人狼議事


238 聖痕の空〜Knockin' on heaven's door〜

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おかしいわ。だって、アキハくんは…

[人一倍、掟を守り、世界を観測する仕事に従事して毎日を過ごしていると思っていた子が。
けれど、そのせいかあまりに子供らしさの抜けてしまっていた子。

彼もまた、アヤメちゃんと同じく譲れない何かの為に門を開けようということなのか。
先代の犯した罪の意識からだったとしても。もう一人の弟のように気にしていた彼のその決意に気づくことのできなかった自分が恥ずかしい]


:84


もう一回訂正


蝶野の遺産…ですって
そんな…恐ろしいことを…アキハくんに…あの男(ひと)は…

[私はきいていないわ。先代は…守りを忘れ、鉱石に狂い、12柱を害そうとしたとしか。

蝶野の当主を継ぐとき、先代がまだ小さい大須賀から聖蝶を使ってまだ見ぬ鉱石を作り出そうとしたと聞いた。

聖蝶カラットは、蝶野の聖痕から魔力を蜜のように奪い、そうして蝶野の秘宝ともいえる緋火色金≪ヒヒイロカネ≫のもとを生み出す。
わたしの使っていた金色の槌であるジャックもそれを素材に創った。

けれどその秘宝のもとも、すぐに集まるものではなく、毎日少しずつ糧(魔力)を吸われることでできるものだから]



[だから、もし鉱石を作り出すほどの魔力をアキハくんから取ったのなら。アキハ君は死んでいただろう。だから、それは未遂…とまで言うつもりはないが、成功には至らなかったのだろうと。

そう、蝶野は判断したと。]

[けれど、蝶野が知りえぬ二重聖痕≪デュアルスティグマ≫ならば、
傷だらけの灰天使≪キル・ミー・エンジェル≫ならば、
その虚脱に耐えられるだけの魔力を生み出せたのかもしれない。人体への影響がどれほどあったかは図り知れないが。]


―幕間―

「不服かい?鉱石のもとまで灰色なのが遺憾なのかな?」

[蝶野の少年は、聖蝶によって魔力の抜かれた大須賀には目もくれず、
大須賀の願いを知ったうえで逆撫でするようなことを愉しげに言う。]

「君たちは、灰色だから美しいのだと思うけどね」

[聖蝶からもたらされた、鉱石のもととなる鈍い光をはなつそれを大事そうにかかえる]]

「まあ、説教なんて僕らしくないね。やめやめ。
いいだろう。キミが望む意思≪イシ≫、確かに見せてもらったよ。
ふはははっ面白い。

≪起動≫とはね。ふふふ。
こども見るアニメのような陳腐さだが、純粋な願いだ。
こどもでなければ見れない夢ともいうべきかな。

素晴らしい宝石を作り上げてみせよう。約束しよう」


[昏くて寒いこの場所で。
今迄あったのは玉露さんしかおらず。

カイちゃんはどこだろう。
そして――もう1つの気配の主も、どこだろう。

分からぬまま、知らぬまま。
私は瞳を唯、閉じていたのです。

地上では結界の中で奪い合いが加速して。
裁きなのかそれとも。光が周囲を焼きます。]


[その中でも泣き続ける私は、ある意味滑稽なのでしょう。
後悔はしていなかった。ですが
今、私は悔恨か懺悔か。

大粒の涙を、零していたのです**]


[最期の記憶はとても寒かった。
だから今もとても寒い。

凍ったこの身体は動くまい、そう思っていたけど。]


 は……、


[吐き出す息は白く、
無理矢理に身体を動かせば、ぱきん、と音がして指が折れて落ちた。


カ……ツァ――――――――ン


凍った指が地面を叩く音。]


[痛みなどない、感覚もない。
しかし驚きはそこあって、でも動く事もできず。
呆然としていれば、やがて。]

 …夢?

[身体は凍っておらず、指もそのままだった。]

 ああ、幽霊も夢を見るのか。

[死して尚、夢に縋る、なんて罪深い]
 


[ここがどこだか分かってはいない。
だが死と現実の狭間なんだろうと思っていた。
だからきっとここには彼女がいるはずで。]

 ……ふむ。

[今会うには少々気まずい。
彼女を殺したのは間違いなく己であったし。
そこは信念が故、仕方ない部分もあった。

だが続くロボット戦は。
あれは、完全に趣味だった。]


[ちなみに言っておくがロボット開発は土御門の秘匿すべき情報ではない。
あれは純粋に”斎”として研究開発していたもので、土御門は関係ない。
土御門の技術の結晶ではあったけど。

土御門が秘匿にしてまで研究していたのは生物兵器であった。
その研究の流れで斎の能力、血を扱う能力は生まれたのだ。
己の中に最近を取り込みばら撒く事。
それを目的とした実験、研究。
斎の血液は未だ無害だが、このまま研究が進めばなんらかのウィルスを注入していただろう。
ウィルスの種類によっては爆発的に火力が増す物、毒を孕む物、精神を犯すもの、様々な効果が期待できた。]


[それらの副産物である発明品もある。
三黒に渡そうと思っていた弾丸もそうだ。
ウィルスが仕込まれた弾丸。
どこでもいい、当たればウィルスが忍び込み内部から破壊する。
そんなものを渡されても三黒は困っただろうか。]

 そうだ、幸々戸はどうなった。
 三黒は…七緒は、どうなった。




 それに、



                玉露は。


【人】 幸運の科学 リッキィ

 すげえ。

[振り抜かれる白鴉の銃>>220

それを受けた大須賀の日本刀>>248は瞬く間に輝きを取り戻し塵に――いや、原子へと還っていく。
そして、光の軌跡の消えた後にはコンクリートを突き破り新たな生命が芽吹いてさえいる。]

(250) 2015/09/19(Sat) 21時頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

 ……大須賀ぁ、ボクを忘れんなよ。

[ごうと風がうなり、舞う天使の羽根を散らす。
式鬼紙使いの左右に浮かぶのは無数の切り紙の蝶。]


 ――式鬼紙《シキガミ》 風華-フウカ-


[一羽の蝶の周囲に風が渦巻き。
再び空気の塊が発射され、羽根を巻きこみ落とし、散らす。
秋津ほどの威力もなければ、細かい制御もできないが、舞う羽根を散らすだけならば十分。]

(251) 2015/09/19(Sat) 21時頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

 羽根はボクが散らす。
 任せろ。


 ――…ボク達で、越えよう。


[死に急くように守るのではなく。
共に並び立ち、戦う為に命を預ける。]

(252) 2015/09/19(Sat) 21時頃

幸運の科学 リッキィは、メモを貼った。

2015/09/19(Sat) 21時頃


【人】 幸運の科学 リッキィ

[次々と拳が飛ぶ。

白鴉の銃も機械群も。
真なる始まりの天使《トゥルーピュアエンジェル》も。
傷だらけの灰色天使《キル・ミー・エンジェル》も。

全てをかなぐり捨てた、拳と拳の語り合い。]

(270) 2015/09/19(Sat) 21時半頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

[その神速の語り合いを

  世の理を視る理眼-リガン-の継承者はその眼に焼き付けた。]

(271) 2015/09/19(Sat) 21時半頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

 ばっかだな。

[呟いて、少しだけ笑う。
殺し合いであった筈なのに、何を楽しそうに殴り合っているのやら。

それでも。
その馬鹿な天使の背を預かるのが今の役目だ。
海神-ワダツミ-と風華-フウカ-の二種の式鬼紙《シキガミ》を、事態の急変に備え控えさせる。]

(272) 2015/09/19(Sat) 21時半頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

[釣られるように空を見上げる。
そらには変わらずに死者の聖痕《魂》の色が輝いている。]

 扉を開けば還って来ると言っていたな。

 還って来ねぇよ。
 こんな滅茶苦茶やって壊しきったら。
 もうそれまでのモノではいられない。

 こうなる前の奴らは。
 もう絶対に還って来ねぇし、ボクも許さんよ。

[語り掛けるというよりも、独り言のようにいつかの言葉を再び否定する。]

(277) 2015/09/19(Sat) 22時頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

 だからそれが間違だって言うんだよ。

 元に戻すのと癒すのは。
 全然違うんだ。

[大須賀>>279が力を溜めるに合わせ。
切り紙の蝶は風を集め、その隙間には無数の水の錐が出現する。]

(284) 2015/09/19(Sat) 22時半頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

 ……くっ……。

[大須賀の身体が炎を纏っていく。
近距離で巻き起こる炎に空気が熱を孕んでいき、舞い散る火の粉から腕で顔を庇う。

それの炎はあまりに澄んで美しく。
けれど、救いを求めて飛び込んだモノを、全てを焼き尽くす地獄の業火のように視えた。]

(296) 2015/09/19(Sat) 22時半頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

 ……上等だ。

[天敵の炎を前に笑う。]

 全部吹き飛ばしてやるよ!!!

[溢れる光が、友>>292が強く呼んでいるのだから。
借り物の聖痕の刻まれた腕を高く掲げ、天を指す。]

(297) 2015/09/19(Sat) 22時半頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

 海神風華・螺旋風 !!!

(298) 2015/09/19(Sat) 22時半頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

[――――ゴウ!!!]


 行け!!!神威!!!


[膨れ上がる風が渦を成し。
水を巻きこんだトルネードとなって業火を纏う大須賀を襲う。]

(299) 2015/09/19(Sat) 22時半頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

[迫る神雷を理眼-リガン-は視た。]

 ……ぅっ!

     来い、風華-フウカ-!

[防御に回る蝶は撃ち抜かれ。
式鬼紙使いの身体にも無数の傷が刻まれていく。

数百条は在ろうかという超電磁砲《レールガン》の全てを回避することなんてできない。
けれど、致命的な場所に来る一撃は見切って、回避した。]

(322) 2015/09/19(Sat) 23時頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

[天使すら落とす一撃から生き残った。]

(323) 2015/09/19(Sat) 23時頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

 ……カムイ?

[ぱたた、と焼け焦げた屋上の床に血が落ちた。
肩から腕から足から血が滲みだして、他にもあちこち焦げて。
また傷だらけだが、まだ立っている。]

 ……。

 難しいことみんな忘れて。
 馬鹿やれてればよかったのかもな。

[堕ちる灰の天使>>325に呟いて。
振り返れば、海神-ワダツミ-もまた流れ弾を受けて、焼けて消えていくところだった。]

(333) 2015/09/19(Sat) 23時頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

 疲れたなぁ……。

[咳き込むと口から血が溢れた。
一度に二種の式鬼紙《シキガミ》を使役し、更に大技だ。
普段なら3日くらい寝込む程、随分と無茶をした。]

 でも。

       まだ、終わりじゃない。


[ずきり、と走る傷とは違う痛み。
友人に渡した筈の『身代わり』の式が何処か>>213で使用されたのだ。]

(338) 2015/09/19(Sat) 23時半頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

 なあ、カムイ。
 オマエあの『鶴』どこにやった?

[百洲への個人的感情はともかく、彼女は3人の声だと言っていた。
そして『身代わり』が使われるほどの戦いが他で起こっているという事は、そこに居る。

緊張を解ききれない声で、友へと問うた。]

(340) 2015/09/19(Sat) 23時半頃

幸運の科学 リッキィは、メモを貼った。

2015/09/19(Sat) 23時半頃


【人】 幸運の科学 リッキィ

[――――……。]

 なんだ?

[遠く、天を揺るがすように鐘の音>>348が響く。
異変はその直後に起こった。]

 なっ……!熱っ……!
 聖痕が……!?

 まて!

[土御門から預かった蝶野の聖痕。
それが突然、黄色の光を放ち熱を持ったかと思うと、伸ばす手をすり抜けて天へと昇っていった。]

(353) 2015/09/20(Sun) 00時頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

 ……なにが起きた。

[元よりあれは預りもの。
この手に一時でも宿った事が奇蹟のようなものであるから惜しくはないが、その前になった鐘は、誰の仕業だ。]

(355) 2015/09/20(Sun) 00時頃

幸運の科学 リッキィは、メモを貼った。

2015/09/20(Sun) 00時頃


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