3 ビー玉坂〜卒業式の前に視るその場所は…
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−飼育小屋− [>>1100何もない、首を傾げれば、無事と言う意味でと教えてくれるか。]
あ、ごめん、パメラちゃんと喋れなくて。 僕の名前すら、正しく言えないから、さ。
『ゴメンネ、ゴメンネ?』
[繰り返す、少し無機質な声。]
―― ……。
[注意を促してくれた言葉に、俯いた。 見えたのは今は包帯にくるまれた右腕。
すでに転んだとは、言えなかった。]
…… 君は、運動神経よさそうなのに、ね。
(1) 2010/03/03(Wed) 01時頃
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飼育委員 フィリップは、空を仰ぐと、そこには闇が見えて[11]
2010/03/03(Wed) 01時頃
暗く寒い闇の中
その中でヘクターの魂が蝋燭の如く静か燃えている
眠るように
/中
眠くて限界だ。
また朝に。
[ケイトを抱きしめて]
無理するなよ。
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−飼育小屋− [>>9見た目と裏腹に 。]
視力が、戻る?
[首を傾げる。でも、追及は、しない。 踏み込んだり しない。]
あっ
[同じ様に首を傾げた鸚鵡。その時飛び上がる。 鸚鵡を追って見上げた空は闇色で 眉を寄せた。]
ドナルド、君?
[>>18小さく呻くドナルドの方を向き直る。]
(28) 2010/03/03(Wed) 01時半頃
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−飼育小屋− [不思議そうに、瞬く。]
ケイ ト?
[>>@1叫び が 聴こえた、気がする。唇を噛んだ。 >>@3呼応するように 左眼の下の闇が さざめいて そして 消えた。
そこにあった身体ごと 消えた。 左眼のあった、そこは 眼帯の下は 空虚になって いた。
――そして、右腕の包帯の 下 から、闇 が染み出ていた。]
(58) 2010/03/03(Wed) 02時頃
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[ここは外、ドナルドには見えたかどうか。 自分ではその感覚は解らない。]
ヘクター ……あの体躯のいい え あんな
[強そうな 彼が どうして。 動揺は露に出る。けれど、首を振った。振り払うように。]
…… ああ、うん。お大事に、ね。
[>>48目が、と言って去る彼を見送った。]
(60) 2010/03/03(Wed) 02時頃
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−飼育小屋− [ばさり。鮮やかな あか をまとった 鸚鵡が戻ってくる。 それに笑い掛ける。]
どこ、行ってたの。
[止まらせようと 右腕を伸ばして ぴたりとその動きが止まる。 見えてしまった、包帯から染み出た闇。 動きを止めてから、鳥を肩に乗せて じっ と それを見た。]
ヘクター、を、送ったのは……誰なんだろう。
[聴こえた悲鳴(こえ)。 首を振った。]
(76) 2010/03/03(Wed) 02時半頃
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−飼育小屋− [左手で押えると、そこにあるのは眼帯だけ。 消えた 闇に飲まれた。
騒ぐ闇が聴こえなくなったことを、悟る。]
―― ッ。
[声は出なかった。眼帯を軽く握って。 けれどこれを外せば 欠 けたのが 顕わになる 外せない。 闇の染み出た右腕 も また闇に食われるのだろうか。]
(89) 2010/03/03(Wed) 02時半頃
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[聴こえる声。少し、羨ましい。]
…… みつけるよ、みつける。
[ここにいるよ。
さけぶこえ。
みつけて。
みて。
さみしい。
こわい。]
(92) 2010/03/03(Wed) 02時半頃
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[気がつくと闇
五感は完全に奪われ
何も分からない]
ケイト・グリフィズいるのか?
[返答があっても、傍にいても、今のヘクターに知る術はない]
俺の名、知らないんだろ?
教えてやるから返事しろよ。
そして来いよ、暖めてやるからさ。
みんなと一緒に帰ろうぜ。
[ヘクターはさ迷う
探す者が傍にいても分からないままに
ときにその姿が、魂の燃える炎が、声が、皆に届くだろう]
/中
手を差しのべてやりたいが、マジで口説きなるからな。
死なんかったらした。
俺を使ったRPはケイトの好きにしても構わね。ひでー目でも気にしないぜ。
/中
武骨者で愛だ、恋は知らん。
でも俺は後悔してねぇ。
早くお前に触れたいぜ。
孤独と生きながら全身を細切れにされる痛みに苛まれる。
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−飼育小屋− [小屋に凭れ、目を瞑る。口から微かに零れた。]
… …いかないでよ。
[零れて、薄っすら眸を明けてから、苦く笑う。 誰からも返ることは無い、当たり前だ。――わかっていた。]
なん、て、届くわけ、ない、か。
[ぼんやり、闇色の空を眺める。 木の下には気配があったかもしれないが、狭くなった視界、一つしかない瞳には映らなかった。 はふ、と、小さく息を吐いて。]
お腹、減った、なあ。
[どれだけ時間が経ったのか、体感ではかなり。 ぼんやりとした時間 は 一瞬だけ 日常のような感覚が。]
(217) 2010/03/03(Wed) 13時半頃
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[細い息を吐き出してから。 ゆっくりと腰を上げる。]
ケイトを 見つけないと。
[土を払ってから、候補に上がった中で行っていない用務室へと、向かう。 左手で、押さえる。隠す。 その下には、何も 闇が抉った痕(あと)しかないから。]
(223) 2010/03/03(Wed) 14時頃
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−用務室− [ミニ畑の横を通って、中庭を突き抜けてから用務室へと向かう。 畑で白いものが蠢いてるのが見えた。白い腕。 眉を寄せて、一度自分の右腕を見てから。首を振る。]
何考えてんだろう。
[交換出来たら、なんて、普通じゃない。 >>196用務室に入ると、ラルフと寝ているディーンが見えるか。]
あ……、アーチャー君? ディーン君、まだ体調良くないみたいだね。大丈夫かな。
[今日はいつもの彼の姿を見ていない。 ふ、と少し疲れた溜息を吐いた。]
邪魔……じゃなければ、日誌見てても、いいかな。
(228) 2010/03/03(Wed) 14時頃
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飼育委員 フィリップは、紐 ジェレミーをあれから見てないな、とぼんやり。
2010/03/03(Wed) 16時頃
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−用務室− [調べた範囲にケイトのことは何も載っていなかった。 はぁ。溜息が零れる。 >>297扉が開いて、見える姿。瞬き。 保健室でのことを思い出してもあり、やや顔を背け。左手は硬く 隠す。]
…… あ、センセ。 お疲れ様 。でも、僕は特に何も
[見つからなかった、と言って。用務室から出ようとする。 この担任が、身体を見たら心配すると、思って。 けれど、担任はどこか上の空で、少しほっとしながら出る際に振り返る。 左は、見せないように。]
―― 。
[声を掛け様として、出来なくて。 まだ眠るディーンに、一度視線を向けてから。扉を開けた。]
(301) 2010/03/03(Wed) 18時頃
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[五感は失っているはずだった
しかしそれは否と知ったのは闇がヘクターを見咎め、苦痛と憎悪を向けた時
生きたまま、肉を、精神までもゆっくり細切れに、ゆっくりと再生させる痛みにだけの世界
意志は混濁しても、まだヘクターはこちらいた]
――!!
[叫んだのはなんであろうか]
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−南棟 1F廊下− [>>310廊下に出る、足を一歩踏み出そうとして、止まる。声を掛けられた。 身体ごと隠そうとしながら、けれど、視界の少女は いつものように振舞って。 少しだけ右眼を細めた。]
コールリッジさん。 …… えっと、大丈夫?
[ぎこちない。 ヘクターの事も、保健室での淫靡な声も 自分の身体も含めて。 言葉が出てこない、視線を逸らした。]
え、あ、ああ、そんな、いいのに。 でも……そうだね、お腹も減ったし、ケッコー、疲れたから。 ん、じゃあ、貰いにいこうかな。
[勧められた方も、校長室に誰が居るとは、知らない。]
(311) 2010/03/03(Wed) 19時頃
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−校長室前− [>>315心細いと言われて、同行を示す少女に頷いた。 少女の内心は知らないけれど。 心細いと言われて、放っておけないと思ったのは。 あの闇で泣いていた姿を、まだ覚えているから。]
…… ん。
[ひとりでいたい。そのほうがほっとするから。 でも、それも さみしい。こわい。くるしい。
聞こえないはずの闇が囁く。]
そう言えば、何か新しいことって解った?
[平静を装いながら。 彼女が校長室の扉を開けて、中を見れば、止まった。]
(319) 2010/03/03(Wed) 19時半頃
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−校長室− [校長室の扉が開いて、右眼に映った状況に 動きも思考も一瞬止まった。]
え、と ……
[そこには、重なった二つの影。 後姿でもわかる、けれど。その彼女が振り返って。
>>323目が合った。 瞳に、びくりと肩を揺らし て、視線を逸らした。]
お おっさん、何やってんの。
[彼女の名前は呼べないまま、何とか止めようと部屋に入る。 また好かれたのかと思えば、あの淫魔に取り憑かれて辛そうにしてたことは、忘れられない。]
(327) 2010/03/03(Wed) 19時半頃
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[破片になった混濁したヘクターの意識に笑い声は聞こえる
声を出そうにも破片では無理な事
それでも動こうとするヘクターの破片は散る桜のよう]
(ケイトに俺の名を教えてくれ)
[闇は動く
別れの赤い桜吹雪を降らすため]
飼育委員 フィリップは、用務員 バーナバスが飛び出すのを止めはしない。
2010/03/03(Wed) 20時頃
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−校長室− [>>329近付くと、自分から引き剥がして逃げるように。 服の下の、獣の様な剛毛が、見える。]
…… え、ちょ、いや解って る って
[保健室での事は、知っているから。 手がいるかと踏み出した、のに。必要なかったようで。 >>331ピッパのことは、肩を揺すっているキャロライナに任せる。]
手が、必要そうなら 貸すけど。 僕は、居ない方がいいかもしれないね。
[暴れるようなら流石に手を貸すつもりだが。 女の子同士の方が、と。そう言って、校長室の外に向かおうと。]
(337) 2010/03/03(Wed) 20時頃
|
/*
ケイト、サンキュー!!
中の人記号確認。
墓下でもRP、これでいいのか?
要領が分からんのでな。
|
−校長室前廊下−
うん、……頼んだ。 力にならなくって、ごめんね。
[>>341そう言って、校長室の外に出た。 外に出ると、深い溜息が出たのは、どうしてだろう。]
…… ヘク ター ……。
[>>@39小さく短く呼ぶ声。寂しそうな、苦しそうな、声。 ざびしい、 くるしい ―― しい。闇の声が 聞こえた気がした。]
どうして。
[彼は、送られたんじゃないのか。同じ場所に行ったのでは、ないのか。]
(347) 2010/03/03(Wed) 20時半頃
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飼育委員 フィリップは、じくり と 右腕が 焼け爛れるような感覚に襲われた。(09)
2010/03/03(Wed) 20時半頃
/*
生きたかった。
生きていたら、手を握れる、話せる。
言いそびれ・やり損ねで未練が。
そろそろタガ外れそうなもんで自重期間に入るぜ。
/*
話せば、より話したく。
手を握れば、抱きたく。
抱いたなら、その先に。
今でも違う欲望で突っ走りそうなのを抑えてるんだぜ。
だから俺に自重させてくれ。
|
−校長室前− [中はどうなっただろうか。 鸚鵡がちらりと扉に目を向けて嘴を開けた。]
『モォー イーカイ』
『――マーダ ダヨ』
『マーダ ダ ヨ……』
[無機質な声。 何処か 遠く に聞こえる。]*
『まぁだ だよ』
(365) 2010/03/03(Wed) 21時頃
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[痛み以外の感覚が戻ったのは久方ぶり
でもそれは新たな苦痛の始まり]
(それは俺じゃねぇ)
[闇に散らばる破片に漂う意識
燐火が燻ってる]
(本当の俺はここにいる)
(気づいてくれ)
(誰か助けてくれ)
!!
[声にならぬ叫び
新たな痛みは死ぬ事も許されぬ死の苦痛
それでもヘクターはヘクターだった]
(狂えば楽に―)
[再び混濁に沈む意識]
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−校長室前廊下⇒3年B組− [中が落ち着いたようなら、ゆっくりとそこを離れる。 そこに居ても、何も 出来ない。 きっとまた、彼女を 傷つけ 怒らせてしまうだけ。]
どこ行こう、 どこに 居るんだろう。 僕は――
[ふ。息を吐いて、三年になって、一年間通った教室へと足を向けた。 >>374そこには、普段は教室に居なかった クラスメイトの姿。]
…… ジェレミー 君。
[彼の姿もまた、人とは違う姿に変じていて。 顔の左半分を手で隠す、右腕は肘から下 闇色に染まっていたが、腕は二本。]
(389) 2010/03/03(Wed) 22時頃
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−3年B組− [>>392顔を上げるクラスメイト。 揺れる、耳、と言う、か、羽根。]
……あ、ごめん、邪魔した? ―― いや、
[かすれた声で聞かれ。堪えるように眉が寄った。 左手に力が篭もる、が、首を振って。]
痛みも、何も 感じないから、辛く は。 ただ、こんなの気持ち悪い……よね。 は は。
[闇 に 欠けた身体。この学校を覆う 闇。 黒板へ向かう姿を右眼が追い、様子を見守る。]
(395) 2010/03/03(Wed) 22時頃
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[右腕の闇から声は聞こえていた。 相変わらず繰り返す、怨嗟のような声。 でも 痛み はない。それが逆に気味が悪い。
辛い と言って どうなる訳でもなく。
それに 辛いのは 声よりも 欠 けてしまった身体よりも
―― 。]
(397) 2010/03/03(Wed) 22時頃
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−3年B組− [>>399邪魔をしてないと言う言葉に、息を吐く。 手の動きを視線で追いながら。苦笑を返す。]
はは…… まあ 無い、だけだから。
[触れると何も無い、けれど闇で繋げられてるからか額が落ちたりはない。 だけ、と言うにはかなりあれなビジュアルだとは思うけれど。]
心配は、ないよ。 …… そう かな。まあ、猫耳じゃないだけ良かった、って思うよ。
[はっきり言った割には気を遣う様な言葉に。また苦笑して少しだけ冗談を返した が。 続いた言葉に、え、と、声を上げる。]
あ、いや、サイモン君は ……知ってる、けど。 ディーン君、だって、さっき用務室で寝て たよ え、その後 に?
(406) 2010/03/03(Wed) 22時半頃
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−3年B組− [>>415半分くらい、の軽口に、よく言う、と苦笑を返す。 黒板に描かれる物に目を眇めた。視界が狭い所為か、視力が落ちてるのだろうか。]
萌え死ぬじゃなくて、モテ死ぬ のかな。
[ディーンのドッペルゲンガー。]
え ディーン 君、だって 何、誰がそんな事言ったの、ドッペルが?
[ドッペルゲンガーは本物と入れ替わる とかそんな話があった気がする。 用務室のディーンの身体を思い出して、瞬いた。]
…… じゃ あ
[あれは 死体。屍。]
あれ、って……え、でも、アーチャー君は普通に して 何も言わなかった のに
(420) 2010/03/03(Wed) 22時半頃
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[己の魂を侵食する闇に身を委ねかけた時に頭に過ったのは―]
(俺はただ一つとして約束をまだ果たしてない!!)
(一人の女を温めてやるというささやかな願いも)
忘れかけるところだったぜ、信じる事を。
俺は同化しちまったが、残ったヤツらが解放してくれるってな。
お前らと同化するのは、絶望してからでも遅くねぇや。
[闇の中でおぼろげな姿を実体化させ
五感は感じなかったが、気配を辛うじて感じる事は出来た
己の魂に侵食する闇の方を睨み]
狂気に落としてくれて感謝してるぜ。
信念に狂気的にしがみつく事が出来るからな!!
[啖呵を切るがその姿は痛々しい]
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−3年B組− [>>424カツンと言う音に 落ちたチョークに目が行く。]
…… ん? それだけで、偽物 ……憑かれたのじゃ、なくて?
[するわけない、こんなのは別人だ と言うのを この闇の校舎では何度も見てしまったから。]
僕は見てないから、解らないけど。 …… そう。か。もし、そうだとしたら―― 誰が
[ふぅ、と、沈んだ溜息を一つ。]
仲、良かった。んだ。そっ か……
[それは知らない。 生徒会室の前の様子は、仲が良いと言う雰囲気に見えなくも無かったが。 閉じ込められてからの状況は、どれが正しいのか、判断がつきかねて。]
(431) 2010/03/03(Wed) 23時頃
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手伝おうか この手で、良ければ、だけど。
[悪戦苦闘する姿に、闇に染まった手を、差し出した。]
(432) 2010/03/03(Wed) 23時頃
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−3年B組− [>>442やらしいと言われて、やらしいディーンを想像してみたが。 いつも眉間に皺を寄せていた以外には、猫のような彼しか知らず。 唸る。肯定も否定も返せなかった。]
…… ううん、見てないから な。 でも、案外、本当の自分なんて…… 隠してたり、してね。
[それは、ディーンの事を指した言葉ではなく。 生徒会長と風紀委員長が仲良い、との言葉には 答えられなかった。]
謝らないで よ。 まだこの腕がある内で良かった、って思う。 てか、大丈夫なの?
[彼の手にチョークを固定しながら、持てなくなっている、その手に目を向ける。]
(453) 2010/03/03(Wed) 23時半頃
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−3年B組− [>>468肩を竦める様子に、頷く。 隠してるのか、と言われると、ふ、と、小さく笑む。 少し、寂しそうに。]
ケッコー、隠してるよ。 …… あとは、気付かれてなかったり、したり。 ジェレミー君だって、全部明け広げてる訳でもないでしょ?
[きついと、素直に言う姿に目を細め。 身体の事を言われれば、俯いて視線を逸らす。]
…… そうだね、きっと僕は、 僕が消えた後には何も残らない。
[怖いね、小さく口の中で呟いた。]
(478) 2010/03/03(Wed) 23時半頃
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そうだね。みつけたい。
[ここに いるよ。みて みつけて さみしい、くるしい。 闇が 哭く。]
でも あの子を隠したのは、誰なんだろう。
[願うような声に、頷きを返し、疑問を載せた。]
(480) 2010/03/03(Wed) 23時半頃
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飼育委員 フィリップは、用務員 バーナバスは、あれからどうしただろうか。
2010/03/04(Thu) 00時頃
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−3年B組−
―― そう だね。 気付いてもらえないのは つらい。 27年も なら。
[>>496全部分かり合えない、その言葉に頷く。なのに。 腕に触れられると、びくりと跳ねる。]
そ かな。
[微かに、笑う、が笑えなかった。 >>501立ち上がって、黒に白を描く姿を見守る。
一色なのに、陰影の加減か。夕暮が、映る。 彼の裡に映るものではないとしても、 彼の中では掛け離れた出来だとしても。 やはりそこには 夕暮の風景が。
ひどく、なつかしい、――しい 風景が。]
(516) 2010/03/04(Thu) 00時半頃
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そうだね。 僕たちの居た世界は、あんなに綺麗だった 綺麗だったのに……。
[最後の方は消え入るように。 暫くは、その様子を 絵を 寂しげに 眺めていた。]*
(519) 2010/03/04(Thu) 00時半頃
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−3年B組− [夕暮の風景を、もう一つしかない瞳に映しながら。 全てが 闇 に飲み込まれる前に。
まだ 自分 がここに残ってる内に。 残せるなら 一つだけ―― 。]
ね、ジェレミー君。
[描き続ける彼の集中を途切れさせてしまうかもしれない、けれど。 その背に話しかけた。そして唐突に。]
君、ピッパのこと 好き?
[尋ねた。 肯定が返るならば ひとつ お願いをするつもりで口を開いた。 それは、彼の発作が始まる直前。]*
(541) 2010/03/04(Thu) 00時半頃
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−3年B組− [>>557返ってきた答え。 肯定では、無くて、小さく。息を吐いて俯く。]
…… 。
[肩に止まっていた、鸚鵡の瞳と ―― が。 彼の様子が変わるのを、ただじっと眺めていた。]
(565) 2010/03/04(Thu) 01時頃
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