人狼議事


238 聖痕の空〜Knockin' on heaven's door〜

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視点:


メモを貼った。


【人】 地下軌道 エフ

[痛みに沈む男の耳元で再び響く声は、変わらぬ太陽≪サイモン≫からの伝言だっただろう。
告げられた内容は「大須賀」「裏切り」

…ばぁか。
それは、もう、知ってる、っつうのに。

とうに知って居る内容をほざく男に悪態をつき、血の海の中で空を見る。
聖痕が、揃い始めている。
その中に大須賀の物が輝いている事を確認すると、あちらの、白どもの戦いが終わった事にやっと気付いた。
天にアイツの、一ノ白の聖痕は、無い。
なら、生き残ったのか。
そりゃあ、よかった、な。

こっちは満身創痍で今にも死にそうだと、黒銃を構えたのは天に向かって。
しかし装弾しているのはあの黒弾ではなく、それとは違う、別の弾。

放った弾は炎を纏わない。
天に向かって、上空で輝く聖痕に向かって放たれたそれは高く高く上り、そして、空中で眩い光と共に弾けただろう。]

(0) 2015/09/20(Sun) 00時頃

【人】 地下軌道 エフ

]それは、一発の閃光弾。>>0:257
白のアホに使えと土御門から受け取ったソレではあるが、別に、今使ってしまっても構わんだろう?
なあ、斎。
お前は、そんな細かい事では怒らん筈だ。
弾の実験結果を伝える事はもう2度と叶わんだろうから、不発じゃなかった事を変わりに天から見ていてくれればいい。]

 …気付いてくれよ、アホ。

[本来は信号弾として使うのだと言っていた斎の言葉を思い出し、真っ当に、珍しくまともな弾の使い方をした。]

(1) 2015/09/20(Sun) 00時頃

メモを貼った。


【人】 地下軌道 エフ

[自分はどうでもいい。だが日向だけでも助けてやってくれないか。
白のあいつに助けを求める事は癪だったが、味方の選り好みが出来るような立場では無い。

注ぐ光>>3:66に身体の異常が収まりつつある事には気付かぬまま、今は静かに、目を閉じるだけ。]

(2) 2015/09/20(Sun) 00時頃

地下軌道 エフは、メモを貼った。

2015/09/20(Sun) 00時半頃


地下軌道 エフは、メモを貼った。

2015/09/20(Sun) 00時半頃


メモを貼った。


【人】 地下軌道 エフ

 …――そう、だなぁ。
 大須賀、は、
 死ん、だみてえ、だ。

[それぞれ違う声を耳にして、それでも確認した内容は同じ物。
痛みの収まりつつある腕で身体を支え起こしても、それでも痛い事には変わりは無い。
…さて、ヒトは、人体の何割に火傷を負うと死ぬんだったかな。
そんな限界等とうの昔に越えて居はしたが、それでも耐えているのは血のなせる技か、あるいは『幸運』

麗亞に肺の治療も任せていた為か呼吸は浅く、早く。
ヒュウヒュウと喉を鳴らしながら、時折思い出したように血を吐いた。]

(20) 2015/09/20(Sun) 01時頃

【人】 地下軌道 エフ

 ひむか、

 すま、ない、

[それは、護り切れなかったと、任せろと言った癖に何もできなかった事への謝罪。
七緒まで殺してしまった。
自分の判断がもう少し違っていたのならこうはならなかったかも知れない。
いや、あるいは、どのような道をたどってこの結末に落ち着いていたか。

謝罪と共に目を伏せて、それでも、生きていてくれた事に、心からの安堵をおぼえただろう。]

(21) 2015/09/20(Sun) 01時頃

メモを貼った。


【人】 地下軌道 エフ

 ………おせェ。時間、掛かり過ぎ、だ。

 おせえから、
 突っ込んじまった、だろ。

[ちがう。
むしろ、想像より早かったぐらいだ。
自分が死ぬ前に来てくれるとは、思っていなかった。

舞い降りた白い足へ>>19この期に及んでまだ憎まれ口を叩きながら、
しかし顔を上げれば、白に増えた質量に気付き数度目を瞬かせる。]

 なんだ。
 お前、一人だけ羽生やしやがっ、て。

(24) 2015/09/20(Sun) 01時頃

【人】 地下軌道 エフ

 また俺を、置いてく、のか。

[その言葉は、羽を失った黒の家から白へ向けて。
先に翼を燃やしてしまったのは此方であったが、それにしても先に戻してしまうなんて、相変わらずの薄情者め。
しかし吐いた言葉は本心では無く、輝き纏うそれに、眩しそうに目を細めただろう。

それでも、
 綺麗だな。
なんて感想、絶対聞かせてはやらなかったのだが。

血まみれの身体でけふりと血を吐いて、この赤でお前が汚れなければいいだなんて、そんな、どうでもいい事を考えていた。]

(25) 2015/09/20(Sun) 01時頃

地下軌道 エフは、メモを貼った。

2015/09/20(Sun) 01時半頃


【人】 地下軌道 エフ

[また独りに。>>26
その言葉に俯いて、嗚呼確かにそうではあるのだと、少女の想像通り男が喜ぶ事はしなかった。
幾ら自分がこの子を生かしたとしても末に自分が欠けて居れば、
存在の穴を悲しみ過ごすのはこの子の方なのだ。
其れほどまでに、深く関わり過ごしてしまったのだから。]

 タルト、か、
 それも…、いいな。

 そうだな、
 そのうち、一緒、に、また。

[それでも菓子を強請る声>>27には、力無くとも何時ものように僅か微笑んで見せて。
いつぞやの様な半分こは勘弁してほしいが、再びあの静かな時が過ごせるのなら、それもまた、いい。

しかし、
さっきの。>>28と言われても、浮かぶのはクエスチョンマークだけ。
何せその時自分は無様に引っくり返って居た訳だし、彼女から火球が放たれた事も、結局は知らぬ間の出来事と。*]

(34) 2015/09/20(Sun) 01時半頃

地下軌道 エフは、メモを貼った。

2015/09/20(Sun) 02時頃


地下軌道 エフは、メモを貼った。

2015/09/20(Sun) 02時頃


地下軌道 エフは、メモを貼った。

2015/09/20(Sun) 02時頃


【人】 地下軌道 エフ

 …おい、
 こんな趣味の悪いもん押し付けんな。

[綺麗だとは思ったが、其れが自分に合うとは限らん。
今の自分と同じく不機嫌を示し羽ばたく色は、確かに今まで目の前にあった彼のシロで、
へらへらわらう>>43男の背には、黒の家に伝わるクロがある。

既に伝承として伝わるだけとなった己の家の翼の出現に困惑した顔を見せ、
ついでに言えば明らかに間違っている配色に対する困惑は、怒りや不機嫌となって目の前の≪白≫に注がれただろう。]

(52) 2015/09/20(Sun) 02時半頃

【人】 地下軌道 エフ

[しかし満ちた力は今までの比では無く、聖女モドキに負わされた怪我も全て癒えた後。
…それでも感じた戦いの負傷とは異なる頭痛に目頭を押さえ、深い深いため息を吐いたのだが。

何をしたか。何が起こったのかは知らないし分からない。
それはヒトに堕ちた三黒の知る所ではない。
白と黒の太陽融合≪リ・ガーレ=サンライト≫等と、そんな単語も現象も、今は朽ちて潰えた名前。

それでもこれが特別なことであり、彼と己とを深く繋げあう何かである事は「頭」では無く「血」や「心」で理解できる。

黒の背にはシロがあり、目の前の白の背にはクロがある。
対となり隣あい、決して混じり合う事は無い物の、その存在を深く刻みあう二つの色は、
今ここに、時を越え血を越え、強い意思を生み出した。]

(53) 2015/09/20(Sun) 02時半頃

【人】 地下軌道 エフ


 …まあ、いい。
 これでまた、戦える。

[そう言い立ち上がると、傍らに転がった黒銃を拾い上げ]

 チンタラ戦ってると、
 今度は俺が置いてくからな。

[もう弱い考えも顔もナシなのだと、不敵な顔で、≪白≫に笑いかけて見せただろう。
治癒に対する例は案の定述べなかったが、傷の癒えた日向を静かに目線が追いかけて。
見つめる瞳は、白に向けるのと違い随分と優しい。]

(57) 2015/09/20(Sun) 03時頃

【人】 地下軌道 エフ

[日向が行きたい>>56と言うのなら、自分が止められる権利は何処にもない。
強い意志があるのならそれを受け入れ、きちんと尊重してやりたいと思うのも長く過ごした大人の思い。
確かにこの子は、幼い子供だ。
しかしそれでも、日向は百洲の立派な当主であるのだと、きちんとその存在を認め見据えて。
それに、駄目なら自分が護ってやればいい。

今度は、今度こそ大丈夫な気がするのだ。
背に翼があるからではない。
この身を、血を繋ぎ止める強い絆や思いを感じるからこそ、きっと乗り越える事が出来るのだろうと、二つの黒銃を強く握りしめた。

今は唯、アイツに借りを返しに。
護りたい、大切なモノを共に護る為、もう一度引き金に手をかけよう。
何度でも。朽ちるまで。**]

(58) 2015/09/20(Sun) 03時頃

地下軌道 エフは、メモを貼った。

2015/09/20(Sun) 03時頃


エフは、イアンに笑いかけて。

2015/09/20(Sun) 03時頃


【人】 地下軌道 エフ

[日向が幸々戸の式での移動を望むならそれに任せ、
しかし此方がいいと言うのなら、やはり大して止めはしない。
初飛行が子連れと言うのは少々不安を覚えるものの、落ちん様に落とさんように何とか踏ん張ればいい訳で。

ただしおぶるとなると羽が邪魔なので、今度の運搬方法は抱っことなってくるのだが。**]

(59) 2015/09/20(Sun) 05時頃

【人】 地下軌道 エフ

[少女が乗るのは黒の式。>>64
広げる羽の色は今は違っても、それはかつての己の黒と同じ色をしていた。]

(74) 2015/09/20(Sun) 15時頃

【人】 地下軌道 エフ

[そして――…]

(75) 2015/09/20(Sun) 15時頃

【人】 地下軌道 エフ

 ― 大聖堂 ―


 ――ああ、そーかい。
 

(76) 2015/09/20(Sun) 15時頃

【人】 地下軌道 エフ

  [  ガ   シャァァ ――…ン  ッッ !!  ]

(77) 2015/09/20(Sun) 15時頃

【人】 地下軌道 エフ

[光>>73が式を焼くより前、先に吠えたのはステンドグラスの砕ける音。
聖堂内の磨き上げられた床に色ガラスの雨を振らせながら、

シロき翼の男は降臨した。

その手に二つの黒銃を携えて。
身を傷と血に沈めた後であろうとも、瞳の炎が消えぬ理由にはなりはしないからだ。]

 テメエより、俺らが持つ方が数倍マシな気がするぜ。

[ガラスの散った床を踏みしめて、放った火球は小さな二つ。それは舞う式の隙間を縫う様に飛び、女の心臓を狙い撃つ。]

(78) 2015/09/20(Sun) 15時頃

【人】 地下軌道 エフ

[アイツの言いたい事は分からんでも無い。
自分達が血を薄め、私利の為に力を使い続けるのは愚かな事なのだろう。

しかしだからと言って、殺し、聖痕を奪い、天を開いていい理由にはなりはしない。
自分だけが相応しい理由にもなりはしない。

何せあちらも、私利私欲の為に力を利用している事に違いは無いのだから。]

(79) 2015/09/20(Sun) 15時頃

地下軌道 エフは、メモを貼った。

2015/09/20(Sun) 15時頃


【人】 地下軌道 エフ

[自分は、遠くからちまちま遊んでやるような気長さは持ち合わせていない。
戦いを是とし、その力しか伸ばして来なかった黒の一族。そんな物がどうして獲物を目の前に引っ込んでいられようか。

確かに血は薄まった。
それでも元々持ち合わせる力の使い方や在り方だけは、変える事など出来る訳もなく。
それに、チンタラしていると置いて行く>>57と言ったしな。
悪いが俺が一番乗りだと、対の銃をその手に握りしめ。

危なっかしいその背は確かに、長く≪白≫が守るに値する物であっただろう。]

 さぁな。

[>>80生憎、企業秘密の治癒の方法など教えてやる義理は無い。
弾き飛ばされた炎に構う事は無く、もう数発を続けて打ち込んで、]

(82) 2015/09/20(Sun) 16時頃

【人】 地下軌道 エフ

 偉そうな口叩ける身分かよ麗亞ァァッ!!!!

[絶やし殺し、其れは生きている限り避けられぬこと。
変わらない物など無い。
そしてそれを見越したからこそ、聖痕は与えられた物なのだから。

相応しい相応しくないだのという言葉は、与えられた自分たちが主張する権利では無い。
お前も俺らと同じ愚かに地に生きる12の内だろうと、放つ黒弾に赤い炎を混ぜて。

羽ばたきを伴っての回避行動は、随分早い。
光の剣>>81がその場を掠めても黒い男はもう居らず、後ろに跳んだコートの残像だけが、光の軌道を掠めて行った。]

(83) 2015/09/20(Sun) 16時頃

【人】 地下軌道 エフ

   ブラック・パーガトリィ
     ≪黒き煉獄≫

[そして、今再び>>4:191黒銃は女の前で形を変え、しかし今度は一つでは無い。
二つの黒が同時にそのシルエットを乱し膨れ上がり、纏う炎の色は、ただ、黒い。

普段であれば一丁でも持て余す様なそれを、今は両手に一つづつ。
反動の重い一撃ではあるものの、其れを容易に使いこなして。

光の剣を粉々に砕きながらも炎の勢いは衰えず、足元を燃やさんとその範囲を広げていくだろう。
上空の追撃を、式に任せて。]

(84) 2015/09/20(Sun) 16時頃

エフは、オーレリアを火炙りにしてやるよ、と。

2015/09/20(Sun) 16時頃


地下軌道 エフは、メモを貼った。

2015/09/20(Sun) 16時半頃


【人】 地下軌道 エフ

 ――ああ、そーだったっけな。

[男は、肩に乗った≪白≫>>92の方を見て、再び笑う。
置いて行き置いて行かれ、しかし今は、共に在る。
踏み出す≪白≫の背に己のクロを見送りながら、輝く二人の色に目を細めた。**]

(94) 2015/09/20(Sun) 17時半頃

メモを貼った。


【人】 地下軌道 エフ

[そう、翼の色が変わりはしても、俺達は何一つ変わりはしない。>>90
再生と救いの象徴たるアイツの白と、
破壊と力の、象徴たるこちらの黒と。

始まりの1であり、終りの12であり、>>4:98
壊して治して、治して、壊す、

お前≪白の上座≫が作って俺≪黒の末席≫が壊して。
そうしてぐるぐる回って、俺達は丁度いい。
だからこのままでいいんだ。
俺たち、二つの家の奴は。]

(119) 2015/09/20(Sun) 20時半頃

【人】 地下軌道 エフ

[天の者は、全てを救い続ける。
だと言うのに罪人を捌き清め落とすのもまた天の者の仕事の一つで、しかし救いや愛を主たる任務とする者達は、ついに捌きの仕事を拒んでしまった。
それでも誰かがやらねばならぬ。
誰かがその責務を果たさねばならぬ。

そして、黒はその為に産まれ落ちた。
天使でも無く悪魔でも無く、末席にその身を置きながらも、属する全てから外れ続ける異端の翼。
しかしそれでも、及ばぬ事が多すぎた。

人の罪を見るには、同じ人である方が手っ取り早い。
人を理解するには、同等の存在である方が望ましい。
其れ故黒は翼を焦がし、人の元へ堕ちていく。
全ては理解し、捌き、天へと無事送り届けるその為だけに。

現世と天国の中間である煉獄の世。>>84
其処は決して地獄では無く、
人が罪を洗いながし、悔い改める場所であると言う。]

(120) 2015/09/20(Sun) 20時半頃

【人】 地下軌道 エフ

[それは現世と天国との境たる罪の場所。
天へ昇れぬ者達はそこで罪を清め償い、いずれ潜る天の扉の為に罰に身を魂を焦がし続ける。

戒めと罰を唄うその黒は、確かに白き天使と対となる存在で。
末番>>4:98たる12の数字を司る三黒当主に相応しき音色で、それは償いの色を奏で続けるだろう。
ソレが天に昇るべき魂になるまで、
身を焼く浄火と浄罪の痛みを、相応しいならば世の終わりまで未来永劫、永遠に。

没した霊魂を導き送る>>1:16のは、喪服の鴉。
見守る瞳もまた黒く、嗚呼、嗚呼其れは確かに、天の扉を管理する者達の末席に相応しい。**]

(121) 2015/09/20(Sun) 20時半頃

地下軌道 エフは、メモを貼った。

2015/09/20(Sun) 20時半頃


【人】 地下軌道 エフ

[そう、その色は


      虚偽なる終りの黒翼《ファルセリーエンディングノワール》


として、
幾ら翼が燃え尽きようとも、幾らその存在を人に堕とそうとも、永遠にそこにある。>>4:179**]

(122) 2015/09/20(Sun) 20時半頃

【人】 地下軌道 エフ

[今まで、与えられた血を憎んできた。
これが無ければ、苦しまずに済むのに。
これが無ければ、愛していると、もっとまともな形で伝える事が出来ただろうに。

人であるからこそ、迷いがある。
人であるからこそ、戸惑い悩む。
何故頑なに守らねばならぬのか?その問い掛け>>96に、黒い銃口が揺れる。
役割から解き放たれ天の門が開くのなら、死に別れた彼女ともう一度会えるのではないのか、と。]

(136) 2015/09/20(Sun) 21時半頃

【人】 地下軌道 エフ

[迷いの中で言い淀む、まさにその時。

―――――――――Knockin' on heaven's door!!!



光渦巻く天の門を目にしたのは一瞬の事。
直ぐに式>>117が空を覆い、溢れ注ぐ光が此方に被害を及ばす事は無かったろう。
あれが、天の門。
一瞬の姿に呆気に取られもしたが、直ぐに正気に戻り現実へと踏みとどまる。


随分と眩しく、そして、――懐かしい。
…懐かしい?]

(137) 2015/09/20(Sun) 21時半頃

【人】 地下軌道 エフ

 勝手に、直通トンネル繋ぎやがって。

[誰の断りも無しにこじ開けられた、仮初めの天の門。
それは、家に代々伝わる古い伝承の存在とよく似ていて。それでも感じる懐かしさは、恐らく血脈に残った微かな記憶だろう。

≪白≫の覚醒。>>4:179門の開放。呼び覚まされる古い血脈の中の記憶。
そして――、

器は満ち>>4:209、視界の端にクロの羽が舞うと同時、
対の黒銃が、震えた気がした。>>4:210

役割を思い出せと、そう呼びかけるように。
だが今はそれどころではなく、麗亞の話しに、耳を傾けるだけ。]

(139) 2015/09/20(Sun) 21時半頃

地下軌道 エフは、メモを貼った。

2015/09/20(Sun) 21時半頃


【人】 地下軌道 エフ

 …手前の何処が、聖女だ。

[ガツリと、頭を殴られた気がした。
成程、そう言うことか。

全てに合点のいく解答に理解は及んでも、しかし納得までは、出来はしない。]

(145) 2015/09/20(Sun) 22時頃

【人】 地下軌道 エフ

 産まれたガキの意識潰して、そんなにまでして生きたかったのかよ!

[自分の身体から生れ出るその存在が、愛しくは無いのか。
血を分ける魂を、愛してはいなかったのか。

継ぐ殻は違うとはいえ、自分が産んだ子供に愛を感じた事は無いのかと、
叫ぶ声は、ただ悲痛に。]

(146) 2015/09/20(Sun) 22時頃

【人】 地下軌道 エフ

 耳を傾けるな、日向。

[そう、幼い肩>>142を抱きよせて。
それでも、触れるその手は怒りに震えたまま。]

(151) 2015/09/20(Sun) 22時頃

【人】 地下軌道 エフ

[自分は現在の当主の中で一番の歳上で、
その前は、彼や彼女らの両親達と共に天の門を守ってきた。

世代を変えぬ、嫁を取らぬ三黒を疑問に思う者も居はしたが、其れも今は薄れ始め。
時の中を、大人として若い当主達を見守ってきた。
そして仰代の当主である、麗亞の事も。]

 ああ、そーかい。
 俺ぁやっぱり、テメエの事は嫌いだよ。

 ガキの命粗末にする事だけは、
 …どう頑張っても許せねえ。

[>>149天の扉なんてどうでもいい。くそったれな願いも知ったこっちゃない。
それでも許す事は出来ないと、
怒りに溢れる炎を周囲に燃やしながら。]

(156) 2015/09/20(Sun) 22時頃

エフは、オーレリアを睨みつけながら。

2015/09/20(Sun) 22時頃


【人】 地下軌道 エフ


 …ああ、だから、許してはやれん。

[血を分けた存在を、どのような形であれモノのように扱うなど。
震える手でより一層強く少女の肩>>157を掴んで、]

 それに、お前を泣かせやがった。

[悲しませ、泣かせて、こんな思いをさせた。
その点においても、あの璃紗という女は許す事は出来ないのだ。]

(165) 2015/09/20(Sun) 22時半頃

【人】 地下軌道 エフ

  一ノ白!!!!!

[溢れる鮮血と襲う光の槍に、男が叫んだのは彼のかつての白い名前。

白でもアンジェ・ロイスでもなく、一ノ白と。
其れはかつて仲違いし袂を分かった際、呼ぶ事を止めた懐かしい名でもあった。
クロの翼を纏うその方向に手を伸ばし、しかし間に合わず瓦礫と共に新たな鮮血を産む姿を、無力に見ている事しかできなかった。]

(171) 2015/09/20(Sun) 22時半頃

【人】 地下軌道 エフ

[しかし、]

(172) 2015/09/20(Sun) 22時半頃

【人】 地下軌道 エフ

                    ド




        オ        

  ォ  






  

(173) 2015/09/20(Sun) 23時頃

【人】 地下軌道 エフ

    [   その瞬間、聖堂は光に包まれた   ]

(174) 2015/09/20(Sun) 23時頃

【人】 地下軌道 エフ

[それは、白と黒の太陽融合≪リ・ガーレ=サンライト≫すら超える奇跡の力。

片方だけでは成り立たぬ。
片方だけでは役に立たぬ。
片方だけでは耐えきれぬ
片方だけでは壊れてしまう

自分達は、
向かい合い、背を向けあい、隣合い、
対であり、一つであり、反発しあう、
矛盾した二つなのだから。

だからこそ、混ざり合わぬがそこ、分け合える物もあるのだろう。]

(175) 2015/09/20(Sun) 23時頃

【人】 地下軌道 エフ

[光の渦が消え去った向こう、広がるのは、恐らく先と変わらぬ光景のまま。
崩れる瓦礫も、滴る赤も、伸ばした間に合わぬ手もそのままに。


それでも唯一つ違う点を述べるとすれば、

≪白≫と≪黒≫の二人の背に、片翼ずつの対の色が生えているという、そんな奇跡。]

(177) 2015/09/20(Sun) 23時頃

地下軌道 エフは、メモを貼った。

2015/09/20(Sun) 23時頃


【人】 地下軌道 エフ

[太陽が爆発したのかとも思える程の光は一瞬で途切れ、しかし今、太陽を越える力≪翼≫はここ≪地上≫にある。
今まさに二人の広げたそれは、荘厳な程美しく、
艶やかな黒は濡れた様に煌めいて、八咫の烏の名にふさわしい大きさで羽ばたく影は、天の太陽を負い尽くさんとする程高く、羽を伸ばす。
純白の白はその身に輝きの全てを受けとめながら、それでも優しく、柔らかに太陽や天をも包み込む色で、広く、翼を広げる。

その色≪白と黒≫に一心に天の力を受けて、たとえ立ち上がる四肢が傷つき血にまみれて居たとしても、
だからこそ、美しい物もあるのだ。]

(180) 2015/09/20(Sun) 23時頃

地下軌道 エフは、メモを貼った。

2015/09/20(Sun) 23時頃


【人】 地下軌道 エフ

 …ハッ、



 ………似合ってるじゃねーか、それ。

[己も揃いの二色≪白と黒≫を背負いながら、何時ぞやの様に、そう、笑って。]

(183) 2015/09/20(Sun) 23時頃

【人】 地下軌道 エフ

[男の右目に燃える、赤い炎。
聖痕の光では無いにしろ、自らの属性たるソレを煌々と燃やして。]

 我慢しろ。
 俺も、お前とオソロイなんて趣味じゃねえよ。

[隣の男に目をやる訳でもなく、それでも並び立ち、見据える方向は共に同じく――

仰九羅璃紗の方向へ。]

(195) 2015/09/20(Sun) 23時半頃

【人】 地下軌道 エフ

 …さて、巻き返しと行くか。
 あのクソ女に、ぶちかましてやろうぜ、

(196) 2015/09/21(Mon) 00時頃

【人】 地下軌道 エフ

 相棒。

[準備など、とうの昔に出来ているのだから。]

(197) 2015/09/21(Mon) 00時頃

【人】 地下軌道 エフ

[思い出した>>139のは三黒の使命。
人に堕ちた際同時に忘れた、煉獄の番人としての役割と、その存在の在り方と、力の使い方。>>120>>121

人の世たる現世と、扉の向こう側たる天の世。
その中間に位置する煉獄は、己の管理の内にある。
忘れていた事だった。
それでも全ては、代々三黒の血に刻まれて。


現世と現世との中間に位置する煉獄の世。

天の門が開くと言う事は、
煉獄もまた、口を開けると言う事だ。]

(198) 2015/09/21(Mon) 00時頃

……ここは。
どこだ?

俺は……

[死んだのか、とソラに浮かぶ聖痕を眺めて。]


【人】 地下軌道 エフ

[一ノ白の家は、12の柱の上座に位置する。>>4:98

12の家が本来守護するは地上から天に至るまでの順の道筋とされ、
末席の黒が管理するのが現世の前の煉獄であるならば、上座の白が管理するのは、元も天に近い場所。

しかし今は天の門も閉ざされて、道筋を管理する事もなくなった守護者たちは、地上にて門の守護を言いつけられた。
それでも残るのは古い名残と、血筋に現る記憶や役目。

そう。一ノ白の家の力は12の中で、

主たる神に、最も近いのである。]

(206) 2015/09/21(Mon) 00時半頃

【人】 地下軌道 エフ

 さぁなあ。
 …何だと思う?

[>>199>>200誰がお前になど教えてやる物か。
答えはしない。企業秘密だ。

先までの冷静さはどうしたのか、取り乱す相手を前に、今は此方が冷静で。]

(209) 2015/09/21(Mon) 00時半頃

【人】 地下軌道 エフ



 …―――チェンジ、

[低く静かに、燃えるよう呟けば、構えた銃が炎に包まれる。
真っ赤に焼けた鉄の銃を握っても男の手は焼けることなく、むしろその方が馴染むかのように強く握りこんで。]

(210) 2015/09/21(Mon) 00時半頃

【人】 地下軌道 エフ

      ブラック・アンド・ホワイト
            ‖
      パーガトリィ・プルガトリオ
      ≪黒と白が構成する煉獄の楽章≫

[瞳に灯る炎>>195がその勢いを増す。

構えた黒銃は再び形を変え、
燃え上がりながら些か法則を無視し、そして炎が収まる頃に握られて居たのは、

それは、翼を模した二つの銃。
二つの片翼を両手に握りしめ、片方は黒く、片方は白く。

黒銃と白銃からなる対の二つを両の手に。
常人であれば放つ反動で腕が吹き飛ぶほどの獲物を二つ構え、しかし男がそのダメージを負う事は決してない。]

(211) 2015/09/21(Mon) 00時半頃

【人】 地下軌道 エフ

 …火≪浄火の炎≫は好きか。

[翼を模る2対の銃口に炎が渦巻く。
ごうごうと燃え盛るそれは周囲の熱を上げ、地を枯らし、しかしそれでも留まる事を知らぬ贖罪の炎。
放つのは渦巻く業火である巨大な火球。]


 お前は天国≪主の御許≫には、行かせねえよ。

[あの女の罪が燃え尽きるまで、さてどれぐらいかかるのか。
男の銃は許しを与える名でありながらも、残念ながら目の前の女を許す予定は、

在りはしない。]

(212) 2015/09/21(Mon) 00時半頃

地下軌道 エフは、メモを貼った。

2015/09/21(Mon) 00時半頃


【人】 地下軌道 エフ

 そりゃあ、残念、だなぁッッ!!

[>>214守護の陣を張られても、攻撃は止めはしない。
むしろ回数を増すごとに炎は威力と勢いを増して行き、全てを飲みこまんとすべく業火の色を濃くしていく。]

       ホワイト・アブソリュート
         ≪白き絶対障壁≫>>92

[それは、白い男が見せた物よりいくらか弱々しく、それでも女の攻撃を避けるには十分すぎる程の力。
白き飛沫を散らせながらギリギリで其れを避け、]

(221) 2015/09/21(Mon) 01時半頃

【人】 地下軌道 エフ

   [  ――やれよ、相棒  ]

[お前なら出来る筈だと、合わせぬ視線の中に、強い信頼を託して。]

(222) 2015/09/21(Mon) 01時半頃

【人】 地下軌道 エフ

 おい、クソ女。

 懺悔があるなら、聞くぞ。

[コツ リ。
壊れた聖堂の床を、黒い靴が歩いて行く。倒れ伏した女に向かって、ゆっくりと。
未だ熱の灯る重い銃を、その両の手にぶら下げながら。

仕返し>>4:198の様な冷たい言葉を吐きながら、血の池の中身を見下ろして。]

(233) 2015/09/21(Mon) 01時半頃

エフは、聖堂内に満ちた炎は、今はその勢いを沈めて。

2015/09/21(Mon) 01時半頃


【人】 地下軌道 エフ

[掲げられた拳>>234に気付けば、此方も銃を握ったままの手を掲げて。]

………………

[よくやったなんて言わない。
言ってはやらない。
それでもやっと当てて見せたシロに無言の称賛を送って、
今は互いの拳同士を軽く合わせ、それを言葉の代わりとしよう。]

(235) 2015/09/21(Mon) 02時頃

地下軌道 エフは、メモを貼った。

2015/09/21(Mon) 02時頃


【人】 地下軌道 エフ

 …あーあーー、
 あんなンになっちまって。

[何が聖女だ。
どう見ても魔女や化物にしか見えぬ姿になり果てた嘗ての当主を見上げながら、コートのポケットをまさぐってみても、残念ながら煙草は無い。

なあ、煙草あるか一ノ白。ねえよな。
そう答えの分かり切った言葉をかけようと隣に視線を投げかけて、]

 …危ない事やアホは、程々にしとけよ。
 突っ込むのは俺の役目だからな。

[そうは言っても危なく無い事なんて、きっとこの先一つもない。
お前は大人しく遠くで俺の背を守ってやがれとその脛を蹴飛ばしてみても、感じた白の思い>>249は、恐らく揺らぐ事は無かっただろう。**]

(253) 2015/09/21(Mon) 02時半頃

地下軌道 エフは、メモを貼った。

2015/09/21(Mon) 02時半頃


地下軌道 エフは、メモを貼った。

2015/09/21(Mon) 02時半頃


【人】 地下軌道 エフ

 まあ、腹くくるか。
 行くぞ。

[そう二色≪白と黒≫の翼を広げて、睨みつける天≪璃紗≫は、随分近い。**]

(254) 2015/09/21(Mon) 02時半頃

地下軌道 エフは、メモを貼った。

2015/09/21(Mon) 02時半頃


【人】 地下軌道 エフ

[アレの肩に、腕に、手に触れたのは全て「当主」として。
「史夏」が触れた事は一度も、無い。>>3:212
…そんな事も言ったか。

だがまあ、
ソレは嘘だ。

正確には、たった一夜だけ。「史夏」が触れ愛したのは後にも先にも一度きり。>>3:297
汗ばむ腕の中の存在に過ちだと呟きの謝罪を贈ったのは、彼女が既に他の男の妻であったから。
彼女が、聖痕持つ百洲の当主であったから。

「当主同士はやめとけ」と、別なる二人の若い当主に忠告したのは、
その行く末の苦しみを、余す事無く知っていたから。

普段と変わらぬ黒≪喪服≫を纏って、膝を抱える少女の背>>259を見ていたのは随分と最近の事の様に思える。]

(266) 2015/09/21(Mon) 12時頃

【人】 地下軌道 エフ

[今まで、与えられた血を憎んできた。>>136

それでも、交わした約束と残されたあの子が居るから。
天の門の向こうに逝ってしまったアレとは、とうの昔に永久の別れを済ませた後であるから。

だからこそ自分は守り人として立っていられる。

迷い、戸惑い、間違えて、
それでも歩んで行けるのは、愛する存在がそこに在り続けるから。
君が居なくなったとしても、今は、残されたあの子に、擦り切れ朽ちた様な愛を重ねて。

天の門なんて知ったこっちゃない。
開けたいやつが居れば開ければいいし、護りたいやつに護らせればいい。
それでも自分が扉を開け放ち死者に会おうとしなかったのは、あの子の為だ。

護り支えると誓ったあの日から自分の心は何も変わらず、
愛した彼女が母であるならば自分の役割の許す限り傍に居るのだとそう強く、誓って。

そう。あの子の父親が誰であれ――…**]

(267) 2015/09/21(Mon) 12時頃

地下軌道 エフは、メモを貼った。

2015/09/21(Mon) 12時頃


【人】 地下軌道 エフ

[奇跡とは、そう何度も重なるものではない。
奇跡とは稀であるからこそ奇跡であり、だからこそ神々しく、そして人は其れに魅了されるのだ。

奇跡とは、神の起こす気まぐれの息吹。
神が、御許である天の向こうから与えたもうた『幸運』こそが奇跡である。
人の紡ぐ舞台を遊びまわり、時に触れ合い、時に死者をも覗きこみながらも、見物を決め込むその存在。
神出鬼没に歩き回り、固定概念にとらわれず、気紛れに幸運を与えて回る吉兆の象徴である黒い猫。

そう、猫がもたらす物の名前は、
天からの神の祝福≪God Bless you≫と――…!!**]

(280) 2015/09/21(Mon) 15時頃

地下軌道 エフは、メモを貼った。

2015/09/21(Mon) 15時頃


地下軌道 エフは、メモを貼った。

2015/09/21(Mon) 15時頃


【人】 地下軌道 エフ

 ― 聖堂上空・天の門≪仰九羅璃紗≫下方 ―

[二組の翼≪白と黒≫は、飛んでいた。
互いに大切な物を守るため、

浸食による結界の崩壊>>258は思っていたより近く、世界の砕け行く音を聞いた。
それでも妄念たる亡霊を打倒さんと、立ち向かう物達はまだ立っている。
まだ立って、抵抗を続けている。

自分の翼を追い越し駆ける黒炎の烏>>265を横目に一瞬の戸惑いと疑問を覚えながらも、それでも、今は目を逸らしたりはしない。
撃ち落とされるそれ>>270に続くように翼を羽ばたかせ、
臆する理由も、義理もない。
無謀でも、自殺でも無い。
強く願う「護りたい」と言う一つの思いだけが、ただ只管に男を突き動かしていたのだから。

無数の光線>>271を退けるのは、痣持たずの黒凰の羽。>>277

無茶しやがって。
しかし、これでまた戦える。]

(281) 2015/09/21(Mon) 15時半頃

【人】 地下軌道 エフ

[結界の向こうの、温かな光>>273の向こう側に銃口を向けて、

光に包まれた彼女がわらっていても、
その隣に立つ男が百洲の婿では無く自分だったとしても、
己の抱いた子供の顔が日向と重なったとしても、

銃口を下ろす事は無い。
そんな物は在り得ぬ世界で、とうの昔に別れを告げ、自ら断ち切った世界だから。
それでもまやかしの中に幸せを描いた己を呪って、映しだした偽りの天の門≪仰九羅璃紗≫を強く呪う。
虚像を砕き断ち切るように火球を放って、光の中で笑う自分を
撃ち抜いた。

それは虚偽なる終りの黒翼《ファルセリーエンディングノワール》>>122として。
虚偽に虚構をぶつけようなど愚か以外の何物でもないと言わんばかりに。

己の放った炎の向こうに、不意に、先ほど見た黒炎の烏を思い出した。]

(282) 2015/09/21(Mon) 15時半頃

【人】 地下軌道 エフ

[ああそうか
そう言うことか。]

 …だったら尚更、
 

(283) 2015/09/21(Mon) 15時半頃

【人】 地下軌道 エフ

 引く訳にはいかねえよなああああッ!!!!!

[アレは確かに、三黒の、己の纏う炎に似ていたのだから。

偽りの天の門≪仰九羅璃紗≫の見せた物は全てまやかしの甘い蜜。
けれど、先ほど見た黒炎の烏だけは確かに現実で、
あれだけはきっと、嘘でも偽りでもなく確かにそこに。

光の中の願い等、きっともう二度と叶わぬ願いだ。
それでも、その断片だけは掴んで見せると、真実として燃え上がる炎は渦を巻き、虚構に迫り撃ち落とさんと牙をむく。

それにどの道、血が繋がって居ようが居まいが、あの子は託された愛しい存在だと、
ずっとそう思ってきたのだから。]

(284) 2015/09/21(Mon) 15時半頃

地下軌道 エフは、メモを貼った。

2015/09/21(Mon) 15時半頃


地下軌道 エフは、メモを貼った。

2015/09/21(Mon) 16時頃


―話は戻って―

[二人の戦いは熾烈を極めていて、私と相対していたイツキは、かなり手加減をしていてくれてたのだとわかる。

アキハくんが、喚び出したのはまるで映画の特撮に出て来そうな大怪獣ともいえる代物で。けれど大地を抉るその破壊をもたらす様はとうてい夢とは思えない現実を帯びている。
そして感じる。ドローンとは比べることもできないほどの大きな、狂おしいまでの大須賀の積年の執念と。蝶野の宝石に近しい意思≪イシ≫。きっと先代の犯した罪が関係している。

こんなものを持ち出されたら、イツキは―――]


―――!?
ああ、もう、男の子っていうのは…莫迦ばかりね。

[二足歩行のロボットバトルなんて。
けれども、思いがけずに安心して笑ってしまった。きっと彼なら大丈夫だと。
だって二人とも、なんて楽しそうにしているの。イツキも、アキハくんも。まるで子どものよう]


[けれど、状況はよくはならない。
考えの違う彼らが戦いをやめることはなく、ロボットと破壊獣は拮抗、いや破壊獣の方が破壊されてもなお動きが鈍らない分があるようだ]

[そんな思いでイツキがアキハくんと闘っているだなんて知らない。
私のような薄情な幼馴染のこと、気に病まないでほしいと思っていたから]


何、言ってるの、イツキ。

駄目よ。まだこっちに来ては!

[絞り出すように声を荒げるが、きっとあの世界には届かない。
イツキが始祖の盟約《ブラッド・コントロール》で、先ほどとは比べられないような大きさの巨大な鎚を作り出す。
祈りが届くというのなら、あの槌に万物より固き加護をと強く願う。その祈りが逆に聖痕へと痛みをもたらすというのならばなんという皮肉か。
槌が破壊獣へと届くのは寸分遅れ、彼は]


イツキ―――…

[直前に蝶野の聖痕をリキくんへと渡した彼は、破壊獣の光線により氷像へと姿を変え、
介錯の一撃を受ける彼を、ただただ茫然と見開いたままの目に映した。]

[続く世界で、貴方にも笑って生きていてほしいと願ったのに。アヤメちゃんと同じように、私は「私がいなくても」その選択を選んだはずなのに。
どこかで間違えてしまったのかしら]

[ぽたり、ぽたりと涙が落ちる音がする。
隣でカイルくんを見守っていたはずのアヤメちゃんが泣いているからだろうか。
気を使うようにアヤメちゃんの背中を撫でた私の頬からも、水音は出ていたことに気づかないまま*]


メモを貼った。


地下軌道 エフは、メモを貼った。

2015/09/21(Mon) 20時半頃


【人】 地下軌道 エフ

[奇跡は何度も起こらない。>>280
だがこの場に限っては、

  きっと、
  何度も起こる。

そして彼を襲う痛みもまた、『奇跡』や『幸運』によって和らぎを引き起こすのだ。
それは何故か?

生憎、俺は幸運を「二つ」食った。>>0:292>>0:320
幸運は二倍に。二対の羽は繋がり、溢れる奇跡は彼の元へ。]

(295) 2015/09/21(Mon) 21時頃

[聖痕って、何だろう。
私は泣きながらそんなことを思う。

神様からのプレゼント?
唯の異能力?
だとしてもどうして、哀しいことばっかり起きるんだろう。

是の所為で、ひととちがうんなら
よくわかんない使命があるなら

なくなっちゃえばいいのに。
かみさまなんて、だいっきらい]


[怪獣が出たり、死んじゃう人が出たり
お空に沢山の太陽が昇ったり

――玉露さんみたいに、悲しむ人が、でたり

知ってるよ。私の所為でもあるってさ
でも、もともとあんなのなければって
思うのは間違ってるのかなぁ。

そんな思いがぐるぐる、頭のナカ
零れ落ちる雫も、何もかもそのままに
私はこれ以上の惨劇を見たくないと、かぶりを振る*]


……任せたよ。

[それでも彼は彼女を信じ続ける。

天の門が開いた先に、救済があると信じて。]


【人】 地下軌道 エフ

 危ない事やアホは程々にって、
 そう言ったろ。

 だが、突っ込むのは俺の役目だからな、


 しょうがねえから――

 

(296) 2015/09/21(Mon) 21時頃

【人】 地下軌道 エフ

 …――受け取ってやろうじゃねえか。

[>>294始まりから終わりへ。流れ行くのは、全て予定調和の内に。

それまでは俺がアイツを食い止めようと、
今は、俺がお前を守ってやるさ。
放つ火球が掻き消され>>285ても、何度だって諦めない。

『奇跡』を、
更なる、『奇跡』を――!!]

(297) 2015/09/21(Mon) 21時頃

地下軌道 エフは、メモを貼った。

2015/09/21(Mon) 21時頃


【人】 地下軌道 エフ

 邪魔すんじゃ…ねえッッ!!!!

[白い男の前に立ちはだかるは、黒い男。
全ては、大切な存在を護りたいと言う強い想いから。

――あの子を、あの子を取り巻く世界の全てを、白き相棒を、護ってやれる力が欲しい。
この身が焼けてしまっても、血に押しつぶされてしまっても構わない。
そんな事はどうでもいいのだ。
身を焦がし、全てを燃やしつくさん程の大きな力が、欲しい。

彼≪白≫の集める想いの丈は、翼を通じて己の中に。
深く繋がる二人であれば、応える事は無意識の身に刻まれるがごとく容易であるが故。

今なら、何でもできる気がする。
零れ落ちそうな全てを護り尽くす事が、出来る。

誰に教えられた訳でもなく、その身に満ちる力や皆の想いに、そう強く確信して。]

(304) 2015/09/21(Mon) 21時半頃

【人】 地下軌道 エフ

      インバイオラビリティー・オブ
             ‖
       ブラック・アンド・ホワイト
 
        ≪不可侵たる黒と白≫



[光の剣の前に渦巻くのは巨大な黒い護りの炎。
嗚呼、それでもまだ足りぬ。
もっと、もっと強い力を!]

(305) 2015/09/21(Mon) 21時半頃

【人】 地下軌道 エフ

        ブラック・ガン・バレル
          ≪黒き砲身≫

[それは、巨大な砲身だった。
ヒトの手に収まらぬその銃はあまりにも巨大で、嗚呼けれど、これならあの悪しき光をも掻き消せる。
二対の銃は一つに合わさり、光の剣を真正面から見据え待ち受け、風を、炎を纏い、その存在感を深く世界に刻みつけて。

八咫烏の足は、三本だ。
さてこの対の黒銃、これが鴉の翼だと、いつ誰が、そう言った?]

(306) 2015/09/21(Mon) 21時半頃

地下軌道 エフは、メモを貼った。

2015/09/21(Mon) 21時半頃


【人】 地下軌道 エフ

 悪いがその剣、砕かせて貰う。

[想いの力はまだ満ちぬ。
偽りの天の門≪仰九羅璃紗≫を砕くにはまだ早すぎるが、それでも、あの審判ぐらいは覆せるのだと。]



 裁かれるのはテメェだ璃紗ァァァッ!!!!

[白と黒の混じり合う、それでいて灰では無い一発の砲弾。
巨大な砲弾は風を切り、炎を割き、光を撃ち落としながら切っ先へと真っ直ぐ突っ込んで行く。

放つ男はその身を焦がしながら、光を、見据えて。]

(307) 2015/09/21(Mon) 21時半頃

【人】 地下軌道 エフ

[砲弾が纏うのは、その場に立つ者達の想いと力と。
その全てを身に纏って、爛れた審判>>302を叩き落とす。]

(308) 2015/09/21(Mon) 22時頃

【人】 地下軌道 エフ

     [   ―― カ ッ  !!!   ]

(309) 2015/09/21(Mon) 22時頃

【人】 地下軌道 エフ

     [  ガ シャ    ァァァ…ン  ]

(310) 2015/09/21(Mon) 22時頃

【人】 地下軌道 エフ

[爆風と、そして眩い光がその場に満ち、光の審判たる剣は砕け散る。

飛び散る破片は大地に降り注ぐ前に、輝く粒子となって儚く消え。
その風景はまるで、嘗ての、天の国の様に。]

(311) 2015/09/21(Mon) 22時頃

地下軌道 エフは、メモを貼った。

2015/09/21(Mon) 22時頃


[快流の様子もそうだが。
下界の様子が気になる龍王だ。

……下界では、戦う術を持たない。
龍山を護るために。]

『……すまぬ』

[その言葉に、首を捻る快流。]

 あの……何で、謝ってるんだ?

[この龍が、何を見ているのか、快流は知らない。
彼が背負った、重荷の事。
彼と別れた、彼女の事。
戦いに赴けない自分の事。

優しい龍は、全てを嘆いていた。]


 ……あのさ、そんなしょげた顔、すんなよな!
 俺、別に気にしないし。
 全部忘れちまったけど……きっと、どうにかなるって!

[バンバン、と龍の背中を叩く快流。
記憶が戻る気配は無い。
もはや体もボロボロだったけれど、それでも。
どうにかなる、そんな気がしていた。

そんな様子を見た、龍王は、目を閉じて追憶に沈む。]


『……』

[しばしの沈黙。
それに耐えられず、快流は口を挟む。]

あ、あの。どうした?

[そう問いかけると、龍王は目を開き、優しく語りかけた。]

『……少し、出かけないか』

へっ?何処へ?

『おぬしの大切な人が、居る所へと』

大切な、人?

[龍王は、背中を託し。
快流を乗せて、龍山城を後にする。]


―道中―
[龍に跨がり、浮き上がるように世界を遊覧する。
途中に見えた、天使同士の死闘の一部始終。
それを見た、快流は目を見開いた。]

 なんだ、こりゃ……。

[まるで、初めて見たかのような反応だった]

 『覚えてないのか?』

[龍王は、彼が全てを忘れた事をも知っている。
それでいて、敢えて聞いてきた。]

 ……まさか。
 俺が戦うなんて、絶対に無理。

[快流はふるふると頭を振った。
それに呼応するかのように、悲しい表情を見せる龍王。]



 きっと……何かの間違いだよ。

[そう呟いた声も、龍王は聞いていた。]


メモを貼った。


翼……か。

[ずっと欲しかったもの。
それが今、大きく具現化していて。

それを見やる表情は複雑だった。]


[思い出す方が良いのか。思い出さぬ方が良いのか。
龍王は、そう考えていた。
彼の記憶は、痛ましいもの。それを忘れる事も、一つの手かもしれない。
彼がこれ以上、辛い目に遭わないように。

……しかし、それは現実からの『逃避』。
このまま紫藤の姫と出会い、それで良いのだろうか?
どうしても、そうは思えなかった。]



 『快流。』

[突然に呼ばれた、馴染みの無い言葉。]

 ……へっ?

 『龍山快流。 それがそなたの名前だった。』

 そ、そうなんだ。
 快流、それが俺の……

[動揺したかのように目を見開く快流。
名前を呼べば記憶が回復するかと思えば、そうでもなく。
むしろ、呼び慣れない名前に違和感があるようだった。]


【人】 地下軌道 エフ

[――全ての想い≪色≫が溶けあい、混じり合うのを、感じた。]

 ああ、てめえらの想い、
 全部受け取ったぜ。

[死した者達の。
今ここに立つ者達の。

そして、白き想いの、その強さも。

  更なる、奇跡を。]

(337) 2015/09/21(Mon) 23時半頃

【人】 地下軌道 エフ

    [    バ  サァ………  ッ    ]

[それは、強い想いを受け止め膨らんだ、巨大な翼。
全てを輝き包み込む柔らかな白と、
全てを覆い隠してしまう艶やかな黒と
その両の色が、天から満ちる光≪太陽≫を一身に浴びて、

世界を、溢れる全てのモノを救わんと、
力強く羽ばたいた。]

(338) 2015/09/21(Mon) 23時半頃

【人】 地下軌道 エフ

  [ ガ  ァ ン  ―――――――――!!]

(339) 2015/09/21(Mon) 23時半頃

【人】 地下軌道 エフ

[響いたのは一発の銃声。

巨大な砲となって居た二つの銃は形を崩し、しかしそれは、まだ二つに分かれない。

小さな銃弾を放ったそれは、
一つとなった銃は白の持つ白銀の狙撃銃によく似ていて、しかし色は黒曜の様に深く鋭く。
放つ弾は白銀の。
嘗ては外れるばかりのその弾も、黒の手によれば逸れる事は決して無い。

受け取った全てをそれに籠めて、弾の向かう先を見送る男は、白と同じように笑っていた。>>332
それはかつての、初代の三黒の当主にもよく似ていて。]

(340) 2015/09/21(Mon) 23時半頃

【人】 地下軌道 エフ

[つまらない世界だった。
退屈でたまらない人生だった。
この身が戦って朽ちるのであれば、それでもいいとさえ思っていた。
悲しみや苦しみを多く孕んだ生だった。

それでもこの場に立ち続けるのは、あの子と交わしたたった一つの「また一緒に」という言葉があったから。

きっとこの思いは、誰にもわからない。
神にだってわかりはしない。

それほどまでに大切で気高く、…ああ、俺は、ヒトで良かったと、
血を呪いもしたけれど、その末に人に堕ちて良かったのだと、
そうでなければ、きっとこの子に会う事は出来なかった。
ヒトにしか至れぬ愛の果てだからこそ、天に住まないヒト達は何処までも美しい。
愛し愛され、愛しさを重ね、全ては天と地を分けたからこそ生まれた想いの全て。
これが、人の世界であると、強く感じて。

そうこの子は、狂おしい程愛した彼女と血を分けた、
たった一人の、
ヒトである俺の愛しい娘なのだから。]

(341) 2015/09/21(Mon) 23時半頃

【人】 地下軌道 エフ

 女の顔に傷を付けるなって言われたからな。
 そう化物じみちゃどうでもいいだろうが――…


 …最後ぐらいは、要望を聞いてやるよ。


[銃弾が向かった先はその心臓。
何十年、何百年、何千年。もしかしたらもっと長い時を刻み、何度も女の魂を支えてきたその鼓動を、
璃紗では無い、仰代の若い当主であった筈の麗亞の鼓動を、引き裂いて。]

(342) 2015/09/21(Mon) 23時半頃

【人】 地下軌道 エフ






           白から黒へと至る完全融合


         ≪  THE・オール・フォー・ワン  ≫





 

(343) 2015/09/21(Mon) 23時半頃

【人】 地下軌道 エフ


[胸を裂き咲いた花は、
何色だっただろうか。*]
 

(344) 2015/09/21(Mon) 23時半頃

【人】 地下軌道 エフ

 …斎、
 テメーは、何時だっていい仕事しやがるな。

[今は黙した銃の制作者に静かな礼を言って、
その銃口を、下ろした。*]

(345) 2015/09/21(Mon) 23時半頃

【人】 地下軌道 エフ





           虹の光が交差する救済の調べ
      ≪  レインボー・リリーフ・セイントクロス  ≫






 

(346) 2015/09/21(Mon) 23時半頃

【人】 地下軌道 エフ

[その銃声は、何処までも響き渡る。
たとえ世界の裏であろうとも、どこまでも、高く、高く。*]

(347) 2015/09/21(Mon) 23時半頃

地下軌道 エフは、メモを貼った。

2015/09/21(Mon) 23時半頃


【人】 地下軌道 エフ

[ふわり、世界中を、羽が舞う。
それは白と黒だけでは無く、聖痕の守護者達の持つ者達の全ての色。
勿論、その中には仰九の色も含まれている。
黒い男の背から離れた羽は全てを包み、癒し、降り堕ちる光景は何処までも美しい物だっただろう。

焼け血の滴る腕をそのままに、羽の消えた、存在をヒトに堕とした男は、その光景を静かに見ていた。]

(359) 2015/09/22(Tue) 00時頃

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