258 【突発誰歓】鬼渡し弐
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[悪夢を見ていた気がする。
長い悪夢を、醒めない悪夢を。]
ここは曼珠神社!? 逃げなきゃ・・・・・・逃げなきゃ!
[半分寝ぼけたようにふらふらと歩き始めたが、そこで気が付く。どこからどう見たって真っ昼間だと。あれだけ沢山あった曼珠沙華がどこにも見当たらないと。]
くぅー
嫌ーな夢見ちゃったな。
情けないぞ! みょんこ! もうすっぱり諦めるって決めたところだろう?
[自分に活を入れる。
単なるありがちな接触での故障。あれがなくたって、自分には限界だった。
後悔は残るけれど、こうなるのは珍しくもないし、特別自分が不幸だった訳でもないのだから。]
[ただ、1つだけここに誘われた理由があるとするのなら。
最後にちゃんと、けじめを付けたかったのかも知れない。
無鉄砲で、怖いもの知らずだった、あの日の自分に。]
さーて。一晩中寝ちまって、お腹ぺこぺこだよ。
旧家に泊まるつもりだったけれど、たまにはなけなしのお給料使って亜沙華へ泊まりにいくかね。
昨日の旅行者っぽい人、面白そうだから話聞きたいしさ。
[そう言いながら美夜子は結局ジョギング状態。
まさか、そのどちらもが帰っていないとは夢にも思わずに。
美夜子が事の重大さに気が付くのは、この数分後。買い換えたばかりのスマートホンに、3桁の着信履歴が入っている様を目にしてからとなる。]
[知らない、知らない。
滅茶苦茶に走りながら、村の風景を確認する。
あんな形の家なんて知らない。
道中にある、空まで届きそうな柱なんて知らない。
あんなおべべを着た人なんて知らない。
私の知ってる、あの風景はどこ?]
[滅茶苦茶に走り、戻ってきたのは唯一、然程変わってなかった曼珠神社。
戻ってきた者と擦れ違ったかは、必死だったからわからない。]
かか様…とと様…
[緋色の柱を潜り、拝殿裏へ隠れるように蹲った。
隠れたのは、知らない誰かに見つかって追われるのを避けたかったから。
もしかしたら、知ってる人が探しに来て見付けてくれるのでは、と思ったから。]
……帰りたいよぅ
[がむしゃらに走った時、自分の家が元会った場所へは戻っていた。
しかしそこには何もなかった。
帰る場所もなく、今度は見知らぬ人に追われて鬼ごっこ。*]
[帰りたい。お腹すいた。でも帰る場所はない。
知らない場所に、知らない人。まるで悪い夢を視ているような…]
……そうか、夢かぁ
[夢ならばすべて納得がいく。
私はまだ夢を視ていて、起きてないんだ。
目が覚めれば、きっとかか様が温かいまんま作ってくれてる。
そう思えば、少しだけ心に余裕ができてきた。]
なら、思いっきり遊ぼ
[どうせなら楽しまないと。
現実逃避した少女は、再び村の方へ**]
どういう事なの?
あれが、全部本当の事だっていうの?
[役場の人にあれやこれやを聞かれて、ようやく解放された時にはとうに夜も更けていた。
どこに行っていた、何をしていたと聞かれたって、答えようがないじゃないかい。
頭がおかしいとは思われたくない。それに、何となくもうあたしの手には負えない気がするんだ。だから適当にあしらって帰ってきてやった。]
曼珠神社、一体ここに何があるってんだろうねえ。
[ここへ再び足を運ぶ事に、不思議と抵抗は感じられなかった。
こんな普通の神社からあの黄昏の時に戻ってしまうなんて、とても思えなかったから。]
[試しに鳥居をくぐってみたが、何も起こらない。
えいっ、えいっと反復横跳びしてみるが、ただの軽い運動である。
神社中探したって、あの大捕物の痕跡はどこにも無かった。
摂社に焚き火の痕跡を見つけた時にはさすがにおったまげたけれど、どうやら神主さんが焚いただけだったらしい。]
なんて人騒がせな。それにしても、この古神社に神主なんていたの。今までこのかた知らなかったよ。
[なんて理不尽に毒付く。
月が明るいおかげで、夜でも不気味さとは無縁だ。
この神社は鬼渡しなんかよりも、花祭りのほうがお似合いさ。]
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