人狼議事


30 ─今夜、薔薇の木の下で。

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メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


[精気も生気も吸い尽くされ、誰の目にもつかぬ非常階段の上でぐったりと横たわる。]

…べね……さ………
[荊棘の牢獄に囚われた魂は、喰い込む棘の痛みに苦しみながら、うわ言のように求める人の名を呼んだ。]


【人】 良家の息子 ルーカス

─ 四阿 ─

[いつしか、ハーモニカの調べは止まっていた。]

先輩、もし、まだしんどいようなら、しばらく横になられませんか?

……木のベンチだから、昼寝には向かない気もしますけど。

(0) 2010/09/09(Thu) 00時半頃

良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2010/09/09(Thu) 01時頃


― ロビンの部屋 ―
[少年は、主の居なくなった部屋のベッドで昏々と眠り続ける。
身体には何の異状も無い。
まるで通常の睡眠のような、穏やかな呼吸が続いている。
だが――陽光が翳り、星が瞬き、再び朝日が昇っても――少年に、目覚めようとする気配は全くみられなかった]

/*
>ベネット
もしメモ伝達して頂けるなら、上記分だけお願いします。
メモが長々しくなるのも何なので、告知した後は履歴参照という形で結構です。


/*
>ベネット
というか、情景描写だけですので、発言にして頂くという手もあるように思います。ベネットの発言ptを削ってしまうのがちょっと難点ですが。

>墓組
ところで、墓下でもPL発言は無しですか? 情報に無いので悩んだのですが、とりあえず今だけ。尤も、だからってメモでのPL間会話OK,とかだと本末転倒なようにも感じますし。


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


【人】 良家の息子 ルーカス

そうですね、好きにしますから。

[おやすみなさい、と横たわって目を閉ざしたディーンに、そう答えた。
もっともこの場合、好きにするというのは、上級生が目覚めるまで待機しておく事なのだが。]


……ってえかだな、ほっとけないだろ、普通。

[手は休めぬまま、苦笑いを浮かべて、眠るディーンの寝顔を*見ている*。]

(4) 2010/09/09(Thu) 01時頃

―夢・自室―
[お互いの唇の間。赤銀の橋が伝う。値踏みする視線すら蒼薔薇の毒に
 侵されきった躯には、じわんと熱を及ぼす。
 胸の既に起った突起を抓りあげられてさえ、痺れを走らせ。]

…ふぁ…あっ…ん……っ

[上がるのは悲鳴でなく黄色い嬌声。痛みの感覚は、もう消え去ってしまった
 これでは……。今度は冷たい歯が当たりぎりと噛まれる。
 やっと悦楽の中に、微かな痛みが蘇る。なのに口端から漏れるのは
 薔薇の吐息でしかなくて
 ――こうじゃなくて、これじゃなくて。罰して欲しいのに。
 求めるものは得られなくて――…。 
 ディーンのはがされた仮面それは確かに望んだ、自分だけのもの。
 壊し壊されるのは心。本当は…本当に望んだものは……。]

…あっ。

[手首が捩れてすら悲鳴が悲鳴にならず。もう快楽にしかならなくて
 蒼薔薇の毒を恨んだ。 これでは――…。]


―夢・自室―
[前日の夜、自分がロビンに取らせた姿勢を取らされて。
 同じように震える背中が強請るように腰を高くあげてしまう
 下肢を空気に晒され。ふるっと太腿から下肢に背中から脳髄まで
 電気が走るように撃たれて

 これで望みを叶えられるかと思った刹那。不意打ちのように
 優しく這う水音。その仕草はちりちりと頭を焦がす。]

…んぁ……

[酒の戯れの火遊びですらこんな風に丁寧に施されたことはない。
 大概、自分のアロマオイルを塗りこむのがお決まりだったから。 
 指先ではない感覚で攻められることに震え、怯えた。]


……ぐっ…あぁ…あぁ……っ

[喉を鳴らして襲い掛かられるように貫かれて、内壁を抉られて
 悲鳴は一瞬に嬌声へと変わってしまう。押し広げられひりつく感覚
 それ自体は幾度か味わっているだけに壊れそうにも壊れてくれなくて]

…もっ。もっと。強く…くぅ……っ

[幾度なく貫かれ。幾度もの小さな死を裡に感じなんと頭が白く
 遠くなっても未だ足りなくて。肩に感じる重み。
 獣のような咆哮と共に。呪いと毒が自分の肩からディーンの左眼へ
 途端に襲い掛かる衝撃。内側を白く染め上げて壊されていく……。]

[肩の蒼薔薇は涙に濡れて最後の花を誇らしげに咲かせ。
 僅かに取り戻した魂は。そっと涙を零す]


ああっ……

[ディーンの乾いた笑いがやけに遠くに耳から耳へと抜けてしまう様。
 自分も、相手も。躯だけでなく、心も壊し、壊されてしまった―…。

 望んだはず、望んだはずなのに。やっと自分だけが知るディーンを
 手に入れたと思ったのに―――…]


[ただ、欲しくて知りたかっただけ……。薔薇の呪いが、毒が狂わせて

  
 …―――いや、何処から、掛け金が間違ったのか―――…。


                       ―――わからない。]


[薔薇の毒を流そうとしても染み付いたそれは落ちることなく
 夜露のように涙は溢れて止まらず。]


…莫迦、野郎……。

[小さな呟きは、ディーンへとも自分へとも――…。
 壊し、壊されて。もう。此の儘。気は失われて―――……。*]


現実と夢の狭間を*彷徨って*


メモを貼った。


【人】 良家の息子 ルーカス

─ 四阿 ─

呪いにかかっているのは、自分だけじゃない、確か先輩、そう言ってたな。

[ならば、他にも誰か具合の悪くなっている者が出ているのではないのだろうか。]

[ユーリーの事は出来るだけ伏せる、そうトニーと約束していたのだが、その約束を破るぎりぎりのところまでは、誰かと話をしなければならなくなるかもしれない。]

まあともかく、先輩と寮まで戻ってからの話だろう、な。

[建物の方を見て、ため息を一つ*ついた*。]

(21) 2010/09/09(Thu) 07時半頃

良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2010/09/09(Thu) 07時半頃


[誰でもよかった。それは案外図星だったのかもしれない。
本当に大切なもの以外ならば誰だって。

行為などはただ、欲を満たす為の搾取で、
苦痛と屈辱しか与えないのだと、ずっと思い込んで居たから。
そう、この甘美なる悦楽を識るまでは。

茨の檻の中、夢に聞く声はあまりに遠く、
何も出来ぬ口惜しさに足掻いて、更に魂に食い込む棘。
慟哭も悲鳴も、今はもう届かない。]


――非常階段――()
[揺らぐロビンの傍らで、透明な少年は儚く微笑む]

――僕がもっと年嵩で。もっと身体も大きければ。
――そうだったら、どれだけでも君の願いを叶えてあげられただろうに。

[哀しげな視線をディーンに投げて嘆息した]

……彼は……或いは行為そのもの、としては、ロビンの希望を叶えてくれるかもしれない。
でも、それはあくまで仮初の慰めにしかならない、っていうことも、聰明な君のことだ。わかってるんだろ?


……彼には、その《衝動》がない、ということが。

[ロビンの方を向き、少年は目を閉じる]

それは個人の素質、ある種の運命みたいなものだ。
僕が君に牽かれた理由のように。
君が“それ”を求める理由のように。

――不合理なものだよね。いま、この時に、僕が彼だったなら。

[再びディーンに視線を投げる。込められた感情は羨望や嫉妬ではなく弔哀。短く嘆息した]

他のすべて、何もかもかなぐり捨てて君に向き合っただろうに。


――非常階段――()
……駄目なんだ。
足りないんだよ、ディーン。

君にはきっと――ロビンをすべて、抱え込むことはできない。

[凌虐の行為を始めようとするディーンに呟いて、情欲に火照るロビンの表情を見つめる。かすかに微笑んだ]

……でも、もしそれが一部分でも適うのなら。
僕はロビンのために祈っておくよ。
目覚めてからの空漠に苦しまないように。


瞼を閉ざし――やがて*姿を消した。*


いいよ



オレは蒼薔薇と死んでもいいんだ。



先輩が無事なら







いいんだ。

[見えた夢の画像に囁いて**]


/*しまった、《衝動》じゃなくて『強欲』っていっとくんだった!


メモを貼った。


メモを貼った。


―医務室―

莫ー迦莫ー迦。 ……責任……取………や………れ。

[漏れる言葉は罵倒なのに。ふわりほわりと優しいものが溢れて]


良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2010/09/09(Thu) 17時半頃


メモを貼った。


良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2010/09/09(Thu) 17時半頃


― 夢の中 ―

[意識を失って、
 でも見ているのは寮内の風景。


 それは、今だけではなくて、
 昔も多く含まれている。]


[そして、そこにはいくつもの〜if《モシモ》〜も散らばっていた。]



[それを第三者のような、そうでないような立場で、見ている。]


メモを貼った。


メモを貼った。


― 医務室 ―

[錯綜するさまざまの夢の一場面に足を踏み入れる。
 それは、同室者の優等生に罵声を浴びせかけるサイラスの姿。


 その顔は笑っているような泣いているような、
 まぁ、随分情けない顔だ。]

 ――……

[そこから見える茨の檻。
 その中には赤毛が見えた。]

 
 ――……見事に駄目人間ばかり  かな。


[欲見渡せば、駄目人間ではないトニーやユーリィもいたのだろう。
 だが、今見えたのはその二人で、苦笑を零す。]


夢の中で、煙草を吸う、仕草・・・・・・。


[それまでも一緒の寮で過ごしてきたはずのフィリップに、
 この夏、恋をした。

 それは、客観的に見れば、ばかのように映ったかもしれない。
 でも、それはそれで、よかった。

 忘れていたハーモニカを取り出して、
 それを吹いて、想って、




 そうとっても、幸せな心持ちでいられたのだから。]


[ただ、そんなだから、セシルがフィリップのことをよく知るわけがない。

 フィリップが「大事」にされることに孤独を覚え、「壊され」たい衝動があるなども、知るわけがない。






 だから、彼は自分の心に素直に、フィリップを「大事」にしたいと繰り返す。

 それが伝わらないものだとしても、
 いや、伝わって、それを拒絶されたとしても、
 彼はきっと、「大事」にしたいと思うことはやめられない。]






      ―――…なぜなら、彼は、イノセント《バカ》なのだから。





   


煙草の煙を吐き出す仕草。


【人】 良家の息子 ルーカス

─ 四阿 ─

あ、気がつかれましたか?よかった。

[しばらく後、ディーンの目が開く。
一安心したのもつかの間、「急用だ」と只ならぬ面持ちで去っていく上級生をぽかんと見送り]

ちょ、先輩!

[我に返った時には、ディーンの姿は寮舎の中。]

(119) 2010/09/09(Thu) 18時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

ったく、何してるんだ俺は……。

[自分の呆け振りが忌々しく、一つ首を振る。]

そういえば、ユーリーはどうなったかな。

[もし万一彼が意識を取り戻していたなら、トニーは喜んでいる事だろう]

──いや、誰かの所に行くって言ってたし、知らないかもしれないな。

そうだな、様子を見に行ってみようか。

─ →医務室 ─

(121) 2010/09/09(Thu) 18時半頃

ルーカスは、そして、医務室の盛況ぶりに眩暈がしそうになった。

2010/09/09(Thu) 18時半頃




[ふと、聴こえる。好きな人の問い。
 それに答えるのは容易い。]




      ――……フィル先輩が、欲しかったんだ。




   


[キスしたかった。好きだったから。
 でも、蒼薔薇に影に隠れて、それでもフィリップを見ていた時、
 フィリップが肉の悦びに悶えていた時、

 確かにそれから目が離せない自分もいて…。

 自分の中に芽生える欲望を蒼薔薇は引き出してあざ笑う。]


(フィリップはお前なんか好きじゃない。
 「大事」なんて口先だろう。)
(フィリップはお前なんか求めない。
 だから、お前はいなくなっていい。)


[セシルはいらない。蒼薔薇は身体を明け渡せと、今でも沈黙を守りながら訴えている。]


【人】 良家の息子 ルーカス

─ →医務室 ─
え、と。フィリップせんぱ……い?

[ユーリーに加え、横たわるセシル、そして、なんとなく様子のおかしいフィリップ。
声をかけてみたものの、フィリップの耳に届いているのかどうか?]

(124) 2010/09/09(Thu) 18時半頃

煙草をもみ消す仕草。


[蒼薔薇に笑う。]

(何、言ってるの?)

(先輩がオレを好きだとか、そうじゃないなんて、
 それは先輩の思うことで……。)

(オレはただ、好きなだけ。それだけ。)

(だから、先輩がオレがいなくなればいいって思うなら)

(そのままどこかにいくよ)

[そう言って、しまう。]






(くすり)


[蒼薔薇が笑う。
 蒼薔薇は、まだ、消えていない……むしろ……。*]


ルーカスは、フィリップの肩を、そっと叩いた。

2010/09/09(Thu) 18時半頃


【人】 良家の息子 ルーカス

セシルも、薔薇に?

[寝台の上の同級生を見る。身動き一つしないその様子が痛ましく。]

先輩は大丈夫なんですね?

[質問ではなく、そうであってほしいという願望。]

(126) 2010/09/09(Thu) 19時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

[示された首筋の蒼い花弁。

思わず指先でなぞると、先刻薔薇の棘でついた傷から、赤い筋が、一本 二本。]

……お揃い、なのかな。

[ふと気づいて、左手の腕時計を外した。
フィリップの方に、手首の蒼い花びらを向ける。]

(128) 2010/09/09(Thu) 19時頃



莫ー迦、莫ー迦。皆。莫迦、なんだよな。


[笑い顔とも泣き顔ともつかぬ、セシルが情けない顔と称した、
 まさに情けない状態で拳を一つ。中に放る]


…皆、莫迦になっちまえ……。


[今、一番殴りたいと思うのは言うまでもなく]


()
[興味深そうな表情で、ラルフの推測に聞き入った]

なるほど。呪いの源になっているのは今まで連綿と繰り返されてきた中庭での逢瀬、そこに渦巻いた情念か……。
面白い推論だね。
それなら、ルーカスや僕がさほど強い影響を受けずにいる訳も分かる。現に僕はロビンと身体を交わしたというのに、見た目上での変化は起きていないのだから。

きっと受け入れ易くなる原因――性向のようなものがあるんだろう。


【人】 良家の息子 ルーカス

──ずっと昔にね、蒼薔薇に囚われて、眠り続けていた人がいたんだ。

[ゆるゆると語り始める。]

その人の事が大好きで、大切だった人は、何年も待っていた。この学校を出てからも。

待っていた人は、大好きな人を取り上げた蒼薔薇が、憎らしかったけれど、少しだけ羨ましかった。
だから、自分の胸に、蒼薔薇の刺青を入れた。もしも、大切な人が目覚めて、蒼薔薇を恋しがったら、そう思って。

(134) 2010/09/09(Thu) 20時頃

ルーカスは、フィリップの首筋の赤い花弁に気付いて、軽く目をみはった。

2010/09/09(Thu) 20時頃


()
……けれどもしそれが、愛と呼ばれるものの一変奏だったとしたら。

「そのきらめきは火のきらめき、最もはげしい炎。
 愛は大水も消すことができない、洪水がおぼれさせることもできない」

……どうすれば良いのだろうね。


【人】 良家の息子 ルーカス

僕は……
俺は、まだ子供だったけれど、蒼薔薇を胸に刻んだ人が大好きだったんだよ。
だから、同じ蒼薔薇が欲しくて──。


俺がもう少し大きくなってたら、そんな事なんかより、もっと、その人のために何かできたのにな。


[いつしか、亡き人をなぞっていた何時もの口調ではなくなっていた。]

(135) 2010/09/09(Thu) 20時頃



[サイラスが拳を放つのを横目で見る。]

 サイラスって、そんなに、
 かっこ悪いところもあったんだ。

[ヘクターとサイラス。
 それは、双璧と呼ばれるくらいの、ある意味下級生からは憧れの存在でもあったはず。]


サイラスの傍には移動できるだろうか。夢の中





…そりゃ、たまにはな。
皆カッコつけてんだよ。


[そんな様子を見せた原因はたった一つしかないのだが]


 ふぅん
 でも、そういうところはカッコいいよね。

[寄れたらサイラスの傍に寄って、
 自分より大きい肩を叩いた。]

 オレもカッコつけようっと。

[視線は、医務室に入ってきた人物を見て、
 そして、その人物が蒼薔薇を欲するのに悲しそうな目をした。]


【人】 良家の息子 ルーカス

[蒼薔薇を助けて、そうかきくどくフィリップの瞳は、見覚えよりも蒼ざめている。

そして、ここでもむせかえるような薔薇の甘い香り。]

先輩、ごめん。
俺、さっき、蒼薔薇をめちゃくちゃにしようとしたんだよ。ディーン先輩に止められたけど。

誰かが蒼薔薇に囚われたなら、囚われた誰かに別の誰かが囚われちまうんだ。

俺は

その繰り返しを終わりにしたかった。

(137) 2010/09/09(Thu) 20時半頃

……
そうかねぇ?

[肩を叩かれるのに返すのは、よしよしと頭を撫でる。
 悲しそうに、入ってきた人物を見つめる様子に。
 そのまま頭に手を置いたまま黙って見守る姿勢]


【人】 良家の息子 ルーカス

俺があの人を大好きだったのは、

あの人が蒼薔薇に間接的に囚われていたからじゃないんだ。

(138) 2010/09/09(Thu) 20時半頃

[頭を撫でられる様子にその手を見上げるように…。]

 ああ、触れるんだ。

[手が止まったのを感じると、そのまま、顔を伏せる。]

 ばか、だけどさ。
 ばか、な自分も悪くないって思う。

 好きな人は、他の奴が好きなんだけど、
 それでも、やっぱり、好きなものは好きだよね。

[素直に素直に紡ぐ。本当にばかみたいに。]



――愚昧さは、罪だよ。

[サイラスとセシルのやり取りに、冷たい口調で呟いた]


[俯く顔から聞こえる言葉。]

…――じだな。
好きな奴が他の奴を好きでも好きなものは好き。だよな。
自分を通して他の奴を見てたとしてもな。

[莫迦みたいに同じで。思わず。置いたままの手で髪をくしゃくしゃと
 掻き撫でた]

…全く、皆、莫迦野郎、だぜ―――……。



……まあ、どこが何ゆえに愚かなのか解っているのなら、それも悪くはない時もあるけどね。

[声音から険を消し、普段の表情に改めて、そう続けた]


冷たく聞こえた呟きにちらりと睫毛を一瞬動かしただけ。


【人】 良家の息子 ルーカス

だから、終わりにしてくれるわけにはいかないかな?


[そう呼びかけた言葉は果たしてフィリップに宛ててのものなのだろうか?]

(140) 2010/09/09(Thu) 20時半頃

けれど、愚かでいることが誰の望みも叶えないのなら、何をどう解っていようと、矢張りそれは愚昧で、罪だとしか言い様は無い。
僕はそう思う。

たとえば――そう、サイラスがちょうど今言ったみたいな()関係にしがみつくようなこと。


[トニーの冷たい口調には構わず、
 いや、むしろ、ロビンをはじめとするいわゆる真面目な連中からは、普段から散々冷徹な言葉や態度を受けているのもあるから。]


 髪、気持ちいい?


[ぐしゃぐしゃ己の髪を掻き乱すサイラスに、少し笑ったような声でそう聞いてみる。]


ルーカスは、フィリップの髪に、そっと右手で触れた。

2010/09/09(Thu) 21時頃


[ふんと鼻を鳴らし一瞬そちらを見やる]

アホか。子供がそんなに早いうちに大人になったつもりで。
大損してるぞ。


[少し笑うセシルに、同じく微笑んで]

…そうだな。

[間を空気を吸い込んで。]

やっぱ。セシルは大事なダチで同士だもんな。

[久しぶりの大輪の笑顔を少しだけ覗かせる]




 それは、好きでいること事態が罪だってことに聴こえるけど。
 相手も自分も好きでいてくれたら、それはとてもいいことだけど…。




 そんなにうまくはいかないよね。

[愚昧といわれることも、罪人と呼ばれることも、
 既に気にするレベルじゃなかった。


 ヘクターと同室であった事実で、もう陰口としては、かなり酷いレベルまで言われてたし、実際、いわゆる不良だから。]


セシルにだよなと頷いてまたくしゃくしゃと髪を掻き乱した。




 そう、よかった。

[友達が笑う様子には嬉しそうに。
 ただ、それでも、悲しいものが垣間見えるから。
 指をその髪に少しだけ絡めた……。]

 オレもサイラスは大事な友達。
 これからも、ずうっと。

 よろしくね。

[未来があるかのような言葉を紡いで…。]


フィリップの苦しがる様子を、やっぱり悲しそうにみつめて・・・。


 きっと、フィル先輩が、蒼薔薇にいてほしいって願うなら。




 オレは死んじゃうね。

[人事のように言うのは、悲しすぎたから。]


メモを貼った。


[少しだけ自分のプラチナブロンドの髪に絡められる指]

ああ……よろしくだよな。

[にこっと歯を見せるような笑いをして。悲しみを見せないように
 眼を逸らしたのは僅かな時間。
 フィリップを見つめる眼に、ただ手を頭に触れていてやるだけ。
 口に出された言葉にはっとして。でもその手は其の侭に]


…届かないって辛いな……。


[それは届けるものがいるとは知らずに口にされて]


【人】 良家の息子 ルーカス

先輩?

[フィリップの首筋に、また一つ赤い花びら。
赤い花弁はいつも一つだけなのに、蒼いそれはいつの間にか少しずつ数を増していた。]

[思わずフィリップの髪に絡めた指に力が入る。
引き寄せると、フィリップが自分の胸に顔を埋めたような形になった。]

先輩、連れて行かれちゃだめだよ。

[そう言うと、肩に手をかけてフィリップを抱き寄せた。]

(143) 2010/09/09(Thu) 21時半頃



 そうだね。

[頭に手があることで、きっと一人よりは淋しくなくて。
 目を閉じて、手の感触だけ、感じることにした。*]


メモを貼った。


[迷子の迷子のユーリィはずっと深い深いところで泣いている。
みんな自分が悪いのだと。青薔薇に願ったのはじぶんだと。
叶うことの無い恋ならば、みんなめちゃくちゃになってしまえと。

こんなことになるなんで思ってやしなかったから、罪深さに怯えた迷子は、隠れて隠れて深いところへでは]


【人】 良家の息子 ルーカス

せんぱい?

[腕の中でくってりしてしまったフィリップを、空いた寝台まで運んで横たえる。]

[横の寝台で昏々と眠るセシルが視界に入って。
思わず零れる溜め息。
視線をフィリップに向けなおして]

……何だか、嫌だなこれ。

[首筋の蒼い花弁にどうしても目が向いてしまう。]

(149) 2010/09/09(Thu) 22時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

[透けるように白いフィリップのうなじをしばしの間、じっと見つめて。]

──先輩、セシル、ごめん。

[呟くと、身を屈めて、フィリップの項に唇を寄せた。
空いた手は、フィリップの胸を服の上から撫で。]

[それ以上の愛撫を加えたい衝動に何回も駆られたのは、甘い薔薇の香りのせいだろうか。

蒼薔薇の花弁の描かれる余地などなくなるまで、唇は眠る少年の首筋を這い、赤い跡を残していった。]

(151) 2010/09/09(Thu) 22時半頃

良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2010/09/09(Thu) 22時半頃


メモを貼った。


メモを貼った。


良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2010/09/09(Thu) 23時半頃


[赤い獣は足掻く。
絡みつく茨の棘が食い込もうとも、待つものが居るから。

されど、彼はいまだ気付かぬ。
その身を戒めるのは自己嫌悪と罪悪感の有刺鉄線。]

「同じ、だね。」

[いつかと同じ声が聞こえた気がした。」


[華奢な手首に食い込む有刺鉄線を見せて、ユーリィは涙目で笑う。]

「ほら、一緒だよ。痛くて身動きが取れないんだ。

こういう所が似てるから…だから君を選んだのかもしれないね。」


【人】 良家の息子 ルーカス

─ 医務室 ─
まだ苦しいのかい、先輩?

[自分がした事に、どれくらい意味があるのかわからないまま、小さく声を漏らすフィリップに、そう問いかける。]

嫌じゃなかったら

[フィリップの手を取って、]

こうしてていいかな。
何だか、のぼせちまったみたいなんだ。

[自分の上気した頬に、ひんやりしたその手を押し当てた。]

(164) 2010/09/09(Thu) 23時半頃

[壊し壊されたかったのは本当。種を渡したかったわけでないのに
 結局は、一番近くて、遠くて。大事な相手。
 身を巣くう呪いの種を結果的に渡してしまうことになったことは
 申し訳なく。でも―――…。]

お前で、良かった―――…。

[お前が封じ込めると言ってくれて、ある意味種を壊してくれて。
 自分で出来なくてお前に任せることになってしまったのは――…]

すまん……。

[俺の肩代わりさせて。思えば、最初の種を蒔かせる水を与えたのは
 ―ユーリィに恋心を抱かせるような助けを差し出した―のは
 …――俺だ。それを思えば、俺が刈り取るべきだったのに。
 俺が耐え切れなくて、すまんと。]

……本当に、莫、迦、だよな。

[俺たちは―――…。 やっぱり似すぎてる―――…。]


メモを貼った。



んーん、僕はまだ子供だよ。
子供すぎるくらいに――ロビンを本気にさせられない位に。

サイラス、大人になると自分の気持ちはいくらでも押し殺してしまえるものなの?
僕には、そうとは信じられない。
本当に『好き』な人がいたら、相手が誰を好きだろうと、何を見ていようと関係ない。
きっと、どうしようもない。というか、どうしようもなかった。

自分の気持ちを押し込めて、ただ心の中で相手を『好き』なだけでいるなんて、僕にはできないよ。


【人】 良家の息子 ルーカス

楽になったのか、ならよかったよ。

[安堵にゆるんだ頬を撫でるフィリップの指は優しい。]

……そうだなあ。
その人は、俺よりずうっと年上で、俺の事なんか大嫌いで、意地悪したってそんなに責められる訳じゃなかったんだけど、

最後まで、俺に優しくしてくれていたんだ。

だから俺ね、ここではその人だったらどんな風に人と喋って、どんな風に笑って、どんな事をするか、って想像して、それをそっくり真似してた。

自分が、その人みたいだったら寂しかったり辛かったりしないんじゃないかなって気がして。


でも……。

(171) 2010/09/10(Fri) 00時頃


ううん。セシル、それは違うよ。
『好き』で居ること自体が罪だなんて、そんな訳あるはずがない。
あっていいはずがない。

ただ、それが自分自身も、相手も、周りの人間も、幸せにするものじゃないんだったら――そんなものはさっさと投げ捨ててしまった方がいい。どこにも行けない気持ちを抱え込んで、いつまでも自分を苦しめているよりはずっといい。

何もかも上手くはいかない、けれど、『好き』な気持ちは、そんなに簡単に失ってしまえるものじゃないと思う。
本気で伝えずに――向かい合わずに、一人でのた打ち回ってるなんて、まるで理解できやしないんだ。


[小さな少年に一つだけ、切欠を与えるように]

…執着でも、押し殺してるわけでも、ないさ。
ただ、いろんな形があるってことだけ、さ。

『好き』には、な。

[トニーのそれも間違いではなく。]


【人】 良家の息子 ルーカス

でも、それじゃたぶんだめだよな。

[何故だろう

話している自分の声が震えているように聞こえる

フィリップの顔がぼやけて滲んで見える。]

(172) 2010/09/10(Fri) 00時半頃

…莫ー迦。

一度向かい合った結果、だからだろ。
[俺も、セシルも、多分他の皆も―――…]


ルーカスは、フィリップの指先に自分の涙が零れたのを感じた。

2010/09/10(Fri) 00時半頃


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