人狼議事


276 ─五月、薔薇の木の下で。

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視点:


――夢の中の邂逅――

……おは、よう。
ええと、ヒュー、だよね。ヒュー、ルック?

[暫く前に食堂で会った、という記憶はある。
 名前を聞いて覚えたと思っていたが、まだどこかうろ覚えで。
 ただ、包帯を巻くような怪我をしていた気がする、と探るような、疑問に満ちたような視線で、下級生を見た。]


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


 ― 夢の中 ―

 ……はは、 うん
 ヒューでいいよ

[夢なら、望むことは叶うかもしれない。
今も、ほら。
ポケットから出した手のひらに、
珠抱く羽がころん、と転がる]

 これのお礼、 言いたいなーって思ってて
 お気に入り ……ううん、違うか


 宝物、 かも

[重い意味なんてどこにもない。持ちえる理由もない。
それは、幼い子どもが引き出しの奥に隠すような。
小さな独占欲。
お気に入りに鍵ちなく近いけれど、
ちょっとだけ、特別の気分を味わいたい気持ち**]


【人】 渡し船 ユージン

 ─中庭─

 天気も大事なのよ、花を育てるのって。
 隠すのはあんま得意じゃないし、よゆーってわけでもねーよ? 

[ 余裕と取られてもおかしくない口調。
 今は少し──いや、だいぶ──叱咤を受けたから、前を向いているだけ。 ]

 あっ、でもちょっと全部は抜くのは…
 ちょっと勘弁してもらいたいとこね?

[ たぶんそれやられたら、悲鳴どころか俺死んじゃうわ。 ]

(4) 2018/05/23(Wed) 00時頃


「 しさいさま、
    きょうはなにのおはなしをされるのですか?」

「 しさいさま、
    せいたんさいのじゅんびをしましょう! 」

「 しさいさま、 ─────………」

[ 朧気な過去を、 夢のうつつに。]
 



[ 彼が"あい"していたのは、
  "少年"という 一種のレアリティなのか、
  "kevin"だからなのか、    
      …其れを聞く機会は永遠に失われてしまった。

  今の己であれば、 面と向かって聞けたような気もする。
  "あんたは あい を 知っているのか?"…なんて
  少年らしさを時間と共に捨て去った身体をもって。]
 



[ 彼と 己の違いなんて、
      そのくらいしか、思い付かなかったんだ!]
 



[ "彼"を……彼であるから その手に掴み
  欲をなしたのだから、 と─── 惨めな言い訳に近い。

  夢の中で"目覚めた"ときに、 思わず、
  おおきな手を掲げてしまったのは、

   ─── 漸く倫理と背徳心が 己に戻ってきたからか

  なにもない空の手を 物言わず眺めてしまうだけ**]
 


メモを貼った。


【人】 渡し船 ユージン

 そ、こんな風に明るすぎる夜もダメだしね。

[ まるで普段と変わらないような会話。
 だからこそ画材を持たない画家先生は
 先程より落ち着いてくれたようにも思え。 ]

 そっち側って…。
 まあ、そうね、君たちとはちょっと違うかもね。

[ しかし念を押すように「この空間は俺の仕業ではない」と
 強調するみたいに謂ってのけた。 ]

(9) 2018/05/23(Wed) 00時半頃

【人】 渡し船 ユージン

 やだよキミ絶対そこから抜くじゃん。

[ どーどー、どーどー。
 衝動だけで中庭を全焼させそうな──俺が謂えた義理もないが──彼に
 どの薔薇が、なんて謂わない方がいいだろう。
 むしろ。 ]

 さっき《もしかしてと思って間引いてみた》んだけど。
 何も変わらないなら、抜いても無意味なんじゃ──…?

[ 声に紛れて音がするのに気付いた。
 ばしゃんと、魚が跳ねるには些か大きすぎる音で… ]*

(11) 2018/05/23(Wed) 00時半頃

【人】 渡し船 ユージン

 ん?
 お、ほら。
 探し人が来たみたいだよ、よかったね?

[ 掠れた声でやって来た彼(>>16)に一度視線を向けて。
 探してたんじゃないの、と告げれば。
 先ずは《眠っているであろう》人のいる方へ、足を向けたか ]**

(18) 2018/05/23(Wed) 01時頃

渡し船 ユージンは、メモを貼った。

2018/05/23(Wed) 01時頃


ヒュー。

[記憶力にはあまり特化していない脳は、後輩の名前がファーストネームだけになったのを喜んだ。
 改めて確かめるように呼んでから、彼のポケットから出てきたものを見る。
 ころり、転げるような小さな木彫細工に、軽く目を見開きつつ。]


あれ、これって確か先月の。
そうか、あの時そういえばそのままあげたんだったか。

……宝物……これが?

[仕上げの飾り彫りがまだ足りない木彫の翼。
 それを宝だと言われれば照れくさいやら何やらで、憮然とした口振りになる。
 人の宝物になるという感覚は、まだ未体験だ。
 くすぐったくて、どういう顔をしていいかわからない**]


[ 恋とはどんなものなのかしら。
 熱したかと思えば冷め、
 楽しみかと思えば苦痛に変わる。
 そんなものを持っているかだなんて
 ただ、これだけは言える。 ]


[ And love itself is just as innocent as roses in May
 I know nothing can drive it away
 Though love itself is just as brief as a candle
 in the wind
 And it's greedy just like sin ]


( 私の心を解き放とうとしないで。
 きっと私の手には終えないから。 )


[ 願う声の切実さ。
 言葉とは裏腹に縋るよう絡み合う指
 伝わる温度の薔薇の香り。
 逃げられなんてしない空間。
 
 なんて返せば良いのか分からなかった。
 熱に浮かされる躰は譫言を。 ]

  君は、どこまでいっても君でしかないのに。
  何も違っちゃ、いない。

[ 彼自身が口にしたとは知らず
 今更何を隠す必要があると笑った。 ]


[ だが、それっきり。
 蝶は花の蜜を吸い、ひと時の眠りにつく。
 そのあと彼が何を感じたのかだなんて、
 知る由もなく

 きっと、かみさまだってしらない。 ]**


【人】 渡し船 ユージン

[ 唸る子犬は探し人を見つけられた(>>32)ようだし。
 その背に送られる視線なぞどこ吹く風で
 ロビンがやってきた方へ、薔薇の向こう側へと足を進める。 ]

 夜なんだからさ。
 《みんなが寝れば》朝がくるかもね?

[ ぽつり、落としてその場を立ち去った。 ]*

(39) 2018/05/23(Wed) 18時頃

[ 自分から音楽を取れば何が残るのだろう。
 考えたところで笑った。
 きっと何にも残りやしなかった。
 それをこわいと思わないのか。
 かつてモリスに尋ねられたことだ。
 その時にだって答えを出したし、
 見解も告げたけれど、
 もっと深くを告げるなら明かそう。 ]


[ 繋いだ絲を、つながりを、切らさないよう
 懸命だったのはきっと同じ。
 ただ、呑まれてしまう恐怖よりも
 呑まれてでもいいから縋り付きたい想いがあった。 ]


[ その為ならピアノだってやめよう。
 代わりにヴァイオリンを弾くから戻ってきて。
 それがだめだったなら次は――……
 そうやって諦めて棄てて、自分という存在が
 気薄に感じられてでも無かった事にはしたくなかった。
 それは音楽を愛していたというよりは、
 きっと、音楽を通じて愛していた人達を
 失いたくなかった。
 そんな子どもの戯言だった。 ]


[ だがそれさえも強欲である事は知っている。
 分かりきっているから望む事など許されない。
 神の赦しも最早求めず、
 己の意志で枷をつけた。
 それが正しい答えだと決め込んだ。

 だが、誘発される己の望み。
 膨れ上がった慾の果て。
 自らの深淵に潜む本心。
 完全に引き上げられなくて良かったと思う。 
 狂わずにはいられたから。 ]


[ だが、薔薇の木を中心に囁かれた言葉など
 なにひとつ知らぬ身である故に。
 今現在どんな事が起きているのかは蚊帳の外。
 しかしだからこそ守られた安寧があるのかもしれない。
 
 自覚した想いは言葉になり形になれど
 それを何が何でも奪い取りたい慾にはならなかった。
 まだ誰かの幸せを願う為に棄てられる。
 また、奪って失敗する事はもうない。

 だから、良かったと思う。 ]


[ 咲いた花は薔薇ではない。
 死人の口をふさぐ梔子。
 この想いも全て、秘めてしまおう。 ]*


  ―夢の世界、医務室―

[ ぱちり、と瞬きをした。
 花開くように一瞬の出来事だった。
 周囲を見渡せば此処は医務室だろうか。
 あの後誰かが運んで来てくれたのかと
 考えながら身動ぎすれば軋むベット。 ]

  …………ここは。

[ 言葉にしながらもすぐに起き上がる気にぬれず、寝そべる。
 なんだか違和感がある気がする。
 まだ此処が夢の世界だと分かっていなかった。
 そんな悠長さも重苦しくない躰を自覚すれば、
 のそりと起き上がって目を丸くするのだが。 ]**


【人】 渡し船 ユージン

 ―薔薇の木立の向こう―

[ 魚の跳ねた水飛沫が、薔薇の木を濡らす。
 そのお影か、立って動き回るくらいには回復したものの。
 草の上に寝そべるパン捏ね大臣を持ち上げるほどの余力はなさそうだ。

 冷えぬようにか、恥ずかしくないようにか。
 甲斐甲斐しくも着せられた服(>>12)と
 かけられた上着(>>14)を見下ろし。
 眠りこけるケヴィンの表情を確かめた。 ]

(40) 2018/05/23(Wed) 18時半頃

【人】 渡し船 ユージン

 キミもなんか、抱えてるっぽかったね。
 起きて気が向いたら聞かせなよ。
 枯れんな、つったんだからさ。

 それくらいの責任は取んなさいよね。

[ 眠る顔は幸せそうなのか、苦痛に喘いでいるのか、わからなかったけれど。

 何かうわ言のようなもの(>>29)が聞こえたが
 それほど耳の良くない俺が、聞き取ることはできなかった。 ] 

(41) 2018/05/23(Wed) 18時半頃

【人】 渡し船 ユージン

 私は愛の秘密を知っている。
 夜を通し、私は愛の呼びかけをする。

 花を香らせ、
 恋する者の心を動かすのはこの薔薇(私)なのだ。

[ 聖書にも載っていない、一節を詠う。
 欲を掻き乱され、眠る者があるならば。
 それを想う愛しき者が傍で眠れば。
 きっと、朝もやってこよう。

 夜の声を聞ける、その人が(>>29
 悟る方法と同じかどうかは、わからねど。 ]*

(42) 2018/05/23(Wed) 18時半頃

渡し船 ユージンは、メモを貼った。

2018/05/23(Wed) 18時半頃


[戸惑いと面映さで所在なくしていた後ろから、不意に声がした
 誰もいなかったはずなのに、と瞬いて振り向けば、そこには同室の。]

……何してるの、こんなとこで。

[おそらくお互いさまな一言を、遠慮なく放り投げた。]


[ その声に聞き覚えがあった。
 ぱちぱちと瞬きの後、視線を向ける。
 そこに後輩の姿もあれば同様に
 首を傾げた事だろう。 ]

  何……だろう。
  俺は少し体調が悪くて気付いたら此処に。
  誰かが連れてきてくれたのかな。

[ 緊張感に欠けたコメントをしながらも、
 なんだかほんわかとした空気を感じる。 
 何かあったのだろうと考えながらも
 口を開く。 ]


  モリスとヒューが医務室で休んでいたようだから心配してたけど、
  元気そうで安心したよ。

[ 見舞いに行った時
 慰めるよう撫でた手により、彼の葛藤が
 覗き見れた事を知らない男は悠長に。
 どこか緊張感のない表情を浮かべていた。 ]


[ その間に向こう≠フ扉の前で
 一枚隔てた先に聞こえた声に
 無意識に吐き出した息がはくりと、
 震えたのは本人も知らぬところ。

 それは笑っているようにも、
 泣いているようにも
 揺れる空気は答えなど与えなかった。 ]*


【人】 渡し船 ユージン

[ はぁ、と熱く籠る呼気。
 穏やかに眠っているケヴィンを
 傷だらけの手で、そっと撫でた。 ]

 勝手に《選んじゃって》ごめんね。
 でもまあ、そうね。

 お前でよかったよ、ケヴィン。

[ 背中しかまともに見たことはなかった同級生。
 感謝と、それから、謝罪を。
 夢から覚めれば薔薇の呪いからはきっと解き放たれるはず。 ]

(63) 2018/05/23(Wed) 21時半頃

【人】 渡し船 ユージン

 長く、続かないさ。
 呪いは解かれなくちゃならないし。
 夜は明けて、朝にならなくちゃ。

[ なんとなくだが、この空間もあと少しだろうと思う。
 根拠はない、直感というものだ。

 呟いた声は、眠らない眠り姫に(>>62)届いただろうか。 ]

(64) 2018/05/23(Wed) 21時半頃

ユージンは、オスカーに傷つけられた手の甲をなぞり

2018/05/23(Wed) 21時半頃


ユージンは、オスカーの暗く赤い瞳の色と傷を重ねる。

2018/05/23(Wed) 21時半頃


【人】 渡し船 ユージン

[ 長い長い、問いかけの回答(>>66)。
 声に答えるように向ける射干玉。 ]

 それが、キミの答え?

[ 花はいつか咲く。
 咲けば香り、いつしか枯れ、散る。
 その先に残るものは──── ]

 及第点、てとこかね。

[ それは偽りなどではなく。
 いつものように、中庭にいたときのように、微笑む。 ]

(69) 2018/05/23(Wed) 22時頃

【人】 渡し船 ユージン

 ああでも。
 俺は咲いたことがなかったから、花の気持ちがわからなかったけど。
 ずっと咲いてたいって気持ちは
 ……いまなら、わかる。

[ 中庭で話す程度のことしか、マークのことは知らない。
 何に悩み、何を思い、誰を想い、生きているのか──咲いているのか──知らないけれど。 ]

 辛かったろ。
 いや、みんな辛いのかもね。

[ 咲くのはこんなにも辛く、厳しい。
 だからこそ咲いた花は、何より美しい。
 どんな泥水を啜っていても。 ]*

(70) 2018/05/23(Wed) 22時頃

うん? 何、お前具合悪いの。
まったくマークといいお前といいどうしてこう連休だってのに……

[小言めいた言葉とあからさまに態度を変えるのは、同室ゆえの気軽さだ。
 誰かが連れてきてくれた、なんて悠長に言うが、つまりここに来るまでのことを覚えていない――意識がなかったということだ。
 熱はないかと柔らかな髪に隠された額に触れようとして、ふと。]


……あれ、そういや俺、なんでここに。

[いるんだっけ。
 人に聞く前に自分がここにいる理由が不透明すぎた。
 確か図書室のソファで寝ていたはず。
 そして今は、窓の外によると昼間に見える。
 どれだけ寝ていたのだろうと辿るように、眠るまでのやり取りを思い出せば、耳の先が熱くなる。]



[ ───── "現実"の言葉は、 挙動は、
  遠くのなにかにしか、感じることができなくて、

  それでも、まだ あかいろの
  薔薇の言葉だけは 鮮明に ゆめのなかの己にも
    ──── 頭のいい後輩の恨みのない言葉が、
       どうにも、 心地好かった。

  それこそ、一発殴られたっておかしくはない、のに、]
 



[ 薔薇の蕾を頭上に見上げ、
    ──── 昼間のように明るい ─────
  聞こえない声を、唇を、 追い、 ]

  先ずは手を洗うとこからはじめてくれ。

[ "普通"じゃあ、フローラルなお前には近付けない、と
  ……聞こえていないだろうから、って意地悪く。]
 


[不意に、呼び声が聞こえた気がした。
 は、と瞬くけれど、反対を振り向いてもそこには声の主はおらず。

 小さな自己嫌悪に息をつきながら]

……お前、が、連れてきたとかじゃないよな?

[振り向いた行動を正当化するために、後輩に問いかける。
 怪我のあった手で、それが可能とは思い難かったが、苦肉の策だ。]



[ ───ノイズ混じりの朱の囁きは、確かに届く。

 ……残念なことに、この"パン捏ね大臣"は、
 "他に"というとモリスの顔しか浮かばない程度には
 情報に疎く、─── 今聞いたような有り様だ。

 "薔薇の夢に囚われずに"
 "安息に眠る理由"

  ……頭を殴る以外の解決法が欲しいものだった。]
 



[ 咄嗟に手を掲げられるくらいには、
  自由に動くことは出来そう、と 結論付けると
  起立を試してみる。
    ──── 問題はない。
        "地に足のつかない"感覚は少々あるが

  まあ、 身体は後から
  ついてきてもらっても構わないんじゃないか? とか
  幽体離脱じみた景色を見下ろした。
  そう、 お忘れなく。 パン以外には大雑把だ。

  歩いても、 音はしない。
  ──── 朱の音だけが、 耳に 届く。]
 


[ 少し砕けた態度は同室故の気楽さ。
 また彼に対しては特筆すべき能力がある者同士、
 親近感を抱いていていたから、
 お母さんのような小言にも眉を下げて笑ってしまう。
 だがそこに想い人の名前があったから ]

  マーク、も。
  どこか、悪かった……のかな。

[ 尋ねようとして結局独り言じみたつぶやき。
 額に伸びる手を拒む事はなく、いつも通り
 甘えていた時に、ふと途切れた言葉。
 それから熱を持つ赤い耳 
 不思議そうに首を傾げた。 ]


[ 何故なら水面下のやりとりを知らないのだし。
 彼らが告げてくれないやりとりなど、
 こちらが気付ける訳がないのだ。

 薔薇の精とやらの話も同様に。
 その事情も等しく。
 そしてモリスとイアンの中に起きた事も
 何も知らなかった。

 だからみんなが眠った′繧ノ待ち受ける事も
 何ひとつ知らなければ、
 その中で奮闘する者の影の知らず。
 またその心情を測ってやる事など出来ない。 ]


[ それでもその薔薇の言葉とやらは
 確かに誰かに何かを与えたのかもしれない
 真相から遠い位置にいるフェルゼは
 後輩に尋ねる姿から何かを
 拾い集める事は出来なかったが、
 ふと、思い出したように口を開いた。 ]

  よく分からないけど。
  なんだかみんな様子がおかしいよ。
  ベネットもオスカーもおかしかった。

  でもその中でもイアンせんぱいが
  一番いつもと様子が違ったけどね。


  傷つけた、善意を汚したとか言ってたし。

[ らしくない事を言っていたなあ、なんて。
 思い出せば、ちらりと二人の様子を見て。 ]

  なんだか悪い事は早く終わればいいのにね。

[ ぽつりと小さな声が響く。 ]*



[ 明るい中庭は、 確かな"夢"を感じさせる。
  未だ、 彼方は夜の筈だ。
  寝静まる深夜を向かえ ……軈て朝が来るのだろう。

  草を踏んでも音のない世界が、不思議と面白く
  中庭を横切るにも足が傷付くこともなく、

  ──── そうしてたどり着いたなら医務室の窓を
  そっと 覗いてみるつもり。*]
 


メモを貼った。


 ― 明るい医務室、まだ二人の時 ―

 うん、宝物

[これが?って、言った時のその顔は
褒められなれてない子供みたいで、
思いっきり、少しわざとらしいくらいの笑みを向けた。
こんな顔をすればいいのに、って]

 あげる、って言ったでしょ
 だからこれは俺のものだから
 勝手に、大事にする

[よくわからない言い分を、いっそ胸を張るように言い切った]


【人】 渡し船 ユージン

 んや、あながち間違ってねーのかもよ。
 試しに花占いでもすれば、俺が《黒》って出るかもね?

[ 睨み付けられる(>>72)。
 それに返す笑みは、少し悲しい色をしたかも知れないけれど。 ]

 殴りたけりゃ、殴ってもいいよ。
 罵るでも、なんでも。

[ 時を止めたことは、俺のせいではないけれど。
 最初に呪われてしまった───と────、
 責任の一旦は、薔薇(おれ)にあるだろうから。 ]

(79) 2018/05/23(Wed) 22時半頃

[それから。
またひとつ気配が増えた。

包帯に触れてくれた、優しい手。
夢に落ちた身では、透明にしか感じ取れなかったそれも、今目にすれば、かつて聞いた音と重なった]

 先輩、おはよう ……おやすみ?

[夢だ、って口に出すのもおかしくて、やはり無事な右手を振って挨拶して]


【人】 渡し船 ユージン

[ 続く回答には、暫くこの射干玉をまるくさせ。 ]

 ははっ、百点満点じゃんよ。
 その通り、残るのは《種》。
 花は何度でも咲くし、それはずっと続いていく。

 永遠なんてない。

 一人ではそんなもの作れないけど
 誰かと一緒なら、花が枯れても種は残るかもね。

[ きっと、《種(あい)》はまた花を咲かせる。 ]

(80) 2018/05/23(Wed) 23時頃

[それからは暫く、先輩たちの会話を目を閉じて聞いていた。
こうすれば、目覚めるかもしれない。
でもそうしたら、きっと二人とはまた、暫く話せなくなる。
名残惜しくて、瞬きして――]

 へ?

[あらぬ疑いの視線に目を丸くした]

 いや、俺にこんなとこに連れてくる力なんて ないって
 だってここ、

 夢の中、 ……だよね?


【人】 渡し船 ユージン

 いい顔すんじゃん。
 俺、キミのそーゆー表情(かお)、好きよ?

 どんな姿だろうがさ。

[ 悩んでいる──悩んでいた、だろう──こともしらず。
 目の前で笑顔を見せる《花》に。
 枯れた気で居るのかもしれないが、キミはずっと咲いている。
 言外に潜めて。 ]

(82) 2018/05/23(Wed) 23時頃

【人】 渡し船 ユージン

 さってと…。
 どーも、他にヤバいとこがあるみたいよ?
 オスカーが自殺するとかしないとか謂ってるみたい。
 こんな俺でもさ、守りたい《花》もあるし。

 どうする? 大集合しちゃう?

[ 一人では止められないなら。
 全員集まってしまえば。
 何か作用して、こんな馬鹿げた空間も終わるかもしれないと。
 マークの同意があれば、薔薇の香りに乗る言葉の先へ向かうのだけれど。 ]*

(83) 2018/05/23(Wed) 23時頃

――まだ、二人だった頃――

いや、まあ、好きにすればいいけど。
礼を言われることじゃないし……でも、ま、有難う?

[今まで褒められること自体は、なくもなかったが。
 未完成の、特に何になるでもない小さなオブジェを大事に見せられて、面と向かって宝と称されるのはまずない経験だった。]

それでよかったの。

[ありがとう、と告げられた気持ちを受け取ったくせ、まだどこか否定したがりの自分が、逃げ道を欲しがる。
 そんな時だ、同室の影が現れたのは。]


――それから――

マークは、どうだろ。
自分で具合悪いって言って、食堂から出て行ってたよ。
顔色悪かったし早く休みなって言ったんだけど、大丈夫かね。

[触れてみて確かめた額はいつもより少し熱い気がしたけれど、正確なところはよくわからない。
 いつもなら紅茶を淹れて蜂蜜を溶かしたのを出してやるところだけれど、あいにくここは医務室だ。

 首が傾いたが、特に指摘されなかったために赤くなった耳に気づかれているとは思わず、マークのことだろうと脳内で完結し。
 お前は気にすんな、の代わりにくしゃりとフェルゼの髪を撫ぜた。]


[言うつもりのないやり取りは、胸の奥に秘めたまま。
 様子がおかしい、と言われれば、知らぬ間薔薇に酔い、無自覚なままにおかしい筆頭だった己には、そうだったのかと納得するが。
 イアンの名前が出れば微かに顔が強張り、その言動を聞けば、どくんと胸の奥が跳ねた。]

……ちがう、

ちがう、そんなの。

[反射的に否定を口にしてから、はっと口を噤む。
 何をどう、されただとか。傷ついたか、だとか。
 具体的なことは言わないまま、唇を噛んだ。]


そうだな。早く、終わればいい。
悪い事なんて、ないほうがいいな。

[誤魔化すように、終わりを願う。
 様子がおかしいのリストに書き加えられそうな、あからさまな切り替えだった*]


……は? え?

[連れてきたのかと聞いた相手は、予想外の反応を返した。
 今、何て言った。]

夢の、中、って。

[ぐるり、見渡す。
 明るい医務室。そばにいる二人とは普通に話も出来るし、意思の疎通に問題はない。
 夢の中などという言葉のほうが信じがたい。
 外はどうなっているかと窓の側を見た時、先ほどまではいなかった人物がそこから中を覗いていてびくりと肩を揺らした。]


[ 二人の可愛らしいやりとり
 知れたら、
 割って入らないよう口を噤んだもの。
 生憎と空気を読まず吸いながら
 のほほんとしているものだから、
 どちらともつかない挨拶
 ゆるりと口角を上げたまで。 ]

  ……ん。おはよう。
  おやすみしたいけど、起きとく。

[ ちらりと右手を見やるがそこは無事。
 しかし左手は違うのだから眉を下げて ]


【人】 渡し船 ユージン

 ─廊下、医務室付近─

[ マークがついてきたかどうかは、定かではない。
 何故なら、こんな風でも少しばかり焦っていたから。
 ことの終息を知りながら、マークに伝える余裕もなかったわけだ。 ]

 あ、なんとかなったぽい?
 おやすみ…??

[ オスカーとはすれ違う形になったかもしれない。
 何を知っているのか、そんな挨拶をひとつ落として。
 足が動くのは、拒絶された人のところ。 ]

(94) 2018/05/23(Wed) 23時半頃

 ― いつかの屋上 ―

[夜でもなく真昼でもない茜色の時。
こっそり教えてもらった秘密の場所に
わくわくが我慢出来ずに、すぐに一人で訪れた。

背後で開いた扉。
此処を知る人は少ないだろう、とそのまま叫んだ]

 先輩、 ここ、すっげー綺麗な!

[笑って、振り返ると
屋上にやってきた人の顔は、夕日のせいで見えなかった]


  ヒュー。
  君こそ怪我をしているんだし
  あんまり無理しちゃだめだよ。

  君が大変そうなら助けてあげるけど
  でも痛々しそうな君の姿を長くは見たくないから。

[ そんな小言をモリスを倣って告げたのだった。 ]


[ 話が移ろえばモリスの返答を待つように瞬き。
 マークの事情が分かれば分かりやすく肩を落とした。 ]

  …………全然、気づかなかった。
  見てるようで俺、全然見てなかったんだなぁ。
  大丈夫だとは、思うよ。
  俺がマークを見つけた時、オスカーもその場にいたから。

[ いつもより体は気怠く思えるが、果たして
 この世界がどのような造りなのか知らず。
 一層高熱ならモリスの作る紅茶をみんなで
 楽しむ事が出来たのだろうかと暢気な思考。

 撫でられる手に気分が良くなり目を細めるあたり、
 いたって単純な思考回路をしていた。 ]


[ それでも思わぬところから出た否定に
 はたりと目が丸くなる。 ]

  …………。
  俺、少し話した時、なんだか一人で
  落ち込んでるように見えたから。
  詳しい話は分からないけど、モリスと
  イアン先輩仲良かったでしょう?
  また会えたら励ましてあげて。

[ 要らぬお節介を焼いている自覚はあった。
 ただ、モリスの予想通り
 様子がおかしいリストにその名を連ねる。
 伸ばした腕は彼の頭に向かおう。
 さっきされたお返しに撫でようと思ったのだ。 ]



  …………別に言わなくてもいいけど。
  でも君も我慢ばかりしちゃだめだよ。

[ 気休め程度のものだろうが、言い残した。
 そんな時、医務室の窓に気配を感じたような気がしたが、
 衝撃的な言葉に体を硬直させた。 ]


  …………へ、夢の中……?

[ どういう事なのだろう、と。
 思い込みは恐ろしいもので、
 夢の中である概念がすっぽ抜けた思考は
 漠然と夢の中である感覚を否定していた。 ]

  夢の中……ならどうして、
  俺たちは話せているんだろう?

[ これさえも自分の夢なのだろうか。
 戸惑うあまり首を傾げて思案顔。 
 戸惑うモリスの態度に親近感を
 抱きながらも窓を覗き見るせんぱいに
 思わずシーツを抱き寄せて肩を跳ねさせた。 ]*


[両手でしっかり握った手すりの向こうは、
明るくて、どこまでも続いているようだった。

あれから、また二人で屋上で話す機会はなかったけれど
(当たり前だ。むしろ入学してひと月足らずで、沢山のことがあった)
もし、また話せたら。
そうしたら、 何て言おう。
何を、話そう]


【人】 渡し船 ユージン

 ───いっちゃん。

[ 耐えて、堪えて、怯えるように震えている。
 そんな《花》を一人にしておけるわけ、ないじゃないか。
 殴られても罵られてもいい。
 蹲るその体に、傷だらけの手をまた伸ばす── ]**

(98) 2018/05/23(Wed) 23時半頃

 ― 目覚め……というより寝言 ―

[現実の医務室が、また穏やかな寝息に満ちた頃。
巻き直された包帯を左手で撫ぜ、固く目を瞑ったまま、溜息を落とす]

 ……ありがとー

[先輩、と呼びかけそこねたとしても、そこにはもう目覚めている人はいなかったから。
―――夢の囁きが聞こえる彼なら、夢も、現も。あるいは違いなどなかったかもしれない*]


 ― そして、夢の中 ―

[「おやすみ」を言ったのは、ここが夢の中だから。
だから、眠った彼らにおはようを言うのはおかしいような気がしたのだけれど、どうやら、それに気づいていたのは一人だけ。右手を見下ろせば、さもありなん]

 うん、 夢だからほら

[と無事な右手をひらひらり]

 ここなら、フェルゼ先輩も心配させずにすむ
 ……あ、勿論目覚めても、うん。
 いい加減、早く治したいし

[包帯の下を、彼らは勿論知らないけれど
到底短期間で治るものではないのだ]


【人】 渡し船 ユージン

[ 顛末がどうあれ、あと少し先でマークは知ることになる。
 触れた汚い指先から、俺という色を。
 それは何色に映るんだろう。
 見られないのは残念だけど、この瞳の色なんかじゃなければいいのに。 ]*

(104) 2018/05/24(Thu) 00時頃

[膝上にあった小さな細工をまたポケットにしまい込んで、ベッドを降りた。
何故か裸の足は、床の冷たさを心地よく踏みしめる。
明るい中庭に続く、大きな窓]

 おはよう、 ……それともおやすみ?
 パン先輩

[細く開いて、小さく呼びかける。
あんまり大きな声だと、誰かを目覚めさせてしまうかもしれないから]


【人】 渡し船 ユージン

 俺はさよならなんていってないよ。

[ 珍しく、その声は強く。 ]**

(106) 2018/05/24(Thu) 00時頃

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