人狼議事


25 花祭 ― 夢と現の狭間で ―

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視点:


【人】 奏者 セシル

―庭―

[独り残る桜は夢を彷徨い
 桜舞い散る夜の
 穏やかならぬ
 記憶の花吹雪]


[夜ごと振り上げられる手
 桜の花弁の数だけついた痕
 醜い夜の調べ]


[開いた瞼は眩しい陽を
 鮮やかな空を
 刹那に睨んで
 飛び起きた]

(0) 2010/08/05(Thu) 01時頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/08/05(Thu) 01時頃


【人】 奏者 セシル

 っ… 夢見、悪…

[ぐっしょりと汗が吹き出
 伝うを手の甲で拭う
 肩でする息は荒く]

 最初は…いい夢、だったのに…

[ロビンが楽器を鳴らす夢
 己の髪を撫ぜて
 浮かぶのは綻んだ笑顔
 ...にだけ、向けられた
 事実を歪ませた
 春の夢であったのに]

[やがてその笑顔は他にも向けられ
 裡に生まれた陰が視界を覆い隠し
 それは夜を喚び夜になり
 眠れぬ記憶を呼び覚ましたか]

(14) 2010/08/05(Thu) 01時半頃

【人】 奏者 セシル

[齧りかけの果実
 いつの間にやら手を離れ
 地面でどす黒く変色して在る]

 ………。

[見詰め、見詰め
 汚いと念う其れ
 口に含んで飲み下す
 喰えぬではないが
 もぎたての新鮮さには敵うわけもない
 どこか己を投影させたか]

(20) 2010/08/05(Thu) 01時半頃

【人】 奏者 セシル

―庭→―

 ……どっか…、そうだ …研師。

[そのままで居ても悪夢に喰われそうで
 気が変わることはないかと
 ふと、研師のことを思い出した
 向かおうかと
 重い体を持ち上げて
 研師の居場所など知らぬのだ
 念うままに、ただ進む]

(33) 2010/08/05(Thu) 02時頃

【人】 奏者 セシル

―稽古場―

[何処をどう歩いたか
 辿り着くは稽古場であった
 見慣れぬ場所にきょろきょろと
 恐る恐る室内へ
 木目の美しさに眼を細め
 広い室内にぽつんと在る

[何を念うか
 出来もしない舞のような動きを
 稽古場の中で舞い始める
 稚拙過ぎる
 足を滑らせこけたりもするだろう
 しかし、楽しそうに
 独りだけで踊る
 まるで桜が散るような
 何処か果敢無い、舞を**]

(57) 2010/08/05(Thu) 02時半頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/08/05(Thu) 11時半頃


【人】 奏者 セシル

―稽古場―

 あ、研師 …じゃなくて刷衛!
 っう  わ!

[視線に気付くと切れた集中
 ドタリと床に転け
 恥ずかしそうに起き上がる]

 へ、下手くそだろ?
 あんましこーゆーノロノロしたの、得意じゃねぇんだ。
 笛も太鼓も苦手だし。

 あっ!
 でも、ジャズダンスならちょっとは出来んだぜ?

[破れたままの汚れたシャツ
 腕をきちりと捲りあげ
 一度刷衛を見て
 にこりと、笑った]

(158) 2010/08/05(Thu) 11時半頃

【人】 奏者 セシル

 No, we're never gonna quit
 Ain't nothing wrong with it
 Just acting like we're animals

[歌い出すのは激しいテンポ
 言葉は全て異国の言の葉
 動きは舞には見られぬ速さ
 飛び、蹴り、ステップ
 桜の花が風に遊ぶよう]

 なー、面白い?
 芸にゃならねーけど
 ダンスも好きだぜ、俺っ。

[眺めてくれているだろうか
 そちらを向いて笑むのは
 猫が懐きでもしたかのような
 芸とするには確かにまだ稚拙
 だが研けば変わるやも知れず
 一曲踊り、息をつく]

(165) 2010/08/05(Thu) 12時頃

【人】 奏者 セシル

[終われば気が抜けたのか
 調う息と、それから欠伸]

 あんま寝てねーの。
 悪い…、ちょっとだけ…付き合って…。

[瞼を擦る様は幼児のよう
 ふらりふらりと近付けば
 相手が花主であるも気にせず
 隣へ座り瞼を閉じた
 やがて直ぐにまどろみ始め
 大男の肩に
 ふわりと桜がのっただろう]

 ……髪、そろそろ…染め…なきゃ…

[肩に乗る頭
 根元は焦げ茶色であると知れようか
 フワフワの髪も近くで触れれば
 傷みが酷いと分かるだろう]

(169) 2010/08/05(Thu) 12時半頃

【人】 奏者 セシル

[桜色の目立つ髪
 白く珍しい西洋の装
 見たこともない動きの踊
 理解しがたい音の言の葉
 親しみのない彩りの芸
 異邦を摸する花自身の名]

 月の、瀬に 幸せを、得る
 今日だっけ…満月、なんだろ…?

 アンタなら…
 セシル…って …喚んでも
 ……いーよ。

[親しき者にしか教えぬ喚び名
 肩の相手へ柔く笑む
 媚びを売るわけでなく
 独特な一輪が揺れているだけの話
 手折られても、と
 ...自身が意識して居るや否や]

(177) 2010/08/05(Thu) 12時半頃

【人】 奏者 セシル

 殴ら…ないでね…
 置いてか、ないでね―……

[一言謝りをいれ
 やがて直ぐに寝息が伝わるか]

[異国のものに染まろうとする
 確乎たる理由は胸の裡に秘めて]


[謝りも、確乎たる理由も
 聞かれ話す時が来ようか
 今は知れぬまま
 夢にまどろむ夢を見る**]

(180) 2010/08/05(Thu) 12時半頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/08/05(Thu) 13時頃


【人】 奏者 セシル

―稽古場―

 …ぅ……ん。

[大人しく眠っていた躯を捩る
 夜に近付く程に夢は薄れていく
 夜の記憶に起こされる
 いつもなら魘され起きる頃か]

 ……っ …、 や   だ

[大男の服
 弱い皺が寄るほどに
 掴んだ指先]

(261) 2010/08/05(Thu) 20時半頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/08/05(Thu) 20時半頃


【人】 奏者 セシル

 っ、あ ……

 ……ご  …め、ん なさい

[揺り動かされて戻る意識
 ヘーゼルには涙
 髪は額に張り付いて
 上がる息
 口にするのは謝罪の言葉
 一度零し]

 ………  …、 ……

[音もなく、唇が繰り返す
 ごめんなさい と。]

(273) 2010/08/05(Thu) 21時頃

奏者 セシルは、繰り返し音のない謝罪を紡ぐ

2010/08/05(Thu) 21時頃


奏者 セシルは、霞がまた見ていたのなら、はて何を念ったろうか

2010/08/05(Thu) 21時半頃


【人】 奏者 セシル

 ゆるす?
 ゆるして、くれる、の?

 舞も、笛も 出来ない。
 異国の事しか、出来ない。
 セシルは、異国の子じゃなきゃ いけない。

 せんせの 謂うこと、きけないよ?

[弱く紡ぐ言葉は
 夜に刻まれた記憶のもの
 撲られ、置かれた
 師への謝罪]

 ……っ ごめ、ん。
 違う、悪い。
 夢見悪くて…寝惚けた…。

[徐々に己を取り戻したが
 しかし、掴んだ服を離せない]

(286) 2010/08/05(Thu) 21時半頃

【人】 奏者 セシル

 うん、あ… り、がと。

 役得、ならさ
 もう少しだけこうしてて
 …いい、かな。

[了解を得られるようなら
 震えた躯を
 不器用に押し付ける
 抱き着く、までにならない
 俯かせた顔
 泣かぬようにと唇を噛んで]

 そろ、そろ 夜…だな。

[滲む視界を消すように
 ぎゅっと固く瞼を閉じる]

(296) 2010/08/05(Thu) 22時頃

【人】 奏者 セシル

 行かなきゃ、な。
 うん、行かなきゃ…。

[肩の感覚に篭っていた力
 緩くなっていく
 言葉には頷くけれど
 躯と心は動けぬまま]

 《花主さま》は…行かなきゃ、だよな。
 ごめん…引き止めて…。

[謝るけれど、躯は離せぬまま]

(317) 2010/08/05(Thu) 22時半頃

【人】 奏者 セシル

 いや、大丈夫…。
 なんかしてる方が、紛れる。

 でも、芸はやんなくて …いいよね。

[確かめるように紡ぐ
 なれば、やれと命ぜられるなら
 披露するのだろうか
 持ち手のまだつかぬ
 桜の花は]

 ……ねぇ…一緒に
 …行ってくれる?

[身を寄せて問う
 連れて行かれるならば
 傍を離れず宴の中もあるだろう 邪険にされなければ、だろうが…**]

(349) 2010/08/06(Fri) 00時頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 00時半頃


【人】 奏者 セシル

―大広間―

[さて、人狼病の話を桜は如何に聞いていたか
 蒼褪める白い肌で
 けれども刃突き立てられる丸に驚く様子はなく
 混在する矛盾の中
 ぽつりと零した一片
 誰が耳に拾い上げたか知らねども]

 デブ… 紅い……

 “紅い”んだ。

[ヘーゼルが生ある者を見回せど
 嗚呼、生きとし生ける者の色は
 多種多様な色彩で隠れ
 同じ赤は判別つかぬ
 見えぬものを描ける指先が
 初めて見る色に
 小刻みに震えた]

(613) 2010/08/06(Fri) 13時半頃

【人】 奏者 セシル

[運ばれた珈琲には
 まるで子供のように砂糖やミルクを入れる
 甘いものは好ましい
 声をかけてきた
 傍の花主から名を聞く明に視線を移し
 研師を慕うのかと
 少しだけ笑んだ]

 俺はまだ、誰の花でもない。
 気にすんな、俺が勝手に傍に居るだけ。
 こんな…怖いこと、あったんだし
 花なら傍で、芸事でもしてやんなよ。
 二人なら気も紛れんじゃん?

[悪いなと、呟いて
 ヘーゼルを大男へは向けぬまま
 傍を離れたくらいだろうか]

(623) 2010/08/06(Fri) 14時頃

【人】 奏者 セシル

 ――――ろ、びん。

[駆け寄る声
 ぴくりと躯が反応するか
 部屋の隅
 膝を抱える桜]

 ど、した?
 ああ…俺は、ほら いつもの悪い夢、だからさ。
 アイツがなんかしたとかじゃねぇよ。
 心配、しないで?

[噛んだ唇
 唯一表情の緩まる相手であるはずが
 ぎこちない表情のまま
 笑うことさえ、ままならぬ]

(626) 2010/08/06(Fri) 14時頃

【人】 奏者 セシル

[懐こうとする相手は明という可憐な花が在った
 僅か微かに期待した
 まるで其れを打ち壊すように
 可憐な花は今にも消えてしまいそうで
 横から入るなんて真似は下衆かと
 元より手折られても折らぬ花
 また野の花へと戻るだけ]

[しかし、桜は桜にも戻れぬ
 唯一無二の冬色は
 狂い咲く桜ではなく
 手折られ他に身を揺らすを知る
 見たことのない艶も笑みも
 桜の元には訪れぬ
 垣間見たろうか
 忍び合わさる接吻けを
 睦まじく在る、二人の仲を]

(633) 2010/08/06(Fri) 14時半頃

【人】 奏者 セシル

 うん、夢だけ。

 夜の悪夢を昼に見て
 甘い現の夢から醒めただけ。

 大丈夫だから。
 心配しない、で。

[桜が冬に狂い咲く
 春を告げる幻影を見せる
 しかし
 冬を春にするは叶わず
 所詮花弁の舞う一片の夢
 はらり
 はらりと
 桜が墜ちる]

 ―――ごめんね、ロビン。

[はらりと]

(636) 2010/08/06(Fri) 14時半頃

【人】 奏者 セシル

 話?
 うん、聞くよ  …何?

[滲む視界
 それでもヘーゼルを冬色へ向けて
 笑んだ姿は、どう映るか]

 花主さまは、ほおっておいて平気?
 花の俺と話して大丈夫?

 折角、主つきになったんだ。
 下手なことで、手放しちゃだめだよ?

[泣きたい
 泣きたい
 泣き出せない
 困らせたくない
 幸せを得たのなら
 祝わなくては
 桜の花は涙を湛えて笑んで、在る]

(640) 2010/08/06(Fri) 15時頃

【人】 奏者 セシル

 どうして、謝るの?

[涙は零れない
 否、零せない]

 ロビンが忘れろと謂うのなら
 ロビンが消せと謂うのなら

 全て抹消させてしまおう。

 俺の唯一の、
 唯一…の…

 ――――とも…だ……    …ち。

[驚く程に美しく
 桜は散(わら)って見せた]

(645) 2010/08/06(Fri) 15時頃

【人】 奏者 セシル

 うん、うん。
 いいんだ… 昼間寝ちゃうのは、知ってるでしょ?
 話は聞けなかった、俺が悪い。

 ………とく、べつ?


 うん。
 ロビンがそうしたいなら。
 なんだって。

 俺はロビンの為だけの
 桜色だから。

[自慢の傷んだ髪を揺らす
 触れられる指に怯えはしない
 この指は...を撲らないと
 知っているから]

(650) 2010/08/06(Fri) 15時頃

【人】 奏者 セシル

[傷むほどに脱色した髪
 学び舎でも噂高い孤高の花
 目立ち噂が広まるを避けようと
 苦肉の果てに見つけた策
 髪を染め
 異国の文化に塗れ
 そうして傍に在れば
 捻くれ者の己に批難は集中しよう
 冬も傍に在るを喜んでくれよう]

[例えば何度、ついた師に撲られようとも
 仕置きと称して夜の道具に玩ばれようとも
 そして置いておかれようとも]

[桜になることが幸福であった]

(655) 2010/08/06(Fri) 15時半頃

【人】 奏者 セシル

 ロビンは孤高の高貴な花。
 噂じゃなくて。
 どんなに手を手を伸ばしたって
 俺には掴めない花、だもん。

[視界奪われ見詰めるはひとつ
 微かに震える指先に
 汗ばんだ手を添えて握る]

 俺が花主なら、ロビンが花主なら
 きっと違ったんだろうね?

 だけど
 ロビンが手折ってくれるのなら “月の瀬に幸せを得る”ことになるのかな。

 もやもやしたって
 謂ってくれるだけで幸福なのに。

[狂い咲く桜は散って散って
 花弁の夢しか残さぬか]

(660) 2010/08/06(Fri) 15時半頃

【人】 奏者 セシル

 抱きしめても、構わない?

[受け入れて、との囁きに
 僅か耳元に寄せて応える
 拒む訳があるだろうか
 冬に狂い咲く桜の花弁に
 選択肢などありはしない]

[けれど、ただひとつ]

[ほんの微かに過ぎる
 約束と優しさと
 相手は気付くだろうか
 ヘーゼルを僅かに動かして
 可憐な花の傍に在るを
 一度見て、見て
 泣き出しそうな眼で
 見詰めて、笑う]

(662) 2010/08/06(Fri) 15時半頃

【人】 奏者 セシル

[冬に焦がれ狂い咲きながら
 春のまどろみに肩を寄せ
 “セシル”と喚ぶをまだ聞かぬ
 其の方へ、微笑んだ]



 むつかしいな。

 約束、守れないかも。



[独りごつ。
 淡い念い、籠めて。]

(668) 2010/08/06(Fri) 16時頃

【人】 奏者 セシル

 嘘、か。

[叶わぬ念いを伝えずに
 友として傍に在り続けたなら
 塗り重ねてきた嘘は数多
 ばれぬなら、ばれていようとも構わぬ、今は]

 ああ…行こう。
 ずっと、こう、したかった――…。

[首筋、胸元、さらに下
 触れればくすぐったさに身を捩る
 叶うなら焦がれた躯を抱きしめ
 叶うなら指先を絡め
 濃密に、他所を寄せつけぬよう
 己に芽生えつつあった現の蕾を
 開かせぬようにと
 人目あるも憚らず
 接吻をねだってさえ見せた
 連れられるならば、そのままに]

(672) 2010/08/06(Fri) 16時頃

【人】 奏者 セシル

 ロビン、ロビン…冬の君。

[もう眼には彼しか映らぬ
 出来る限りと艶やかに
 しかし行為に怯えを滲ませ
 夜の記憶と伴いながら]

 咲かせて、俺を。
 その手で…その唇で…。

[隙間なく絡む指先
 啄まれる接吻け
 短く高鳴る嬌声
 蕩けるヘーゼルは桜を揺らし]

[向かう先、寝乱れる様があろうなら
 ...はやはり震えていたろう
 それはきっと最後まで**]

―→A棟、ロビンの部屋―

(680) 2010/08/06(Fri) 16時半頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 16時半頃


奏者 セシルは、メモを貼った。

2010/08/06(Fri) 16時半頃


【人】 奏者 セシル

―ロビンの部屋―

[会話が幾重にも聴こえる
 ぼんやりと
 睦事のあとのけだるさは
 桜に常なき艶を落とし
 刻まれた痕は花弁のようか]

 ………――。

[明に、ロビンに、それから
 来ると念いもしなかったか
 否、来るを僅かに期待していたか
 刷衛の姿
 見上げて微笑むしか為せぬ
 寝乱れたままのしどけない姿
 あちこちに閨の痕を残して]

[植え付けられた種に
 まるで口止めされるかのよう**]

(729) 2010/08/06(Fri) 21時半頃

【人】 奏者 セシル

[夢現
 ゆめうつつ
 聞こえる声は数多あれど
 微笑む先は冬の色
 腹に植えられた種の所為か
 桜の花の歪んだ念いか
 願わくば彼の意思のままに
 紙に記すその名に
 同じく桜が在ろうとするか
 そんな夢の中から
 まどろみ見た、景色]

 ………ある、けるよ。

[運ぼうと謂う刷衛と
 可憐な可憐な、細い花
 互いを見て]

(823) 2010/08/07(Sat) 01時頃

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