114 bloody's evil Kingdom
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― 王城・二階蔵書室 ―
[国民すべてが休日だと告げられるも、特にすることのない女は何時ものように人の居ない蔵書室に籠っていた。
本の香りが好きだった。 古い紙とインクの香りは、どんな香水よりも心地よく、そして安心できた。
人と接するのをあまり得意としない自分にとって こうして文字の世界の中にたゆたうことは何よりも幸せなひと時で。 嫌な事も、辛い想いでも忘れることができる]
…………ふふ。 一日お休みなら、大分読み進められそう。
[珍しく笑みを浮かべながら、蔵書室の奥の棚に並ぶ本たちの背を一つ一つ撫でて行く」
(18) 2013/02/17(Sun) 01時頃
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[本の背に指をかけ、棚から抜こうとした所で掛けられた声。 ゆるりと振り返れば、そこには昨日のパーティの主役の一人がいて]
………お、王女様。 ご、ご機嫌麗しゅう……。
[慌てて両手を顔の前に組み、臣下の礼を取る。
あまりにも慌てていたせいかどんと背を書架へぶつけてしまい、 ばさばさと音を立てて本が床に落ちた]
(29) 2013/02/17(Sun) 01時半頃
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そんなわけには……。
[いきませんと、口中でもごもごと呟き、 落ちた本を拾おうと王女へ背を向ける。
読もうと思っていたのは、叶わぬ恋の果てに死を選んだ人魚の話で。 さすがにそれを知られるのは気恥しい]
私なんていくら傷ついても構わないのです。 あ……、私が拾いますから……っ。
[自分への視線には気づかぬまま、 王女が手伝おうと伸ばす手を止めようとして]
………すみませんっ。
[微かに指先が触れたような気がして、反射的にひっこめてしまう]
(35) 2013/02/17(Sun) 01時半頃
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……え? 遊ぶ…って。
[意味がわからず、きょとんと首を傾ぐ。 王女の方を見ようとして顔を上げた瞬間、世界がどこか揺らめいたような気がして]
……なに、これ……。
[気持ち悪さに世界が揺れる]
王女、さ、ま……?
[半分霧がかかったような世界の中、 紐状へと変化した本たちに易々と自由を絡め取られてしまう]
(41) 2013/02/17(Sun) 01時半頃
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[ぎりぎりと締め付ける紐が齎す痛みに、寄る眉根]
……いっ。
[紐は身体のラインを浮き立たせるように、卑猥な形に縛りあげていて、 思わず羞恥からか頬に赤みが差す]
やめ、て……下さい……。 こんなの、おかしいです……。
[赤い顔のまま、森の色を移す眸に涙をためて、 ぶんぶんと大きく首を左右に振った]
(47) 2013/02/17(Sun) 02時頃
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あなたの国ではって、 それじゃセウ国というのは、まさか……魔物の……んっ!?
[無理やり塞がれた唇。 逃れたくても、自由を奪われているためにそれはかなわない。 潜り込んでくる舌を押し返そうとするけれど、それは返って絡み合いもつれ合うような動きになってしまい]
……んぅ、ぅ……。
[こくんと。 流し込まれた甘い媚薬を嚥下してしまう]
(55) 2013/02/17(Sun) 02時頃
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[飲み干した媚薬はすぐさま身体に吸収されて、 それは血の流れとともに全身を巡り、華奢な身体に燈り出す熱]
ふぁ…… 身体が……あつ、い……。
[まるで酒精に侵されたように、唇からは熱を帯びる吐息がこぼれ落ちた]
(57) 2013/02/17(Sun) 02時頃
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そんなこと私には……出来ない……。 出来る筈がない……。
[王や王子にこの事を奏上したとしても、一笑に付されるのは目に見えている。 そればかりか師と同じように投獄される可能性もある]
私は……無力、だから……。
[諦めるしかないのだと。 伏せた瞳から涙がこぼれ落ち、頬を伝う。 ならばせめて――…]
痛くは、しないで……?
[あらわにされた胸。 身体はじんじんと疼き出し、下腹部が火を押し付けられたように酷く熱い]
……やぁ、ん……っ。
[胸の先を嬲られて、その甘い刺激に鼻から洩れたような甘い声が唇を吐いた]
(61) 2013/02/17(Sun) 02時半頃
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名前……?
[とろりと蕩けた頭でぼんやりと考える。 名前。そう自分の名前は]
ミッシェル……。
[頬を。目元を擽るような王女の舌が齎すのは、甘い甘い心地よさ]
それ……もっと言って。 可愛いって……好きだよって……。
[潤んだ眸でそう呟いて、 王女の綺麗な指先が胸の尖りを弄れば、あん…と小さな声で鳴いた]
(69) 2013/02/17(Sun) 03時頃
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うれし、い……。
[それは遠い日に、あの子に――好きだった幼馴染に言ってほしかった言葉。 可愛いと。好きだと言って、こんな風に愛されたくて、でも叶わなかった夢]
あっ、や、だめ……っ。
[乳房をねとりと舌が這い、ぴちゃぴちゃと水音を響かせて啄ばまれれば、 それだけで軽く達したように身体が跳ねる]
初めて……あっ、ひゃぅっ!!
[しとどに蜜で濡れた下着の中を暴れる王女の指が齎す強い刺激が痛いほどに気持ちよくて]
あ、ああ……っ。 そこ、だめ……おかしくなっちゃう……っ。
(74) 2013/02/17(Sun) 03時頃
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[ふっと一瞬体が軽くなったと思った瞬間、 戒めは解かれて床へと投げ出された。
中途半端なまま放り出された身体は、 王女の指を。愛撫を欲して、下着と床とを溢れる蜜で汚すほどぐちゃぐちゃに濡らしていた]
嬉しい……。 私を、愛して――……。
[王女の容姿が変わっても、もうそんなことどうでも良かった。 今一番欲しいのは、得られなかった愛だったから。 両腕を王女の背に回し、まるでしがみつくように抱きついた]
(80) 2013/02/17(Sun) 03時半頃
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[こく、こくと幼い子供のように頷いて。 自分から求める様に唇を寄せる]
んん……っ!!
[いくらとろとろに濡れていても、初めて迎える膣内は狭く、強く王女自身を締め付けながら。 腕だけでなく白い脚も王女へと絡ませ、強請る口接け]
キス、して……。 上も下も……全部、ふさいで、私だけを愛して――
(89) 2013/02/17(Sun) 03時半頃
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そんなこと、言わないで……。
[恥ずかしいと嘯いて、繰り返されるキスとピストンに心も体も溶けて行く。 浅い波と深い波の二つのリズムのダンスはとても快美で、 そのリズムに合わせるかのように唇は甘い調べを謳う]
あ、あっ、ああっ、んぁ……あんっ。 私も……っ、私も好きっ。大好き……っ!
[それは王女に向けてのものか。胸にくすぶるあの子へのものか。 どちらに向けてのものなのか、もうわからない。
ただ、いまわかる事は――…]
だからもっと、もっと奥まで……あ、ああっ!!
[この快楽におぼれたい。ただそれだけ――]
(98) 2013/02/17(Sun) 04時頃
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[好きだと囁かれるたびに、その唇を奪う。 啄ばむように何度も重ねて、ご褒美に貰う甘い囁きと唾液の媚薬に、ますます身体は高まるばかりで]
王女さま…っ、 王女さまの……ほし、ほしいの…っ! 奥にいっぱい、あ、ああ…イく、イっちゃ…うっ!
[子宮口を直接犯されて、きゅぅっと強く王女自身を締め付ける。 一際大きく鳴いて。 今までで一番強く震えると、くたりと力が抜けたように王女の背へと回す腕が解けて床へと落ちた]
(108) 2013/02/17(Sun) 04時半頃
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はぁ……はぁ、は……あ……
[どこか呆けたように宙を見つめながら、荒い呼吸を繰り返す。 お腹のあたりにどろりと熱いものを感じて、無意識にそのエキタイを塗り込める様に撫ぜ広げ、その陰液の毒を身体へとしみ込ませた]
[そうしてしばらく呆けていれば、ようやく意識が戻ってきたようで。 謝る王女にふるりと首を振り]
……いいんです。 すごく、その……気持ち良かったから……。
[恥ずかしそうにぽつりぽつりと答えてから、 送っていくとの言葉にはこくんと小さく頷いた]
(113) 2013/02/17(Sun) 04時半頃
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おあいこ……?
[きょとんと小首を傾げて、目を細める王女を見つめる。 快楽に溺れて、自分は何か大切な事を忘れているのではないかと、 心の奥に追いやられたなにかが警笛を鳴らすけれど、それは敢えて気付かないふりをした。
気付かなければ、また王女は――遠い日の初恋のあの子が自分を愛してくれるのだから]
私の部屋は1階の奥で……。
[うまく力の入らない身体を必要以上に寄せて、 二人で自分の部屋へと向かう]
部屋に戻ったらもう一度……。
[愛して――…と、愛のおねだりを囁きながら**]
(118) 2013/02/17(Sun) 05時頃
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― 王城・一階私室 ―
[何度も高みに上り詰め、その最後にはどうやら気を失ってしまったようだった。 気がついた時には部屋には誰もいなかったけれど、 身体に纏わりつく王女の残滓に、自分が凌辱され、そしてそれを受け入れた己の欲深さが現実であると知る]
…………私は、最低だ。 君の事を、君のことだけを想い続けているなんて言いながら、 あんな……あんな……っ。
[想うだけでいいと言い聞かせていたのは、ただの欺瞞で。 本心では王女にされたように、彼女を穢し穢されたいのだと、気づいてしまったから]
もう、戻れない……。 君の友達でいられた頃には、もう……マーゴ……。
[たった一つの、胸に秘めた一番大事なもの――マーゴへの想いと彼女からの友情を自分で壊してしまったのだと、 ただただ泣いた。 泣いて、泣いて、泣きつくして、己が身体を抱きしめて泣き続けた]
(228) 2013/02/17(Sun) 16時半頃
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[そうして涙が枯れてしまえば、あとは己を受け入れる事しか、もう自分には残されていなかった。
彼女を――マーゴをその思い出ごと穢したいのならば、そうすればいい。 それが自分の本心――望みなのだから]
嗚呼、でも……。
[足りない。 本当の自分になるためには、まだ足りない。
内に眠る魔物を本当に解き放つには、魔物の性を浴びるだけでは足りなくて。 もっと奥に。そう子宮の奥に魔物の性を注がれて初めて、自分は本当の自分に生まれ変わる事が出来るのだ]
(231) 2013/02/17(Sun) 16時半頃
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探さなきゃ……。 王女を……ううん、王女のほかにも、魔物はいる。 私には、理解る――……。
[下腹の奥がじわりと疼く。 それは自分を新たな世界へ導いてくれる者の気配に悦ぶように、じわりじわりと意識を浸食していき]
(234) 2013/02/17(Sun) 16時半頃
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[身体中に残された残滓を拭わぬまま、 人が見れば凌辱されたと判る体で新しいローブを一枚羽織り、ふらふらと部屋を後にする]
どこ……どこにいるの……?
[夢うつつをさ迷う夢遊病患者のように、 何かに惹かれる様にゆらりゆらりとさ迷い歩いて――**]
(236) 2013/02/17(Sun) 16時半頃
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ミッシェルは、コリーンに話の続きを促した。
2013/02/17(Sun) 17時頃
ミッシェルは、イアンに話の続きを促した。
2013/02/17(Sun) 17時頃
ミッシェルは、ヨーランダに話の続きを促した。
2013/02/17(Sun) 17時頃
ミッシェルは、ピッパに話の続きを促した。
2013/02/18(Mon) 04時半頃
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[一晩中さ迷い歩いていたのか、裸足の脚は痛々しいほどに赤くはれていた。 名を呼ばれても、女は振り返る事はなく。 幽鬼のようにゆらりゆらりと、生気のない顔で廊下を歩むのみ]
探さなきゃ……。 アレを……。
[ぶつぶつと呟く声はミナカタへ届いただろうか。 どちらであろうとも、女が気にすることはないのだけれども]
(461) 2013/02/18(Mon) 09時半頃
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― 王城・階段 ―
嗚呼、どこ……。 どこにいるの……?
[王女の魔の気配に惹かれるのか、三階へと女は向かう。 あそこに行けば、王女がいる。 今度こそ完全に愛してもらわなければ。 だってそうじゃないと――]
―――……。
[望みは口中で音もなく調べて、にたりと笑う。
そうして歩いていれば早足で階段を上がるミナカタと、 その後ろでぴちゃっぴちゃと粘性の水音を響かせて這いずる異形の姿が見えた]
(462) 2013/02/18(Mon) 10時頃
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嗚呼、可愛い、子……。
[全身に塗り込められた王女の陰液のせいなのか、 本来ならば恐怖すら感じるだろう醜い異形に、 うっとりと微笑みを浮かべて]
医師殿もひどいなあ……。 こんなに可愛い子たちなのに、 逃げる、みたいにそんな早足で……。
[この子たちが傷ついてしまうよ、と。
身体の半分を異形の中に取り込まれながら、 壊れたように女は笑う、嗤う――]
(463) 2013/02/18(Mon) 10時頃
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あ……っ。
[手を取られて、小さな子供のようにミナカタを見上げる。 普段ならば触れられる事をいとうのに、 取られた手を絡ませるように握り返して]
医務室……?
[こてりと首をかしげるも、 くん…とミナカタの香りを嗅ぐように鼻を鳴らし]
医師殿からは、いいにおいが、するから…… いい、よ。
[未だ眠るミナカタの魔の気配を感じ取り、 嬉しそうに眼を細めてその腕に絡みついた]
(465) 2013/02/18(Mon) 10時半頃
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うん、すごく……いいにおい。
[すり…と白衣に頬を寄せる姿は、何時もの引いたそれとは違う女の顔をしていて。 視界の端に見えた方翼の異形の影に、くすりと笑う]
お酒……? ううん、飲んでない、よ。
だけどお酒よりももっと気持ちいいものを、知っただけ。
[小さめの胸をミナカタへと押しつけながら、 促されるままに医務室へ]
(470) 2013/02/18(Mon) 11時頃
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[閉められたカーテンの中、 衣擦れの音をしゅるりと響かせて、 身に纏うローブを床へ落とした。
言われた通りに濡れたタオルで身体をぬぐうけれども、 肌に残された残滓は消えようとも、 身の裡に取り込まれた媚薬の効果は消えることはなく]
ねえ、医師殿……。
[カーテンから顔と白い手だけを出して男を呼んで]
背中、拭いてよ。 自分じゃ届かない、から……ね…?
(471) 2013/02/18(Mon) 11時頃
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[ベッドに座り素直に背を向け、男を待った。
半裸どころか何も身に纏わぬ肌は、普段日に当たる事が少ないせいか、 病的なほどに白い。
金の髪を背中に垂らし、顔だけで振り向く体]
医師殿、早く……。
[誘う声に混じる媚。 娼婦のように、濡れた舌でぴちゃりと唇を舐めた]
(473) 2013/02/18(Mon) 11時頃
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誰……? 聞いても信じないよ、医師殿は…。
[陰茎を生やした王女に犯されたと正直に伝えても、 きっと夢を見ていたんだと一笑に付されるだけだろうから。 乖離していた眸に一瞬だけ光が戻り、伏せられる]
あ……。 くすぐった、い……。
[男の手がタオル越しにでも背に触れて、 くすぐったいと言いつつもまるで感じているかのように身をよじる]
医師殿、いいよ……きもち、いいの……。
[もっと強く、と強請る様に言葉を重ねた]
(475) 2013/02/18(Mon) 11時半頃
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ミッシェルは、ミナカタの齎すくすぐったさに、熱を帯びた吐息が唇から洩れる。
2013/02/18(Mon) 11時半頃
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何も言わないで? 医師殿は何も言わなくていいから……。
[もっと、強く。 むしろ壊れるくらいに、強く。
王女にされたのと同じように犯してほしいと潤む眸が訴える]
背中は綺麗になったから、今度はこっちも……して?
[振り返り、小ぶりな乳房へとミナカタの手を誘って]
ここも、汚れてるから。
[真っ白な乳房の先端は自己主張をするように、くりと尖り、 果実のようなみずみずしさで男を誘う]
目をそらさないで、医師殿……。 それとも穢された私は、目をそむけるほどキタナイの、かな…?
(482) 2013/02/18(Mon) 12時頃
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届かないよ。 自分の手じゃ……イけないもの……。
[乳房へと押し付けた男の手の感触が心地いい。 布越しにでも誰かに触れられる事がこんなにも心地よいのだと 教えてくれた王女に感謝したいくらいだった]
安く……? 安くするってどういうこと……?
たとえば――…
[するりと白く細い脚を、僅かに開いて]
こんな風に、誰にでも脚を開いたり?
(486) 2013/02/18(Mon) 12時半頃
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医師殿は真面目だね。 でもここにはベッドがあって、男と女が二人。
[背を向ける男へと腕を伸ばし、ぴたりと寄り添うように抱き付いた。 熱をおある様に厚い胸を白衣越しに撫でながら]
ああ、いいにおい……。 王女さまと同じ、いいにおいがする……。
[呟きながら胸を撫でる手は、 ゆっくりと焦らすように熱がこもり始めたそこへと降りて行く]
(490) 2013/02/18(Mon) 13時頃
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私は正気だよ。 お酒なんて飲んでないし。
[ゆっくりと熱い地肌を撫ぜながら、嗚呼…とため息を吐く。 言葉とは裏腹に、 未成熟なミナカタの魔の香りに酔いながら、 手の動きはやめずに悪戯を繰り返して。 たどり着いたスラックスの中心が熱を持っている事を知れば、嬉しそうににたりと笑う]
医師殿……辛そうだね。 もうこんなに大きくなってる。
[すり…と膨らみを手のひらで円を描くように撫ぜて]
医師殿からは王女と同じ匂いがするんだ。 いやらしくて、でも…抗えない、とってもいいにおいが……。
[医師殿には判るでしょう?と。 同じく未成熟な魔を内に飼う女は、男の耳元で甘く囁いた]
(493) 2013/02/18(Mon) 13時半頃
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これも私だよ。 ううん、むしろ本当の私。 本当の自分に気づいて、生まれ変わろうとしている私。
[眸が合い、にたりと笑う。 森の色を移すそれは何時もとは違う光を灯して、 貪欲に男を求めている]
医師殿も、一緒だよ。 私もあんなふうになりたいんだ、ほら……。
[カーテンへ移る異形の影を指さし、 くつくつと低い笑い声を響かせる。 きっとこの男の精を身に受ければ、自分は生まれ変われるのだと。 幼馴染を――マーゴを奪える存在になるのだと思い込んでいる女は、 倒れこんでくる男の体を抱きとめて]
(497) 2013/02/18(Mon) 14時頃
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助けてあげる。 医師殿を、助けてあげるから――……。
[己の胸へと顔を埋める大きな子供をあやすように、 男の髪をくしゃりと撫でて]
気持ちいい事をすれば、みんな忘れられるよ。 怖い事も、怖いものを見たことも全部忘れて、
[ちゅ、と額にキスして]
私とあそぼ……?
(498) 2013/02/18(Mon) 14時頃
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ミッシェルは、ミナカタへと、優しく微笑みながら悪魔の誘惑を。
2013/02/18(Mon) 14時頃
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医師殿の好きにしていいよ。 だけど、中に……いっぱい欲しいの。
[白いなだらかな腹を撫でて、うっとりと笑む。 肌蹴たシャツから覗く素肌の熱に、じわりと性行為を知ったばかりの下腹部が蕩け出すのがわかる]
ぁん…っ。
[陰核を膝頭で潰されると、まるで電気が走ったような強い刺激が脳へと走り、甘い声が漏れた]
(501) 2013/02/18(Mon) 14時半頃
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[孕んだら、の問いには答えずに曖昧に笑うだけ。
頬へのキスをくすぐったそうに受け、 胸や秘所への刺激には、たまらず甘い声を幾度となく上げては、 淫らな調べを歌う]
医師殿……いいっ。 むねも下もっ、そこコリコリって……あん、だめ…っ。
[とろとろに溢れる蜜で男の膝をべっとりと濡らしながら、 まだあまり経験のない秘所を晒すように両脚を開く]
あ、あ……あまり、見ないで…?
[ひくひくと男を待ちかまえて震える秘唇。 だけど触れられたのはそこではなくて、その下で――]
(504) 2013/02/18(Mon) 15時頃
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やっ、そこはちが……んんっ。
[王女との行為では弄られなかった臀部への刺激に、思わず目を見開いて身体を起こそうとするけれど]
んんっ、おしり、変……っ。 おしりなのに、あ、ああ…むずむずして、ここもィい…っ
[軟膏の冷たさに震えるも、それを潤滑油の代わりに、 閉じた蕾は男の指を美味しそうに咥えてしまうだろう]
(505) 2013/02/18(Mon) 15時頃
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かなり、や……?
[文献だけで知る鳥の名前を、 熱に浮かされた頭で鸚鵡返しに呟く。
胸の尖りを吸われて、嬉しそうにその頭を優しく両腕で包む]
ふぁ……、胸、赤ちゃんみたい…
[くすくすと乳房を啄ばむ男へ笑んで、 それから裡へと入りこんでくる指の動きに合わせる様に身体の力を抜く]
あはっ、おしり、いいっ、 いいのっ!
[きゅうきゅうに男の指を締めつけながら、 弄られていない女の泉からは大量の蜜を吐き出し、 男の手をしとどに濡らしてしまう]
(511) 2013/02/18(Mon) 15時半頃
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指だけじゃ……物足りないよ。 医師ど……ううん、ミナカタ……来て? あなたのでここを、ぐちゃぐちゃにして…?
[男の熱い熱を欲しいのだと、 娼婦のように己の手で尻たぶを広げて見せ、 その奥の蕾をひくつかせた]
(512) 2013/02/18(Mon) 15時半頃
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前に文献で読んだよ。 でも、本当だったなんて想わなかったけれど。
[嬌声の合間に返す軽口。 王女との交わりの果てに体中にしみ込んだ媚薬が、 どんな刺激も快感へと変えてくれる。 破瓜の痛みを消す魔法は今も健在なのか、 初めて受け入れる後孔への愛撫による痛みは感じず、 ただただ甘い痺れと強い刺激だけが女の体を支配していた]
その眸、いい……。 ぞくぞくってする。私を変えてくれる、眸……
[男の瞳に宿ったサディスティックな色を女は見逃さない。 もっと強く、深く奥へとその加虐心をぶつけてほしいとばかりに悦んでさえ見せて]
早く……
[ちょうだいと、強請る言葉を重ねた]
(515) 2013/02/18(Mon) 16時頃
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―――……っ!!
[狭い入口へと押し込まれる重量、熱。 苦しいほどに気持ち良くて、ぎゅっと男の背に腕を回し、その皮膚に爪を立ててしまう]
苦しい、けど……い、いの……っ。 お腹がいっぱいで、でも、あ、ああ……っ!
[腸壁が異物を吐きだそうと、男のそれを締め付ける。 腸壁が収縮するたびにより深く感じる男自身に女は果敢無くも鳴いて。
震える喉仏を目にして、甘く食むように口接けた]
(516) 2013/02/18(Mon) 16時頃
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ミナカタのも大きくて…んっ、きもちいいっ。
[見下ろす笑顔は歪んでいて、それが女の心に火をつける。
痛い事も苦しい事も、全部全部気持ちいいと脳が変換して、 すべてを快楽に変えてくれるから]
お尻で感じる女にしてっ。 穿られて喘ぐ、女に…、 ミナカタのでっ、もっと……あっ、あぁんっ!!
[ゆるゆると自ら腰を振り、もっと奥へ深く繋がる様にダンスを踊る。 嘲笑う男へと一番恥ずかしい場所で繋がる背徳感に酔いながら]
(521) 2013/02/18(Mon) 16時半頃
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[そして最奥に吐きだされた精の熱さに]
ああああ……っ!!
[王女との交わりでは得られなかった悦びを知り、 女もまた背をそらし高みへと上り詰める。
そしてそのままことんと糸が切れた人形のように 女はその意識を失った**]
(523) 2013/02/18(Mon) 16時半頃
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― 二日目・医務室 ―
[身体に残る情交の痕跡はミナカタにすっかり清められたものの、 未だ意識を失ったままの女はベッドの上に横たわり、眠り続けていた。
ノックの音がなれば少しだけたじろいで、 深い眠りから目覚める眠り姫のように、薄くその眸を開く]
……だ、れ……?
[ドアの向こうからは聞き覚えのない女の声が聞こえる。 一糸まとわぬ身体をシーツで隠し、閉じたカーテンの中から]
医師殿は、いないよ。
[まだくらくらする頭でそう返事を返した]
(583) 2013/02/18(Mon) 22時半頃
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コリーン……?
[誰だろう、と首を傾ぐ。 思考が正常だったばら、その名前が侯爵家の令嬢と同じものだと気づけただろうけれど、 今はまだ頭の中がもやがかかったように、はっきりとしない]
ああ、ちょっと…まって……。
[ぼんやりとしていれば、来客は中へと入ってくるようだった。 慌ててミナカタが用意してくれたシャツを羽織ると、カーテンの隙間から顔だけを覗かせる]
私は……ミッシェルと、申します。 今、姿を見せるのは少し触りがありまして、 不作法をお許しください……。
[若干頬を赤く染めて、言いにくそうにそう告げた]
(588) 2013/02/18(Mon) 22時半頃
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すぐ準備を整えるので少しお待ちを。
[シャツの下からウェストがぶかぶかのパンツを履く。 そのままだと落ちてしまうので紐のようなものを探し、 窓のカーテンに使われているのだろうタッセルが目に入り、 ベルトの代わりに腰へと巻いた]
…………。
[丁寧に巻かれた包帯に包まれた脚。 ああ、医師殿はどこまで……なんだと思いながら、 サンダルを履こうとして床に何かが落ちているのに気づいた。 何となく手に取った赤い羽根。それをシャツの胸ポケットに挿し、 それからおずおずとカーテンの外へと姿を見せる]
いつ頃戻るかは判らない……。 多分待っていれば、戻ってくるとは思う、けれど。
(597) 2013/02/18(Mon) 23時頃
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医師殿に相談事ならば、私は席を外した方が?
[遠慮がちにそう告げる。 慌てて立ち上がったせいか、 まだ胎内に残る精液がどろりと溢れそうになって]
………ぁっ。
[思わず悲鳴を上げそうになり、 慌てて両手で口をふさいだ]
(598) 2013/02/18(Mon) 23時頃
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え……? あ、はい。どうやらそうみたいです。
[怪我をした当時は意識が混濁としていたから、 どこか他人事のようにそう嘯いた。 自分のことでいっぱいだったから、ようやく此処で相手の衣服に気づき]
あの……その服装は?
[貴族の流行に疎い自分は、そういうファッションなのだろうかとまじまじと見つめてしまう]
私は……この城で学士をしております。 ではお言葉に甘えまして……。
えと、ご存じとは……?
[口元を押さえたまま、取り繕うように問いを返した]
(602) 2013/02/18(Mon) 23時頃
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そうなのですか。 自分はそう言ったものに疎いので……。
[不躾に見るのはあまりにも失礼かと、 ちらりと横目に見やる。
続く言葉には、初めはきょとんと。 それから驚いたように眸を見開いて]
あ、あの「せいえき」って……。
[自分の知識にある「せいえき」という単語は一つしかなく。 それを貴族の令嬢が欲しているだなどと言うそのアンバランスさに酷い違和感と、 それから後孔のすぼまりの中でじりじりと身を灼くそれを意識してしまって、 ますます頬が赤く染まってしまう]
……そ、そ、それはさすがに、 医務室にはないか、と……。
[しどろもどろになりながらそれだけをようやく答えた]
(611) 2013/02/18(Mon) 23時半頃
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[顔が赤いのを指摘されても、どうする事も出来ず。 後孔から全身へと広がりそうになる甘い疼きに、 心を奪われそうになるのを、寸でのところで踏みとどまる]
あの……せいえきがなにか、 ご存じ、ですか……?
[恐る恐ると言った体で問うてみる。 どう見ても、彼女は自分が欲しているものが何か知らないように見えたから]
(620) 2013/02/18(Mon) 23時半頃
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[やはり知らなかったのかと、ため息を一つ零した。
大声でそれが何かを口にするのは躊躇われて、 失礼と声をかけた後、 シルバーブロンドの髪に隠された耳元へと唇を寄せる]
せいえきというのは……。
[貴族の令嬢にも判る言葉で、 丁寧にその正体を教えてようと囁いた]
(629) 2013/02/19(Tue) 00時頃
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