78 光環の戦溟 ― bloody searoar wars ―
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あら、要するにセレストちゃんはシメオンくんというお友達を探しているというワケね!
[桃茜は餃子を口にしながらセレストの話を聞くと、]
あら、面白そうじゃない。飛雲さま、さが……
[桃茜が口を開こうとした途端に飛雲が口を開ける。]
(551) 2012/01/30(Mon) 08時半頃
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……パスポートなら申請を取ればいいじゃないですか。 ほら、何だか楽しそうですし……
[桃茜が言葉をかけるも、固い決意に少し悲しげな顔をすると。]
(552) 2012/01/30(Mon) 08時半頃
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強さを確かめたいくせに、人と関わりたくないなんて、飛雲さま、変な人。
[桃茜が浮かべる表情は物悲しげで。
彼の持つ運命《ディスティニー》を考えると、正しい選択なのかもしれないけど。
趙家に仕える前に聞いた、彼の家系に関わる伝説や、彼の境遇も、桃茜は頭に残っていたから。
何故だかわからないけど、鮮明なまでに。]
(553) 2012/01/30(Mon) 08時半頃
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セレストちゃん、ごめんなさいね。出来ればシメオンくんにも会ってはみたいんだけど。
[物悲しい表情を浮かべる桃茜は、ハッとしたように小物入れを手にする。]
(554) 2012/01/30(Mon) 08時半頃
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これ、アナタにあげるわ。 アナタとは、またどこかで会えそうな気がしているの。
[小物入れから取り出したのは2つの賽子《ダイス》。]
(555) 2012/01/30(Mon) 08時半頃
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本来は東方に伝わる遊戯《ゲーム》に使うものなんだけど。 この赤い丸があるでしょ?
[桃茜は賽子《ダイス》の赤い丸を指差し。]
これ、よく見てみると2つの星みたいでしょ?
(556) 2012/01/30(Mon) 08時半頃
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北極星《シメオン》と南極星《セレスト》――――
[桃茜はセレストの目をしっかりと見ながら言の葉を紡ぐ。]
――お友達と会えると、いいわね。
[桃茜はにっこりと微笑みながら、賽子《ダイス》を手渡す。]
(557) 2012/01/30(Mon) 08時半頃
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ドロシーは、ヒューがセレストを見送りに行くまで、ゆっくりと東方料理を*堪能している*
2012/01/30(Mon) 09時頃
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―燕慶―
あらあら、そんなにはしゃいじゃって…… みんなに迷惑かけちゃダメよ。
[桃 茜はとてとてと飛雲について歩いているようで。]
それにしても今日は暖かいわねぇ。 太陽が良く照ってる、というか……
[桃 茜は空を見上げる。]
(610) 2012/01/30(Mon) 22時頃
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あら、三ヵ国国境《ゴールデントライアングル》……
[桃 茜は少し考えたような顔をする。]
確かにあそこは誰かついてないと危険ね…… そこから先は大丈夫なのかしら。自治区も治安が良いとはいえ……
[桃 茜は少し考えたような顔をして。]
(638) 2012/01/30(Mon) 23時半頃
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―三ヵ国国境《ゴールデントライアングル》―
あらまぁ、破廉恥……!
[桃茜は、セレストが飛雲に口づけた瞬間に思わず目を覆う。]
(809) 2012/01/31(Tue) 08時頃
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犠牲順序《サクリファイス・シーケンス》に、星動力《イリアコトン》…… やっぱり空から来た子は違うわねぇ。お姉さんは難しくてよくわからないわ。
[何だかわからないけど、彼女がそういうなら大丈夫だろうと思った。
また、彼女とは会えると思ったから。
良く当たる、自分の勘がそれを裏付けているような気がして。]
セレストちゃんが、お友達に会えますように。
[桃 茜は手を振ってセレストを見送る。]
(811) 2012/01/31(Tue) 08時頃
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……飛雲さま。本当に良かったんですか? 彼女と一緒じゃなくて。
[桃 茜は心配そうに尋ねる。]
……まぁ、飛雲さまの考えがあってとは思うんですけど。
[きっと、飛雲なりの優しさだったのかもしれない。桃 茜は飛雲についていく。]
(814) 2012/01/31(Tue) 08時頃
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きゃっ いったい なんなの
(816) 2012/01/31(Tue) 08時頃
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あわわわわ、飛雲さま、落ち着いてっ!
[空間の裂け目から出てきたのは自分のむs……いや、凄く年の離れた弟のような年の少年。]
いきなり飛び出てきて見るからに怪しいけどまずは落ち着いた方がいいと思うの。しかもこんな若い子じゃないですか。
(817) 2012/01/31(Tue) 08時半頃
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……ほっ。幡野、くんでいいのかしら。
[三ヵ国国境《ゴールデントライアングル》が血みどろに染められる、という事態にはならなかったようで安堵の表情を浮かべる。 どうやら空間から飛んできたのはハタノという名前らしい。]
アタシは飛雲さまに仕えている桃 茜(ドロシー)と申しますわ。 ごめんなさいねぇ。飛雲さまは遅すぎる反抗期だからちょっと口が悪いの。本当は優しい子なんですよ。
[最後の部分は飛雲に聞こえないように少し小声で話す。]
(819) 2012/01/31(Tue) 08時半頃
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北極星《シメオン》!!?
[聞き覚えのある名前に驚きを隠せずに。]
さっきまで南極星《セレスト》ちゃんがここにいたのに……なんてことなのかしら。
[桃 茜は残念そうな表情を浮かべる。 だいたい、そうである。身の回りの人間は不幸を吸い寄せる、みたいで。 たまたま自分はそれを免れる事が出来る、強運の持ち主で。主君である飛雲とはまさに対照的《シンメトリー》]
(821) 2012/01/31(Tue) 08時半頃
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……取りあえず、行きましょうか。あまり治安が宜しくないのは確かでございますし。
[桃 茜は何かを思い出したかのように。]
あぁ、飛雲さまにあまり近づきすぎないといいのは誠にございますわ。 昨日も松の木に押しつぶされた人がいましたし、この前の方はなんでしたっけ、大熊猫に押しつぶされたんでしたっけ。
[桃 茜はそれとなく幡野に注意を促した。]
でも、
(822) 2012/01/31(Tue) 08時半頃
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是非飛雲さまとも良いお友達になってくださいねっ! ……口がちょっと悪くて手がちょっと出るだけですから!
[桃 茜はさらりと恐ろしい事を言いつつ悪びれない様子で幡野と握手した。]
(823) 2012/01/31(Tue) 08時半頃
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―回想・燕慶での道中―
んもう、どうなってるのかしらね、一体。
[桃 茜はもどかしそうな様子でぐるぐると三ヵ国国境《ゴールデントライアングル》まで戻ってきてしまうと。]
これも何かの思し召しかもしれないけどイライラしちゃうわ、全く。
(866) 2012/01/31(Tue) 21時半頃
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まぁ、焦っても仕方な……うわっ!!
―三ヵ国国境《ゴールデントライアングル》・ちょっと前―
[気を取り直して一休みしようと思った途端に、何かが落ちてきた。]
―→三ヵ国国境《ゴールデントライアングル》・現在―
(867) 2012/01/31(Tue) 21時半頃
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……けほっけほっ
[突如落ちてきた物体によって舞い上がる砂ぼこり。 思わず桃 茜は咳こむ。]
いったいどうなって……
[桃 茜はその正体に目を向けてみる]
(881) 2012/01/31(Tue) 22時頃
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飛雲さまにコウちゃん、大丈夫?
[さっきやってきた少年の名前はコウちゃんに決まった。 ややこしい名前だから仕方ない。おば……いや花盛りのお姉さんはややこしいは嫌いなのだ。
それに何だか隣の国のアイドルみたいな感じでいいと思ったのだ。
どこか壊れそうな彼はまさに硝子の青春時代《spring of glass》]
(887) 2012/01/31(Tue) 22時頃
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……取りあえず2人とも無事だからいいけど!あなた方、一体何者なの!?
[砂ぼこりの中から出てきた人の影(>>865) 桃 茜はハッとしたように。]
もしかして、あなたは……
(893) 2012/01/31(Tue) 22時頃
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あなた達、テレビの撮影ねっ!
[どうやらおおっぴらに勘違いをしている様子。]
カメラはどこにあるのっ!! 東方でドッキリとか許さないわよっ!!
[勘違いも甚だしく、北極星《シメオン》に凄い剣幕でまくし立てる。]
(897) 2012/01/31(Tue) 22時半頃
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……え?北極星《シメオン》?
[飛雲の口から紡がれた言葉に桃 茜はきょとんとする。]
(930) 2012/01/31(Tue) 23時頃
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……あなたが北極星《シメオン》くんね! まぁ、そう言われればそんな雰囲気がしてるような気がするわね!
[これまでの剣幕とは一転、桃 茜は急にシメオンの手を取り、握手をしようとする。]
(932) 2012/01/31(Tue) 23時頃
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……そういえば南極星《セレスト》ちゃんは今頃どうしているかしら。 せっかく北極星《シメオン》くんが遊びに来たのに……
[桃 茜は心配そうに空を見上げる。]
(937) 2012/01/31(Tue) 23時半頃
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ドロシーは、空を見上げて、ふと、深刻な面もちになった。
2012/01/31(Tue) 23時半頃
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嫌な、予感がするわ――――
(943) 2012/01/31(Tue) 23時半頃
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飛雲さま、コウちゃん、北極星《シメオン》くん、そしてそこのお嬢さん――危ないわ。
(944) 2012/01/31(Tue) 23時半頃
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ドロシーは、吹き飛ばされた。
2012/01/31(Tue) 23時半頃
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太陽が、歪んでいるの――――
(961) 2012/01/31(Tue) 23時半頃
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