人狼議事


139 【飛歓】暇を持て余した神々の【RP村】

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視点:


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なっ……

[そしてその告白、信じ難くしかし日向の話と合致する
そして兄が妖だったと聞いて動揺の様子も見せないことに納得がいく。]

……夜にお前は、祟り神に会いに行っていたのか

[頷くか否定してもそう変わらない答えが返ってくれば、目を伏せて
祟り神にも申したという言の葉を、噛み締めた
そして顔を上げて白い掌をじいと見つめ。]

……いいや

美しい、よ。


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―下界―
[たまこが去って行くのを見つめ、その姿が完全に見えなくなるのを待ってから。
とぼとぼと屋敷裏の泉へ向かう。

久方ぶりに会えた神。
嬉しかった。
懐かしかった。

でも――。

邪念を振り払うように、頭を振ると、高天原でそうしていたように清らかな水に身を浸す。
湧き水が、凝った穢れや邪な考えを流していってくれるように。]


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飛脚 甚六は、メモを貼った。

2013/08/16(Fri) 00時半頃


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[それからその掌を、今度は自身が優しく握って]

今の志乃はまるで姉か母のようだけれど
僕はそんな君のほうが、好ましいかな。

[祟り神すら、妖すら受け入れ慈しむ妹
その凛とした姿は、恐ろしくなど無かった。]

……行こうか。

[それに気付けた闇神だったものは、陽光の下に出る覚悟を――決めた*]


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飛脚 甚六は、メモを貼った。

2013/08/16(Fri) 01時頃


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飛脚 甚六は、メモを貼った。

2013/08/16(Fri) 01時頃


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― 回想:祭壇→自邸 ―
[ウトと別れれば日向の手を引き、
 痛む胸を片手で抑え、そのまま自邸へと戻る。

 まだ日向が泣いているようなら、
 その背を頭を優しく撫でた。
 あやすよう 慈しむよう 労わるよう。

 彼女の言の葉に耳を傾け
 文句を言うなら、両手で耳を覆うことなく、
 微笑んで聞いたろう。]


【人】 飛脚 甚六

─丘─

[考え事をしていたら、名を呼ばれた。気配ではなく、背後で。
振り返れば、昨日と同じにそこには雪客の姿がある。
昨日、情けない姿を見せたからだろう、顔色を窺う様子の雪客に。
しかし、ふと、昨日までとは違う感じを覚えて。
顔を、見つめ返す。虹色に光を反射した、何か]

ああ……どうした、こんなところに。
おれは少し考えを纏めようかと思って静かな場所を選んだんだが。

……今日は。白い布、巻いてないんだな?

[視界に入った、袖から覗くたおやかな指を手を示しながら]

(3) 2013/08/16(Fri) 01時半頃

[――……その、夜半。
 部屋の中、舞い散る札に、鬱陶しげに眉を顰め
 顳かみを抑える手首には、鮮やかな紐が巻かれたまま。]

 嗚呼、もう、またか。
 ――……邪心ないなんて、戯れ言やったか。

[実りの神は、返し矢には当たるもの。
 そう、相場は決まっているのだろう昔から。
 抗う力も残っておらず、どうにも自嘲を堪えきれない。
 今度は苦痛を伴わなず、ただ力を奪われ堕ちていく。
 瞼を閉じればするすると。

 そうして最早余り残っていなかった、
 最後の神力で、叶うならばと――……

 男が居た処には、黄色い、花が二つ。
 鬱金香と、向日葵と。
 何処から現れたのか、ふわりと蝶が舞い、とまる。
 陽の色をした花片が 仄かに風に揺れていた。*]


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[驚いた様子の、兄に。
夜の外出を気付かれていたのだと知れば、
少し気まずそうに曖昧な笑みを浮かべ、頷いて。

手を取られ、姉か母のようだと言われると。]

……三桁も生きていれば、
どちらが姉でも兄でも変わりませんわ

わたしたち、もう、人なのよ?
ここにいる人たちから見れば、化石みたいなものじゃない

[笑いながら、繋いだ手を引いて]


――……ええ、参りましょう


[*光の下へ*]


【人】 飛脚 甚六

そうか、あの布はこれを隠していたのか。
まあ、なんだ、隠さなくていいってわかったのはよかったな。

[言いながら、雪客の背中を、一度、撫でる。
白い布について訊いても明瞭な返答を得なかったことを思い出し]

邪魔とかねーよ?
考え事は向いてないってウトにも言われたしなー。
朝顔さまが「信じた通りに動け」って言ってくれたから。

まあ、……うん、やってみてから悩むことにするわ。

(7) 2013/08/16(Fri) 02時頃

―― 天界・昨日のこと ――

[華月たちと別れて、投票を終えて。
手ぶらで行くのも悪いからと一旦邸に戻って味噌とお酒を持たせてもらい、朧の邸を訪ねた。

邸の主は留守にしており、門は開け放ってあったので失礼しますと頭を下げてくぐった。

縁側に持ってきた手土産を置いて、池の淵に腰掛ける。
ちゃぽ、ちゃぽ、と音を立てて寄ってくる鯉にくすりと笑いかけて]

――――…ずっとずっと、好きでした。

[そう呟いた。零れおちた言葉は、静かに空気にとけていった]


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【人】 飛脚 甚六

あー、あの方のことだから、元気にやってるんじゃねーかな。
下界の様子が分からないおれらじゃ、そう信じるしかねーけどよ。
まあ、あんま心配していない。
あの方も、おれの心配はしてねーといいんだけど。

[困ったように、笑う。
そういえば雪客には朝顔に対する不甲斐なさを見られていた。
その時の言葉が力になっていたと聞けば嬉しいけれど。
雪客が何故か涙目になったことに動揺しつつ]

あ、ああ、話くらいはいつでも構わねーが。
ど、どうした。
何かしんどかったりしたのか。

[手を離して、様子を窺う]

(9) 2013/08/16(Fri) 02時半頃

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【人】 飛脚 甚六

[泣かれるのは、正直困るのだけど。
ただ、言葉通り哀しみで零れた泪ではないのが分かるから。
鱗、と言われ、そうか鱗なのか、と改めて──。
いや、不躾にじろじろ眺めるのも失礼かと思うし。
一歩、近づいた距離に、もう一度そっと雪客の背を撫でる]

神様なんつーもんが、そもそも異形だろうよ。

[ふと、果敢なく溶けた黒く黒い妖を思い出す]

まあ、不思議ではあるけれど……。
悩みごとが解決したんなら、よかったよ。ほんとに。

嬉しいときは、泣くよりも笑ってくれると嬉しいぞ。
強制はしねーけど。

(11) 2013/08/16(Fri) 03時頃

― 下界:何処か ―
[手に梳く髪の黒。傍らの花の朱。一片の蝶の、その白さ。
 朧月のようにぼんやりとしたその面影は、徐々に薄れ。
 瞼を上げれば只管に、空の蒼さが目に痛い。]

 ―― 何処やここ。

[陽の光を遮るよう、持ち上げた腕がずしりと重く、
 手首に巻かれた紐の鮮やかさが目に留まる。

 そうだ。堕ちたのだ。]

 …………、泣いて、へんやろうか。

[最期に見た顔は、笑っていただろうか。
 そんな事を考えるも、記憶はどこか朧気で、覚えていない。
 針で刺したように、胸の奥の奥、
 確かに脈打つ心の蔵が、痛む気がした。**]


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―― それから ――
[目を開いて、暗闇の外を知った。
初めて見る光の世界、幾度も傍らの妹にあれは何かと問い色々なことを知っていって、それはとても楽しかった。]

これから、どうしようか。

[幾つかの時を共に過ごした後、そう問えば志乃はなんと答えただろう。
己には目的など何も無い、しかし彼女は違うのならばついていくのも悪くない。
それと同時に、以前の自分は暗闇に妹を閉じ込めようとしていたと自覚した今は共に在ることが縛ることになるならばいっそ……とも思っていて]


【人】 飛脚 甚六

[掌から感じるぬくもり。そこから伝うほのかな感情。無垢。
それを与えてくれる目の前の。
女人に対し、幼子でもないのに撫でてしまうのは。
無意識に与えられるそれを好ましく思っているからか。
その掌を好きだと言われて、目を細める]

そう言ってもらえんのは、嬉しいな。
ありがとう。
おれもあんた好きだぞ。

[どんな意味で受け取られるかは分からないけれど。
素直な言葉に、素直な気持ちが出た。
恐れない鱗の見える手を取って。
どうか彼女を悩ませるものが早く晴れますようにと。
純粋な祈りを捧げ、目を瞑った**]

(13) 2013/08/16(Fri) 03時半頃

―― ??? ――

[その男を見つけたのは偶然だった。
二人あるいは一人での旅路の途中に。
二羽の烏の雛、巣から落ちたらしきそれをどうにか戻すことは出来ないかと、木を見上げていた時
ふと視線を下げ、何気なく辺りを見て
行き倒れか、最初はそう思ったが何処か痛ましさを含んだように見える表情と手首の鮮やかな紐が目に止まり。]

……

無様ですね、お互いに。

[自然とそんなことが零れ落ちて、唇を歪め笑んでいた**]


飛脚 甚六は、メモを貼った。

2013/08/16(Fri) 03時半頃


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[そのまま柔らかい草の上に寝そべっていれば、
 ふと、降ってくるような誰かの声が聞こえ。
 腕を持ち上げ、顔を上げる。
 聞き覚えはあったけれど、
 予想していなかったその姿に、思わず目が丸くなる。]

 あはははは、そうやな。
 無様やなぁ、――……お互いに。

[すぐに、見知った顔に会えるとは思っていなかった。
 妙な安堵感から、自然と頬は綻んで。
 黒い雛をその手に持ち、此方をはっきりと捉える双眸は
 どうやら光を宿しているようだ。]

 ――……ずっと、見えてたんか?

[何故、見たことがない筈の己がわかったのだろう。
 ふと、思ってそんな、問いかけを。**]


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いいえ、光を得たのは堕ちてからのことです華月様。

[その口調、無様だと肯定し笑う声、やはり男は華月であったようで]

なんででしょうね、僕もよく分からないんです
もう一度会いたかった、そう思ってたからかな……

[華月の隣、草地へ座りながら
また咳き込むだろうか、反応を見てから続ける]

そして、化けの皮を剥がしてみたかったな、と。

[にっこりと笑いかける。
抱えた雛達は何故かしきりにそのまだ柔らかな嘴で華月を突こうとしていた]


[それから少しばかり言葉を交わしてから]

それで……
貴方様は行く宛ては、あるのですか?

[と問い掛けた**]


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[禊を終えて屋敷に戻れば、どうやらたまこの忘れ物らしい包みが置き去りにされていた。
中を改めれば、彼女の作ったらしき団子が詰められている。

どうしたものかと思ったが、次はいつ来られるのか分からない相手だ。
食べ物をこのまま置いても勿体無い。]

皆でいただきましょうか。
お礼とお詫びは次にいらした時に言うとして。

[一応だが、神の食物なので人間が食べることの影響を考えたが、たまこは美味しいものを作りたいだけのようでもあったし、さすがに不老不死などにはなるまい。]


後で道の神の祠にも何か供え物を考えましょう。

[米と小豆がいいだろうか、と団子を口にしながら思った。]


団子はちゃんと普通ので美味しかった


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― 昨日:→華月邸 ―
[帰り際、昔のように手を繋ぎ、
 此方の存在を確認するかのように
 その小さな手に力が込められる。
 どうやら、己が追放されたと思ったらしい。
 その度に、ほろ苦く笑いながら、
 日向の頭を撫でてやる。
 何度も何度も繰り返し。
 離れたくないと言われれば、
 困ったような笑みを向け]

 ええよ。
 今日は一緒に寝ようか。

[名前を呼び、
 彼女の濡れる小さな頬を両手で包み込む。
 どうか、これ以上涙で頬を濡らす事がないように。
 なかなか寝付けない様子だけれど、
 眠るまでは、傍らに。]


[今にして思えば、
 彼女の処にも報せの虫が来ていたのかもしれない。 
 穏やかに、隣で眠るその柔らかく黒い髪を梳き、
 部屋に舞い、己の廻る白を見ながら、
 そんな事を思い、只、嗤う。**]


― 下界 ―
[懐から手に馴染んだ煙管を出せば、
 火を付けゆるりと燻らせる。
 その煙が蝶になることなく天に昇るのを眺めれば
 詰まらなさそうに眉を下げ。
 会いたかった、という言葉にまた一つ咳き込む。
 隣に座り込むのを胡乱気に見詰め、]

 ――神に化けてたのはそっちやろう?
 僕に化ける力なんてあらへんよ。

[へらりと笑い、黒い雛に、そっと指をつつかせる。]


[問いかけには、ぼんやりと空を仰いで、]

 行く宛てなあ……。
 行ってみたいところはあるなぁ。
 下に来るのは、百年振りやし。

[以前の騒動の時、月詠が堕ちた村。
 一度、尋ねて見た事があるけれど、今はどうなっているだろう。
 そうしてもう一つ、行きたい場所がある。
 拾い物をしてからは、暫く来てはいなかった。
 豊穣の祭りには、まだ早いけれど。

 立ち上がり、草を払えば頬にはたと何かが当たる。]

 ――……嗚呼、雨降ってきたなぁ。
 どっかで、雨宿りせんと。

[手の甲で拭ったその雫は
 何故かほんのりと、温かい気がして。
 もう痛まない筈の胸の奥が、また、微かに痛んだ。**]


[天に昇る煙に目を細める。それは地上へ留まり戯れることも、彼の神を追放されし場所へ導くことも無い。]

……ふふ。華月様は僕になど会いたくは無かったのですね、哀しいなぁ。

[古き神だった華月が己の言葉に咳き込む様を見れるとは、視力を得てからは楽しいことばかりだ。
嘯いて笑う己の表情は、まだ妖のようであっただろうか]

――おやおや、実りの神が月詠だったのですか。
通りで惑わせられなかったわけだ。

[大袈裟に肩を竦め、戯言と共に化けていたことを肯定する。]

さて、どうだか……僕には実りの君はお優しいだけではないように、思えましたけれど。

[雛の嘴は指先を傷つけることも酷く痛ませることも無いだろう、しかし何がそんなに気に食わないのか一心不乱につついている。
苦笑して二羽を華月から離し、へらりと笑う顔を見つめて]

こちらばかり見通して、貴方自身のことは何も見せてはくれないのですね。

[緩く首を傾げた**]


ああ、下界に来たことがあったのですか。

[確かに華月ならばおかしくはない、なるほど自分よりこちらを知っているのだろう。
立ち上がる彼を見上げれば、何かが額を濡らしたのを感じる。
そしてはたと何かに気付いたように視線を逸らす。]

……近くに村があるそうです。
貴方と共に、行っても?

[ふざけた色も妖しげなものもない、常の亀吉の表情で問う
嫌だと言うのならば、仕方ないが。
日向を置いて人と成ってしまったのであろうこの男を、少しばかり心配もしていて**]


―屋敷―

[驚いた。
流石の己も。

あの男がこの辺りでも有名な医者だとは。
あの時もそうだが、普段から余裕で帯刀しているし。
その腕前も相当なものだ。
山もいくつか所有しているらしい。

ある意味、生活に困ることはないこの男に拾われたのは白蛇の加護かもしれない。]

…そうでしょうね。

[数少ない使用人の話に頷く。
変わり者故、敬遠されているらしい。
それを本人が全く意に介してないのが、とぼやく。
そこへ。]


『あさたんあさたん、たすけて。』

[そんな声が聞こえて。
何だろ、と男の元へと足を運べば、多くの書物やら薬草やらで埋め尽くされた足場のないような部屋の机にぐてんと突っ伏している。]

何、してるの?

[己の呼び名に関しては最早何も言うまい。
無表情でそう尋ねれば、腹が減って力が出ないという。
そこで何故、己を呼ぶ。という突っ込みを心に仕舞いつつ。]

わかった、伝えとく。

[そう告げて、踵を返せば。]


『僕様、あさたんの手作りがいいなァ。』

[背中に届く甘えた声。]

……薬草、取ってくる。

[無視して、外出する。
薬草摘みはここに来てからの日課に*なったいた*]


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 あはは、虚言を、よう言うわ。

[少しの艶をのせたその表情は、
 哀しむどころか愉しんでいるように思える。
 ふっと神妙な面持ちになり、]

 亀吉、知ってるか?
 人間はな、虚言ばかり言うてたら、
 死んだ後閻魔さんに舌抜かれるらしいで?

[昔、人から聞いた事のある、そんな迷信を一つ。
 己は信じてはいないが、諫言とばかりに言い含め。
 煙を肺腑の奥へ吸い込む。]


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 ――……そんな力なんて無くとも
 その妖しさで、充分わかるやろう。

[此方に見せる亀吉の微笑は、
 瞼の裏に鮮やかに、焼きついているのと大差ない。
 肩を竦める亀吉に肩眉を上げて見せ、]

 へえ。
 僕はこんなに優しいのに?

[此方をつつく烏の雛に、気を悪くする事もなく
 離れていけば、もの寂しそうにそちらを見やり。]

 その眸で見透かしてみたら?
 せっかく、見えるようになったのやしな。

[首を傾げる亀吉に、ふっと殊勝な笑みを向けた。]


[その雫の根源を、探すかのように空を見上げ
 次いで、共に向かうという亀吉へ
 ゆるりと視線を巡らせ首を傾ぐ。]

 ――……別に、ええけど。
 僕ご老体やから、ゆっくりな。

[特に拒む理由もない。
 されど一つばかり、注文をつけたのは
 何となく、少しでも長くこの雨に
 触れていたいと思ったからで。**]


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飛脚 甚六は、メモを貼った。

2013/08/16(Fri) 17時半頃


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―下界―
[井戸水を桶に汲み、柄杓をからからと鳴らしながら小道を行く。
村の中に数多ある祠を祀る日々。
一日ですべてはまわれないから、数日に分けて。それを繰り返せば、毎日何かの神と向き合うことにはなるのか。

晴れた空を見上げる。]

――はしけやし、

   わぎへのかたよ


         くもゐたちくも

[こうして仰ぎみていれば、たまこに、高天原の神たちにいずれ見えることもあるだろうか、と。

戯れに古歌を口ずさむ。]


【人】 飛脚 甚六

─まだ昨日の丘でのこと─

[握り返される雪客の手>>15と笑顔。そうして齎された言葉は。
撫でられるのが、手が好きだという響きとは些か異なるような。
伝わるぬくもりと感情があたたかいのだけは分かるけれど。
そうして問われることには>>18、少し、考え。
──いまは下界を覗いたり降りたりすることは出来ない。
が、朝顔について潔白だと言い切ったたまこならどうだろう]

そうだな、もしかしたら。
たまこが何かいい智慧を貸してくれるかもだ。

屋敷に持って行っても……もう、居ないしな。
下界とも繋がっていないし。
……おれの術も下界までは届かないしな。

[そう返して幾ばくか話をしただろう*]

(36) 2013/08/16(Fri) 19時半頃

[道の神の祠には米と小豆を供え、機織りの神の祠には水と花を置く。
花は、いずれこのように、美しい布を織れますように、と里の子供たちが摘んできたものだった。]


甚六は、雪客の手は話が終わればそっと離した(促し

2013/08/16(Fri) 19時半頃


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【人】 飛脚 甚六

─そうして、夜明け─

[呼ばれる。もう日課となっている追放劇の伝達を。
そうして祟り神による堕天も止まっていないことを。
追放者に華月の名を見、どこか深く深いところが痛んだ。
──日向より先には堕ちたくないと。
あれほど強く、思っていたのに。
先に堕ちることの無念さは想像も出来ないくらいだろう。
左袖の中にいる白蛇を、布の上からそっと撫でる。
彼に差し出された白い花に思いを馳せた]

……大丈夫なんかな、日向。

[きっと、間違いなく、泣いている。
仕事の合間に時間を作って様子を見に行こうと思う]

(39) 2013/08/16(Fri) 20時頃

【人】 飛脚 甚六

[祟り神の被害にあったのは、朧だという。
──古い神。
もしかして古い神から消えてゆくよう定められているのか。
志乃に関しては日向が「自ら堕ちていった」と言った。
それを例外として、追放されるのも被害にあうのも。
みんな、古い神ばかりだ。
何の暗示なのだろうこれは。
残っている古い神は、もう、ウトと置壱──。
それこそ華月が疑っていると言っていた相手ではないか]

……あーもー、だから、置壱さまなんじゃねーの。
わりと、本当に…………。

[そうして伝達をしている間に入ってきたのは。
ウトが、追放の注連縄を使って自ら堕天したという報らせだった*]

(41) 2013/08/16(Fri) 20時頃

飛脚 甚六は、メモを貼った。

2013/08/16(Fri) 20時頃


――兄妹二人旅、後――

[毎日が驚きの連続であったと思う。
雨に打たれれば寒さに震え、日に差されれば暑さで茹だる。
人の身は不便なことも多かれど、
それもまた新鮮で、興味深く。

――何より兄に、こんな表情があったとは。]

(……ようございました、お兄さま。
お兄さまは、立派に「ひと」と生きられましょう)

[兄の抱き続けた、浮世離れしたような、
妖しい雰囲気が柔らかくなったような気がして。
闇夜に縛り付けていたのは己も同じかと、苦笑したり。

そんな折だったろうか。
これからどうするか、問われたのは。]


【人】 飛脚 甚六

─祭壇─

[祭壇に戻ると、たまこの手によるものだろう。
華月の潔白の触れ>>38が出ている。
その横に“火神 ウトは追放の注連縄を使い自ら堕天”と。
もうひとつ伝達の触れをそこに。見上げて、息を吐く]

もう、終われ。こんなのは。

[日向の様子を見に行こう。
水鏡の前から、神脚を使って跳んだ。向かうは華月の屋敷。
居ない可能性もあるが、そうしたら探せばいいと考えながら]

(44) 2013/08/16(Fri) 20時半頃

メモを貼った。


何処へ、参りましょうね
……この頃まれびとの訪れがあった、
そんな里の噂を聞きましたけれど

[それが事実であれば、天上での知己に会えるのでは?
言えば、兄はどんな顔をしたろうか。
どのように、答えたろうか。
何にせよ、いつものように微笑んで。
ひどく穏やかに廻る日々を、噛み締めて]

[あてのない旅の途中か、目的ある移動の最中か。
兄は、鳥の雛が巣から落ちているのを見たのだそうで]

……志乃には、見えなかったけれど……
それより、嫌な風の音。一雨来るのではないかしら。

[早く巣に戻してあげるか、助けてあげないと。
そう言って、眩しげに空を見上げ。手分けしようと。
木など上れぬ自分は、雨を凌ぐ道具を取りに、
一旦兄と別れたのだったか]


【人】 飛脚 甚六

─それは昨日の丘でのこと─

いや、あんま確かな情報じゃなくってすまんな?

[笑む雪客に、少し、困ったように首を傾けた。
団子の神であるたまこになぜ朝顔の潔白が断じれるのか。
もう少し詳しく聞いておけばよかったかと思いながら。
そして、よかったら、と誘われるのには]

ん? ああ、いいぞ。仕事が忙しいときでなければ。
呼んでくれたら、跳んでいくよ。

まあたまこの団子じゃ何が出てくるのか分かんねーけどな。

[言って、笑った*]

(45) 2013/08/16(Fri) 20時半頃

飛脚 甚六は、メモを貼った。

2013/08/16(Fri) 20時半頃


【人】 飛脚 甚六

─→華月の屋敷─

[留守か、と思って日向の行きそうな場所を思い浮かべ。
門の前で立っていたら、声を掛けられ>>48振り返る]

日向。

[どこに行っていたのか。大丈夫なのか。泣いてはいないのか。
訊ねたいことは幾つもあるのだけれど、どれも言葉にならず。
困った顔で、呆れた表情で見上げてくる日向の頭を。
ぽんぽんと軽く撫でる]

いや、うん、様子を見に来たんだ。

(50) 2013/08/16(Fri) 21時頃

【人】 飛脚 甚六

─それは昨日の丘でのこと─

[雪客の嬉しそうに笑う顔。それの心地良さ。
ほのか伝う感情は喜。あたたかいものたち]

おう、それまでにはこの一連の騒動も終わってっといいな。

[心からの言葉をぽつりと零して。
去ろうとするその背中を見送った*]

(51) 2013/08/16(Fri) 21時頃

甚六は、華月邸に向かう途中で、たまこらしき影を追い抜いた気がする。

2013/08/16(Fri) 21時頃


[麓の村まで下りて、傘を手に戻ったのは、
ぽつぽつと雨粒が落ち始めた頃。

懐かしいような、声を聞いた。]

(華月さま?)

[思わず声を上げ、顔を覗かせそうになるも、
それはできぬと己が両足を戒めて立ち。
心から気遣いの言葉をかける兄を認めれば。

ホッと、胸を撫で下ろすだろうか]


――……ようございました、お兄さま


[吐息だけで囁くと、そっと道の傍に傘を置いて。
自分が来たことも、村へ戻ったろうことも、
おそらくこれで伝わるだろうと、そう思っている]


[心配、なんて情を向けられている等とは思わずに。]

 ……志乃さんは、一緒やないのか?

[甚六の術に因って、共に堕ちたと触れがでていた筈だ。
 古い神だからとて、己の力に縋ろうとする程に、
 守りたい、離れ難い相手であったろう。
 その姿が見えない事に、首を傾げ。]

 その、雛は。
 怪我でもしてるんか?

[亀吉の手の中で蠢く、黒い雛に眼をやって。]


飛脚 甚六は、メモを貼った。

2013/08/16(Fri) 21時頃


【人】 飛脚 甚六

う。くっそ日向お前ほんとかわいいな。

[微笑むその気丈さが嬉しいけれど、少し切ない。
むしろ日向が笑ってくれてるのに、自分の方が変な顔をしている。
しゃがみ、目線の位置を同じにすると目を細めた。
そっと仄かに赤みの残る目元に触れる]

礼を言われることじゃねーよ。
おれもどう言ったらいいのか分かってねんだけどさ。
おれも、まあ、朝顔さま追放されてっから。
ちっとは日向の気持ちもわかるよ。
ちっとだけな。

[すべてが重なるわけではないだろう。
哀しみはそれぞれが哀しみであり、同じではない。でも]

おれは日向を、信じてるからな。

(56) 2013/08/16(Fri) 21時頃

甚六は、日向が大声で呼ぶ声に、振り返る。

2013/08/16(Fri) 21時頃


メモを貼った。


【人】 飛脚 甚六

[日向が気になって様子を見に来た、というたまこの言葉に]

はは。

[同じことをしている。小さく笑いが零れた]

ああ、そういうや祭壇の御触れ見てきたぞ。
たまこだろう、華月の潔白を証明してくれたのって。
あんがとな。

(60) 2013/08/16(Fri) 21時半頃

――どこかの村――

[村へ戻れば、先ほど傘を貸してくれた宿へ。
髪についた露を払いながら、書くものを、と女将に請うた]

……お兄さまは……怒るかしら。
もう、いつかのように泣かないとは、思うけれど。

[身体は元気、筆を持つ手も確かだが、
白く滲む視界は最早どうにもならない]


【お兄さま、志乃は嘘を吐きました】


[まずはそんな書き出しで、お別れを]


【人】 飛脚 甚六

[泣いているのではないか。つらくはないか。
そう心配して見に来たけれど。
はっきりした口調で、以前とは違う毅然さで。
信じていると、口にできる今の日向を眩しく思う。
親離れしたような逞しさを裡に感じる。
目を細めて頷くと、立ち上がる。
そしておれの言葉に反応して>>63日向が声を上げるのを。
その感情を、自ら宥めて微笑むのを]

あー……華月ー、日向は大人になったぞー。
親がいなくとも子は育つぞー。

[虚空に向けて、笑いながら放った]

(65) 2013/08/16(Fri) 21時半頃

【人】 飛脚 甚六

つーか、たまこって下界に行けんの?
今はあれだろ、祟り神の影響か何かで、雲が出てるだろ。

……あれを通過すんのは、普通の神じゃ出来ねーと思うんだが。

[たまこに問うてみる]

(67) 2013/08/16(Fri) 21時半頃

【人】 飛脚 甚六

[何気にすごいこと>>66を聴いた気がする]

あー……。

[朝顔さまは、と訊こうとして。
日向が色々と引っ込めたのに自分だけ訊くのもどうなんだと。
思って、開きかけた口を噤む。
訊かなくてもきっとあの方は楽しくやっているんだろう]

なあ、たまこと日向はさ。
祟り神、誰に憑いてると思ってる?
華月はウトか置壱じゃねーかって考えてたみたいでさ。
おれも大体その考えに近かったんだけど。

(69) 2013/08/16(Fri) 21時半頃

【人】 飛脚 甚六

気合か……すげーな。
おれも気合で下界行けねーのかな……移動の神なんだから。

[まあ無理なんだが]

(70) 2013/08/16(Fri) 21時半頃


 怪我してへんのやったら、
 その辺に捨て置いたらええよ。

 烏の雛は、巣立つ前に一度、巣から落ちるものや。
 それで翔ぶ練習するのやて。
 怪我してるのやったら、差し伸べて、
 連れていったらええとは思うけど。

[さて、これは。
 一体何処で聞いた智慧だったか。
 永く 永く、在り過ぎて最早忘れてしまったけれど。]

 ――……いつまでも、鶸やと思うてるのは人間だけやな。

[煙を一つ、吐き出して そっとその火を掻き消した。]


メモを貼った。


[気付いたのは何時だったろうか。
もう聴こえないはずの"声"が、未だ、耳に届いていると。

朧に会いに行く、と。>>4:*3
引導を渡すのだ、と。>>4:*2

そう呟く声は、最早あの醜い音に包まれてはいなくて]

……道連れに堕ちたのでしょうか
わたしが、――……祟り神の幾分かを

[実のところは分からない。何がどう天上で変化したのかも。
けれど何にせよ、"声"が聴こえる代わりにか、
瞳は段々ものを映さないようになってきた。
天の神に仇なした、おそらくこれは天罰かと]

後悔などありません。むしろ清々しい程ですわ。
わたしはわたしの思うままに在っただけ。
恨むなら恨めばいい。憎ければ憎めばいい。


【人】 飛脚 甚六


日向、お前は、いい神になるよ。

[見つめてくる日向に、信じているよと笑う。
そんなお願いなんかされなくても、いつも思っている。
役に立ちたい、その為に使ってほしい。
それによって存在を証明する、使われて何ぼな神であるから]

日向、おれは堕天することさえなけりゃお前の傍を離れない。
華月がそうだったように。

良い神になるよ、おれも。約束する。

(74) 2013/08/16(Fri) 22時頃


その憎しみごと笑い飛ばして、愛しましょう。

[それが最大の反撃だろうと、くすり、笑って]


【人】 飛脚 甚六

[たまこの言葉>>73に頷いて、目を眇める]

まあ……もう古い神って置壱さましか残ってねーしな。
だれがそうでもつらいってのは……。

[今更な気がする。言葉にはしなかったけれど。
朝顔も華月も潔白だった、それでも追放されたという事実]

(77) 2013/08/16(Fri) 22時頃

【人】 飛脚 甚六



…………置壱さまの、声。

[日向の言葉に、目を瞑る。祟り神の声。
そして志乃の声を聴いたという恐いもの知らずの付喪神]

そうか……祟り神の声、置壱さまの声だったか。

(78) 2013/08/16(Fri) 22時頃

【人】 飛脚 甚六

[日向の言葉>>79には、考えるように遠くに目を遣り]


……祟り神って、どうして祟るんだろうな。
何を目的として神々を下界に堕とすのかそれさえ知らねーし。
憑かれた神って、どんだけしんどいのかね……。

[解放してあげたい、という日向の頭を、撫でる]

(80) 2013/08/16(Fri) 22時頃

飛脚 甚六は、メモを貼った。

2013/08/16(Fri) 22時頃


甚六は、雪客の反物のことを思い出した。

2013/08/16(Fri) 22時頃


【人】 飛脚 甚六

[ぎゅっと手を握る日向>>82と。
勿論だと声も高らかに宣言する>>76たまこを。
引き寄せて、ふたりまとめて抱きしめてむぎゅった]

くっそお前らかわいいなあ。

[ふたりの背中をぽんぽんと軽く撫でて離す]

そーいや、たまこ。
雪客が志乃に反物届けたいって言ってたからさ。
暇があったら、話し聞いてやってくれねーか。

(83) 2013/08/16(Fri) 22時頃

[何の神を祀っているのか、分からない祠が一つ。
水で清め、灯明を燈す。

里人にも伝えられることの無かった、無名の神の祠。
供え物を置くよりも先に怖れ気もなく、その扉をかちゃりと開ける。
朽ちるかと思った扉は、存外しっかりとしており小さく軋んだだけだった。
小さな木彫りの神像が、真正面でなく横を向いて安置されていた。]

…これが。

[月神が、巻物に書き残した願い。
扉を再び閉ざすと、香を焚き神酒を供える。

『彼の―の、―――神の安寧――願――』

おそらくは人目に触れないよう――里の人間が見ても分からないように、巻物の隅に書きつけられた擦れ文字。]


[急にこんなことを言い出そうと思ったのは、
華月の姿を目にしたからだろうか。
神として祈りを捧げることはできずとも、
少しは安心させられる知らせを、持っていると思う]

……日向ちゃんは、きっとこの先も無事でしょう
縁の切れる音は、もうありませぬ

雷門さま、明さまの時には、間に合わなかったけれど
この頃下界へいらしたでしょう朧さまも
御身は人になれど、障られてはおりますまい

怨嗟の音は、止みました。

……ようございました。ようございました。

[筆を走らせながら、ぽつり、呟き]


……彼の神の安寧を願う、でよろしいのでしょう。先代様。

[真正面には向けられぬ神像。

――名を残すことのなかったこの祠は、
            祟り神のためのもの]


[おそらく先の騒動の時に、堕ちた月神がこの地に作ったのだろう。
今となってはその本意も分からないけれど。

祟り神が憎いかと問われたら――明はよく分からない。]

でも、安寧を祈らずにはいられなかったんですね。先代様は。

[祠に静かに満ちていく香気に、目を閉ざす。
先の祟り神のことは知らないが、その神を知る月神が祈りを捧げていたのであれば。

明も、同じようにしても構わないはずだ。

高天原に残された神に早く安らげるよう。
祟り神がこれより先、神に仇なすことなく安らげるよう。
静かに祈った。*]


メモを貼った。


メモを貼った。


【人】 飛脚 甚六

おう、じゃあ、おれは。

[その、置壱のところに話をしに行くよ、とは。
口にはしなかったけれど]

ああ、おれも、行ってくる。
あんがとな、日向もたまこも。
たまこはまた、変じゃない団子食わせてくれよ。

[笑って、避けられなければたまこの頭を撫でるのだけど。
そうしてその場を離れる為、神脚で跳んだ]

(86) 2013/08/16(Fri) 22時半頃

― 少し先の未来 ―
[辿り着いた、かつての月詠の村で
 稀人が現れたとの噂を聞いた。
 その稀人と出会えれば、一つ、お願い事を。]

 明、
 祠参りが日課って聞いてるけど、
 祠をもう一つ、作ってくれへんかな。
 ――……桃の木を、植えようかなと思って。

[かつて、教えてもらったその方法で
 祟り神を鎮める事が、できるのだとか。
 そう言えば、既に、その祠が作られている事が知れただろうか。]


メモを貼った。


甚六は、置壱の姿を探して、高天原を跳ぶ。

2013/08/16(Fri) 22時半頃


そうか。

[持ち合わせが無いと話す置壱へ、感慨に浸り頷く]

遅れても構わぬ。払いにくるのだぞ。

[だが、付けには利子が付くからな、と穏やかな声で付け加え]

では、またな。置壱。

[酒を酌み交わす事で、言葉少なくとも語ることは終わった。
満足したのではないかと思う。ただ一つ心残りを除いて。
長椅子から立ち上がると、一度置壱を見つめてから
最後にからりと笑って、その場を後にした]


――夜――

[置壱が訪ねてきたのは、夜半を過ぎた頃だった。
珍しく酒を飲まず、縁側に座って月を眺めている所へ。
よく見れば、黒い衣を羽織っており、
ただ見れば、いつもと変わらぬ笑みを浮かべていた。
友の右手には、見たことの無い大きな鋏が握られ
友の左手によって、掴み、引き寄せられるのをただ見ていた]

酒代は、用意できたのであろうな。

[さもそれが今の大事であるかのように。
それだけを言ってしまうと、友の姿から視線を外し
見られていては、さぞやり難かろうと
天を仰ぎ、月を眺めていた。

自らの傍で、じょきりと音が鳴るまで]


この手が汚れているかと問うた時、
確かに志乃は穢れていたのでしょう

独りにするなと言ったのは志乃なのに、
今はここにいることが辛いのです

……北へ、向かおうと思っています
何も見えなくなる前に
――……北の、まつろわぬ民の下へ

[その名を忘れぬと、約束した。
なれど独りで守り続けるのは、あまりにも]

志乃はお兄さまの妹で幸せでした
ご縁があれば、いつかまた……

[あまりにも、いろんなことがあり過ぎたから]


甚六は、跳ぶ前のたまこの言葉に頷く。おう、頼まれた。

2013/08/16(Fri) 22時半頃


メモを貼った。



[兄はきっと、自分がいなくとも、もう大丈夫だろう。
ごめんなさいと囁いて、記した言葉は、]


[愛してくれて、*ありがとう*]


メモを貼った。


【人】 飛脚 甚六

─置壱の小屋上空─

[名を、呼ばれた。近くに居る。置壱を探す為に。
まずは棲み処へと跳んだら、はたして目的の人物はそこに居た。
呼んだもの彼だろう。
遠目からも、この間──それは祟り神騒動の初日だ──よりも。
穢れが落ちているのが分かった。
でも、傍ではなく、少し距離をおいたところに降り立つ]


………………………おれもお探ししてました。置壱さま。

[言葉に躊躇いが含まれるのは仕方がない]

(92) 2013/08/16(Fri) 22時半頃

メモを貼った。


―少し未来―
[旅人が稀人を訪ねてきた、と聞かされすぐに応じる。
鄙にはまれな、そうとしか表現の出来ない垢抜けた顔立ちの知己に、上の騒動は終わったのかと聞いて望む答えでないことに肩を落とす。
終わったのでないなら、彼がここにいる理由は追放されたか、堕とされたか。
そのどちらかだから。

その後に続けられた華月の願いと、祟り神の鎮め方に軽く目を開く。]

桃の木を……。
実りの神、…いいえ華月様。


――祟り神のための祠は、すでにこの地にございます。

ただ、先代月詠が人としての生を終えてから、名すらない祠を祀る者がおりませんでした。

[華月がなぜ祟り神の浄化を願うのか、それには踏み込まないで。
そっと笑った。]

桃の木を、植えましょう。
厄払いの、木をいくつも…。

名すら残せない、神の祠の周りを埋め尽くして…たくさんの人に祀ってもらいましょう。

[先代の月神が祟り神のために祠を建てていたことをあかし、静かに、祈りを重ねた。]


甚六は、その笑みに一歩後ずさる。

2013/08/16(Fri) 23時頃


メモを貼った。


メモを貼った。


【人】 飛脚 甚六

[いや冷静になれよおれここは私情を挟む場面じゃないだろ。
言い聞かせながら足を踏ん張る。
視線を置壱から逸らさないように耐える]


………………いや、おれの話は長くなりそうなんで。
置壱さまから話すといいと思いますよ何でおれ呼んだんすか。

[巻き付ける白い布。薄まった汚れ。解体された板。
置壱の置かれた状況も、何を考えているのかも分からない。
何を言われるのか、想像さえも出来ないから]

(94) 2013/08/16(Fri) 23時頃

メモを貼った。


メモを貼った。



 へえ、先代さんが?
 ――……あの人らしいな。

[今まで思い出すこともなかった先代の事を思い浮かべ
 ふと、笑んだ。
 嗚呼、確かに、そういう神――いや、人であらせられた。]

 いっそ、桃の名所にでもしたったらええのとちゃう?
 そうしたら、祠が荒れる事もなくなるやろう。

[荒れた祠は避けて通るが人の常
 とは、よくいったものだ。]

 嗚呼、それと――…… いらんよ、様も。
 僕はもう、神でも何でもない、ただの人やし。

[そんな事を言い、名も無き祠に祈りを重ねたろう。**]


【人】 飛脚 甚六

[口を開いて、巧く考えられなくて閉じて、また口を開いて。
でも何をどう訊けばいいのか分からなくて、息を吐いた。
視線を少し落とす]

…………今回の騒動で、偶然かもしれませんが。
古い神ばかりが堕ちている。
雷門、明、朝顔さま、華月、朧、ウト。
志乃は……自ら祟り神に望んで堕ちたと聞いたから外して。

何かの暗示なんですかね、これは。
置壱さまはどう思われますか。もう残る古い神はあんたくらいだ。

祟り神は何で神を堕とすんですか。おれらはそれさえ知らない。

[どこから話を訊けばいいのか]

(97) 2013/08/16(Fri) 23時頃

メモを貼った。


メモを貼った。


ええ、桃の木も、葡萄も、筍も植えましょう。
良いとされるもの全て。

[華月の声にそっと笑う。]

いつだって人の訪いの絶えないように。


メモを貼った。


[そして、華月の言葉にきょとりと瞳を瞬かせる。
かつて神同士であった時には、呼んでいた名。
人として神を呼ぶときの尊称。
人同士の呼び名。

自分なりに分けていたつもりだが――]

華月様…目上の方をいきなり呼び捨てにするのは無理です。

[困ったように言えば、彼は聞いてくれたろうか。]


メモを貼った。


メモを貼った。


[明の眸が瞬いて、少し、困ったような表情になる。
 このまま困らせるのも愉しいかもしれないが
 なんとはなし、そっと、引いておいた。]

 そう?
 じゃあ、いきなりが無理やったら、そのうちにでも。

[元来、様、なんて柄ではない。
 そんな事を思っていたけれど
 呼んでもらいたい者に、
 そう呼んでもらえる機会はもうないだろう。]


飛脚 甚六は、メモを貼った。

2013/08/16(Fri) 23時半頃


[彼が引いてくれたことを察し。微笑む。
優しいばかりの人でないことは薄々気づいてはいるが…。
それが、優しくないと同じことではないことも、また知っている。]

いずれ、それすら気にもならない間柄になりましたら。
気安く、お名前を呼ばせてください。

[その時までは、華月様と呼ばせてほしいと少しだけ年下の甘えを含ませた。]


―― 朧が堕天した朝 ――
[早朝、靄のかかる中、白装束を身につけて注連縄を身体に巻き付けた女が、下界へと繋がる穴から静かに身を投げた]

[朧が祟り神によって堕天したという報せを、池の鯉を見に伺った際に心配で放ってきた火鼠から知った。

そのあとの事は、良く覚えていない。

ただ、明が堕天した時のような暴走はせず酷く冷静に準備を進めていた。
祭壇から注連縄を持ってきて、朧の邸に寄って水を貰い、身体を清めて白装束を身に付けた。

底の見えない雲海が広がる穴の淵に立って静かに目を閉じて。ただただ下界で朧に出会えることだけを一心に祈った。

いざ、飛び込もうとしたとき、ふっと置壱の顔が過る。
ひとりぼっちになる置壱。大好きな置壱]

―――…一緒に堕ちるという約束、守れなくてごめんね。

[最後の力を使って火鼠に託し、放てば。
女の横をひと際強い風が吹き抜けて。
その風に抱かれるように、女の身体は穴に吸いこまれていった]


ねえねえ、おきいち!
おぼろさまってほんとにすてきよねえ!

わたし、おぼろさまのおよめさんになるの!

ねえおきいち



おきいち




―――……置壱。



―― 火守の神 ウトの最期 了 ――


―― 回想:兄妹の旅路 ――
[人の身体で生きる下界は愉快なことばかりではなく
それでも、花々や蝶、闇夜を照らす月光、美しいものを幾つも志乃が教えてくれたから、人の世を愛することも悪くはないと思えるようになっていた。


――何より妹が、こんなに明るく笑う娘だったとは。]

(お前は、僕などいなくとも、闇などなくとも歩いていけるのだね。)

[何より美しいのは強く明るい妹の姿だった。
それに気付くのは、きっと遅かったのだろう。]


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【人】 飛脚 甚六

偶然なのは分かってますよ。連日、票もばらけている。
毎日、誰が追放されても可笑しくない状況でしたし。

何が視えてくるのか分っかんねーから訊いてるんでしょーがよ。

[声が高くなってゆくのを意識して宥める。
いやだから喧嘩しに来てる訳じゃねーしたまこに頼まれたし。
しかし“志乃は自ら堕ちた”という言葉に反応しない置壱は。
その事実を知っていたんだろうか、告げる前から。
日向は誰にも話していない>>4:86と言っていたけれど]

目的を訊いてる訳じゃねーんですよ。
いや訊いてるのか。訊いてどうするとかそーゆんじゃなくて。

………………………志乃が苦しんでいたと聞いたから。
苦しんでるなら気になるでしょーよ。
自由になりたいと思っているなら尚更に。

[回りくどい言い方が向いていない]

(103) 2013/08/17(Sat) 00時頃

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……まれびと、か。

[そうして妹に問い掛けた後、一つの噂を彼女から知る>+30
天上の知己、過ぎるは穏やかで慎ましい堕とされた月光の神。
その里を目指そう、決断は直ぐに。常のように微笑む妹と共に、穏やかな日々を過ごして]

[その里へ向かう最中、烏の雛を見つける
見えなかったけれど、その言葉を未だ深くは考えることはなく]

ああ、頼むよ

[と、別れたのだった*]


―下界・泉―
[ぱしゃり、と泉の中に体を潜らせる。

たまこに会えた。
華月に会えた。

まだ、祟り神の騒動は治まったとは聞かないけれど。
大丈夫、大丈夫。

自分に言い聞かせて。自分の知っている神々の名前が聞こえてこないように祈る。
大丈夫。

人として生きていく覚悟は出来つつある。]

…。

[でも。]


――会いたい、な。


[一人の時だけ。こぼす本音。]


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―― 漁師の家 ――
[天界から自ら堕ちた自分が果たして人間になれるのかなんて全くもって考えていなかったけれど。
どうやら誰かさんの編んでくれた注連縄のお陰で、無事人間として生まれおちる事が出来たようだ。

女が堕ちた場所は海であった。

水中で息ができないことに驚愕しながらあっぷあっぷと溺れていたら、ちょうど沖に漁に出ていた船に救いあげてもらった。

どこからきた、歳はいくつだ、何してた、と散々質問攻めにあったが、話せたことは「ウト」という名前だけで。

いく当てがない事を話したら、漁の手伝いをしてくれるなら置いてやると言われ、今に至る。

朧がどこに堕ちたのか、明が、志乃が、華月が、朝顔が、亀吉がどこにいるのかもわからず。何の手がかりも得られていない。

ただの人間に、この中つ国は広すぎた。]


【人】 飛脚 甚六

そこは、言い間違えました。

望んで堕ちたじゃなくて、受け入れて堕ちた、です。
伝聞を間違えるとか伝達の神たる恥だそこは謝りますすんません。

[この謝罪だけは真摯に。
ただ、疑ってるんだろという言葉には変な表情をした。
いやもう全部思ったまま曝け出したいがあまりにもあんまりだ。
口を開いて、閉じる。もう一度開いて。
耐えきれず叫んだ]

あああああああもうだから回りくどいのはきらいなんだ!

あんた祟り神憑きなんだろ!
なんで憑りつかれちまったんだよ!
弱ったとこ狙われたんだったらおれのとここいよ!
おれだって音と風に愛されてるんだから!

そう思うから祟り神の目的知りたいんでしょーがよ!

(107) 2013/08/17(Sat) 00時頃

―― そうして出会ったは:追放されし豊穣の神 ――
[虚言を、そう華月が言えばくすくすと意地の悪い笑みを零し
急に神妙な面持ちを見せられたならなんだ、とこちらも真面目な表情になるが]

――ふっ、ふふふ……
魑魅魍魎、闇に這いずる妖だったものが閻魔を、地の獄を怖がると?

[残念ながら諫言は妖だったものに笑い飛ばされてしまう。]

虚言ばかり口にしてるわけではございませんよ、華月様。
もう貴方を誑かす理由も、正体を隠す必要もないのですから。

[只、天に遺した未練が貴方だったなどと言えばまた咳き込むのだろうからその真実は口にするつもりは無いが。
そういえばあの子は髪紐をどうしたのだろうか、自分無しで高天原にただの妖は存在出来ないだろうに――まさか華月に届けたなどと知る由も無く]


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―― ある町の市で ――
[あがった魚や昆布なんかを売りに、女たちは漁師を見送った後、町の市へ赴く。ついでに布や糸なんかも仕入れたりして、昼過ぎにはまた小屋へ戻っていくのだが。

今日は不思議な噂を耳にした。
とある村に数百年ぶりに稀人が現れたというのだ。
なんの確証も得られなかったが、女の胸は酷くざわついた。

行かねば、逢いに。

その日から女の心を占めるのはその思いばかりだった]


【人】 飛脚 甚六


………………………。

[笑われた。
いっそ自分が見たことない顔で笑われた。どうしたらいいんだ。
怨みの塊。依代によって変わるという。
じゃああんたは何を目的にしていたんだ、そう問いたいけれど。
こちらの言いたいことはもう言ってしまったので。
俺の話を、という言葉に頷く]

(111) 2013/08/17(Sat) 00時半頃

―下界―
[里人の、近隣の住人の駆け込みが今日も続く。]

「運気が良くない。きっと悪霊が憑いているに違いない。」

「作物の出来が昨年よりも遅れている。」

[悪いものは憑いてなどなく、無精や偶然の原因を他に求めることを諭し。
天の理が乱れ、地に影響を与えている間は我慢するように、とひとつひとつ、言って聞かせ。

ずっと、待ち人たちの姿を待っている。]


ふぅん――…天上の僕は華月様にどう見えてたのでしょうね。

[妖しさで分かる、そう聞けばくつくつと低く笑い。]

おやおや、自分でおっしゃるのですか……。

[僕はこんなに優しい、それは否定も肯定もせず呆れたようにぼやき]

……ええ、そうですね、
そうさせていただきましょう、時間が掛かりそうですけれど

[笑みにそう返せばふとこの男をもう嫌ってはいないことに気付いた。
そうして、行く宛てについて問うたのだったか*]


【人】 飛脚 甚六



………………………置壱さま。

[目を眇める]

(118) 2013/08/17(Sat) 00時半頃

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