって討たれ。 女には結局、何も為せなかった。]
(129) 蒼生 2013/12/09(Mon) 22時半頃
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[>>101自分の掛けた言葉にサミュエルが目を瞬かせ、首を振る。 彼の浮かべていた表情が情けないものだとは思わない。 サミュエルもこれまでに色々な事を経験し、…きっとこの場でも何かを得、そして失ったのだろう。
一呼吸すれば、苦味は消えて見慣れた無表情が浮かび。 彼は血溜まりから立ち上がる。]
……本当、だ。
[彼の言葉に窓の方に視線をやれば、風雨は落ち着いてきていた。 海が凪いだら、やがて迎えの船が来るかもしれない。
女がジリヤの不在>>101に気付くのも、もう少し後。]
(131) 蒼生 2013/12/09(Mon) 22時半頃
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[>>118サミュエルの、小さく口角を上げて向けられた言葉。]
…そう。 それなら良かったよ。
[女は応じるように、小さく笑みを口元にだけ浮かべてみせる。 すぐに無表情に戻ったのは少しだけ惜しく思えた。]
うん。 ボクもそう思う。 この中にはダンピールはもういない。
[三人はいないだろう、というのには素直に賛成出来た。 もしもう一人仲間がいるのであれば、それはサイラスを殺したシーシャでは有り得ず。 また、こうして話している暇などない筈で。
リビングに入る前のやり取りから、ジリヤもまた同族だと、確信めいた思いを持っていた。]
(132) 蒼生 2013/12/09(Mon) 22時半頃
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…え、其処にいるんじゃないのかい?
[>>119てっきり、リビングの扉の所にいるとばかり思っていたが。 確かめる為にか、サミュエルが入口の扉の方へ歩いていく。
―けれど戻った彼が持って来たのは二輪の花>>92だけ。 彼女の荷物は、置かれたままの場所にあって。]
……何処、行っちゃったんだろう。
[女も気配を探ったが、屋敷の中には感じられず、困惑に眉を下げる。
まだ雨風が止んだわけではないのに。 ……風邪を引いたりはしないだろうけど。]
(135) 蒼生 2013/12/09(Mon) 23時頃
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…ボクは…、
…ん、…そうだね。
[>>134シーシャから君も、と返って来たのに驚いて。大丈夫、と言おうとして、言葉に詰まり。 確かに重くのしかかるものは感じていたが、疲れた、というのとはちょっと違う気がして。 けれど上手い表現が思い浮かばずに、女は同意するだけに留める。
そして視線を落としてぽつりと呟いた。]
――ボクは、また…。
[そこで女は口を閉ざし、拳を握りしめる。 近しい者を奪われる苦しみをまた味わった。 けれど敵を討てたのであれば、時間が経てばゆっくりと薄れていくだろう。 女は経験上、それを知っている。]
(137) 蒼生 2013/12/09(Mon) 23時半頃
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……。
[耳に届いた、自分の零した言葉を受け取るような音に女は目を伏せた。
自分の足で立たなければ。 もう、温かく照らしてくれる光はないのだから。
グロリアを失い、自分がどれだけ彼女に寄り掛かって生きていたかという事を知らされた。 こうして生き残ったのならば、自分は生きなければならない。 どうすればいいかは、まだ分からないけれど。]
(138) 蒼生 2013/12/09(Mon) 23時半頃
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[>>144自分が零した言葉に掛かる、シーシャの言葉を女は噛み締める。]
――そうだね…。
古傷、かぁ。 …そうかもしれない。
[その言葉で、シーシャも誰かを失った事があるのだと分かる。 長い時を生きれば色々ある、と言った相手は誰だったか。 下手に慰められるよりはずっと良かった。]
(153) 蒼生 2013/12/10(Tue) 00時頃
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[女は手を組んで、ジリヤが望む結果を得られるように祈る。
そして。]
――ねぇ、二人とも。
皆を弔ってあげたいんだ。
手伝ってくれるかい?
[女は男達にそう声を掛ける。 彼らが手伝ってくれるなら、女は彼らと協力して死んだ者達を等しく弔った。
そして彼らの灰の一部―サイラスの身体は灰化しなかったので、彼の血を吸ったマドカの灰を―を自分の荷物に忍ばせ。 女はそれを持って島を出た。*]
(158) 蒼生 2013/12/10(Tue) 00時頃
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