6 偽りの聖戦《イミテーション・ジ・ハード》
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[―そして、人知れず闇は動き始める。]
(@0) 2010/03/17(Wed) 00時半頃
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―?????―
[そこはどこなのだろうか。真っ暗で何も見えない。 何らかの会話がなされているようだ。]
なるほどォ。だから俺様が先発隊に指名されたってわけか。
[コツ、と床がなる。足音の主は、足もとまで届く ロングコートのような衣服を身にまとっている。]
―任せな。俺のエリミネーターに爆走(はし)れねェ場所はねぇんだ。
[そう言って、漆黒のバイクに跨る。]
(@1) 2010/03/17(Wed) 00時半頃
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―が特攻隊長・「ガラガラ蛇」のドナルド《ラトルスネーク/ドナルド》。 ちょっとブッ込んで来るぜ。
[ふぁさ、と黒のロングコート、いや特攻服が靡く。 背中には金色で「巳蛇羅」と刺繍がしてある。]
お望みのモンは、必ず持ち帰ってくるんで夜露死苦ゥ!!
[ぶおぉんぶおぉん。轟音を立てながらバイク ―漆黒のエリミネーターは爆走(はし)っていく。 緑色に汚された腐った臭いの川の上を。]
(@2) 2010/03/17(Wed) 00時半頃
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―大阪/帝塚山―
[暴走族風の男が現れたのは、帝塚山の高級住宅街。 キィィと漆黒のエリミネーターを止めて。]
………アァン?こんなところに出ちまうとはよォ。 「ヤツ」の反応は向こうだっつーのに。
[ここは閑静な住宅街。いわゆる人生の勝ち組たちが住む場所。 立ち並ぶ家々を隻眼で眺めて、顔を顰めた。]
死んだら地獄にゃ金は持ち込めねぇってのに、 コイツらは趣味悪ィもんだな。 ―人生の教訓だ。ついでにぶち壊して行くぜェ!!
来な!俺様の悪タレども《バッドカンパニー》!!
[彼の威勢の良い掛け声とともに、幾多の咎屍《ナイトウォーカー》が現れる。 彼の率いる部隊は、みな下半身がバイクのような形をした影。 人はドナルド率いる一団をこう呼ぶ。―暴走連合「巳蛇羅」と。]
(@3) 2010/03/17(Wed) 01時頃
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よぉし!!ヤツは確実に「あの湖」に向かうだろう。 先に押さえちまおうぜェ!!ブッ込んで行くぜ、夜露死苦ゥ!!
[号令とともに、彼を先頭に咎屍《ナイトウォーカー》の群れは、 帝塚山の高級住宅地をめちゃめちゃにして爆走(はし)っていく。 目の前に豪邸が立ちはだかろうと、薙ぎ直しながら目的地へと進む。]
ひゃっほォォォォォウ!!野郎ども、スピード緩めンじゃねぇぞ!!
[パラリラパラリラと自分たちの存在をアピールするかのように、 高級住宅地を破壊しながら、爆走(はし)っていく。 不穏な暴走族《ナイトウォーカーズ》の気配は、「彼ら」へと告げる。 ―不気味に踊る闇の到来を。]
(@4) 2010/03/17(Wed) 01時頃
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―→「あの湖」へ―
オラオラオラァァ!!俺たちの道を塞ぐなァ!! 「巳蛇羅」に立ち塞がって、五体満足で 帰れるなんて、思ってンじゃねぇぞォ?
[帝塚山を焼け野原にして、暴走族《ナイトウォーカーズ》は、 「あの湖」へと爆走(はし)っていく。 警察の検問、自衛隊なんて何の役にも立たない。]
俺たちを止めンのに、テメェらじゃ物足りねェんだよ!! 「あの女」攫うまで、俺たちを止めることなんて、 誰にも出来やしねェんだよ、夜露死苦ゥ!!
[かつて、たったひとつの暴走族を止めるのに、 警察や自衛隊が無力だったことがあっただろうか。 暴走族《ナイトウォーカーズ》は突き進んでいく。 日本が漆黒の走り屋たちに蹂躙されていく。]
(@5) 2010/03/17(Wed) 02時頃
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―東京/墨田区―
[暴走族《ナイトウォーカーズ》の動きに呼応するように、 墨田区では建設途中の世界最大の電波塔の頂上から、 あたり一帯にレーザーが放射されていく。]
―→「あの湖」へ―
ウワッハッハッハッハッハ!! 「巳蛇羅」の大紋は伊達じゃねェぜ!! ―真冬の奇跡《スノゥドロップ》の気を感じるぜ。 ふん、今更出てきたところで、俺たちを止められまい。
(@6) 2010/03/17(Wed) 02時半頃
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燃え盛る玄冬《デッドエンドウィンター》さ、夜露死苦!!
[パラリラパラリラと暴走族《ナイトウォーカーズ》に、 日本は圧倒されていく。初めて光と闇が出会うとき、 それはどちらかの一角が欠けるときであろう。**]
(@7) 2010/03/17(Wed) 02時半頃
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[暴走族の野郎ども《ナイトウォーカーズ》が日本を横断する。 交通法規や地理的障害なんて無視しながら。 立ちはだかるものは、みな弾き飛ばす。]
ひゃっほォォォォォォウ!!
[川が流れていても、橋ではなく直接その上を渡る。 そのとき、咎屍《ナイトウォーカー》の数体が川に溶ける。 すると、まるで重油でも流れ込んだように川が染まる。]
いくぜ野郎どもォ!!「あの湖」―河口湖押さえンぞ、夜露死苦ゥ!!
[ベネットの体に刻まれた紋様からも、 彼らの向かう先が河口湖であることは知れただろう。]
(@8) 2010/03/17(Wed) 13時半頃
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あぁん?
[天から降り注いだレーザーに、顔を顰める。 どうも自分が現れたこの島国が歪んでいるような。]
誰だァ?審判の稲妻《バビロン=ライトニング》なんて 動かした野郎は。俺たちだけじゃ頼りねぇってか。
[心地よい爆走への横槍に、あからさまに不快そうな表情。 エリミネーターを駆る右手を離し、天に掲げた。]
(@9) 2010/03/17(Wed) 13時半頃
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来いや、巳蛇羅の魂《フラッグ=オブ=ヨルムンガンド》!!
[威勢の良い掛け声とともに、掲げた手に 木刀のような得物が出現する。 そこには「巳蛇羅」と大きく刺繍された旗も。]
いくぜェ、野郎ども《バッドカンパニー》!!
[それはガラガラ蛇《ラトルスネーク》の力に関する得物だろうか。]
(@10) 2010/03/17(Wed) 14時頃
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オラオラオラァ!!
[暴走族《ナイトウォーカーズ》は爆走(はし)っていく。 戦闘では、エリミネーターに乗った男が、 木刀に結わえた旗を狂ったように振っている。]
あぁん?これは近いかぁ?
面白い、止められるものなら止めてみやがれ!!
[光と闇の邂逅まで、あとわずか。]
(@11) 2010/03/17(Wed) 22時頃
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―おい。
[川に問いかける背後から声をかけたのは、 「ガラガラ蛇」ドナルド《ラトルスネーク/ドナルド》。]
そっちから来てくれるとは、手間が省けたぜ。 わざわざ、河口湖を油で染める手間が…よォ?
[背中に旗の付いた木刀を突き付けて]
一緒に来てもらおうか。俺たちの目的はテメェだ。
(@12) 2010/03/17(Wed) 22時半頃
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俺か?俺は「ガラガラ蛇」ドナルド ―ドナルド・ド・コン=ジョーだ。
[下品に低く笑いながら、コリーンの背中を 木刀で突いたり、なぞったりしている。 「巳蛇羅」と刺繍の入った黒い特攻服が靡く。]
アンタ、「泉」のコリーンだろ? ダメだろうが、こんな平和な世界に気軽に来ちゃ。
[責めるような口調。語らずとも、自分が何をしに コリーンに対峙するのかわかるだろと言いたげに。]
俺様の野郎ども《バッドカンパニー》は河口湖に向かっているぜ。 可哀想に、油に染まっちまうんだぜ。 今、この世界が俺たちに蹂躙されているのも―
(@13) 2010/03/17(Wed) 23時頃
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―テメェがこの世界に来たからなんだぜェ?
わかったら、大人しく俺と一緒に来てもらおうか。 「あの御方」がテメェをご所望だぜ、夜露死苦ゥ!
(@14) 2010/03/17(Wed) 23時頃
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フハハ……やだねッ!!
[希望を打ち砕くように、コリーンの背中に、 嘲るような視線を送る。狡猾に獲物を狙う、 ガラガラ蛇のような眼だ。]
元はと言えば、テメェがこの平和な世界に 気軽に足を踏み入れたのが悪いんじゃねぇか。 ケジメをつけンのが、侠気ってヤツだろ?
[すでに暴走族《ナイトウォーカーズ》は河口湖へ向かっている。 体中を油に染めて、河口湖を汚そうと。]
テメェに物を請う権利なんてねェんだよ。 この暴走連合「巳蛇羅」総長―ドナルド様に対してなァ?
(@15) 2010/03/17(Wed) 23時半頃
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テメェはそんな難しいこと考えて生きてたのか? いいじゃねぇか、自分さえ楽しければそれで。 風すらも超えられるんじゃねぇかと思うほどの、 疾走感…誰も止められない優越感…いいねぇ。
[旗のついた木刀―巳蛇羅の魂《フラッグ=オブ=ヨルムンガンド》を構える。]
蛟、捕らえろ《フューチャーイーター/スネーク》!
[旗が蛇のように伸びて、コリーンの体を雁字搦めに しようと、取り巻いていく。下品な笑い。]
どの道、俺は河口湖に行かなきゃいけねぇんだ。 良かったな、俺様のバイクで連れてってやるよ。
(@16) 2010/03/17(Wed) 23時半頃
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小悪党 ドナルドは、歌い手 コリーンの歌が耳障りなようで、顔を顰めている。
2010/03/17(Wed) 23時半頃
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チィィ、ナメてんじゃねぇぞこのクソアマァ!!
[旗がコリーンの体を縛り上げる。 それなのに、まだ皮肉を言う余裕のある様子に、 激昂してメンチを切る。蛇のように。]
その耳障りな歌も歌えねぇように、口を塞いでやるぜェ!!
[コリーンを縛り上げ、木刀が伸びる。 さながら釣り竿のような形状になり、 彼女を持ち上げたままエリミネーターに跨る。]
そんなに見たいなら見せてやんよ。 ―河口湖が油塗れになる様を、目の前でな。
[そして、河口湖へとエリミネーターは進路をとる。]
(@17) 2010/03/18(Thu) 00時頃
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油ブッ込んでやるぜ、夜露死苦ゥゥ!!!
[彼の暴走族《バッドカンパニー》は河口湖へ向かっている。 それに合流せんと、コリーンを担いでバイクを走らせる。]
(@18) 2010/03/18(Thu) 00時頃
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ヒャッハー!!気持ち良いだろ、風を切って爆走(はし)るのは。 このスピードに、生きてるんだって感じがするぜェ!!
[彼はスピード狂。法定速度なんかでは縛れない、 環境に宜しくないほど改造を施されたエリミネーター。]
―チィィ、面倒くせぇ。結界なんて貼りやがって。 だが、勘違いするんじゃねぇぞ? テメェを助けたいと思って、味方するヤツなんていねぇさ。 誰も自分やこの世界の方がかわいいんだからよォ!!
[苛立ち。さらにスピードを上げる。 もくもくと排気ガスは、この世界の大気を汚す。]
(@19) 2010/03/18(Thu) 00時頃
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―富士急ハイランド・駐車場―
[駐車場のフェンスを破って突入してきたのは、 ドナルドの配下《バッドカンパニー》にして、 暴走する漆黒のライダーたち《ナイトウォーカーズ》。]
ブォン…ブォン……。
[バイクの音のようなうなり声をあげる。 下半身はバイク、頭はまるでリーゼントのような 形状をした、特徴的なフォルムをしている。]
(@20) 2010/03/18(Thu) 00時半頃
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ー富士急ハイランド/駐車場ー
おい、兄ちゃん随分と舐めたマネしてくれてんじゃねぇか?
[漆黒のエリミネーターが、唸り声をあげる。 真っ黒な特攻服の背中には、金で「巳蛇羅」の刺繍。]
しょっぺぇ小細工使ってんじゃねぇぞ? ヤんのかコラ、あぁん?
[コリーンの体を釣竿のようにした木刀で担ぎ、 富士急の駐車場にいる面々にメンチを切った。]
(@21) 2010/03/19(Fri) 00時頃
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あぁん?お利口さんにゆとり世代の餓鬼かぁ? 暴走連合「巳蛇羅」も舐められたもんだな。
[コリーンの重みは、バイクが支えている。 特攻服の両袖から、バイクのチェーンが伸びる。]
あんまりチョーシくれてっと、 座りションベンさしたるぞ、コラァ!!
[ドナルドのメンチは蛇のような凄み。]
(@22) 2010/03/19(Fri) 00時半頃
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ンだとコラァ?お利口さんは家に帰って、 勉強してママのオッパイでも吸ってろや。
[凄みを利かせながら、ラルフを睨む。]
(@23) 2010/03/19(Fri) 00時半頃
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クックク。アンタ案外好戦的じゃねぇか。 嫌いじゃないぜ、そういう馬鹿野郎は。
[ふ、と顔を綻ばせて笑みを見せる。 禍々しき気が、ほんの少しだけ薄れる。]
そこのゆとりくんもビビんなくていいぜ。 もうションベン漏らしちまったかぁ? 俺様が言われてんのは、この女連れて帰るだけよ。 それ以外のことは、俺様の任務じゃねぇな。
[取引でも持ちかけるように。]
(@24) 2010/03/19(Fri) 00時半頃
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どうだい、ここは目を瞑って俺を通してくれや? だったら、俺様はこの世界の崩壊から手を引いてやるぜ。 第一このアマ連れてったら、幾分マシになるんだ。
[隻眼の「ガラガラ蛇」《ラトルスネーク》。 少し穏やかに話してはいるが、その気の出し方、 両袖から飛び出したバイクのチェーン。 これは交渉ではなく、脅迫である。]
俺様は任務大成功、アンタらは平和な世界をゲット。 赤の他人のクソアマ一匹連れてったって、 アンタらの生活に何かあるわけでもねぇだろ?
―どうだい、お得なプランじゃねぇか。
(@25) 2010/03/19(Fri) 01時頃
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小悪党 ドナルドは、周囲の面々を「どうだ?」という顔で見回す。
2010/03/19(Fri) 01時頃
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チィィッ、それがテメェらの答えか。 ―俺様に弓引いて、五体満足でいられると思うなよ?
[ひらり、と足元に迫る白刃を避けると、 ぷつりぷつりと音を立てるチェーンを忌々しそうに眺めた。]
それにしても、まだ俺様の手の内も知らねぇうちから、 ずいぶんと威勢のいいことじゃねぇか。今日はいい天気だ。
[「いい天気」。その言葉を漏らした瞬間、 数匹の鳶が地面へと落下してきた。 呼吸困難に悶えているようで、やがて絶命。]
―気付かねぇのか?テメェら目が真っ赤だぜ。
(@26) 2010/03/19(Fri) 01時頃
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小悪党 ドナルドは、漂う排気ガスの匂いに、心地よさそうな表情。
2010/03/19(Fri) 01時頃
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―根性焼き《フォトケミカル=グリーンハウス=スモッグ》ってヤツだ。
[気づけば、あたりは白い靄で覆われている。 木々は黄色く変色し、命を削りつつある。 灼熱の光化学スモッグ。目の痛み、呼吸困難。]
さぁて、俺様は走死走愛なんだよ。 道開けてもらうぜ。
[そう言って、余裕たっぷりにエリミネーターに跨る。]
(@27) 2010/03/19(Fri) 01時半頃
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バッ……馬鹿なッ!!何故アンタまで…!?
[目の前に降り立った婦人。その姿を見て、 ガラガラ蛇《ラトルスネーク》は明らかに狼狽している。]
グッ……オオオオ…。
[降り注ぐ翠緑色の光。黄色く死の淵にいた木々は 活力を取り戻し、汚染された大気は中和されていく。]
―ババァッ!!忌々しいババァだ!! このドナルド・ド・コン=ジョーを何時までも餓鬼扱いしやがって。
[眼帯に覆われた方から、一筋の血が流れ出る。]
(@28) 2010/03/19(Fri) 02時頃
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ぐうっ……クソが…。
[狼狽し、血涙まで流しているところに、 湖から現れた駒《シャウーフィガー》たちに襲われる。 体勢を崩しているため、バイクに跨ったまま、 半ば袋叩きにされている状況である。]
クソが…俺様も餓鬼の遣いじゃねぇんだぞ。 「巳蛇羅」の代紋背負ってる以上、 無様な姿を晒すわけにはいかねぇッ!!
(@29) 2010/03/19(Fri) 02時頃
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―させるかよォォォ!!!!
[雄叫びとともに、ガラガラ蛇《ラトルスネーク》は 騎士《ナイト》に向かってバイクのチェーンを投げつけた。 振り回すでもなく、塊のまま飛んでいく。]
振り回すなんぞ、ド素人のやることだ。
[彼に攻撃をする駒《シャウーフィガー》の体を、 ドナルドを中心としたバイクチェーンが貫く。]
(@30) 2010/03/19(Fri) 02時頃
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お遣いだと?寝ぼけたこと言ってんじゃねぇぞ、ババァ!!
[息も絶え絶え。漆黒の特攻服はボロボロになるも、 背中に輝く「巳蛇羅」の銘は未だ残っている。]
「あの御方」は、俺様に誰にも負けない足をくれた。 そして、誰にも縛られない俺だけのスピードの快感を与えてくれた。 ―義理だ。お遣いなんかじゃねぇ、義理なんだよッ!!
[ふうう、と一呼吸すると、彼の体から汗が蒸発して、 白い煙が大気に舞っていく。婦人に対してメンチを切って。]
俺様の爆走(はし)りは、誰にも止められやしねェッ!!
(@31) 2010/03/19(Fri) 02時半頃
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テメェらにはテメェらの正義があるんだろうが、 義理に背かねぇのが俺様の―ツッパリの正義よ!!
[体から発せられる蒸気は、白くあたりを覆い尽くす。 特に効果はないようだが、強いて言えば 「男の匂い」が皆の鼻腔を擽る。]
―次会うときは、テメェらの血と油で河口湖染めてやらぁ!! 見せてやんよ、男の勲章《メタモルフォセス》をよォ。 男一匹ドナルド・ド・コン=ジョーの一華を!!
[男臭さが消えうせた後には、ドナルドとコリーンの姿はない。 地面には河口湖へと続くブラックマークが残るだけ**。]
(@32) 2010/03/19(Fri) 03時頃
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ぐあぁぁぁぁぁぁぁっ!!
[相棒《エリミネーター》共々、四肢が爆散。 称号《コードネーム》の通り、蛇のような。]
足が……足がァァァァ!!風よりも、誰よりも 心地よい世界に行くための……足がァァァァ!!
[しゅるしゅると暴走族の旗が彼を取り巻く。 刺繍で偽装されているが、輝くのは禁呪の印。]
ひでぇことしやがる!! 赤の他人が攫われようってだけで、 何しゃしゃってきやがる!?テメェらには関係ねぇだろ!!
(@33) 2010/03/19(Fri) 22時頃
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許さねぇ…許さねぇぞ!俺は誰にも止められねぇ!!
[旗に隠された印が光る。 それは下級禁呪の印。解き放てば、二度と戻れぬ片道切符。]
男の勲章・蛇の魂《メタモルフォセス=ヨルムンガンド》だッ!! テメェらまとめてボッコボコにしてやんよ。
夜露死苦ゥ!!
[ドナルドの体が爬虫の鱗に覆われていく。 使ったが最後、もはや彼は大蛇として生きる他はない。]
(@34) 2010/03/19(Fri) 22時頃
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小悪党 ドナルドは、這うように河口湖の方へ向かい、結界にパチキをかます。
2010/03/19(Fri) 22時頃
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[ガン!ガン!ガン!
大蛇は結界に向かって、一心不乱の頭突き。 そのたびに、頭部の鱗が剥がれていく。 堕ちた音の主を、風を奪った奴を睨みながら。
しかし、その動きは心なしか鈍い。 ビアンカの氷塊の一撃は確かに命中していた。 尻尾の方から、じわりじわりと凍り始めている。
蛇は変温動物なのだ。]
(@35) 2010/03/19(Fri) 22時頃
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[結界を張っていた主が倒れたことで、 そもそも次第に消え行く運命だったらしい。 何度目かのパチキで、結界はパリンと割れた。]
…………ヴァー。
[口から紫色の煙を吐きながら、河口湖へと向かう。 今のドナルドの理性は、「河口湖へと向かう」、 これを目的と認識している。 凍り行く爬虫の身体。]
(@36) 2010/03/19(Fri) 22時半頃
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……ヴァー!!
[凍った尻尾が崩れる。それは身を離れると土くれに。]
ヴァー!ヴァー!!
[土に帰した部分には、何らかの銘が見える。 擦れていて、読めないであろうが。
彼は最初から土人形《イミテーション》だったのだ。]
(@37) 2010/03/19(Fri) 22時半頃
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[蛇の息《ヨルムンガンドブレス》
紫色の煙が辺りに放たれる。]
(@38) 2010/03/19(Fri) 22時半頃
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ずる……ずる…。
[斬れた尻尾に絡まったチェーンを引き摺りながら、 湖の方へゆっくりと這っていく。 チェーンにはコリーンと幽霊が絡めとられている。]
「俺が何をしたっていうんだよ……。 他人のアマ一人いなくなったところで、 テメェらの人生に何の障りがあるんだよ。」
[邪眼《イービルアイ》を通して、そんな言葉が伝わる。 紫色の液体と煙を吐き出しつつ、湖へと這う。 この形態になっても、蛇の武器は毒ガスと毒液。 パリパリと、凍りつくのは進行している。]
(@39) 2010/03/19(Fri) 23時頃
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|
「あの御方のご所望は―人魚の……。 人魚の……生き…。」
[情報にプロテクトでもかかっているかのように、 そこから先はなかなか見ることができない。 朱の羽根は、動きが緩慢な蛇のチェーンを引きちぎった。]
ヴァー!!ヴァー!!!!!!!
[低体温、今度は高温。変温動物である蛇は、 急激な体温の変化に耐えられない。 ずしん、と地面に倒れこんだ。]
「俺の……俺様の願いは…。」
(@40) 2010/03/19(Fri) 23時半頃
|
|
―ただ、風とひとつになりたかった。
[さらさらと蛇の鱗が風に舞う。 まるで桜吹雪のように、次々と。]
テメェらも哀れだな……俺もか。
[そのとき、彼も何かを悟ったらしい。 急激な体温変化によって、ひどく衰弱している。]
(@41) 2010/03/19(Fri) 23時半頃
|
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[彼の鱗はすべて風と共に消え去っていった。 残ったのは、ドナルドの形をした土人形《イミテーション》。 その人形の口から、ひどく小さな一匹の青大将が出ていった。]
(@42) 2010/03/19(Fri) 23時半頃
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|
ガッシャァァァァァァァァァン!!!!
[必殺の一撃を食らって、残された土人形は粉々に砕け散る。 どんなに腕のいい人形職人でも、もう元には戻せない。 土人形の破片は、風に舞い「風になる」。 あとは、一匹の青大将が野生に帰っただけである。]
(@43) 2010/03/20(Sat) 00時頃
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