人狼議事


47 Gambit on board

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[目を伏せられれば、
 むしろ見上げる己にはその濃灰の瞳はよく見えた。
 一度、少し噴いた時以外は
 目線を合わせたまま。]

 …………私、ですか?
 統べての民の、安寧、ですが……?

[尋ねられたことに、
 何か、驚く様子に
 ゆるく首をかしげて。]


 ……大丈夫?

[キリシマが跳ね起きて倒れるのに、蒼灰を瞬く。]

 こんな場所で目立ったら問題だ。

[イアンが電波送信を試みているのにも、声を聞いて噴出しているのにも全く気づかず、真面目な顔で返した。
そもそも聖殿に帰らなくて良いのかとと、忘れかけていたことを思い出したりもした。]


[不思議そうな表情には
 かといって説明するも、難しく
 ……軽く噴いたことなど
 なかった様に、ランドルフを見上げた。]


白衣の天使として、ですか?

[抱きとめるという言葉が聞こえれば、さもおかしげにくすくすと笑う。
グレイシア師団長の姿を思い浮かべれば、尚更可笑しくて。]


……、エンライ師団長殿。
君の基準は、損害か否かしかない。…という訳では、ない よな?

[心底不思議そうに返される言葉に、翠は瞬くしかなった。
命じられたら別、というその価値観は流石に理解が難しい。
…前線に立つ者であれば、少なからず理解…出来るのかはわからないが
後援に徹する師団の身としては、…尚更服従し難いのだが。

――成る程、これ故か。と何となしに諍いの元を理解する。]

…例えば、「死ね」と命じられたとして。
その命令の価値に、疑問は持ったりしないのか。

[ナユタに、短く問いを向けながら。その片手間国紋章を外して、裏を弄る。
時折、ノイズに混じって誰かの声が聞こえる…気がするが。]


 自分が襲撃し刺した相手に、満身創痍の状態で腕に抱かれるなど、なかなかスリリングではないですか?
 ちょっとしたホラーですね。

[悪戯を思いついたように笑い合うヨーランダとゲイルの姿を、ズリエルとヘクターはどう思っただろうか。
たぶんベネットに同情はしたんじゃないだろうか]

 勿論、どうこうする気などありませんよ。


あちらも命を奪う気はないようでしたから、生きていることに驚きはしないでしょうが。
スリリングやホラーというよりは、シュールでしょうね。

[楽しげに笑いあう。結束した女は怖いのだ。たぶん。]

治療はしてあげてくださいね。
それこそ、大切な仲間ですから。


 …………そのように、責任を己において
 何か、解決法が、有るのですか……?

 この件は起こした本人、私に責が有る。
 それを譲る気はありません。

[鳶色は濃灰を見据えて、曲げる意思なしと紡いで。]

 …………和平を口にするものは、
 何故、自分達は和平を終え、成功した前提の
 理想を描くというのに
 何故、大戦の終結、成功ではなく過程を取り出し
 戦と、口にされるのでしょうか?

[目上の相手の質問に質問で返す。
 戦に安寧を見ているのではない。
 大戦も、終われば、
 また、平和が有るのだと、
 その返しで伝わるだろうか?]


 
 イアンがこちらへとなんらかの送信を試みたらしいことにも、
 更にこちらの感想に噴き出したらしいなんてことにも気づかず、
 
 大丈夫かと問うナユタへと、頷いた。
 
 
 それよりも、こんなふらふらしてるのが皇子で
 この国大丈夫なのか、などと考えてしまった。
 
 
 
 その後は、黙って遣り取りに耳を傾ける。
 


……、

[通信機から強く奔るノイズに、紛れる様に時折届く其れに眉を寄せる。
己の率いる第3師団の傍聴に引っかからない様、魔力に頼ったものを使用したのがまさかこの様な形で裏目に出るとは。

今の所イワノフもベネットも、…ディーンも此処には来ていない様だが。
然しイアンといいヘクターといい、此処暫く無事とは聊か言い難い傷を負って運ばれている現状を見ると、流石に向こうがどうなっているのか――気には、なる。
元より、利害の一致から始まった関係だ。彼らの真の意図を知り及んではいないが。

…彼らや、戦友の心配を多少したところで罰は当たるまい。]

――、2番の解散?

[切れ切れに飛び込む音。なれば、会話する相手はイワノフとディーンとだけは察しが付く。…悠長な会話で済む気配ではない――彼が何をする気か、知らないが。]


[ランドルフが出て行ってから、男は目を閉じていた。
きっとしばし寝入っていたのだろう。

治療を受けたので体調は悪くない。
けれど、どこか釈然としなくて、怪我にかこつけて不貞寝をした。

ふ、と目を開いたときに聞こえたのはひそりと、
しかしどこか楽しげに話す声。
なんだ?と耳をそばだてて、ベネットのことを話していて、
を耳にしたなら…。

もそりと布団をかけなおし、寝たふり。

こういうときのオンナは怖い。
直感に素直に従った]


 シュール。確かに、そっちの方がしっくりくる。

 ………ええ、大切な仲間です。
 未来を思い、己が全てをもって見極めようとした程に真っ直ぐな。
 ただで許される行為でないことは確かですが。
 ……本当に罪が贖われるのは、帝国の選び取った道の果てに戦亡き世を掴みとるため、彼らが共に力を尽くしてくれた時じゃないでしょうか。

 それこそ、最も重い処罰だと、私は思う。

[恐らく処罰を望むであろう姿を思い。
ふっと笑みを止め、そう、呟いた。]


 ………。
 基準は、そうです、ね。
 いかに帝国の役に立つかです。

[サイラスの問いに瞬きひとつ。
いかに自分の能力で害を与えないか。
いかに自分の能力を役立てることが出来るのか。
それらを突き詰めた結果だが。]

 それが帝国の為になるのなら。

 不必要に『死ね』と命令されるとは思ってません。
 ボクは、信じるだけです。
 それくらいでしか、返せませんでしたから。

 ……これでは師団長失格だと。
 言われるのは分かるんですけど、ね。

[分かっても難しい、と小さく溜息。]


メモを貼った。


メモを貼った。


 ええ、罪は十分に。
 けれど、例え罪でも
 私は知らずに妄信することは出来なかった。
 何もせず、情報足りぬまま決を出し、
 失敗した場合、被害を被るのは私ではない。民です。

[違いますか?ゆるりと首を傾げるも、
 椅子から降りる様子に、
 軽く訝しげな表情を浮かべる]

 ……お言葉ながら。
 今回の会議初日において、軍縮の話題を出したところ
 軍縮が在り得る。ではなく、現状維持を望む声
 多くありました。
 現状の軍を維持しなければいけないものが
 和平でも有るのです。
 
 その上、和平の戦は領土の拡大を得ません。
 大戦の戦よりも実も成果もない戦です。
 また、和平の戦は、


 繊細な戦場判断が必要になります。
 憎しみを稼げば解決遠く時間がかかる。
 ……時には大戦を終えるよりも。

 故に私は先ほど
 和平も大戦も流れる血は同等と評価いたしました


二人目の存在には、まだ気づいていない。


[最も重い処罰、と聞けば、それまでの悪戯な笑み消し頷いた。]

処罰を与えるのは我々ではありませんから、どうなるかはわかりませんがね。

ただ、それでも仲間ではありたく思います。
もう、他人ではありえない。
行く先がどこであっても、苦も楽も共に出来ればいい。
……そうであってほしいと思いますね。

間違っても、……

[言いかけて、止まる。何を言わんとしたかは伝わるだろうか、伝わらないだろうか。]


メモを貼った。


…、まずはもう少し、基準の尺を増やしてみる事を薦めようか。

[ナユタの言葉に、一度ゆるりと瞬く。僅かに困惑が滲んだ。
帝国の役に立つか否か。非常にシンプルで判り易い基準ではあるが。]

――確かに、国が不必要に『死ね』と命令する事は無いだろう、が。
…流石に、素直に受け入れ過ぎじゃないのか。

信じるのも美徳だが――其処に、疑問を挟むことも、況してや問いを投げるぐらいは。
…君の基準を借りるなら、損害を生む行為ではないだろうに。

[成る程、先は長そうだ。と小さく溜息を零す青年の様子に
手にした国紋章を掌で転がしながら、ぽつりと零した。
――『兵器』では無いと、彼女が怒った気持ちが理解出来なくもない。
それ程に潔い思考も、己としては…まぁ嫌いではないが。
少なくとも、自分には難しいと思う。

其れは余りにも、……彼と言葉で表すのならば。
人らしく生きてきたからなのかもしれないが、]


[ヨーランダが紡がぬ言葉の先、首肯で理解を伝える]

 一度罪を犯した者を、排斥し、葬るようでは
 ―――まして長く争った国と和平など。

 ま………
 ベネット殿やイアン殿をそんな風に処罰したら、帝国軍の女性士官にファンの多いお二人、猛抗議がきますよ。
 そういえば、私の代では士官学校にブロマイドとか出回ってましたね、今思い出せば。
 あまり興味が無かったので忘れておりましたが

[一時重みを増す空気。しかし今思い悩んだ所で仕方ない。
再び、冗談を口にして笑った。]


 ……この国に害をなすのであれば
 捕まる前に宮廷の一つや二つ、灰にいたします。

[器用でない自覚は有る。
 故に肯定も否定もせず。]

 ……軍人か否か、ではなく、
 理想を信じるか、信じないか……だとは、思います
 ……私は、理想を信じられない。
 信じるのは現実のみです。

[理想を信じようと、試みた。
 けれど、気づいた。
 ブランフェルシーは、ああ、最後に言葉をくれたけど
 けれど、むしろ、己は理想を真実
 現実のみを信じるべきなのではと、思う。]

 ……………理想だけでは、ゆっくり、進むだけでは
 明日の糧もなく餓死し、夏に食中毒に倒れ
 冬に凍死しするものには間に合いません。


 現実を見据え動くというのならば
 …………私の選択適わなくとも。尽力はいたします。

[ゆるりと、時折目を伏せる濃灰を見据えた鳶色は
 その瞼を閉じ、静かに頭をたれ。

 どちらの皇帝に変わったとしても
 成すべきこと、やるべきことを
 出来ること、動けることをするのは己の思うところ]


ファン……

[そういう方面には、残念ながらとんと疎い。本当に疎い。おそらく自分に囁かれる噂も、耳に入ってはいない。入っていたとしても、おだてても何も出ないなどと、本気にしてはいないだろう。

きょとんとしながら、ガーランド師団長の翠を見返すだろう。]

そういう、ものなのですか。

[自分のいた能力開発施設では、どうだったのかと思う。

事実この師団長自身は考えたこともないので知らないが、数少ない女性陣の間では、あこがれや噂の的になる者は間違いなく居た。]


[苦々しい表情でもそりと起きあがる。
顔色もいいし、寝起きの顔というわけでもない。
起きていたのは明白だった。

喉元を押さえながら救護室の中を見回した。


そういえば、運ばれてきたとき男は泥だらけの筈だったのだが
今はどうなっているのだろう。
まさか着替えがあったとも考えにくいのだが、
泥だらけのまま横になっていたとも思えず―]


ベネットとイアンを並べるゲイルの言葉に、サイラスはどうなのかと思ったが、恋愛とかよくわからなかった。


 "人らしい"を基準を?

[考えてもそれが分からない。
サイラスの言にそう思うのだが。]

 損害にならない、か。
 そうかな……難しいです、けど……。
 疑問なんてない、ですから。

 考える、努力はしているんですけど、ね。
 他の師団長に比べれば、足りないです。

[イアンと第一皇子の会話にも耳を傾けながら、そんな言葉を零す。
それではダメなのだと理解できるのと、それが全てであった思考を覆せるのとでは違う。
幾ら言葉で言われようと難しい。]


[イアンは小さくくしゃみ一つ。
 まさか、隣の部屋の話が原因とは、知らず。]

 ……それ以前に宮廷を燃やす無駄、を考えてください。

[真面目ながらずれた返しに、
 イアンも何かずれた返し青真面目に口にする。
 突っ込み不在注意報。]

 ……現在は私は帝都にいますが
 普段は前線です。伝えること、そう叶わない。
 また、私が口にした”現実”は、一部です。

[叶うなら、補給や物資の遅れなど、ない]

 もう少し、己が目で、足で、動き
 知ることを、お勧めします。
 ヴェスパタイン皇子ほど頻繁、でなくとも。
 自国のこといわれるまで動けないならば、察せないならば
 他国、敵意むき出す国の、声、 察せますか?


――おはようございます。
具合、いかがですか?

[起き上がるグレイヴ師団長に気づけば、ガーランド師団長から視線をそちら側に向ける。
まさか自分たちの会話内容に狸寝入りをしていたとは考えもしないまま、首を傾げて問うた。]


 そうらしいですよ

[頷いた本人も、よくわかっているはずもなかった。
その頃といえば、医技官コースの自分は解剖実習だのなんだので保存剤漬けのご献体の内臓と仲良くしてたり、病院の手伝いをしていたような気がする。
もとより、罪のない無益で無駄な人の噂話しにあまり興味もなく。]

 遠巻きに騒ぐこと事態が、楽しいらしいですね。

[ミッシェルによくわからん、と言ったらそんなことを言っていたか。]


 おはようございます、ヘクター殿。

[彼が己の着衣を見ているようなら、ああ、とひとつ手を打ち]

 着替えさせました。

[誰が、とは敢えていわないでみた]


ああ、おかげでだいぶ。
まだ重たいがな…。

[ヨーランダの声には一度頷いて、
肩に手を当てて腕を回しながらやれやれと言うように]

エンライ殿もあの変な装置を取ったらイイ面してるんじゃないか?
マイコフ殿やアークライト殿も年上好みにはたまらないだろう。

[オンナというものはそういうものだと聞いたことがある。
なにに惹かれるのか、わからないものだと。

興味なさそうに言いながら、机の上に水差しを見つけた。
男はその言葉で狸寝入りだったことを自らばらしていることに気付いていない]


ツェルベリ師団長とハミルトン師団長の名が……と何かの電波に思った


きっと全員分のブロマイドがあったに違いない。


そうなんですか……

[遠巻きに騒ぐこと、感覚的にはよくわからないが。
らしい、との言葉にそれを伝え聞いたものがいるのだろうと。]

何方かの言葉、なんですか。

[7とも9とも、そう大きく交遊があるわけでなく、ましてやお互いの仲など知る由もなかった。]


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