78 光環の戦溟 ― bloody searoar wars ―
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関係ないわね。
[まっすぐと男を見据え、言い放つ。 微かばかり、ペラジーを包む光が強まった]
約束したのよ…。 お互いの成すべきをして、戦いに備えたら…また会おうって。 私は『友達』とのその約束を守らなきゃならない。 だから、そんなわけのわからないモノは…関係ない!
[元来なら降りかかるはずの凶運。 しかし、思いのなせる業か…意識せず発動するペラジーの能力が、『凶運』を拒み、『断ち斬る』!]
(226) 2012/02/05(Sun) 23時半頃
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[>>224 飛雲の声に、そちらをみやる。 また光に目がくらむ。しかし、同じ手は二回も食らわない。]
……やめてえええええええええええええええ!!!
[コリーンを突き飛ばすと―― その踵落としを、受けた。]
(227) 2012/02/05(Sun) 23時半頃
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>>224 アンタの相手は私!
[光を反射させるように大剣を構えてわって入り、そのまま大剣で蹴りを受ける。 それから、女性の言葉>>219に、それはそうかと笑みを浮かべ、少女の問いに>>225]
じゃ、その子頼むわね。 …誰…か…アンタを探しにきた、ただのヴァイスイーターよ。
[ニッ、と笑みを浮かべた]
(228) 2012/02/05(Sun) 23時半頃
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わけがわかんねェってんなら…… 俺を「助けて」くれよォォォォォォォォォォ!!!!
[羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい 羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい 羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい ―……胸に鎮座する4対の獣の眼が開く。]
『『『『げてげてげてげてげてげてげてげてげて』』』』
[響く獣の嗤い。まだ獣は目覚めていない。 ―………黒き獣の香りが少し強くなってくる。]
(229) 2012/02/05(Sun) 23時半頃
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……新タナル標的ヲ察知。
[桃 茜の目がまた開く。]
(230) 2012/02/05(Sun) 23時半頃
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[掴まれた手を、一瞬の躊躇いの後、緩く握り返す。 罅の入る白い顔が、泣きそうに微笑った。]
うん…… わたしたち……トモダチ《絆》…に…
[閉ざされた紅眼。 もう、すでに己の漆黒の翼も力を失っていた。 その身体を抱きとめるようにして、一緒に墜ちていく。]
うまれてきて よかっ
[言い終えることなく、人形の瞳は硝子玉のように何も映さなくなる。 それはまるで落鳥――― 壊れた人形が墜落していく中。 その身体の各所から散った宇宙《そら》が、世界の上空に広がっていく]
(231) 2012/02/06(Mon) 00時頃
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[そうして、宇宙《そら》の監督者《エピスコポス》は器を失い、力を削がれ、ただの宇宙《そら》として沈黙する。
―――世界のどこかの地に、黒曜の剣を遺して。**]
(232) 2012/02/06(Mon) 00時頃
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ペラジーは、ヒューの叫びに眉根を寄せる
2012/02/06(Mon) 00時頃
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―― 現在:港 ――
………… また、たたかうおと。
[俺は、聞こえてしまうんだ。 俺の涙はまだ、止まない。]
(233) 2012/02/06(Mon) 00時頃
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―………その刃ァすっげェ滑るぜ?
[踵を大剣で受けられる>>229。が―そのまま足を伝わせて コリーンの脳天を狙った。しかしコリーンは突き飛ばされ―]
「思い」なんてそんなもんだぜェ。 そんなんじゃ腹は膨れねェ―……寝言は寝て言えや。
[そして―セレストに踵落としが命中する>>227。]
(234) 2012/02/06(Mon) 00時頃
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あぁん? オッサン、ガチでうざったいんですケドォ。
地獄ぅ? ジョーダンはやめてよねっ!!
[ブチィとこめかみに怒筋。 しかし強烈な閃光に相手を見失う。 とにかく攻撃を受けぬように、手をひと振りすれば、 力を妨げる障壁―聖壁《クレスト・シールド》が現れて、 自身と、南極星《セレスト》を覆った――
はずだった。]
(235) 2012/02/06(Mon) 00時頃
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向カッテ来ル敵ニハ、永劫ニ続ク苦悶ヲ。
[桃 茜の両腕が再び黒く染まり上がる。]
(236) 2012/02/06(Mon) 00時頃
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ちょ、ど、どうして…!
[つきとばされて、振り返る。 攻撃を受けた南極星《シメオン》>>227に動揺して口元を手で覆った。]
(237) 2012/02/06(Mon) 00時頃
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[橙の小人は何を答えたろうか。もしくは実のある答えはまだもらえなかったやもしれぬ。 どちらにせよここに捨ておくことも出来ず、ひょいと拾い上げて先ほどのようにシャツの襟、革鎧の肩当との隙間に座らせた。]
――行くぞ。
[男はカトリーナに声をかけ、雨の中を歩き出した。 何にせよオスカーと合流しよう、と思った。事実を伝えるためにも。 己が今までいた場所はどこだろうか、流された距離も、方角もはっきりしないが。 街の中心部へと、向かう。]
(238) 2012/02/06(Mon) 00時頃
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[目から星が散るような、衝撃――
ぐらり、と暗くなる意識を、辛うじて保った。]
……っ ごめん、ヒュー…!
ボクには――その"お願い"を叶えてあげられないんだ――!!
[掌を、彼に向ける。 いつか、彼の二匹の犬にそうしたように……いや、それよりも強い意志で]
ごめん――少しだけ、星命《テュケー》を吸わせてもらうね……
[白銀色に、南極星の身体が瞬いた。]
(239) 2012/02/06(Mon) 00時頃
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ペラジー……?
[声がする。 乱闘の中に少女の声はよく通った。 先刻まで共にいた少年の、相方の声。 オスカーといるはずのヤニクもいるだろうかという思い、そしてオスカーもいるならば、今現状で乱闘など避けるべきだ――という無駄な世話焼き根性で、そちらに歩みを向ける。]
(240) 2012/02/06(Mon) 00時頃
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>>229>>234 ッ!
[彼の胸元に開く8つの瞳。 その異様さには流石に眼を見開く。 結果、防御の角度が甘くなったのか、そのミネを滑った男の足が、「セレスト」らしき少女を襲う]
あ…! ちょ、アンタが出張ってどうするのよ…! 私らはあんたのために着たんだから、こういうのは戦えるのに任せて、あんたはアンタの出来ることを、出来るときにすりゃあいいの!
[その言葉は心配故に出たわけだが、なれていないものにはただの非難に聞こえるだろうか]
…それにしても…『助けろ』…ですって?
[男が先ほど口走った言葉]
…もしかしてこのオニイサン、胸のソレに憑かれてるの…?
[それ以外に、助けて、の意味が通らない。気配を探るように、男の眼を見つめた]
(241) 2012/02/06(Mon) 00時頃
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ヒューは、セレストの挙動には反応が間に合わず―
2012/02/06(Mon) 00時頃
ヒューは、ペラジーに「どうした?もう終わりかァ?」と挑発する。
2012/02/06(Mon) 00時頃
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……保険《インシュランス》。
[桃 茜が呟くと、桃 茜の腕からナイフ状の鋼鉄の腕が生えてくる。]
(242) 2012/02/06(Mon) 00時頃
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[直撃の衝撃が思ったより少なかったのは、聖壁《クレスト・シールド》>>235のお陰だった。]
ご、ごめんね。突き飛ばして。 とにかく、ここから離れよう……!
[星命《テュケー》を吸えば、暫く動きは鈍くなるだろう。 倒れたコリーンの手を取って、一度、剣を持った人を振り返った。]
あの……ありがとう!
(243) 2012/02/06(Mon) 00時頃
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ペラジーは、まさかでしょ!と笑い返す
2012/02/06(Mon) 00時頃
ドロシーは、ヒューにも保険《インシュランス》をかけた。
2012/02/06(Mon) 00時頃
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もう… 聞きたく、ないよ。
[青いちびっこを抱きしめる。 ごめんな、こんなのにつきあわせて。
耳を塞ぎたいのに、この声は、音で聴こえるわけじゃなくて。]
っ……
[知った声が、中にあるような。 聞かないふりができる俺じゃないって、わかってるけど。
今はまだ、ダダをこねるみたいに座り込んでた。 背中が痛い。 心も、痛い。]
(244) 2012/02/06(Mon) 00時頃
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/*
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
オスカーの傷心のターンwwwwwwwwwwかゆwwwwwwあるあるwwwww
|
――軟手《ソフト》。
[桃 茜が呟けば、生えてきた左手はナイフからアームへと変化する。
左手のアームは周辺にある岩を捉え、軽々と持ち上げる――]
(245) 2012/02/06(Mon) 00時頃
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クッ………セレストォォ、テメェェェェ!!!!
[桃乐茜と背中合わせになるようにして跳躍する。 吸われた―動きが鈍くなり、セレストにメンチを切る。 しかし、セレストにも「4匹の獣」のヴィジョンが見えただろう。 ―………血と汗と獣の匂いが鼻についただろう。]
憑かれてる、だって?知らねェな。 そもそも俺はこれが「何だか」よくわからねェ。 ただ―……はっきりしているのは。
俺の気は 決して 晴れない
[構えるその姿はまるで龍《ドラゴン》。 獣臭さを醸しつつ、懐から出したのは柘榴《パイナップル》]
(246) 2012/02/06(Mon) 00時頃
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あ、うん…アタシはへーき。 アンタこそ…だいじょうぶなの?
[手を取られて、かばうように走り出す。 その子を頼むと言った白いフードの人物>>228にも目線をやって]
アンタも、気を付けて…!
[いつか弟にしたように、衝撃を和らげるバリアをと手を伸ばした。]
(247) 2012/02/06(Mon) 00時頃
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そう―……決してだ。俺の気は曇天模様さ。
[彼はヤクザ兼拳法家と名乗った。 それにしては彼が携えるものは似つかわしくない。 桃乐茜が岩を持ち上げるのが見えるが―]
―………阿姨?
[いつもの桃乐茜ではない。違和感を覚えた。 セレストたちは逃げる方針だろうか。 飛雲は拳法家の風上にも置けぬ柘榴《パイナップル》を 次々とペラジー、セレスト、コリーンの方へ投げつける。]
(248) 2012/02/06(Mon) 00時頃
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うん、痛いけど、大丈夫。 傷は勝手に治っちゃうから……
[痛みはある。だが、星命から星動力を生成できるセレストは、仮に大怪我をしても自己修復されるようにできていた。]
―― 君は、天使? 飛べる?
[コリーンの背中の翼を見て、南極星は尋ねた。 投擲された柘榴が弾ければ、有無を言わさず彼女を宙に連れ去っただろう。]
(249) 2012/02/06(Mon) 00時半頃
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ヒューは、カンフーシューズに鉄板を仕込んでいた。卑怯だ。
2012/02/06(Mon) 00時半頃
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―うん、そうみたい。
[天使?と問われて>>249、一瞬躊躇して頷いた。]
うん、飛べる。
[それなら、と、手をぎゅっと握った時― 石榴《パイナップル》がカン、と金属音を立てて足下に落ちてきた>>248。]
ちゃんと、握ってて!
[爆風を背に受けながら、南極星《セレスト》と一緒に舞い上がる。]
(250) 2012/02/06(Mon) 00時半頃
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ごめんね。君まで巻き込んでしまって。 どうして……こんなことになっちゃったんだろう。
[コリーンと共に空に逃れ、小さく項垂れる。 先ほどの 飛雲の瞳と、4匹の獣の気配を思い出して身を震わせた。]
ありがとう、助けてくれて… でも、助けてくれたのに……こう云うのも、どうかと思うけど… あんまりボクの傍に、居ない方が、いいよ。
ボクは……不運の星《ディスティヒア》、だから。
(251) 2012/02/06(Mon) 00時半頃
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>>246 あ、それ!
[男が懐から取り出すのはいつか見た手榴弾。 しかし、あの時のアレがわざとなら、もっと効果的な方法があったはずだ…となると、偶然だったのだろうかと考えると、別段怒りはこみ上げてこなかった]
…なにソレ? 気は晴れない? そりゃあそうでしょうよ。 そうやって自分で決め付けてるうちは…自分の気持ちに自分が負けてるうちは、なにやったってうまく行くはずないじゃない!
[男の眼光に負けぬように睨み返す。 …と、男の背後に見える女性…アレは、フィルに何か語りかけていたあの女性だろうか? 何処か様子がおかしい。 が、そちらの様子をうかがおうとした矢先、男が手榴弾を投げつけてくる]
ちっ…!
[流石に爆発物を打ち返すわけにも行かず、『天使』と『セレスト』が回避行動に移るのを横目で確認しつつ、ペラジー自身も背後にとび、身を守った]
(252) 2012/02/06(Mon) 00時半頃
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提前投降《アーリーサレンダー》。
[桃 茜は相手に追いつかない状況になったと分かったとたん、攻撃の手を緩め、目を閉じる。
まるでこの先にある、何かを遂げる準備をするかのように**]
(253) 2012/02/06(Mon) 00時半頃
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――ドゥ・シアーラ 街中――
[爆音。音は津波の直前に聞いたものに似ていた。 その爆風と同時、中空に舞い上がる人影。 吹き飛ばされたようでもない。ゆらりそこに浮かぶ人影の片方には、見覚えがあったから。 その近くまで駆け寄りながら、声を張る。]
南極星《セレスト》!!
(254) 2012/02/06(Mon) 00時半頃
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