人狼議事


24 明日の夜明け

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


【人】 若者 テッド

[左腕に感じた熱。
同時に、右の手のひらにも、熱を感じた。

『お前は、心配かけるから』
『もう、悲しませないように』
『いざという時は、まもってくれるから』
『大切にしないと、いけないよ……?』

それと共に聞こえたのは、祖母の声。
意識の暗転──そして]

(0) 2010/08/06(Fri) 00時半頃

メモを貼った。


【人】 若者 テッド

─正門付近─

……あ……れ……?

[瞬き、一つ。零れたのは、惚けた声]

オレ…………は。

[頭がはっきりしない。
何か、霧がかかっているような、そんな感じがして]

そ、だ、狼……。

[まだどこか、惚けた声で呟いて、周囲を見回す。
辺りを埋め尽くしていた黒い影の姿は、どこにもなく]

……しのげ、た?

[そこから導き出せる一つの結論に、小さく、呟いた]

(1) 2010/08/06(Fri) 00時半頃

【人】 若者 テッド

[空を見上げる。
目に入るのは、最初にここに来て見た青い月。
やり過ごせた事実への安堵と、まだ、戻る事のできない事への苦々しさが交差する]

っと……ソフィたち、は……。

[ごちゃごちゃになった感情を、一度押さえつけて伝説の樹の方を振り返る。
目に入るのは、こちらへと駆けてくるソフィアの姿>>2:452]

……無事……か。

[安堵を帯びた声が口をつく──が。
直後、訪れたのは、異変]

(3) 2010/08/06(Fri) 00時半頃

【人】 若者 テッド

[最初の変化は、苦しげな表情だったか。
何か、声も上がったかも知れない]

ソフィ? どした……っ。

[自分の状態は、意識の外。
ふらつく身体を叱咤して、そちらへと駆け出す、けれど。
手が届く距離に達した時には、更なる異変──変質が始まっていた。
広がる緑色。
溶けるように、崩れて、消えていく]

って、ちょっ……なん、だよ、コレっ!

[理解の及ばない状況に、上擦った声が上がる。
それでも、何とか手を伸ばすけれど。
触れる前に、緑色の何かに変化した従妹の姿は──消えていて]

ソフィ……ソフィアっ!

[名を呼ぶ声に、応えは、なかった]

(11) 2010/08/06(Fri) 00時半頃

メモを貼った。


【人】 若者 テッド

なん……だよ、コレ。

なにが……どう、なってん、だ、よ?

[訳のわからない状況に、ただ。
口をついたのは、掠れた呟きだけ**]

(14) 2010/08/06(Fri) 00時半頃

若者 テッドは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 01時頃


【人】 若者 テッド

[人が集まっているのは感じていたけれど、思考が上手くそちらに向かなかった。
頭の中が、空っぽになったような、そんな感じで。

そこに思考を戻したのは、マーゴの叫び声]

……あ。

[一つ、瞬く。
ルーカスの乾いた笑い声が聞こえて、もう一つ瞬き]

……なん、なん、だよ、ほん、と。
こんじゃイミ……ねぇ、し……。

[俯いて、小さく、呟き。
それから、ゆっくりと立ち上がる]

(44) 2010/08/06(Fri) 07時半頃

【人】 若者 テッド

[左腕が妙に重いような気がしたけれど、なんかもう、どうでもいいような気がして。
ソフィアを捜しに行く、というルーカスの言葉>>43に]

……オレも……いって、くる。

[何処へ、とは言わずに歩き出す。
腕を伝って落ちる色が地面に染みを作っていたけれど、やっぱり気にはしなかった**]

(45) 2010/08/06(Fri) 08時頃

若者 テッドは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 08時頃


【人】 若者 テッド

― →焼却炉―

[覚束ない足取りで、校舎の方へと向かう歩みがふと止まる]

あ、そだ。
焼却炉……。

[携帯がそこに、とか。
そう、言っていたのを思い出して。
そちらに向かったのは――多分、現実逃避の一環]

……いない……か。

[逃避の抱かせた淡い期待はすぐに砕けて。
苦笑が、滲んだ]

(49) 2010/08/06(Fri) 09時頃

[咆哮も、足を止める理由にはならなかった。
と言うより多分、何もその時は聞こえてなかった。

ただ、信じたくて、信じられなくて、カルヴィナやマーゴの制止も知らず、正門へ駆ける足は]

 …… いぅっ!?

[ずぐり。
身体の内側から芽吹いた痛みに、引き攣った悲鳴が漏れる。

なに。なにが。

テッドの声は聞こえた。
でも、口を開けば悲鳴しか漏れなくて、ただ何処からくるのかも分からない痛みに、胸を押さえ。

その手が、どろりと緑に形をなくしていくのを、あー、ぐろいなー、あたしゾンビ側だったんだぁ、なんて崩れていく意識の中、思ったから]


 …… ないっ、 で…

[みないで、と。
たったひとことも、自分の悲鳴に掻き消され。

何が起こったのか、何が起こっているのか。
ぜんぜん、何にもわからないけど。

こちらへ手を伸ばそうとするテッドの頭上に降る光は、今度こそ、赤くは無かったから。
よかったな、とにへり笑ったのは、誰に伝わることもなく。

みどりの海に溺れるように、意識は完全に崩れた]


[ふわり、蜘蛛の糸みたいなひかりが、緑の染みにひとしれず、溶け消えた。

小指に揺れていた、自分以外は見えなかっただろう、褪せた桜色の糸は。
たとえば運命の赤い糸とか、そんな強固なものではなくて、ただ。

置いて行かれたくなかった、でも我侭には巻き込めないから、一方通行でいいよ、と願ったそのままに。
あちらへは引いてくれただろう強さも、こちらが引けば、ぷつりと、儚く千切れ*]


【人】 若者 テッド

……なっさけね。

[ぽつり、と零れる呟きには自嘲の響き。
それから、引っ掛かっている携帯を見上げて]

こっから跳んで、届くかな……。
なんか、足場……。

[言いながら、視線が向くのがフェンスな辺り。
どこか、思考に似通った部分はあるのかも。
左腕と、最初に爪が掠めた右肩から左脇にかけてにはまだ、疼くような感覚があるけれど]

……あのまんまには、できねーもんな。

[呟いて、フェンスによじ登ろうとするけれど。
思うように動かない左腕は支えにはならず、フェンスを足場には使えそうになかった**]

(52) 2010/08/06(Fri) 09時半頃

メモを貼った。


若者 テッドは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 09時半頃


若者 テッドは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 10時半頃


― 伝説の樹 ―

[誰かに、名前を呼ばれた気がした。

誰か、じゃないかもしれない。
それはいくつかの声で、男のひとも、女のひとも混ざっていて。

そんなに、切羽詰って呼ばれるほど、今度は何をしたんだっけ。
また心配かけてしまったんじゃないか。特に、]

『何寝ぼけてんの。さっさと起きなさい』

 へ……?

[木漏れ日を背に、覗き込む誰か。
眩しさに目を細めてから、こしこしこすりつつ、よくよく見つめる]


 なんだ、アネットか……。

『何だとは何よ、居ないと思ったら、やっぱりこんなとこで寝てるんだから。
数研に呼ばれてたよ、検定の書類がどうので。

 ほら、目は覚めた? あんた、お兄ちゃんとか居ないでしょうが』

[きょとん、と友人の言葉に首を傾げる。
自分は一人っ子で、勿論兄弟なんか居なかったから。

……でも、何故かそれに反論しようとする、心の何処かに、更に首をかしげた]

 うん、居ないよ。なんで?

『もう……。何の夢見てたのよ。
お兄ちゃんお兄ちゃん、て魘されてたよ、あんた。
ほら、』


[そう言って拭われた頬は、確かに友人の手を濡らして。
けれど全然、意味が分からないから、きょとんとするしかないのだけど。

あんまり反応がないから、心配になったんだろうか。
具合が悪いなら、保健室に行くよう言い含められて、大丈夫だよー、と樹の根元に座り込んだまま、手を振って見送るのも未だ、夢のなかのように、ぼんやりしたままだった]


 ゆめ……

[樹に寄り掛かったまま、その単語を反芻してみる。

太陽の無い空。赤と青。それから、みどり。
おぼろげな色合い。誰かが言った。ライトノベルのような世界だと]

 本、ってゆーか。夢、だよ。

[本なら、忘れてしまってももう一度読み返せばいい。
けれど、今、ぼんやりとおぼろげに浮かぶ光景は、夢としか思えないほど曖昧で、非現実的で、振り返るにも危ういもの。

そう、まるで。
強いひかりの下、真昼の月みたいに儚く浮かび上がる、ぎんいろみたいな―……]


 わひゃっ!? え、え、な、なんでっ!?

[『願いごと』をしたことはなかった。
だから、その姿を見るのは初めての筈で、でも。

その眼差しには、なんでか、覚えがあって]

 ……あのぅ。何処かでお会いしたことありましたっけ……?

[おそるおそる、尋ねてみる。
怖くは無いが、何しろ普段から、かみさまが居るという桜の下で、あーだこーだ下らないだろうことを語ったり、すやすや昼寝させて貰っている身である。

かみさまにまでお小言言われたら、それはそれですごいけどさぁ、とかやっぱり下らないことを考えながら、銀の奥を、見上げていたものの]


 ……? ……えぅ、ごめんなさい。聞こえないや。

[何か、答えようとしてくれたようなのだけど。
口元が僅か震えるのが見えただけで、言葉も声も、さっぱり届かなかった。

やっぱりあたしが不信心だからですかねぇ、と申し訳なさそうに笑うと。
表情のうかがえないそのひとは、少し、疲れたように見える所作で、目蓋を閉じ。
さあっ、と軽く吹いた熱い風に掻き消されるように、見えなくなってしまった]


【人】 若者 テッド

―焼却炉―

……どーすっかなぁ……。

[左腕がこの調子では、よじ登ったりなんだりはできそうにない。
ならどうするか、と思って佇んでいると、短く声がかけられた>>61]

……ズリエル。

[梯子を使い、長身を生かして引っ掛かった携帯を取る様子を、ただ、見つめて]

なん、で……。

[降りてきた彼に向け、言いかけた言葉は、途切れた。
なんで、止めなかった、とか。
任せたのに、とか。
言葉は、色々、ぐるぐる回る、けれど、でも]

(66) 2010/08/06(Fri) 13時頃

【人】 若者 テッド

……。

[無言で、唇を噛み締める。
わかってる。
本当は。
離れないで、手を掴んでいなかったら。
いや、それだって押さえられるかどうかわからないから。
そして、そうしなかったのは――自分、だから]

……それ。
オレ、預かる。

[だから、小さく紡いだのはこんな言葉。
ソフィアの携帯を渡し、無言で立ち去る背を見送ると、受け取ったそれを胸ポケットに入れる。

そこに入れておいた濃紺の守り袋は、いつの間にかなくなっていた**]

(67) 2010/08/06(Fri) 13時頃

若者 テッドは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 13時頃


 うーん。元気ないのかな。
 まあ、こーもあっつくちゃねー、みんな引っ切り無しにお願いに来るし、バテちゃうかー。

[燦々と照りつける太陽を、手で陰を作って見上げる。
暑いばかりのそのひかりが、懐かしくも思えるのは、何故だろう]

 よっし、お水汲んできてあげよう。ホースは……、ぁー、使ってるか。
 んー、裏庭にひとつくらい転がってないかな。ちょっと待っててね!

[木陰から飛び出せば、未だ高い太陽が、容赦なく照りつける。
途中で、白線引きを蹴飛ばして粉を撒き散らし、ぶつかりそうになったサッカーボールを咄嗟に蹴り返したら、タイムをとっていた陸上部のストップウォッチを直撃し。

いくつかの怒声を浴びるも、もう自分のお騒がせぶりには慣れてしまったのか、本気で怒るひとも、本気で追いかけてくるひとも、そして本気で名を呼ぶひとも居ない。

明るすぎる太陽から逃げるように、駐輪場へ滑り込み。
校舎の陰に滑り込めば、ふぅ、とひとごこち]


 ……? ……すー、はー。

[そうして深呼吸した空気が、ああ、いい空気だなー、なんて。
空気と水が美味しいのは、今更なのに、やけに感慨深い。
さっきから何なのか、と首を捻りつつ]

 ひえっ、自転車っ!
 ……いやいやいや。駐輪場に自転車あるの、当たり前じゃん……。

 そんな、メアリーじゃあるまいし……、 …?

[てか、メアリーって誰だったか。
本当、何なのか。アネットの言うように、寝ぼけたままなのだろうか。

夢にしてはリアルで、でも現実には到底昇華されそうもない、儚い記憶。
ぼんやり浮かぶ光景は学校のそれなのに、空に映える月のいろも、幽霊よりまだ不確かに居る人々の姿も、まったく知らないものばかり]


[ただの夢だ。
リアルさに感情移入し過ぎただけの。
いつまでも気にするようなことじゃない。
そう、思うのに]

 わっ、

[ぐだぐだ考えていたら、足元が疎かになって。
壁に手をつく暇もなく、べしゃっと転んだ]

 いったー…… ?

[肘をさすりつつ、起き上がれば。
何故か、焼却炉の煙突を見上げていた。

別に何の変哲も無く、焦げ付いて古びた金属が、ぎらりと太陽の光を反射しているだけで。
何の、何も。おかしなところは無いのに]


 ……ほんと、保健室いこっかな。

[首を傾げながら、スカートの土埃を払い。
とりあえずは、如雨露を見つけなきゃと、てとてと歩き出した]


― 裏庭 ―

 お、あったあった。こりゃまた年季入ってるわ。だいじょぶかな?

[裏庭の片隅、じめりと日の光が届かない場所に、置き去られた如雨露がひとつ。
水漏れなどしないかと、手に取れば]

(―― ♪)

 ……え?

[揺れた水面が奏でたのは、静かな水音ではなく。
覗きこんでいる自分の顔は何処にもなく、ギターを奏でる誰かの手元が揺れ。

この曲は、知っている。
ずっと追いかけているバンドの曲だ、知らないわけが無い。

でも、ギターはこの音じゃない。
誰か、コピーバンド? いや、でも、 ……ちがう]


 ……ズリエ、 っ!

[これで、いいんだ。『今の』センス・オブ・チェリーブロッサムは。
いくつかの記憶が呼び覚まされて、その名を呼ぼうとするも]

 …… ぁ…

[ちゃぽん、と間抜けにちいさな水音。
勢い込んで揺らされた水面は崩れ、ただ、泣きそうな顔で覗き込む自分を映すだけだった。

耳にはまだ、ギターの余韻が残っている。
でも、呼ぼうとした名前を、思い出せない。
そのひとが、どんな顔をしていたのか、思い出せない。

古ぼけた如雨露を抱きしめて、へたりこんだまま。
みーん、みーん、と鳴く蝉の声をひどく遠く感じながら、暫く立ち上がることも出来なかった]


若者 テッドは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 20時半頃


【人】 若者 テッド

─焼却炉─

[ズリエルが行ってしまった後も、ぼんやり、そこに佇んでいた。
どこへ行って何をするか、今ひとつ思考が働かなくて。
その内に、聞こえてきた、演奏]

…………。

[俯いたままで、それを聴く。
視線を落とした先の左腕は、妙に黒々して見えた。
なんでだっけ、と。過ぎるのは、惚けた思考]

(108) 2010/08/06(Fri) 21時頃

【人】 若者 テッド

なんで、だっけ……か。
……なんで……ほんと、に……。

[小さく呟いて、焼却炉に寄りかかる。
なんだかあちこち痛いような気がする。
けど、何がどう痛いのか、それがはっきりしなくて]

……っきしょ……。

[ぐるぐるする。ずきずきする。それらの抑えが、上手くいかなくて]

(109) 2010/08/06(Fri) 21時頃

【人】 若者 テッド

う……わああああああああああっ!!!!


[叫んでみた。
それで、気が済むなんて思えなかったけれど。

……そうでもしないと、一歩も動けないような気がしたから。
誰かが聞いていようといまいと、全然、構わなかった]

(110) 2010/08/06(Fri) 21時頃

【人】 若者 テッド

……いって……。

[叫んだ直後、わりと物理的な痛みを感じて、顔を顰める。
痛んだのは、最初に爪で掠られた辺り]

……さって、と。
ここで、ぼーっとしてても、仕方ねぇ、よな。

[小さく呟いて、歩き出す。
他の面々は無事だったのか、と。
今は強引に、そちらに思考を切り替えた]

(114) 2010/08/06(Fri) 21時頃

【人】 若者 テッド

─ →伝説の樹─

[部室棟の横を回って、グラウンドの方へ回る。
中に入る前に、樹を見ておきたい、と。
何となく、そんな気になっていた、のだけれど]

……なに、してんの?

[その樹の近くで、何かしている二人に気づいて。
ひとつ、瞬いてから、声をかけた]

(117) 2010/08/06(Fri) 21時頃

若者 テッドは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 21時頃


― 2-C ―

[樹に水を遣った後、また何か見えはしないかと、水を張って如雨露を覗き込んでみたが、何も映る気配は無かった。
あの時確かに感じた喪失感は、痛いほどだったのに、何も無いまま時間が経てば、やはりただ寝惚けていただけなのかとも思う。

それでも、とぼとぼと数学科準備室へ向かう様子は消沈していたらしく。
顧問のことは考えておくから、と珠算同好会について、思わぬ励ましをされたり。

教室に戻れば、アネットを始めとする友人らに囲まれて、うりうりもみくちゃにされ。
ぜーはー、と息を切らせて席へ辿り着くことになったり]

 もー、大丈夫だってば。モチロン甘味屋は行くけどー。
 おごりねっ?

『……現金なやつめ。心配して損したわ。
でもあんた、宇治金時って珍しくない?』

 そんな気分なんだもん。あたしも大人の味に目覚めたってことだよ!


[味覚だけなら子供からかけ離れてるから大丈夫よ、なんてまた、頭をうりうりされて机に沈む。
どーゆー意味!?と机をぺちぺち叩いて抵抗するも、押さえつけられたまま]

 ……あ、

[窓の外、グラウンド。
硝子の一枚だけが、夜のいろを透し。

シャベルらしき棒を手に、何かを掘る人影、ふたつ]

 フィリップ先輩、サイモン……。

[珍しい組み合わせだな、なんて自然と呟きが零れ]


『誰、友達?』

 え……

[頭から、既に手は退けられていた。
きょろ、と視線は教室を彷徨う。

変わらぬ教室。変わらぬ面子。
……足りないと思う余地など、無い筈なのに]

 ううん……。

[ふ、と視線を戻せば。
もう、其処に夜の景色は残っていなかった]


メモを貼った。


【人】 若者 テッド

─伝説の樹─

[もう少し近づいて、二人が穴を掘っている、というのを認識する。
でも、何のため、と。
思った矢先、フィリップから問い>>120を向けられた]

……「これ」……って。

[見えたのは緑色。
先ほどの、手が届かなかった時の様子がフラッシュバックして。
また、どこかわからない所がずきりと痛んだ気がして、顔を顰めた]

(122) 2010/08/06(Fri) 21時半頃

【人】 若者 テッド

─伝説の樹─

[サイモンの返事>>126に、そか、と短く頷いて。
申し訳なさそうなフィリップ>>127に、ふるふる、と首を横に振って]

……どっちに、したって、あのままに、できない、し。

[ぽつり、と最初の問いかけに答える。
埋めるという事は、埋葬する、という意味だろうから。
そうする事でいなくなった、と肯定するのは──正直、嫌だった、けれど]

グラウンドに、ほっぽっとくとか。
そっちの方が、怒りそうですから、ね。

[緑色を直視はできなかった。
だから、視線はそこからそらして。
右手は、胸ポケットの携帯を、ぎゅ、と握り締めていた]

(131) 2010/08/06(Fri) 22時頃

 ……そーいえば、あたし、訊こう訊こうって思ってて、タイミング逃しちゃった。

[ぼう、と硝子を見つめたまま。
訊くと口にする割に、それは問いかける気の無さそうな、独り言]

 あの時は、必死だったからさ。全然、そんなこと考えてなかったんだけど。
 理科室に引っ張ってった時、ほんとはサイモン、ホリー先輩のこと追いかけたかったんじゃないかって。

 そーゆーのじゃ、なかったとしても、さ……

[ごめんね、と。
呟きは、硝子の外にすら届かず]

『だから、サイモンって誰なの』

 ……わかんない。


【人】 若者 テッド

─伝説の樹─

……すいません……。

[ぽつり、と紡がれるのは、短い謝罪。
視線は、黒く見える左腕に落ちる。
そこに向けられた、問い>>133]

足は、何てことないっすから、走るのはできますよ。
ただ……左腕、使いモンになんないかも。
さっき、フェンス登ろうとしたら、力、入んなかったし……。

ま、逃げ回るのには、なんて事、ないっすから。

[そう、まとめてから。
自身の口にした「逃げ回る」という言葉に、目を伏せて]

……オレのやった事って……イミ、あったの、かな……。

[小さく呟いた]

(137) 2010/08/06(Fri) 22時頃

メモを貼った。


メモを貼った。


【人】 若者 テッド

─伝説の樹─

……んじゃ、後で大人しく保健室いっときます。

[痛いのか痛くないのかすら、よくわかっていないけれど。
何かあったときに、周りの足を引っ張りたくはなかったから、アドバイス>>145に素直に頷いた]

……あ……すいません、ヘンなこと、言って。

[わからない、という返事に、伏していた視線をフィリップに向ける]

先輩が謝る必要、ないっすよ。
……自分で決めて、そんで、やった事……なんだから。
人に聞く方が、どうか、してるし。

(150) 2010/08/06(Fri) 22時半頃

【人】 若者 テッド

ん……そっ、か。

[細切れの声で答えてくれるサイモン>>147
礼の言葉に、ほんの少し、表情が緩んだ]

細かい事、気にすんなよ……言ってもらえるだけ、気ぃ、ラクになるし。

……色々、さんきゅ、な……。

[それでもまだ、笑みを形作るには程遠い、けれど]

(151) 2010/08/06(Fri) 22時半頃

― 伝説の樹 ―

 ……やっぱり、誰も居ない…よね……。

[保健室!と押し遣られそうになったから、教室から逃げ出して。
降りてきたのは、人影の見えた場所]

 …… 、

[分からない、とは言ったけれど。
もう半ば、ただの夢じゃないと思い始めてはいた。

けれど、なら、どうして。
自分は此処に居て、彼らの誰も、此処には居なくて、それが当たり前で――]

 …わかんない、よ。

[こつり。木肌に額を押し付けてみても、聞こえる音はなく。

ただ、自分の撒いた水溜りが、足元できらりと光った]


 ……?

[風が、頭を撫でていった。
珍しい事でもないのに、何故かこそばゆくって、自分でさすさす、さすりながら]

 …… 、此処、どこだ。……屋上?

[座ろうと屈めば、また水面に何か映っているのに気づいて、慌てて覗き込む。
ホリーとルーカス。それから、やって来たところなのか、少し離れたところに、カルヴィナ。

全員、生徒会室での顔なじみだから、それ自体は不思議に思わなかったけれど。
それぞれに微妙な空気を醸し出しているらしきに、首を傾げた]


【人】 若者 テッド

─伝説の樹─

[サイモンの言うあれ>>154ってなんだ? とかふと思う。
何せ、それらしきものを見た時は、余裕なんてなかったから]

……ん、そっすね。
答えがわかんないのは、どんなときもきっついし。

[更に謝罪を継ぐフィリップ>>157に、こう言って。
続いた、メアリーを捜しに行く、という言葉>>159に]

あ……あいつ、一人、なんだ。
いつまた、何が出るかわかんないし……一緒、いた方がいいっすよ。

……手ぇ離して、後悔すんのって……カッコ、つかないっすから。

[最後の部分にこもるのは、僅かな自嘲]

(162) 2010/08/06(Fri) 23時頃

【人】 若者 テッド

─伝説の樹─

[緑色の埋められた場所。
そっと、膝をついて手を触れる]

……ほんっと。
カッコ、つかねぇよなぁ……。

[近くにいるのに慣れすぎて、手を離しても大丈夫だろう、なんて、いつからか勝手に思っていたから]

こんな状態になったら、どうしていいのか、ぜんっぜん、わっかんねぇし……。

[いざ、いなくなったら、その部分が空っぽになったみたいで]

……は。なっさけねぇ……。

(167) 2010/08/06(Fri) 23時頃

【人】 若者 テッド

─伝説の樹─

……いって……。

[自嘲気味の呟きの直後、また、どこかが痛んだ]

……真面目に、手当てしないと、まずかったり?

[黒々とした左腕。巨躯の狼との対峙の記憶が掠める。
あの時はただ、まもりたい一心でいたから。恐怖感などは押さえ込めていた、けれど]

……今にして思うと、ほんと。
無茶、だったよなぁ……。

[何て言いながら、立ち上がろうとして。
ふと、上げた視線がこちらに近づく人影を捉えた]

(173) 2010/08/06(Fri) 23時半頃

 ……てゆか、なんで屋上映ってるのに、ギターが聞こえんの。

[お陰で、全然彼らの会話に聞き入れないと、くすくす笑う。

笑っているのに、晴天の空から、ぽたりと雫が落ちて、また夜の景色は掻き消えてしまった。
でも、ぽたり、ぽたり、零れていく涙を、止めようもなくて]

 なんなの。夢なら……早く覚めてよ。
 どっちでもいいから、早く っ

[あちらの世界と、こちらの世界。
思い出せる記憶にも、確かさにも、歴然とした違いがあるのに、どうしてこうも、苦しくなるのか。

どんなに思いを寄せたところで、水面や硝子越しに、あちらの世界へ手は伸ばせない。
夜の光景が消えれば、彼らの名前すら、ほら、もう、曖昧なのに]


[こんな時。

優しいだけじゃないし、むしろ自分より子供っぽいところだってあったけど。
本当に苦しい時には、絶対助けてくれるって信じていた、手があったのに。

水溜りに手を突っ込んでも、ぬるりと泥の感触が広がるだけで。
優しい暖かさも、握り返してくれるちからも、無い。

名前もわからない貴方。
貴方は、いま何処に居ますか。
貴方は、あたしを覚えていますか。

あたしを、]


【人】 若者 テッド

─伝説の樹─

あ……会長さん。

[捉えた人影──ルーカス>>174がこちらにやって来るのに。
やはり、どんな顔をしていいのかわからず、どこかへにゃりとした表情を向けて]

えっと……大丈夫っすか……?

[憔悴しているようにも見えたから、こう問いかけた。
しかし、見た目に関しては圧倒的にこちらが大丈夫じゃないのだが]

(177) 2010/08/06(Fri) 23時半頃

[思考すら、言葉にならず。
ぽたりぽたり、新たな波紋をつくるだけの水面から。

かすかに、聞いたことの無い、けれど確かにあのギターだと分かる音色が届く。
最後まで聞けたのかは分からない。だって初めて聞く曲だから。
自分が聞いて良かったのかも、分からないけど。

すん、と鼻を鳴らし。泥まみれの手で涙をこすると。
少しだけまた、笑えて。
ぱち、ぱちり。泥を散らしながらも、拍手が出来た。
それは、聞こえたよ、と存在を示すように]


【人】 若者 テッド

え。あー……。

[案の定、突っ込まれた。慌てて近づいてくるルーカス>>175に、困ったよな声を上げ]

っても、痛いんだか、痛くないんだか、よく、わかんないんすよ。
っつか、たまになんか痛いけど、何がどう痛いのか、わっかんねぇし……。

[説明になっていない説明を、ぽそり]

(178) 2010/08/06(Fri) 23時半頃

【人】 若者 テッド

─伝説の樹─

……なら、いいっすけど。

[妙に力の入った物言い>>182に、逆に大丈夫か、と思ったのは多少、表情に出たかも知れない]

んー……当たった時とかは、赤いの出てた気がするんすけど。
気がついたら、なんか、真っ黒になってたりするし。

[空間の不思議か、他に理由があるのか。
或いは、精神的な澱みが映されているのかも知れないが、そんな所に思いは至らず]

……まあ、わかんない事しかないっすから、ね、ずっと……。

[肩を落とす様子に、は、と息を吐いた]

(187) 2010/08/06(Fri) 23時半頃

【人】 若者 テッド

─伝説の樹─

[俯く様子>>193に、やっぱり大丈夫じゃない、とか内心で思いつつ。
けど、それを言うなら自分も変わらない、という自覚もあるわけで]

ん……それは、ちょっと気になってんだよな。
さっきだって、あんだけ走り回ったのに、全然、息切れなかったし……。

そも、最後に飲み食いしてから随分たつけど、そういう気になんないし、な。

[だからという訳でもないけれど、視線を向けるのはサイモン>>198の方]

ほっときゃ治る、かぁ……だと、いーけど。

(201) 2010/08/07(Sat) 00時頃

『さっきから何をやっているんだ、お前は』

 ……っく、…ラシェル。……てか、そっちこそ何やってんの。

[見上げれば、先ほどサッカーボールを蹴飛ばしてたクラスメートが覗き込んでいた。
確かに、泥遊びする年齢ではないし、水溜りに突っ込んだ手を、ぱちりぱちりと叩くさまは、怪しいというか、頭の心配をされるかもしれないが。

バケツ片手に、こっちを無表情に見つめるひとに言われたくない。
てか、そのなみなみ水の入ったヤツをどうするつもりなのかと、]

 っ!

[問うよりも、逃げ出すほうが速かった。
更に、それを予測して、相手が自分の肩を抑えるほうが速かった。

結果。ばしゃー、と頭の上から水を被って、びっちゃんびっちゃんになった。
勿論、肩を押さえていたラシェルだって、被害が無いわけはなく]


 ……にゃー!! もう、何なの何なの! せめて何か理由ー!

『そっちの方が、らしい』

 は?

[意味が分からなくて、ぽかんと見上げた顔に、布地が落とされて、あわあわ取り払えば]

『騒いでいないお前なんていうのは、気持ちが悪い。
どうせ良くない頭なのだから、考えるな。常に発散させておけ』

[改めて布地を見れば、それは大判のタオルだった。
何か失礼なこと言ってるよね、とじとり見上げるも、ぐりぐりとタオル越しに頭を撫でられ、そのままラシェルは去っていってしまう]


 ちょ、ちょっとー! タオル洗濯しないと返せないし! てゆか結局、だから何なのっていうか、自分もちゃんと拭けー!

[とはいえ、木陰では時折吹く涼しい風が、濡れた身体を心地良く冷やしていくし、この時期に風邪の心配もないだろう。
何とかは風邪を引かないし。や、あれは引いた事に気づかないってだけだった気もするけど。

不器用なクラスメートの、不器用な気遣いだということは、分かっているから。
大人しく、むぅ、とタオルに埋もれて、助言どおり、何も考えずに木の下、目を閉じた]


メモを貼った。


【人】 若者 テッド

─伝説の樹─

……え?
な、なんだ?

[ふと、感じたのは空気の震え。
次いで、響く足音と──]

……っだあ、るっせぇ!
一体、なんだよっ……。

[文字通り、降り注ぐような笑い声に声を上げて空を見上げた時。
それが、目に入った。
いや、入らない訳ない、というべきか]

(208) 2010/08/07(Sat) 00時半頃

【人】 若者 テッド

[呆気に取られている間に、かぱ、という軽い音が響いて]

て、ちょ、まっ……!

[4階が外れた]

……いやいやいや。
ねぇだろ、それって。

[余りと言えばあまりの光景に、逆に素の突っ込みが口をついた]

(216) 2010/08/07(Sat) 00時半頃

【人】 若者 テッド

……って、突っ込んでる場合か、オレ!

[今の所は校舎の方に興味があるようだが、いつこちらに向かってくるかもわからないわけで]

……っと、会長さん、だいじょーぶっすかっ!?
取りあえず、ここにいると目だって色々ヤバそーだし、今の内だけでもどっか、隠れないとっ!

[校舎に隠れるのは、何となく無駄っぽい気もするが。
それでも、見通しのいい所で見つかるよりは、と動けなくなっているらしきルーカスの腕を引っ張った]

(218) 2010/08/07(Sat) 00時半頃

― 伝説の樹 ―

 ……?

[きゃはは、と子供の笑い声が聞こえた。
タオルに包まったまま、もぞりと身体を動かせば、ころりとコンパクトが転げ、蓋を開く。

其処に映し出されたのは、人形が人形の家で遊んでいる、ちょっとシュールな光景]

 ……やっぱ、夢か。

[半ば目を閉じつつ、むにゃりとそう呟いてまた、タオルにもぐりこむ。
意識がはっきりしていたなら、その背に隠れるように冴える月が、赤いことにくらいは気づいただろうに*]


【人】 若者 テッド

[なんて言っていたら、3階も外されて]

て、ちょ、まっ……音楽室っ!

[ギターの演奏は、途切れていたけれど。
もしまだ、ズリエルがいたら、と考えたら、さすがに焦った]

っても、どこにも隠れよう、ないんか、これって……!
あんなにかぱかぱつけ外しされたら、やってらんねぇっ……!

[地下のプールに逃げたとしても、体育館ごと外して覗かれそうな気がしたが]

とりあえず、部室棟辺りにっ!

[武器になりそうなものは全部使い切っている現状。
手に入りそうなものといえば、部室棟にある暗室の薬品くらいしか思いつかなかった]

(231) 2010/08/07(Sat) 01時頃

【人】 若者 テッド

─ →部室棟─

[遅れて走り出したサイモンが裏庭の方へ行くのを視界の隅に捉えつつ、部室棟の中へ駆け込む]

……いや、これ、マジで。
まだあの、でっかい狼とやり合ってた方が、マシ……。

[はあ、と大きくため息つくと、また、何処かが痛んだような気がした]

……っつーか、何とかして、保健室までいかねーとなー……。

[先にフィリップから受けたアドバイスを思い出す。
今は、人を引っ張っていたせいもあったが、上手く走れなかったから]

……周りの足手まといにゃ、なるわけいかねぇ……。

[そんな決意を込めながら、一先ず、部室棟の入り口付近で人形の動向を伺った**]

(241) 2010/08/07(Sat) 01時頃

若者 テッドは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 01時頃


 に゛ゃーーーーーーーーーーーーーーー!?

[がば、と木の下でタオルを跳ね除け、叫んだ。
心臓がばくばくいっている。
何事かとこちらを向いた陸上部は、何だソフィアか、とすぐに走りこみに戻ったが、そんなことは気にしていられない]

 ……る、るーにゃんが、バニーさんでお人形遊び……。
 え、何。夢って願望? 違うよね?

[叫び声に何事かと思ったのだろうか。
ふわりと、頭上で揺れる褪せかけの銀糸。

わりと本気で必死にそう尋ねかけたのだが、やっぱり答えのないかみさまは、ついと目を逸らすので。
その意図はともあれ、肯定されたと思い込んで、あううぅと呻きながら、だいぶ身体も乾いたから、ふらふら何処かへ歩いていく。

これ以上あのひどい悪夢を見たくなかったから、寝なおす気にはなれなかった]


【人】 若者 テッド

―部室棟・到着前 >>246

いや、そーかもしんないっすけどっ!

[大声と共に離れた手。
というか、声で注意引くとまずいんじゃ、と。
思った時には遅かった]

ったあ……。

[やっちまった。
右手を額に当てながら、こんな事を考えた時間は短く。
連れ去られる姿に、心の中で、すんませんっ! と叫びつつ、部室棟へ駆けた]

(295) 2010/08/07(Sat) 10時頃

【人】 若者 テッド

―そして到着後 >>241

[部室棟に逃げ込んだ直後に、渡り廊下の屋根が剥がされた]

マジ、やってらんねぇ……。
どーせいっつーんだ、アレ。

[図書館方面で遊んでいる様子に、ぽつり、呟いて]

とにかく、今のうちに……。

[左腕を少しでも補強しないと、と。
保健室へ向け、ダッシュスタート**]

(297) 2010/08/07(Sat) 10時頃

若者 テッドは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 10時半頃


【人】 若者 テッド

―保健室―

[人形の注意が逸れている隙に、保健室へ。
傷の黒い色は落ちそうになかったから諦めて、テーピングするに止めた]

さってと……これからどうすっ……。

[どうすっかな、と。
思いながら窓の外を見て]

……会長さん……。

[なんか見えた。
ふと、さっき引っ張る手を離したのを後悔した。


勿論ソフィアの時とはぜんぜん違う意味で、だけど]

(314) 2010/08/07(Sat) 11時半頃

若者 テッドは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 11時半頃


【人】 若者 テッド

……とりあえず、止まってっと、ヤバい。

[逃げ場がないし、保健室が荒らされるのもヤバいから、と。
窓を開けて、外に飛び出した**]

(317) 2010/08/07(Sat) 11時半頃

若者 テッドは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 13時頃


【人】 若者 テッド

─校舎・壁際─

……っつーか。
比較すんのは間近いだと思うんだけど。

[やっぱ、狼相手の方がラクだった、なんて。
ふと考えたら、「んなわけあるか」と言わんばかりに、何処かが痛んだのはさておき]

……ホントに、遊んでるだけかよ、アレって。

[棒を突き刺してぐーるり、という感じで回していく様子に、泣きたいような、呆れたいような。
かなり、微妙な気分]

(361) 2010/08/07(Sat) 13時半頃

【人】 若者 テッド

[取りあえず、じーり、じりと、東へ向けて移動していく。
動きが鈍いのは、目立つのがヤバイ、というのと]

……走るの、きっつい、か……。

[テーピングだけはしておいたものの。
やはり、万全には程遠いようで、動きが鈍い]

ったく……。

[じわじわじわじわ。
メディアセンター側へと移動する。
とにかく、樹の辺りで立ち回るのだけは、避けたかったのだが]

(364) 2010/08/07(Sat) 13時半頃

若者 テッドは、ふと、視線を感じたような気がした。

2010/08/07(Sat) 13時半頃


【人】 若者 テッド

[最初からこちらを見ていた、というよりは、違うものを捜していてたまたま見つけた、という感じなのかも知れないが。
とにかく、見上げたそこには、大きなガラス球]

……えー、とー。

[ヤバイ、と本能が叫んだ。
直接的な危険はなさそうだけれど、違う意味での危機はさっきからひしひしと感じている]

と、り、あ、え、ず。

[校舎に逃げ込むのは得策ではないわけで]

……逃げるっ!

[スタートダッシュの先は、グラウンドの方]

(366) 2010/08/07(Sat) 13時半頃

若者 テッドは、ふらつく足は、伸びる手からの逃亡に成功するか{5}(奇数で逃亡失敗

2010/08/07(Sat) 13時半頃


【人】 若者 テッド

……っでぇぇぇっ!?

[さすがに、万全でないのが響いたのか。
わりとあっさり、捕まえられて、裏返った声が上がる]

『新しいお人形さん、みーつけた♪
 ……でも、ちょっと、汚れてる?』

[聞こえる声は、物凄く、楽しそうだったが。
狼相手の立ち回りでついた汚れに、なにやら思案しているようだった]

……つか、汚れてるとか大きなお世話なんですけどー。

[思わず突っ込んだ。小声で]

(368) 2010/08/07(Sat) 13時半頃

【人】 若者 テッド

『……うーん……そうだ!
 お着替えする前に、きれいきれいしましょうねー♪』

……はい?

[なんだか物凄く、嫌な予感がした。
着替えさせられるのも、色々とあるけれど。
それとはまた、違う恐怖が過ぎって消えた]

『うーんと、お水、どこかなー』

……ちょっと、待てえええええ!

[当然の如く、聞いちゃいねぇ]

(371) 2010/08/07(Sat) 13時半頃

【人】 若者 テッド

[今の状況で水、とか言われると、考えられる場所は限られるわけで。
そして、そこが地下だから、という理由で安心できないのは、先ほどからの校舎かぱかぱ外しを見れば明白なわけで]

だから、ちょ、まっ……。

[ひょい、という感じで一度屋上に置かれた後。
かぱ、といい音が響いて、体育館が持ち上げられた]

……やっぱ、そこかよっ!

[見えた温水プールに、ちょっと泣きたくなったものの。
手が離れている内にと逃亡を試みる]

(374) 2010/08/07(Sat) 14時頃

若者 テッドは、今度は逃げられるか、否か{6}{3}(ゾロ目なら逃亡成功

2010/08/07(Sat) 14時頃


【人】 若者 テッド

『あらあら?
 だぁめーよー、ちゃんときれいきれいしないと』

[そろそろ、と校舎の中へ移動しようとしたものの、人形がこちらに注意を戻す方が早かった]

……しなくていいわいっ!

[叫んだけれど、当然の如く通じません。
摘み上げられ、プールに放り込まれてしばし振り回される。
丹念に洗われなかっただけ、まだマシといえるかも知れないが]

……ちょ、さすがにコレ……。

[息が続くぎりぎりまで振り回された後、プールサイドに下ろされた。
どうやら、乾くの待ち、とでも言う所らしいが]

……ほ。
干されなかっただけ、マシ?

[多分、なんか、違う]

(376) 2010/08/07(Sat) 14時頃

若者 テッドは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 14時頃


【人】 若者 テッド

と、とにかく……。
この上、女装とかさせられたら、さすがに再起できねぇっ……!

[呟きは、やたらと切実だった。
『お着替え』の品を物色しているらしい人形の隙を伺いつつ、じりじりじりじり、匍匐全身で上への階段の方へと進んでいく]

(379) 2010/08/07(Sat) 14時半頃

【人】 若者 テッド

─プールサイド─

つか、そーいえば……。

[水に放り込まれる直前、名前を呼ばれたような気がしたのだけれど]

あれ、バークレイ先輩の声……だったよ、な、多分。
近場にいるとなると……。

[逃げるにしても、方向を考えないと、またややこしくなる。
そんな事を考えていると、人形がどこかへ向けて呼びかけのが聞こえた]

……うわい。
やっぱ、近場にいるんか……。

[さてどうするか、と。
だるまさんが転んだ、よろしくたまに向けられる視線を掻い潜りながら、じりじり前進]

(382) 2010/08/07(Sat) 14時半頃

【人】 若者 テッド

……って、なんだ?
なんか、様子……。

[苛立ちを帯びた人形の声。
ここからでは、何が起きているのか、判別はつかないが、ひとまず注意はそれたらしい]

……今の、内……に。

[一気に動こう、と。
気合を入れて、立ち上がる]

(386) 2010/08/07(Sat) 15時頃

― 生徒会室 ―

 …… おじゃま、しまっす。

[書類をまとめて、数学科の準備室へ届けた帰り。
ついでだからと、生徒会室へ運ぶ資料を頼まれた。

こんなところで長話するような知り合いも居ないし、長居は無用と。
さっさと置いて戻ろうとすれば、部屋は無人で]

 無用心だなぁ。鍵の用心するって、言ったばっかなのに。
 てか、お菓子も無いとか…… いやいや、取り締まる側がお菓子持ってちゃ駄目でしょ。

[ひとり突っ込みしつつ、誰かが戻ってくるのを待っている。

普段は、会長あたりが座っているのだろう、上座に腰掛け、軽く伸びをすれば、安物のパイプ椅子はきしりと鳴る。

蝉の合唱に、時折混じる自転車のベルや、グラウンドの運動部員たちの掛け声や、ボールを打ちはなす音。
こんなに賑やかなのに、静か過ぎると感じるなんて、どうかしてる]


メモを貼った。


【人】 若者 テッド

[立ち上がって見上げると、人形は何かを掴んでいるようで]

……ちょ、あれ。

[物凄く、嫌な予感がした]

もしかしなくても、投げる気かよっ!

[叫ぶのと、掴まれている人物がこちらに投げられるのは大体同一タイミングで]

やっべ!

[自分の状態は、完全に、頭から、抜けた。
なんとか、受け止めないと、とそちらへ向けて走り出す]

(389) 2010/08/07(Sat) 15時頃

若者 テッドは、受け止めは間に合うか{1}(奇数成功・偶数失敗で自分下敷き

2010/08/07(Sat) 15時頃


【人】 若者 テッド

[落下点への到達はぎりぎり間に合い。
伸ばした両腕に、落下加速度つきの質量がかかる]

……っつ……!

[左腕を駆け抜ける、痺れのような衝撃に、表情が歪むが、気合で耐えた]

…………ってー……大丈夫、かぁ?

[呼吸を整えながら、投げかけるのはこんな問い]

(390) 2010/08/07(Sat) 15時頃

【人】 若者 テッド

ん、ああ……オレは、何てことねーから。

[慌てるメアリー>>394に向けるのは、空元気]

あ、はいっ!
大丈夫っす!

[呼びかけるラルフの声>>393にそちらを振り返った。
今の内に、と促されたなら人形の方をちら、と伺って]

とにかく、ここから逃げんのが先だな……走れそうか?

(396) 2010/08/07(Sat) 15時半頃

【人】 若者 テッド

ええ、なんとかっ!

[ラルフに続いて呼びかけてくるアイリス>>395にも頷いた。
左腕の痺れは、今は考えない]

先輩たちも!
一箇所に止まってると、かなりヤバイっすから!

[相手の視野の広さを思うと、動いていても止まっていても、という感はあるが。
桜に近いこの場所に止まるのは、色々とよろしくない、というのは理解できていた]

(397) 2010/08/07(Sat) 15時半頃

 ? なにこれ。

[窓際の空きダンボールから、幾色もの布がはみ出ている。
ついでに、うさぎの付け耳も。

はて、と手を伸ばし、一枚摘み上げてみると
1.チャイナドレス
2.ウェディングドレス
3.タキシード
4.バニーガール
5.水着
6.メイドさん]


{1}


【人】 若者 テッド

そこで、凹まんでいいってのに。

[しょぼり、とする様子に浮かべるのは苦笑。
大丈夫、という返事と続いた言葉>>399に、に、と笑って]

いいっていいって。
……これ以上知り合いまもれねーとか。
さすがにオレでも、凹むしな。

[口調だけは冗談めかしてこういうと。
階段の方へと走り出した**]

(402) 2010/08/07(Sat) 15時半頃

若者 テッドは、受付 アイリスの指示には、了解! と力いっぱい頷いた**

2010/08/07(Sat) 15時半頃


若者 テッドは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 15時半頃


『何だ、もう来てたのか!』

 はい?

[うさみみとチャイナドレスを手に、どーゆー取り合わせなのかと首をかしげていたら。
ノックもなしにやってきた顔は、確か副会長の先輩だったような]

『逃げ回ってるって聞いたんだけど、なーんだ。
じゃ、さっさとそれ着ちゃって』

 ……え、え、な、なんー…?!

[何が何やら分からないまま、ぐいっと準備室へ押しやられ。
早く早く、と急かされる声が、あちらから聞こえる。

先輩相手に、強く問い返す事も出来ず。
仕方ないので、着替えてみた。

女性らしさや、長い手足という身体的特徴からは、凡そ無縁の身で、思いっきりラインの出る服を着るのは、非常に抵抗があったけど。
危惧したほど、布地のあまりもなく、むしろピッタリなくらいで]


 …… これ、まさか…

『いやー、似合う似合う!お子様雑技団みたいだけど、そんなとこもきっとお姉さま方の票をあつめぶばっ!?』

[ぺたり、という擬音があまりに似合う胸元に手を当てていれば、やっぱりノックもなしに入ってきた副会長。
いくらなんでも、女の子に対する態度と言葉じゃない。
いや、普段から女の子らしくなんて扱われたことは、数えるほどしかないけど、それにしても]

 わーん、生徒会なんて変態のあつまりなんだばかー!!

[膝蹴りを食らわせると、くずおれる副会長をもう見向きせず、ちょちょ切れる涙を押さえようともせずに。
うさみみぴょこぴょこ揺らして走り去るのだった]


メモを貼った。


【人】 若者 テッド

― →裏庭―

左右に分かれて、桜から気を逸らす、か。
んじゃ、また後で会いましょうっ!

[ラルフたちに返して、階段を駆け上がる。
二人が講堂の方へと向かう様子に、行き先は自然と定まった]

よしゃ、オレらは裏庭経由だな!

[言いながら、校舎の裏手へ向かう。
人形は他に気を取られているのか、追跡はなかった]

(415) 2010/08/07(Sat) 19時半頃

【人】 若者 テッド

[走りながら、ふと、思い返すのは、先に言われた事>>404
メアリーの内心やフィリップとのやり取りは、知る由もない、けれど。
ずっと引っ掛かっている事もあるから、色々と気になって]

なあ……。
こーゆー時に、こんな事聞くのもなんなんだけどさ。

まもられるのが嬉しくない、って事って。
あったり、すんのかな……?

[そんな場合じゃないのはわかっている。
けれど、誰かに答えて欲しくて仕方ない疑問が、口をついた**]

(416) 2010/08/07(Sat) 19時半頃

メモを貼った。


若者 テッドは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 20時頃


若者 テッドは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 21時頃


【人】 若者 テッド

─ →裏庭─

[メアリーから返される、言葉>>420 >>421。視線が向いたのは、胸ポケット]

……辛くて嬉しかった……か。

[思い出すのは、理科室での平行線と。
消えてしまう直前に微かに聞こえた声]

オレは……なんもしないで、大事なものが傷つくのを見る方が、よっぽどキツイんだけど。

[ぽそり、と呟いてから]

……悲しむっつーよりは、怒られそうな気がすんだけど……ん、でも、さんきゅ、答えてくれて。

[いつもと変わらぬよに笑って見せたが、少し、ぎこちなかったかも知れない]

(431) 2010/08/07(Sat) 21時半頃

【人】 若者 テッド

ああ。
絶対、逃げ切るさ。
……諦めねえ、って、決めたんだ。

[そう、返して笑うのと、声が聞こえたのは、さて、どちらが先だったのやら]

今の……って、ちょ、まっ……!

[ちょっと待て、という突っ込みは、踵を返そうとしたメアリー>>424と、ぱか、と開いた校舎のどちらに向いたのか]

つか、あれって……って、メアリー!
ちょと待て、おいっ!

[人形の手が掴んでいるのが誰か、を確認している間に、メアリーは駆け出して行き]

ったあ、もう!

[逡巡した後、その後を追いかけた]

(432) 2010/08/07(Sat) 21時半頃

【人】 若者 テッド

─保健室─

……うわい。

[逡巡していたため、やや遅れてたどり着いた保健室。
目に入ったのは、直撃の瞬間だったか]

……なんつーか。
うん。

[仲いいな、と言う言葉は。
何となく、飲み込んでおいた]

(434) 2010/08/07(Sat) 21時半頃

【人】 若者 テッド

……ま、取りあえず、あっちはあっちで置いといて。

[二人のやり取りに軽く、肩を竦め。
視線が向くのは、保健室にいる他の二人]

ええ、オレは何とか。
……まさかの水泳大会に泣いてきましたけど。

[無事、と呟くホリー>>438に、軽い口調で言って。
同じように、外の様子を伺った]

(440) 2010/08/07(Sat) 21時半頃

若者 テッドは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 22時頃


【人】 若者 テッド

[フィリップから向けられた苦笑>>444に気づくと軽く、肩を竦めて笑みを返した。
それから、聞こえた声>>446に、はっとそちらを振り返り]

会長さんっ!
無事…………っす、か?

[語尾が疑問系になったのは、ぴこぴこしているうさみみのせい]

(450) 2010/08/07(Sat) 22時頃

【人】 若者 テッド

走り回って汚れてたから、「きれいきれいしましょーね」とか言われて、プールで洗濯されたんっすよ。

[本気で死ぬかと思った攪拌を思い出し、ちょっと遠い目をしながら、タオルを受け取る>>451]

行かなきゃならない所……?
んでも……。

[それから、向けられた言葉に訝しげに眉を寄せる。
けれど、瞳の奥。
必死ともみえる光に、静止の言葉は、失せた]

……いいっすよ。
でも、ちゃんと戻ってきてくださいね?

……送り出して先輩になんかあったら、オレ、色々と凹みますんで。

[それでも、返す言葉、その口調は冗談めく]

(453) 2010/08/07(Sat) 22時頃

― 購買 ―

 そーなんだよぅ。そりゃ、あたしこんなんだし、デリカシーもないし、出るとこも出てないけど、別に平気なわけじゃないのにー!

[えぐえぐ、とペッパーサワーの缶片手に管を巻くのを、馴染みのおばちゃんは、よしよしと話を聞いてくれた。
うさみみの付いたままな頭を撫でながら。

眉毛を捜す作業を忘れぬまま、ふと、そういえば誰かに眉毛コアラを貰ったはずなんだけど、とポケットを探るも、コアラは居なかった]

 そーいえば……眉毛コアラの眉毛は、眉毛じゃないんだって。それしか覚えてないんだよね、誰に聞いたんだっけ?
 てゆか、悪徳女王の45話、撮り損ねた気がして、おばちゃん絶対見てるだろーから、話聞こうとか思ってたんだよ。でも45話って、今週でも先週でも来週でもないじゃん? なんでそんな勘違いしたのかなぁ。

[慰められて気が済んだのか、同じ番組を追う者同士、取り留めの無い長話が始まる。
くい、とサワーをあおって、傾けた缶の光沢に]


 ぶっ!!!!

[木の下で崩れる、今日の夢の主役に今この瞬間確定したに違いないお姫様。
しかも、ご丁寧に、最初に目いっぱい白塗りに頬紅ののせられた顔が、ズームで映り。
だんだんカメラが引いていく、というサービスっぷりだった。

噴いたサワーが勿体無い、といつもの思考に戻るまで。
缶を取り落としたことにすら気づかず、(07)分ほど固まっていた]


【人】 若者 テッド

─保健室─

[きりり、とした返答と、その後の一連の動き>>461に、ちょっとぽかんとしつつ]

……や、まあ、大丈夫なら、よかったっす。

[コメントに困りながら、ぽそ、と言った]

(463) 2010/08/07(Sat) 22時半頃

若者 テッドは、写真部顧問が見てたら喜んで記念撮影してたよな、と、遠い日常を思った{6}

2010/08/07(Sat) 22時半頃


若者 テッドは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 22時半頃


【人】 若者 テッド

そーですね。
他にも被害者はいそうですし。

……信用してますよ、先輩。

[凹ませない、というホリー>>471向けた言葉は駆け出す彼女に届いたか。

それから、自分も窓の方を見やり]

……今、ここにいない面子が集まってるんだとすると……。

[樹の周辺にいるのは誰か、は、自ずと限られる]

固まってて、大丈夫、かぁ……?

[そんな心配も、少し、あった]

(473) 2010/08/07(Sat) 23時頃

【人】 若者 テッド

……遠慮します。

[つけてみます? との問い>>477に、きぱっ、っと返した]

そーいや、人形、どーしてんのかな。
あっちもこっちも集まってんのに、ちょっかいかけて来ないけど……。

(478) 2010/08/07(Sat) 23時頃

 ごめんおばちゃん! えっと、雑巾雑巾…… 、ぁ

[7分後。我に返って、慌てて片付けようと覗き込んだ、黒い水面に。
一揃いのような、エプロンドレスを纏った少女2人に、そして――]

 っ、あか ……!

[今まで映らなかったその月は、確かに煌々と赤い光を滴らせていた。
よくよく見れば、ドールハウスに見えた建物が馴染みの校舎で、その傍らに立つ少女は規格外の大きさで、かつ人間に良く似てはいても、つくりものの光沢を赤くきらめかせていて。
そして、屋上に立つ、ちいさな、いや普通の少女の姿が]

 マーゴちゃんっ!? ダメだよ、何言ってんの!

[いっしょに、と。
その声はけして大きくなかったけれど、はっきりと聞こえて。
一緒に。何処へ? この光景が見えている間だけは、はっきりしていく記憶が、影に呑まれる誰かを、思い出そうとし]


 っ……!

[ばしゃ。
あっけない音で、投げ込まれた雑巾がたちまち水気を吸えば、夜の景色はたちまち消える。
はあ、と動いたわけでもないのに上がった息を堪え。
ぎゅ、と胸元を握り締める。ずきりと、痛みを訴えた、そこを]


【人】 若者 テッド

んー……気にはなるけど。

[先に、ホリーに頼まれた事もあるから、この場を動く事はできなかった。
どうしたものか、と悩んでいるとフィリップが窓を開けて]

……え?
この声って……!

[窓際により、上を見上げる。
聞こえてきたのは、聞き慣れたクラスメートの声だった]

(497) 2010/08/07(Sat) 23時半頃

→ 屋上 ―

 は、 ……っ、      !

[呼べない名前。
分からない顔。
景色が消えれば、また不鮮明になる世界と、此処とが違う世界なのだということは、さすがに分かっている。

でも、それでも。
呼べない名前を呼びながら、グラウンドを、廊下を、階段を駆け]

 ……んで っ……

[開け放った屋上への扉。
その先には、誰も、やはり、居なくて]


 なんで…… なんなの! 何も出来ないんなら、見せないでよ!
 いっそ、忘れさせてくれればいいじゃん!

[見た、と思う光景が、今のことなのか、ずっと昔かいつかのことなのか、それすら分からない。
ただ、白々しいほど燦々と照りつける太陽の下。
ひとり、ぺたんと膝をついて、誰かの姿を確かに見たはずの其処を、ぎ、と引っかくしか出来なかった]


[意図があったわけじゃない。でも。
視線は、俯きがちのまま、けれど確かに、グラウンドの端に佇む樹を、ぐ、と見つめていた]


【人】 若者 テッド

……って……ちょ、まっ!?

[響いた悲鳴>>499
反射的に、そのまま窓から飛び出した]

マーゴっ!?

[名を呼び、頭上を振り仰ぐ視界に。
落ちる姿が、入って──]

……ちょ。
じょーだん、きつ、い……。

[グラウンドで動かなくなった姿に。
零れ落ちたのは、掠れた声だった]

(504) 2010/08/08(Sun) 00時頃

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


トップページに戻る


← ↓ ■ □

フィルタ

注目:テッド 解除する

犠牲者 (7人)

テッド
44回 (6d) 注目

種別

通常
内緒
仲間
死者
客席
背景

一括

全示
全断
反転

ツール

クリップボード

ピックアップ

>>【】
(0.14 CPUs)
SWBBS V2.00 Beta 8 あず/asbntby
あっぱれ、うっかりアイコン by 小由流
人狼議事キャラセット by りりんら
管理 sol・laななころび