人狼議事


73 ─深夜、薔薇の木の下で。

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[意識だけが、はなれる。
それは、薔薇の精との事が終わった後。

医務室に運ばれた身体が見える]

 ――何、してんだ。俺。

[解放された意識は、漂うだけ。
同じ医務室のベッドには他にジェフやノックスの姿も見えたか。

不思議な並びに苦笑を一つ、零した**]


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――夢のどこか――

[ベッドで、ロバートと会話をしていた筈だった。
 ふっと意識が途切れて次に気がついたときには知らない場所。

 辺りを見回しても、ここがどこだかわからない。
 何が起きているのかも解らない。

 一人でいるのは、恐ろしい。

 ゆるく首を傾げて、歩き出した**]


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【人】 洗濯婦 セレスト

──廊下──

[平気な振りをしてどのくらい歩いただろう。気づけば校舎へと続く渡り廊下のあたりまで来ていた。]

……。

[ひと気のない廊下の壁にもたれ、ずるずると座り込む。そのまま横向きに倒れれば、涙が頬を伝い、冷たくなって床に落ちた。

床が冷たい。骨まで凍りそうで。それでも良かった。風邪をひいてしまいたかった。このまま消えてしまいたかった。……何も、わからなくなってしまいたかった。]

……、

[唇が震える。もう彼の名は呼べない。
失ってしまうのが怖くて、欲しいものをくれていた人を傷つけた愚かさに、与えるべき罰はこんなものではない。]

(31) 2011/12/27(Tue) 07時頃

洗濯婦 セレストは、メモを貼った。

2011/12/27(Tue) 08時半頃


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― 回想 ―

[ズブズブと夢に落ちる感覚は、蓑や繭にくるまるに
きっとよく似ている。]

 ああ、ごめんねー……―――。
 重いよねー……―――。

[意識を何かから防御する間に、
己の身体が小さな下級生に運ばれていく。
夢現で呟いた声は、きっと届かない。
触れる温もり。それだけで満足できる時に還りたい。

だから、カルヴィンに謝っても意識が戻ることはなく。
否、もう戻せることが出来なかった。]


[そして医務室のベッドの1つに横たえられる身体。
きっと日頃とは違い、真っ直ぐに整えられているのだろう。
その代わりに、ノックスの精神は、いつも以上に蓑虫の形。
繭の中に丸まり、外を見ようとしない。

――……男同士の恋愛なんてありえない。
    付き合うならスタイルも性格も良い女の子がいい。
――……いつか愛されて産まれた子を、両親に見せてあげたい。

それがきっと普通の感覚だと。
そこまで意識を戻す為に。
繭から一度放たれた焔を、逆再生するかのように繭に収まる。
自分の焔で、自分自身を傷つけない為に。

でも、そうすると、とてもとても寒いから。
歩きだすジェフとは対照的に
余計、身を固くして繭の中に閉じこもってしまう。
何かに折り合いがつくまでは、きっとそのまま*]


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2011/12/27(Tue) 11時頃


【人】 洗濯婦 セレスト

[かけられた声は、夕飯のときに聞いたもの。のろのろと視線だけ向ける。死んだ魚のような瞳は金色を捉えて少しだけ笑った。
迎えに来てくれることを期待していた馬鹿な自分に気づいてしまって。]

……やァ、ロバート。意外とお人よしな行動じゃないか。

[声は思ったよりも出ない。声を殺して泣くうちに、涙でふやけてしまったのか。]

……帰れないよ。合わせる顔なんて、ないもの。
最初から間違ってたんだ。誰でもいいって、思いたいなら、全部拒絶するべきだったよ。

[落ちる言葉は譫言に似ている。]

(41) 2011/12/27(Tue) 12時頃

【人】 洗濯婦 セレスト

……ごめんね。

[あまり迷惑はかけたくない。部屋が見つかるならばそこへ、見つからないようなら、ふらりと外へ、薔薇の花でも見に行こうか。**]

(44) 2011/12/27(Tue) 12時頃

洗濯婦 セレストは、メモを貼った。

2011/12/27(Tue) 12時頃


[ふわりと漂いながら、人のいない廊下を行く。
見える、けれど向こうは自分には気づかない。

自分の体に見えたのは茨の痕。
今もこの姿でもそれは映る。

廊下を行けば、見知った金髪が見えた。
焦がれた姿。今は――]

 ジェフも倒れたんだ……?
 あんな状態であんな事してるからだよ。

 ……俺もだけど。

[かける言葉にはどこか棘が残る]


[エリアスの体を抱いた記憶は、残っている。
途中からあやふやになってしまったそれは、最後まで行ってしまったのかどうかわからず、けれど残るのは後悔、と]

 せっかくだから少し話さない?
 ここなら、ジェフの大事な弟も、同室の彼も、いないしさ。

[いないというより、向こうから関知されないのだが。
こちらの声が届かないのであれば、同じ事だった。

ジェフェリーの方へと一歩一歩近付いていく。
すぐ側まで行けば、少し見上げる形]

 ……俺さ、知ってるんだ、ジェフが秘密倶楽部にいたことも、そこで何をしてたかも。
 ジェフが誰を見ているのかも。
 どうしてだと思う?

[問いかける口調はいつものもの。
棘が入り込んだせいか、視線には艶すら感じられて。

ジェフェリーの髪に、手を伸ばした**]


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[どこかの廊下を歩いている。
 自分はどうしたのか、それもわからない。

 後ろから知った声がかかる、振り返るとベネットの姿。
 独りでないことに、まずほっとした。]

 あんなこと?倒れた?私が?

[しらばっくれようとして、しかし続く言葉に無駄だと知る。
 それなりの距離感を保てる良い友だと思っていた。

 考えがまとまらない。見られていた、知られていた。何故だ。
 ベネットだけでない、カルヴィンも、ノックスも、皆に知ってしまった、もしかしたらロバートも。他にも秘密を知るものは居る。
 自分はどうしたらいい。]

 どうしてだ。私は……
 ベネットは何故。

[伸びてきた手からは逃れないから、指先に金が絡む。
 艶の籠もる瞳を見ているとまた、ろくでもない自分が動き出しそうで、目を閉じてそのまま受け入れる。**]


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2011/12/27(Tue) 14時半頃


 どうしてって、わからない?
 残念だな、ずっと見てたのに。

 この学校で初めて会ってからずっとさ、俺はジェフに憧れてたよ。
 ジェフがそういう事してるんだと知った時も、最初は驚いたけどね。

 でも、同時に寂しかった。


 俺じゃあ、大事な弟の代わりになれないから。

[髪を優しく撫でながら、口にする]

 隠す必要がないとまでは言わないけど、ジェフはそのままでいいんじゃないかな?
 そのプライドを持ったまま卒業して、その後で言ってみたら?
 誰よりも大事なんだって。

 俺はさ、ジェフのことが好きだったんだ。


[すんなりと出た言葉は過去形。薔薇の悪戯で表に出てきたのは、無意識下で抱えていた思い。
自分が倒れていなければ、看病くらいは友人としてするつもりでいたけれど]

 でも、今まで気づかなくて、良かった。
 もっと早く気づいてたら、俺は今でも、ジェフを好きなままだったから。

[髪からするりと指を抜いて、頬に触れる。触れたかったものが、今はこんな近くにあるのにそれほど欲さない]

 ――さてと。俺は素直になったから、ジェフだって素直になればいいんだ。
 誰が好きなのかはっきりしないと、誰も手に入らなくなるよ?

[そういって、にこりと微笑んだ**]


【人】 洗濯婦 セレスト

……薔薇は、俺たちの望んでることをさ、露わにするだけ、なんだって。

[言っていたのは誰だろう。思い出せないのに鮮烈に残る言葉。]

気をつけるもなにも、ないんじゃない?

[唇の端だけ上にあげて。ロバートに背を向ける。
誰でもいいと身体は言うのに。薔薇が暴いた脆い心には、きっとそれは酷すぎる痛みになる。**]

(50) 2011/12/27(Tue) 17時半頃

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2011/12/27(Tue) 21時半頃


[繭の中で丸まっていた魂は、
音と香りに反応し小さく身じろいだ。

部屋で起こされた時、そうするように
蓑虫がちょこっと顔を覗かせる様に
見聴きするのは……。]

 もう、やだなぁ……―――。

[もにゅもにゅと零す言葉は、何に対してか。]

 薔薇ちゃん、あんまりオスカー虐めないでね?

[それでも、雪うさぎを共に作れなかった
後ろめたさも手伝って願う音は
薔薇の音には成りきらない。

それでも、傷が疼くように彼らの声だけは聴こえて。]


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[入り込んだ棘はもう落ちてしまった。
けれど、棘があった、という事実が薔薇の精の声を耳に届ける。
棘に侵されたもう一人の声も]

 ま、素直にって言ってもここからじゃ声は届かないか。

[そういう口調はどこか楽しそうに]

 見てるだけなのは、切ないよな。
 手が届かなくて、こちらを見ない相手を見続けるだけ、なんて。
 って言っても、ジェフは今までもそうだっけ。
 弟には、中々手を出せないし。

[自分でも意地が悪い言葉だと思う。それでも、止められないのは湧く事のなかった嫉妬心の欠片かもしれない]


【人】 洗濯婦 セレスト

──中庭──

[中庭に近づくにつれ、香りは目に見えそうなほど濃密になりゆく。
ロバートが言っていた、倒れる人が出たと言うのもさもありなん。むせ返るほどの香りの中を、泳ぐように薔薇を求める。

中庭の薔薇のことを、最初に知ったのは何年の頃だったろう。その香りが好きで。怪しげな逸話が好きで。花の咲くころには遠回りしてでもその季節を楽しんだ。
月の夜、その下で先輩にいざなわれ、秘密倶楽部の扉をくぐり。
背徳の色を纏いながらも薔薇は美しく、同室者を散歩に誘ったこともあったかもしれない。]

(91) 2011/12/27(Tue) 23時頃

【人】 洗濯婦 セレスト

……いつから、だったんだろうね。

[エリアスに、辛い思いをさせていたのは。
どのくらいの絶望を降り積もらせてしまったのだろう。薔薇の香りをきっかけに、忘れようとモリスに縋るような選択をさせてしまうまで。

誰を求める勇気もなくて、博愛の名の下に、代わりの効く関係を求め続けた、こんな自分はエリアスに相応しいわけもないから。

消えてしまおう。誰かに抱かれる汚い姿を見せつけて。エリアスが早く自分を忘れられるように。]

(93) 2011/12/27(Tue) 23時頃

【人】 洗濯婦 セレスト


[涙は枯れることなく、ひび割れた蛇口のようにほろほろと溢れ続ける。夜に一滴だけ太陽を落とした空は薄暗く。もう一つの鮮やかな赤を抱えた姿には気づけない。]

……エリアスを救う勇気を頂戴。

[冬と言うのに凛と咲く紅薔薇の一輪を手元に引き寄せ、手が傷つくのも構わず口付けた。]

(94) 2011/12/27(Tue) 23時頃

[オスカーを虐めないでと、願ったけれど。
その彼が、ベネットに触れるのを見れば、
アイスブルーは眼を逸らした。

     ――……自分は何も見ていない。

思いこんで思いこんで。
思いこんだと信じて、けれどその場には居られない。]

 やっぱり……。

[逃げ出すように、歩んだ先。
見えるのは2つの影。
聴こえる声は、ベネットのもの。
ジェフの秘密を知っていて、尚、彼は……―――。

唇が歪んだ。顔を覆う。
醜いと思うものよりも、己が酷い顔をしていると判るから。]


[顔を覆ったまま、彼らに見つからぬうちに……と。
聴こえるヴァイオリンの音に誘われるように、
その場を離れた。]


[言葉を切って、ふと感じた気配に振り向く]

 ……ノックス?

[ジェフェリーがいるのだから彼がいてもおかしくはない。
そして彼が今この場面を見れば、どう思うのかは明白で]

 ごめん、ジェフ。
 行って来る。

[その傍を離れて、遠くに見えた背中を追った]


セレストは、人影を探して、どこへ行こうか。

2011/12/28(Wed) 00時頃


[そして、辿り着くのは音の降る場所。
フィリップの近くで、星に願う音を聴く。]

 うん、やっぱり、いい音……――。

[顔を覆っていた手を落とし、呟く。
少し今まで2回聴いたそれと違う気がしたけれど。
それでも根幹は、きっと同じ。

大気圏に触れて燃えて消え堕ちる流れ星のように、
一度燃え盛った焔は穏やかに落ちついた。
このまま、どす黒い何かも消えてしまえばいい。]


[そして音が止んだ。
酷く穏やかな気持ちになったけれど、
セシルの唇から落ちる言の葉に、唯心配そうな顔をした。]

 願いを叶えたって顔じゃないけどなぁ。

[けれど、その声は、もう彼には届かない。
きっと、何をしてあげることもできない。
出来たとしても、それが彼の為になるかは

――……薔薇の声でのあれこれを思い出して
苦く微笑むしかない。

それでも、願うことは許されるだろうか。
部屋を貸してくれると言ってくれた彼の為に。]

 セシルにも、良いことがありますように。


【人】 洗濯婦 セレスト

──食堂──

[誰かがいる場所と考えれば、ここが自然に浮かんだ。音楽室からも綺麗な音色は聞こえたけれど、バイオリンの後輩──確か名前はセシルと言ったか──にこんなこと頼むわけにはいかないから。

寮母さんが飾ったのか、小さなツリーが可愛らしく輝いている。そこだけ平和な光を灯して、けれど薔薇の前ではあまりに弱い。]

(109) 2011/12/28(Wed) 00時頃

[音の鳴り響く廊下。そこに、その背中を見つけた。
言えば、聞いてくれるだろうか、と思う。

彼を傷つけたのは自分で、恐らく誤解もされていて。
音がやむ]

 ――ノックス。

[声をかける。彼は、自分の言葉を聞いてくれるだろうかと]


[純粋に誰かの幸せを祈る背に、かかる声。
ぴくっと肩が一度震え、止まる。
振り返った顔は、いつもの微笑。]

 ――……ベネット先輩。

[感情を凍らせたようなアイスブルーが
同室の先輩の姿を映す。]

 なんで、此処にいるんです?

[そう言えば、そもそも何故という部分が抜け落ちていた。
これも薔薇ちゃんのお節介かな……とは、思ったけれど。
それプラス、先程彼が誰の前にいたか、知っているから。
何故、自分の前に立つの……と。]


 なんでって、……なんでだろ。
 薔薇に魅入られたから、かな。

[ノックスの前、ではなく、同じ空間にいる理由を告げる。
薔薇の精と何をしたのか、言えない]

 ちゃんと、謝ろうと思って。
 俺の態度が曖昧で、俺の言葉がノックスを傷つけたのなら、謝りたい。
 でも、俺はジェフの代わりだなんて、思ったことはないよ。
 
 俺は、確かにジェフの事が好きだったけど。
 もうそれはいいんだ。どんなに考えても、過去形にしかならない。

[首を振って、ノックスを見る。
あれから、事あるごとに思い出すのはジェフではなく、彼のことで。
どう言えば伝わるのだろうともがく]


[撫でられる。
 その手はとても優しくて、閉じたままの瞼が震えた。]

 すまない。

[最初の謝罪は、驚かせたことと悲しませた事に。]


 ……ありがとう。

[次の感謝は、背を押してくれる言葉と、気づけなかった好意へ。]

 私みたいな、どうしようもない男でも。
 ベネットのように好いていてくれる人が居ると知れた。

[頬にその手が触れると、ゆるりと瞼を開いて見下ろす。
 美しい笑みに、感情に気づけなかった。
 本当に自分は酷い男だ。] 


 素直に。
 しかし、私が素直になったところで。
 好きなのは。

[背をしゅんと縮めて、情けない顔になった。
 とっさに、最愛の弟の名が出なかった。おかしい。
 記憶が途切れる前に見た金色は。]

 ん。ああ。本当に有難う。
 出来ればこれからも良い友人としていて欲しいと、欲張りな私は思ってしまうが。

[去る背中を見送る。その向こうの淡い金色に、ああと反対側に歩き出す。

 私が好きなのは、誰だ。]


 薔薇に?そっか……―――

[相手の言葉に、淡い色合いの睫毛が伏せられ
頬に濃い影をつくる。]

 俺が、謝られるようなことってあったっけ?

[唇が、戦慄きながら弧を描く。
もう、それ以上、聴かせないでと拒否するように。
けれど、それは叶わずに。
先程まで優しかった世界に満ちる音は、
残酷にノックスの鼓膜を叩く。]

 ――……過去でも、実の弟を性の対象にするような人
 貴方は好きだったんだろう?

[だから、あっさりと繭は燃えた。]


【人】 洗濯婦 セレスト

モリス。

[名前を呼ぶ。唇の端に笑みを浮かべた。]

さっきはごめんよ、怪我はない?

[くすりと笑う。その頬に手を伸ばして。]

ねェ、続きをしようか。

[どんな顔を、されたんだろう。囁く唇からは、薔薇の香り。**]

(118) 2011/12/28(Wed) 01時頃

 そんな、趣味の悪い貴方に、俺が好かれるなんてことない。
 ――……わかってるよ。

[だって自分は常識人だと、壊れた笑みで告げる。
こんな言葉、吐く自分が、誰よりも醜いと]

 わかってるよ。

[2度告げる言葉は、自分を貶めるだけのもの*] 


―少し前―

 ……ジェフそんなに酷い?
 そりゃ身代わりで抱いてたらそう思うんだろうけど。
 抱かれる方も承知の上だろ?

 ジェフは、理想が高いからそう思うんだよ。

 ん、言ったろ、俺も倒れてなければ、友人として看病するくらいには思ってたって。
 それに、それくらいは欲張りでも、なんでもない。

[去り際、笑ってその願いに頷いた**]


メモを貼った。


 は、趣味が悪いって、言ってくれるなぁ。
 仕方ないだろ、好きなんて気付かなかったんだから。

 気付いてても、変わらなかっただろうけど。

 ノックス、できれば逃げないで欲しいんだけど。

[そう言って、ノックスのほうへと近づいていく。
壊れた笑みは、自分のせいだとわかる]

 今の俺は薔薇の影響下にない。
 香りもしないし、意識だってまともだ。

 でも、ノックスにキスしたいっていったら、だめかな。

[触れたい。誰よりも、彼に。失いたくない温かさを、知ってる]


洗濯婦 セレストは、メモを貼った。

2011/12/28(Wed) 01時頃


  ――――独りだ。

 色々と考えるのには良いのかもしれないが。
 


 わかってないよ。
 
 俺が、誰を好きになるかは俺が決める事だし。
 鈍感だから中々気付かないし。
 でも、素直になるとさ、俺がしたいことは一つなんだ。

 ノックスに、触れたい。
 ……部屋に、戻ってきて。

[そう口にして、ノックスの顔を覗き込んだ**]


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


【人】 洗濯婦 セレスト

──廊下──

……さっきはびっくりしただけだよ。あんないきなり触れるなんて、物事には順番ってものがあるんじゃない?

[利用しようとしているのはわかっている。けれど先ほどはあちらから誘ってきたのだから……と。後輩を見くびったまま。]

つれないなァ。
別にさ、俺は『好き』なんていらないよ。誰かの名前で呼んでも構わない。

[首に手をかけ引き寄せるように、甘く囁く。そのまま顔を寄せる動きは、ぴたり、止まった。]

(159) 2011/12/28(Wed) 08時半頃

【人】 洗濯婦 セレスト

薔薇……?

[あの花は好きだけれど、それを燃やしてエリアスに影響が出るなんて、荒唐無稽な話だ。理性ではそう思うのに、ひどく不安。胸騒ぎがして、背筋が寒い。]

なぁに、それ……。

[手はとられる、望んでいた筈なのに、指を絡めることができない。心臓が痛いくらいにキュっとして。]

!!

[足音も耳に入らなかった。モリスが突如サイラスの名を呼ぶ。驚き、咄嗟に手を離した。]

(160) 2011/12/28(Wed) 08時半頃

洗濯婦 セレストは、メモを貼った。

2011/12/28(Wed) 08時半頃


 趣味が悪いことは、否定しないんだ?

[近づく人を、今はもう感情を隠せないアイスブルーが
鏡のように映し、紡がれる言の葉にひくっと頬が引き攣った。]

 判ってないよ……先輩は何も判ってない。

 だって、そうでしょう?
 本当に好きだったら、大切だったら、簡単に触れるなんて。
 男同士で、兄弟で?此処から出たら異端なんだよ。
 相手の幸せを願うなら、辛くても触れない。
 嫌われたって、おかしいって言ってあげるのが本当だよっ

 そうじゃない関係なんて、好きっていう言葉を免罪符に
 慾に溺れているだけじゃないか。

[だから、嫌悪したのだ。ジェフとその周囲を。
けれど、そう思って尚、止められない感情というのを
今まさに体験していて―――苦しい。]


 だから、そう思ったから、俺は……

[逃げ回っていたのに……と。]

 なのに先輩は、俺を酷い人にしようとする……。

[覗きこまれる顔を、両手が覆った。まるで泣くように。
けれど、涙は、まるで裡から溢れる焔で
蒸発させられたのか、まったく零れなくて。
ゆるく落とす両手の下、現れる眸は、ぞっとするほどの
情念に焦がれている。]

 本当に、趣味が悪いよ……―――

[それでも、ベネットがノックスに触れるなら。
この裡に荒れ狂う焔で、彼を焦がしてしまうのだろう*]


メモを貼った。


【人】 洗濯婦 セレスト

なに、を、聞いたの。

[甘い吐息に、膝が砕けそうになった。強く強く情欲を煽る麻薬のよう。先ほどまで溺れたかったそれに抗い言葉を紡ぐ。とられた手を掴む力は、強く。]

エリアスじゃないエリアス?
……ねェ、何を知っているの。
……なにが、起こってるの。

[問い詰めながらも、吐息の熱さは移るよう。]

(164) 2011/12/28(Wed) 09時頃

【人】 洗濯婦 セレスト

[手をなぞられているだけなのに、背筋までぞくぞくする。ぁ、と小さな声が漏れた。
抱き寄せられた腕が、冷え切った身体に熱いほど。溺れる心地よさを知っている身体はすでに期待を示している、けれど。]

まっ、て……。

[弱い力で、かろうじて肩を押す。]

その人だけ、止めるから……。
そしたら、何だってする……!!

[あまりに身勝手に、懇願した。]

(171) 2011/12/28(Wed) 13時頃

 そうだな、異端だと思うよ。
 だから、俺は気づかなかった。
 好きなことに気づかないまま蓋をして、そして結局失ったんだ。

 もう、失いたくないから素直になるって決めた。
 ノックスがいなくなって、傷つけたと思って、それからずっと、ノックスのことばかり考えて。
 いつもみたいに抱きしめられるだけでもいいから、傍にいたい。
 っていうのは、好きって事だと思うんだけど。

[両手で覆われた顔を見ようと、手を添える]


 慾だけなら、ほかの誰かでもいいはずだよ。
 ノックスじゃなきゃ、俺の思いは満たされない。

[エリアスに触れても得られなかったもの]

 酷いって、どうして?
 俺はそう思わないし、他の誰がそう言ってもノックスを好きな気持ちは変わらないよ。

[両手の落ちた顔、現れたアイスブルーを見つめて、近づく。
体は別にあるのに、心音が煩く聞こえて。鎮めようとその頬に唇で触れた]


メモを貼った。


[零した言の葉は、ジェフへの嫉妬と、
ベネットを想うからこそ彼の未来を憂いてのもの。

なのに、どこかベネットの答えは少しずれていて。
なのに、だからかノックスの琴線に触れるのだ
                 ――……いつも。]

 ぎゅって、するだけじゃ、もう済まないよ。

[頬に接吻け受けたまま喋る。
脇に垂らした腕が、今一度あがり、ベネットの肩に触れる。
そして、身体と身体を少し離した。]


 ねぇ、他の誰かと何かしたから、此処にいるの?
 だから、俺がいいと思ったの?

[近い距離、薄く冷たい筈の青が、裡に焔を燈して翠を見る。]

 もし、そうだったら、そうでなくても
 俺は、確かめる為にきっと……―――

[その身を暴いて翠を焼いてしまうよ……と。
誰かを上書きするように、もう何処にも逃さないように。


逃げるなら、今だよと、思いながら、
逃がさぬというように、唇に唇を近付ける。
逃げぬなら、噛みつくような、接吻けを。]


 俺からキスしたいって言ったのに、そんなこと、…嬉しいだけだよ。

[体が離れて、体温が遠ざかる。
かけられた声に思わずうつむいて]

 ……最後までしたのかは覚えてないけど。
 薔薇の精に、抗えなかった。ほら、薔薇の蔓の痕。

[首を示す]

 ごめん。

[自身でも、泣きそうな声になっているのがわかった。
逃げるつもりなどあるはずもなく、唇が近づいてくれば、自ら寄せて、目を伏せる]


[ベネットの懺悔に眉根を寄せて。
その言葉に覚えた感情を発露させるように、
唇が合わされば何もかも奪い尽くすごとく貪る。

あわいをこじ開けるように、舌を差し込んで。
口腔の中のどこも触れない個所がないように。
酸素すら奪う傍ら、唇の端から零れた唾液が、
彼の首筋を伝って薔薇の刻印を濡らす。]

 ――……薔薇ちゃんか

[その唾液を追うように、首筋へ落ちる舌。
思い出すのは、自分の隣にベネットの身を横たえた姿。
お節介な部分と、誰でもいいといった風な精霊の
どちらの部分が勝ったのかは、今は判らないけれど……。

薔薇の刻印に、まるで吸血鬼のように歯を立てる。
そのまま、抵抗なければキツク吸いあげて、血が滲むほど。]


[意識だけのはずなのに、合わせた唇から感じる熱さは、体が有るときと大差なく、むしろより強く感じて。
入り込んでくる舌に自らも絡めて、端から唾液が零れる]

 んん、…ノ、ク…ス。

[首筋を舐められると肌が泡立つ。痛みに小さく悲鳴を上げた]

 ずるい、俺も触りたいのに。

[金糸に口付けて抱き寄せる。耳朶に唇で触れて、小さく噛んだ。
薔薇にあてられた時とは違って、直ぐに事に及ぶよりも、彼をより感じられるように、ゆっくりと]


 んっ……―――

[首筋に埋めたが故に無防備な耳朶に、歯をあてられて。
痛みを耐えるようなくぐもった声を上げ、
つぅっと銀を引きながら紅を刻んだ箇所から、
唇を離す。]

 先輩、痛いよ。

[自分がしたことは棚上げにして、眉を八の字に。
指先で濡れた自分の耳朶を撫でて、甘い息を吐いた。]


 痛かった、お返し。

[いたずらっ子のような笑みを見せて、見上げてきたノックスに触れるだけの口づけを]

 ……もっと、していいよ?
 痛くても我慢するっていうか、嬉しいし。
 俺ももっと、触りたいし。

[鼻の頭に触れて、にっこり笑った]


 痛いのが嬉しいの?

[触れるだけの接吻けを受けた後、じっと翠を見詰める。
先輩って、Мなのかなぁ……と、心の中で思うも
伝えたら触れられた鼻を摘まれそうなので言葉にはしない。]

 とりあえず、部屋に行きましょーよ。

[きっと今の姿は、誰にも見られることはないと思うのだけれど。
照れ隠しもあるのか、そう提案する。
自分の頬を掻いて、その手を差し出した。

受け入れられたなら、部屋に向かって歩きだすけれど、
その途中で、ジェフの姿を見つけることがあったなら、
縄張りを荒らされた猫のように
ふしゃーっと毛を逆立てるかもしれない*]


メモを貼った。


 痛いのが嬉しい訳じゃなくて、触れられるのが嬉しいんだって。

[少しむくれて。
けれど差し出された手に頷いて右手を乗せる。
温かく感じるのは、おそらく気のせいではなくて、心の温かさだろうと思いながら**]


メモを貼った。


【人】 洗濯婦 セレスト

あ痛たたたっ!?

[どこか夢のうちのように薔薇にふやけていた精神が、一気にさめた。]

モリスっ、なに……、

[抗議の声は、しりすぼみに消える。]

……甘えすぎたね。ごめん。

[モリスの顔は笑顔だけれど、その瞳は笑っていない。当たり前だ、自分は彼をエリアスを傷つける道具にしようとして、そのくせエリアスを選ぶのだから。
同時に気づく。やっぱり全員を同じように好きでいるなんて無理で──エリアスと自分のためなら、誰だって傷つけることができてしまう。あまりに醜い身勝手さ。]

そうだね、どこか行ってしまうことにするよ。
薔薇をまもってからね。

[以前なら、好きと言う言葉で表した感謝の言葉。口からは出てこなかった。**]

(181) 2011/12/28(Wed) 18時半頃

メモを貼った。


【人】 洗濯婦 セレスト

──廊下──

[掃除用具入れからバケツを取り出す。水道の蛇口を全開にあけ、かじかむ指で水を溜めた。
生木に火はつきにくい。それが濡れていればなおさらだ。これが対策の一つめ。]

教室……鍵開けられないかな。

[その次は机を運び出してバリケードを築いてしまおうか。寝ずの番をしたっていい。失うなんて考えたくもない、何だってやってやろう。

水の溜まったバケツを持ち上げる、飛沫が舞った。走りゆくのは中庭へ。そして……]

エリー!!

[中庭に降りれば、エリアスの手が、オスカーの首にかかっているのが見えた。なにも考える暇などなく、あげたのは制止の声。]

(198) 2011/12/28(Wed) 21時半頃

【人】 洗濯婦 セレスト

──中庭──

[咄嗟に感じたのは、オスカーへの嫉妬だった。

怒りの視線にずきりと胸は痛む。いや、忘れて欲しいのだから、むしろこの反応は喜ぶべき、なんだろう。
そして、それ以上に自分を苛むのは。息苦しささえ覚えるほどの薔薇の香り。けほ、と小さく咳をして、笑顔を作る。]

……薔薇を燃やそうとしてる子が居るって通報をうけてさ。風紀委員として放っておけないじゃないか。

[地面に置いたバケツを足で軽く小突く。ちゃぽんと水面に波紋がうまれた。]

……君は?

[オスカーの身体、叶うなら受け取ろうと。]

(208) 2011/12/28(Wed) 22時頃

メモを貼った。


【人】 洗濯婦 セレスト

[オスカーは倒れぬように受け止めて、横たえあとは手放した。
拭い去られた記憶が、泡のように断片的に浮かぶ。そのせいか。薔薇の精がエリアスをこの子と呼んでも、取り乱しはせずに。]

……君はこの薔薇?
エリアスは身体が弱いんだから、無茶をさせないでよ。
なにが欲しいの。なにをすればエリアスを解放するの。

[吸血鬼譚や妖精譚、妖しげな物語は好きだった。けれど巻き込まれてわかる──大事な人の身体を勝手に使われるなんて、冗談じゃない。]

……エリアスにつたえてよ。
俺はきっとエリーが思うよりずいぶん酷い人間だから。俺のことなんて忘れてしまって。

[涙はもう枯れたのだろうか。声は詰まらず口にできた。表情だけは、泣き笑い。]

(214) 2011/12/28(Wed) 22時半頃

【人】 洗濯婦 セレスト

考えてるよ!!

[叫びは悲鳴に似る。]

傷つけたくないんだ、あァそうさ、でも隠してることが多すぎるんだ!!

[直接なんてきっと言えない。話せば決意は揺らいでしまう。
けれど、場所を変えようと言う薔薇から、逃げ出すほどに、クズにはなれなかった。唇を噛み締めながら頷いて。

横たえたオスカーは意識の外。
彼の持つ火口箱も、また。]

(229) 2011/12/28(Wed) 23時頃

【人】 洗濯婦 セレスト

[薔薇の言葉は鋭く刺さる。うつむいて、小さく自嘲気味に嗤った。
オスカーを支えるのは、一人でも間に合うと薔薇の手を断り、屋内に運ぶ。通りがかりの部屋のソファに座らせて。]

……エリアスは、戻ってくるの。

[長くは無理という言葉に、不安になって問いかけた。

二人で居慣れたはずの自室が寒い。]

(240) 2011/12/28(Wed) 23時半頃

セレストは、一人で運ぶと言う意見はエリアスに却下されたかもしれない

2011/12/28(Wed) 23時半頃


【人】 洗濯婦 セレスト

──自室──

関係ないわけないよ。助けたいんだ。

[自分の側に居なくても、幸せならそれでいい。繰り返す別れの中で自分に言い聞かせた言葉はいつしかこびり付き固まってしまった。]

帰らなかったら、許さない。

[言葉を紡いだ時にはもう、エリアスの身体は崩れ落ちる。
慌てて手を出して支え。ゆっくりと開く瞳を、泣きそうな顔で見守る。]

……エリー。ごめんね。

[伸ばされた手をはらわなければいけないのに。今だけ、今だけ抱きしめることは赦されるだろうか。
伸ばされた手をとり、頬にあてる。長いこと離れていた気がして、虚勢はいまにも壊れそう。]

(253) 2011/12/29(Thu) 00時頃

メモを貼った。


[寮内のように見えるが少し違う気もする廊下を歩く。

 二人で歩いている姿を見て、野良猫が毛を逆立てても軽いため息をついてみせるだけ。
 これからは、私にじゃれついてくることも減るのではないだろうか。そう願っているよ。]


メモを貼った。


【人】 洗濯婦 セレスト

……だめだよ、エリー、……俺のことなんて、好きにならないで。

[何度も首を振る。背中に回された腕が温かい。こわい。]

……エリーに話してないことがたくさんあるんだ。嘘をついてたこともあるんだ。俺じゃエリーのこと、幸せになんてきっと出来ない。

[好きだと、何度も言いたいのにわ言えない。あぁ、胸が裂けてしまいそう。]

(266) 2011/12/29(Thu) 00時半頃

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