人狼議事


24 明日の夜明け

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 会場のひとか…… 仕方ない、あたしが会場のひと役になって、先輩に渡し直すか。

[アイリスの指摘に、むぅ、と紙の花束を見つめ]

 分かるもんなんですねぇ。ならわりと、世界の終わりなんて、何処にでも転がってるんだなぁ。

[ぽへっと、窓の外に視線を投げる。
現実味の無いほど青いだけの空は、終わりとは無縁に見えたけど、何の始まりも無いように見え。
あたしの世界は、いつ始まっていつ終わるんだろう、なんて中学生くらいで言いそうな台詞を呟いた]


 ……んむ? 付き合ったことがないわけじゃないのに、何言い出すの、るーにゃん。

[にこにこされても、何に気をつければ良いんだろ、なんて根本的なとこが分かっていなかったので、頷いたんだか傾げたんだか、微妙な角度で首を動かし。
息を吐くのに、こて、と首を傾げた]


んー、恋はしてると楽しいものかな。
好きな人と一緒に居るだけで毎日が楽しいもの。

[そういってメイド服姿のラルフに抱きついて。

世界の終りに関して意見を言うソフィアに苦笑を浮かべる]

世界に終わりなんてないわよ、終わりがあるのは人の命だけじゃない?
誰かが死んでも、世界は回り続けるもの。

[この上ない空虚な台詞、けれどその台詞を口にする時にちくりと胸が痛んだ気がして、マーゴとサイモンを見て笑みを浮かべた]

ま、君たち下級生はまだまだ未来があるんだからこんな暗い話題なんかせずに未来を見据えてた方が建設的だと思うけどね。


 おや。けど、向こうから。で始まる事だってありますよ?

[首を傾げるのに答えながら。]

 それに、付き合うのと、恋は、必ずしも一致するとも限らないじゃないですか。

[にこにこととしつつ。]

 まあけれど、それよりも。……それが分からなくなるってことも、ありますよね。と、ソフィたんは恋したことはないんでしょうか。


抱き合う二人には笑いながら。




 着替えちゃった、ってね……

[ほんのり恥らいつつもターンする姿に、
 ややあって顔を覆って天井を仰ぐ]

 とても、こう、心臓に悪い。

[こっちも顔が赤かった。誤魔化すように嘆息して。
 退学だとか巻き添えだとか聞こえたら]

 いや、そもそも…………いや、良いや。

[上手く説明出来ず。
 半ば開き直ってぼすっとソファに腰を下ろした。
 格好はメイドだが振る舞いは完全に男だった]


 うん。それは、先輩たち見てると分かるんです。

[バニーさんとメイドさん、という取り合わせはこの際置いておいて。
というか本当に似合っているので、にへらとした笑顔しか向けられない]

 まー、そうなんですけどね。何をもって、世界っていうかによるんですにゃー。
 ひとりが何かしたから、地球滅亡ピンチ! とかはラノベだけでいーです。

 むぅ、先輩だって一個しか違わないのにっ。なんだろこの、大人の女性の余裕ですかっ?


あんまり自分の格好をかんがえたくない。


 ……にゃー? どっちからでも、付き合ってくのは、お互いが恋してるからじゃないの?

[笑んで言い含められる言葉に、理解が追いつかず。
くるくると、頭の上にいくつもハテナを浮かべながら、ぺしゃりと机に潰れてルーカスを見上げる]

 あたし? わかんない。
 あたしと付き合おうなんて物好きもいないし、みんなの話聞いてればそれで楽しいし、考えた事無いもん。


―― 生徒会室 ――

[戻るとラルフ先輩がメイド服だった]

……その。意外とお似合いですよ。

[ふさふさが大人しくしている姿にもほっとする。]

うん、わたし辛いの結構すき。
カーッとする感覚がね。泳いだ後とか、たまらないよ。

[には、そう答えて。もうひとつ、とつまんだ]


―― 生徒会室 ――

[の呟きに]

綺麗でしょうね…。その時はお祝いしに行きますね。
…どうかしました?

[心配そうな表情には、そう首をかしげた]


 そうですねぇ。けど、100人に一人くらいに恋するとしても、一致するのは、一万分の一ですよねぇ。相思相愛って、結構得難い事ですね。

[ぺしゃりとつぶれるのに、肘を突いて見つつ、ずるずると腕を滑っていく。]

 そうですか?物好きはいくらでもいそうですが。……まあ、確かに難しいかもしれませんね。

 あはは、それも楽しいかもしれません。そう思える相手がいたら考えればいいことかもしれませんしね。


……。会場の人は私がやればいいんじゃないかな。
メイド服だし・・・。

[理由になっているようでなっていなかった]


 えー、マーゴちゃん折角可愛いんだから、もったいないよ! あれだよあれ、花嫁さんの後ろで、お花持ってる子。あれのほうが。

[それはそれで、理由になっていないのだが。
本人なりの基準はクリアしているらしく、びしっと言った]


長老の孫 マーゴに新しく麦茶を注いだ。


 いちまん……? え、ええぇえ……みんな、そんな苦労してカップルなってんの?

[持ち出された数字に、目をまんまるくした。
滑ってきた手を握って、指をつまみ。てのひらに、ペンでハートマークを落書きしながら]

 物好きって、大衆志向じゃないから物好きって言うと思うんだ。
 そう言うるーにゃんはどーなの。恋してないの?


あー…なんていうんだっけ。
プライズメイド? …違うな。フラワーガールは花まくほうだよね。
あ、花撒くのやりたいかもしれない。

[希望になった]

…あ。麦茶ありがとうございます。
……会長さんを好きな人? んふ。意外と近くにいらっしゃるような気がします。

[ずずず]


 よっし。じゃあお花撒くのは任せた!
 たぶんねぇ、綺麗なお花は、届けてくれるひとが居ると思うんだよ。

[それは確信があった言葉ではない。
ただ、するりと当然のように口から出]

 ……? マーゴちゃん、どうかした?

[つかれた、と。
彼女の口元、麦茶の水面から。
聞こえた気がして、きょとんと見つめ]


 あながち間違ってないと思いますよ。

[頷きながら。つままれた指をまばたきして見ていると、ハートマーク。特にそれには何も言わず。]

 いやいや、大衆思考じゃなくても、深夜枠や10万部くらいは。

 ……私、ですか?さて。愛ならもう少しはあると思うんですが。

[ハートマークのついたばかりの手をソフィアにぺたぺたして、色を移しつつ。]


 片思いをする確率が1%で、それが双方向になる確率?

[ルーカスの述べた数字に眉を下げて、ソフィアへと笑む]

 あはは、まぁ数字で計れる事じゃないけどね。

[いつものように抱き付くアイリスの肩に、こてりと。
 頭を預けて、少し目を閉じた]

 何か、夏が終わったのが逆に冗談みたいな気がして、
 ……少し、どうしようって思う。
 こんな風に騒いでると。

[受験からの逃避だろうか。困ったように目を細めた]


―回想 生徒会室―

 いやアレンジとかremixは良く聞くんですけど、何故か今回は原曲が聞きたくて。

[そうラルフ先輩に話していると、コスプレっぽいのが始まると聞いてまごまご。はしっこにこそこそいて、大福などを食べている。じーっと見つめるその姿は、傍から見た目は完全にむっつり助平だっただろう。自分はぎりぎりまで逃げるつもりだった。

マーゴが戻ってくれば、あれ?と思ったことも。明るくないというか、まぶしくないと言うか。]


 お花ですか。それもいいですねぇ。

[マーゴの言葉に目を細めつつ。]

 いえいえ。お菓子もどうぞ。甘いのも、辛いのも。

[先ほどソフィアにも差し出したうまい弓・唐辛子を持ち出しつつ。]

 おや。マーゴさんですか?

[と、これは完全に冗談めかして言いながら。]

 そうですねえ。そうかもしれませんし、そうじゃないかもしれません。分かりませんね。

[自分も、ゆきんこせんべいを齧った。甘いせんべい。]


むー、心臓に悪いだけ?
もっとこう、可愛いよ、とか、似合ってるよ、とか、色っぽいね、とか。
そういうご意見はないのですかー?

[ソファに座ったラルフの隣に座り、ラルフに麦茶を差し出してみる、隣に座ればより胸元が強調されてラルフには見えるだろうか]

そうねー、世界っていう括りは結構大きいもんね。
自分の中の価値観が世界って言えるなら、平穏な毎日が崩れただけでも世界は終わっちゃうように思えるのかもしれないね。

ソフィアちゃんも可愛いんだから誰かとお付き合いしてみたらいいのに。
ねぇ、サイモン君もそう思うよねー?

[チャイナドレスに身を包んでいるソフィアは普段とはまた違った可愛さがあって、快活なソフィアに似合ってるなーと思いつつ笑いながらサイモンに振ってみた]


 そーなのか…… 先輩たち、すごいですね。

[にゃー!と移された色を、ぺたぺた移し返しながら。
穏やかに寄り添うふたりを、尊敬の眼差しで見つめ]

 でもって、深夜枠がどーして10万部に飛躍するのか分かんない。
 るーにゃんが愛に溢れてるのは知ってるよー、知ってるから大人しくあたしの愛を受け取って。

[ぺたぺたぺた]


厭世家 サイモンには、大人のチロフチョコを差し出した。


[ラルフ先輩が女装をしている。さて、似合うと言えばきっとお鉢が回ってくると思ったので、逆側の端にこそこそ移動した。]

先輩ちょーにあってます!

[ソフィアがぷくっと目を反らしたタイミングで上手く褒め殺しをして。

しかし今日の選曲は自分らしく無いなと思った。きっとたまに校内が停電のように暗くなるからなんだろうと自己で納得はしてるのだが。

後で、自分らしいのを流そうと。]


 ふむ? んー、じゃあサイモンに彼女が出来たら、考えてみるよ。

[アイリスがサイモンへ振るのを聞いて。
それがいいや、とぽむり手を叩いた。

未だに、誤解はびみょうに残り続けている]


うん。楽しみだな。たくさん撒くよ。足の踏み場も無いくらいに。

……? え? ううん、どうもしないよ?

[その声は、...には、聞こえる事は無く…。けれど ]

ヒミツは、ヒミツのまま。それが。必要だった…。

[無意識に、そう呟いていた]


[にはきょとんとした。マーゴが言ったようには思えなかったから。]

 ……疲れた、ですか。

[マーゴがそうだと思ったわけじゃないけれど。けれど、何かマーゴと重なった気がして。目をこすった。]


良家の息子 ルーカスにちょこありがとうございますとお礼を。


厭世家 サイモンが目を瞬かせていれば、どうかした? と首をかしげた


 人の事まで考え付かないですよ。

 ここにいるだけで精一杯っす。

[本当は自分のことだけでと言いたかったのに、口から出された言葉は意訳されたかのようにそう出た。]

 ―はは、意味がわからないや。


 にゃははー、楽しみ。ふたりの結婚式なら、きっとみんなで集まるだろーし、楽しみ!

[にへ、とマーゴに頷いて]

 にゃ。空耳?

[覚えの無い様子に、ありぇ、と自分の耳をうにうにした]



[『原曲が聞きたくて』と言うサイモンに、相槌を打って。
 原曲派だったので仲間が見付かった気分を味わったようだ]

 サイモンも何か着れば良いよ。せっかくだから。

[何がどうせっかくなのだろうかは棚に上げた]


[受け取った麦茶を一口。
 色々思う所はあるけれど、今この場では言い辛い]

 ……んん。色々、総括してね。

[肩を預けた体勢が心地良いのか、少し、うとうとし始めた]


深夜枠でも1%くらいは視聴率取れますよ?とソフィアに笑いつつ。


笑い声をきいた気がした。


―短い夢―

 ……宛先は間違っていないよ?

[窓の外に、桜が白く浮かんで見えるから、学校のどこか。
 開いた窓枠に寄り掛かって、その樹を眺めて]

 全部届くかどうかは解らないけど、ゼロじゃないなら。
 ……少なくとも間違ってはいないし、
 まだ失敗でもない。

 ……――意味伝わったかなあ。

[『皆で』と書いた。それが届いていれば良い]

 ソプラノとアルトとフルートとトロンボーンとギター。
 セッションしたら楽しそうじゃない。
 ……組み合わせ滅茶苦茶だけど。

[くすり、楽しげに寂しげに微笑して。夢は覚める]


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