人狼議事


88 吸血鬼の城 殲滅篇

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貴方の仲間……
修道士さまに聞かせたい台詞ね
彼なら如何こたえるのかしら


[学者然とした彼の言葉
ゆうるりと口を開く]


 エリアス…私の名前。

[呟けばそれはしっくりと馴染み。]

 貴女が私の親…?

[問われてアヴァロン伯をじっと見つめ。
やがて頷いた。

彼女を見ていると安心する。
彼女に委ねれば間違いなんてない、何故かそう確信して。
嬉しそうに笑みを浮かべた。]


【人】 捜査官 ジェフ

[空中からでは、ヘクターが身体を逃がす動きにも、
下から突き上げる行動にも、臨機応変に対応できずに、
胸部に激しい衝撃を受ける]

 ぐ……ぁっ……

[呻き声とともに、身体は簡単に宙を舞い、
受け身もとれぬまま床に打ち付けられた。

剣も打撃の衝撃で手から離れて、
倒れたままでは手を伸ばしても届かないところに、
からんと音をたてて、転がった]

(139) 2012/05/03(Thu) 22時半頃

【人】 捜査官 ジェフ

[仰向けに転がったまま
目が霞んで、意識が閉じそうになるのを
辛うじて持ちこたえている

革袋に入った、もう1本残っている青い薬。
どれくらいの時間を開ければ、
副作用を心配しなくともすむのか。

頭の中を支配することは、その考えだった]

(140) 2012/05/03(Thu) 22時半頃

[エリアスの笑みと返事に安堵の吐息が零れる。
ほっとしたような嬉しそうな
そんな笑みを頷くエリアスに向けた]


好かった
私の名はクラリッサというの
よろしくね、エリアス


[現世へと呼び戻そうとする騎士が紡いだ名を
守りたいと思う存在に告げて
女はこれから歩むべき未来を模索する]


[レオナルドの言葉を聞けば、切なげに目を細め、深く息を吐く。
彼がそう思うのも無理は無い。
正義の為にと果敢に戦った挙げ句がこの有様なのだ。
ともすれば、自身も折れそうになる心を懸命に支えながら。

それでも何かに縋り付きたいと、じっと時折鏡に映る未だ懸命に戦う仲間の姿を見つめていた。**]


 クラリッサ様。

[確かめるように呟き。]
 
 よろしくお願いいたします。

[深々と頭を下げた。
クラリッサは親になるという。
なら、娘の自分は何をしたらいいのだろうか。
疑問は浮かぶが、きっとこれから分かってくるのだろう**]


【人】 捜査官 ジェフ

 私が生きている理由……?
 むすめ……を最初に斬ったから……?

[それは、どういうことなのだろう。
物理的なことで、自分の知らないなにかがあるのだろうか。
それとも精神的なことなのか――
恐らく後者なのだろう。

と、何かを蹴り飛ばす音。
確かめるように床のあちこちを触っていると
ヘクターの血が僅かについた長剣に指が触れた。
必死に手繰りよせると、杖がわりにして身を起こす]

(150) 2012/05/03(Thu) 23時頃

[これから結ぶは親子のような関係。
けれどクラリッサが望むとすれば
他愛ない日常を語らえる友のような関係。
そうなるには先ず互いを知ってゆかねばならぬだろう。
自然とそうなれるよう時間を積み重ねたいと思う]


さま、は付けなくていいのに


[垂れるエリアスの頭に手を伸ばし、そと撫で遣る]


少しだけ、此処で待っていて
すぐに、あなたを迎えにゆくから――…


【人】 捜査官 ジェフ

死んで……たまるか。

[やれることは、恐らくあまり残されていない。
今の一撃を防がれるようでは、他の攻撃がどれほどになるのか。

考えてもわからないから――
力を振り絞ってヘクターに、もう一度肉薄し。
心臓をめがけて突き出した]

(152) 2012/05/03(Thu) 23時頃

 「全知全能の創造主」などという、幼稚で愚昧な暴君が世界を支配していると考える方が愚かでしょう?
 この不完全な世界を創造し支配する存在がもしあるとするなら、それは不完全な造物主に過ぎない。

[眼鏡のレンズが蝋燭の光を反射したようにギラリと光る。]

 それとも、被造物に苦痛に満ちた生と残酷な死を与え、悪のはびこる世を肯定する「神」が、実在したほうが良いとでも?
 そんなものが存在するとしたら、それは「邪神」と呼ぶ方が相応しい!

[いつも笑んだような穏やかな表情を浮かべていた錬金術師は、今や悪霊と呼ぶほうが相応しい邪悪な知を湛え、高らかに叫んだ。]


[くつくつと嗤い声を上げながら、ゆらりと影のように振り向き、クラリッサを見遣る。]

 人間ごっこ、ですか。
 あなたはまだ自分が人間だという自己欺瞞を演じ続けるつもりなのですか?
 無垢で純真で、弱くて無知のまま、自分からは何ひとつ引き受けようとしない。
 可哀想な存在のまま、慈悲を垂れたつもりですか?

[にたりと口の端を三日月のように吊り上げた。]


魔性に「神」を論じるのも妙ね
苦痛に満ちた生と残酷な死……
貴方はその「神」とやらに絶望したの ?
それともこの世界に絶望したの ?


[レオナルドの高らかな叫びを聞けど
向ける声は相変わらず穏やかで静かな響き]


【人】 捜査官 ジェフ

[ヘクターは直前でまたも、素早く体勢をひねり逃れようとする。
その身体を追うように剣の軌跡をほんの少しずらし――。
それでも狙った場所には届かなかったが、
突き刺したとという手応えは確かにあった

筋肉の鎧を突き破ろうと、左手に力を籠める。
右手は剣に添えているのがやっとだった]

 ヘクター……。
 もう一度……死ね!

[痛みで意識は飛びそうになり、目の前のことしか考えられなかった]

(161) 2012/05/03(Thu) 23時半頃

人間だとは思っていないわ
だって、私は既に二度も死んでいるのだから


[自らの弱さも知っている。
レオナルドの言う事にはずれでありあたりである]


慈悲――…
そう、貴方にはそんな風にみえるのね
私の為す事は慈悲でなく欲
私は自らの欲の為に動いている


[嘲笑を浮かべ、クラリッサに歩み寄る。]

 よくもあのヘクターが、そんなに弱い存在を傍に置いておいたものですね。
 それとも、弱いからこそあなたを愛でたのですか?

[呆れたような声でクラリッサを見下ろした。]


――…如何なのかしら
彼の方に尋ねてみれば分かるのではなくて?


[緩く首を傾げながらレオナルドを見上げる]


【人】 捜査官 ジェフ

『良い一撃じゃねぇか。』

[随分と近くで聞こえるヘクターの声。
身体中を蛇に巻き付かれるような、
鈍くて強い痛みが走って顔を上げると、
鋭い牙が獲物の血を今か今かと待ち望んでいるように、
剥き出しになっていた。
驚いたように目を見開くと]

 ――……!

[這い上がるのは嫌悪だけしかない。
手から剣を離すと、吸血鬼の身体から逃れようと身を捩りながら、
顔に手を伸ばして、なんとか遠ざけようとする]

(165) 2012/05/03(Thu) 23時半頃

ジェフは、ヒューに話の続きを促した。

2012/05/03(Thu) 23時半頃


 全知全能の造物主が存在しない以上、
 善悪は概念に過ぎず、絶対的な価値を持たないのだから、
 「魔」など存在の有り様を示す言葉に過ぎない。

[指で眼鏡を押し上げ]

 私は絶望などしていませんよ?
 むしろ世界の真実を悟って、心が晴れ晴れしたくらいです。

[歪んだ笑みを唇に刻んで、愉しげに腕を広げた。]


「魔」が存在の有様を示す言葉だというのなら
「神」もまた存在の有様を示す言葉かしら


[語るレオナルドの様子を不思議そうに見詰める]


人の一生で悟れるほど
世界の真実は単純だったの ?


世界の真実を悟れたほどの貴方なら
彼の方が私を傍に置いた理由も分かるのではなくて ?


[先ほどレオナルドが口にした疑問をなぞり
ゆるやかに笑みを浮かべる]


【人】 捜査官 ジェフ

 な……。

[何を馬鹿なことを。
そう言いたかった

自分の血だけでなく、身体を貫いたヘクターの血が服に付着している
それが、服を染みとおって自分の身体につくような感触がして
気持ち悪い]

(170) 2012/05/04(Fri) 00時頃


 もし尋ねることができたら訊いてみましょう?

[くつりと暗い冷笑を浮かべ、優しげな手つきでクラリッサの髪に触れようとする。]

 うるわしい姫君。
 あなたの美しさは、あの暴君を以ってして傾城に足るに相応しいようだ。


【人】 捜査官 ジェフ

 ぐああああああああ!!!!

[一面の闇の中、響き渡る絶叫
どんなに藻掻いたところで、ヘクターの腕の中から逃げることはかなわず。

首筋を食い破かれ、あたりの肉ごと食されているように、抉られた。
ヒトの温かい血潮が、飛沫をあげて勢い良く吹き出して
ヘクターの顔を染めてゆく]

(172) 2012/05/04(Fri) 00時頃

【人】 捜査官 ジェフ

  [目が霞む]


   [息が出来ないほど苦しい]

 
     [痛い]


      [熱い]

(175) 2012/05/04(Fri) 00時頃

 私の悟った世界の真実は、世界を動かすものは善も悪も無い、精緻な機構だったということですよ。
 その仕組みを、原理なり法則なり一部でも解き明かすことができたなら……!

[その眸に、一瞬だけかつての誠実な学徒であったころの純粋な知の憧れが戻り輝いた]


 それを知ることができたなら――!

[切ないほどの熱情を込めて囁いた。]


尋ねて答えを得たなら――…
その答えを貴方の口から聞きたいわ


[当人に其れを聞く勇気はないのか
冷笑浮かべるレオナルドにそんな事を言う。
伸ばされた手を避けることはなくはたりと瞬くのみ。
触れるは容易。
なれどそれが叶うは僅かの時間。
女の目覚めは刻一刻と近づく]


――…心にも無い事を


[賛辞にはじらうでもなく困ったような笑みを浮かべた]


【人】 捜査官 ジェフ

[師の怒ったような、困ったような、笑ったような姿が脳裏に蘇って]


    [――ジェフリーの意識はそこで途絶えた**]

 

(178) 2012/05/04(Fri) 00時頃

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