44 【game〜ドコカノ町】
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ライトニングは、どこかで半吉[[omikuji]]のカードを拾い、数値1を見た。
2011/02/15(Tue) 06時半頃
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― ホームステージ・床彼遊園地 ―
[ 赤く燃えるような夕暮れの中、肩で息をするシルエットが浮かび上がる。 手には身の丈ほどもある大剣を引き摺らせて。 ]
ふぅ……、ひでぇ出血。 よかった、あのCOMが回復薬落としてくれて。
[ 頬に僅かながら流れ滴る血を握りしめた手の甲で拭って、 その手のひらの中にあった白い物体―回復薬―を、 口にぽいっと放り込み、がりりと音を立てて噛んだ。]
さて、と…
(231) 2011/02/16(Wed) 03時頃
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[ 回復薬を噛んだ瞬間、HPの上昇を示すグリーンの光が 柔らかく彼を包む。 ]
[ 口の中で小さくなったそれをコリコリと歯先で弄ぶように噛んでいると、 目の前に新たなステージが表示された。 ]
―――→ 自宅
……ん?
[ 反射的に、彼はそれを選択して――― ]
(234) 2011/02/16(Wed) 03時半頃
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― ホームステージ・自宅 ―
[ 次の瞬間、彼は見慣れた部屋にいた。 脱ぎ捨てた服で少し散らかった、和室にはそぐわないベッド、読みさしの本が乗ったままの机。 本棚に立ててある、古い両親の写真――― ]
……、 おいおい……マジかよ……これ。
[ 思わず両親の写真立てをそっと伏せて。 ]
…なんだこれ。俺、ゲームやってるつもりだったんだけど… 夢か?
(236) 2011/02/16(Wed) 03時半頃
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[ 古いカーテンからは鈍い午後の光が差し込んでいる。 夢だと思いたい。が、そこは生々しいほど自分の気配の残る いつもの部屋だった。 ]
あっ……やべえ、まさか居間に叔母さんたちもいるのか? こんな姿を見られたら……
[ 思わず自分の装甲をあちこち触り、長い三つ編みの先をぎゅっと握った。 ]
……いや、俺だとはバレないかさすがに……
[ その時、目の前に突然。>>@4の表示が現れた ]
(237) 2011/02/16(Wed) 03時半頃
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―――→ 燃えるいわくつきの洋館
[ インターフェースに映し出された、燃え盛る洋館。 ]
ステージ損壊率94%!? 洋館ってあれか、確かサイモンのいるステージか…
[ そこに映し出される戦闘中の面々を見て ]
お、珍しい。 ひとつのステージにキャラが集まってるじゃないか。ほほー。
(239) 2011/02/16(Wed) 03時半頃
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[ しばし映像に見入っていたが、移動コマンドを探そうとすると。 ]
―――→ 燃えるいわくつきの洋館 ―――→ 燃えるいわくつきの洋館 ―――→ 燃えるいわくつきの洋館 ―――→ 燃えるいわくつきの洋館 ―――→ 燃えるいわくつきの洋館
って、次はここしか選べねーのかよっ!
[ 2、3秒ほど考えたが、仕方ないとばかりに投げやりに選択した。 ]
(241) 2011/02/16(Wed) 03時半頃
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― 燃えるいわくつき洋館 ―
[ 赤々と燃え盛る洋館の、とある通路に。重そうな甲冑を身につけた影が現れた。 ]
あっちぃ……
[ ステージに入った瞬間から肌を襲う熱気に眉をしかめる。 と、少し先の方で、サイモンに止めを刺さんとす女性キャラクターの姿>>238が見えた。 ]
あれ……もう、終わるとこ?
(242) 2011/02/16(Wed) 03時半頃
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[ 腕を組んで傍観していたが、崩れ消滅するサイモンを確認して。 ぱちぱちと賞賛の拍手を贈った。 ]
お見事〜。
サイモンとは前に手合わせしたことあったが……逃げられちゃったんだよなぁ。ま、当時は俺も初心者だったけど…
[ 初めて会うプレイヤーたちに近づき挨拶しようとした…が、 何処からか現れたゾンビたちに取り巻かれ>>@45、 やれやれ、といった風にため息をついて剣を握り直した。 ]
>>244 やっぱり何か変なのか? 実はさっき……、 [ 自分の部屋がステージに…、と言いかけながら。 正面から襲いかかってきた一匹のゾンビをばっさり斜め切りした。 ]
(245) 2011/02/16(Wed) 04時半頃
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なんだこりゃ、経験値稼がせてくれるのかな。
[ 切り落としたゾンビが黒い塵となり、洋館のそこかしこで燃え続ける炎に吸い込まれていく。 大剣をもう一振りして塵を払い、残りのゾンビをぐるりと見やった。 ]
じゃ、これ片付けてから、ゆっくり話そうか。
[ 手を振るヤニクに、口元だけの頬笑みで返し。 わらわらと襲いかかってくるゾンビの中に飛び込んで行った―― ]
(246) 2011/02/16(Wed) 04時半頃
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[ ゾンビを次々と切り落としながら、ふと上を見やるとセシルの姿――>>@49 ]
ああ? セシルってこんなおしゃべりだったっ…け! [ 言い放ちながら、ひとまわり大きなゾンビを切り倒し。 それは一刀両断された大木のように真っ二つに裂けて、大きな黒い悲鳴を上げた。 ]
デカいのはさすがに…ザコ敵とはいえ、力が強ぇな… [ 小さく息を吐き、剣を両手で持って静かに呼吸を整える。 と、剣の周囲にパチパチと音が弾け始めて、禍々しい色に光る電気を帯び始めた ]
あと残り4匹、まとめて行くか。
(247) 2011/02/16(Wed) 05時頃
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電光雷鳴っ!
[ その瞬間、両の手で握った剣を大きく一振りすると、 稲妻を帯びた暴風が周辺に居たゾンビたちを次々に切り裂いて、 細切れになった黒い塵が洋館の中を桜吹雪のように舞い散った――。 ]
[ パチパチと電気の残る剣をもう一振りして、 よし、と小さく呟く。 その声に呼応するように、立ち込めていた黒い塵もシュンと消滅して、”敵”の気配は跡形もなく消え去った。 ]
あー…今日ぜんぜん休憩してなかったから、これだけで疲れた…。 [ 剣をざっくと床に突き刺して、へにゃっと力を抜く。 ]
(248) 2011/02/16(Wed) 05時頃
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[ その場に居る者に話しかけようと歩み始めたとき、 セシルの声>>@50を聞いて――― ]
『ゲームを始めたい』って…、 おいおい、おかしなことを… ここ自体がそもそもゲームの筈だ、ろ…?
[ 言いかけながら、ふと、ステージとして突如出現した 自室のことを思い出していた。** ]
(249) 2011/02/16(Wed) 05時頃
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[ セシルの物言いに思案していたが、それはほんの少しの間。 すぐに向き直って、ヴェスパタインの声>>254に応えた。 ]
どうやら、次のステージみたいだね。 行くしかないか。
ところであんたのそれ…
[ ヴェスパタインの頭部でぱたぱた動いているうさみみを見つめて。 ]
確か、サントラの初回限定予約特典… うわっうらやましいー!!
(261) 2011/02/16(Wed) 07時半頃
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[ 志乃>>255にヘルメットの下から頬笑み返して。 ]
こんなにたくさんのプレイヤーがひとつのステージに集まってるのも珍しいな。 いや、俺が普段ひと気の無いステージにばっか居るせいかもしれないが…
[ 先ほどまで手にしていた大剣を片手でくるりと一振りすると、 それはシュウゥ…と小さく音を立てて一回り小さくなり、 腰の鞘にぴったり収まった。 ]
ま、行こうか。 このステージはもうお仕舞いのようだ。
(264) 2011/02/16(Wed) 07時半頃
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ほぉ? その刀装はなんだか珍しいな。なんだか良さげな… [ >>267志乃の手にした刀の見事な瑠璃色に思わず眼を奪われる。 が、それについては深く聞かずに。 ]
ところでセシルってあんなキャラだったっけなぁ。 元々64(ロクヨン)はCOMの台詞もバリエーション豊かだけど… 何か変な感じだな…。
[ 先ほどの戦闘で乱れたヘルメットを直しながらぼそぼそと呟いた。 ]
(269) 2011/02/16(Wed) 08時頃
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ライトニングは、ヴェスパタインの耳がぴこぴこした瞬間、「あーっやっぱかわいい!」と羨ましげな声をあげた。
2011/02/16(Wed) 08時頃
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>>275 人から…、そうか。いや、見事だね。 そうだな。うまく言えないけど、さっきここに居たセシルは何かこう……、COM的なものじゃなくて… 何か意識みたいなものを感じるよう、な…
[ うまく言葉にならない様子で、表現を濁す。 その刹那、洋館の奥にある大きな柱が燃え尽きて倒れる音がした。 急激に温度が上がる。赤々と勢いを増していく炎。 ]
…おっと、あまりゆっくりはしていられないようだ。 ここはもう危ないな。
お嬢さん…ああ、えっと。志乃、かな? [ あまり意識のストックに無い筈の、女性キャラクターの名前がふっと湧いて来た。 ] 崩れ落ちる前に、行こうか。
[ まず女性が脱出するのを見届ければ、おそらく後方から己も 次のステージへと向かうだろう。** ]
(277) 2011/02/16(Wed) 09時頃
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― 床彼メインストリート・スクランブル交差点前 ―
[ そこは、見慣れた筈の交差点だった。 だけど誰もいない。プレイヤーの他には。通行人もおらず車も走っていない、まるで死んだ街―――。 ] [ 巨大スクリーンに流れるロクヨンの画面を仰ぎ見ながら、ヘルメットの上にある水鳥の羽をわしわしと掻いた。 ]
…なんだってこう、リアルにうちの町がステージ化してんだ?
[ 空中をぐるりと見渡すと、セシルの姿>>@59。 ]
(358) 2011/02/16(Wed) 22時半頃
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[ ふよふよ空中で囁くセシルの声を黙って聞いていた。 が、>>@65”出れない”という断定口調に身をぴくりと震わせて。 ]
ちょっと待て……出れないって要するに どうなるんだ?
出れる者はそれでいいとして。 出れなかった者は。
(375) 2011/02/16(Wed) 23時頃
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ライトニングは、>>@66 うさぎ、の単語に、ヴェスパタインの方を思わず見たが、しっぽには気づいてない。
2011/02/16(Wed) 23時頃
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疾風迅雷っ!
[ 突然、腰の鞘から剣を抜くと、それは抜かれた刹那に大剣に変わり、 刃先から雷を帯びた暴風を巻き起こし。 空で浮いているセシルに向かって、巨大な渦を巻く雷(いかずち)を落とした。 バチバチッ!!という大きな音がしたが、セシルの周りを渦巻いた暴風がおさまると、白い靄の中から無傷・無表情のセシルの姿がぼんやり浮かび上がる。 ]
……ちっ。 さすがに中レベルの技じゃ効かないか。
(384) 2011/02/16(Wed) 23時半頃
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ライトニングは、ヴェスパタイン>>381のしっぽがちらりと見えたが、「見るな」という声に驚き慌てて眼をそらした。
2011/02/16(Wed) 23時半頃
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セシルを倒したからどうって話でもないんだろうが、 前に出会ったPK(Player killing)に似た匂いを感じるぜ…
[ PKとは、ゲーム内で他のプレイヤーの操作するキャラクターを攻撃して殺してしまう者の総称。 その目的は、キャラクターの所持品やゲーム内通貨の強奪、強さの誇示、単なる嫌がらせなどさまざまだが――― ]
お前は―――なんのためにこんな事を?
少なくとも、デフォルトのCOMセシルではないな?
(392) 2011/02/16(Wed) 23時半頃
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[ アイリス>>393「頭に猫耳被せて三遍回って「にゃあ」って言わせてやる」が聞こえて、若干肩の力が抜けた。 ]
>>@73 プレゼントって何だ…?
[ 思わず周囲の者を見回す。 ヴェスパタインのうさしっぽがまた視界に入ったが、 ”いや、これはきっと違う…”と眼を逸らした。 ]
(396) 2011/02/16(Wed) 23時半頃
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[ 防御の構えをとった刹那、空から無数の細剣が降り注いでくる。 ]
くっ…!! 百万刃の幻想現実……だと!
[ まずは己の周辺に降ってきた剣の雨を、大剣の一振りで 暴風を起こして撒き散らした。 ]
[ 頭部に66(0..100)x1アイコン、続いて数値9が現れる ]
(403) 2011/02/17(Thu) 00時頃
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[ 暴風に巻き込まれながらも闇雲に襲ってきた刃が、幾数か 頬や髪を切り裂いていった。鮮血が滴り落ちる。 ]
い、ってぇ……
[ はらりと、切り裂かれた金髪が風に舞った。 ]
本気……なのか。
[ ふと周りを見回せば、大怪我をした者はいないようだ。 安堵のため息を小さく漏らし、頬の血を一拭いした。 ]
(417) 2011/02/17(Thu) 00時頃
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[ >>414リンダの血を見て、胸ポケットに仕舞ってあった回復薬を遠くからぽいっと投げた。 ] あまり戦闘慣れていないのか? まあ、リンダ使いってことはそもそも戦闘好きじゃないんだろうけど… ひとつ持っておくといい。
[ 消えていくセシル>>@79にはっと気が付き。 ]
おい、待てっ!! まだ聞きたいことが―――!
[ 叫んでみたが、セシルの姿は空気に吸い込まれて消えうせた。 ノイズだけが残されて、いつまでもセシルの居た空間にチカチカと点滅している ]
(422) 2011/02/17(Thu) 00時頃
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[ セシルの声>>@81が直接耳の鼓膜に届き、ぞわっと身をよじらせる。 消えたセシルを追いかけなければ――、 しかし、とんでもない数の群衆がメインストリートに溢れかえり その人並みに巻き込まれそうになる。 ]
ちょ、ちょ…っ、 痛たたっ、足踏まれたっ!!
[ 思わぬところで2のダメージを受けた ]
(427) 2011/02/17(Thu) 00時半頃
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だ、だめだこりゃ…。 [ >>423膝をついたカミジャーに気がついたが、そこへ駆け寄ろうにも人並みに押されて、身動きが取れない。 ]
おーい、大丈夫か?! もうここは移動したほうがいいかもしれないぜ…
[ と、頭上にリングコマンドが浮かび上がる。 ひとまず移動すべきか――― 闇雲に、14を選択した。 ]
(435) 2011/02/17(Thu) 00時半頃
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― 床彼庭園 ―
うぉ…っと。
[ シュン、と移動してきた先は、先ほどまでの雑踏とは打って変わって静かなる庭園。 耳の奥に、ストリートの雑音がまだ残っている。 移動の衝撃で一瞬よろめいた姿勢を正して、辺りを見回した。 ]
ここは……、庭園?
(443) 2011/02/17(Thu) 00時半頃
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[ 泉の方からドボーンという音がして、そちらの方を見やると ずぶ濡れで立ち上がるカミジャーの姿を確認した。 ]
お…、さっきの… 大丈夫か?
[ 手を貸そうかと言いながら、泉のほうへ向かう ]
(451) 2011/02/17(Thu) 00時半頃
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お、ヴェスパタインも来てたのか。 [ ヴェスパタインと一緒にカミジャーの手を引いて、泉から引っ張り上げた ]
他には誰かいないかな?
[ きょろきょろと辺りの様子を伺う。 ]
(461) 2011/02/17(Thu) 00時半頃
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[ ヴェスパタインが動くたびに揺れるうさみみと、しっぽが気になった…が、あまり見ないようにして。 庭園の立派な庭石にどっこいしょと腰かけた。 ]
本当にねぇ… 俺、ちょこっとレベル上げに来ただけだったんだけどな…参った。 随分時間が経ったように感じるんだけど、リアルじゃ今何時頃なんだろ。
[ なんとなく夕飯の心配をしてしまうのは、親戚の家に世話になっている遠慮からなのか。それとも単に腹が減っているのか。 ]
……腹、減ったな。
(472) 2011/02/17(Thu) 01時頃
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お、あんたら知り合いなのか? 俺はいつもソロなもんで、ゲーム内での知り合いってほとんど居ないんだが… [ カミジャーからミカンを差し出されて ] おぉっ、ありがてー!! って、お供え物に手を付けていいのかよ……
[ そう笑いながらも、ミカンの皮も剥かずにかじりついた。 かじりながら、ふと、近くの梢からはらり と落ちて来た葉っぱに気づいて。 何気なく、その木の枝先を見やる。 ]
…ん?
何かいるのか? [ 庭石から立ち上がり、その木の下から梢を覗きこんだ。 ]
(484) 2011/02/17(Thu) 01時頃
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[ 梢を覗きこんだ瞬間、ボチャーン!!という音がして、 泉の中に何かが落ちていった。 ]
…えっ!?
なっ、なんか落ちた?
[ バシャバシャと泉の中に足を踏み入れて、 その落下地点まで歩いて行った。 アシモフを見つければ装甲に包まれた手で傷つけないようにそっとすくい上げるだろう。 ]
(495) 2011/02/17(Thu) 01時頃
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どういたしまして。
[ 泉の中でバチャバチャやってたアシモフをすくい上げて、装甲の下でにっこり微笑んだ。 泉から上がって元いた庭石にふたたび腰掛ける。 無意識というか無造作に、濡れたアシモフの体を自分のマントで拭き拭きしながら。 ]
お前もさっきストリートにいたのか? えっと… [ >>502カミジャーの言を受け ] ……モフモフ?
(505) 2011/02/17(Thu) 01時半頃
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>>507お前もどっから声を出してるか不思議だぞ! [ 思わずカミジャーに突っ込みを入れながら、一息ついて ミカンの続きを食し始めた。 ]
さて、これからどうすっかなー。
[ 残りの一房を口に入れてしまうと、もぐもぐと租借しながら 片手で膝の上のアシモフを撫でた。 中の人がいるということなど、まったく意識せず。 ]
さっきの説明、ねぇ…。 [ 先ほどの白い天使―悪魔かもしれないが―セシルの言葉を、ひとつひとつ思い返してみる。 ] ここから出られないなんて言ってた……が。
(511) 2011/02/17(Thu) 01時半頃
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>>512 あ、あしもふ…!ね。 [ ロクヨンはキャラクターが多いから、全部覚えてないんだよ…と言い訳をしながら、名前を復唱した。 ] [ 目を細めて気持ち良さそうにするアシモフを満足げに眺めると ふぅ、と一息ついて ]
セシルの言ってた、”プレゼント”って何なんだろうな。 あ、ちなみに俺は持ってない。というより何のことだかわかんね。
もし…マジでここから出られなかったら…、 俺たち―――
[ 言いかけてやめたが、実は、いまだに夕飯のことが頭にチラついているのだった。 ]
(520) 2011/02/17(Thu) 01時半頃
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[ ヴェスパタイン>>518の真似をして、コマンドを出してみるが ある筈の”リタイア”は何処にも見当たらなかった。 ]
>>516 ん。カミジャーはリアルの記憶がないのか? [ ちょっと思案して ] ……俺、メインストリートに行く前に、”自宅”がステージに出たんだよなぁ…。 自宅ってのは、俺の中の人の自宅だぞ。
[ 話しながら出していたコマンドの中から、移動を選択すると 現れた行き先一覧の中に、いまだ”自宅”は健在だった。 ]
……あ、まだ、行ける…。
(522) 2011/02/17(Thu) 02時頃
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[ 自宅ステージにまだ行ける事を確認すると、慌ててコマンドを閉じて。 ]
>>521 ん…、そうだな。少し休んだ方がいいかもしれない。
とりあえず今日はここらで雑魚寝するか… 女子キャラもいないし、なんか気楽でいいな。ははっ!
[ 中の人に女子が混じっているかもしれない、などとはまったく発想できずに、膝の上のアシモフを撫でさすりながら目を閉じて、しばしの休息をとり始めた。 誰かが話をすれば静かに聞いているかもしれない。** ]
(528) 2011/02/17(Thu) 02時頃
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[ うとうとしながら、時々は起きていた。 残念ながらナユタの衝撃映像の瞬間>>578は、眠りに落ちていたが。 次に目覚めた時、ポプラの姿に気がつけば軽く挨拶しているだろう。 ]
さて、これからどうするか考えなくちゃな… とりあえず、今ロクヨン内にいる者同士で情報を集めるのがいいだろうか。 それとも手っ取り早くセシルをとっ捕まえて…
[ 思案しながらセシルの姿を思い浮かべる。 そう簡単に捕まえられるような相手じゃない。 ]
(620) 2011/02/17(Thu) 19時半頃
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>>628 そうだな…、 情報が得られない可能性も想定しておくべきか。 その時は…
[ セシルの攻撃スタイルを思い返しつつ。 インターフェイスを開いて移動先を出した。目に入ったのは、>>#4の10(行った事のあるステージの場合はその次の番号) ]
(634) 2011/02/17(Thu) 20時頃
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…図書館、か。 何か…ロクヨンマニアックスとか置いてないかな? [ ロクヨンマニアックスとは、公式で出ている攻略本よりも更にマニアな角度からロクヨン情報を網羅した廃人向けムックだ! ] いやいや落ちつけ俺。マニアックスは隅々まで読んでるじゃないか。
まあ、誰かほかのプレイヤーが居るかもしれないし 行ってみるよ。 皆も気を付けて。 [ 先に移動していったアシモフやヴェスパタインに手を振って、ポプラとカミジャーの方を向き直ると装甲の下から笑いかけた。 真面目な顔に戻り、移動コマンドを選択して図書館へと。** ]
(639) 2011/02/17(Thu) 20時半頃
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― 床彼町立図書館 ―
[ 図書館に移動すると、そこにはアシモフと自分以外には誰もいないようだった。 辺りをぐるっと見回して… ]
…こりゃ、マジもんの床彼図書館だな。 本の配置もおそらくそのまんま… どうなってんだ、これは。
>>642 ん、了解。俺はちょっとここを見てみるよ。 誰もいないようだけど… [ 気を付けて、と付け加えて移動したアシモフを見送った ]
(685) 2011/02/17(Thu) 22時頃
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[ ステージとして現れた床彼遊園地のことを考えながら、図書館の中をまじまじと見て歩いた。 窓の外を見やれば夕刻の空―― ]
……もしかしなくても 今日はもう、帰れないのかもな…
………命日だってのに。
[ 意識の奥に両親の姿と、逆光で顔の見えない少女の姿。 懐かしい光景を見るように低い目線でそれは現れた。
そのとき、頭上に不穏な表示>>@110が―― ]
(693) 2011/02/17(Thu) 22時半頃
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[ 図書館のソファーで一息ついて。 ここで出会ってきたプレイヤーの面々の事を考える。 それから、セシルの言い放った単語。 ]
プレゼント…… 願いが叶う…
……皆が皆、味方とは限らない……か?
[ それは他PLとの戦闘の予感だったのかもしれない。 白銀の甲冑を揺らしてため息をついた。
ロクヨンはグラフィックが好きでやっていたけど、 対人との戦闘はやや苦手で、COM敵と遊ぶことが多かったのだ。 苦手な理由は―――忌まわしい記憶の中に。 ]
(706) 2011/02/17(Thu) 23時頃
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[ ひとしきり考えた後、かぶりを振ってソファーから立ちあがった。 ]
考えても仕方ない… 庭園で会ったヴェスパタインやカミジャーは本当に何も知らない様子だったしな。 アシモフは…… そういえばアシモフのあの口調はもしかして女の子だったのか? …そりゃ失礼なこと言ったかも。 [ 今更気付いた様子だが、それは中の人に直結するものではなく。 ”あの”白いねずみのアシモフはきっとメスだったんだな……、と一人納得した。 ]
[ と、己にまとわりつく不吉なアイコンの存在に気づく。 それは、さらさらと不気味な音を立てて滑り落ちていく赤い砂時計。 まるで生命のカウントダウンのような――― ]
なん……だ?
(708) 2011/02/17(Thu) 23時頃
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[ 思わず手で払おうとしたが、払えるわけもなく。 足を進めれば、ついて来るアイコン。 血のように赤い色は不安を煽って。 ]
……あまりのんびりはしてられないって事か。
[ リングコマンド式のインターフェースをくるっと出して、 光る表示の中から手早く移動先を探した。 >>#41(行った事があればその次の番号)を選択して、 その不吉なアイコンごと移動するだろう――** ]
(712) 2011/02/17(Thu) 23時頃
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