人狼議事


52 薔薇恋獄

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視点:


スティーブンは、蓮端の顔色が、心なしかよくなっているように見えた。

2011/05/20(Fri) 00時頃


【人】 見習い医師 スティーブン

 すみません土橋君、ラジオ、もう暫く借りていて───……?

[借りていて良いかと訊こうとしたところで、再びの停電。
 急いで懐中電灯をつけようとするが、それよりも早く、明かりは戻った。

 けれど───]

 あ、れ……?

[おかしい。
 明らかに、人数が足りない]

(1) 2011/05/20(Fri) 00時頃

【人】 見習い医師 スティーブン

 ……石神井君?
 蓮端君?

[右を見て、左を見る。
 皆の様子も伺ってみる。

 けれど、いない。
 かわりに、大須がいなくなった時と同じように、咽せるような薔薇の香り]

 ────……!!

[さぁっと、血の気が引いた]

(10) 2011/05/20(Fri) 00時半頃

見習い医師 スティーブンは、メモを貼った。

2011/05/20(Fri) 00時半頃


【人】 見習い医師 スティーブン

 すみません! ちょっと行ってきます!
 皆さんは、出来るだけ一緒にいるようにして下さい!

[その場にいた者達にそう言い残し、走り出す]

 先生!
 鳴瀬先生、どこですか!

[まずは大広間を覗くが、いない。
 耀の姿が見えたなら、所在を訊き、礼を言ってまた走り出す]

 先生、いますか!

[そして、鳴瀬と甲斐の部屋の前に着くと、かなり強く戸を叩いた]

(19) 2011/05/20(Fri) 00時半頃

スティーブンは、もしかしたら、微かに女の姿を見たかもしれないが。今はそれどころではない。

2011/05/20(Fri) 00時半頃


[いつのことだったか。
 ふいに、閃光と激しい音……雷が訪れた気がした。]

 わ……!

[目を瞑る。かたく、瞑る。
 哲人と繋いでいた指に、意識が、寄る。

 ……暫くして、訪れた静寂。
 気が付けば、あまりにも静かすぎた。
 そっと、目を開けると……]

 ……え、?


―ほんの僅かな、その一瞬―

[雨が、ざあざあとまた急に強くなったように思えて、別荘内を真白な光が包む。
 間を空けることなく、唸るような低い轟音。
 ガラス食器を勢い良く叩き割る音に似た破壊音に、思わず目を伏せる。]

[それから、目を開けて、見たもの、は。
 今さっき自分がいた場所となんら変りないのに、自分たち以外誰もいない、空間。]


……どういう、ことだよ。

[大須が消えた、どころの騒ぎではない。他に、誰も、いない。
 思わず、確かめるように繋ぐ手を握り返す。]



 ……あれ、皆。

[辺りを見回せば、先ほどまで共にいた面々の姿はまるで見えない。
 ただ、傍に哲人の姿だけはあって……。
 繋いでいた手を握る力が強くなって……そっと、自分からも力を籠めた。]

 解ら、ない。
 皆、いなくなってる。

[内装はそれまでの別荘とよく似ていたものだったから、自分たちが別の場所に連れて行かれた、とは考えていなかった。]

 ……とりあえず、探そう。


ん、探す、けど。

[声がする気配のほうが、少ない。ざあざあと降る雨の音に、全てかき消されてしまう程度。]

お前、歩きまわらせたく、ねえな。

[どうするか、と思案して、蓮端をそっと見上げる。]




 え……?

[歩き回らせたくない、という言葉に、瞬いた。
 瞬いて……そうだった、と思い出した。
 短い間に、辛いことや嬉しいことがいっぺんにあり過ぎて。
 本当の意味で熱に浮かれた身体だったことを、忘れてしまう程だった。]

 ……でも、じゃあ、テツが一人で探しに行く訳?

[そっと見下ろす瞳には、そんな訳ないだろう、という色も滲んでいた。]


【人】 見習い医師 スティーブン

 先生! いますか!?
 先生っ、石神井君と蓮端君が!!

[だんだんと、五月蝿いくらいに扉を叩く。
 反応がないようなら、こちらから開けてしまうかもしれない]

(34) 2011/05/20(Fri) 01時頃

俺が一人で探しに行く、か。
お前が多少でも回復するまで待機か、だな。

[疑問浮かべて瞬くのには、苦笑してため息を一つ。
 繋いだ手が、まだ蓮端のほうがより熱いのに、そう案を出す。
 見下ろす瞳には、少し困ったような表情も見せたけれど。]


【人】 見習い医師 スティーブン

 あ……!

[扉が開かれると、そこに鳴瀬がいたことに、安堵したように息を吐く。
 けれど、すぐにはっとしたように、厳しい顔つきになる。

 今は、何よりすぐに伝えなくてはならないことがあったから。
 軽く呼吸を整えてから、話し始める]

 先程の、停電の直後に。

 石神井君と蓮端君の姿が、消えました。
 近くに、浜那須君達も居ましたが……彼らは、無事です。

 それと、蓮端君達が消えた後に、その……薔薇の匂いが……。

[顔や指先には、やはり血の気がないままで。
 声も、やはり震えている]

(40) 2011/05/20(Fri) 01時半頃


 ……じゃあ、少しだけ、休ませて。
 さっきまで、何だかんだで寝ちゃってたし……。
 ちょっと横になれば、いけると思うから。

[回復するまで待機、の方に是を返した。
 「離せねえ」のは自分もだ……と思えて、困ったような哲人の顔にまた、淡い苦笑いを返したりもした。]

 ……で、部屋、は……あっち、だっけ?


【人】 見習い医師 スティーブン

[鳴瀬の手が肩に触れると、びくりと身を震わせた。
 伝わってくる掌の温度。
 眉を寄せた不安げな表情も、すぐ近くに見える。

 ───緊張の糸が、ぷつりと切れた]

 すみま、せ………っ。

 すぐ、近く……いたん、です……。
 ……なのに、何も……でき、ないで……。

 こんなこと、に………っ。

[膝が崩れ、嗚咽が漏れる。
 両手は、無意識のうちに、鳴瀬の服を強く掴んでいるかもしれない**]

(43) 2011/05/20(Fri) 01時半頃

ん、わかった。

[素直に休む、というのに、頷く。]

まあ、部屋は他にもあるわけだし。休み休みでも探しゃ、いいよな。

[そんな言葉のあとに部屋を問われれば、二つの部屋に視線を送った。]

……どっちの?

[なんて、少しいたずらに笑う。]


見習い医師 スティーブンは、メモを貼った。

2011/05/20(Fri) 01時半頃


[皆、どこかに居る。絶対居る。
 だから、大丈夫。
 そう自分に言い聞かせながら、休み休みでも、という言葉に頷きを返した。]

 ……って、え。

[そんな中で返された選択肢。
 その笑みの形に、つい思わず弱ったように目を逸らして。
 そして、それぞれの扉を暫く眺めて……瞬いて、それから]

 あっちの。

[直感で、左の扉を、繋いでいないまま握りしめた拳で指した。]


メモを貼った。


[瞬いた訳は……。
 皆の姿が無くなる前まで見ていた筈の扉と少し違う、と気づいたから。
 古いものなのか、ドアノブは少し塗装が剥げているようにも見えて。
 扉自体も、なんとなくどこか思い印象を持っているように感じられた。]

 ……行こ。

[だから、少し首を傾げたりもしながら、扉の方へと足を向け始めた。]


大胆。

[くつりと、喉をならして笑う。
 どっちの、と見たのは自室と、蓮端の部屋とで。
 階段から二階を仰ぎ見て、より左の方となれば、手前より奥の。]

ま、本気で俺の部屋のほうがいいってんなら止めないけど。
来る、か?


メモを貼った。


[そんな、どこかうわついた―きっとこの手に感じる温もりのせいだ―気分でからかい半分、冗談を言ったから。
 扉の違いには、気づけない。]


[言われてから、気づいた。
 位置からして、そこは自分の部屋ではなかった筈なのに……。
 やっぱり熱がまだ酷いのかもしれない、なんて冷静な考えもぼんやりと過りつつ。
 熱っぽい頬を、更に赤らめた。]

 ……いいよ。来る、よ。
 その、まだ、見に来たこと……も、なかったし。

[以前ならば、普通に遊びに行けたかもしれない。
 今は……どうしても、この先のことがあれこれと想像されてしまって。
 しどろもどろになりつつも、ただ頷いて。
 そして彼の部屋の扉の前で、立ち止まった。]


[からかいと冗談の煽りが、いいよ、と受け止められてしまえば。
 逆に瞬いたのはこっちだった。]

……あんま、変わんねえぞ。お前んとこより少し広いくらい。

[先程より赤らんだ頬に、熱の上がりを心配しながら。
 自分も顔が熱くなる気がして、慌てて視線を逸らし自室の前まで少し歩みを早めた。]

[扉を開けても、静谷はそこにはいない。]


 ……そう、なの。

[少し広いくらい、と聞いてほんのちょっとだけ期待が外れたところで……目を逸らされた。
 ちらっと顔色を覗いてみて……なんとなく、その色を察した。
 互いにこんな真っ赤になってしまっているのが、なんとなく居た堪れないような……。
 そうしているうち、着くなり部屋の中を見回した。]

 いない。
 ……さびしい、ね。

[確かに少し広くは見えて。その分、空虚に感じた。]

 じゃあ、とりあえず、横になる……。

[ベッドの前に立つまでは、繋いだ指先を離さない心算だったけれど。
 その上に倒れ込んでからは、どうだったか。
 目を閉じればいずれ、浅い眠りへと誘われて**]


メモを貼った。


静谷が、広い部屋がいいっつってた。
確かに広い分には不便ないけどな。

[部屋の話をするなら、意識を逸らせるとばかり昼の話をした。]

……いない、な。

[ただ、その話題の本人の不在を確認すれば首を横に振って。どこかにはいるのだろうとその場で慌てることはしなかったが。]


[横になる、とベッドに蓮端の身体が倒れ込めば、それを見やって。
 それから、だいぶ自分も消耗していることに、ようやく自覚が沸いた。
 数刻前から、疲れた、だの言っていたが。
 昼から結局何も口にしていないし、走り回って、濡れて。
 それこそ、自分の方が倒れてしまいそう、だった。]

……な。
ちょっとだけ、俺も……

[いいか、と問う前に。
 本能に負けた身体が、蓮端の隣に寄り添って。
 抱きあうように、ひとつのベッドで眠りについた。
 浅い眠りに引き込まれる蓮端とは逆に、こちらは深く、遠く――**]


メモを貼った。


【人】 見習い医師 スティーブン

 はい……。

 薔薇の……。
 ……それで、消え……。

[おそらく、鳴瀬の声が、背中に触れる手がなかったら、言葉すら紡げていなかっただろう。
 今まで、意識していなかった……いや、意識しないようにしてきたが。
 自分にとって、鳴瀬がどのような存在なのか、強く思い知らされた気がした]

 はい……すみ、ませ………ッ。

[髪に鳴瀬の指が触れ、軽く引き寄せられたなら、片手を伸ばして眼鏡を外し、寄せられるままに肩口に顔を埋める。
 その時感じた鳴瀬の背丈は、自分より、少しばかり低かったろうか]

 ……――――。

[やさしさに甘え、3分ほどそのままでいれば、漸く、顔が上げられる程度には落ち着いてきた]

(67) 2011/05/20(Fri) 08時半頃

【人】 見習い医師 スティーブン

[鳴瀬の声が耳元に聞こえる。
 あぁ……そういえば、まだ見回りの途中だった]

 甲斐君、ですか……。

[眼鏡をかけ直し、部屋の中を見てみれば、そこに甲斐の姿があった。
 居たことには、気付いていた筈なのに、今の今まで、意識から消えていた。
 大切な生徒だというのに、何てことだ……と、苦々しく唇を噛み締める]

 分かり、ました。

 鳴瀬先生も、気をつけて……。

[向けられた笑みには、こちらも精一杯応えようと、少し不格好ながら笑みをつくる。

 自分の立場を弁えないと。
 そう、何度も己に言い聞かせて**]

(70) 2011/05/20(Fri) 08時半頃

【人】 見習い医師 スティーブン

 はい、気をつけて……。
       ───…………。

[部屋を去ってゆく鳴瀬の背に、そう言った後。
 声には出さず「消えないでくださいね」と付け加えた。

 甲斐の方へと向き直り、部屋にあがり、畳の上に正座する。
 暫くは、黙って彼の動きを見ていたが、マドレーヌを差し出されると、ふっと笑んでそれを受け取り]

 ありがとうございます。
 そうですか、お母さんが……。

 いただきます。

[口に含むと、甘い味が広がった]

(89) 2011/05/20(Fri) 11時半頃

【人】 見習い医師 スティーブン

[少しずつ、ゆっくりマドレーヌを食べながら、時折窓の外へ視線を向ける。
 雨は、やはり止む気配はない]

 ……甲斐君は。

 甲斐君は、鳴瀬先生のことは、好きですか?

[ふと、そんなことを訊ねてみる。
 それは、自分としては、鳴瀬のことを教師として──顧問として好きかどうかと、訊ねたつもりではあった**]

(90) 2011/05/20(Fri) 11時半頃

[うつらうつらとしていたところで、俺も、と聞こえてきて。
 やがて間近に感じる、寄り添う熱。
 瞼を開けずとも、そこに居るのが誰なのかは解る。
 けれど照れるとかそういうのではなくて……ただ、暖かくて安心できて。
 抱き合うような形で。そっと、哲人の肩に腕を回した。

 触れても、目を覚ます気配はなくて……。
 彼も本当にひどく疲れてたんだ、と察した。
 ……今、この人に歩き回らせなくて良かった、と思った。]

 ごめん。

[深い眠りに就いている相手には届かないだろう声量で、小さく呟いた。
 ちゃんと気づくことができてなかったまま、ぎゅっとしてだの何だの子供みたいに強請っていたことを恥じた。
 「あとでな」とあの時伝えられた訳は、周りの視線があったから、だとは思うけれど。

 そう、皆で食べに行こうとしていたお昼ご飯も結局まだのまま。
 調音や成人が作ってくれたカレーとか、焼きそばとか……。
 この場所にはそれらが無いことも知らないまま、ただぼんやりと思い描いていた。]


[此処に来るまでに哲人が話していた、悠里のこと。
 広い部屋がいい、と言っていたという彼。
 その話を聞いた時は、そうなんだ、と軽く頷く位だったけれど。]

 ……ユリにお礼、言ってなかったな。

[ふたつのホットミルクのマグのこと。
 思い出されて、小さく零した。]


[その時夢うつつだったものだから、その音に気付かなかった。]


  [ひた]

 [ひた]

[それは雨音に交じり微かに響く、人の足音。
 そして足音は、扉の前まで来て、止まった**]


メモを貼った。


【人】 見習い医師 スティーブン

─ 鳴瀬&甲斐の部屋 ─

 そうですか。

[少々の間は、特には気にならなかった。
 真っ直ぐに好きだと返されれば、その言葉をそのまま受け取り、笑顔になる]

 良かったです。
 いい後任顧問が見つかって。

[鳴瀬が生徒達、部員達に好かれているというのは、素直に嬉しい。
 年若いのにしっかりしていて、やはり彼は良い教師なのだなと、改めて思った]

(131) 2011/05/20(Fri) 18時頃

【人】 見習い医師 スティーブン

[浜那須が訪れた音に、膝立ちになり、そちらを向く]

 浜那須君。
 どうしました?

 …………。

[外を見に行くと告げられれば、苦々しく眉を寄せ]

 もう遅いですし、この雨ですし……やめておいた方が良いと思いますよ。

[甲斐と同様に、忠告する。
 しかし浜那須は、やはり外に行くつもりらしい。
 なので再度、少し強く言うべきかと思ったところで───]

 ……甲斐君?

[どこか不自然な、甲斐の言葉と行動に、怪訝な表情を浮かべ彼を見た。

 その間に、浜那須は去ってしまっただろうか]

(132) 2011/05/20(Fri) 18時半頃

【人】 見習い医師 スティーブン

[来訪者の去った部屋には、また、雨の音がやけに大きく聞こえていた]

 甲斐君。

 もしかして、何か知ってますか?

[静かに問いかける。
 無理強いはせず、彼の意思で答えてくれることを待とうと思った。

 けれど、それとほぼ時を同じくして、また新たな来訪者が]

 2人とも、どうしました?

[今度は座ったままで、珀と耀の方を見る。
 視線が彼らに向いている為か、甲斐の表情の変化にはまだ気付いていない]

(133) 2011/05/20(Fri) 18時半頃

見習い医師 スティーブンは、メモを貼った。

2011/05/20(Fri) 19時頃


【人】 見習い医師 スティーブン

─ 鳴瀬&甲斐の部屋 ─

[結局、甲斐の言動については有耶無耶になってしまった。
 いつか、時が来れば話してくれるだろうかと、ぼんやり考えながら、友人達に菓子を差し出す彼を見る]

 でしたら、私は……。

[もし彼らが3人で何か話したいというならば、席を外した方が良いだろうと、立ち上がる]

(147) 2011/05/20(Fri) 20時半頃

【人】 見習い医師 スティーブン

 私にですか?

[立ち上がろうとしたところ──中腰のまま動きを止める。
 そして、次いで訪れた浜那須に呼ばれれば、ひとまず一旦背筋を伸ばし]

 えーっと、そしたら。
 先に、珀君達の話を……で、良いですか?

[彼らに、了承を取ってみる]

(158) 2011/05/20(Fri) 21時頃

【人】 見習い医師 スティーブン

 野久君が?

[珀と浜那須の顔を見て、2人の用件が同じ事を確認すると、頷き]

 分かりました、すぐ診に行きましょう。

[鳴瀬に甲斐のことを頼まれてはいたが、倒れたという野久をそのままにしておくわけにもいかない。
 それに、珀と耀もいるなら、きっと大丈夫だろうと判断した]

(167) 2011/05/20(Fri) 21時半頃

【人】 見習い医師 スティーブン

 ……。

[浜那須の肩を軽く叩き]

 さぁ、行きましょう。
 野久君のいる部屋はどこですか?

(170) 2011/05/20(Fri) 21時半頃

[呼びかける声。扉の外から、響いてくる。

 「おきゃくさま……」
 「ごゆうしょく の、したくが……」
 「かつきさま も おいで、で……」

 ……聞こえてはきたけれど、まだ浅い眠りの中に居たものだから。
 夢の中でだけ、なんとなく呼び声に応じた気になってしまっていた。
 きっと目が覚めた瞬間に忘れてしまうような夢の中で。]


メモを貼った。


【人】 見習い医師 スティーブン

 ──浜那須君。

[常より、少し低い声で浜那須を諫める]

 少し、落ち着きましょう。
 行きますよ。

[ひとまず、珀や耀達と彼を引き離そうと、背を軽く押し、野久のいる部屋へ向かう]

(177) 2011/05/20(Fri) 22時頃

メモを貼った。


スティーブンは、セシル(鳴瀬先生)とは、野久の部屋に向かう途中、会ったかもしれない。

2011/05/20(Fri) 22時半頃


メモを貼った。


スティーブンは、ディーン(甲斐)の所には、珀と耀がいることを、鳴瀬に伝えた。

2011/05/20(Fri) 22時半頃


―自室らしき部屋―

[肩に回される腕も、謝る声も、眠りを妨げるには至らない。
 消耗もあったし、安堵もあった。とかく疲れていたし、蓮端が最低でも傍にいること。規則的な呼吸音だけさせて、ただ、ただ、静かに眠っていただろう。
 はじめの、うちは。]


[そのうち深い眠りは、知らぬ世界の夢を呼び起こした。
 この屋敷の、野薔薇の絡むトンネル。まだ踏み入ってもいないそこに、自分は立っていた。
 甘い薔薇の香り。濃いけれど、まだ青い茂りの瑞々しさも残すそれは、野薔薇特有のものなのだろう。
 花に詳しくない自分はよく知らないが、きっとそうなのだと思った。
 そして、そう思うからこそこれが夢だとも思った。
 晴れた庭。知らない香り。薔薇咲くトンネル。そこに立っていて。
 その、野いばらの蔓に、絡めとられる。
 息苦しくて、呼吸が浅くなる。
 手を、伸ばして、そこにあるものを、つかむ。]


[つかんだものは、何だっただろう。温かくて、近くにある、もの。
 悪夢に魘されるように、すぐ傍らの蓮端の身体に縋りつく。
 苦しげに、強く、目の前の細い身体に力をこめた。]


【人】 見習い医師 スティーブン

─ 野久の部屋へ向かう途中 ─

 はい、分かりました。
 生徒達には、必ず誰かと同室になるように言いますね。

[これ以上、鳴瀬にばかり負担をかけるわけにはいかない。
 もっと気をしっかり持って、自分も動かなくては]

 それじゃ、ちょっと診てきます。

[そう告げると、浜那須とともに足早に野久の部屋へ向かった]

(207) 2011/05/20(Fri) 23時頃

【人】 見習い医師 スティーブン

─ 野久の部屋 ─

[着いたのは、野久が目を覚ます少し前だったろうか]

 あ、目……覚めましたか?

 いいですよ、そのまま横になっていてください。

(210) 2011/05/20(Fri) 23時頃

【人】 見習い医師 スティーブン

 お化け?
 それは、さっき言っていた女の人……の、ことですか?

[少し怪訝な表情で訊ねながら、野久の額に手を当ててみる。
 熱は、おそらくないだろう]

 変わったこと……そうですね。

[隠していたところでどうにもならないと、深い溜息をついて]

 先程の停電の時、石神井君と、蓮端君の姿が……消えました。
 大須君は、まだ見つかっていません。

(221) 2011/05/20(Fri) 23時頃

[ふと、意識にはっきりとしたものが戻った。
 それは緩やかに寄り添っていたところだったのが……急に、強く縋られたためだった。]

 テ、ツ?

[瞼を開いた。苦しげな哲人の姿が判った。
 思わず、瞬いてしまった。
 いつかのあの時、おれは哲人に繋ぎとめて貰いたくて、ぎゅっとして、と願った。
 けれど今は逆に、彼の方から求められているような……。]

 ……テツ、大丈夫。

[だから、肩に回していた方の手で、その背中を、緩く擦った。
 握っていた甘味の袋が、掌から零れてベッドの下に落ちた。]

 大丈夫……おれ、ここにいるよ。


見習い医師 スティーブンは、メモを貼った。

2011/05/20(Fri) 23時半頃


う、ぁ……

[小さく呻いて、は、と荒く息を吐いて。
 背中に触れる感覚に、意識が覚醒する。
 目を見開いて、肩で息をして、しばらく、そのままで。]

[それからもう一度、ぎゅう、と強く縋った。
 行くな、ではなくて、いる。その確認に似た、体温の絡め合い。]


【人】 見習い医師 スティーブン

[額に宛っていた掌で、そのまま、野久の髪を軽く撫でる]

 そうですか、そんなものが……。

[怪談のような。
 俄には、信じがたい話ではあったが。

 けれど、ここに来てからの幾つかの不思議な事象───そして、ぼんやりと聞いていたバスの中での話を思い出せば、その話は、とても嘘だとは思えなかった]

 分かりました。
 そしたら、今日はもう遅いですし、ゆっくり休むようにしてください。

 それと……これ、大事なことですから、必ず守って下さい。
 けして1人にはならず、必ず、誰かと一緒に。

(240) 2011/05/20(Fri) 23時半頃

[彼の目が覚めた。そう、思った。
 だから、少し弱弱しくではあったけれど、笑ってみせた。
 怖いことなんてないから、と示すように。

 もう一度、縋られた。
 今度はおれも、哲人をぎゅっとした。強く、抱き締めた。]

 ……だいじょう、ぶ。

[……吐く息が身体に触れる度、ぞくっとして、熱い。
 もうそろそろ熱っぽいのも引いてきたと思ってたところでの、そんな感覚。
 手は無意識に彼の顎の方に伸びて……顔と顔を合わせるような形になるように、軽く力を加えた。]


ゆう、き……

[力なく唇から漏れるのは、蓮端、でなく。
 荒い吐息交じりのそれは、艶を帯びて、広い部屋の空気に消えていく。]

[縋りを抱き締め返されて、ようやく、少し落ち着いた。
 呼吸も緩やかに規則性を取り戻し始めたところで、顎に手が触れる。
 拒否する意識もない、その顔は簡単に上向くだろう。]


[名前を、呼ばれた。
 前までであれば、哲人からはこのように呼ばれた覚えがなかった。
 嬉しかった。嬉しくて……煽られも、した。]

 テツ。
 ……良かった。ちょっと楽になったのかな。

[彼が落ち着いてきたところで、顎に触れたまま、その瞳を見つめた。
 どきどきした。それは哲人に対しても、自分の行動に対しても。
 少しの間の後、そっと、唇を寄せた。]


【人】 見習い医師 スティーブン

 浜那須君も見ましたか……。

[さっと、血の気が引く。
 やはりここには、何かがいる。
 自分は、まだ何も見てはいないが……これだけのことが揃えば、いよいよ疑う余地はないだろう]

 ……浜那須君?
 どこに────っ!

[浜那須が縁側に続く窓を開ければ、大粒の雨が吹き込んできた。
 そして、雨の中に幾つかの人影]

 ───え……なに……。

(271) 2011/05/21(Sat) 00時頃

【人】 見習い医師 スティーブン

 何やってるんですかあなた達は!

[思わず声を荒げる。
 浜那須は既に駆け出てしまい、履き物はない。

 野久をそのままにして置くわけにもいかず、ただ、縁側に佇む]

(276) 2011/05/21(Sat) 00時頃

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