人狼議事


238 聖痕の空〜Knockin' on heaven's door〜

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【人】 子守り 日向

 そんなの、日向が聴きたい!

[>>169詰る声に、涙の交じる声で答えて。
それでも、聞こえた>>170低い声に、黙する。]

 …………えふ。

[身を伏せたまま、呼ぶ声は何処か心細げに。]

(173) 2015/09/19(Sat) 00時頃

【人】 子守り 日向

[>>190ふにゃ、と一瞬、情けない表情で。
けれども。]

 !!!!!
 だ、め!!!!!

[>>198漏れる光に、ワイヤーを放ち。
その盾を、剣を。少しでも男から逸らそうと、足掻く。]

(204) 2015/09/19(Sat) 01時頃

【人】 子守り 日向

[>>203手を出す迄もない様子に、安堵しつつ。
けれど、決定打がないのから、変わらぬ事。

ならば、と。
せめて、囮になるよう。前へ脚を踏み出し、空いた正面へと滑り込む。]

(205) 2015/09/19(Sat) 01時頃

【人】 子守り 日向

 …………っ…………あぁあぁぁぁぁあぁぁぁ!!!!!!!

[>>208放たれた光の剣を、ワイヤーで撃ち落とし。
けれども、左の腕に掠めて。

光が掠める先から、異様なまでに蠢く左腕。
あたかもそれは、血が沸き、煮えたぎるような。熱と痛みを伴い、腕の血が塞がりゆく。

それは恐らく、術者に取っては想定外。
しかし…………]

(211) 2015/09/19(Sat) 01時半頃

[アヤメちゃんと話した後だったのか。それとも最中であったか。
蝶野の聖痕と呼応してか、私の執着かでイツキのまわりで起きていることがわかると気づくのはちょうどアキハくんが土御門に訪れたとき:84]

え、…アキハくん?
なんで…貴方が

[彼も、イツキを問い詰めにきたのだろうかと不安に思えば、そうではなく、聖痕を奪いに来たと隠しもしない]


おかしいわ。だって、アキハくんは…

[人一倍、掟を守り、世界を観測する仕事に従事して毎日を過ごしていると思っていた子が。
けれど、そのせいかあまりに子供らしさの抜けてしまっていた子。

彼もまた、アヤメちゃんと同じく譲れない何かの為に門を開けようということなのか。
先代の犯した罪の意識からだったとしても。もう一人の弟のように気にしていた彼のその決意に気づくことのできなかった自分が恥ずかしい]


:84


もう一回訂正


蝶野の遺産…ですって
そんな…恐ろしいことを…アキハくんに…あの男(ひと)は…

[私はきいていないわ。先代は…守りを忘れ、鉱石に狂い、12柱を害そうとしたとしか。

蝶野の当主を継ぐとき、先代がまだ小さい大須賀から聖蝶を使ってまだ見ぬ鉱石を作り出そうとしたと聞いた。

聖蝶カラットは、蝶野の聖痕から魔力を蜜のように奪い、そうして蝶野の秘宝ともいえる緋火色金≪ヒヒイロカネ≫のもとを生み出す。
わたしの使っていた金色の槌であるジャックもそれを素材に創った。

けれどその秘宝のもとも、すぐに集まるものではなく、毎日少しずつ糧(魔力)を吸われることでできるものだから]



[だから、もし鉱石を作り出すほどの魔力をアキハくんから取ったのなら。アキハ君は死んでいただろう。だから、それは未遂…とまで言うつもりはないが、成功には至らなかったのだろうと。

そう、蝶野は判断したと。]

[けれど、蝶野が知りえぬ二重聖痕≪デュアルスティグマ≫ならば、
傷だらけの灰天使≪キル・ミー・エンジェル≫ならば、
その虚脱に耐えられるだけの魔力を生み出せたのかもしれない。人体への影響がどれほどあったかは図り知れないが。]


―幕間―

「不服かい?鉱石のもとまで灰色なのが遺憾なのかな?」

[蝶野の少年は、聖蝶によって魔力の抜かれた大須賀には目もくれず、
大須賀の願いを知ったうえで逆撫でするようなことを愉しげに言う。]

「君たちは、灰色だから美しいのだと思うけどね」

[聖蝶からもたらされた、鉱石のもととなる鈍い光をはなつそれを大事そうにかかえる]]

「まあ、説教なんて僕らしくないね。やめやめ。
いいだろう。キミが望む意思≪イシ≫、確かに見せてもらったよ。
ふはははっ面白い。

≪起動≫とはね。ふふふ。
こども見るアニメのような陳腐さだが、純粋な願いだ。
こどもでなければ見れない夢ともいうべきかな。

素晴らしい宝石を作り上げてみせよう。約束しよう」


[昏くて寒いこの場所で。
今迄あったのは玉露さんしかおらず。

カイちゃんはどこだろう。
そして――もう1つの気配の主も、どこだろう。

分からぬまま、知らぬまま。
私は瞳を唯、閉じていたのです。

地上では結界の中で奪い合いが加速して。
裁きなのかそれとも。光が周囲を焼きます。]


[その中でも泣き続ける私は、ある意味滑稽なのでしょう。
後悔はしていなかった。ですが
今、私は悔恨か懺悔か。

大粒の涙を、零していたのです**]


[最期の記憶はとても寒かった。
だから今もとても寒い。

凍ったこの身体は動くまい、そう思っていたけど。]


 は……、


[吐き出す息は白く、
無理矢理に身体を動かせば、ぱきん、と音がして指が折れて落ちた。


カ……ツァ――――――――ン


凍った指が地面を叩く音。]


[痛みなどない、感覚もない。
しかし驚きはそこあって、でも動く事もできず。
呆然としていれば、やがて。]

 …夢?

[身体は凍っておらず、指もそのままだった。]

 ああ、幽霊も夢を見るのか。

[死して尚、夢に縋る、なんて罪深い]
 


[ここがどこだか分かってはいない。
だが死と現実の狭間なんだろうと思っていた。
だからきっとここには彼女がいるはずで。]

 ……ふむ。

[今会うには少々気まずい。
彼女を殺したのは間違いなく己であったし。
そこは信念が故、仕方ない部分もあった。

だが続くロボット戦は。
あれは、完全に趣味だった。]


[ちなみに言っておくがロボット開発は土御門の秘匿すべき情報ではない。
あれは純粋に”斎”として研究開発していたもので、土御門は関係ない。
土御門の技術の結晶ではあったけど。

土御門が秘匿にしてまで研究していたのは生物兵器であった。
その研究の流れで斎の能力、血を扱う能力は生まれたのだ。
己の中に最近を取り込みばら撒く事。
それを目的とした実験、研究。
斎の血液は未だ無害だが、このまま研究が進めばなんらかのウィルスを注入していただろう。
ウィルスの種類によっては爆発的に火力が増す物、毒を孕む物、精神を犯すもの、様々な効果が期待できた。]


[それらの副産物である発明品もある。
三黒に渡そうと思っていた弾丸もそうだ。
ウィルスが仕込まれた弾丸。
どこでもいい、当たればウィルスが忍び込み内部から破壊する。
そんなものを渡されても三黒は困っただろうか。]

 そうだ、幸々戸はどうなった。
 三黒は…七緒は、どうなった。




 それに、



                玉露は。


【人】 子守り 日向

 う、ぁ    ぁ

[少女は、呻く。

蹲り、身を抱え。
裂断と再生とを繰り返す、呪と血の折り重なる、宿業に。]

(285) 2015/09/19(Sat) 22時半頃

【人】 子守り 日向

[だが。]


 ……………………えふ?


[>>263不意に訪れた無音に、目を見張り。
男の姿の代わりに現れた盾に。]

(289) 2015/09/19(Sat) 22時半頃

【人】 子守り 日向

 …………や、



 そんな
 そんなの、     そんな



 ………………………………

(293) 2015/09/19(Sat) 22時半頃

【人】 子守り 日向

 ――――…………     ―――    ………… !!!!!



[百舌鳥の巣の中、産み落とされた異質《郭公》。

左腕を伸ばし、声に成らぬ声で、《F》を呼びながら。
本来ならば、決して覚醒めぬ筈の能力>>84が。
熱量を伴い、形となった。


左の腕に纏わり付く炎は、やがて球体を成して。
聖女と振る舞う女へ向かい、跳んだ。

男のそれに威力は及ばぬものの。
当人すら制御しきれぬ炎の塊は。
守護の盾の前には、儚い物かもしれないが。]

(295) 2015/09/19(Sat) 22時半頃

子守り 日向は、メモを貼った。

2015/09/19(Sat) 22時半頃


【人】 子守り 日向

 ……………っ……!

 エフ、エフっ……!!!

[だが、それも1度きり。

消えた姿に取り乱す少女は。
男の居た方へと向かい、駆け出した。

丁度、今しがた炎を飛ばした先。
聖女に背を向けるような体で。]

(304) 2015/09/19(Sat) 22時半頃

【人】 子守り 日向

 …………え、………………。

[>>303どくん、と。
脈打つ左腕は、炎より重く、熱を孕んで。

びしり、と。音を立てるかの如く、止まる。]

(306) 2015/09/19(Sat) 22時半頃

【人】 子守り 日向

 あぁ   ぁ      あ


      ……………………………、

[>>305過ぎたる癒しが、少女の腕に芽吹く。
大人であれば即座に《落とす》なり、間に合うのかもしれないが。
生憎、少女の小さな体にその衝撃は、負担は、重すぎて。]

(315) 2015/09/19(Sat) 23時頃

【人】 子守り 日向








[痛みを超えた衝撃に、声も出せぬまま。
少女の瞳から、光が消えた。]

(317) 2015/09/19(Sat) 23時頃

【人】 子守り 日向

 ― 追想 ―

[痛みと衝撃に意識を抉られる最中。
少女が《視た》のは、遠い日の記憶。]


 ――――ととさま。

           なに、してるの?


[山に面する庭の、とある木の下。
しゃがみ込み何かを片付ける父に、声を掛けた。

幼くして当主を継いだ自分に、何処かよそよそしい実の家族。
その筆頭が、父だった。

にこやかな笑顔で少女に接しつつも。
その実、少女を《当主》と呼び、決して我が子とは呼ばぬ態度。
それでも。幼い少女は、それを当然の事と信じ。それでも、家族の……一族の愛を信じ続けていた。]

(337) 2015/09/19(Sat) 23時半頃

【人】 子守り 日向

 『何、って。



  百舌鳥の巣に、郭公が卵を産んだらしくてね。

  棄てられて割れてしまった卵を。
  埋めて、いたんだよ。』


[――――……笑顔の裏に、決して笑わぬ眼差しと、憎悪の色を感じ取って。
そのまま、訳も解らず逃げ出した、あの日のあの瞬間迄は。]

(339) 2015/09/19(Sat) 23時半頃

【人】 子守り 日向

 ― 現実 ―

[思わぬ覚醒を遂げた体と、それを苗床に育つ《異質》と。
それに抉られる意識を繋いだのは、>>331肩を通じて流し込まれた、新たな《光》。]

(341) 2015/09/19(Sat) 23時半頃

【人】 子守り 日向




 ――――…………、…………なな、…………?


[久方ぶりに逢えた相手に、きちんと挨拶も出来ぬままだった、と。
痛みに思考は、斜め上へと巡り。

>>332拒む事すら浮かばぬまま。
少女の体に、新たな《痣》が宿る。

首筋に浮かぶ萌黄の聖痕の他に。
新たな、《痣》が。]

(342) 2015/09/19(Sat) 23時半頃

子守り 日向は、メモを貼った。

2015/09/19(Sat) 23時半頃


【人】 子守り 日向

 ………………、ぁ…………。

[そして。>>344去る姿に、右の腕を伸ばそうとして。
痛みの最中、記憶は不意に繋がる。
声だけなら異質なあの声を、麗亞の物と断じた、真の理由。

>>0:155あまりの豹変に。
白昼夢、若しくは聞き間違いと、と。意識すら無意識で認識を拒んだ、クレープ屋でのあの一瞬。

己が聴いていたのも、丁度。
あんな口調の、言葉だった、と。]

(349) 2015/09/19(Sat) 23時半頃

【人】 子守り 日向

[だが、それもつかの間。]


 ――――……………………!?


[突然の、虚脱感。
>>348宿ったばかりの聖痕は、緑の光を纏い、天へと伸びて。

門の元へと、還る。]

(350) 2015/09/19(Sat) 23時半頃

子守り 日向は、メモを貼った。

2015/09/20(Sun) 00時頃


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