人狼議事


19 生まれてきてくれてありがとう

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メモを貼った。


メモを貼った。


[うっすらと目を開ける。
それは自分が居た場所で。目を閉じる前と違っていたのは、自分がそこに居ない事で。]

 ああ……。

 お前さんか、夢に出てきたのは…。
 いや、夢だったのか、夢でなかったのか………。

 天国か、地獄かに行く前にこうして会えたのが…幸か不幸か、分からんが。


店番 ソフィアは、メモを貼った。

2010/07/07(Wed) 01時半頃


 ……元気そうじゃないか。 死んだのに、元気だと言うのも妙な話だが……。

 ………ずっと、見ていたのか。 …物好きだな、お前さんも。
 辛い事も有ったろうに。


 俺は少し眠るとしよう……気が抜けた。
 てっきり、血の池地獄で煮られると思ってたもんでな。

[ペラジーと、コリーンを顧みて]

 俺らしい……か。 どうだろうな。
 お前さん達にそうして惜しまれるのは……喜んでいいんだかな。
 当のお前さんたちは、たまったモンじゃあなかろうし…。


【人】 店番 ソフィア

―― 雑貨屋・テレプシコーラ ――

[少しだけ汗ばむような熱を持った空気の中
 カウンターで頬杖をついて、うとうと、と船を漕いでいる]

 う、ぅん―――

[ゆっくりと目を開くと、暈やけた雑貨屋内を見渡して。
 暫くして、眠気に襲われるように目蓋が落ち、

 頬杖をついた腕がずれて、ガクッ、と頭が落ちた]

 ッ〜……!!

(15) 2010/07/07(Wed) 02時頃

店番 ソフィアは、カウンターに頭を打った。

2010/07/07(Wed) 02時頃


【人】 店番 ソフィア

[打ち付けた頭を抑えていれば
 ふと、聞こえた声。]

 ミッシェル?

[自分の頭を撫でながら入り口に視線を向けて]

 いらっしゃいませ。

[仄かな微笑で迎える。
 影にある悲しみは感じさせぬ、面持ちで。]

(29) 2010/07/07(Wed) 02時半頃

― 墓場 ―

[薬局屋の親父の冥福を祈り、ティモシーの冥福を祈り。
新たに花を捧げられた墓を、点々と、一つ一つ巡っていく]

――。

[荘厳なる、祈り。
常の態度からは考えられないほど実直に、男は丁寧に死者へ祈りを捧げた。

そして――]

……親父。……お袋。

[男がこの墓を見舞うのは、本当に久しぶりのことで。
花の一つも捧げようとしない男を、彼らは天国で恨んでいるだろうか]


【人】 店番 ソフィア

 ……う、うん、大丈夫よ。些細なことだもの。

[見られていたのか、と、少し恥じる気持ちになりながら。
 続く言葉を聞けばぱちくりと瞬いて]

 ワイン…?

[自分の頭から手を離し、やがて笑みを象る]

 いいわよ。
 こっちも商売上がったりでね。
 どうせお客さんも来ないから、
 少しくらいサボったっていいわ。

[そう快諾し、カウンター越しに丸椅子をミッシェルに差し出す。置いて座れ、と示して]

(33) 2010/07/07(Wed) 02時半頃

[胸元のロザリオを握り締める。手のひらをえぐるほどに食い込まれるはずの十字架は、包帯代わりの布のお陰で男に痛みを伝えない]

――スマン。
ランタン職人は、僕で終わりだ。

[呟く。低い声が、喉を震わせた]

これからちょっと片付けてくる。
最後になにかひとつ作って――灯りでも燈そうか。

これから、村は死ぬけれど。
ランタンがいつまで生きるか分からないけれど。

火の消えた村に、ひとつくらい灯火があっていい。
生き汚いだろう?


【人】 店番 ソフィア

 ちょっとだけ痛いけど……すぐ治るわ。

[ミッシェルに頭を撫でられれ、一寸だけ照れくさそうに目を細めた。
 椅子に腰を下ろしたミッシェルに頷いて、カウンターから出ると、雑貨屋の商品に手を出す]

 もうどうせ売れないしね。
 うちの私物より、高級感もあるから。

[はい、栓抜き。と手渡した後、ワイングラスを二つ見繕い、カウンターに戻った]

 おじさんって言ってたわね。
 ゴドウィンさんの所のお酒?

(37) 2010/07/07(Wed) 02時半頃

[口元を緩ませた。力の抜けた、優しい笑みで]

僕は兄貴みたいな繊細さはない。
でも、それでいいんだ。
こうやってしか、生きられない。
あの時は兄貴を恨んだものだけど――

いや、どうかな。

[ゆるく首を振り、髪を掻き上げた]

汝、隣人を愛せ――
つまりそういうことさ。

隣人は兄であり職であり――

[鼻を鳴らして、言葉を切る]


兄ちゃん――
あの人も相変わらずだけど――まぁ、なんとかするだろ。

父さんの息子で、母さんの息子だ。
そして――分かるだろ?

――じゃあな。
もうこない。"み国"で宜しくしてくれ。
そのくらいの権利は主張していいだろ? 神様。

[男はそうして、踵を返した]


【人】 店番 ソフィア

 大したことないって。ミッシェル大げさ。

[くすりと笑って、痛みも随分引いた頭に軽く触れた。]

 そう。
 ゴドウィンさんも聞きたいんでしょうね、飲んだ感想。
 なんとなく、商売してる同士として、理解出来る。

[雑貨屋で感想を貰えることは少ないけれど、偶にでもそれがあれば嬉しいものだから] 

 うん。
 こういうグラスも、ね。
 きっと使って貰った方が喜ぶと思うの。

[品を大事に、お客様を大事に。もう商売は殆ど成り立たない程、村の人口は減ってしまったけれど、こうして足を運んでくれる人がいるならば、その為には品を差し出そうと思う。もう無償でも構わないから。]

 お気遣い有難う。
 私、お酒にはそこまで弱くないから大丈夫よ?

[カウンターの定位置に座して、そっとグラスを手に取れば、乾杯を促すように、それを軽く差し出して]

(41) 2010/07/07(Wed) 03時頃

[不機嫌そうに、目にかかる髪の毛を時折払いながら、男は家路を歩いていた。静かな村の、黒い、呪わしい姿。長い髪が、外套でぽっかりと身体を包み込んでしまっている]

――なんか用か

[行く手に、女が立っていた。メアリーについて話がある。女はそう言う。沈痛な表情で。とても、傷付いた表情で]

僕にはない。
――それとも、あの娘が逝きでもしたか

[瞬間、女が強張り、眼の奥を揺らめかせた。
彼女のことは知っていた。村に流れたことも。男を待っていることも。教会によく祈りを捧げていることも。
けれどそれが、何だというのか。

男と、メアリーの間に、彼女はいなかった。

いや

男と、メアリーの間には、誰もいなかった。

彼女が"沈痛な"顔をしていることが、男の癇に障った]


【人】 店番 ソフィア

 ……、 え、あぁ。
 ……そうよね。似るっていうものね。

[未だにセシルとミッシェルに対しての誤解が解けていないらしく、恋人同士は似てくる、という格言を思い出した様に、こくこく頷いた]

 きっと喜んでるわ?素直じゃないのよ。

[それもゴドウィンの人柄だ、と微笑んだ。]

 ミッシェルの細工も、こんなことがなければ、売れていたのにね。

[店にディスプレイされたアクセサリをちらり見遣って。買う人がいないのならば、誰かにプレゼントしようかと、思案する。]

 まぁ、うん。……そうね。

[ミッシェルの悪戯な笑みには弱った様に微笑んで、かつん、とグラスを合わせ]

 束の間でも愉しいひと時を過ごしてくれるミッシェルの感謝を。

(44) 2010/07/07(Wed) 03時頃

[女はこちらの眼にも分かる怒りで持って教会へ誘った。男は至極気怠げに髪を掻き上げて]

面倒な女だ……

[忌々しげに吐き捨てて彼女の誘いに乗った。

道中二人は足早に。
先をゆく女が静かに、激情を篭らせていることを感じながら、男は心底ため息を吐きたい様子を隠さなかった。

例えあの娘が亡くなったとしても、この女にカタをつけさせる理由にはならなかったから。
そうであるなら、知らせてくれたことくらいには感謝してやってもいい、と考える程度であった]


[死にかけた村は夜の中、陽気舞う季節とは思えぬほどの薄ら寒さを宿していた。
天に浮かぶ月は凍えるようで、村の中に色濃く影を作っている。
静寂―― 男と女の足音が響く。
古い教会の扉を開くと、分厚い木戸が重々しい音を立てた]

――

[微かに燃える燭台。
小さな村には火種は貴重だ。暗く、淀んだ空気の中に一片の柔らかな光。
男はランタンの灯りを物思う。

聖像の元、硬質な温度の床の上に――彼女が、いた]


【人】 店番 ソフィア

 多分ね、うん、そういうものなの。

[また、こくこく、と頷いて、二人を思っては目を細める。誤解だが。]

 まだ村には女性が何人もいるもの。
 だから私が独り占めしたりしないわ。
 女性は皆、綺麗になりたいものだしね。……最後だから、こそ。

[最後の言葉はぽつ、と呟く様に紡いだ。
 そんな、最後、を振り払う様に、グラスに口をつけ]

 ……本当。美味しい。

[ゆっくり味わって、嚥下する。ふわりと優しい味がした。
 一寸遠慮がちな酒精の味が、今は有難い。]

 私からもゴドウィンさんにお礼を言わなきゃ。

(47) 2010/07/07(Wed) 03時半頃

[口元に手をあて数インチ、男の膝が落ちた]

――メアリー……

[まったく予想をしていないでも、なかった。
けれど、彼女には。

"花の中で静かに眠る"ことこそが相応しい

どこかで、想っていたのだ。

男は衝撃を受けた様子で彼女を見やる。
だって。
だってあまりじゃないか。

こんな、

こんな

"世界で最も冷たく突き放された場所で最期を迎えなければならないなんて"]


店番 ソフィアは、メモを貼った。

2010/07/07(Wed) 03時半頃


『奪ってでも、強引にでもいいから。
 一緒になってあげれば、よかったのに。

 あなたの事をね。彼女は、愛していたのよ。
 その死の瞬間、まで――…』

[瞳を見開いて、男は女を見た。
女は激情に走り、男の胸ぐらを掴んで何度か揺さぶった。
なぜ彼女に添うてやらなかったのか。
女はそう訴えていた。
感じた心のままに、悲しみを男にぶつけていた]

……お前に何が分かる。

[深く、奥の底から。影底の、夜の国の声。いつもの硬質な言葉ではなく、粘ついた泥臭い声が、男の喉を通った]


【人】 店番 ソフィア


 うん。

[笑んでくれるミッシェルには、再度頷いて]

 有難う。好きにさせて貰うわ。


 ――…?

[不意に彼女の様子が変わったように見えた。
 彼女が呟く名は、脈絡の無いものだった。]

 ……ミッシェル。

[心配そうに彼女を見上げるけれど、その表情を見たら、止めることは出来そうに、なかった。]

 …うん。――ありがと。

[ワインを呉れるという言の葉に対しての礼を告げるも、矢張り心配そうに、ミッシェルを見送った。]

(51) 2010/07/07(Wed) 03時半頃

彼女が、最期まで……!
最期まで祈りを捧げなければならなかったことこそが!!
世の理不尽ではないのか!?


どれほど祈り称えても届かぬ想いを!


貴方は無碍に手折ったのだッ!!


[女への激情は、いつの間にか至高への呪いへと摺り変わり]

妖は子でないとでもいうのか!
貴方はすべてを創り賜うたというのに!
子の祈りは些事だというのかッ!!
そんな――ッ

[銀光。

煌きが音を奪う。

男は目の前の女を漸く視界に移し

すぐに興味を失った]


[――メアリー。

ごぼりと塊が溢れ出る。男の生命が零れていく。
言葉は音にならなかった。

一片の慈悲もなく

一片の愛もない。

光を奪い取った女に、飛沫がかかった。
だからなんだというのだろう。

身体から離れた赤色に意味はなく。
男は愛しさを求めた]

――、――


[ああ、ああ。

彼女は最期に何を祈っていたのだろう。

男の温もりを? 光ある未来を?
それとも――?

最期に彼女に添うてやるこそが、救いであったのだろうか。
この村を襲った悲劇こそが 未来ない二人に最期の時間を与えられた慈悲だというのか]


[重なった二つの身体、にぶい柔毛。
けれど、彼女は男には冷たくて。

だってもう

あの娘は、逝ってしまったのだ]

――、――。

[それでも男は、最期の力で彼女に触れた。

花に触れるように、そっと]


"――それだけじゃ ダメだったね"


[二人の声が、二人の身体が、重なる。

  ――あなたがいて、幸せでした。

幻燈機。

灯りの中をふわりと踊っていく]


[あの光景は、どこへいってしまったのだろう――?**]


― 教会 ―

[薄暗い灯りの中、倒れた男女を女が揺らしている。
すぐ傍にはうっすらとした女性。

『――彼女は亡くなったのではなかったか?

 ――あれは、誰?

 あれは――……』
 

 あの娘は眠っている。涙を流して眠っている。
 そして男は、上からそれを見ているだけなのだ――**]


メモを貼った。


【人】 店番 ソフィア



 ヴェス……か。

[ミッシェルの言い残した名を反芻しながら、ワインを揺らす]

 …―――

[彼が死んだことは、"識っていた"。
 ミッシェルの青褪めた表情を見れば
 その後の彼女の行動、目の当たりにするものも明らかで]

 ――…残酷ね。

(55) 2010/07/07(Wed) 04時半頃

【人】 店番 ソフィア


 慈悲、無慈悲、慈悲、無慈悲。

[花占いのように交互に呟いて]

 残るのは何なのかしら…――

[ふ、と息を吐いた後、ころころと笑った。
 酒精の上戸の所為もあるのだろう。
 一人、ころころ、ころころと、わらいつづける**]

(56) 2010/07/07(Wed) 04時半頃

店番 ソフィアは、メモを貼った。

2010/07/07(Wed) 04時半頃


メモを貼った。


メモを貼った。


 リンダ
[迷いを知ってか知らずか、リンダの肩に手を置いて微笑む]

 それで十分だろう。
 人間ってのはな、ちっぽけなモンだ。

 大した事は出来やしない。
 そのくせ、自分さえ云々と、自惚れる奴が多いんでな。

 そんな中で、自分に出来る事をやっていくのが人間だ。
 小賢しいばっかりで、わがままで。
 目は近くの物しか見えんし、手は遠くには届かん。

 一度、死にかけてその事が十分に分かった。
 もう一度死んだ今また、痛感している所だ。


 俺もお前も、ここで過ごしここで死んだ訳だ。
 そのことに関しちゃ俺はこれっぽっちも後悔しちゃいない。

 独りで死んだ訳でもない。 独り朽ちていくわけでもない。
 どこで果てようと、この村が包んでくれる。 そう、思っとるよ。

[コリーンがヴェスパタインに何をしでかしたのか知る由は無いが…ふと]

 …俺の様にじわじわと死ぬのも、誰かに…殺されたらしいサイモンも。
 死ぬのは一緒だ。

 見ているのはお前さんだけじゃない。
 痛みも、苦しみも喜びも悲しみも全て、神様なんぞが出しゃばるより、この村が見て来ただろう。

 村は何も言わない。 何もしない。 ただ全てを見守るだけだ。
 そうとも。 俺もお前さんも今や……この村そのもの、なんだからな。


 ああ……寝坊助のお姫様から聞いたよ。
 2人分持たせれば良かったな。
 ……まぁ、一つを2人で分けるってのも良いモンか。


 死んだ事がないから分からなかったが……こいつを死後の世界と呼ぶのなら。
 なおさら、この世に生きている連中には死にもの狂いで生きてもらわにゃならん。

 苦労もしてない奴に、安らかな時を過ごされると、俺は何のために生きたのか、なんて嫉妬に狂いそうなんでな。 ふっふっ…。

 ……この村は滅ぶだろう。 …だが、俺たちは生きた。
 誰が記さなくとも、俺達が病に侵され、それでも最期までここに残り生きた。
 俺達がそれを知っていれば、それで構わんさ。 俺はな。


自らの墓に立つ女達に。「やはりどうせなら咽び泣いてくれ」と笑う。


そして、謝罪と、それ以上の感謝を祈った。


 リンダ
 あの人…ね。 死んでまで勿体ぶりなさんな。 ふっふっふ…。

[肩に置いた手をぽんと一度叩いて外した]

 ああ。 皆、そうだと良いんだがな。
 終わりを選ぶ権利くらい、皆にもあるだろう……誰かに、終わらせられる必要は無いと。
 俺は思うんだが……な。


 リンダ
[ひとしきり、静かに笑いあった後。少しばかり表情を改めて]

 寝る事が辛い、か。 そいつは、どんなに辛かったろうな。
 暫く前、呪いだなんだって騒いでる連中がいたが、まさに呪いだ。
 あの嬢ちゃんにとっては…な。 他人が騒ぐモンでもないし、その必要も無い。

 お前さんに救われた分も多くあったろう。
 自分で思っているほど、お前さんは無力じゃあないさ。
 あの嬢ちゃん…ピッパがやがて再び起きる必要がなくなった時、安らかな眠りにつけるのなら。
 その理由の一つは間違いなくお前さんだ。


[目を細める。咎めるでもなく、ただ]

 コリーンが、……どうかしたか。
 いや、良い。 言わなくても。


 ……出来る事をしたい、か。 見てるだけは辛かろうがな。
 ただ見ていてもらうだけで、少なくとも俺は救われたんだが……。


 皆が皆俺みたいだったら、村が酒臭くなっちまうだろう。
 第一、希少だからこそ価値が有る良い男なのさ。

[場を和ませようと軽口を叩いた。ピッパの事を話すリンダを微笑ましそうに見ていたが]

 だから、こうして見守っているんだろう。
 お前さんと過ごした事を伝えに来た嬢ちゃんの顔は…幸せそうだったよ。

 無論、先立たれた悲しみはあったろう。 それはお前さんのせいでも、誰のせいでもない。
 あり得る事で、実際にあり得てしまった。 それだけだ。

 だがな、永遠の悲しみを、たった一瞬の幸福が救う事だってあるんだと俺は思いたいね。


[の言葉に頷く。]

 誰にも、責められやせんよ。 皆、強くは無いんだ。
 誰も、喜んで人を手に掛けようなどと思わんだろうさ。
 本人は本人で辛かったに違いない。

[「そうでなけりゃ、ただの悪魔みたいなもんだ」と、殺人鬼云々に関していくつか文句を並べたてる。]

 だが、どんな理由が有ろうと、いくら辛かろうとも……それは結局、欺瞞に過ぎんのじゃないか?
 手を切るのは痛かろうが、切られた手にしてみれば、たまったモンじゃない。
 それは……それだけは、間違っている。

 …しかしまあ、実際。 誰を責めようも無いんだが……。

[言葉も無い、と言った体で顔を隠す様に頭をかいた]


漂白工 ピッパに微笑む。 「リンダは、お前さんをよろしく、とよ。心配するな。」


 おお、それと葉巻もな。 吸い損ねて忘れていた。

[微笑みを返す。]

 そいつはな、お前さんが優しいからさ。
 優しくされるってのは普通の人間なら当たり前の事だ。
 そうされて、優しいと思える心を持ってる人間を、優しい人間と呼ぶのさ。

 俺なんかは、優しくされると何か裏が無いかつい探っちまってな。
 俺の様に意地が悪いとそうなるんだ。 ふっふっ。

[やがて自分の体が運ばれていくのを見て呟く。]

 見送ってくれるのに、ついて行かない訳にはな。
 自分が埋葬されるのを見るのも乙なモンだ。
 俺は彼女達と行ってこよう。 俺の葬式だ、お前さんが来る事はない。


[「来たいのなら止めはせんがね」そう言って、酒場を後にした。
顔を隠してしまった帽子の上から、リンダを撫でて微笑む**]


メモを貼った。


【人】 店番 ソフィア

―― 雑貨屋・テレプシコーラ ――

 ぅ、ん……

[カウンターに突っ伏して、気付けば早朝を迎えていた。
 ソフィアの傍のワインの瓶は空っぽだった。
 幾ら弱い酒とは謂え、量を飲めばそれなりに来る。
 頭痛を覚えながら、覚束ない姿で
 それでもカウンターから立ち上がり、
 雑貨屋の外に出た。

 未明の空、少し薄寒い空気。]

 ――…

[急に寂しさを感じるのは何故だろう。
 孤独には慣れない。ミッシェルと酒を酌み交したのも遠い。
 ふらふらと墓地へ向かった。]

(90) 2010/07/07(Wed) 16時頃

【人】 店番 ソフィア

―― 墓地 ――

[明け方の墓地は唯、静寂に包まれて。
 お化けなんてものは信じていないけれど
 もしそれが存在するなら、出ても可笑しくないと口角を上げる。

 そうして、墓の間を縫って、小屋へ向かった。
 ギリアンを起こさぬよう、だが様子を窺うよう、
 窓からそうっと中を覗いて。
 垣間見えたのは空っぽのベッド。]

 ……あ、れ。

[いない。と呟いて。
 それが余計に己の不安と欲を駆り立てた。
 心配の表情を浮かべて墓地を後にすると
 住宅と作業場が並ぶ、場所へと。]

(91) 2010/07/07(Wed) 16時頃

【人】 店番 ソフィア

―― ピッパ自宅・前 ――

[先ず漂白工の作業場を覗いた結果から謂えば
 其処には誰もいなかった。
 彼女の両親は今頃馬車に揺られているだろうか。
 安堵とも不安ともつかぬ表情を浮かべ、
 ピッパの自宅の玄関前に立つ。
 乾涸びた葡萄が爪先に当たった。
 拾い上げると、遠く遠くへ往けと謂う様に、
 水分を失った葡萄を投げ、いつか玄関先に残した伝票のメモを
 風化しそうなメモをくしゃりと丸め、ポケットに突っ込んだ。]

 ――…く、ぅん、っ

[がんがんと頭痛が襲う。
 それは何かの警告の音にも聞こえて、額を押さえ眉を顰める]

(92) 2010/07/07(Wed) 16時頃

【人】 店番 ソフィア

["眠り姫"。
 誰がつけた仇名だったか。
 そんな言葉がちらついて、奥歯を噛む。

 この静寂の朝の気配の中。
 彼女は眠っているのだろうか。
 如何だろう。分からない。

 扉を軽く叩いた、その手が震える。]

(93) 2010/07/07(Wed) 16時頃

【人】 店番 ソフィア

[もうどのくらい、会っていないだろう。
 それは失恋に似た感情を伴って、
 彼女に会うことを心の何処かで拒んでいたのかもしれない。

 だけど此処まで来てしまった。
 此の儘 帰るなんて、厭。

 別に、今更態度を変えて欲しいわけじゃない。
 ただ、彼女の元気な顔を見たかっただけ。

 眠り姫が永遠の眠りにつかぬ、内に]

(94) 2010/07/07(Wed) 16時頃

【人】 店番 ソフィア

 ッ、……
 ピッパさ―――

[ドアノブに手を掛けると、扉は容易に開いた。
 無用心な扉が恨めしかった。
 いっそ、堅く閉ざされていればそれで、諦めもついたのに]

 ……ピッパ、さん

[勝手の知らぬ屋内に、一歩足を踏み入れて。
 膝が笑う。
 見つけた彼女の姿が既に物言わぬ存在だったらどうしよう、なんて
 勝手な妄想が身体を震わせる。]

 ピッパさん!

[屋内に響かせる声に、呼応はあっただろうか**]

(95) 2010/07/07(Wed) 16時頃

メモを貼った。


[葬られる自分を見る。多少不謹慎な笑いが浮かんでしまうのは無理からぬことか]

 皮肉なモンだ。 葬式なんざ、大した意味も無いと思っていたが……
 まさか自分の葬式を、自分で見るとはな。


店番 ソフィアは、メモを貼った。

2010/07/08(Thu) 00時半頃


店番 ソフィアは、メモを貼った。

2010/07/08(Thu) 00時半頃


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