人狼議事


304 【飛び入り歓迎】学園の七不思議2

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視点:


天のお告げ (村建て人)

四度、どこからか風が吹いてくる。
すると、校庭の桜の木々がそよそよと揺れ始め、
薄紅色の花弁の舞い散るや嵐のごとく、
元の世界へと、熱血教師の目に止まった二人を誘う。

同時に、真っ暗な空に『100点満点』と光の文字が浮かび上がる。

(#0) 2020/05/26(Tue) 01時頃


天のお告げ (村建て人)

『はぁい八起学園のみんな、こんにちは!
 今日は公演を見に来てくれてありがとー!』

ノイズを待たず、元気な声が響いた。
ハキハキと明瞭で良く通る華やかな声だ。

『え?自分のアナウンスがまだ?まあまあ固い事言わないの。
 私が代わりにお伝えしますから。えーっと〜?
 "フェルゼくんとメルヤさんは無事に元の世界に戻った"みたいよ!
 
 あらあら?よく見たらもう5人しかこちらには残っていないのね?
 もっともっと多くのお客さんに観て貰わなきゃいけないのになぁ…
 でも、うん!いいわ!これも経験ね!みなさん、どうか私たちを助けて!』

(#1) 2020/05/26(Tue) 01時頃


天のお告げ (村建て人)

『全然事情が伝わっていないと思いますよ、スーちゃん』
『え〜?そうかしら?でもでも!』
『いいからいいから』

男性の声が割って入る。
特徴はこれといってないが、透明で、耳に印象を残す声だ。

『長くなりますが、俺たちの事情を語らせてください。
 申し遅れました、俺はサイラス・ボーティ。で、こっちが』
『スージー・ボーティ。八起学園演劇部の期待の星……になるはずの双子の姉弟よ!』

(#2) 2020/05/26(Tue) 01時頃


天のお告げ (村建て人)

サイラスとスージーは、八起学園演劇部所属の双子だった。
八起学園演劇部のレベルは高いが、それゆえに結果を求める気質であり、主役を張れるメンバーがほぼ入れ替えなく不動であった。
双子の部員は珍しく、彼らは役の上でも重宝されたのだが、必死で練習を重ねてもなかなか目に止まる役が回ってこない。一度だけ訪れた大躍進の機会も、スージーの大ファン且つ衣装提供者の死の動揺があってか、結果は振るわなかった。
スージーはもちろんサイラスも一定以上の実力はあると自負していたので、これではいけないと思い始めた。二人にしか出来ない派手なパフォーマンスを生み出して目に留まろう。

 ―――よーし!いっくわよー!サーくん!
 ―――……待って。体育館天井の梁はやりすぎですよ。降りようスーちゃん。
 ―――大丈夫だって!私たちの運動神経なら!ほらほら一緒に!
 ―――無理ですって!無理だ。無理無理無理…… あああああ!?



…その結末は学園の記録にも残る通り。

(#3) 2020/05/26(Tue) 01時頃


天のお告げ (村建て人)

『二人揃っての死は謎が謎を呼んで、ある種のロマンを持って語られることもあったみたいだけど、内実はこうだったんです。…反省してくださいね、スーちゃん』
『反省してまーす』

夢の途中で若い命を散らした二人は未練を残した霊体になった。
演劇部が舞台練習を行ったり、学園祭でどこかのクラスが劇をするような時は、いてもたってもいられなくて壇上袖の緞帳をぶんぶんするスージーをサイラスが止めて……そんな現象が七不思議の五つ目になったのだとか。

『私たち、結局主役を出来ず仕舞いだったのよ。
 ワンシーンでもいいの、台詞の一言でもいいの。
 物語の主役の気持ちにちょっとでもなれたら……』
『…そうしたら、おとなしく成仏しましょう、ね』 **

(#4) 2020/05/26(Tue) 01時頃


天のお告げ (村建て人)

― 本日のランダムゲーム ―

1.
 [[fortune ]]を振って、あなたの相手を決めてください
 ・偶数⇒スージー
 ・奇数⇒サイラス
 ・0⇒振り直し

2.
 テーマとなる舞台を決め、相手は主役という想定で、
 これはと思う台詞を相手にかけてあげてください。
 既存の舞台・映画、思いつかなければオリジナル、何でもOKです。

3.
【act】で [[fortune ]]を1回振ってください。
 出た数が相手の心を動かせた数値となります。
 なお、スージーもサイラスも少々ツボが分かりにくいため、
 刺さる台詞と刺さらない台詞にムラがありますがご愛敬!

【一番大きな数字】【二番目に大きな数字】を出した二人が元の世界に戻れるようです。

(#5) 2020/05/26(Tue) 01時頃


天のお告げ (村建て人)

【本日のランダム振り 〆切目安は23時頃を予定しています】
【結果発表は 結果が出揃った後〜0時までに行う予定です】

〆切までに投票が間に合わない方がいらっしゃいましたら、委任等でご対応ください。
また、本日投票委任先に指定されても大丈夫な方(セット可能な方)は、お手数ですがメモに「委任可」と記載してくださると助かります!

(#6) 2020/05/26(Tue) 01時頃


[3年の教室へはヤニク先輩が行ってくれるという()()。
ならばこちらはオカルト同好会へ…] 

 へ?美術部?
 
[突拍子のないワードに驚きすぎて声が裏返った。
どうしたロイエ。今まで美術部なんてキーワードあった?

動揺したものの、まぁロイエの言うことだから、と自分を納得させる。
たった数時間の付き合いだけれど、無駄なわがままを言う子じゃないって理解はしているつもり。]

 いいよ、行こう。
 でもわたしは美術部室には寄らへんで。
 ロイエの用事、済ましておいで。
 わたしはそのままキャサリンちゃん探しにいくわ。
 
[それでもいいんやったら、と微笑みかけて。
彼女が同意してくれたなら、二人はロイエの案内で部活棟へと向かっただろう。*]


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


 はい、ありがとうございます。
 それでは、部活棟までご案内しますね

[コリーンの微笑みには、微笑みで返した**]


メモを貼った。




[さて、名乗りを上げ捜索に乗り出した三年男子の現状は。]


━廊下 3年棟へ向かう道すがら━

園芸部虫取り合宿!園芸部虫取り合宿!園芸部虫取り合宿!

[降りているフードを尻尾でも捕まえる如く巡回教師に引っ掴まれ、折角ピスティオから貰った言い訳も必死過ぎて妖怪を祓う呪文でも唱えているような有り様だったとか。

さっき見つかった時に逃げた時点で自業自得なのだった。]**


メモを貼った。


[タバサに背を押され:132、桜の花弁と共に、スペシャルウルトラファイティング講座へ。

俺は、レジェンドの講座を受けられたのは、逆に幸運だったとも思っているけど。
いや、でも、(春休みを含め)一か月半ぶりの登校初日で散々講義受けた後の、霊体験&特別特訓コンボは疲れた。]


メモを貼った。


― 3−B ―

[戻ってきたのは、3−Bの自分の机。窓際の席。
窓の外、茜色の空を背景にした葉桜が、風に揺れる。]

 …………。

[級友達の荷物置きになっている、自身の机の一番上に、必勝プリントと必勝ブックが追加され、重なっていただろうか。]

[スマホを取り出して操作すると、時計の表示は戻っていて、通信機能も問題ない様だ。]


 『いる』

[と。
場所も告げずに、ただ、ヤニクに簡素な2文字だけのメッセージを送り、帰還を告げる。]

 ――……優しいって、なんだろうな?

[タバサに、そんな風に言われると思わなかった。
ジャーディンにも、言われた。
何の事か、俺には分からないんだけど。]

[うすっぺらくなった煎餅袋、もといジャーディンの体操服の袋を枕に。
疲れたから、とりあえず、寝る。**]


メモを貼った。


[ロイエと共に教室を出て、目指すは部活棟()。

道中、数名の教師とすれ違いもした。
簡単な会話や挨拶はあったかもしれないけれど、別段注意されることはなかったように思う。
これもすべてロイエの日頃の行いが良いせいなのか。
―コリーンは彼女が部活見学のために学校へ来ていること、また教師がそれを認めていることを知らない―


階段を下りて校舎を出たら、ひとつ、ふたつ…と校舎を超えて。
それでもまだ部活棟には着かないらしい。
振り返ってみても、同じような校舎が並んでおり。
正直なところ、今いた2年B組があった棟すらわからない。

本能と勘で生きている。と自負している。
それでも部活棟にで1人で辿り着くのは不可能だったろう。

改めて案内を買って出てくれたロイエに感謝した。*]


メモを貼った。


[学園は理由があれば残ることにも寛容なのだが、部活の練習が終了してる水泳部が教師から全速力逃走するのは流石に不審だった。
とはいえ泥棒を捕まえたのではない、他と比べて賢いとは言えない生徒なのも知っている。
焦りで整わないその言い分を根気強く聞き、本当に園芸部を手伝うんだなと念押しに頷いたのを確認して、解放し去ったのだった。] 

ちゃんとピスティオに言われたこと言ったのに……

[教師の心生徒知らず、当人は拗ねていたりしたけども。

そんな時だった、スマホの通知があったのは。]




…………いや、何処だよ

[ラインの交換の時点で復旧には気づいており、確認はスムーズに。
簡素な二文字をじっと眺めた後、苦笑した。
メッセージに性格が出ているのはいつものことだったか。

ウィレムからの餞別の包装を破り、口に放り込んで。
噛み締めて、噛み締めて、その甘い球体を砕いた。]


━3-C教室━

やっぱりいないか

[自分のクラスとは二つ隣の教室の扉を開け踏み入るも、そこは無人。
何しろ保健室の主なのだしあまり期待はしていなかったけど。

名前は知ってるレベルの相手なものでC組では無かったかもしれないが、他の三年教室も確認すればいいだけのこと。]


━3-B教室━


[なんとなくだ。間を飛ばしてA組を確認してから此処に来たのは。
流石にクラスメイトじゃないことくらい自信があるけど。
茜色と葉桜が見える窓際の席で、眠る黒髪を見つけた。
扉を開いた時も、中に入り近づいていく足取りも静かに。

────起こさなかった。

隣の席に座って少しの間その姿を眺めた後、スマホをもう一度取り出す。
皆と別れる前にピスティオが言っていたことを思い出して、『三年教室駄目でした!!!!!!』と威勢良くミッション失敗を報告。
先程テストに投稿していた>5:>+58画像をじっと眺めている。]*


メモを貼った。


[ポケットにしまった端末から間抜けな通知音。
手を突っ込んでみるも歩きながらでは取り出すのに苦労した。

隣のロイエも端末を探している様子だし、これは作ったばかりのグループトークに違いない。

予想は的中。
ヤニク先輩からのメッセージを受信していた。()

同じ文面を見ているだろうロイエには主語も何もかも省いて]

 あかんかったかー
 あとは部室か、保健室くらいよな

[帰宅済みの可能性も高いけれど、今は考えない!**]


 きっと、大丈夫です。私も……いえ。
 ヤニクさんは、優しいですから。

[私も、そうだったから。
 なんとなく、この空気の中で口にするのは躊躇われて、結局は別の言葉を

 キャサリンを分かれて探す話になれば、それぞれの向かう先を聞きながら]

 では、私は保健室に行ってみますね。

[別れ際、ラインについて色々と教えてくれたロイエにお礼を言ったりしつつも、一旦分かれると保健室を目指す。**]


━2-Bにいた頃━

[何を言いかけたのか疑問は持ったけど、この話題の中で何か深刻な言葉が生まれるとも思えず、特に様子も変わらなく見えたので心配したり気にすることはしなかった。]

優しいなんて此処とあっちにいる奴らは皆そうだろ?
ヘザーちゃんも含めてさ

[ね?と確認するみたいに聞いたり。

だって、誰も暴れだしたり幽霊に酷いことを言ったりしなかった。
理不尽な状況であったことは変わらないというのに、だ。

グレッグが消えた後だったか、ヘザーとの会話を思い出す。
あの時もきっと、こちらを優しいのだと思ったのだろう。
自分の幽霊たちへの気持ちが共感と同情だけではなかったことも知らずに。]*


― 戻る前のこと ―

[一緒に戻る事になったらしいフェルゼに、密約を持ちかけられた。
俺は、ヤニクに必勝ブックを見せようとも思っていたけど。]

 ……分かった。約束する。

[試験の結果、気にしてるんだろうなと思い、くすりと笑う。
誰にも言わないと約束するけど、特に、ロイエには黙っておくよ。と。
彼女が帰還する時のやりとりは見ていたので、内心で思う。]


 でも、考え方によっては、運良かったと思うけど。
 得手不得手は大体みんなあると思うし。
 良く分からないテストで失敗して、レジェンドの必勝プリント貰えるんだから。
 きっと成績も上がるだろうし。
 誰にも言わないから、
 何の気ない顔で、リアル世界で高得点取るとこ見せてやれば?

[誰に、とは言わないが。
ふっと笑て、肩ぽんぽんってして、一緒に講義へ向かったのでした。]

[クッキー食ってるレティーシャはえらく慌ててたので、笑ったけど。]


― 3−B ―

 …………ん。

[少しして、うっすら目を覚ます。
寝起き快調タイプではないので、少しぼんやりしていたが。]

[ぼんやりする視界と思考の中。
隣の席に、赤いシルエットが見える。]

[送ったのは、居る場所も告げない、簡素すぎる2文字だったけれど。
気紛れで素っ気ない俺の傍に、こいつはいつの間にか、そっと居れくれる。]


 ……どうした?
 ……ちゃんと帰ってたんだな。

[身体を起こすと、ん、と身体を伸ばして。]

 今回俺と一緒に帰って来たのはフェルゼで、
 ジャーディンはまだ向こう。

[と、伝えておく。**]



[少しの間そうやって画面に触れていただろうか。
ふと気づく、そういえば連絡するのはキャサリンを見つけた場合だったっけ。
そこまでちゃんと覚えていなかった。いつものことである。
まあ連絡して悪いなんてことは無いだろと結論付けたすぐ後、

隣から小さな声が聞こえた。]


どうしたのはメルヤのほうでしょこんなところで寝て。疲れた?
帰ってるに決まってるだろー?

[そちらを向き、口角を上げる。
教室の机は列毎に模範的に並び、隣とは少しの隙間がある。
そんな席に座ったまま報告を受けた。]

ああ、フェルゼ……来れたんだ、良かった。本当に

ええとこっちはだな────

[自分の前に帰った面々は全員帰っていること、ピスティオの作戦で一度2-Bに集まったこと、現在行われているキャサリンの捜索。
話しながら操作して勝手にメルヤのアカウントをグループに招待しておいた。]

七不思議メンバーグループ、宜しく!

[やった後から言う。
そうしながら『キャサリンの代わりにメルヤ確保、フェルゼも戻ったってさ』と更にグループにメッセージを重ねて。]


レティーシャちゃん、早く戻るといいな

[ジャーディンはきっとそうだろうと思っていたし自分は七不思議を信じていたから、特に触れることはしない。
触れた名前はあのふわふわした一年生のもの。彼女と話す友の姿を覚えている。]*


メモを貼った。


― 講義前 ―

[密約を持ちかけてはみたけれど、どうやら成績が悪かったのを気にしているのはこちらだけだったらしい。
この余裕はさすがメルヤ先輩だ、と思ったとか]

ああ、いえ。
先輩が大丈夫なら、他の人には言ってもいいんですけど。
できれば一人だけ、知られたくない子がいて…

[それが誰かは濁したけれど、知られている風な反応が返ってきたなら、少しだけ顔が熱くなった]

…お願いします。

[なお密約の対価として、後日――皆が無事帰ってきた後に、購買部のジュースやパンやらがいくつか届けられるかも知れない。
しかしメルヤ一人を口止めしたところで、例えば後から帰ってくる誰かから事が伝わるかも知れない、ということまでは思い至らなかった]


おれの場合は一番のネックが実技なんで、そう簡単には上がらないと思いますけど…
まあでも、他の教科の成績が上がるなら、確かに運が良いかも知れませんね。

[と、この時はレジェンドの力をやや見くびっていたので、そんな風に言って]

[気合いを送ってもらったり安堵されたり励まされたり気遣われたり、それぞれに見送られて。
いざ元の世界――の前に、ウルトラ(略)講義(※真面目に受けました)を挟んで、今度こそ]


― 購買部前 ―

[ぺたん、と尻餅をついた。
痛くはなかった]

――あ…

[先ほどまでいたのと似た作りの校舎は、まだ明るい。
あの異変が起きた時、最初にいた場所だ――と、少し間を空けて思い出す。
近くにいたはずのピスティオの姿は、今は見当たらないが]

… 夢?
いやいやまさか、こんなところで寝ないでしょ…

[とは思うものの少し不安は残る。
と、ふと何かに気づいて、喉に手を当てて]


あー。アーぁー。
…うん、なんか調子いい、気がする。

[軽く声の調子を確かめ、頷く。
ウ(略)講義の効果らしい。
それからもう一つ。鞄の中身を見ると、スケッチブックが収まっているのを確認できた。
あのときはまだ、これを取りに行く途中だったはずだ]

夢じゃない。な。

[もう一度、頷いて]


それなら――

[呟いて、立ち上がった。
帰って来られたのならば、まず最初にやるべきことは――**]


メモを貼った。


─ 部活棟へ行く道すがら ─

[行合う先生達に時々挨拶をする

部活棟の使い方は各部活によって様々である。
倉庫のように使う所もあれば、ミーティング用に使う所もあれば。
放送部ならば放送室と両方、美術部ならば美術準備室と両方使えるとか。
中には鍵のかかったガラスケース等もあるから
(売り物になるような貴金属を含むトロフィーやメダルもあるのだ)
連休中のこと、事前に学校側に許可を取っていた。
部活棟に詰めている当直の先生もいるし、
この時間帯ならばと、今日休みである部室のドアも開いているはずなのである]

 コリーン先輩、それでね……

[部活棟に向かう道すがら、一番多く話したのは
友人の“金髪ボブ子ちゃん”のことだったろうか。
ボブ子ちゃんの名前は、レティーシャだというのも伝えておいた。

それはまだ、ヤニクからの連絡をもらう前のことである]


[薄緑色の葉桜がそよ風に揺れる。
空の橙色と藍紫色のバランスが変わってゆく。

──待ち人来るの連絡をもらったのは、いつのタイミングだっただろう**]


 ……あぁ。疲れた。
 朝から補講受けて。色々あって。

[更に、最後も補講で締めくくられたことは言わないでおく。
フェルゼは言っていいと言ってたけど、俺が帰ってきた理由を言ったら、一緒だったフェルゼの理由も連鎖でばれてしまうと思って。

バレたところで、ヤニクは言いふらしたりしないと思ってるけど、そこは、秘密の約束という事で。
元々ロイエには絶対言うつもりなかったし、対価とかも要らないけど。
この後も、会いに来てくれる事があるなら、それはそれで嬉しいと思うよ。]

 ……いや、疑ってたわけじゃないんだけどさ。


[俺は、何だか色々と疲れていて。
教室には、ヤニクしかいなくて。
一度は起こした身体をまた煎餅袋に預け、少し寝ぼけ眼のぼんやり糸目で、話を聞いていた。]

 七不思議メンバー……。

[何かに勝手に招待されたらしく、傍にあったスマホが、一拍遅れでぴんぽん、と鳴った。]


 レティーシャ……?

 楽しんでるって言ってたから、
 最後まで楽しんだらいいんじゃない?
 危ないのは幽霊じゃなくて、あいつの行動だけみたいだし。

[あぁ、でも、何か泣いてたなぁ……。
とも、頭を過ったけど。*]



[疲れているのも無理もない、特にメルヤは尚更。
招待と報告が終了した後は、気遣わしげにぼんやりした友の様子や、その頭の包帯を見ていた。
そういえば着ていたブレザーが無いようだが。]

お前さ……ええ……

[ただ、返った言葉に少し狼狽えたというか呆れたというか。椅子ごと身体を向けて物言いたげな表情。

良い報告の意味が分からなくても、置いて帰って来て名前が出たら何か反応すると思った。
これってどういうこと?と脳内でジャーディンに助けを求める。
個々の気持ちの全てまで俺が分かるものか、雰囲気は察しただけ褒めてほしいくらいだ。
分かりやすくて仕方ないレティーシャはこの世に一人しかいないんだ。]



……いや、なんでもない
そうだな、楽しんでるんならそれでいいんじゃないか
帰ってきたら会ってあげろよ

[少なくともあっちは会いたくて仕方ないだろうし。]

で、どうする
2-B行く?それともまだここで休んでいたい?

俺は召集掛からないなら適当に彷徨いて、誰か戻ってきてるか探そうかなとか

[両足に力を込めて、椅子を引き摺るように一歩分後ろに下がる。]*


メモを貼った。


―探索開始後・2-B教室―

[コリーンとロイエの女子二人は部活棟へ。+7
(ロイエが美術棟に行きたいという話は聞こえていなかった
ヤニクは三年生教室
ヘザーは保健室
と、各自キャサリン捜索に相応しい場所を選び教室を出て行った。
その間に自分は動いていない状態だからこそ出来る事をしておく。]

まずは、園芸部のブログに書き込みをして…
折角の桜、メルヤ先輩に見せそびれたなあ。

[あの世界でのスマホの写真は
黒い四角しか残っていなかったので。
自分が帰還する前の会話を思い出し
楽しみにしてもらったのにと残念に思う。

普通に計画をしていた芽を出したオクラの話題で
更新をする事にする。残念。]


「本日の担当は2-Bのピスティオが担当するよ!
今日は見事な夕焼け空で学園七不思議の世界へ
呑み込まれてきました。
野菜に虫がついていないか心配で戻ってきたけれど!
ちょっとだけ夜活もする予定。」

[あの世界を知っているなら引っかかるかもしれない単語を
冒頭の雑談風に織り交ぜて。
オカ研キャサリンがこのブログを見ている可能性は低いけれど。
一応撒き餌のつもりで話題を出しておいた。

半吉な出来の空の写真も添えておく。]


お。ヤニク先輩。
あっちは外れかー。

[ラインが来たことに気づき確認。
 勢いのある報告に、お疲れさまでしたの文字スタンプとお辞儀をしている赤ずきんの画像を送信しておいた。
少しして、再び新しいラインが…


次の七不思議挑戦者帰還したんだ。
へぇ…メルヤ先輩とフェルゼ…今度は男子ばっかりだ。

[キャサリン報告との間がそんなに空いていない。
メルヤは三年教室のどこかに出たんじゃないだろうかと思われた。]


「メルヤ先輩とフェルゼが戻ってきたの了解!
地震の直前、見えるところに居たから
ポップポイントは購買の所じゃないかと思う。」

[ラインに情報を書き添えて、
自分は待機なのでブログの続き…
オクラの生育についての入力を始めた。**]


購買にいるかもしれないのは当然フェルゼ!と追記した。**


メモを貼った。


メモを貼った。


 …………?

[椅子ごと身体をこちらに向けて、物言いたげにするから、煎餅に預けていた身体を少し起こして。]

 あぁ。待ってるって約束したし。
 そのつもりだけど。

[この後どうするか、の問いには。]

 ん、じゃ、俺も一緒に行くよ。
 ちょっとだけ、待ってて。

[そう言うと、スマホを操作して、自分のラインIDを確認。
適当なメモに書いて、自分の机の上に置く。]


―保健室前―
[保健室の扉の前に立つこと数分。私は悩んでいた。]

 何と言って、入ればいいのでしょうか……

[体調は万全。かと言って、キャサリンは名前を聞いた事がある程度で突然訪ねたところで保健教員の方になんと思われるのか。]

 とはいえ、ここで無駄に時間を浪費するわけにも……

[と。ウダウダしているうちにヤニクから3年クラスはダメだったと連絡が入り]

 よし。

[覚悟を決めて保健室へ。]


[俺を探して走って、またどこかにぶつかりまくるかもしれないし。
とか、酷い事考えたから、連絡手段は置いておこうと。]


スマホに桜の写真は残っていたか?(奇数なら有 偶数なら無78(0..100)x1


[最初に移動したのは一年棟。
こちらで最後に会った時に、確かレティーシャに会いに行くと言っていたはずだったから]

…いないか。

[最初に自分のクラスを覗く。
戻ってきたこの時間は、あの時からさほど経っていないように思えたから、もしかしたらレティーシャももう来ているかもと思ったけれど。
さすがにいないようだった。
そう言えば何組か聞いていなかったなと思いながら他クラスも覗いてみるけれど、尋ね人の姿もない]

…ここじゃない、とすると。
部活棟の方かな。

[部活見学に来ていたと言っていたのを思い出して、今度はそちらへ足を向けた*]


―保健室前―
 失礼しました。

[挨拶と共に保健室の扉を閉じると、ため息を1つ]

 ……ふぅ。こちらには居ませんか。やはり部室でしょうか。

[結局、頑張って知人を名乗ってはみたものの、探し人の姿はそこには無く]

 えっと、保健室にもキャサリンさんは居ませんでした。と。

[ラインを開くと、少し手間取りながらも、結果を報告]


メモを貼った。



……なるほど、俺が言うことじゃなかったよな

[想定した良い報告とはまた違うけれど。
少し身体を起こすメルヤから、その向こう側に見える外に視線を向けた。]

いや、そういうつもりで言ったわけじゃ……平気ならいいけどさ
別にちゃんとした目的地はないぞ?

[着いてこいと言ったのではなく、集まるか休んでいるのかの二択を提示したつもりだったのだが。
こちらは身体は疲れていないから平気だし、宛ても無い一応の行動だから。
キャサリンが話した以外の場所にいないか、他の者が帰っていないか。人数がいるからこそ出来る一応だ。]



[そうこうしている内にも通知がきていたスマホを見ながらメルヤを待っていた。

報告前に送られてきていた二つの画像、何を思ったかなど言うまでもない。
情報は信憑性がありそうだが、フェルゼに会いに行くのは自分ではないと思っている。
一番新しいのがヘザーの報告だっただろうか?

「ヘザーちゃんお疲れ!俺は他の奴が戻ってないか探すついでに、皆が行ってないところも適当に見てみるね。メルヤも来るんだってさ」
と、自分たちのこれからすることを書いておいた。

机に置かれたメモには言葉ではない羅列がある。それを横目に立ち上がって、先に教室の入り口に向かい扉を開け、振り返る。]*


─ 部活棟→その中の美術部部室へ ─ 
 
 あそこですよ。

[コリーンを部活棟のオカ研の部室近くまで送った後、
後でまたと告げてから、美術部部室へ向かった。


図書館に借りた本を返しがてら部活を決めるための見学
──あの時指定された時間にはまだ少し早くて
空はまだ青かった

 “また今度、連休明けに、かな。”

フェルゼにそう言われた時には
美術部が休みであることも聞いたわけだが、
指定された時間になれば美術部も覗けることを、
咄嗟には忘れていたのだ……と、思う。でも]


[……今にして思い返せば

 “ええ、連休明けに”

と、応えた心の奥のどこかに
──もう一度逢える理由ができた……
そう期待した気持ちが、あったのだと思う*]


― →部活棟 ―

…あ …。

[部活棟を探しはじめてどのくらいか。
いざその姿を見つけたならば、息を呑んで。
少しだけ、何を言おうか考えたけれど]

…えっと。ただいま。

[ひとまずはそう言って浮かべた笑みは、それからすぐ、苦笑めいたものになる*]

ごめんね。
少し、遅くなっちゃった。


─ 美術部部室 ─

[部室に入ると、壁に数々の絵が飾られていた。
100号サイズの大作も幾つかあった。

名だたる有名コンクールの入賞作品。
……各棟の廊下や階段の踊り場にも飾られいるのだが
新しい入賞作品が増えるたびに
旧い作品は順次こちらに移動されるのかもしれない。
ロイエはそれらの絵を圧倒されながら眺めていた。

どれくらいそうしていただろう。
……と、その時。

後ろ側から声がかかったのだ]

 …………っ!

[振り返る。言葉が出ない。
……ただただ、涙があふれるばかり]


 ……お帰りなさい。

[絞り出すように、一言だけ、やっと*]


[ちなみに、七不思議ライングループから
その間に二つ三つ着信があったらしい。
自分で発案したというのに、
着信音を小さいままにしていたのを忘れていたのだ。

──それに気づくのは、また後のお話*]


 ? 別に、言えばいいだろ。

[言う事じゃない、とか、何言ってるんだ?]

 でも、お前らと飯……。
 行けなくなったら悪い……。

[ジャーディンが先に帰ってきて、レティーシャが後だとしても、きっと全員揃うまで待つよな?とも思っているけど。]

 ……邪魔じゃなければ、それ(目的地なし)でいい。
 
[なんて言って、教室を出る赤ずきんちゃんに、護衛がついた!
いや、今は背後霊みたいなもんだけど。]


─ 美術部部室 ─

[声を掛けて、部屋に足を踏み入れた。
そんなに時間は経っていないはずなのに、何だか随分と久しぶりな気がする。
振り向いたその人の目から、涙があふれて、少し言葉に詰まった]

… うん。
待たせてごめん。

[――ああ、泣かせてしまった。
そう思ったら、自然に身体が動いた。
彼女の前に立って、腕を相手の頭の後ろに回して――少し躊躇うような間が空いて、それからそっと抱きしめようとした*]



[相変わらずこちらの言うことが解らない友に俺は何も言わなかった。

メルヤが邪魔なわけがない。頷いて、先に廊下に出る。]

俺のことはいいんだ。ジャーディンだって許してくれる
俺たちの間に遠慮なんて要らないよ

……メルヤは良い奴だって、よく知ってるけどさ
お前が大切だと思うことを、優先しろよ

[赤い頭巾は被られず、背中側に降りたまま。
置いて行きはしない、でも隣り合おうとはしない。そんな速さで前を歩く。

とりあえず三年棟を見て回るつもり。ジャーディンもそろそろ来たりしないかと考えて。]*


[ラインの報告を終えると、ついでとばかりに過去の着信を眺めて]

 これは、赤いパーカー繋がり…でしょうか?

[見えた赤ずきんの画像に首を傾げる
そうこうしているうちにヤニクの返信が届けば]

 了解、しました。私の方でも、少し探してみます。っと。

[返信を送り、その辺りを歩き出す。] 


 お前らに遠慮なんてしない。
 俺、お前らとの約束、大切なんだけど?

[置いて行かれはしないけど、ちょっとペースが早くて。]

 ……なぁ、なんか怒ってる?

[微妙に距離を感じるんですけど。]


なんで?怒る理由なんてないだろ

あだ名のことか?面白いから別に気にしてない気にしてない、学校中に呼ばれたらちょっと嫌だけどな!
本当なんで専用にしとかなかったんだよお前〜

[勘違いさせてしまっているようなので、立ち止まり笑顔で振り返る。]

遠慮してないんだろ、なら、何もメルヤが気にすることはないよ
なあ、ジャーディンって何処に出てくると思う?いや、もしかしたら時間が掛かるかも知れないけど、やっぱ会いたいし*


天のお告げ (村建て人)


『うーん!堪能した!
 正統派古典のロミオとジュリエット、オペラ座の怪人、
 アクロバティックもよかったし、ファンタジー世界感の演技もわくわくしたわ!
 シーくんの役っていうのには思わず笑っちゃったけど、じーんときたの。
 あの子、ホントに一生懸命私のこと考えてくれてね、そりゃちょっとは困ったこともあったけど、大事なお友達のひとりなのよ。
 欲を言うならあともう何十回ずつか付き合ってほしい気もするけど〜』
 
『……スーちゃん?』
『わかってる、ちゃんと行くべき場所に行きますって!
 皆、ドジっちゃって死んだ私たちなんかに付き合ってくれて本当にありがとう。
 約束通り、今日はウィレムさんとタバサさんを―― あ、違った!』

 
 皆を、元の世界に返してあげる日、ね! **

(#7) 2020/05/26(Tue) 23時頃


─ 美術部部室 ─

[それから、フェルゼの腕が伸びてきて]

約束を、守ってくれたから……
「どう、して」の応えはね

[溢れる想いで胸が一杯になって]

 貴方が好きだから……

[震える唇に乗せた言葉と、
フェルゼの胸に顔を埋めたのは、どちらが先だっただろう*]


天のお告げ (村建て人)


『…あのね?実は、今日のお願いで、五つの七不思議が叶ったの。
 グレッグくん、シメオンくん、ポーチュラカちゃん、
 ゴドウィン先生、私とサーくん…… これで六人、五つ。
 でも、次に現れるはずだった子は、まだ、人の力を借りなくていいんですって』

いつも明るいスージーの声が、少し陰る。

『俺たちの呼びかけも聞こえないみたいなんです。
 それはつまり、彷徨っている他の沢山の霊たちみたいに、
 まだ未練に自覚が出来ていないということかもしれない』

『もしくは、どうしても自分の手で……って、
 強い思いがあるのかもしれないわね。
 詳しくは明ちゃんから聞いてみて?
 きっと、道すがら、説明してくれると思うわ。』

一時でも、スターの夢を見せてくれてありがとう。
双子はそう言って、同じ笑顔で消えていった**

(#8) 2020/05/26(Tue) 23時頃


[向けられた笑顔に、少し眉根を寄せ。]

 ……そんな事じゃない。
 お前、何かずっと変だったから。
 言いたくないなら、言わなくていいけど。

[続く言葉には。]
 
 何で遠慮しないとそーゆー事になるんだ?
 ……って、もういい。

 ……さぁ?

[どこだろうね。]


天のお告げ (村建て人)

― お知らせ ―

【本日の吊り投票:ウィレムさん】
【本日の襲撃:タバサさん】


※更新後、赤人数>白人数になるため、エピに入ります※
※明ちゃんが何かどどっと喋るかと思いますが、エピ入り次第発言は解禁するつもりです※

(#9) 2020/05/26(Tue) 23時頃


― 美術部部室 ―

―― ッ、…そっか。

[白銀の糸の意味。
あの時の言葉の続きは何となく察していて。
でもそれが勘違いだったらと思うと怖くて、無理に聞き出すことはできずにいた。
そしていざその答えを聞いて――当たっていたのに、どきりと心臓が跳ねた]

…ありがとう。

[動揺で一瞬震えた腕に少し力が籠って、それから]

おれも、ロイエさんのこと、好きだよ。

[囁きを落とす*]


メモを貼った。


―音楽室―
[校内を彷徨いながら、気が付けば足はいつもの場所へと向かっていて]

 これも、癖というのでしょうか。

[苦笑いを浮かべながら扉を開ける。ピアノの鍵盤の上。置き手紙は未だそのままで]

 ジャーディンさんはまだ帰っていないみたいですね。
 そうだ。

[思い立ってラインを開けば、ジャーディンさんは恐らく音楽室に戻ってくると思います。とメッセージを送る。
 扉に戻り、別の場所を探そうかと手を掛けるも、1度立ち止まるとピアノへと視線を向けて]

 1曲だけ。1曲だけ弾いたら、人を探しに戻りましょう。

[等と言い訳をしながらピアノの前へと座る。
奏でる曲はパッヘルベルのカノン。穏やかな曲調に身を任せ、しばしの間音楽に浸る。]



なんだよさぁってさー、約束が大切ならちょっとは考えてくれてもよくない?
まあとりあえず三年棟は全部回っとくか

[短い答えに咎めるような言葉。でも、笑いながらだから本気には受け取られなかったと思ってる。
もう来ていたならそのまま、まだ離れているなら待ってから、今度は並んで歩こうか。肩のぶつからない距離で。]

俺が変なのは初めて会った時から既にだろ、メルヤ
大丈夫。俺はいつまでだって、変わらないよ

[静かにそう言った。]*


 …………。

 ……。
 元のお前が変なのと、変なお前が変なのは違う。
 俺はお前に、変わらないでなんて言ってないけど。
 お前が変わらなかったら、俺は安心するのか?

 何かあるなら言って欲しい。
 言いたくないなら、もういい。

[ここで別れるつもりで、距離を取る。]



…………話が噛み合ってないな
要するに、心配いらないってことが言いたいんだよ
俺が変わらないってのは、俺たちの関係も変わらないってことのつもり

少し昔を思い出したり、俺って変だなって自覚したりしたけど
これからも何も変わらないよ。お前とジャーディンが望んでくれている限りは

[取られた距離はそのままに、相手を真っ直ぐに見てそう語った。

スマホの通知には気づかない。]*


―部活棟にて・ロイエと―

[“あそこですよ”とロイエが教えてくれたなら]

 おっけー了解。ありがとうな。
 オカルト同好会突撃してくるわ。

 ロイエもがんばるねんで。

[彼女の肩を小突くとわかりやすく動揺しているように見えたから、あながち的外れでもなかったらしい。
本能と勘で生きる女、コリーンです。]


 俺とジャーディンが?
 …………よく分からないけど。
 ……心配要らないなら、もういい。

 …………噛みついて悪かったな。

[普段は怒らないが、心配すると口が悪くなり、それが更に進むとコノザマだ。]

 俺も要するに、
 馬鹿でも変でも変わっても、お前がお前ならそれでいいし、
 何か影を落とす事があるなら、嫌だと思っただけだ。
 だから笑ってて欲しい、っていうんじゃなくて。
 無理した笑顔は見たくない。
 心から笑える様に、俺ができる事があるなら、
 したいと思うだけ。
 
 ……だから、もう、大丈夫ならそれでいい。
 ……行くぞ。
 
[と、距離を戻して、先に進もうか。]


―オカルト同好会にて―

[…コンコン。静かに扉をノックした。返事はない。
コンコンコン。強めにノックした。返事がはい。
ダンダンダン‼‼こぶしで扉を叩いた。返事はない。]


 たのもーーーーう!!おうおーーーう!!

[声を張り上げながら問答無用で扉を開ける。
室内は薄暗くよくは見えないが、壁に貼られたポスターや蓄光式の骨格標本などがごちゃついている印象だ。

部屋の奥で小さくまるまった何かと目が合った。
怯えたようにこちらを見るそれは、もしかして]

 あ、もしかしてキャサリンさんですか?

[うっそごめーーーーん、そんなつもりじゃなかってんでーーーー
宥めて宥めて、彼女の話が聞き出せるようになるまで、随分時間がかかったみたいですよ。*]


― 美術部部室 ―

 ……え?

[ふぃ、と顔を上げて。

──かわいい、と何度か言ってくれた。
だから、嫌われてはいないと思っていた。
もしかして、好意くらいは向けてもらっているのかと。

色んな事があって、夢中で駆け抜けて……
玉砕する可能性もあったというのに。

そう思えば、今更のように頬が薄紅色に染まるのだ。
あの時選ばなかった糸の色。
これからは何度も咲かせることがあるかもしれない*]


 ……あ!そういえば。

[おもむろにスマホを取り出す。
家を出た時に何かのきっかけで音を小さくしたままなのに
今更のように気づいた。

七不思議グループのラインを何通か読んだ後、大慌てで
“部活棟の美術部にて、フェルゼ君を見つけました”と書き込む。

……見つけてもらったのかもしれないけれど*]



俺こそごめんな

[誤解させてしまって、
そうさせるような態度を取っていて、
自分のことをちゃんと話していなくて。

色んな気持ちが一言に籠もって、もっと沢山喋ってメルヤの気持ちを晴らしてあげるべきなのに、続きが思いつかなかった。]

はは、……メルヤがこんなに素直に喋ってくれるなんて珍しい。ジャーディンに後で教えなきゃじゃん

[なんて笑ったのは無理してるからじゃない。
俺たちの関係にはそういう返しが、適切な気がしただけ。

戻った距離、巻き込まれた最初の時みたいにその肩を叩いて
それからゆっくり歩き出そうか。]


ジャーディン音楽室かもだって!

[ちらっと確認したスマホに新しいメッセージ、いつものでかい声が上がったのはその直後。*]


[ようやく落ち着いたキャサリンの口からはこの学校にまつわる不可解な事故の話がとめどなく溢れた。

過労でなくなったグレッグという野球少年の話。
家庭科被服室で血塗れになって死んでいた生徒の話。
プールで溺れて亡くなった児童の話。
約十五年ほど前、宿直中に亡くなった教師の話。
体育館の梁から落下して亡くなった男女の双子の話。

コリーンがあちらで知った真相と、あとから戻った仲間たちから聞かされた真相よりは随分オカルティックな色付けがされているけれど、なるほど彼女の調べた情報はなかなかのものだった。
しかし、ここまではコリーンも知っている話で。]

 七不思議ってことは、あと2つ残ってるん?

[前のめりでキャサリンに続きを促した。]


― 美術部部室 ―

…両思いってことだね。

[顔を上げた彼女と目が合えば、少し照れ臭そうに笑った。
意識し始めたきっかけは、彼女の見た目の変化だけれど、
多分本当はもっと前から好きだったのだと思う――自分でも気づけなかっただけで]


…うん?

[ロイエがスマホを取り出した時には離れ、文字を打つ様子を不思議そうに見て]

あ、そうだ。

[と取り出したのは自分のガラケーだった。
表示や機能は元通りだったが――古い型なので多分、ラインは非対応。
後にグループラインの話を聞いたなら、明日は携帯ショップに駆け込むことになるのだろう*]


[饒舌だったはずのキャサリンは急に口ごもり、小声で言うのだ。
“私が知る限りこの学園には5つしか怪談がないの”と。]

 それってさ。
 5人のお悩み解決したら全部が終わるってこと?
 全員がわたしらみたいに戻ってこれるってこと?

[今度は少しつまらなさそうにキャサリンが言う。
“そういうことだと思うよ。多分。”]


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