人狼議事


238 聖痕の空〜Knockin' on heaven's door〜

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 ――玉露さんも、やっぱり。

[ゆっくりしましょうと、優しく告げられる声に
私はほろりと涙を零したのです。]

 わた、し。
 わたし、知ってた。

 史夏さんもいってた、けど。
 当主同士じゃどんなに想っても。
 どんなに願っても。思いが通じる事はないって。

 ――それに、カイちゃんがいつか。
 世界が定めた掟で殺されるのが怖くて。

[思いが届かぬのならせめて。
貴方が傷つかぬ世界にしたかった、唯それだけだった。]



 巻き込んで、ごめんなさい……
 わたし、は。


[しゃくりあげつつ、私は彼女に告げるのです。
門を開こうとしたこと。そして――

恋してはいけない人に、恋をしたことを。*]


メモを貼った。


[天まで轟く龍の咆哮。
対峙するは永久ともいえる時間を生きた”聖痕(ひと)”

風の乙女の助力はあろうが、
先程まで紫電を浴びた身は聊か不利なのはいなめぬか]

 ――私の声が、届かぬのなら。
 私の思いだけでも――

[祈るは唯彼の無事。
聖痕(わたし)の力(こころ)は、貴方と共に
声を聴く第三者の存在は知らねど
私は唯、祈るのです*]


【人】 幸運の科学 リッキィ

―上空へ―

[空の海を光差す方向を目指し泳ぐ。
泡のような光はとても美しいのに、風切る音に混じる破壊音がすべてを台無しにしている。]

 やっぱりロボットだよなあ。

[空中で静止して何度見ても現実とは思えない光景を眺める。]

 アレ、すっごい勢いで穢れが広がっていってるんだが。
 両方敵、って事は無いよな。

[まさか街中で核>>149までぶっ放されているとは。
知っている場所が破壊され続けているとなると、男の浪漫の戦いだと暢気に観戦してもいられない。
ため息をつき、近くにいるだろう悪友の姿を振り返る。]

(229) 2015/09/17(Thu) 18時半頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

[幸々戸の祖は天から降りた人だという。
地の人と交わり、地に生きて今の成すのだと幸々戸に伝わる伝承は語る。]

 ……さっきは、悪い。
 声荒げて。

[だからだろうか。
翼なくとも空を駆ける友が昔からとても眩しく映る。]

(230) 2015/09/17(Thu) 18時半頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

 カムイ。オマエさ、何の為に戦う?

[ぽつり、独り言のように小さく問うて。]

(231) 2015/09/17(Thu) 18時半頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

 ……。
 ボクはアレを止めに行く。

[すぐにロボット達を正面に見据える。]

 あんなんに家を狙われたら長くは持ち堪えられないだろ。

 無茶はするけどな。
 死ぬ気なんかないから。

[に、と作った笑顔を残し。
鮫の式は一気に加速し、戦場へと泳いでいく。*]

(232) 2015/09/17(Thu) 18時半頃

幸運の科学 リッキィは、メモを貼った。

2015/09/17(Thu) 18時半頃


【人】 幸運の科学 リッキィ

―土御門研究所 上空―

[巻き添え、誤爆に崩壊していくビル群。
破片や二次爆発の合間を縫って高速で接近していく。]


 ――……水式・穿


[速度を緩めず海神-ワダツミ-が口を大きく開く。
鋭い鮫の牙のような水の錐が1本作り出され、大きい方のロボット――機械獣の肩の上の人影>>227へと射出される。]

(233) 2015/09/17(Thu) 19時半頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

 誰を信じて誰を疑うか。
 さっきは臭い演技だったなァ、大須賀!

[鮫はすぐさま身を翻し。
反撃に備えながらその背の上で声を張り上げる。]

(234) 2015/09/17(Thu) 19時半頃

幸運の科学 リッキィは、メモを貼った。

2015/09/17(Thu) 19時半頃


【人】 幸運の科学 リッキィ

 言われずとも勝ちに来たんだよ!

[発光と同時に襲い来る超電磁砲《レールガン》2発は、回避する。
3発は発動した幸々戸の結界により防ぎ切り。

――――ぴし

最後に一発が結界を突き破り、海神-ワダツミ-の尾近くを貫通した。]

(238) 2015/09/17(Thu) 20時頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

 ……痛ッ……くゥ……!

[ずきりと胸に痛みが走る。]

 構わん行けッ!

[速度はまだ落ちない。
一度、大須賀の上方を通り過ぎ、急激な方向転換をすると今度は水の錐を大須賀に向け4本、機械獣へも7本撃ち込む。]

(239) 2015/09/17(Thu) 20時頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

 ……なんだあれ。

[大須賀>>241の逆十字形態《サタンクロス・フォーム》。
異質な、知る限りどの聖痕のものとも違う波動が水の錐を絡めとった。

高速で泳ぐ鮫の上。
大須賀の姿を捕えていた目は、オールレンジ攻撃>>243の前兆見てとって舌うち一つ。
上空へ退避しようとしたところで、小さい方――土御門のロボットが庇うように間へと滑り込む。]

(255) 2015/09/17(Thu) 20時半頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

 知るかッ!
 こっちはデカブツに暴れられて迷惑してんだよ!

[土御門ロボットの肩の上の男>>248に、普段の取り繕った態度も忘れ怒鳴り返しながら。
巨体を盾に隠れるように動き、オールレンジ攻撃の直撃を避ける。

それでも破片が掠って、血が額を伝って落ちた。]

(256) 2015/09/17(Thu) 20時半頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

[土御門ロボが機械獣へと組み付き、至近距離からミサイルを発射する。]

 ……無茶だな。

[爆風に紛れ、水面から空へと跳び出すように。
鮫の背びれにしがみ付き、彼らよりも高く飛び上がる。

その刹那、視えた男>>257の姿は紅い。]

(266) 2015/09/17(Thu) 21時頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

 元からそのつもりだ。

[返事>>258は届かないだろうが。]

(267) 2015/09/17(Thu) 21時頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

 
 ――幸々戸式結界・封


       そして


          水式・大水流


[結界札3枚使い海神-ワダツミ-と自分の周囲に防御結界を張り巡らせる。
その更に外側をうねる水流が覆い。

自らを水の槍として、あれだけ壊れながらも動こうとする機械獣>>264へと向かい垂直に落ちる。
だが、それは絶対零度の光線の発射を防ぐには僅かに遅い。]

(268) 2015/09/17(Thu) 21時頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

[――――パリ……バリンッ

纏う水流が絶対零度の光線の余波に凍り付き、砕ける。
機械獣への止めとなったのか。
土御門の安否は。

分からぬまま白い息を吐いた所で、声>>270が届いた。]

(276) 2015/09/17(Thu) 21時半頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

 …………は!?

[天へと投げるように飛ばされた黄色の光。
咄嗟に、それが何なのか理解するより前に、海神-ワダツミ-を駆ってそれに手を伸ばす。]

 熱ッ……!

[掴んだ手に感じたのは焼けるような錯覚。
握った手指の間から黄色の光が溢れ、元々は蝶野のものであった筈の聖痕が甲へと宿った。]

(277) 2015/09/17(Thu) 21時半頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

 ……え、オマ…なんで……。

[呆然と自らの手の甲を見詰め。
動きを止める機械獣とその上の人へと目をやるも、介錯の一撃>>275は既に振り下ろされていて。]

 ……。
 弔えだと。

[大須賀の唇がそう言うの読んだ。]

(279) 2015/09/17(Thu) 21時半頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

 ふざけたこと言ってんなよッ!!

[鮫が向きを変え、大口を開けて大須賀に喰らい付かんと突進する。

けれど、絶対零度に冷やされ、さらには慣れぬ聖痕。
力も思考も追いつかず、まっすぐな単調な攻撃になった。]

(280) 2015/09/17(Thu) 21時半頃

幸運の科学 リッキィは、メモを貼った。

2015/09/17(Thu) 22時頃


幸運の科学 リッキィは、メモを貼った。

2015/09/17(Thu) 22時頃


 ―――ああ、カイちゃん……!!

[ほろり、と零れ落ちる涙。
知ってしまったその死は、
私を打ち砕きがくりと膝をつく。

玉露さんはそんな私をどう思ったろう。
お前が裏切ったせいだと言ったか、それとも。
私はほろほろと涙を零し、
彼の命の燈火が消えるのを、唯見ているしかなかったのです]


メモを貼った。


【人】 幸運の科学 リッキィ

[突撃は軽く躱される。
すぐに向きを変えて中空から灰羽>>284を睨みつける。]

 還ってきた時?
 何を言ってる?

 死んでも還ってくると?
 還ってくるから殺してもいいから。
 だから、殺し合ったっていうのか。

[龍山と紫藤もだからかと。
何かを納得すると同時に、吐き気が込み上げてくる。]

(291) 2015/09/17(Thu) 22時半頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

 なんでそんな寝言信じられんだ。

[黄色の聖痕がずきりずきりと痛みを増していく。
>>286の言うような二重聖痕の傷だらけの灰天使≪キル・ミー・エンジェル≫ではないが、『形代』の繋がりが負荷も伝えて来るのか、酷く痛い。]

 違ぇよ。

 誰がいるかよ。
 あんなクソみたいな当主の座こちらから願い下げだ。
 大根役者が誘惑のつもりか。

 ……ばっかじゃないのか!

[周囲に2の水の錐が現れる。]

(292) 2015/09/17(Thu) 22時半頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

 土御門はオマエを見逃す方が望まないだろうよ。

[酷い痛みに視界がぼやける。
狙いはつけられるが、逃げに出られたらとても追う事は出来そうにない。]

(293) 2015/09/17(Thu) 22時半頃

幸運の科学 リッキィは、メモを貼った。

2015/09/17(Thu) 22時半頃


もちろんよ、イツキ。
私の力、使ってちょうだい

[貴方が正しいひとなことは、私が1番知っているわ。少しでもいい。届け
とイツキに宿る蝶野の聖痕へと祈る**]


 確かに。私とあなたは志を同じくしたけれど。
 でも私、――”あなた”には使ってほしくないの。
 
 私の心は、カイちゃんにしか、あげたくない。

[ぽろり。零れる涙はおちてきえる]


メモを貼った。


【人】 幸運の科学 リッキィ

 わかりたくねえよっ!

[逃げる背中>>299へと放つ水の錐は、虚しく空へと消えていく。
追いかけようと式鬼紙《シキガミ》に命令を出そうとした瞬間、力が抜けて鮫の背の上に膝をつく。

―――がら ぐらら がら

壊れた機械が崩れていく音が響く。
辺りには血と火薬の臭いが充満し、一帯は穢れに紛れた廃墟に変わっていた。]

(304) 2015/09/17(Thu) 22時半頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

 カムイ、悪い間に合わなかった。

[背びれにもたれる様に項垂れて、友人の顔は見れない。]

(305) 2015/09/17(Thu) 23時頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

[聖痕なんていらない。
当主の座もいらない。
一族の事なんてもうどうでもいい。
使命なんかの為には死ねない。

でも。
自分を慕うたった一人の家族《弟》と。
揺らぐ事のない友の戦う理由>>295の為ならば。


――幾らでもこの命を懸けよう。*]

(306) 2015/09/17(Thu) 23時頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

 待て、一緒に……。

[はっと顔を上げて、友の背中>>317を見る。
止めたくとも、追いかけたくとも、今は体が動かない。
式鬼紙《シキガミ》に命じ無理について行けば、きっと彼は自分を守ろうとするだろう。]

 休んだら。
 すぐに、行く。
 アイツ、殴る出番くらい残しとけ。

[気を付けろとは敢えて言わない。
信じて、今は翼の無い背を見送った。]

(328) 2015/09/18(Fri) 00時頃

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