人狼議事


17 吸血鬼の城

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【人】 薬屋 サイラス

[そして、薬をそこで調合しはじめる。
 自分でなした毒素沈着を解く薬を……。


 そう、彼女がここから出れるのであれば、
 その先、長い人生が送れるように………。]

 ――……

[そうすれば、彼女にだけは、
 吸血鬼ではなく、



            薬師のままで、いられる。
 そんな、淡い、

              淡い想い。]

(235) 2010/06/23(Wed) 19時頃

【人】 薬屋 サイラス

[そして、閉じこもってからいくらか時間がたったあと、
 また新たに調合した薬瓶を持って、部屋から出る。
 その姿は、乱れたもののままだった。

 鎖骨の下につけられた慈悲の刻印も、>>234 本人には見えぬもの。

 ただ、視線は、葬列の乙女。マーゴの姿を探し始める。]

(237) 2010/06/23(Wed) 19時頃

【人】 薬屋 サイラス

―客室廊下―

[そして、葬列の乙女の姿を探す男の姿を見るものもいただろう。
 話しかけてくるものがいれば、マーゴの所在を聞いて…。]

 ああ、そうか。

[それから、一旦冷静に考えて、影の存在にその所在を案内してもらうことになる。]

 ――…上へ?
 最上階?

[それは、城主の部屋……。]

 くっ……。

[それは駄目だとばかりに、階段に足をかける。]

(242) 2010/06/23(Wed) 20時半頃

メモを貼った。


【人】 薬屋 サイラス

[途中、吸血鬼の囁きに、唇を噛み締める。]

 ああ、いいえ、そんな……。

[階段を上る足が止まり、俯き、呻く。]

(248) 2010/06/23(Wed) 21時頃

―煉獄―

[狂った笑い声の後に訪れる沈黙――。
そして錆びた懐中時計を片手に、口から洩れ出るのは、詩では無く、主に救いを求める聖歌―…‥。]

Ob bei uns ist der Sunden viel,
Bei Gott ist viel mehr Gnade;
Sein' Hand zu helfen hat kein Ziel,
Wie grob auch sei der Schade.
Er ist allein der gute Hirt,
Der Israel erlosen wird
Aus seinen Sunden allen.

[それは寂しく、
――影達の間に響く。]


【人】 薬屋 サイラス

―最上階へ―

[だが、また足を動かし始める。
 それは最上階まで止めることはないだろう。]


[そして、最上階、そこに城主がいないことも知っている。これから現れるかどうか――?


 ともかく、その白いヴェールをつけた娘を見れば、名を呼ぼうとする…が。]



[そこについても尚匂うのは、白薔薇。
 それは、娘の胸からか、それとも、己からか、それとも?*]

(253) 2010/06/23(Wed) 21時頃

薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2010/06/23(Wed) 21時頃


薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2010/06/23(Wed) 21時半頃


【人】 薬屋 サイラス

―最上階―

[マーゴの寄ろうとしたとき、
 奥の窓より白薔薇が現われる。>>267]

 ――……セシル……

[獲物と、彼はマーゴに告げる。
 それにはまた唇を噛んだ。]

(270) 2010/06/23(Wed) 22時頃

【人】 薬屋 サイラス

>>268

[こっちを見る視線が、どのようなものだろう。
 ただ、セシルの言葉を否定することはできない。

 でも……]

 ――…マーゴ、
 君は毒をもつべき人じゃない。

 だから、ここからは出るんだ。

[彼女の目的は果たすことができないのだと…伝えたく……。]

(274) 2010/06/23(Wed) 22時頃

メモを貼った。


―― 煉獄 ――

この灰色世界、どうにも実感がわかねぇと思ってたのは、生と死の境界が曖昧だったせいじゃねぇな。
己の肉体感覚そのものが希薄だったってだけだ。
だが――

[ふと目を落とす。

 自分の手。自分の脚。そして、それを確認する自分の目。

 それらが客観的にではなく、確かにここに「在る」という意識をもてる。]


少しずつ、感覚が戻ってきたみたいだぜ。
想いが、おれの肉体にも宿ったかな。 


[手首に絡んだロザリオを見れば、そこに嵌った石はセレスタインブルーの輝き。]


そうそう、この色だ。
思い出した。

――思い出せた。


[子供を膝に抱くように、小さな狼皮の帽子を乗せて掌で撫でる。]


【人】 薬屋 サイラス

>>276

 ――……セシル?!

[彼がマーゴに寄ろうとすれば、その先を塞ぐように出る。]

(279) 2010/06/23(Wed) 22時頃

[尻ポケットに手をやるが、そこに収穫はなく]

まあ、そういう「宿り」もありだな。


ヤツがここに来るときは、一緒に持ってきてくれるだろうさ。
忘れてたら、ヤツの精液絞ってやらぁ。


――飲まねぇけど。


ああ――

声が…聞こえる。

「今すぐ会いたいよ」か。
切ねぇなぁ。


[耳に届く声はそれだけではなく。]


――詩人?

[立ち上がる姿を振り返る。]


[自分には意味のわからない聖歌の文言。
 それでも、詩人が求めるものは察せられて]


なぁ――
世の中に「使えねぇ時計」は二種類ある。


ひとつは、
「壊れて動かない時計」

もうひとつは、
「狂って止まらない時計」


あんたのそれは――なんだ?


【人】 薬屋 サイラス

>>282

[セシルが動く様子がないのを見て、
 方法が一つしかないのを知る。]

 ――……マーゴ……。
 君の存在意義は、      ある。
 吸血鬼を葬ること、それが勤め、なのだろう?

[そして、マーゴに振り返り、歩み寄った。]

(285) 2010/06/23(Wed) 22時頃

薬屋 サイラスは、長老の孫 マーゴの華奢な身体を捕らえようと手を伸ばす。

2010/06/23(Wed) 22時頃


【人】 薬屋 サイラス

>>287

[ナイフを握りしめた娘にそのまま、近寄って、
 ナイフは取り上げることなく、その両肩を掴もうとする。]

 マーゴ……君の毒が吸血鬼にきくのかどうか…。
 自分もわからない。
 だけど、

 私も、吸血鬼、なんだ。


           わかるね?

[その眸が紅に変わっていくのが見えるだろう。]

(289) 2010/06/23(Wed) 22時頃

時を刻まない時計―…‥。

[の問いに、中途半端に紡がれ、零れる言葉。]

何故、私はここにいるんでしょうね。
地獄であれば、責苦で己の穢れと罪を忘れられると言うのに―…‥

[声は平静に、視線は何処か遠くを見つめている。]

こんなに汚れているのに、何故いるんでしょう。


選ぶため、じゃねぇのか?


【人】 薬屋 サイラス

>>292

[ナイフの切っ先を自らに向けるマーゴの手を即座に掴む。]

 駄目だ。
 貴女は、死んではいけない。
 マーゴ……

[そして、先ほど用意していた薬瓶を取り出し、それを差し出す。]

 これを…

(296) 2010/06/23(Wed) 22時半頃

[を聞いて、静かに笑みを浮かべて、ヘクターの方を向いて、]

でしたら、ナイフを持っていたならば、貸して頂けませんか。
この穢れた血と快楽に溺れた身体を清める事が出来ないのであれば――、
己の手でもう一度、我が身を死に至らしめる為に。

自殺は大罪の一つ、これで私は己の身分相当の場所にいけると。

お礼にこちらの時計を差し上げますから。

[右手に動かない錆びた懐中時計を乗せて、差し出す。]


【人】 薬屋 サイラス

 あと、言いたいことがあるんだ。



 マーゴ……君のことを

[その眸を見つめて……それだけいうと、マーゴを抱きしめる。それは、強い、吸血鬼である力も借りて…。]

 だから、君を、
 自分は…………

[食らいたい……そう告げるのは紅の眸]

(302) 2010/06/23(Wed) 22時半頃

【人】 薬屋 サイラス

>>300

 これを飲めば、毎日……飲めば、
 君の身体の毒は、かなり薄くなる、はずだ。

[抱きしめたまま、その耳に囁く。]

 そしたら、もっと君は、笑ったり歌ったりできるから……。

[そして、唇はその首筋に…。]

(303) 2010/06/23(Wed) 22時半頃

ほいよ。
こんなモノしかねぇが。

[薄い刃の仕込まれた指輪を引き抜いて渡す。]

刃渡りは短いから、死ぬのは苦労だろうが、頑張れよ。


[代わりに差し出されたモノを見やる。]

時を刻まないのは、そりゃあ「時計」じゃねぇだろうよ。
ネジとゼンマイで出来た「仕掛け」

…あんた自身も人の形をした、ただの「仕掛け」だって云いたそうだな。


くく――どうだ、おれにも詩才あるか。


【人】 薬屋 サイラス

[そして、つぷりと、マーゴの首筋に牙をたてる。
 流れてくる血液は、あたたかく、でも、確かにそれは、死の味をもっていた。

 だが、構わず、死を呼ぶそれを啜って飲み込んでいく……。]

(312) 2010/06/23(Wed) 23時頃

【人】 薬屋 サイラス

[そして、唇を離して、マーゴの貌を覗き込むと、]



   これで、貴女は、
   私の………………



[そして、微笑んだ、と同時に、
 その毒素が、全身に回り始めたのを感じ、

 言葉は唐突に途切れ……。]

(314) 2010/06/23(Wed) 23時頃

薬屋 サイラスは、本当に、呆気なく、その場に沈んでいく。

2010/06/23(Wed) 23時頃


【人】 薬屋 サイラス






[その身体からは白薔薇が香ってはいるだろう。]





      

(329) 2010/06/23(Wed) 23時頃

おや…
あんたの時計は、形を変えて、ちゃんと時を刻んでいるじゃないか。


【人】 薬屋 サイラス




 それは紅く、染まるけれど。



  

(332) 2010/06/23(Wed) 23時頃

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