人狼議事


216 宵闇駆けるは天つ星

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【人】 野伏り 余四朗

─ 岬への道 ─

そん妖も村が滅んだ原因探っとるいう話じゃった。
じゃけぇ、しばらくはここん留まるんじゃねぇかのぅ。

[再度の問い>>5に答えながら、甘ぇ、と言う言葉に同意を返す。
尤も、言葉に含まれた苦さの理由までは知れなかったが]

どこん潜んどるか分かりゃせんのが妖じゃしのぅ。
ほいじゃあ行こうけぇ。

[同道することになった鬼丞と並び、余四朗はこの道の先にある岬を目指した]

(8) 2015/02/08(Sun) 02時頃

【人】 野伏り 余四朗

─ 岬 ─

[海岸から北に位置する上り坂をひた歩くと、松林が続く中に分かれ道が一つあることに気付く。
分かれ道の案内板を見る限りでは、もう一方の道は神社に繋がっているらしい。
この先も後で調べようという話を話題に出しながら、余四朗はまずは岬を調べることにした。
長く続いていた松林が視界から消え、海へと張り出した広い空間が目の前に現れる。
高さもあり見渡すには適していたが、海を臨む場所は目も眩むような断崖絶壁となっていた]

なっかなかの景色じゃのぅ。

[そんな場所でありながら臆することなく岬の先端に立ち、何か無いかと探すべく余四朗は視線を巡らせた**]

(9) 2015/02/08(Sun) 02時頃

野伏り 余四朗は、メモを貼った。

2015/02/08(Sun) 02時頃


【人】 野伏り 余四朗

─ 岬 ─

全くだぁなぁ。

[可笑しげに笑う鬼丞>>12と同じように余四朗も笑う。
原因を知らぬ、と言う話が本当であれば、奇特以外の何ものでもない。
余四朗がこれまで祓ってきた妖は悪さをする奴らばかりであったため、妖に義理などがあるとは考えにくかった。
片付ければ良いとの言葉には同意を返して、眼前に断崖絶壁を映す。
傍らで風が海風に混じるのを感じた直後、大きな力が発露するのを感じた>>#1]

うお、

[眼前に飛び出してきた鱗だらけの猿が風の刃に切り裂かれて落ちる>>17
手で太刀の柄を掴み、余四朗は辺りに視線を巡らせた]

そうみてぇじゃなぁ。

[鬼丞の呼びかけに応じる声を返し、崖から離れるように草鞋で地を蹴る。
急激に迫ってくる妖の気配に、逆に飛び込むようにして腰に佩く太刀を抜き放った]

(24) 2015/02/08(Sun) 18時頃

【人】 野伏り 余四朗

でぇあ!

[鍛え抜かれ使い込まれた鈍色が、飛びかからんと地を跳ねた三ツ目の虎の胴を薙ぐ。
踏み込みの勢いで三ツ目虎の横を擦り抜け、地を草履で滑りながら向きを相手へと直した。
胴を切り裂かれて尚、三ツ目虎は地を踏み締め、けれどゆらりと動きを鈍らせながら余四朗の方を向く]

体あっためんにゃちょんどよかべ。

[妖祓うは退魔師の役目。
これから原因探しや他の力ある妖と退治するには良い運動となるはずだ。
余四朗は周囲にも気を配りながら、目の前の妖を祓うべく機会を探る**]

(25) 2015/02/08(Sun) 18時頃

野伏り 余四朗は、メモを貼った。

2015/02/08(Sun) 18時頃


【人】 野伏り 余四朗

─ 岬 ─

[鬼丞の声>>30と共に風が背後で哭く。
後方の憂いが無いと知れれば、意識は目の前に集中された]

あんがてぇ。

[余四朗は口端を上げると、太刀の握りを顔の横へと持ち上げ、突の構えを取る。
腹を裂かれた三ツ目虎は身を低くし、唸りを上げながら再び余四朗に牙を剥いてきた]

っとぉ!

[突進に対し後方へと飛び、かち合う刃から身を逃す。
着地し三ツ目虎の口が閉じたと同時、余四朗は右足の踏み込みと共に構えていた太刀を勢い良く突き出した]

(37) 2015/02/08(Sun) 21時半頃

【人】 野伏り 余四朗

爆ぜぇ!

[太刀の切先は三ツ目虎の中央の目へと突き刺さる。
更には太刀を捩じ上げ、力を込めると刃から閃光が迸った。
バチン!と弾ける音が響き、三ツ目虎の体が痙攣を起こすように引き攣る。
一拍を置き、三ツ目虎の体は焦げ落ちながらゆっくりと地に倒れていった]

(38) 2015/02/08(Sun) 21時半頃

野伏り 余四朗は、メモを貼った。

2015/02/08(Sun) 21時半頃


【人】 野伏り 余四朗

─ 岬 ─

[切先の抜けた太刀を自身の方へと引き寄せ、刃についたものを払うようにぶんと振った。
その所作の後に太刀を鞘へと収め、改めて周囲を見遣る。
鬼丞の方も妖を払い落としたようで、乾涸びたモノが地面に散らばっていた]

さっすがじゃあ旦那。

[余四朗が一体を祓う間に複数を祓った先達に感嘆の声を上げる。
屈託無い笑みが浮かんだのは、相手からの言葉>>39もあったため。
鬼丞が打ってくれた太刀は最初こそ扱い辛さがあったものの、鍛錬の末に己が命を預けるに足る相棒となった。
今ではこの太刀でなければ軽すぎて扱い難いと思ってしまう程。
唯一無二の相棒を打ってくれた鬼丞には感謝と尊敬の念が強い]

(42) 2015/02/08(Sun) 22時半頃

【人】 野伏り 余四朗

ほぅじゃな、雑魚ん他にいくつか別格めいたんが紛れ込んどる。

村ん方にも集まっとるようじゃのぅ。
この辺もうちょい調べぇか思うとったが、下りるけぇ?

[再び岬の先端へと立ち、結界が巡らされた中を眺め見た。
広く知覚出来ない分、余四朗の視力はかなり良い。
戦の時も物見役として功績を立てていたりするが、今は置いておく。
その視力を以て眺めた先に、湧き出すように集まる妖の姿が見て取れた。
途中、いくらか減じているのが見えれば、影か、と小さく独り言つ]

(43) 2015/02/08(Sun) 22時半頃

【人】 野伏り 余四朗

─ 岬 ─

ほぃじゃあ荒事先ん片すけぇ。

[移動に是が返る>>53のを聞き、その理由に同意して余四朗もまた岬から下りることにした。
ここへ来る途中に気になる横道もあったが、それも後回しにするつもり]

…んん?

[岬の先端から離れる刹那、村で妖を祓う人影がもう一つあることを知る。
見覚えは無いが、内なる力がざわめくものを感じた。
岬から下り始める鬼丞の後>>55に続きながら、余四朗は話しかける]

旦那ぁ、影ん他にもう一人居るき。
見ん顔じゃが、あれも闇じゃ。

[雑魚を祓うくらいの力は持つらしい、とも付け加えた]

(58) 2015/02/08(Sun) 23時頃

【人】 野伏り 余四朗

村ん中は任せちもうてええかもなぁ。
妖と一緒ん祓うてしもたらいかん。

[笑いながらの言葉は鬼丞が隠した言葉>>66とやや似ていた。
それでも声には冗談めいた色が乗る]

ほぅじゃの、手は多い方がええ。
砂浜んとこも妖おるようじゃけぇ、わしぁそっち行ってみぃよ。

旦那どうすんけぇ?

[岬から下り半ばも過ぎた頃、余四朗は次の行き先を告げ、鬼丞に問いを投げた]

(70) 2015/02/09(Mon) 00時半頃

【人】 野伏り 余四朗

合点じゃ。

[別を回る>>75と返され、余四朗は任されたと頷き返す。
ひゅるり頭上に風が渦巻くのを感じれば、余四朗の瞳はそちらへと向いた]

おぉ便利じゃの、承知じゃあ。

[告げられたことに視線を鬼丞へと戻し、再び頷き返す。
砂浜まであと少し、とまでになった頃、余四朗は草履で地を蹴り柔らかい砂の上に着地した]

ほぃじゃあ旦那も気ぃつけてなぁ。

[そう声をかけて、余四朗は波打ち際沿いに砂浜を歩き出した]

(76) 2015/02/09(Mon) 01時頃

【人】 野伏り 余四朗

─ 砂浜 ─

[砂を踏む度に鳴る鈍い音。
響くほどではないが、そこに生きた者が居ることを周囲に知らせるには十分なものだった]

海ん妖けぇ。

[波間から姿を現したのは痛々しい棘が付いた蟹。
大きさは普通の蟹とさして変わらなかったのだが]

………おおぅ。

[余四朗が後ろへとずり下がったのは、その数が尋常ではなかったため。
余四朗の周囲を埋め尽くさんと海からわらわらと上がってきている]

焼きゃ食えぇかの。

[そんな軽口を叩いた後、余四朗は迎撃のために太刀を抜き放った]

(87) 2015/02/09(Mon) 02時頃

【人】 野伏り 余四朗

穿ち!

[両手で柄を握った太刀の切先が天を突く。
その状態で声を上げると、切先から迸った閃光が雷となり棘蟹へと降り注いだ。
自然の雷同様、散発的なものであるため当たりはあまり良くないが、牽制としての効果は十分に発揮していた**]

(88) 2015/02/09(Mon) 02時頃

野伏り 余四朗は、メモを貼った。

2015/02/09(Mon) 02時頃


【人】 野伏り 余四朗

─ 砂浜 ─

[落雷はそう長くは持続せず、数瞬もすれば放出される閃光は掻き消えた。
掲げていた太刀を引き戻した刹那、棘蟹達が一斉に動き出す。
棘を余四朗へと向けた数多の回転を伴う跳躍。
当たれば穿たれるだろうそれに対し、余四朗は引き戻した太刀の刃をかち合わせた]

でえぇや!

[ぎぃん!と金属が擦れ合うような音が響く。
いくらかは捌きながら断ち切ったものの、如何せん数が多い。
後半は袖で打ち返しながら後退する羽目になった]

数押しも厄介じゃのぅ。

[後退した先で一拍を置き、断ち切り損ねた残りの棘蟹の数を確認する。
十には満たぬと知れれば、太刀を上段へと構えた]

(102) 2015/02/09(Mon) 21時半頃

野伏り 余四朗は、メモを貼った。

2015/02/09(Mon) 21時半頃


【人】 野伏り 余四朗

─ 砂浜 ─

はあっ!

[構えた上段の太刀は、棘蟹が跳躍する前に振り下ろされる。
振り下ろしの一撃で一体を確実に斬り仕留め。
刃を己の方へと引かず砂に叩き付け、抉るようにして刃を返した。
その動きにより棘蟹が数体宙に舞う。
砂に混じるそれらに対し、閃光を纏わせた太刀を真一文字に薙ぐと、放出された雷が棘蟹を焦がした。
そこまで仕掛ければ残り僅かな棘蟹も攻撃に転じて来るが、先程よりも数が減った跳躍ならば対処もしやすい]

相手ぇ悪ぅなぁ。

[散発となった回転を伴う跳躍に、一撃一撃太刀を叩き込む。
しばし金属音が鳴り響き───後に静寂。
余四朗の周囲には真っ二つに割れたり、焼け焦げたりした殻が散乱していた]

(106) 2015/02/09(Mon) 22時頃

【人】 野伏り 余四朗

─ 砂浜 ─

なんじゃあ、空けぇ。

[真っ二つにした殻を摘み、中を確認してから投げ捨てる。
元より喰らうつもりは無いが、中身が無いというのは期待外れだった]

……んん?

[さて次は、と視線を彼方へ投げた時。
岩が続く方向>>111で異変を見て取る]

なんぞおるのぅ。

[落ちる烏も妖のようだが、それを落とす何かが居る、と]

確か、湯気ぇ上がりおうたとこじゃったか。

[岬から見た地形を脳裏に描き、考え込みながら余四朗は手で顎を擦った]

(117) 2015/02/09(Mon) 23時頃

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