78 光環の戦溟 ― bloody searoar wars ―
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…………。 知ってるなら教えている。じゃあ、もう1つ提案だ。 一緒に探そうじゃないか。 案外、アレだよ。 鍵は近くにあるのかもしれないよ、解放のね。
[相も変わらず適当な口上を並べる。]
オレも生きたい。 この世界のいいところも悪いところもいろいろあるけど。 それでも、オレはこの世界で生きたい。
勝手に零に還されてたまるか、って話だ。
[電子端末《デジ・プール》を空に翳しながらそう答える。]
(97) 2012/02/10(Fri) 01時頃
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トカゲの事は、まぁ知らないけど。
[其処は容赦無く言い切った。]
崩壊したら解放されるっていうのなら、本当に死にそうな目に合うほどヤバイ状況になったら何とかなるんじゃないの。
[またも本気とも冗談とも取れない様で。]
(98) 2012/02/10(Fri) 01時頃
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………見届ける、ねぇ。 レイディが誰かは分からないけれど。
この世界を見届けてほしいって思ってる奴って…。 この世界のこと好きじゃないと言えないと思うけどね。
大事なのは、レイディの気持ちだから。 オレはそれ以上は何も言えないけど。
[返ってきた言葉に笑みを浮かべて小首を傾げた。 その後、大鎌《サイス》の柄の後ろに立ち何かを計るように確認をはじめる。]
(99) 2012/02/10(Fri) 01時頃
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星?あー、星。 ネオ=イルーナ破壊したやつか。 そういや、北極星と南極星が落ちたが、その後どうなったか知らないな。
[思い出したかのように、答えた男のほうを見た。]
オレもそっち方面はからっきし。 星の声なんて聞こえねぇし、聞くつもりもない。 ……さっきの花火はそのうちの1つってことか。
………星なー…。 七つに分かれたってことはこの星と融和したってことだろ? 何が目的なんだろうな?
[本体がどこかにいるなんてことは分からないが。]
(100) 2012/02/10(Fri) 01時頃
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いいアイディアじゃない?それ。
[ちょっと、大鎌《サイス》の柄を握りつつ。 女性の言葉(>>99)にのっかってみる。]
(101) 2012/02/10(Fri) 01時頃
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この世界で生きたい…
[太陽がその役目を終える度に、鳳凰もそれとともに命を還してきた。 それは、仮初の死に過ぎず。
永遠を生き、世界を転々としてきた鳳凰は、死の概念にも生の概念にも薄い。]
そっかぁ。
[オスカーも、日常を取り戻したいと言っていた。]
(102) 2012/02/10(Fri) 01時頃
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『最近は物騒な流れ星が多すぎて困るねェ。流れ星以外にもひでェのはいっくらでもいるけどよ。そこのニワトリとか、犬ッコロとかよ』
[鳳凰《ニワトリ》を上げたのは、いつもの軽口だが。 その口から出た"方法"と、それに乗って大鎌《サイス》構える男には、ひっと息を詰めた。]
『お、おいおいおい待て待て待て待て!? いくら俺っちの分の魂があるっつったって、旦那がマジに死んじまったら死ぬんだよバカ野郎ォ!』
――やるならせめて首と心臓以外にしてくれ。 洒落にならん。
[流石の大男も、少し焦った声を上げた。]
(103) 2012/02/10(Fri) 01時頃
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そうね。 好きだったと思うわよ、この世界の事。
[思えば、太陽《サイモン》が、彼女の言葉を聞き入れなかった事は、あれが初めての事だった。]
どーんと、新しい世界にみんなで旅立とうってもんでも、無いのかしら、やっぱり。 "この世界"じゃないと、意味が無い?
[問う言葉は、金糸の男に向けて。]
(104) 2012/02/10(Fri) 01時半頃
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巨大な何かはオレ管轄外。旦那に任せちゃいたいなー。
[大鎌《サイス》を下ろしてそう呟く。]
………その方法は追々探すしかないね。あ、っと……。うーん。 なんとか王都には戻れそうだな。よし、登録っと…。
[ピロリロリーンと不思議な電子音がなった。 男の様子をじっと見た後、告げる。]
首と心臓以外ならいいのか。 って、さすがに冗談だけどな。頑丈そうだし平気そうだけど。 王都行くなら、連れていけるけど、旦那は移動手段なんかあるかい?
[肩に大鎌《サイス》を担いでから首を傾げた。]
(105) 2012/02/10(Fri) 01時半頃
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死は絶望ではないけど――。 人間ってのはただ1度の生を生きるしかないから。
新しい世界への旅立ちに死を伴うなら意味がないね。 少なくとも星が先に死んだら、みんな死ぬだろ。
星を再生しつつ、オレたちも生きる。 って表現が一番近いかな、崩壊はイヤだね。 オレよりも、さっきオレが送り出した少年の言葉のほうがレイディには響くかな?残念だけど。
[至極残念そうな表情を女性に向けた。]
(106) 2012/02/10(Fri) 01時半頃
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首と心臓以外なら、回復の余地がある。
[陽光の巫女の癒しの力も、即死を癒すことはできない。 首と心臓、どちらかでも断たれれば、巫女の力も届かぬだろう。 相応の覚悟は決めつつも、まずは冗談だと降ろされる鎌にほうと胸を撫で下ろしたくなった。
それから、巨大なものは任せるというのに、ようやく答える余裕ができた。]
――まあ、俺にはこれしかないからな。 力になれるのはそれくらいしかないだろう。
[背の剣に手をかける。これ一本で渡り歩いてきた。]
行き先の予定はないが、君は王都へ? 交通手段――いや、頼めるだろうか。
[ほんの一瞬アリィを見やるが、あまり消耗してほしくはない。 もし彼に移動を頼めるなら、それに越したことはなかった**]
(107) 2012/02/10(Fri) 01時半頃
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そういうもんか…。 うーん、太陽はひとつしか作れないしなー…。
[ひとつの命とひとつの太陽。 それが決まり。 そして、鳳凰が死んで、新しい雛が太陽をつくっても崩壊には間に合わないだそうし、間に合ったとしても世界を選ぶのは太陽自身なのだった。]
そういえば、オスカーって、不思議な子ね。 私の焔も変な呼び方してたし。
[何者なんだろうか、と首を捻った。]
(108) 2012/02/10(Fri) 02時頃
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[大鎌を持った男がケヴィンを連れて行ってくれると言うのなら、アリィは鳥へと変じてゆったりと空を舞うだろう。
誰も背に乗せずに空を飛べ、とてもご機嫌になっただろう。]
(109) 2012/02/10(Fri) 02時頃
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そういうもんか。 確かにそうだな、首と心臓以外なら確かに。
[納得したように頷いた。]
…戦力は多いにこしたことないし。 恐らく戦争とまではいかなくてもそれ規模の戦いにはなりそうだ。
戦争となったらオレたちが拠点にできるのは王都しかない。 そうなるように手筈は整えておいたんだから。 そんなワケで招待、するぜ、ってことだな。
[電子端末《デジ・プール》が光れば、王都への扉が開く。]
(110) 2012/02/10(Fri) 02時頃
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カリュクス
「みんな、聞いてください…
今夜は皆さんに、大切なお知らせがあります……
僕らは……堕天使を引退して、
普通の男の子に戻ります!!!」
[ざわざわざわ!!]
桐島光一って新しいキャラを
生み出さないでおくれよ!wwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwww
**
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…太陽は1つしかないけど。 今は1つもないんだから、創るしかないだろ。
["可能性"は遺されているはずだ。(>>3:38)]
………アレの息子っていうんだから相当なモンだよ。 本当に不思議な奴だ…。 アイツなら選択《√》できるさ。
優しい決意《ジェンダル・ホープ》をさ。
[それは、確信に近く、悪魔はそう預言した。]
(111) 2012/02/10(Fri) 02時半頃
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あれ?レイディ、通らないの? 使ってもいいんだよ、コレ。
……あーなるほど。それでいいなら王都で待ってるよ。
[鳥に変わったその女性を手を振り見送る。 男2人で扉を通るのは聊かテンションも落ちたが構わない。]
さーて…ひっさしぶり、でもねぇけど。
[男2人の姿は王都に忽然と現れたのだった。**]
(112) 2012/02/10(Fri) 02時半頃
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/*
あんまり把握できてないけど…
・オスカーが1000年前の過去でレティと知り合いになった
・まだ現代には帰ってきてない150年前に寄っていくよう
・ヒューはヤニクとペラジーにケンカを売りにいく模様
こんなとこか・・・
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― 王都 / セヴィアルファ城 / VIPルーム(露天風呂付き) ―
[今の時代の、話。]
『――この世界を売り飛ばさんとする者よ!』
[その声明>>0:49を、斉花はこの時初めて聞いた。]
ああ……成る程。成る程ね。 私が寝てる間に、こういう舐めた事してくれてた訳ね。
[ティアラのシュークリームを口に運びながら、録画されていた その映像を眺める。]
(113) 2012/02/10(Fri) 02時半頃
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『零ノ華』……世界は虚無の果に、ね。 どうでも良いけど。随分と俗な手法だこと。
[ふん、と鼻を鳴らしながら。]
――……面白いわね。
[ちーん、とベルを鳴らした。 部屋の外に控えていた使用人が急いでやってくる。]
準備。準備よ。お願いね。
[いくつか指示を飛ばした。]
(114) 2012/02/10(Fri) 02時半頃
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[――……少しの後、一つの映像が電波に乗った。]
(115) 2012/02/10(Fri) 02時半頃
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― 王都を中心に広がった電波 ―
『――この声を聴く、すべての人たちへ。』
[純白の背景に、ふわりとした金糸を揺らす少女が映える。 演出上、眼鏡はかけていない。]
『――…突然の放送に、驚かせてしまい申し訳ありません。 けれど、皆さんに……この星《セカイ》に生きる皆さんに、 どうしても届けたい想いがあり、今この時間をお借りします。』
『おそらく……皆さんは、私の姿をどこかで一度は見た事が あるのだと思います。 絵本で、教科書で、絵画で……そして、"聖苑"で。』
(116) 2012/02/10(Fri) 02時半頃
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『そう――……私は、《聖火の勇者-ホーリーブレイズ-》…… 皆さんがセイクリッド・レティーシャと呼ぶ存在です。』
『皆さんは私のことを、永い時を経ても忘れずに居てくれた。 そして、それと同じだけの間、私は皆さんを見守ってきました。』
『――…つめたい、つめたい氷の中で。』
[少女は、ゆるりと柔らかい笑みを浮かべる。]
『皆さんの幸せそうな笑顔を見たい…… それが、1000年前に戦った私の、夢でしたから。 たとえ封印の中にあっても、長く、長く、見守りたかった。』
[でも、と悲しそうに眼を伏せる。]
(117) 2012/02/10(Fri) 02時半頃
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『私が…かつての時代の人々が勝ち取った平和を、望まない 人たちが居たのです。 それは、哀しい事……私の力至らぬばかりに、平和を願う想いを 更なる未来にまで伝える事ができなかったのですから。』
[つつ、と一筋の涙が頬を伝う。 目元を、その繊細な指でそっと拭う。]
『平和を拒み、破滅を望む哀しい人たち――…… "零ノ華"を名乗る、テロリスト集団です。 少し前、皆さんも彼の者たちの声明を目にしたと思います。』
『"零ノ華"は、哀しくも世界の破滅を望み――…… その結果、皆さんもご存知の通りの事態になっています。』
(118) 2012/02/10(Fri) 02時半頃
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[だから、と続けながら、画面の向こうに訴えかけるように 強い意志を瞳に込めて正面を見据える。]
『だから――……私は今、この時代に甦りました。 "勇者"として……この素敵な世界を滅ぼさんとする "零の華"を打ち倒すために、私は眠りから覚めたのです。』
『けれど、"零の華"は……その頭領の持つ力はとても強大で。 目覚めたばかりの私だけでは、とても苦しい……』
『"勇者"は、人々の想いを、願いを、希望を己の力にする者。 私には、皆さんの協力が必要なのです。』
(119) 2012/02/10(Fri) 02時半頃
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『私の力だけでは、この星《セカイ》を救えない。』
『だから、皆さんにも、私を助けてもらいたいの。』
『この星《セカイ》を守るために、皆さんと、私で――……』
(120) 2012/02/10(Fri) 02時半頃
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わーいお兄ちゃんありがとう!
時をかける少女把握
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『 零の華を征する――… 【 征 華 隊 】 を結成したいの! 』
(121) 2012/02/10(Fri) 02時半頃
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