263 【突発】創世虚構アポリア【人狼騒動RP】
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そうか。
……そういうもの、か。
[やはり悪いことを聞いてしまった。
そんな想いもあり、紡がれる言葉の切なさもあって
目を伏せ、表情は憂う。
しかし、続いた冗談めかさないその答えに
顔を上げれば目を丸くして、驚いたように見つめた後に
微笑みを浮かべた。]
ありがとう。
君は聡明で、心優しい女性だね。
[その笑みはいつもよりとても下手くそで。
まるで泣き出してしまいそうなくらい、歪んでいた。
けれど結局、鍵の無い逃げ場所で涙を流すことは一度もなく。
心の内を打ち明け、助けを求めることも、また。
そして、彼女の一つの思い出を知ることも、叶わずに。]*
── 現実/墓守の死した部屋 ──
[もう、動けなかった。
ドリベルは、全てを知っていたと
それでも、自分が思っていたように離れてはいかなかったと。
そんな従妹に甘言を囁いたと。
思い知らされて。]
[人間を一括に憎しむように成り果てた狂人の男
儚げな乙女との思い出は、
彼女が与えてくれた言葉は、
もう、覚えていない。]
皆死んでしまえばいいんだ
こんな村、こんな……
[呟き続ける呪詛には未だ憎悪が宿る
それでもひとり、
流れ落ちる幻を拭うことはしなかったのは。
心の何処かに、遺っているからなのか。]*
いやあああああ!やめてよ!私違う!!違うの!助けて!助けて!
[投票の結果、自警団に連れていかれて縄を首に巻きつけられる
最後まで懇願した。
私はちがうって。
でも空しく首の縄が木へとあがっていくと私の全身はしばらくの痙攣の後に意識を失った。]
・・・。
[ぼおっと自分の身体を見つめる。微動だにしない身体は目の前にいる私であったものと同じ。
恨めしそうに自分を見ながら私は自分の死を悟り、何もする気にはなれなかった。*]
……。
[自分の亡骸に寄り添い、泣いてくれたホリー。
ふわり、その数歩離れた窓際に佇む。
透けた薄氷に映るのは、**]
なんで、私は霊になってるんだろう。
理由なんてないものかな。
……、
君に、謝る必要はないよとも、伝えられないのにね。
[ごめんなさい、と。
ローズマリーが繰り返す。>>:3:79
それを傍で聞いていた。
彼女の声は、確かにあの日の花壇の主に届いていた。]
花冠を幼い“マリー”は喜んでくれたかな?
なら、それでいい。
もう、過去に縛られないで。
[年下の少女を覗き込み、柔らかに目を細めていた。
それは死者から生者への届かぬ想い。**]
ああ、
……そう、か。
[死した男、彼の元に集まる者達
悪霊は全てを察した。
詰るでも、嗤うでもなく。
そこには虚無ばかりが残る。 ]
[華やかな容姿の娘
彼女はドレスを纏ったように紅く染まる。
自警団の声は、悪霊にも届いた。]
……。
[痛める心は何処かに消えて、
もう、戻らない。
正しい者も、狂った者も
死人は等しく見届けることしか出来ない。
この惨劇の行く末は、]**
[足音もなく集会所の中を歩む。
しんと静まり返る書庫に、探し人の姿はあった。]
ホリー。
[薄い唇を開く。
密やかにカフェを訪れた時と同じように、
小さく小さく名を呼んだ。
彼女の手元を覗き込めば、此処にいる理由は察せられた。
占い、狂った、……霊が視える。
あの押し付けてしまった身勝手な手紙を、
きっと、ホリーは持っていてくれているのだ。
そう、思えた。]
……、
こんなところで、火もつけないで。
風邪をひいてしまうよ。
[薄氷を揺らし]
ほら。
[自らのショールを、もう幻でしかないそれを、
彼女の肩に羽織らせた。*]
[そうして、また陽は落ちる。]
…、……、
[幾度も耳にしてきた鎮魂の歌。
屋根の上に座り、とおくを見詰めながら、祈りを紡いだ。
冷たい夜は、もう始まっている。*]
なんだい、シメオン。
お前らはなんの為に今まで殺してきたんだ?
[あの時追い掛け探りたかったこと。
この男がクラリッサを
化け物だからと殺すのか、
……それとも彼女の為に人間を殺すのか。
心底理解し難い、そう言いたげに顰める眉。]
そんなに死にたいのなら
今まで死んだ奴等と、代わってやれば良かっただろう。
[二通目のラブレターを
書いた者の想いを、
(その“あい”の美しさを)
知ることもなく。]
[大きな声が聴こえる。
終わりが、始まる。
愉悦はもう遠く
悪霊はただ、全てを見ていた。]*
[夜の空から視線を外し、階下へと降りる。
暗い廊下に立ち止まり、漏れ聞こえる声に耳を澄ませる。
ドアの隙間から光が差し込む。
眩しかった。
彼らが終わりを始めようとしていても。]
……ベネディクト。
[薄氷はその姿を捉えた。
生前、霊を視られたからか、それとも今同じ存在だからか。
無意識に名を零す。
ただそれだけ。
瞳を揺らし、
震えかけた唇を引き結んだ。
すでに残された時間は少ない。
背筋を伸ばし、死者は生者の選択を見詰めよう。]
……。
[唇を噛む仕草が重なる。
不愉快だった。
あの男の、綺麗事が。
分かっていながら口にする、その心が。
不意に振り返ったのは
呼ばれたような気がしたから。
ドアの隙間から垣間見えるのは暗色
この場所とそこは、
まるで生者と死者のように明暗を分けて。
薄氷の瞳を捉えることは、出来ただろうか。*]
[振り返った瞳が、私を映す。]
[そう、君にも見えるのか、と。
零れ落ちたのは、微笑。
似たものと言われ同じ日に死んだふたりがまた出会う。
彼の瞳の色は、
あの墓場で問いを向けられた時とは違う。
何時からか薄っすらと分かっていた。
でも、君は、ベネディクトだ。
花を綺麗と言ってくれたひとだ。]
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