人狼議事


47 Gambit on board

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 ……―――。

[ゲイルからの返事もなくなって、怒らせたと言う事だけはそれなりに長い付き合いで分かる。
普段であれば面倒とか言っても無駄と思い、話は止めてしまうのだが。]

 ……貴方は話を聞いてくれない。
 いつもボクを兵器でなく人だと言い続ける。
 好きなように生きろという。
 でも、ボクを否定する。 

 制御も出来ない人も物も壊す"人"で居るより、生物兵器だと呼ばれても必要とされ命ぜられるままに戦う方がマシだった。
 制御装置があれば平気だなんて、後から見た考えでしょう。

 …心配してくれているのはたぶん、なんとなく、知ってます。
 だから、きっとこう思うのを認めてはくれない。

[零す溜息。
精一杯言葉は選んだつもりだったが、届くかどうか。]


 
 身を案じる言葉を掛けられれば、静かに、
 ――と謂っても、騒ぎようもないのだが――頷き。
 
 
 なぜこんなところに師団長以外の人間が居るのか、
 などと神妙な面持ちで視線送ったまま、思考を巡らせだした。
 


メモを貼った。


キリシマが起き上がった際に、鷹がこちらの頭に移動してきてべしゃりと突っ伏した。**


そうですね。
……あの人は、厳しいけれど優しい人ですから。

[苦笑するヨーランダの様には、ふ、と笑い、示された姿を思い浮かべてそんな事を言った。返事を聞くと頷いて、能力を発動する様子を眺め――やがて零された震える声に、目を見開く]

……何が……?

[思考を緊張させた。短い呟きから状況を知る事は叶わずも、何か不穏な事態になっているという事はすぐにわかった]


メモを貼った。


メモを貼った。


 どうせ貴方は私の話しを聞かないだろうから、話す気はない。
 だから今から独り言を言う。

[それは、冷ややかさを帯びてはいるが、渋々でも応えているあたりが結局切り捨て切れていない。
面倒臭そうな顔をされる度に、面倒は此方の台詞だと言いたいのを何度押さえて来たか。]

 私は今の貴方を肯定しない。
 話を聞いてくれない、否定する、だから何だ?貴方は子供か?
 それが不服ならもう個人的に付き合いを続ける必要はない。

 命ぜられるままに戦う?
 そうやって自分が戦うことの責を他人に求める処が気に入らないんだ。
 自分が手にかけた者、傷つけた者に対して、自分の意志じゃない、誰かに命ぜられて、誰かのためにやったんだ
 そう言うつもりか?ふざけるのもいい加減にしろ。何もかも誰かの責任か。

 だから、そうである限り決して私は貴方を認めない。
 私が誤っていると思うのならば、最早これ以上言うことは無い。

[精一杯選んだ言葉だとは解った。
しかし、結局のところ、はっきりと言わねば何を否定しているのか解っていない現実を再認識するに至り。これで理解できないなら本当にもう言うことは無い、という覚悟で淡々と述べた]


[色がなくなるほどに、唇を噛む。口にして伝えるべきか、それすら迷う。
が、しかし見たものを問われたなら、重く口を開く。]

――交戦、というよりも、乱戦状態、です。各師団長の能力戦……
場所は、中庭。火の手が上がっていますが、散水栓も開かれている状態で……どうなるか、までは。

[視野の維持のため出来る限り冷静を保ち、視えるものを少しずつ、言葉に紡ぐ。それでも、城内で見る光景と信じたくないほど、ひどい惨状には違いなかった。]


メモを貼った。


 
   救護室に、
 
 
 その言葉に、一瞬。
 眉を顰め、相手を睨めつける。
 
 人前で殆ど見せることはない、怒りの表情。
 
 
 
 奥歯を噛むと、一度瞼を閉じ。
 
 深く息を吐いてから、首を振る。
 


[投げた言葉は、決して聞く方も、言う方もきもちいいものではない。
事実、口にしながら女はとても不愉快だったし、
頑なな所のあるナユタのこと、本当にこれで個人的に話すことも無くなることも覚悟して吐きだした。]

 ああ………もう。

[基本的に、人の事に口出しはしない。
いつかディーンも言っていたが、説教はする人間の時間を消費する行為であり、それは関心があるが故にかけられる労力である。
昔馴染みだからこそ、未だ師団長として数多の部下の命を預かる立場だという自覚を強めるには日の浅いナユタを気にかけ、口も手も出してはきたが、その結果が「ボクの話しを聞かない」だ。

ある程度の覚悟をもって告げ、それでだめなら直接的には己は関わらない方が彼にとって良いのかもしれないと思うのもやむを得ない。]


 
 首を振る。
 
 
 壊れたら、直す。
 当たり前の公式。
 相手は、自分を気遣っているだけだと、解は出ている。
 
 
 誰だか知らぬが正座までされてしまったなら、
 流石に寝そべっている訳にはいかない。
 重い身体は、破損したゆえと謂うよりも、結界の威力か。
 思うようには動かぬが。
 


 
 ゆっくりと、それはそれは、ゆっくりと、
 だるそうに、――実際、だるい。――片腕で身を起こし。
 
 
 掌を、彼に向け。
 もう一度、首を振る。
 
 気にしなくていい。
 


[視えたものについて、ヨーランダから返答を貰えば、拳を握り]

……そんな……

[愕然と呟く。犯人が襲撃のために――あるいはそうでない者が拘束のために――実力行使に出た故か、それとは別に揉め事が生じた故か。理由は幾つか考えられた。有り得ない事でもなかったが、だからといって静かに受け入れられる成り行きでもなく]

……何故、そんな事に。

[こんな事に、なってしまったのか。
 重い内心のままに、呟いた]


溜息wo**


溜息をついている。**


 
 傍らを飛び交う男女の睦言は
 
 
 たいそう、頭痛の痛いものであった。
 
 
 
 泣かせるな、と云ったのに
 また泣かせているのか、と。
 
 
 
 あの副官はいったい、
 肝心なところでなにをしているのか、と
 
 
 
 頭を抱え溜息を吐いた。
 


メモを貼った。


[何故、とはこちらも聞きたいことだった。わからない、と言うように首を振りながら、また唇を噛む。]

襲撃では、ないでしょう。皆がそこにいますので。
教われた犯人がはっきりと判ったなら、戦わず皆でこちらに連れてくるかと。
グレイシア師団長、グレイヴ師団長の斬り合いが主。
ブランフェルシー師団長とバーンフィールド師団長も、力を使っている様子。

拘束時の抵抗もあるかもしれませんが、何か、違うような――

[その違和を口で伝えることは難しく感じて、言葉にはまとめられないが。それでも、バーナー師団長に少しでも状況は伝わるだろうか。]


ゲイルやナユタのことは気にかかれど、口を挟む隙間も、声をかける余裕もあまりない。*


メモを貼った。


メモを貼った。


 
 楽なように、と言われれば、
 
 動かぬのが一番に楽である。
 
 
 床に寝かされるなら、抵抗する気はまるでない。
 こちらも頷き、そのまま大人しく横になる。
 
 
 まったく自由奔放に扉の外へと向かう後姿
 黒眼の動きだけで追い。
 
 
 気だるげに、首を傾ぐ。
 
 
 
 なんなんだ、あいつは。
 


 ― 刻戻り、落つるさなか ―
 
 
 右腕が吹き飛び、
 意識を、向ける。
 
 手を引かれ、墜ちる。
 ガチリ、肩口から硬質な音。
 両の上腕と大腿が開き、更なる銃口が現れる。
 
 
 命令(コマンド)を攻撃のみに集中させたがための、


 深刻な処理速度(リソース)不足。
 
 
 
 墜落に対し、防御機能の展開が間に合わない。
 


 
 頭を打てば、意識も落ちる。
 
 
 意識が落ちれば、すべての命令は解除され
 生命維持のため、呼吸を続ける肺にあたる部分と、
 ―― 元 のまま、である――心臓を保護し、動かす
 緊急救急救命維持機能のみが作動する。
 
 
 まず救護兵が駆けつけたならば、
 次にキリシマの意識が戻るのは、第9師団の許であっただろう。
 


……
終わらせようと、しているのでしょうね。

[呟く。誰がとも、何をとも言わず。
 最早議論によって場を結ぶような状態ではないのだ。戦いを以て、この騒ぎに終止符が打たれようとしている。確かな発端や交わされる言葉はわからずも、その事ばかりは察せられて]

……果てには、何が得られるのでしょうか。

[続けた呟きにも、具体的な対象は乗せず]


 
 あとの事は、然もありなん。
 
 
 
 自身の修理、施すのは自身のみ。
 他の手が及ぶことを、キリシマはけっして許さない。
 
 首の静脈から、栄養剤の注射。
 それだけ済ませ、『救護』は終わった。
 
 
 
 ――――
 
 “残った”ものたちはどうしただろうかと、
 現在の段階に至って、漸く思案した。
 


先刻、何者かに視線で示された救護室の方へと、眼を向ける。**


メモを貼った。


メモを貼った。


[...は回想する。
 
 ――...はとある僻地の村で生まれた。栄えているとはとても言えないが、良いところだった。男達は畑を耕し森で獣を狩り、女達は布を織り子を育て、子供達はそれらを見て学び遊び、そうして、誰もが平和な日々を送れていた。
 ...には父がいて、母がいて、妹がいた。父は顔付きは恐ろしくも優しく、逞しかった。母は厳しくも情に厚く、美しかった。妹は姿は母に似て、いつも...について回っていた。幼い彼女を兄として守ってやらなくてはと、常々思っていた。
 いつまでも、平和な日々が続くのだと思っていた。
 己はこの村で大人になり、父のような立派な男になるのだと。妻を娶り、父母を養い、貰われていく妹を祝福するのだと。そう信じていた。――根拠などなく。子供が幼いうち、子供というのは死なないものなのだと錯覚するように]


[だがそれが現実となる事はなかった。

 ――大戦が始まったのだ。
 男達の一部は戦いに参ずる事になった。そこには父も含まれていた。以降父と会う事はなかった。後に戦死したのだと知った。
 村人達は悲嘆と困窮と恐怖の中に日々を送っていた。そして、大戦も終盤に近付きつつあった頃、村は敵国の兵達に襲われた。男達は戦い、散っていった。女達は犯され、殺されていった。彼らが命をかけて守ろうとした子供達も次々と死んでいった。
 まだ戦う術など、護る術など知らない少年であった...は、その惨劇を見ている事しか出来なかった。守りたいという思いなど、圧倒的な暴力の前では何の役にも立たなかった。
 母も死んだ。妹も死んだ。友人も、知り合いも、全て。
 ...だけが一人、生き残った。幸運にも――不運にも。

 それから程なくして大戦は終わった。...はとある慈悲深い夫婦に引き取られ養子となり、バーナーの姓を冠する事になった]


[その後、...は士官学校に入った。軍人を目指したいという...に、その身を案じる夫婦は反対したが、世界を平和にするためだと説得すると、苦慮の末に納得してくれた。
 だがその理由は偽りだった。本当の思惑とは違っていた。
 ...はただ、壊したいと願っていた。絶望に満ちた世界を、絶望ごと滅茶苦茶に壊してしまいたいと思っていた。そのために力が必要だと考えていた。その時の...の中には、悲しみと苦しみと憎しみしかなかった。夫婦に恩と情は感じていたが、それを以てもどうしようもない程に、...の絶望は深かった。
 そんな破滅的な願望のままに生きていた...を、闇から救い出してくれたのが、第4師団の前師団長だった。いつかの訓練の際、己を省みず戦う姿に目を付けられ、話をしたいと呼び付けられた。彼は語った。己も幾多の愛する者を失ったのだという事を。その上で、もう失う事のないように、失わせる事のないように、人々を、世界を――愛した者達も愛していたそれを――「護る」ために、己は力を振るっているのだと]


[忘れかけていた守りたいという願望を、ありし日の愛する者達と村の姿を、彼は思い出させてくれた。そうして彼の信念は...に受け継がれた。月日が経ち、...は第4師団に所属した。
 特殊能力を――種類の違いこそあれ、「護る」という一点については同じくするものを...が発現させたのは、奇跡的な偶然というしかないだろう。今から数年前、前師団長は死んだ。老いによる平穏な最期だった。他でもない...が、その後を継ぐ事になった]

……、

[...は思う。大戦を行う事で本当に揺るぎない平和が齎されるのなら、それは辛くも仕方がない事になるのだろうと。だが、そうでないのならば。...には大戦による平和を信じる事は出来なかった。むしろそれこそが真に「理想」なのではないかと思えた。
 だからこそ、...は和平に願いをかける。
 確信無きままに大戦を望む事など、無数の絶望を生み出す選択に賛同する事など、出来る筈もなかった]


[――そのような事を考えていたから、男は周囲に目を向けながらも、心此処にあらずといった状態だっただろう。何か声をかけられたならば、そうでなくとも暫しが経てば、はっとして]

……いえ。……
こうなっても、ただ……
信じるばかりですね。私達に、出来る事は。

[何度も口にした言葉を、些かの強さを伴って*発した*]


メモを貼った。


[誰かに請われたなら、請われるまま外の状況を話すか。
聞こえ来た呟きにも、返答は短く。]

……終われば、よいのですが。

[苦い顔で、ただそれだけ紡ぐ。例えばこの諍いが計画されたものだとしたなら、まんまと手中なのかもしれない。
音のない視界では、起きているすべてを知るのは困難だ。]

バーナー師団長?

[告げる状況への返答などどこか上の空に感じれば、名を呼ぶ。
信じるばかりだ、と返れば、重く頷いた。]

――信じています。

[あの時の言葉をまた、繰り返す。そっと、視界を閉じた。
ハミルトン師団長とマイコフ師団長が場を離れたのは、視たか、視なかったか。]


メモを貼った。


【人】 墓荒らし へクター

[身体強化の能力のおかげで受けた傷は比較的少ないが、
渾身の攻撃を受ける衝撃は体幹に響き、耐久は落ちる。
張り付く氷に体表の感覚を奪われ、振りほどけば体力を消耗する]

オマエも、さすがは師団長…だけは、あるな。

[強い。
ベネットの強さを認め、荒い呼吸をしながら口元を歪める。

そして、振られる剣を見れば受けてから反撃のつもりで構えた、が―]

――…………どういうつもりだ?

[不意に腕を捕まれてバランスをくずして一歩よろめいた。
驚きの表情を見せたのは一瞬、怪訝そうに問い掛ける。
戦ではないのか、と問われて小さく鼻で笑った]

(88) 2011/03/30(Wed) 20時半頃

【人】 墓荒らし へクター

相手を傷つけるだけが戦ではないだろう?
大事なのは、背負ったものを護ることだ。

[殺さず、最低限の負傷で済むように。
攻撃を仕掛けるのは反撃のみ。
それも敢えて急所を外し、威力を殺ぐように四肢を狙う。
相手がベネットのような強者でなければ骨折の一つもするだろう]

戦を仕掛ける意図がないことを伝えるには時間はかかる。
その間も多くの血が流れてしまうだろう。
でも、己達が変わらなければ部下も変わらず、
和平の志も伝わることもない。

これが己の戦だ。

[そして、覚悟なのだ。
ベネットの腕を振りほどいて肩を押して身体を離そうとして]

(89) 2011/03/30(Wed) 20時半頃

【人】 墓荒らし へクター

さあ、かかってこい。
ぶっ倒れるまで、やろうじゃないか。

[肩で息をしながら、殺せぬ剣を*構えた*]

(90) 2011/03/30(Wed) 20時半頃

墓荒らし へクターは、メモを貼った。

2011/03/30(Wed) 20時半頃


 ……―――。

[ゲイルの独り言を聞く。
耳を傾けるそれにすっと表情が消えていく。]

 責を他人に押し付けている?
 なら、自分の思うままに好き勝手に戦えばいいと?

 ガーランド師団長。

[眩暈を感じながら上半身を起こし。
壁の向こうへ、名前でなく師団長と呼び掛ける。]


 貴方はボクを何だと思っているんですか?


 ボク達は命令によってのみ戦うんですよ。
 命令に従い、国の為に戦うんです。

 ……ボクが命令を出すのに向かない――師団長に相応しくないというならそうだと思う。
 でも、貴方の言い分には……。

[見えないだろうが、ゆっくりと首を振る。]


 ボクはそんなにも間違っているんですか…―――。

 ………。
 好き嫌いは、あまり考えた事無いけど。
 貴方の事、嫌いじゃなかった。

[少しだけ悲しげな響きを乗せ、黙り込む。
もう話す事は無いと突き放されたから。]

 道の先が和平であっても大戦であっても。
 前線に出て来ないで欲しい。
 貴方は真っ先に死にそうだから。

[最後に小さく呟いたのは、独り言。]


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