296 ゴールイン・フライデー
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ラジオネーム賭場の主さん 「最近気になってる相手が中学…」! …これパス!
[ レターは基本的に箱から一通一通引き抜くという 原始的なシステムを好み 見るからに冷やかしな内容は 引いても弾いて別を引き直し読み上げるようにしているが 今日は注意力がいつもに増して散漫な土曜日。
昨日の事がどうにも頭から離れない。 顔色の塩梅が悪く見えたのは 真横に座ったわけでもなし、 気のせいであるかもしれないが いつもの服装で無かった事に妙な邪推をしてしまう。 詮無き事だと分かっているのに。 顔が曇り、レターの箱に手をがさこそと突っ込みながら いつの間にか一分も無言のまま考え込んでしまい。 ディレクターの掲げたプラカードで 慌てて意識を戻す ]
(12) 2019/05/21(Tue) 21時半頃
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[ この地域ならもしかしたら放送を聞いていたり――
そんな妄想を働かせはしたが、 他人の恋愛事情を流してあれこれ語るような持番だ。 虫の良い話を頭から追い出して次のレターを抜き出し ]
おホン、失礼しましたー ラジオネーム読書家さん 「恋愛相談とは少し違うのですが…。 結婚を控え、見守ってくれている大切な家族に 感謝の気持ちが伝わるような お礼をしたくて迷っています。 オススメがあれば聞かせてくれませんか?」
おー読書家さん、御成婚おめでとうございます!
こういうのもたまには良いよねぇ 家族愛も愛のひとつだもん。
(13) 2019/05/21(Tue) 21時半頃
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何でも喜んで貰えると思うけどなぁ。 今何を表すかではなく、 これから、どう表していくかだと思うんだよな。 でも普段は顔を合わせて語らう家族なら あえて手紙なんかを添えるのも良いかもね。 品だけじゃなくて一生心に残るからさ。
俺は普段から酒飲みだから洒落たグラスとか 記念に文字でも入れて…どうだろうね?
[ チョイスする曲は、大切な家族の感謝を歌ったもの。 その曲を聞きながら頬杖をついて考える。 そういえば自身と遠からぬ年齢であれば あの客はデートどころか結婚していてもおかしくない ]
(14) 2019/05/21(Tue) 21時半頃
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[ ああ、不毛な恋だ。 なのに、通ってしまう、目で追ってしまう。 アーサーを撫でている様子を脳裏に浮かべて 我が家のフライデーともうひとりのフライデーが 戯れあっている想像をし、眦が下がってしまう まとめて抱きしめてやりたいと望みを抱いた時 そんな日が来る事は無いと浮かれた心に冷水が注す。 どうして男って生き物は、こんなに馬鹿なのだろう。
スケールの大きさは変わってしまったけれど いつまでも夢ばかり追いかけてしまう ]**
(15) 2019/05/21(Tue) 21時半頃
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週のど真ん中、バテてる貴方のハートを癒したい! モーニング行ってQPのお時間です。
[ 水曜の朝はそわそわする。 金曜日の足音が聞こえてくるから。 ]
本日最初のお便りは、
ラジオネーム雑貨屋さん。 「来月、金婚式を迎えます。 皺だらけになった妻の手を引いて 何処に連れ出そうか、悩ましい。 出来れば穏やかな時間を共に過ごしたく 名案があればお聞きしたい。」
キンコン…てぇと五十年? いいなァ、おめでとうございます。 賑やかな場所なら心当たりはあるけど、そうさなあ…
(43) 2019/05/22(Wed) 08時頃
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[ 幸せなことだ。 今も二人で出かけたくなるような生涯のパートナー。 歳を食っても大事な人の傍に居れるなんて。 夢を見るしか許されないあの客と――― プラカードに手を掛けるディレクターの姿が窺え 早く、と奮い立たせて記憶の引き出しを引っ張り出す タヴェルナで過ごす時間を振り返っていたものだから 談笑の中で時折耳を触る弾む音色を過ぎらせて ]
コンサートなんてどう? 俺の良く行く店ではグラスハープが良い音を立てるよ。 のんびり聴けるようなもんならピアノが良いかもな。 心に響く曲を見つけられたら、 奥さんと二人でレコードを探すのも良いねえ。 [ しっとり聴けるバラードを流した後は 数通のレターを読み終え収録が終わる。 んッと背伸びしながら、休憩室に向かう途中 先日のアドバイスはどうだったかと 女ディレクターから声を掛けられた。 ]
(44) 2019/05/22(Wed) 08時頃
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いや、どうだろうな…。 俺の匂いが変わろうが興味無いと思うよ。 いや、結構匂い強めのやつだけどな…。
[ 香水が変化を示すに足らなかったのでは… そう言われて、カバンの奥の小瓶を取り出す。 香りを嗅いだり原材料を確かめる様子を見ていたが 悪くないと感想を受け、だろうと大きく頷いた。 ]
それ、ローズウッドの精油が入ってるんだって。 俺の髪の色に似てる木だから昔勧められたんだよな。
[ 赤茶けた前髪を指でつまんで口にする。 バラの香りに似た美しい香りは香料として親しまれるが その名前で自身が連想するのは家具の木材だった。 ]
(45) 2019/05/22(Wed) 08時頃
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あぁ… そろそろダイニングチェアーがガタついてるんだ 新調しようかなあ。
[ 人を歳を取るが家具も歳を重ねる。 服や装飾品を選ぶのも良いが共有出来るものを 選べる生活なんて、憧れてしまう。 この恋情を自覚するまで自分にそんな夢があるなんて 想像だにしなかったというのに。
女ディレクターに言われるまで知らなかった事だが ローズウッドの香りは免疫を高めるらしい。 そんな作用があるなら体調が悪そうにも見えたあの客に プレゼントすれば良かったと、惜しみながらも そんなこと出来やしない癖に、と自分を恥じる。
香水のプレゼントは贈る側の分身を差し出すこと。 独占欲の暗喩なぞ、突きつけられたら 困惑どころか薄気味悪いと畏怖を持たれそうだ。 ]
(46) 2019/05/22(Wed) 08時頃
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[ そういえば、ハンカチと煙草をなくしたらしい。 酔っ払って何処かに落としたのだろうなと 普段の素行を思えば容易に想像はつく。
シンプルな青無地のハンカチは兎も角、 ―――― 吸えもしない煙草を惜しんでしまった
また、買おうかな…。 ]**
(47) 2019/05/22(Wed) 08時頃
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[ 金曜日が近づくに釣れて、 ――高揚する気分と煩慮が同時に押し寄せる
また今週も会えたらいいなと焦がれる感情と 自己主張をしたがる自己の浅ましさに避けられて 来なくなるのでは無いか、という不安だ。
自身が通わないだけでタヴェルナの営業日は 何も金曜に限った話では無い。 何度も何度も伺って意識しているだけで不審であり 日程を合わせていると感づかれたっておかしくない。 避けられて別の曜日に通う日を変えられたって―― ]
(75) 2019/05/22(Wed) 22時半頃
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わぷっ……
[ ぼんやりと歪んだ天井を眺めていたら いつの間にか影が差込み、子猫に顔を舐められていた。]
おわぁ脅かすなよ… …フライデー?
[ ざらざらとした舌が目元を擽ったものだから 慌てて胴を捕まえて持ち上げる。 じたばたと宙を泳ぐフライデーは 出会った日よりも重く感じられる。 体重を量ったら倍あったのだから当然だけれど 先日初ワクチンをしたばかりの子猫は ドライフードデビューを果たしているが 相変わらず好奇心旺盛で目を離すと何処かに行きたがる けれど、こうして主人の傍に来てくれるだけ 拾ったばかりの頃の警戒心は溶けていた。 ]
(76) 2019/05/22(Wed) 22時半頃
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[ 何故目元ばかり舐めていたのだろうと 瞬きした時、頬に散る雫に気がついた。
みゃあ。
――慰めて、くれているのだろうか。 腕でそっと抱きしめ、子猫の… いくらか骨格がしっかりしてきた体躯を確かめる ]
ありがとな、 …ごめん、フライデー。こんな情けない家族で。
それはそうと、お前だけ舐めるの狡いぞ。 ぁ!痛ッ [ 猫のほっぺや耳の背を舐め返したら 久しぶりに引っかかれてしまった。 眉上は薄らと傷が残る程度だが 頬に新たに出来た傷がヒリヒリする。 ]
(77) 2019/05/22(Wed) 22時半頃
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じゃあ今日は仕事終わったら そのまま出かけるから いい子でお留守番してるんだぞ?
[ おすましな鼻に軽くキスをして (上唇をガブッとされたがまあ許そう) カリカリや水を用意し、家を出た。 ]
(78) 2019/05/22(Wed) 22時半頃
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[ 金曜日の最後のレターを引く手は逸る。 ああ、これが終わったら今週も行けるのだ。 そうして浮かれていたものだから 「読むべき内容」では無いレターを 全部目を通す前に読み始めてしまった。 ]
本日最後のレターです! ラジオネーム薔薇∴十字さん 「ハイスクールの同級生に恋をしています。 相手は僕と同性で、 ……」
[ 思わず、読み上げる声が詰まってしまった。 同性同士の恋愛が珍しいとは言わない。 ただ、異性愛者よりは少ないだけで
ただ、今、同性関連の恋愛に触れるのは ―――どうしても、 自分自身を見つめなおしてしまうから 選ぶことがあっても、読まずに避けていた。 なのに。 ]
(79) 2019/05/22(Wed) 22時半頃
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[ ああ、駄目だ。 ここまで読んでしまったなら最後まで。 それがパーソナリティの役割だし、 この手紙を送った青年もきっと望んでいる ]
「……同性で、彼は異性愛者です。」
[ ああ、なんて不毛な恋なのだろう。 なんて、共感してしまうような…内容なのだろう。]
「それでも、この恋から逃げられないんです。 報われないとわかっていても。」
[ どうして辛い恋は諦められないのか ]
(80) 2019/05/22(Wed) 22時半頃
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「ごめんなさい、何かを相談したかったんじゃなくて ただ、聞いて欲しかったんです、誰かに。 誰にも、話すことが出来なくて…親にも。 ひとりで抱えているのが辛かっただけで ごめんなさい、それだけなんです、それだけ…。」
[ どうして、彼は謝らなければいけないのか。 彼は何故、孤独に苦しまなければいけないのか。
顔も知らない、 ラジオネームだって本名と無縁だろう。
なのに、こんなにも――― 一人ぼっちには、したくない。 (俺が、ひとりだから だ) ]
(81) 2019/05/22(Wed) 22時半頃
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薔薇∴十字さん、謝らないで。
大丈夫、謝らなくていいんだよ。
誰に恋いしたって自由だ。 叶わない相手を好きになって、辛いよな。
大丈夫、俺も―――――
(82) 2019/05/22(Wed) 22時半頃
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俺も、君と同じだよ。 バカみたいに好きな男がいる。 どうしたって、届かない人がいる。
だから、自分がひとりだなんて思わないで。 俺と君は同じなんだ。
(83) 2019/05/22(Wed) 22時半頃
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しょうがないよな、好きなんだから。 良い、悪いじゃないんだよ。
好きになっちゃったんだから、 どうしようもない。
[ 何処か仄寂しい片思いの曲を流す間 スタッフの視線が刺さるのを感じていたが 顔は上げられず、ただ、拳を握っていた。 ]
(84) 2019/05/22(Wed) 22時半頃
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[ 収録の後、逃げるように局を出ようとした時。
こちらに駆け寄ろうとした 何か言いたげな女ディレクターの顔が 自分を批難するものに見えて、恐ろしかった。 批難だけじゃない、 軽蔑や同情すら突きつけるものに見えてしまう。 ――真意はたとえ正しかろうと そうでなかろうと。
ふらつきながら路地を歩く。 目が合う他人、他人、他人――― 昨日までは何も感じなかったのに 今は、みんな俺を責めているような そんな風な目に見えて。 運動不足のなまった身体を揺らしながら駆け出す。 ]
(85) 2019/05/22(Wed) 22時半頃
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[ 怖い、怖い、怖い―――
そうか、 これなのか。
これが、――孤独なのだ ]**
(86) 2019/05/22(Wed) 22時半頃
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