人狼議事


202 月刊少女忍崎くん

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視点:


― 少し昔の話: 一年 夏も終わる頃 ―

[書道部に入った後、タモツに色々と教わりながらネットでも色々と調べてみた。するとたどり着いたのが「書道パフォーマンス甲子園」だ。

公式からその様子も動画で配信されており、うおおおおお…と一晩ですべての動画を見終えてしまったのが事の始まり。

次の日には部室で、やろう!!!と全力で叫びまくった。

申し込みは春。本番は夏。
時間はたっぷり一年ある。

当時の三年生は、参加はできないけど出場で来たらみにいくわーとか、参加できないんだから計画書にいっちょかませろ、とか、なんだかんだでワイワイと話にのってもらえた。]

えーっと
まずあたしとタモツは確定だろ?
あとゴロ先輩とー

[その場にタモツが居たかは定かではないが、割と最初から計画に組まれていたので逃げ場はない。]



あっそれと
あれ多分体力つかう!
筋トレしましょーよォ 筋トレェ

『お前どんだけ走り回るつもりなの?』
 


紙の上全部!!


『『『 ひとりでやれ!!! 』』』



え〜っ

[綺麗にはもった何人かの部員の声に、いいじゃーんっと抗議の声を上げた。
でも文字を書きながら4mのキャンバスを歩き回るのはやっぱり体力つかうと思うんだけどな〜、と頭を悩ませる。]



[甲子園の出場校のパフォーマンスには、きっちりと和装で礼儀正しく静かに書を描いてゆく学校もあれば、演劇のような恰好をして周囲で演技をしたり台詞を言ったりしている間に書を作ってゆく学校もあった。
個性的でさまざまだ。

礼儀正しいのも捨てがたいけどやっぱりにぎやかにやりたい!体力は作っとくにこしたことはない!!

そう思って思い出した顔は―――]
 


― ケース1:サカキバラ ―

[ひとつめはクラスの運動部員。
席についている彼に近付くと、その机にバンっ!と音を立てて手を置く。座ったままのサカキバラを立ったままの視線で見下ろしながら、]


ちょっとききてェことがあんだけど
時間あいてる?


[話しかけるオーラは、
「あの…聞きたいことがあるんだけど…ちょっといいかな…?」みたいな少女漫画のむねきゅんシーンとはかけ離れていた。]


悪い事はいわねェって


[ニっと笑いながら付け加えられたひとことは逆のダメ押しな気がしないでもない。この時サカキバラはいったいなにをおもったのか。顔の上部にトーンがはられる系の笑みではなかったとは言えない。]


[まあ場所を変えるわけでもなく話す内容はこうだった。]


書道部で筋トレしたいんだけどさァ
なにやるのがオススメ?

[という解るんだか解らないんだか、な内容だった。
必要な理由は聞かれたら答えるスタンスだ。

軽めの筋トレ方法を聞き出せたなら、そっか悪ィな!さんきゅ!!と笑顔でしゅたっと立ち去っただろうが、「なんだったんだ…?」というクラスメートの呟きは、たぶん残った事だろう。]


― ケース2:ヒミヤマ ―

[サカキバラから筋トレ方法を聞き出したものの、これは運動部のものだ。そういや、ちょっと有名な先輩がいた気がする。
運動部から演劇部まで、色々な部に助っ人にいくらしく、その話は時折耳に入っていた。

その時は、ふ〜ん?くらいに聞いていたけれど、これはもしかして。もしかしてちょうどいいんじゃない!?
さっそくクラスに向かったけれど、放課後、すでにそこにはいなかった。

問題の人物は色々な部に出没しているらしいので、部活動をやってる友人に見かけたら教えて〜の包囲網をはる。自分で見かけた時に捕まえられるよう写真もゲットした。(ミーハーな女子に聞くとたいてい写メを持っていたので、すごいなあと思う。)

バスケ部助っ人時の画像を眺めながら廊下を歩いているとふっと誰かとすれ違――― ん!!? バッ!!と振り返る。手元にある画像と見比べた。]

あっ!?
あんたもしかしてヒミ…! ヒ… ?


――… すけっと先輩!!

[びしぃっ!と指先をむける。
名前はうろ覚えだったので誤魔化した。
ぱっと顔を輝かせながら近づいて、]

うおーっちょうどよかった!
探してたんスよ〜 先輩めっちゃ頼りになるって聞いてたから!

[主に助っ人としての話。
喋り方は精いっぱいの敬意がこめられている。]

あっいや用事は助っ人のお願いではないんスけどね!
文化部のやる筋トレ方法とかって知ってるかな〜って

[理由を訊ねられたら書道部で大掛かりなパフォーマンスをやる大会があってそのために筋トレをしたいという旨を伝えた。かくかくしかじかまるまるうまうまだ。]



ちょっと一言アドバイスなんか… こう…!

[パンッ!と手を合わせて、おねがいしますっ!と神頼みだ。]


あっあたしは書道部の栗栖増子ってもんですぜ!
以後お見知りおきを!

[今更ながらの自己紹介も置きながら。ぐっと親指を立てた。

提案をもらえたなら大げさにお礼を言って、その後も途中経過や具合など、見かけたら雑談交じりに報告・相談に行く事もあったろう。

*最初のような賑やかさを連れて*]


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


ああ…。
頑丈だった縁が崩れたのは他でもない書生さんの…。
でもその理由が切ないな。

[しかも相手の父に反対されていたのか、と
肩を叩かれ紡がれた言葉に頷いた>>3:*38]

さすが星野しのぶ先生。
これいつか読み切りに、いやマーマレードでは切なすぎるか…。

[微笑む相手に投げた言葉に、考えこむように腕を組む。
彼のアシスタントを始めてからというものの
自然と日常生活の中でもネタを探すようになってしまったのは
アシスタントあるあるであろう。

少し離れた場所にいる級友の不可思議そうな表情は目に入っていない。]



おお。あー…っ。
そ、そういえば鷹野と一緒じゃないんだな。

[大丈夫か?>>*1と聞かれて打撲程度の白銀を思い出し
現在の自身の恰好を見やって慌てる。

近頃は忍崎の隣にいつもいる印象が強い小さな存在が
見当たらないことに今更思い至って、そして安堵した。]



いや、大丈夫だとは思うぞ。ほら。

[一応冷やしておくように湿布渡したし、と。
ここら辺かな、と暗幕をぺらりと捲ってみせる。

光に溢れる暗幕の外側、忙しそうに小道具を修繕していたり
次のお化け役がスタンバイしている中に
ひとり椅子に腰かけている白銀が見えただろうか。]


― 第二体育館 ―

[それはパフォーマンス開始の時間。きっちりにはじまる。]


お集まりのみなさま、ありがとおっ!!
人楼高校書道部一同だ!!

お時間はあんまりとらせねーので〜
ゆっくり楽しんでってくれよ!!

[「どっちだよ!」というヤジの様な笑い声がとぶ。ははっと笑い声も漏らしながら。]

そんじゃっ
これより書道部のパフォーマンスを開始するぜっ!


『『『『 おーーーーーーーーーーっ!! 』』』』




 ぉー


[小声]



[書道部部員の声が響いた。
マイクを放送部から借りてきた部員に渡す。この後音響もやってくれるらしく、ありがたいことこの上なかった。―― まあ、放送設備をよそもの(特に栗栖辺り)に任せるのに不安があったのだろう。]
 


お願いします!


お願いします。


[書道部員が初期配置につく。

体育館の中央には、したじきの上におかれた大きな半紙があった。
今回パフォーマンスに参加する書道部員は10名だ。

その奥には和太鼓。部長とタモツが撥をもってそこにつく。
紙の側、5人がバケツと大きめの筆をもってしゃがむ。

そして残りの三人は紙の前に、大きめの団扇をもって仁王立ちだ。栗栖はこのグループ。

すう

ひとつ呼吸を整える。
どこどんっどこどんっ 太鼓の音とBGMが流れ出すと、]


ソイヤッ!


[楽しげに合いの手をあげ、踊りながら、紙を団扇で仰いでゆく―――…]


― 少し前の話: 夏の甲子園 ―

[本番当日。
その日もテンションは今日と同じようにあがりまくっていた。

選曲をしたのは栗栖だ。
最初は「アップテンポがいい!」とか言っていたくせに、候補をあげてみると中身は渋かった。 それでも話はどんどん盛り上がり、こうして完成の日の目を見る。

筆組の5人は、紙に背景を書いてゆく。
暗い藍色の空、薄紫の山、青い海。
薄墨でかかれたそれは、雄大だ。

開始直後の踊りや背景が終わると次は文字のターンだ。]


『はいっ!』

[掛け声と共に 紙の上を、灰色、藍色と水色が走る―――。
藍色と水色は左右に分かれるように色を重ねていく。

灰は空を、藍はその色を受けて輪郭づく山を、水色は海を。]


♪ お〜〜とこはァ〜〜 まぁ〜〜つり を〜〜

[会場に、某さぶちゃんの演歌が鳴り響く。
それに合わせて、部員は掛け声を忘れない。]


[手は太鼓から筆に持ち替えて、青色が入ったバケツを持った保と、緑色のバケツを持ったゴロウが並ぶ。
一礼と共に紙の上を歩いて、保はゴロウよりも紙の中心部で止まる。

ひとつ、息を吸ってから]

  はいっ!!!

[掛け声と共に2色が勢いよく紙の上に落ちる。
青色の筆が走らせる。リズムに乗るように膝を上下させながら、「海の神」と書いていく。
自分の斜め左上ではゴロウが緑色で、「山の神」と書いている。書き終えるタイミングはほぼ同時。]


[海の神、山の神、
歌詞に倣いつつ作られる達筆は観客の目を引いた。

何せ部長とタモツという二大エースの文字だ!かっこよくないはずがない!

曲にのせ続くパートは、海の神、の横に「命を本当にありがとう」と書く部員、スペースを開けて左側、「燃えろよ」と歌詞を書いてゆく部員、その間を縫うように、赤い点が、ぽつぽつと落とされてゆく。

赤い点は栗栖の担当だ。


てんっ
 てんっ てんっ


左から右へ、順々に。合計で5つ落とされる赤い点。それが落とし終えたのと文字が完成したのは同じだった。]



[次は落とされた赤い点に右から左へ。点の周りに花が咲く。
花火の芯と、花びらだった。

大輪の花火は数人がかりで同時に並んで書いてゆく。リズムに乗った一糸乱れぬコンビネーション。 どんどんと、合計で4つの花火が完成してゆく。

と、同時に。
紙の中央、あいたスペースに大きく堂々と「 祭 」の文字を書くのは部長であるゴロウだった。力強い筆遣いと共に発される太い声は会場に響く。]
 


[歓声湧く中、自分が「これが日本の」と書き始めれば、
横から署名を細めの筆で書き始める。
平行するように下へと下る。

栗栖が落とした赤い点を、日本の「日」の真ん中の横棒にして書いていくのがポイントだ。]

 …はぁ、

[熱い体育館の中、法被姿とはいえ汗がじわじわと滲む。紙の外にはけて額の汗を拭う。
最後のシメに「祭だよ」の「だよ」の部分を書かなければならない。
まさにこの合作の書の最後といってもいい。

その時は、自分“1人”がこの紙の上に立っている状態になる。]




 (よしっ)


[気合が入る。
「祭」の文字が書き終わり、すれ違うように紙の上を歩く“2人”。]





 …………?


[ふたり?]


 (ふたりいいぃぃいい?????)


[視界の右になぜか、もう書き終えたはずの栗栖の姿。
その手には、「海の神」を書き終えて端に避けていたはずの青色バケツ。]

 (なんでそれを お前が持っている!)
 (栗栖ぅぅぅうううぅぅうううう!!!)

[無言の訴えは、テンションがいい感じで上がったお祭り気分の彼女には




届かなかった。]


 「 大 漁 」


[歌詞に合わせた「 大漁 」の文字。
海と同じ色でゴロウのかいた「祭」の下にでっかでっかと書きだした。

勿論文字バランスは考えたつもりなので、そこまでおかしくもないはずだ。

タモツの訴えは無情にも届かなかった。楽しげに楽しげに、文字を書く。

――― タモツだけではない。ほかの部員も目を丸くしている所から、これは全員にとって予想外の行動だったのは明白だった。]



[書道パフォーマンス甲子園には評価項目がある。
文字の美しさ、パフォーマンス、紙面構成、情感・詩情、など。
そして同時に 減点対象 もある。

たとえば、 パフォーマンス計画書と明らかに相違する揮毫を行った場合 とかだ。…つまり。今の栗栖の行動はしっかりと減点対象なわけで。

演技が終わった後の講評でもしっかりと言われてしまった。]
 


[それだけが理由ではないだろうけど、結局は参加賞におちつく。





そして帰り際、
部員…特にタモツの怒りのオーラはさすがに感じ取れたので、すごくばつの悪そうな表情をうかべていた。]


ご ごめんなさい…

[しおらしげな謝罪。]




 ……、……。

[パフォーマンスが終り、閉会式が終り、帰り道に至るまで。
保は終始、無言、だんまりを決め込んでいた。]


[意気揚々とパフォーマンスに出ようと言いだして、巻き込んで、連れまわして、筋トレさせて、―――アシスタント作業も同時にある時は、忍崎の家で力尽きた事が、しばしば。押入れの中にある来客用布団は一時期、保専用状態になっていたことがある。

それを、あの、あの  あ の

「 大 漁 」 

が全てを壊した。
…あの、――― 字が。]


[この1年間は一体何だったのか。
栗栖に対する怒りは数時間ではおさまらなかった。

のに、]


 ……、 今まで見てきた中で 一番 いきいきしていた

 


 字だった。

[あの字は、―――悪くなかった。]


 字が楽しそうだった。
 


[あの字を書いた時、
かききった時、 終わった時、

達成感があった。

部長はなんだかんだで「面白かった」と言ってくれたけど。 自ら進んで減点対象に向かったのは明白で。

部員に対しての申し訳なさとか、色々と。

いろいろと、あったから。]



[でも

いちばん、いきいきしていた、と。
その言葉が少し意外で、瞬いて。

すごく楽しんで書いた文字を、
素直な言葉でほめてもらえて、

とてもとても、嬉しくて。

浮かべた笑みは、
たぶん、いちばん ――― … ]
 


― そして今 文化祭当日 第二体育館 ―


[楽しい。 ―― 楽しい!
そんな気持ちを目いっぱい混ぜながら。

てんっ
 てんっ てんっ

リズムよく赤い丸を落としてゆく。
花火のもとになる火種だ。 リズムよく歩いてゆく途中、


… いつもだったら観客席になんて目がいかないけど、 つい。]


( あ…っ !? )

[観客席に一人の姿が見えた。
長い黒髪。鋭い目つき。堂々とした笑み。

そ、総長だ!

思わず目を奪われて、


  でんっ


と、]


( あ゛… っ!! )


[日本の日。その横棒を赤で書く箇所。
その横棒がずべっと斜めに豪快になってしまった。

やっ ばあああああ

動揺は見せずにそのまま次の点へと向かう。
ここの担当はタモツだったはずだ、ちらっと視線を向けた。]




 ……、……。

[無言の圧を思いっきり栗栖に向けた。睨んでもいる。
ここに漫画で擬音語を入れるなら間違いなく「ゴゴゴゴゴ」だ。]


[ふっ、と息を吐い瞬時に切り替える。
バケツからこみ上げる黒い墨の匂いはやっぱり落ちつく。]



 ――― はいっ!!!


[勢いよく黒が飛び落ちる。

慣れた手つきで、文字を連ねていき、問題の部分。
斜めに伸びた赤い横棒。それを囲う黒い四角。
少し崩したような「日」になれば、次の「本」文字もそれに合わせて差異がないように仕上げていく。「の」まで書き終えれば、次の文字は色が違うため一旦紙の外へと引く。]


[無言の圧力を感じる。
てへぺろっ 的な表情を浮かべながらも、さすが!と思った。

少し崩したような「日」の字は、そういう字体であるかのように自然だ。栗栖の態度に注視するものなら違和感に気付いたかもしれないけど、それでも仕上がりが自然なので、ミスがあったかどうかの判断はしにくそうだ。


そうだそうだ
ミスなんてしてらんない

 ――― もしトチってもタモツがいる!

それはとても強い安心感。
そして演技は何事もなかったかのように続いてゆき、]


ソイヤっ!


[大声と共に書き入れられた、青い「大漁」の文字。

甲子園では怒られたこの文字が、文化祭では正式に計画書にいれてもらえた。だいたいゴロウの計らいだ。楽しかったから、やればいいんじゃない?と言ってもらえて、どれだけ嬉しかったことか!

そして、それを書き終えるのと、タモツが書き終えるのは同時だった。
タモツの方へ向けて、にっと笑う。

最後に一年生が判を押して、曲が  終わった。]




  はいっ!



[掛け声とともにある少しの静寂。]


――― ありがとうございました!!


――― ぁー…   ざぃました !


― パフォーマンス終了後 ―

『おつかれさん。
 各自、水分しっかりとれよ。

 少し休んだら後片付けだからなー。』

[体育館にゴロウの声が響く。

6分弱。たったそれだけなのに一気に疲れが身体を襲う。
栗栖が筋トレをいろんな人に聞きまわってそれを実行してくれたおかげで最後まで書ききれたけれど、膝は少し震えていた。]

 はぁ。

[気がつけば全身には、墨がいろんな所に飛散っていた。
手足だけではなく、法被やさらしにもだ。]

 つかれた。

[床にどかっと座り込んで、ちょっと休憩。**]


メモを貼った。


メモを貼った。


- お化け屋敷裏 -

榊原選手の声がします…。

[椅子に腰掛けて、珍しく物思いにふけっていたら、
暗幕越しに何やら滔々と話す声が以下略]

………?

[少し声色を作っているようだけれど、確かに榊原で,
でも、何を話しているかまではわからなかった。
そして、その声に応えるかのように低い声が聞こえ>>3:*34以下略

気になって、そちらの方を凝視していたので、
不意に暗幕があがって、0.19m級の巨人ーいや忍崎が現れれば、
謎の一部は解けたのだった。]


あ、忍崎先輩、こんにちわぁぁ、榊原選手がお化けになってるぅ!?
…と、すみません。

[同じく目を丸くしたまま、忍崎に挨拶しようとしたが、
すぐ側にまたお化け役している榊原がいるのに気づいて、
後半怪しい叫び声になった。『しーっ』『静かに』複数の注意の声が飛んできて、
慌てて謝って、咳払いして改めて小声で忍崎の問いに答えた。]

そうなんです。榊原選手を追いかけてたら、転んでしまって。
でも、おかげで湿布をいただけました。

[何故だかきりっと報告する。]

…お二人は、何を話されてたんです?

[こちらも問いを投げかけて、首を傾げたが、
校内放送で間もなく書道部のパフォーマンスがそろそろ始まると
告げられれば、あ、もうそんな時間、とそわそわしだした*]


メモを貼った。


おお。落ちる…!と思った井戸子は
途中で意識を手放したけれど、書生がその手を摑まえられたんだな。
井戸子良かった…!

[練られたプロット>>*6を聞き、嬉しそうにうなずく。
切ないのも悪くないがハッピーエンドもまた好ましい。]

…そうなのか。

[いや、整理って今日どれだけ忍崎の写真撮ったんだ?!
等とカメラには詳しくない駿は
今日一日でメモリーが一杯になったのかと思って
内心で突っ込みつつ、軽い説明>>*7を聞く。]


視線>>*8にはうなずいて、暗幕の外側へと。


??…あっ?!

[暗闇に慣れた目に蛍光灯は少し眩しい。
そちらから飛んできた白銀の声に驚く。

着替えていることは内緒にしていたのだった。]

…はい。もう交代の時間だったんだな。

[慌ててウィッグを外し、次の井戸子役の級友が
待機していたのに気づいてしれっと渡す。]


…転んだんだ。

[目を丸くして尋ねたものの沈黙する忍崎>>*9には
経緯を思い出せば再び痛む胃をそっとさすって簡潔に答えた。]

ああ。井戸子…えっ、と。

[何を話していたか聞かれれば井戸子の恋物語を
と口にしかけて噤む。
漫画の事は内緒なのである。
言葉に詰まった駿は忍崎をみつめた。
適当にごまかして、というアイコンタクトであるが果たして本人や周りにどうつたわったか。]


そうそう。昔の恋の話だ。

[伝わった…か?と首を傾げつつも
忍崎の返答>>*10に、上手い返しだとしみじみと頷く。]


…あ。じゃあしょうがないか。

[書道部のパフォーマンスを知らせる校内放送が耳に届いて
シャツとズボンの上に纏っていた白装束をばさり、と脱ぐ。

未だ着信ランプが灯ってないだろう携帯が収まるズボンのポケットをぽん、と叩いて呟いた。
放送に反応を示す2人に気づけば、2人も行くのかと尋ねたのだったか**]


メモを貼った。


― パフォーマンス後 ―

ふはーっ

[大きく息を吐いて、ぐっと大きく伸びをした。
走り回って墨で汚れた足の裏や衣装。もうすでに乾き始めているのでそのまま裸足で過ごす事にする。

作品はこのまま暫く第二体育館の壁にはることになっている。
その後、書道部の部室に引き取る予定だ。

書道部員たちも演技をおえると、それぞれに友人が群がる様子が見えた。ふふっと笑みが漏れる。
タモツがぐったりしていたので、]

おっつかれ!
や〜 さっきは助かったわ

[と、へははと笑った。
きょろっと見回すと、総長の姿はすでになく。 あれっなんで!?と思ったけど、まあ、後でまた会えるかなあと。

*見に来てくれた人と話したり、部員を労ったりを、しばらく*]


- お化け屋敷裏 -

あー…。

[あっさりススムがウィッグを取る様子
あからさまに残念そうな顔をした。
足の怪我さえなかったら地団駄踏んでそうな勢いで。]

昔の恋…?どちらの、ですか?

[井戸こ…?まさか固有名詞カッコカリとは思わずにスルーが、
二人の目配せが何処か引っかかった。
何故恋バナをこんな場所で???と疑問符を浮かべながらも。
まだ白装束をきた榊原が指を指されれば、俄然興味を示すだろう。]


えっ…?

[忍崎>>*13の密かな問いには、
何故榊原の一番の理解者がわざわざそんなことを聞くのだ、と
ぽかーん顔をでまじまじと忍崎をみあげた。けれど。]

原稿用紙何枚分でしょうか?

[語る気満々のお返事でした。]


ジェームスの身体は資本>>*14には、肝に銘じます、と素直に頷いた。


[それぞれの話題がどこまで続いたかはほにゃららだったが、
二人も行くのか、と聞かれれば。]

はいっ、栗栖先輩とお約束しましたのでっ!

[もちろん取材を兼ねて、と、マントに隠れていた
報道の腕章をぽんっ、と叩く。

そうして、榊原が衣装を解くのに合わせて、
自身もそろそろ魔女の衣装を返そうとしたが、
受け取ってもらえたか、どうか。]

第二体育館でしたよね、急ぎましょう。

[いずれにせよ、椅子から立ち上がり移動する準備を**]


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


―第二体育館―


 …おぅ。

[栗栖が近付いて来て、お疲れ、と言われれば短い返事。
こちらは床に座って片膝を抱えるような恰好で見上げる。
お互いいい感じで墨まみれだ。]

 いや、あれくらいなら
 フォローはできる。

[手本にない字を書かれたわけではない。
「大漁」事件に比べればどうと言う事はない気分。]


 ……、栗栖もお疲れ様
 


[思いの外、見に来てくれた人の数は多かった。
ゴロウの周囲にも既に人が多い。他の部員にも。

保の所にも、クラスメイトの姿とかもちらほらいたが、
それに負けないような声が届けば、顔を向ける。]

 お、鷹野。

[ありがとう変わりに、手を振って返事にする。
カメラを掲げるのが解れば、]

 楽しみにしている。

[書道部と写真部の展示は近いからそこでも会えるし、鷹野なら忍崎の家でも会える可能性が高いから急いで追う事はしないが、それに近付く長身男は解りやすかった。]


 ……見に来てくれていたのか。


[鷹野の方へと向かう忍崎の姿。良いネタを提供できているといいが、と思いながら。去年の夏からの波乱の生活――彼の家、布団に随分と世話になったなと思い出が甦る。]


メモを貼った。


- 回想・急の章 -

新聞部1年・白銀真弓は、陸上部期待の星 榊原駿選手を、
独占取材させていただくことに決まりました、宜しくお願いします!

[彼女が礼儀正しく爽やかに、一方的な宣言を彼にしたのは、
1学期の中間テスト目前の部活動禁止週間のこと。]

テスト明けが楽しみですね、榊原選手っ!
それでは、失礼します!

[満面の笑顔で言いたいことだけ言って去っていった彼女が、
本当に宣言通りの行動力を見せることを知るのはすぐ後のこと。]


- 回想・序破の章 -

なかなか見あたりませんね。

[ある晴れた春の日。昼休みを利用して、彼女は中庭を散策していた。校舎の壁にツバメが巣を作っている、という情報を小耳に挟んだのだが、それらしいものを見つけることができないまま、まもなく予鈴だ。]

よくある風物詩ですが、穴埋めにはふさわしい、と思ったのですが。

[詳しく場所を確認しておくべきだった、と後悔したが時間切れだ。
雛鳥の声ですぐに見つかると思っていたら、甘かった。]


…それにしても、いい天気…。
[ぽかぽか陽気が気持ちがいい。空を見上げれば、雲一つない青空で。ふと文芸部の先輩とのやりとりを思い出した。]

『せっかくだから表紙の色、選んでいいよ。』
「じゃあ、空色で。」
『早いね。空色って夜空の?作品に合わせて?』
「いえ、ふつーの空色でお願いします!」

[理由は特になかった。強いて言うならインスピレーション?
ペンネームをどうするか聞かれた時も、即席で決めた名前を告げて、もしかして乙女座だから?と文芸部の先輩に苦笑されたものだった。]


でも、出来上がりが楽しみだなぁ。
あ、製本のお手伝いとかした方がいいかしら?

…きゃっ!?

[空を見上げつつ、ぶらぶら歩き続けていたら、何かに躓いて
気が付けば目の前に水面が広がっていた。]


(あ、そういえば、中庭には小さな池が…。

…確か、ジャージはまだロッカーに置きっぱなしだから…。)

[時の流れがゆっくりに感じられて、これが走馬燈というものか、と
ぎゅっと目を閉じて水没に備えたが、「危ないっ!」という声と共に、強い力で後ろに引っ張られて、水没は免れたようだ。]


[振り向けばすぐ側に見知らぬ男子生徒の顔があった。]

あ、あの…、ありがとうございます?

[辛うじてお礼を口にして、見上げていたら、
その人はやたらと早口で、いつ池に気づくかと見ていたら、
そのままつっこもうとしてたから、出ないわけにはいかなかった。
せっかく隠れていたのに、とまくし立てた。]


………隠れんぼ、してたんですか?

[高校生でも隠れ鬼をするののだろうか、という疑問を
直接彼にぶつけようとする前に、見つけたー!という叫び声が降ってきた。
彼はびくりと肩をふるわせると、慌ててその場を立ち去っていく。

ちゃんと前みて歩け、というアドバイスを残して。

それがおそらく榊原との最初の出会い。]


[2度目の出会いは、部活紹介の記事を書くために、
陸上部に見物に言って、色々話を聞いていた時。]


あ、あの人…。

[彼は、一人黙々と練習に励んでいた。聞けば長距離選手として、かなり将来を有望されている選手だそうで。]

道理で、逃げる姿も様になってたんですね。綺麗なフォームです。

[なんとなく目が離せずに、ずっと走る姿を見つめていた。

ほのかに芽生えた淡い想いは何故だか熱烈な記者魂と織り混ざって捻れた方向に育っていく。さながらジャックの豆の木のように。

そうして、待ち伏せた上での正々堂々のストーカー宣言へと繋がるのだった*]


― 第二体育館 ―

[書き終えた書は乾いてきたらしく、壁際に吊るすように展示されていた。改めて作品全体へと視線を向ける。
夏とは違って、荒っぽさが目立つ箇所がいくつか。ゴロウ先輩の書いた、中心の祭は相変わらず上手い。それから、その下の「大漁」の文字。斜めに曲がった「日本」の文字。]

 …まだまだ、だな。

[肩を落として感想を呟く。栗栖に聞こえていても気にしない。]

 『おーい、そろそろ片付けるぞー。』

[ゴロウの声が部員たちに行き渡れば、重い腰を起こして墨まみれのお祭り男は適当に掃除を始めた。**]


メモを貼った。


メモを貼った。


──おばけ屋敷──

[あからさまに残念そうな白銀には気づかないふり。]

『あー。そういうこと?しょうがないなー。』

ごめん。頼んだ。

[何やら言葉を交わしている白銀と忍崎には気が付かず、
頷いてウィッグを受け取る次の貞子役の言葉に片手で拝んだ。

ちなみに、級友のほうは彼女と回るから
少し早く代わってってことでしょ?という意のそういうこと、であったが
駿は白銀にこの姿を見られて騒がれたくないという意であった。

陸上部での成績よりも白銀に追いかけ回されていることの方が校内では有名な駿であったが、肝心の2人の関係については周囲の意見は2分しているのである。]



…………。

[どちらのと問われた言葉に、こちらに指>>*21が向けられる。
井戸子の話には間違いないので、頷いた。

そのあと第二体育館へと向かう最中ずっと駿の昔の恋について問いかけの集中砲火を浴びるその時になってやっと全然上手い返しじゃないぞ!こーいち!>>*10俺!なんて心の中で叫ぶことになるとは知らずに、
頷いてしまったのだった。*]


──第二体育館、書道部パフォーマンス──

[白銀と忍崎と一緒に第二体育館に到着した
その少し後に栗栖の前口上がはじまる。

アナウンスがあったことと、
何より書道パフォーマンスというもの珍しさからだろうか。
生徒も多かったが、外部のお客も少なくないようで、第二体育館は賑わっていた。

忍崎ほどではないが一般的な身長の駿でも、前の女性徒がつけた頭部の飾り――どこのクラス展示なのか狼の耳であった――が視界に少し入り見辛くはあるがなんとか見える程の盛況振りである。]


………背伸びも禁止。

[自分は見えるが、と隣の自分より
幾分背の低い白銀を見やれば流れ出した渋い音楽に
そわそわと頭を動かしている様子に、再度釘をさす。]

…すみません。少し見辛いので、
パフォーマンス中だけそれ取ってもらってもいいですか?

[逡巡した後、観覧の邪魔にならないように小声で前の狼少女に声をかける。
狼少女は慌てたように、耳を取ってくれたのにぺこりと礼を返す。
そうして、これで見えるだろ、と隣に問いかけてからようやっと自身もパフォーマンスを見るのに集中したのであった。]


[視線を戻した先、大きな紙の上で
教室や忍崎の家で見せる顔とはまた異なる
真剣な表情で、声を張り筆を運ぶ保。
てん、てん、とのびやかに朱を落していく栗栖の動きを楽しむ。

心の中でなるほど、書道部の筋トレはこういうことかとようやく合点がいった。]


―去年の夏の終わり頃―

『次何だったっけ?』
『え?お前次の数I宿題当たってただろ?』
『えー?!もちろんやってない!榊原〜。』

…いい加減学習しろよ。今度こそ見せないからな。

[そんな級友との他愛もないやり取りは駿の机に
バンっと置かれた栗栖の手によってさえぎられる。]

…あいてな…っ、ひっ……はい。

[話しかけられるオーラに、
この時は今よりずっと栗栖を知らない駿は
口ごもりつつも断ろうとした。
が、途中で駄目押しを追加され、肯定の返事をしてしまうのだった。

心の中ではいい笑顔の栗栖に、悪いこと言う奴がこれから悪い事言いますよって言うわけないだろ?!という突っ込みも忘れてはいない。]


[それでも何を頼まれても断ろうと身構えていれば
相手の口からでた言葉に首を傾げる。]

…ん?書道部?筋トレ?

[座って文字を書く書道しか思い浮かばない駿の脳内で
上手く筋トレと書道は結びつかない。
それでも筋トレと言われれば口は自然と動く。]

そうだな、腹筋背筋は基本なんだけど。
音楽を流してそのテンポで腹筋したりすると
リズム感もつくらしいな。

曲を変えることで負荷の高低も変えれば
持久力、瞬発力もつくからお勧め。

[筆を滑らかに運ぶのに筋力がいるのだろうか。
それともリズム感?と書道を思い出しつつまずは基本を。]


あとは、体幹トレーニングなんかがいいんじゃないか?
座ってやるにしても美しい姿勢を保つことができるぞ。

[書道家の美しい背中を思い出せば、
フロントブリッジ、サイドブリッジ、ダイアゴナル等のトレーニングを教える。
ふんふんと聞いていた栗栖が笑顔でしゅたっと立ち去るのを
同感であったのだろう級友の呟きが聞こえれば同意をするように頷きながら見送ったのだった。**]


―第二体育館 書道部パフォーマンス終盤―

[これは筋トレ、必要だよな。
俺のお勧めが効果あったらよかったけど。
と伸び伸びと紙面を跳ね、墨を落す書道部員たちを眺める。

黒と白だけではない。
文字だけではない書道があるとは思いもよらなかった。

それぞれの動きが重なって作品となるのを最後の「大漁」まで楽しんだ後。
終了の声と共に拍手に包まれる書道部に向かって、駿も拍手を贈った。]


[拍手の向かう先、友人らに囲まれる
書道部の中にいる保や栗栖と目が合えば
邪魔にならないように、片手を軽くあげるだけにとどめる。]

ん?おお。行ってらっしゃい。

[忍崎の手の先に鷹野を見つければ
平均台へと向かう背中を見送ったのだった。**]


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