人狼議事


207 Werewolves of PIRATE SHIP-2-

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【人】 FSM団 ミナカタ

   − 甲板 −
[昇った甲板の空気はひんやりとしていて、いつの間にか
月が昇っていた。
昨日から怪我人の治療ばかりだと、思うと同時。
まだ1日しか経っていない事に気付く。]

 風が吹かねえな。

[風が無ければ船は動かない。
早く港に着けば、何か変わるかも知れない。
そんな目先の誤魔化しを許さない様に、副船長が口を開いた>>127]

 …………。
 確かに長い付き合いだな。
 セシルも言ってた。お互い何も知らないってな。

[静かに相手の腹を探る様に紡ぐ言葉を聞く。
先程の目といい、良い意味は無いだろう。
それが決定的になったのは自身の能力を口にした事>>127
更に言葉を選ぶ。]

(140) 2014/12/14(Sun) 22時頃

―9号室―

[じゃあな、とニコラスに手を挙げて、急ぐグレッグの後をマイペースに追いかけて、たどり着いたのはグレッグの部屋。

……狭そうだな。

[寝ているような自分たちの姿。しかし、一人分のベッドに並べると、何か窮屈そうにも見えた。]

酒盛りか。
あん時は、今頃死んでるなんて想像もしてなかったなあ。

[首を落とされたグレッグと、喉を貫かれた自分と。
奇妙な気分だが、夢ではない。グレッグの体の首元を、じっと見つめて。]

……なあグレッグ。四六時中一緒に居ろ、とは言わないけどよ。もう、あんな風に勝手に……手が届かない所で、消えるなよ。

[届きそうなのに決して届かない位置で、弟分の命が消えた、抉られるような痛みは、忘れられない。もう二度とあんな思いはごめんだ、と思う。*]


【人】 FSM団 ミナカタ

 切欠? あるとしたら叫び続けてた捕虜だろ?

[雲の間から見える月を静かに見上げた。
切欠は確かにそうだ。
そしてそこから悩む。
副船長の腹の奥にあるもの。]

 へー、大した能力持ってんだな。
 何で今まで黙ってた?
 襲われたら怖い? そりゃそうだな。
 誰だって死にたくない。
 人間も、人狼も。

 食われる者がいる限り、人狼は残っている。
 食われる者がいなくなったら、人狼はいない。
 俺にはそれしか判らないよ。

[能力を持っているのか持っていないのか。
もしかしたら副船長は全て知っているかも知れない。
それでも迂闊に口は滑らせるわけにはいかない。]

(144) 2014/12/14(Sun) 22時頃

─ 船首楼 ─

[地下牢前を離れたあと、獣はまた船首楼にいた。
 誰か会いたい相手がいるわけでもなく、思い残した場所があるわけでもない。

 なのに、魂はまだこの船にある。]


   ───……オーーーン。


[朱い月は、先程よりずっと高く昇っている。

 何故、まだ連れて行かないのかと問うように。
 高くなった月に向かって吼える。]

[甲板に、ヘクターとミナカの声が聞こえれば、ちらりとだけそちらを見たが、すぐにまた、他人事のように背を向けて、月を見上げた。]


【人】 FSM団 ミナカタ

 ……で、何で俺に話す?
 話すからには、俺に何か思ってるんだろ?

 本気でデートに誘うって言うならもちっとスマートに誘え。

[張り詰めていく空気を緩める様に、ほんの少し息を吐いた。]

(147) 2014/12/14(Sun) 22時頃

メモを貼った。


―甲板―

[一番低いマストに腰かけて。
ぶら、と足を揺らす。
眺めてるだけだ。お気になさらず。

怪我も血も酒臭もなくなった半透明の物体は、副船長と船医のやり取りを見下ろす。
なぜ副船長と船医の間に緊張が張り詰めてるのかは知らないが。

持ち主のやることに、拾い物が疑問を挟むはずもない。

ファッキン俺の神様。
あなたのやりやがることはすべて正しいとも]


FSM団 ミナカタは、メモを貼った。

2014/12/14(Sun) 22時頃


[ただ心配くらいはさせてくれ]

 ……ん。

[月光をその身に透かしながら、顔を横にやれば。
遠吠えをする獣の背中があった。

お静かに、と。
自分の口を軽く掌で塞いでおいた]


確かに狭そうッスね。
まあ、お肩並べて仲良さげで何よりじゃないッスか。

[ホレーショーの言葉に、苦笑して。
死んでも仲良いのは良いことだ。うん]

……兄貴?

[グレッグの死体をじっと見つめて、難しい顔をしているホレーショーの顔を覗きこんで。続くホレーショーの言葉には、穏やかな顔になって]

了解ッス。もー勝手に独断して消えたりしないッス。
だから、兄貴も。先にいなくなったりしないで欲しいッス。

[上目遣いに、小指を差し出して]

約束ッスよ?

[きしし、と笑って。成仏するときは一緒だ、と]


【人】 FSM団 ミナカタ

 ああ、確かにあんた能力があるよ! 乱暴な確かめ方でな!

[緩んだ空気が一気に戦場へと変わる>>158
縮んだ距離と薙ぎ払う槌に一瞬反応に迷いが生まれた。
人ならざる力を見せ、グレッグに確信を齎す羽目になった。
確かめると言う以上、確信を持たせない為には
受けた方がいいのか。

そんな迷いと逃げようとした本能と、動きの鈍った左腕が
噛み合わない歯車の様に隙を生む。]

(164) 2014/12/14(Sun) 22時半頃

【人】 FSM団 ミナカタ

 痛っっ!!

[思わず庇った左腕を突き抜けて、腹に鈍痛が届いた。
感覚の無い左腕だが、良くて罅、悪くて骨折しているだろう。
倒れるのは何とか耐えたが、右腕で掴んだ左手は動かない。]

 ……怪我人出たら治療出来ねえだろうが、この馬鹿。
 お前絶対傷口塩塗り込んでやるからな。

[多分、次が来れば耐えられない。
ヒトを棄てなければ……そんな予感のまま
汗を浮かべて睨みつけた*]

(165) 2014/12/14(Sun) 22時半頃

メモを貼った。


……はあ?

お前、俺に指切りやれってか。
小指出せ、と……?俺に……?

[子供か。いや子供だった、こいつは。
額を抑えた。
大の男に、泣く子も黙る海賊をやってた、30を超えた男に、指切りか。
さすがに、羞恥心が勝った。そんなの出来るか。]

……おら。五倍でいいだろ。

[グレッグの小指を、全部の指で掴む。妥協。
文句は言わさねえ、と上下に振って、乱暴に離した。]


【人】 FSM団 ミナカタ

 魔女裁判かよ……。死ぬのは良い人間って奴か?

[言葉の応酬だけならいつもの船での戯言で済むだろう。
だが命を賭けた戯言に余裕は無く。]

 ────。

[口元が愉しそうに、悔しそうに歪んだ。]

(174) 2014/12/14(Sun) 23時頃

ん?……んん?

[気づけば、まだ9号室にいるキティが、じっとこちらを見ていた。まるで、見えているかのような……?
試しに猫の前で手を振ってみるが、目線がついてくる。そういえば、以前にも何もない所をじっと見たりしていたが、あれはもしや……]

見えてんのか、気配感じとってんのか?

[手を伸ばしても、もう猫には触れられない。
ぬくもりを感じることもない。]

……キティ。もう、好きな所行っていいからな。
帰れなくて、すまねえ。

[にゃあ、と返事をするように猫は鳴いた。]


【人】 FSM団 ミナカタ

 ったく……俺の目も狂ったな。
 誑かすならあの道化じゃなくて、
 あんたの方に擦り寄るべきだったな。

[槌が打った場所は割れた床のみ。
それこそ人間業では無い距離を軽々と飛んで見せた。]

 あいつに取り入るのどんだけ苦労したと思ってんだよ。

[紅い月の下、二つ足が四足に変わる。
四つの紅い瞳、二つの鈍銀の牙。
二つの頭を抱いた奇形種。
ただ左前脚は変化しきれず人間のままで。]

 どうせ役立たずだ。
 お前食った後で、あいつも殺しといてやるよ。
 あの世で互いに殴り合っとけ。

[笑い声と共に、跳躍する。
その武器を握る腕を目掛け、牙と爪を振った*]

(179) 2014/12/14(Sun) 23時半頃

[猫の頭に、撫でるように手をかざし。
それから、体を起こした。]

副船長は、どこ行ってるかねえ……

[生者の中で最も動向が気になる男を探す為、立ち上がる。
狭い船の中だ、程なくして甲板にたどり着くだろう。*]


[乱暴な指切りに、兄貴らしいやと苦笑して。
やがて手が離れれば、室内のキティを見遣った]

……キティの面倒。これから誰が見るんスかね。

[心配そうに、ぽつりと呟いて。
主のいなくなった猫の将来を案じた。
透き通るホレーショーの手が、キティの頭に触れる。
なんだか見ていられなくて、思わず目を逸らした。
触れられない悲しみは、この1日で嫌というほど味わった]

……そうッスね。副船長のところに。

[ホレーショーに頷いて、やがて共に甲板に辿り着くだろう]


ミナカタは、ヘクターの腕に牙を立てたまま低く唸った。

2014/12/14(Sun) 23時半頃


―甲板―

キティは優秀な猫だから、必要とされるだろ……
ま、自分で餌もとれるし。

[そんな話をグレッグにしながら、登ってきた甲板。]

………。

[言葉を忘れて、目の前の光景を見つめていた。
月に照らされる、双頭の狼。
対峙するのは、槌を握る男。

まるで、御伽のような。
子供に話すには少々、血生臭いが。*]


【人】 FSM団 ミナカタ

[牙が副船長の腕に食い込んだ>>184
血の味に酔う暇も無く、槌を落とすまいと耐える手首を
噛み砕こうと顎に力を込めた。]

 ……頭は悪く無いガキだったな。

[グレッグの遺言>>186がどのようなものだったか。
きっとあの時の事をそのまま書き残していたのだろう。
字が書けるのは予想外だと、低く唸ったが。]

(197) 2014/12/15(Mon) 00時頃

【人】 FSM団 ミナカタ

 GUUUUUU

[腹に食らった一撃に、一瞬手首を噛んだ顎が外れ、
床を滑る様に身体が飛んだ。
左前脚は殆ど動かない分、バランスは悪い。
手首を離した口から溢れる血がどちらのものか判らないまま。
狼はまた駆けた。
先程彼がした様に、足首を狙うふりをして
男の逸物と太腿を同時に牙で砕こうとする。
ただ腹への衝撃と、左前脚のせいで速さと正確さは
最初の攻撃よりも落ちていた*]

(198) 2014/12/15(Mon) 00時頃

[双頭の獣と副船長の闘いは、始まりから見下ろして視界に収めていた。
珍しく怪我なんかする副船長を見て、つい腰が浮いたがまた腰かけ。

大丈夫だ、と自分に言い聞かせる。
何度も、何度も、言い聞かせる。

彼が負けるはずがない。

信頼感というよりは、そう信じてないと酒もない今は気が狂いそうだと、そんな感覚だが。
ともかく、そう信じて。

マストの上、足を垂らしたまま。
じっと、身動ぎもせずに見守っていた]


― 甲板 ―

……ミナカ、なんスか?
はは。マジッスか。

[禍々しく気配を放つ双頭の狼に、乾いた笑いが出る。
夢の中で見たものの、実際に見るまでなかば半信半疑で]

……だから。
ガキじゃ、ないッスよ。

[小さく呟く。
あの言い草は、間違いなくミナカだった。
自分の遺したものも、無駄ではなかったのだと。
ぎゅっ、と拳を握りしめて。
副船長とミナカの勝負の行方を。
固唾を飲んで見守った]


 ───!

[槌の振り下ろされる音に、尾と耳先がぴんと伸びる。
 船首楼の端に寄り、ゆるく見下ろせば、今まさにヘクターがミナカに追撃をくらわせようとしているところだった。]


 ……荒いな。

[もう何度目か。
 普段のヘクターとミナカであれば、勝負は火を見るよりも明らか。
 しかし、もしミナカが本性を現したなら───

 ───と思っていた矢先


 !??

[その姿に、この獣にしては珍しく、船首楼から身を乗り出した。]


[ヘクターの腹に突き刺さる牙。

歯を食いしばって戦いを見守る男は、その場から動かない。
何も出来ないのがわかっていたから。
その代わり、目を逸らしもしない。
拳をただ、ぐっと握りこんだ。

ヘクターと、双頭の狼の戦いの行方を、見据えている。]


【人】 FSM団 ミナカタ

[船長は副船長を生き汚いと評していた。
だから彼を生から引き剥がさなければいけない。

狼はもう生に執着はしていなかった。

ただ少しでもヒトを減らす事。
それだけに固執する。]

 ほんと、運がいい。

[逸物を砕けていれば良かったが、牙は腹に食い込んだ>>206
牙が入れば何処でも良い、と腹の臓物を引き摺り出そうと
首を左右に振る。]

(211) 2014/12/15(Mon) 00時半頃

[甲板に現れた新たな気配も、ずっと前からあった見張り台の気配にも、気付きはしていた。
 だが今は、それらは眼中にない。
 獣の意識は、目前の戦いにのみ向けられている。

 ただ視点は、彼らとは違ったろう。
 おそらく、ヘクターを見守っているであろう3人と違い、獣は、純粋に戦いの行く末のみを見つめていた。
 ミナカが同族であるからとか、ヘクターの行動理念に頷けるところがあるからとか、今は蚊帳の外。


 ─────どちらが、より強い畏れをもって、畏れを喰らうか。

 弱肉強食の理念。
 弱者は強者の糧となり、強者もまた更なる強者に喰らわれる。

 残るのはどちらか。

 紅い瞳が、静かに焔を宿したように揺れる。]


【人】 FSM団 ミナカタ

 GAAAAAAAAAAAA!

[背中に振り下ろされる槌の気配に、
身体を捻り避けようとしたが。
丁度左肩の傷口から生えた頭が1つ潰される。
血と脳漿と咆哮を撒き散らしながら、
それでも傾げ掛けた身体を起こした。
このまま離れれば、彼を殺すのは困難だろう。

食らい付いたまま、牙を離さない事だけに集中して。
引き千切ろうとした腹の傷に顔を突っ込むと、
その身体を押す様にそのまま駆けた。]

 場所変えて……デートの続きと行こうぜ?

[同じように荒い呼吸の中、甲板の縁まで押し付けて
共に暗い海へ逝こうと残る脚に力を込めた*]

(214) 2014/12/15(Mon) 00時半頃

FSM団 ミナカタは、メモを貼った。

2014/12/15(Mon) 00時半頃


ヘクターッ!!!!!!!


[じっと耐えて、黙って戦いを見守っていた男は。

ヘクターが甲板の縁に押し付けられたのを見た時、
つい、その名を叫ばずにはいられなかった。]


[強く、マストの柱を握っても。
爪痕さえ残すことの出来ない無力さだ。
息が詰まり、耐えかねて目をつぶりたくなる。
だがそれさえも出来なくて、目を逸らすのも見ているのも辛くて。
それでもただ見ることしか出来なくて]

 へく、った……。

[ホレーショーの叫びをきっかけとするように、喉の奥から声を絞り出した。
かすかすに掠れた声で、苦しげに喘ぐ。
やめてくれ逃げてくれと言いたくて、何度もそれを呑み込んだ。

代わりに]

 い、きてっ、くれるんだろ……っ!?
 しっかりしろよお。この、バカ

[嘘ですごめんなさい。
なんて、普段ならすぐに謝るんだけど。
今回は、謝らなかった]


【人】 FSM団 ミナカタ

[口の中に広がる臓物の味や苦痛に耐える声に
何の味も感慨も沸きはしない。
ただひたすら前へ前へ。

残るヒトを減らす事だけに執着し。]

 趣味の悪い場所が、俺達には似合いだろう…がっ。

[血に塗れて、副船長の顔は見れなかったが。
きっと生き汚く、足掻いた表情をしているのだろう。

ジェレミーの声が聞こえたが、構わなかった。

甲板まで押すだけで殆ど体力は潰えた。
この身体を押し出す力は残っているかどうか。
血で滑れば落ちるのはこの身1つだが。]

(226) 2014/12/15(Mon) 01時頃

【人】 FSM団 ミナカタ

 2人分の命は……貰っていく……。

[今で無くとも。
呪詛の様な言葉と共に、狼は跳んだ**]

(227) 2014/12/15(Mon) 01時頃

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