人狼議事


270 食人村忌譚

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 頑張ったわね、つらかったわね。
 私はずっと見ていたからね。

 姉さんがどんなに頑張ったか。
 どんなに不安な中、ひとりで戦ったか。

 すごいわ。姉さんは、私の自慢の――……


[無邪気な少女は、起きることのない姉に語り掛けます。
ずっと、ずっと。風は止むことはありません]


―― 風 ――


 ……櫻子。私の可愛い櫻子。


[吹きすさぶ悲鳴のような風の音は、
やがてひとりの名前を呼ぶ声となるのです]


 櫻子、あなたは最期までとても綺麗だったわ。

 私たち、家族になれたのよ。
 幸せね。とてもとても、幸せね……。


[風は、優しき聖母のような笑みを浮かべる
女の形をとりました]


[風は優しく、やわらかく。
眠っていた櫻子の頬を撫ぜるでしょう]


 かかさま、か。

 私は母になれたのね。
 子を最期まで孕むことはできずとも。
 巫女の義務は果たせずとも。

 母に――……


[愛おしげに、風は優しく櫻子を包みました**]


メモを貼った。


[私に、志乃を罰する資格などはない。

わたしと、それから彼。
重なるように崩れ落ちている
二つの身体を見下ろす。

絶命の間際、私は彼の脚に刃を突き立てた。
頭も良い、それなりに力もある彼に
正当法で勝てる見込みはない。

卑怯な小娘が用いた手段も、皮肉なことに
妹を殺めたものと同じであった。]


【人】 発明家 源蔵

[焼けた匂いが喉を擦る。軽くせき込みながら、

死体の確認をすべきだと思い、
焼け焦げ、半分以上の崩れた家のなかに
二つ死体がない可能性も思って

それでも足を踏み入れはしなかった。
きっと死んでいると思いもし、また、
妙な焦燥にも似た何かがあった。
巫女の毒で死ぬを見たときのような、食われ得ぬ死に対して

漫然としたそら恐ろしさ。]

(12) 2017/12/02(Sat) 22時頃

[脚の健常な時分から、錠は、いつでも石動のあとばかりついて回っていた。
 村の、同い年な他の子らと遊ぶより、兄のそばにいることのほうが多かった。

 十歳を過ぎ、脚の動きが悪くなりはじめれば、兄への依存は更に強くなっていった。
 様々な治療を試みるも、徐々に動きの鈍ってゆく両脚。
 そのぶんだけ、兄への執着が膨らんでいった。
 それをおかしいと思ったことは、一度もなかった。]


【人】 発明家 源蔵

――……

どんな姿かたちで
また生まれることになろうとも、

石動は、あれは、弟の肉も、命も
    錠を殺したことも全部 自分のものにして、

     ひとかけら濯ぐことも厭うた、 のか……?


[足先でにじった木片は答えない。もとより答えの得るべくもない。
男のおもうことは石動の考えることではなく、「わからん」ことばかりで、到底、思考の流れを理解できる気もなかった。

あくまで男は、“死んで食われずにあったから”この形でいきるのだと言い聞かされたかつての子供は、そう、きょうだいの死と食らわれ得ぬ肉を思い]

(13) 2017/12/02(Sat) 22時頃

【人】 発明家 源蔵

 ―― 「また」>>8 などと  いったお前は、
 次はどんなかたちになるだろうな

[口をつぐみ、息を吐いた]

 そも、……おまえは、また生まれたいと思えたのなら、 
   ――――よいことだろう

 次も願わくば、あにのいるおまえに。なれるよう。

[ただあにひとりのはらへ収まったからだ。
食われずにおわるだろうあに。
次があるとして、五体損なわずにあるのだろうか。
ふたり、分かたれずに生まれてくるかもしれない、などと。
まとまりのない思考は、因果の輪廻にしゅうちゃくする。

あにおとうとが 流れる輪廻のなかにもどったとして
因果の果てにねじれをみるかどうかは、“また”が来なくては
筆を執ることもないだろうけれど*]

(14) 2017/12/02(Sat) 22時頃

[けれども、これで良い。
私が彼を、彼が私を殺したことは明白だ。
禁忌を犯した下手人など、
村を裏切った罪人など、赦される必要はない。

そうは思えど、事切れた姿に背を向ける。
目を背けるように。

罪悪感など、後悔など。
今となっては、どうしようもないことだ。]


メモを貼った。


 ( 兄さん……

     ………兄さん……──────)


[兄の重みを感じながら。
 炎の熱に焼かれる前に、意識は途切れた。
 精一杯、せめてその背に回そうとした手は、届いたか。

 たったひとりに、一欠けらだけ食べられた身は、次の命を得ることができるのだろうか。
 その時はまた、あにおとうととして生まれることができるだろうか。
 もしかしたら、一人分には足りないから、ふたり一緒になるかもしれない。
 それもまた、悪くない。

 なんでもいい。
 いっしょならば、なんでも……………]


[風が吹く。
旋風が、人の形を作って
事切れた方の私の頭を撫でる。

最後に見た姿とは違う、幼い頃のもの。
そそっかしくて手が掛かる、
けれども、誰よりも優しい
自慢の妹の姿がそこにあった。]

 ゆり。
 私、がんばったよ。
 下手人のひとりも、やっつけたんだよ……。

[けれど、守りたかった村には、
その中には、もう、
妹は生きてなどいないのだ。]


 ……なんで、どうして。

[ただ、平和な、“いつも通り”が
欲しかっただけなのに。
どうして、こうなってしまったのだろう。

小さな妹の背に縋り付く。
ぽろぽろ、堰を切ったように
流れる涙も、空気に溶けて、消えていく。*]


メモを貼った。


メモを貼った。


―     ―

 ………………。

[途絶えたはずの意識が、不意に戻った。
 身体が軽い。炎の熱を感じない。
 なにより、もう十年以上ぶりに、杖もなしに己の足で立っていた。
 いや、これは”立って”いるといって良いのだろうか。

 真っ黒く焼け焦げた、兄と、己だったものが、そこにある。
 まるで、大きな泥団子のようだと思った。
 嗚呼そうだ、いっそ本当に、泥のようにふたり混ぜこぜになってしまえばいいのに。]


 兄さん。

  ……兄さん……。

[兄も……兄の魂も、そばにいるのだろうか。
 黒い泥団子の前に佇んだまま、静かに呼び、その姿を探した。*]


発明家 源蔵は、メモを貼った。

2017/12/02(Sat) 22時半頃


発明家 源蔵は、メモを貼った。

2017/12/02(Sat) 22時半頃


―集会所/弔いの場―

[言葉は次々と変遷していく
 『約束』、『約束したかった』
 『未練』、『言って欲しかった』

申し訳ありません
首を絞められていると、何も言うことはできないんです

[苦笑しながら相槌をうつ
 小指と、約束と、生者が紡ぐ言葉の繋がり
 殺されながら、次々と受け止めていた言葉に対し、
 感じたことは多々あった
 けれど、言って欲しかった内容については、
 心当たりはなかったから、
 自分ではうかがい知れぬことなのだろうと見切りをつけた
 もっとも、求めるものがあったならば、
 そう言葉を交わしてくれればと、思ったりもしたけれど
 もうそんな仮定をしたところ、意味はなにもないのだから]


ミナカタが食べるのを見ながら、幽体の小指を何となく擦った


[リツと志乃に振舞われる、
 抜け殻となった2つの死体
 毒を受けても、時間をかけても、
 僅かになってでも仕込まれた肉に、目を細める
 毒の詳細や腑分けの経緯などは分からずとも、
 ゆりの体には多くの手が加わっていたのだろうと感じる
 それが、ありがたくも、愛おしい

 思えば、この村にきて最初に食べたのも人肉だった
 教会で禁忌とされた食人行為を犯したことで、
 しばらくは、自分は地獄に落ちるのだと悶え苦しんでいたものだ

 けれど、村の因習の中で、
 もっとも早く受け入れられたのも、この弔いだった]


[腕の肉を求めたリツは、
 その心中になにを思っていたのだろうか
 死の予感を抱いているだろう志乃は、
 何を思い、なお食らうのか

 それは、江津子が窺い知れることではないけれど、
 やり方は違えど、他者の死と向き合うという意味では、
 故郷とさほど変わらないありようだと感じたからだ
 死者のために時間と気持ちを費やしてでも、
 弔いの作法を通じて、生きている者たちの明日へと繋ぐ

 外と、何にも変わりはしない
 もっとも、その場で抱く胸の内は、
 言葉を介さなければうかがい知れぬ、
 人それぞれだとは思うけれど]


そうですね そういう運命にあるのなら、
ぜひ、またお会いしましょう
できれば、時間が経ってから

[リツ;15にそう送ったところで、
 ここにいる面々も2つに分かれた
 少し、思案した末に、
 ミナカタと丞の方へとついていく]

風が、ふいていますね

[相討ちた2人の決着にも、
 炎に飲まれた兄弟の行く末も知らぬまま
 ゆっくりと集会所を後にしたのだった*]


リツに、「3日連続恐れ入ります」と勘違いのまま


【人】 発明家 源蔵

[どうせ また生まれる。
食われもせずに 死んでも また、どうせ。

時折言葉に混じるそれ>>1:246
思考の底に潜んだ“救い”がにじむ。
母の“救い”は、母にとってはそうであっても
その系譜にはまた違った意味合いで受け取られた。

皆そろって 輪廻のくちなわの腹の中。
宿世と言われれど知らぬ他人、
だれぞのものとも知れぬ業を背負い
憐れみ持たれるが普通なら、それは腹立たしいことこの上ない。

誰がなにを言おうと今ここにいるのだ。俺が。源蔵が。
お前が可哀相がる他人なんぞ知ったことではない、と歯噛み
だから一時期、とかく人にかみつく険ある振る舞いもぞした。]


[可愛げがあればまた、泣きつくこともあったろうが
そんなものは母の胎の中にさえない。]

(28) 2017/12/03(Sun) 00時頃

【人】 発明家 源蔵

[だからだ。
死んだ生まれたの記録を残し始めたのは。
確かめてやろうと思った。

「かわいそう」な人間のなりそこないが生まれる、
 そのまえにたしかに、
「かわいそう」な食われそこないがいるのかどうか。

 いつしか筆の残すは季節のさまざまにまで及び始めるほど、
 書き起こされた墨文字のなかに それらしき答えはない。
 いつしか、確かめんと思ったことも薄れ、
 だれかの生きた、誰かの死んだ、繰り返されるそれだけに
 それいがいの生み出すものもないことに飽いて
 おのれのために心すりへらした女の生まれ直しを見つけられるわけでなく    だからこそ、]

(29) 2017/12/03(Sun) 00時頃

【人】 発明家 源蔵

[そう思ったことを
日頃の居振る舞いや言葉がにじませたというなら、
掬い取れたというなら
それは仕方ないことだろう、けれど

宿世につづかないことを などとおもうそれが、
食うことも食われることも受け入れ
ひとになりそこなったこともうけいれた諦念が、
禁忌に値することもなかろうと 滲むなら滲むまま。]

(30) 2017/12/03(Sun) 00時頃

【人】 発明家 源蔵

[こじれ、さかのぼった思索は終着する。
石動を殺すと告げたとき
あれは なにを聞こうとしたのか。
続く質問は幾通りにも想像でき、あるいは、
かけらも思い当たらなかった。だから

「嫌いじゃない」
そういわれたときに、それに続くのか、と
瞬きを一つ置き、小さくわらった]

(31) 2017/12/03(Sun) 00時頃

【人】 発明家 源蔵

  ――……ずいぶん捻ねた物言いは、誰に似た?


 そういうときは、もっと真っ正直な言い方があるだろ

[「俺ならそっちを言うぜ」などと、
“真正直”な言い方も“そっち”も口にせず
ひねくれた物言いを好む男はその場を離れた]    

――  >>4:169>>4:170   ――

(32) 2017/12/03(Sun) 00時頃

メモを貼った。


発明家 源蔵は、メモを貼った。

2017/12/03(Sun) 00時頃


―神社―

ごめんなさい……

[儀式の代行者を務めた容と、疑りを抱いていた進
 重なるような2人の遺体を目にして
 おおよその出来事は察することができた]

しっかりと任を遂行できていれば、
お1人で危険に晒すことは、せずにすんだかもしれないのに

[容に語り掛けながらも、進の遺体へと視線をよせる
 その様子は、少なくとも、己が運命を受け入れる姿とは、
 見ることができなかったような気がする
 仮に演技であったとしても、
 あの日の表情とはほど遠く感じる
 たとえ下手人であったとしても、
 その姿もまた痛ましく、自然と両手が組まれていく]


ごめんなさい 責任を負わずに、逃げてしまって
あなたを1人――――――――

[続きの言葉が紡がれる前に、風を、感じた
 風はやむことはありません
 空気に深みが増していくのを、感じます
 じっと混ざり合う何かに触れて、
 そうですよね と少し寂しく微笑みます]

1人では、なかったんですよね
離れても、ずっと

[そう思って目をつぶるのは、身勝手な贖罪に逃げ込もうとしているからか
 背後で、何かがぶつかる音がする
 争う声も、混じっている
 たとえ、身勝手な贖罪だとしても、感じていることに偽りはなく]


家畜ではありません

[伝えた言葉は、ミナカタに対して]

家畜は心配や狼狽を殺してまで、
巫女としては立ちません
危険を賭して、敵わぬ相手に1人
立ち向かおうともいたしません

[それに、と口にする続きは、
 江津子にも感じられたかどうか、
 分からない光景だったかもしれないが]

離れていても、互いに思いあえる姉妹の姿も、
家畜の在り方とは思えません

[新たな殺し合いへと進む背後を見やり、呟いた]


それすらも、家畜と感じてしまうのでしたら、
ミナカタさんのことを、寂しく思えてしまいます

[目は伏せたまま、殺しあう姿は、
 これ以上は、もう見ない]

もし、変えることができるなら、
もう、終いにしませんか 人間同士の殺し合いは**



…… かかさま。

[続けて聞こえた声。明瞭な輪郭を持っていく視界。見えた姿に、娘はそう呼ばわりを口にした。死する手前と、同じように]

……いっしょ。
みんな、いっしょ。

[言葉を重ねるように呟く。
 ふ、と。にこりと、嬉しそうに微笑んで]

私、 しあわせ、 だよ。

[その幽かに、抱擁を返した**]


[己には子がいない。
 女と関係をもったことは幾度かあるから、もしかしたら、どこかで知らぬうちに生まれているかもしれないが、おそらくは相当薄い。
 なにせ、初めて女を抱いた頃には、もう脚を病み始めていて、ろくに相手を満足させることができなかったし、それ以前の問題として、こちらがあまりまともに勃たなかったのだ。
 勃つには勃っても今度は、精を放つまで至らなかったり。
 それらは、己の脚が不自由で、女のほうに事を委ねることが多かったせいだと。]


[──────そうじゃないと気付いたのは、いつだったか、兄に、世話をしてもらった時のこと。
 女相手にはやたら時間を要したくせに、兄とだと、いとも容易く達することができた。
 触れられ慣れているからだ、なんて思いもしたけれど、そんな程度の感覚ではなかった。

 兄に対し、己は、明らかに、情欲を抱いていた。
 どこまでも卑しくて、どこまでも純粋に。
 胸の奥底で、兄だけを求めていたのだ。

 そんな、馬鹿げた感情を。
 兄は、どこまで気付いていたろうか。

 ただ少なくとも、拒絶はされていなかった。

 故に。
 依存は……歪な愛は、より深く…………**]


発明家 源蔵は、メモを貼った。

2017/12/03(Sun) 01時頃


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