78 光環の戦溟 ― bloody searoar wars ―
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は?
[場所が場所なら、安っぽいナンパと切り捨てる言葉>>1:1022。 でもこんな場所で言われると、きょとりとするしかなかった。]
えーと。 ないんじゃない? アタシ、アンタみたいな女の子、覚えてないし。
大丈夫ならよかった。
[胸を押さえる前、似たような髪の色の少女(だと思った)に返事をしていた。]
(9) 2012/02/01(Wed) 01時頃
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えっ? だぁれ、って。
[ぴし。 肩をつかんだ人物へゴールドに彩られた爪…指先を向けた。 全く悪気はないし、肩を掴まれた今も女の子だと思っている。 ミッドナイトブルーの瞳も、彼女…彼にまっすぐ向いていた。
しかし、それも…円環《セカイ》の悲鳴が聞こえるまでのこと。]
(46) 2012/02/01(Wed) 01時半頃
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――っ!そん、な!
[円環《セカイ》の…いや、太陽の悲鳴にも似た波動を感じて、 目を見開いたまま、涙を零す。
太陽、が。 千年前に、円環の中心となり、 150年前に、鳳凰が身を挺して救った(と、記憶している)太陽が。 破片が天から降ってくる。]
なくな、っちゃ、った……の? ちょ、うそっ、ジョーダンでしょ…?
[そして、おろおろとあたりを見回した直後。]
(49) 2012/02/01(Wed) 01時半頃
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えっ…。 えっ、えっ、えええっ…!
[そして、次に感じたのは目的地である六極の泉《ラキ・ユニヴァー》の異変。]
どうしよう。 このままだと壊れちゃうよ。 この星、壊れちゃう…!
ねえ、アンタの車貸して!
[女の子だと思っている同じ銀髪のその人の肩を今度はこちらから掴んだ。]
六極の泉《ラキ・ユニヴァー》に行かなくちゃ。 あそこが壊れてしまったら… この星が、世界が…粉々になっちゃう…!
[しかし、南極星《セレスト》の暴走が始まっている今、 六極の泉《ラキ・ユニヴァー》を護ったとしても…円環《セカイ》の維持は難しいのだろう。]
(53) 2012/02/01(Wed) 01時半頃
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えあっ…! ちょっ、なんなのよアンタっ……
[少女の声と共に立ち上がる木々。 それでも降る破片は防げずに、ざくざくと足元の地面が削られていく。>>62]
なんで、こんなことに…。
[地面が切り離された衝撃で、ぐらりと姿勢を崩し、 ぺたりと地面に座り込む。]
――!あ、ああ…。
[残る人たちを振り返る。 筋者と思しき包帯男に向かって降り注ぐ無数の欠片が見える。]
(75) 2012/02/01(Wed) 02時半頃
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だめ、死んじゃ…だめっ!
[咄嗟に大声を出していた。 眸が、深夜の色から明るい空の…かつての穏やかな蒼天の色へ変わる。 包帯男へ、そして彼と一緒にいた人たちへ手を伸ばし…、]
おねがい、どうか…死なないで!
[伸ばした掌に灯った柔らかな光が…慈しみ《アイ》が彼らへ降ってゆく。 そして彼らの頭上に留まって、太陽の、星の欠片の被害から彼らを護る壁となった。]
(77) 2012/02/01(Wed) 02時半頃
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北極星《シメオン》に、世界の観測者《ホロゥ・スコルプス》って…言われた。
[それ、と聞こえて>>85返した言葉はそれだけ。 しかも、振り返りもせずに。]
碑文の丘? 《セイクリッド・レティーシャ》に由縁があるっていう場所だっけ。
彼女が目覚めたって話、知ってる? アタシ、ちょっとだけだけど見たんだ。
[しかし、勇者というには…変な感じはしたことを思い出しながら。]
(100) 2012/02/01(Wed) 03時頃
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コリーンは、対岸と離されて行くのを、為す術なく見ることしか…出来なかった**
2012/02/01(Wed) 03時半頃
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― 三ヶ国国境の一片 ―
[切り離されて浮島のようになった地面…だったものの上から虚闇を一瞥し、 それから、おばちゃんに託された少年>>123を、どこかで見たような…とガン見して、 ぽん、と手を叩いた。]
あぁ。アンタ、あん時の少年Aだ。 生きてたんだ。
[よかった。 心のどこかでそんな感情が湧くけど口にはしない。]
まさかって…アンタその、世界の観測者《ホロゥ・スコルプス》とかいうヤツ知ってんの? 氷血の日蝕《アイスブラッディ・イクリプス》? あー……なんかパパが言ってたような気もするけど、興味なかったしなー。
つか、ちゃけばアタシもよく思い出せてないんだよね。 思い出せてないっつか。面倒っつか。
[まじまじと見られている>>159のは構わずに、爪の方が心配で指先を触っていた。]
(212) 2012/02/01(Wed) 18時半頃
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六極の泉《ラキ・ユニヴァー》は、なーか行かなきゃいけないような気がしたんだけど、 行って何したらいいのかとかー、アタシにもさっぱりなんだよね。 星詠いのマクレーンとかも言われたけどー、さっぱ実感ないし。
[未だ記憶は朦。 澄んだ水がキラキラと弾けている光景しか視えていない。 ただ、六極の名を冠するならば…世界の根源に関わる何かがあるのだろう。 泉の縁で想いを託した者達のことを案じてひたすら祈っていた…感情は蘇っていた。]
アタシは、コリーン。 ねえ、アンタ…ほんとにオンナノコじゃないの?
[名乗ったカリュクス>>161を逆にじぃっと見つめて、ふうん、と。]
(213) 2012/02/01(Wed) 18時半頃
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コーイチ、コーイチ…やっぱ少年Aでいいじゃん。 なんかミョーな遊びしてたし。 好きに呼んでいいんでしょ?
[名乗った光一をちらっと見て、くすくすと笑う。 完全に高校生をからかっている。]
できること、か…そーだなー。 とにかく、六極の泉《ラキ・ユニヴァー》に行けばなんか思い出すのかもだけど… めん、あう、うぅ…っと。
[めんどうくさい。言い掛けてごにょごにょとごまかした。]
―――、―――。
[それから、はあ、とため息をついて目を閉じ、 何かを探すように意識を集中させ、かけ…。]
(215) 2012/02/01(Wed) 18時半頃
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ちょ、うっせえし!!!
[突然の笑い声>>176に邪魔されてキレた。 キレてから、見えたモノ>>192に、呆気にとられた。]
いきなりキザいし…。 どっかのムカツク王子ぶったヤツより、キザいし…っ!
[カリュクスをなんだか違う呼び方をする少年Aだったモノを見て呟いた。 けれどもすぐに、忌避すべき存在であることを身体が悟って身を引いた。]
うわ、アンタ……ナニ?ナニモノ?
[思いっきり怪訝そうな表情を少年Aに向けた。]
(216) 2012/02/01(Wed) 18時半頃
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[しかし、その表情は少年Aが去り際に遺した闇《クロ》>>210に捉われ、苦悶に変わる。]
っ―、ぐっ……ちょ、な…これぇ…… くるし………。
あの、くっそガキ……まじ、ぶっこ、ろ……
[父親が聞いていたらこの世の終わりの勢いで嘆きそうなことを言いながら、喉を押さえて悶絶。**]
(218) 2012/02/01(Wed) 18時半頃
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[苦しい……。 身体の奥の、奥まで、闇に侵されていく感覚。
めんどうくさい。 なんで、アタシが…こんなこと、巻き込まれて。 アタシはパパみたいな、お人よし成分1000%の天使じゃないし。
つーかさ、タダ働きとか、イミワカンナイし――。 もともとキョーミないし――。
そのまま、虚空に…太陽も月も星も失せた虚闇に 飲み込まれてしまってもいいのに……なんて思いが大きくなっていく。]
に、げる…? はっ、どこへよ。 こんなばしょ、の、どこへ逃げろって…!
[カリュクスの声>>244に薄笑いして目を閉じようとした。]
(265) 2012/02/01(Wed) 23時半頃
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[でも―――。
閉じることは、出来なくて。
こんなに悲しんでいる聲を。 こんなにも、千千になってしまった円環《セカイ》を。
放り出してしまうなんて、出来なくて。]
(266) 2012/02/02(Thu) 00時頃
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で、も……た…い。
たす……たいの。
アタシ、この…この、セカイ、たすけな、きゃ…。
[喉を押さえる手をおろし、臥せた身体を支えるように―。 負けはしない、と思ったとき。]
(267) 2012/02/02(Thu) 00時頃
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[ ばさり ]
[ふわりとした風が、背中から舞い起こって、 純白のやわらかな羽で覆われた、正真正銘の天使の翼が背に現れる。
一度、二度とゆっくりとはためく度に、苦しみで荒いだ呼吸が治まる。 ずっと拒んでいたもう半分の血が、身を侵す闇《クロ》を打ち消しながら満ちて、いく。]
(270) 2012/02/02(Thu) 00時頃
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[大きく一度羽ばたいて、立ち上がる。 にこり…いや、にっと笑ってカリュクスへ手を伸ばした。]
アタシ、そーゆーこと、出来ないんだわ。 自分だけ逃げるとかさ。
悪いけど。
[残念ながら、半分の血に目覚めても性格はそのままだったりした。]
アンタ、アタシのこと護ろうとしてくれたでしょ? だから、今度はアタシの番。
[ぽわり。 闇《クロ》を打ち払う光を差し出した掌に灯し、握れと。]
(271) 2012/02/02(Thu) 00時頃
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――、ん。
[灯した光に伸びるカリュクスの指を手繰るようにして手を握る。 そこから、闇《クロ》を…堕天使の忌むべき気配を打ち消す、 慈愛《リフデ》を送る。]
ダイジョブ?ショーネン。
[オンナノコではなくでオトコノコでしたね。 という意味をこめてカリュクスを少年と呼んで、くすくすと笑った。
それから虚空を見回して、]
(282) 2012/02/02(Thu) 00時半頃
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―――、双子星の力が…小さくなってる。 あの二つ…二人は絶対に失ってはいけない存在。 星命《テュケー》も星命力《テュケイリア》も、揃ってなきゃ、 この世界を救うことは出来ない。
[それは、世界の理ともいえる話。 万物の根源の次に大切な、《イノチ》と《ミライ》。]
飛ぶよ、六極の泉《ラキ・ユニヴァー》まで。 だいじょぶ、アタシを…信じて。
[カリュクスの手を握ったまま、足を虚空に踏み出し羽ばたいた。 舞い上がる力は繋いだ手を通じてカリュクスへも伝わるはずだ。]
(283) 2012/02/02(Thu) 00時半頃
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フィル?
―――――――。
[聞こえた名前>>287を聞き返し、誰かを思い浮かべてふと黙る。 その一瞬、こめかみに怒筋がめきっと浮かんで、消えた。]
ちゃんと、手を握ってて。
[言い終わらぬうちにはばたきが強くなってスピードが上がった。]
あのクソガキAが言ってたあの御方も気になるけど… とにかく六極の泉《ラキ・ユニヴァー》を何とかしなくちゃ。
[まるで、「怒ってるからスピードを上げたわけじゃないんだからね。」と、 言い訳をするかのように言って、また速度を上げて、 巨大な剣に貫かれ危ういバランスで漂っている大地の欠片へと、そっと降り立った。]
(298) 2012/02/02(Thu) 01時頃
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― 黒曜の剣突き立つ六極の泉《ラキ・ユニヴァー》 ―
そりゃぁもう、気持ち悪いくらいにね。
[ぎしぎしときしむ様な聲…泉のささやきが聞こえる。 思いつめたように水面を覗き込み、透き通る水の底の匣《BOX》を見た。 匣の禍の残滓が周囲の水を澱ませている。]
こんなとこに、あったなんてね…。
[一人でどうにかできるだろうか。 手を泉の中へ差し入れて、ゆっくりと波を起こす。 キラキラと輝きを生む波が泉の自浄を促すけれど、澱みへ到達すると儚く消されてしまう。]
ねえ、カリュクス…。 アンタ、エリクシエルって…クソガキAに呼ばれてたわよね。 手、貸してくれない?
[泉に手を浸したまま、振り返った。]
(311) 2012/02/02(Thu) 01時半頃
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ん、ありがと。
[無理しすぎんなといわれて>>321、こくり頷く。]
ふふ、さっきは呼ぶな、って怒ってたから、 同じこと言ったら無理矢理にでもアンタの力起こしちゃおうと思ったけど。
[くすりと笑って、泉に目を落とす。 匣から漏れる禍は抑えられるかもしれないけれど、 剣を抜き去るのは難しいかもしれない。]
強い力を送ると、それで泉が決壊してしまうかもしれない。 だから…さっきアタシを護ってくれた力でこの泉を…支えて欲しい。
――、できる?
(323) 2012/02/02(Thu) 02時頃
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男に二言はねえ、か…。 ショーネン、カッコイイじゃん。
[カリュクスをちらりと見て、ふぅん?とからかうように笑う。 しかしそんな笑みも僅かの間。 彼が地面に手をつけたのに、ちゃぷんと泉の中で水を掴むようにして、 芽吹いた樹が枝を伸ばし、葉を広げながら泉を囲っていくのに大きく息を吸って。]
じゃ、いくよっ!
[全ての気を泉の中へと注ぎ込む。 慈悲《カルナ》も慈愛《リフデ》も慈しみ《アイ》も、 受け継いだ記憶が呼び起こす全ての癒し《アガペー》を。]
(341) 2012/02/02(Thu) 02時半頃
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[起きる波は先ほどの比ではなく、振動が泉の縁に跳ね返って 飛沫がキラキラと虚空に舞う。 カリュクスの力で固められた地盤が強く支えてくれているおかげで 波が一定周期に定まり、泉の中心に刺さっている大剣へ向かっていくようになって。
透き通っていた泉の水は、淡く紅をさしたようにそまりながら、 禍を取り除くべく水底へと流れ、匣《BOX》の存在を浄化する。 禍の匣はゆっくりと毀れるように形を崩しながら球形へと形を変え…。]
遍く全ての礎に、再びの…活力《パワー》を!
[願いと共に、禍の球は水底から勢いよく虚空へと跳ね上がる。 落ちる雫が、太陽も月も…星もない闇に、 純白の清らかな軌跡を描いた。]
(342) 2012/02/02(Thu) 02時半頃
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浄化《イジェクト》!!!!!
[ ぱ ぁ ぁ ぁ ぁ ん ! ]
[浄化された禍の球は虚空で弾け、 欠片が柔らかな羽となって当たりに散った。]
(343) 2012/02/02(Thu) 02時半頃
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ねえカリュクス…、アンタがいてくれて…よかった。
[ふわっとした笑みを浮かべて、体の力を抜いた。
虚空に描かれた白い軌跡…水の柱は、泉に突き刺さった大剣に降り注ぐ。
淡い紅色の水は水底から地盤を支えてくれている緑を導いて、 剣を覆うようにと促していた。]
(347) 2012/02/02(Thu) 03時頃
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うん。
[にぱりと返された笑み>>352に、疲労の滲んだ表情を見せた。]
ちょっと、疲れた、な。 このまま、眠りたい…カモ。
[あとは、カリュクスが大剣を緑で覆ってくれたら、終わりだ。 そう思って泉の傍にぺたりと座って息をついた。]
えっ…えええっ!
[目覚めたばかりの天使には、迫りくる脅威に気付けるほどの残力はなく…。 カリュクスの声>>355ではじめてソレ>>344に気がついた。]
―――ちょっ、マジで?
[どう見ても、ソレは労いにきてくれたわけでは、ないだろう。**]
(356) 2012/02/02(Thu) 03時半頃
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― 黒剣聳えるも禍打ち払われし六極の泉《ラキ・ユニヴァー》 ―
[妙にカッコつけた黒いヤツがやってきて、こちらを見下ろしていた>>364。 泉の縁にぺたりと座り込んだまま見上げて、しばし無言の後、]
―――、ねえ、カリュクス…アイツ、だれか知ってる? アタシ、どっかで見た事があるような気がするんだけど、どこだったかなぁ…。
[傍らの医術天使に問いながら視線は黒剣の柄の上から外さない。]
つかさ、ビミョーにカッコつけてんの超ムカだし、 そんなとこ立たないし、フツー。
[つまり、ソイツは普通じゃないってことだ。 こんな浮島にやってくること自体、ただの人間には出来ない芸当。
天使か、と言うのに眉を寄せ、 力を使い空色から深夜の色に戻りかけた眸に警戒を露骨に表した。]
(382) 2012/02/02(Thu) 16時半頃
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だから、なにか? アタシらが天使だからって、なんか文句あるわけ? つか、チョー胸デカイし。
[店では一応人気だったはずだが、胸はあそこまで大きくはない。 大事なのは大きさではなくて、バランスと色気だ。 決して負け惜しみなどではない。決して。]
デモさー、男ってあーいうの好きだよねェ。
[ぷ、と笑いながらカリュクスをちらっと見て、はっとした。]
(383) 2012/02/02(Thu) 16時半頃
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あーーーー!思い出した。 なんかイミフメイなこと言ってた、なに言ってたか覚えてないけど。 それから、《セイクリッド・レティーシャ》が起きちゃったあん時も。
[ネオ=イルーナの街角ヴィジョンの映像、夜の聖苑の光景、 それぞれを断片的に思い出した。 でも…知ってるのはそれだけではないような気がするのは、 たわわな胸のせい…でも仮面のせいでもなく、感じる禍々しい空気のせい。 言うなれば目の前で変身した秦野光一から感じたような。]
つーかさー、チョーヤナ感じするんですけど。 アンタ、あのキザい黒燕尾のクソガキAの仲間?
[黒剣の柄の上の仮面を見上げる眸は、深夜の色。**]
(384) 2012/02/02(Thu) 16時半頃
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― 黒剣聳えるも禍打ち払われし六極の泉《ラキ・ユニヴァー》 ―
え、あ、だって。
[カリュクスの冷静なツッコミ>>417に、ぐ、と言葉を詰まらせる。 しかし、男はいないと仮面の下からの言葉>>385に あーあ、言っちゃった、と軽く口元を手で覆った。]
そう。 すごくすごく…すっごく、超ヤナ感じ。
[でも、それは本当に匣《BOX》の残滓なんだろうか。 胸のうちでは疑問を持ちながら、ヘリクツとしか思えない言葉>>386に眉をしかめた。]
うっわ、そういう回りくどい事言うヤツ、アタシは信用しないことにしてるんだ。 ま…そーじゃなくても、アンタのことはは信用しないと思うけど。
[小難しい話はゴメンだ。 要は、世界に害意があるのか否か。 それだけのこと。]
(496) 2012/02/02(Thu) 23時半頃
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[やっぱり怒ったカリュクスが、黒剣を揺るがす。
落ちちゃえ。
なんて思ったけど、意外にも平気な顔をしてバランスを保っている>>436のに…、]
うわぁ。
[ちょっと引いたような声を出したのは、カリュクスの舌打ち>>451とほぼ同時。 しかし、震え続ける黒剣に、何か別の要因が発生していると、 力の戻っていない体ながらも身構える。]
第六の、匣《BOX》?? どん、よく…。
[南極星《セレスト》をそう呼ぶのに自分の肩を抱いた。]
(538) 2012/02/03(Fri) 00時頃
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ちがう。 南極星《セレスト》は…星の、命の、願いよ。 そんな、ものじゃ、ない!
[大きな声を上げる。 双子星こそが、世界の源。 星命と共に想いを流し、時が流れ、命が流れる。 それはとても大きな輪廻の輪。
だから。
南極星《セレスト》がそんな存在だなんて認めるわけにはいかなかった。]
(539) 2012/02/03(Fri) 00時頃
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さあ。 そんなこという星詠みなんていないんじゃない? そんな単純なもんじゃないでしょ。 アタシだって全部わかってるわけじゃないけど。
[不意に向けられた問い>>431に、不機嫌な声を返す。]
――はぁ?”それ”? 星動天核? なんでそんなことアタシに聞くのよ。 アンタナニサマ? えっらそうに。
[問いの意図がわからない。 ただ試しているような視線に、むかむかしただけ。]
(545) 2012/02/03(Fri) 00時頃
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[そして、視線は黒剣から降りてきた仮面を追う。 しかし刹那のうちにカリュクスへ襲い掛かるのに息を飲み、]
カリュクス…!!!! ちょ、てめえ、なに、して……っ!
[立ち上がったものの、手を出せない。 かばうことすら出来ずに、立ち尽くすしか―ー。]
(546) 2012/02/03(Fri) 00時頃
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