人狼議事


114 bloody's evil Kingdom

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【人】 墓守 ヨーランダ

あら、残念。
止めてって事はもう二度とアイリスに会えなくても構わないって事なのかしら?

[脅しているようにも聞こえたかもしれない。
彼女の指先が、クラリッサの首筋を冷たくなぞるのだ。]

それが嫌なら、もっとあたしに媚びなさいよ。
アイリスがそうしたみたいにね。

[悪趣味な悪戯を散々した事を匂わせながら。
彼女も同じような事をしなければ会わせないと伝えるのだった。

――尤も、真実はまた別なのだけれども。]

(50) 2013/02/23(Sat) 19時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

― 回想・自室 ―

あんな風に?
聞かせてよ、どんななのか。

[愉しげに彼女に問いかける。
無論、張り型は魔法で動かしたままだった。
そうして、無残に陵辱された死体の話をアイリスから聞くと、笑みを見せたのだった。]

ああ、そういう事ならご心配なく。

[右手を伸ばすと、いつの間にか虚空から綺麗な細工剣が取り出されていた。
それは、ヨーランダの身につけているピアスと似通った意匠が施されており。

見るものが見れば、ヒトの手で作ったモノでは無いとすぐに知れるだろう。]

(52) 2013/02/23(Sat) 19時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

あたしを、あんな連中と同じ様に考えるなんて。
それだけでも罰を与えないといけないわねえ。

[細工剣を片手で掲げる。
彼女の細腕とは言え、基本的に魔力を纏って力へと変換するそれは十分な輝きを放っていたのだった。]

それじゃ、お別れね。
中々に愉しかったわ。

[結局、言うとおりにした彼女をこうする事にした。決め手はなんだったのだろうか。
それは誰にも分からないまま……]

(54) 2013/02/23(Sat) 19時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

その命、神に返しなさい。

[そう告げると、細工剣を振り下ろし。
まるでケーキを切り分けるように滑らかに、痛みすら感じる暇もないぐらいの速さでアイリスの首を切り落としたのだった。]

(55) 2013/02/23(Sat) 20時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

ふふ、もっと遊びたいみたいだったし。
可愛がってあげるとしましょうね。

[アイリスの身体に魔術をかける。
死霊術は使えても反魂は使えない彼女にとって、出来るのは身体がこれ以上朽ちないように魔力を注ぎ込んで人形として動かすことのみだった。]

このお人形、是非とも誰かに見せてあげましょう。

[切り落とした生首を同じ様に朽ちないようにとアイリスの背中に乗せたまま。
魔力で動く人形のようになったアイリスは晒し台に肢体を拘束されたままで張り型に嬲られ続けるのだった。

――彼女の魔力が尽きるまで。]

(58) 2013/02/23(Sat) 20時頃

墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2013/02/23(Sat) 20時頃


[ドナルドが一室に訪れ
 僅かに睨むような視線を向けたか]

 丁度良かった、団長にお話が……

[しかし彼は聞く耳を持たず
 己のことをモンスターだと謂う]

 ……はぁ?

[その大剣を身構えるドナルドに
 命の危険を察すよりも早く
 切りつけられて。]


[男の言葉は殆ど頭に入らなかった。
 痛みもあるけれど
 言い訳じみた言葉に対して
 脳が処理を拒んだといった方が正しい]

 ……――、こ……、ふっ

[腹部を切りつけられ、女の目は闇色に、染まる]

 ……あ、ぁ……

[じんじんと痛む体中のなかで
 ただ子宮だけが、その存在を主張した]


 ―――か、 ゃ ……

[何事か呟く。
 怨恨の篭った声で、男を呪うように]

 ……あかちゃん、


          返して。

  


 わたしの あかちゃん かえして。


[明確に言葉に出来た時
 既に、それは死を意味し

 切り刻まれた身体が
 ただ、無言の屍として転がっているのみ

 胎内の鳥の卵がカラカラと
 砕けて堕ちるのも、見えないまま]

 


【人】 墓守 ヨーランダ

あらあら……逃げられちゃった。

[くすくすと笑ったまま。
取り逃がした死霊達をけしかけるように指で窓を示すと、窓の外へと数体が向かって行った。]

そんなに死にたいのかしら、みんな困ったものね。

[肩をすくめて笑う。
死霊の中心で笑う女の姿はさぞ異様な光景だっただろう。
或いは、それを見た者からは魔術師までも闇に染まったモノと誤解されるかもしれないが。]

(84) 2013/02/23(Sat) 21時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

さて、それじゃあ別の子と遊ぶとしましょうか。

[指先に魔力を集め。
コリーンに仕込んだ3つのピアスが熱を持つようにと魔力を流す。

それは最初は微弱な熱さだろうが。
何もしなければ頂と花芯を焼くような熱さが其処に伝わっていくだろうと。]

(85) 2013/02/23(Sat) 21時頃

墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2013/02/23(Sat) 21時頃


[騎士としての怨恨ではなく
 それは女としての]

 赦さない

 赦さない赦さない赦さない赦さない赦さない赦さない赦さない赦さない赦さない赦さない赦さない赦さない赦さない赦さない赦さない赦さない赦さない赦さない赦さない赦さない赦さない赦さない赦さない赦さない赦さない赦さない赦さない赦さない赦さない赦さない赦さない赦さない赦さない赦さない赦さない赦さない赦さない赦さない赦さない赦さな赦さない赦さない赦さない赦さない赦さな


【人】 墓守 ヨーランダ

[ピアスが死霊の一体がやられたのと同じくして、共鳴音を響かせる。

それは、誰が倒したのかを明確にヨーランダに告げていたのだった。]

へぇ……流石。

[他の死霊には早めの撤退を指示していた。
何体集まった所で、自分が直接乗り出さない限りはあの相手は倒せないだろうし。

第一、正面から戦う理由も無い。]

(88) 2013/02/23(Sat) 21時頃

 あは、

 はははは

 はははははははははは

[わらう、わらう、わらう]

 あはははは
         はははははは  

   はははは    ははははははははは

  あははは     
            ―――は、


【人】 墓守 ヨーランダ

― →自室へ ―

[のんびりと歩いてきていた。
そうして、部屋をノックしているコリーンを見ると背後から背中を撫でて。]

今度は首輪してきたのね、偉い偉い。

[頭を撫でると部屋の中へと招き入れる。
この部屋の中には、奇妙なオブジェめいたものがあったのだけれど>>58]

(93) 2013/02/23(Sat) 21時半頃

墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2013/02/23(Sat) 21時半頃







 祟 っ て や る

[怨恨だけが己の身を灼いた。
 騎士も所詮女。
 子を身ごもった喜びを
 打ち砕かれた恨みは深く深く]


[

 「堕ろそうぜそんなよう分からんもん!!」



 「ミナカタ、堕胎でも帝王切開でも何でもいい」]



 嘘……嘘に決まってんだろ

 王女さまと、私の、子供を
 堕ろすわけ、ないじゃないか――――


【人】 墓守 ヨーランダ

ああ、見たいの?

[右手を掲げると、かってアイリスだった存在が明かりの中に映し出されるだろう。]

色々あってね、お仕置きしたの。
コリーンも逆らうとああなっちゃうかもよ?

[自分の方に抱き寄せると、耳元で囁く。]

今日はちゃんとつけてきたのね?
此処に来るまで首輪つけたままあるくなんてすっかり変態ね。

[手を伸ばし、無遠慮に胸を鷲掴みにした。]

(100) 2013/02/23(Sat) 21時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

あら貴女、母乳まで出るようになったのねえ。

[誰かの悪戯だろうと思いながらも、面白がるように何度か頂のピアスを引っ張ったりして刺激していく。]

まるで、牛ね。
それだけ大きな胸で、乳搾りも出来るなんて。

[愉しげに言うと、服を切り裂いていく。
やがて、ボロを纏っていただけのようになってしまうとコリーンの身体を引き寄せるようにして。]

ねえ、コリーン。
淫乱な貴女はもっと虐めてほしいんでしょう?

(109) 2013/02/23(Sat) 21時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

そう、じゃあご褒美をあげましょうね。

[コリーンの身体に鎖を巻きつけていく。
以前のような太い鎖ではなく、細身の銀の鎖で胸だけでなく。太腿やお腹にも巻きつける。

所謂亀甲縛りのような形となるが、コリーンの身体の自由を奪うつもりは無かった。
何故ならば、動けないと意味が無いのだから。]

ん、後はこれね。

[メイドがつけるようなカチューシャを頭に載せて。
メイド服の代わりに銀の糸で亀甲縛りにされた彼女の頭を撫でながら。]

ふふ、あたしね。専属のメイドが欲しかったの。
今日からずっと、コリーンはその格好ね。

(115) 2013/02/23(Sat) 22時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

分からなければ、聞いてみればいいわね。

[薄く笑うと、指を鳴らしてメイドを呼んだ。
最早洗脳されているに近い彼女達だが、それでもコリーンに向ける眼は侮蔑に満ちていた。]

ねえ、みんな。
彼女は令嬢からメイドになったみたいよ。
だからお仕事を教えてあげてね?

[そう言ってコリーンに向き直ると、満面の笑みで言った。]

ほら、土下座してメイドの仕事を教えてもらいなさい。
出来るでしょう?

(118) 2013/02/23(Sat) 22時頃

嗚呼、これはどこかの。

(死に損ない。)

[どこからか狂ったような哄笑、前後した怨嗟や悲鳴を耳に拾えば、微かに顔を顰める。]

大事なものを失った事で、全てを見失う。
感情に支えられた人間は時として、弱く、時として強い。

[嘗ての自分のようにと、自嘲する。]


【人】 墓守 ヨーランダ

[メイドの一人が、まずはお掃除だろうと言い出す。
とはいえ、既にこの城の雰囲気に洗脳されたメイドが普通のお掃除など教えるわけも無い。]

良かったわね、教えてもらえるみたいよ?

[メイドたちが下着を脱ぎ、コリーンにお尻を向けるようにすると自らスカートを捲り上げていた。

それを操っているヨーランダは命令をコリーンに下すのだ。]

どうしたの?
みんなのお尻の穴を舐めて綺麗にしてあげなさいな。

(129) 2013/02/23(Sat) 22時半頃

[今は此処で眺めているだけ。それでも信じている。]

俺は必ずや、地獄に落ちるだろう。

[嘗ては黄と白の派手な衣装に甲冑を着込み、人を殺した。誰も彼も、訳隔てなく。殺す事を生業とした。神の為に。国の為に。自分の為に。その事に後悔はない。その中に幾らか無抵抗の民衆がいて、人ならざる妖魔怪物がいた事もあった。ならば、妻なる人、そして顔見知りだった戦友達だったモノがそこに加わったところで、背負った罪の重さに変化はない]


神は言う。
不貞は罪であると。

[神がいうのであれば、間違いはない。彼女も、妻も地獄に落ちる。陵辱という形で、夫以外の精を受けたのであれば、それだけで大罪だ。それは悲しむべき事であり、喜ばしい事。死んでも、共に地獄にいけるのであるから。死すら別れえぬ輩となった事。嬉しい。そんな感情が確かにあった。何処かに]

(だが、俺は神を信じていない)

[だからこその、此処なのだと納得していた。妻はいない。きっと何処に行っても会う事はない。そしてきっと、それは共に地獄に落ちる事よりもきっとずっと嬉しいのだ。地獄での再会を。永遠の逢瀬を。そんな感情とは別に]

安らかでありますように。

[そう軽く呟いた。届かぬ呟きと知りながら]


[黒き僧衣を着、教会で為した事。それもまた罪。けれども、その事に後悔はない。ただ、少し悲しい。その悲しさの意味はまだ、理解できていない。それはもう少し、死んでいけばわかるのだろうか]

クラリッサ。
君は――

[時折届く、憤り雑じりの感情。その感情を少し、読み解したい気持ちに駆られていた**]


【人】 墓守 ヨーランダ

ねえ、コリーン。
お尻の穴の味はどう?

美味しいでしょう?

[メイドに用意させたのか、紅茶がいつの間にか淹れられていて。一人優雅にそれを眺めていた。]

終わったらこの子達に犯させてあげる。
早く舐め取りなさいね?

(138) 2013/02/23(Sat) 23時頃

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【人】 墓守 ヨーランダ

そうね、女の子だけれど。

大した問題じゃないわ。

[指を弾くと、彼女たちの股間にモンスター並みのサイズのモノが生み出される。

それを操るヨーランダ自身は何も変化がないままに。
メイド達はコリーンを取り囲むのだった。]

コリーン、這い蹲っておねだりしたらどう?
そうしないとみんな、穴なら何でも構わないって思うかもしれないよぉ?

[それはそれで面白い。
死なない限りは壊れたら直せばいいだけなのだから。]

(140) 2013/02/23(Sat) 23時頃

ヨーランダは、コリーンを見ながら自身は紅茶を楽しんでいて。

2013/02/23(Sat) 23時頃


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【人】 墓守 ヨーランダ

さて、それじゃあ誰からでもいいわ。

遊んであげなさい。

[メイドの一人が歩み出ると、ろくに愛撫もせずに秘所にモノを捻じ込んでいた。
無遠慮に掻き混ぜていると、もう一人が早くしろとばかりに歩み出て。]

こら、喧嘩しないの。
仲良く、半分こしなさいね。

[子供の喧嘩を叱るような口調。
そういわれたメイド達は一度目配せをしてから。

コリーンの秘所に2本同時に捻じ込んだのだった。]

そうそう、仲良しが一番よ。

[モンスター並みのモノを2本同時に捻じ込まれれば裂傷ぐらいは負うかもしれない。

しかし、この部屋の中であれば治るそばからまた切れてしまうと言う具合であった。]

(143) 2013/02/23(Sat) 23時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

意識飛ばされると面白くないんだよねえ。

……上手くできるかしらね。

[元より、回復魔術などはあまり行使しない。
自分自身ですら、片腕が飛んでも後で修復すれば良いぐらいに思っていたのだから。

それでも、コリーンに薄く回復の魔術をかけ続ける。

意識が飛んでもすぐに取り戻し。
どこかが切れてもすぐに再生するようにと。]

ねえねえ、アナルも遊んで欲しいでしょ?

[一応は聞いていたが、殆ど強制だった。
どう答えれば良いかなど、言うまでも無い。]

(148) 2013/02/23(Sat) 23時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

そうね、それじゃあ馴染むようにしてあげましょう。
あたしって天使みたいに優しいよねえ。

[座ったままで、何事か呟いた。
そうして、コリーンの直腸に空気が送り込まれていく。]

人前で放屁なんて恥ずかしい事をしてくれるんでしょう?
楽しみだわ……

[メイドたちと一緒にくすくす笑っているだけで。
誰もコリーンを助けようとはしないような状況だった。]

(152) 2013/02/24(Sun) 00時頃

ヨーランダは、コリーンの様子を眺め。

2013/02/24(Sun) 00時頃


【人】 墓守 ヨーランダ

[コリーンが空気を排出すれば、わざとらしく顔を顰めて見せてから。]

あーあ、臭い臭い。
まったく、もう少し我慢できなかったのかしらねえ?

お仕置きしないとね。

[大型の注射器のようなものを持ってこさせると、メイドがそれをコリーンの菊門に宛がって。]

さて、出してもらいましょうかねえ。
みんなの見てる前でみっともなくね?

[動けば怪我をすると脅かしながら。
コリーンの腸が水で満たされるまでメイド達は浣腸をやめないだろう。]

(156) 2013/02/24(Sun) 00時半頃

― 城内 ―

女、こちらを視ているな。

[穢した少女。暴風雨のような惨劇に見舞われた彼女は、稚拙な誘いに篭絡されようとしている。それをおかしいものと思うだけの智慧がないのか、魔と媚で既にその身を包み込まれているのか、視るべき眼がこちらに向いてしまって気づいていないのか]

気の毒な話だ。けれども、

[他人事のように言う。そして心情はもっと手酷く、突き放したような達観が支配している]

まあ、良くある話だ。

[世間知らずの小娘が遊び慣れた男に、傍目から視て軽薄そのものに過ぎないような小物に、盲目的に惹かれる、物珍しさに目を奪われる事など、東西古今、有り触れている]


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[ 微かに聞こえた男の声。
  より明確に聞こえ、彼の姿が薄ぼんやりと見えるまでになると、男の視線の先を見て――]

 あの下衆が……

[騎士団長とは名ばかりの
 自己中心的な男に誑かされるかのような少女に
 小さく嘆息を吐いた。]


一つの国が滅びるのであれば、
国民も絶えて殉じるのも悪くはない。

義務とは言わないが。

[どうやら、国内にはかなりの数の怪物達は這入り込んでいるようだった。潜入工作員と違うのは、その一人一人、一体一体が戦闘力を保持している事。力任せですら、相当の損害を生み出すことが出来る]

見えるか、人よ。
聞こえるか、人よ。

この国は、終わるぞ。

[王子の遺体を見た。王と王妃の遺体も見た。親族が貴族が動くよりも早く、嫁いだ王女が、王冠を手にした。化け物を率いる王女が。此処は良く見える。良くわかる。判りすぎるほど、わかる]


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[そして無残な己の身体に意識を戻すと、
 それは騎士の手によって、白い布を被せられ]

 ……。

[もう叶わないのか。
 手を伸ばすことも、あの男への復讐も。]


【人】 墓守 ヨーランダ

ちょっと、何ヒトの部屋を汚してるのよ?

[メイドが洗面器を宛がったけれど。
一部は部屋の床に零れてしまったかもしれない。

コリーンの近くまで寄っていくと、顔を蹴飛ばしてから。]

貴女が出したものだけど。
その格好で捨てに行くか、それとも此処で全部食べるか。
好きなほう選んでいいわよ?

(163) 2013/02/24(Sun) 01時頃

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[ふと聞こえるのは錬金術師の女の声]

 ……パピヨン

[泣きたくなった。]

 あんたまで残して逝くなんて
 本当に情けない――。

[名誉の戦死という言葉に、シニカルに嗤う]

 そんな騎士道なんか、もう

               ――忘れちゃったよ。


この気配は、ピッパか。
お前は死んだのか?

[嘗て騎士団に所属した女性騎士。彼女を女と舐める者も、小莫迦にするものもいた。劣った所を見れば嘲笑が飛び、勝った所を見れば妬心をぶつけられていた。肩肘はって生きていたように思えた]

騎士であるお前達が、
護るべき王も、王妃も王子も死んだ。


[空を、見上げる。

 きっとたくさんの人が魔物たちの手によって、
 その命を散らしているのだろう。

 罪なき人たちの魂が、黎明へと昇っていく]

 でも――……。

[自分は、あの列に並ぶ事はない。
 並ぶ事は許されない]


[柔らかな肉をはむと、
ぬるりとした血が、
口中にゆっくりと広がり、
舌を染めた

甘い…そう感じるのは

愛しい女のものだったせいだろうか]


 あんたは―――まさか

[ムパムピス。思い出したのは随分久しい名だ。
 かつてその力強き騎士を先輩として敬ったものだが
 ある時突然騎士の座を退き、僧の道に入ったと聞いた]

 ……そうだね。

[弱々しく頷く。自分か忠誠を誓った者などもういない]

 私は、騎士なんかじゃないさ。

[在るのは女として身を灼くような怨恨だけ。]


[死ぬかもしれない
    いや、死ぬだろう

そう思った時に…考えたのは

魂の抜けてしまった体でも
誰の手にも渡したくはない、と

意固地にも似た感情

ただ それだけ]


[神は、慈悲深く寛容だ。
 だけどそれは正しき行いをする者に対してだけの事。
 慈悲深い顔の裏で己の教えに逆らうものには、
 世界を海に沈めてしまうほどに苛烈な制裁を施すのだ。

 魔に堕ちた自分には、
 神のの慈悲は一片たりとも与えられる事はない。

 ただこうして、
 人々が天に召されているのを、薄暗い場所から見上げる事しか、出来ない]

 どうしてこうなってしまったんだろう。
 なにを間違ってしまったんだろう。

[自分の手を見降ろし、呟く。
 苦しみも悲しみも乖離した世界においてなお、
 後悔だけは今も胸に残る。

 もし道を違えた場所が判るのなら、
 その場所へと戻りたいと思うくらいに]


[誰の手にもわたらぬように
肉を噛み
舌を食み

骨までもしゃぶりつくしたかった

そんな自分は…きっと知らぬ間に
化け物になっていたんだろう]


俺が今、見えるのは、既に狂った国だ。

盲いた王子が、得体の知れない国の女に惚れこんだ事から、狂い始めたか。

[興味のなかった結婚式。けれども謎の小国の存在は噂レベルでは聞いていた。知る限り、何もわからない国。王達はそれを畏れとしなかったのだろうか。見える範囲の事で納得してしまったのか。魔の力に当てられたのか。どうだとしても一生、知る由もないだろう]

なんだ、ラルフ王子。
君も、俺と同類か。

[王子の躯が収められた棺を見た。寝室で殺された王夫妻を見た。女の指示のまま、白い布に被せられたピッパが運ばれていくのも見たか]

全く、情けない。
国よりも一足先に狂ってしまって申し訳ない。

[嘗ての私服。黄色と白の派手な衣服のまま、壊れていく城内を眺める。虫に塗れた料理人達。グロテスクな子供を産み続ける女使用人。触手と融合した王国騎士。目の焦点を失って徘徊する生餌達。彼らはまだ終われていない。気の毒な事だ]


[女のすべてを喰らってしまえば
永遠に一つになって

満ち足りる

―其のはずだったのに

何故だろう、
いつでもいつまでも、
満たされることはなく

まだ 苦しい

苦しくて苦しくて 
        堪らない 
        溜まらない]


[一人は、寂しい。

 だけど師であるパピヨンの傍にいる事は、憚られた。
 あの人の肩に乗せてしまった「弟子殺し」の荷物を、
 これ以上重くするわけにはいかない。

 友だと言ってくれたピッパの元にも行けない。
 自分は彼女を殺した男と近しいものだ。
 彼女に蔑みの目で見られたら……。
 そう思うと傍に気配を感じても近づく事は出来なかった]


きっと世界は寒いだろう。
人は震え続けるだろう。

[城下に目を向ける。教会に集まっていた下級モンスター達、奴らと同程度の化け物が撒き散らかされた。広大な国土全てを犯されるまでには時は早いが、食い散らかされている速度は、緩くはない。心臓である王都が壊れている。ならば手足は機能はしない。偶々か英雄の匙加減での運不運しかないだろう]

ああ、槍か剣が欲しいな。
手が寂しくて仕方がない。

[両手の平を開いたり閉じたりを繰り返す。寒い時、行軍中に咄嗟の行動が常にとれるようにと、植えつけられた習性。見ている此処に、此処にいる...に暑さ寒さはない。それでも目下の景色を見れば、寒さだけを感じる]


門を固く閉じ、部屋の片隅で震える人よ。
心を閉ざし、己を苛む全ての人よ。

人を愛せ。
汝の隣人を愛せ。

[届かせる気はない言葉。届いていたとしても、特に気にすることもなかったが]

つむじ風に吹かれて、
消える程度の温もりも、

繋いでいる間は暖かい――くっ。


[だから行ける場所は限られていた。
 ゆらりと舞う、透けた身体。
 
 三階の豪奢な部屋の中で、
 真っ赤に染まった側仕えの女に微笑む女の傍に身を寄せた。

 薄い膜に遮られるているかのように、
 王女に触れることは叶わない。
 それでも――]

 もう、あなただけなんだ。
 あなたの言葉だけなんだ。

 あなたにとっては戯れの言葉にすぎない事は判ってる。
 それでも今の私は、あなたの言葉にすがる事しかできない。


【人】 墓守 ヨーランダ

行ってらっしゃい、帰ってくるのよ?

[その言葉を告げながら、頂のピアスにまた熱を持たせたのだった。

それは、逃げたらもっと酷い目にあわせると告げているようなものだったのだ。]

(166) 2013/02/24(Sun) 01時半頃

はは、あはは。
だーから俺は神を信じない。

[信じる事を許すのは、自分が信じた人だけだ]

此処にいる人間よ。人間ならざる生き物よ。
誰でもいい。何でもいい。

此処をどうにかしてくれ。
此処にいると、自分が神様になったみたいで堪らない。

[前髪を片手でかきあげながら、失笑を続ける。望む限り、国の全てを眺めていられるこの場所で、困ったように口元を曲げる]

なあ、俺がおかしいのか?

祈る者、助けを求める者を、ただ見る。
見るだけの立場。

まさに神様の席だろ、此処は。
俺はそんなの求めちゃいない。


俺は、そこまで傲慢ではない。
ただの、人殺しだ。

それ以上の何者でもない。

[顔面を隠すように、片手で覆う。涙一つ出ない*]


 愛してるってもう一度言ってよ。
 可愛いって。

[自分じゃない他の女を見ている彼の人へ、
 届くはずのない言葉を紡ぐ。

 言ってくれたら、もう他に何もいらないから。
 あなたの言いつけを守って、
 あなただけを見つめるいい子になるから――]



 もう一度だけ、
 愛してるって、ねえ――……。**
 


メモを貼った。


メモを貼った。


【人】 墓守 ヨーランダ

遅いわねえ、ねえ“アイリス”

[既に刺激に反応するだけのそれに語りかけ。
人形のように言う事を黙って実行するメイドに囲まれた状態で。

あのように色々と反応してくれるコリーンは遊び甲斐があったのだった。]

(174) 2013/02/24(Sun) 02時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

その格好で歩いてきたんだ、変態だねえ。

[くすくす笑いながら、思い出したように。]

ま、今日からはずっとその格好だから別に構わないかなあ。

ねえ、コリーン。
アナルも犯してあげる、嬉しいでしょう?

(179) 2013/02/24(Sun) 02時半頃

[防腐処理をして、自分の身体を綺麗にしてくれるパピヨンには
 "ありがとう" ――届かない言葉を小さく紡ぐ
 が]


 何笑ってるんだ。

[いつもの軽口の体で思わず問いかけていた。
 それも届かないとわかっていても。]


墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2013/02/24(Sun) 02時半頃


[苦笑する王女の傍に、そっと降り立った。
 触れられぬとしても、
 ただ寄り添うように傍に]

 ……………。

[こうして傍にいる事しかできない自分が、
 彼女にとってはつまらない、取るに足らない存在なのはわかっている。

 それでも―――…]

 傍に、いるから。
 私は、あなたの傍に。ずっと……。


メモを貼った。


メモを貼った。


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