310 【R18】拗らせ病にチョコレヱト【片恋RP】
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[ 賭けの褒賞。>>166 早乙女が提示するそれは いとも容易い申し出だったけれど。 答えを口にする前に。
自分より少し低い、早乙女の目線。 僅かに膝を折ると、 同じ高さになるように合わせた後。
…… そうっと。 自身の両指を、彼女のサングラスに這わせて。 くいと傾け、少し腫れた彼女の瞳と 縁のそれを重ねた。 ]
…… 見つけた。
(173) 希 2021/02/21(Sun) 21時半頃
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[ そう言って、子供のように、笑ってから。 ]
探せたけど、残念。 僕は、チョコレートを持っていなかったな。
[ 笑みを崩さないまま告げた言の葉。 その意味を理解できるかは、 いつかの会話を、覚えているか次第だけど。>>1:149
追求される前に、いいよ、と。 事もなげに頷いた。 ]
(174) 希 2021/02/21(Sun) 21時半頃
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僕は365日空いてるから。
僕の暇な日は、君が自由に決めてよ。
(175) 希 2021/02/21(Sun) 21時半頃
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[ …… その365日は。 なんの努力もなしに得たものではない。 君に応えられるように 君の元へ駆けつけられるように。 君の為に作り上げた、365日。
そのくらい。
僕は君に、───恋を、している。 ]
(176) 希 2021/02/21(Sun) 21時半頃
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[ それでも、選んだ想いは一方通行。 重ならないまま。 ただ咲きも散りもしない恋の花を、 胸の奥に変わらぬ姿で咲かせ続ける、 その姿が永遠であるように祈りながら。
落ち着いてて、ちょっと不器用で そう言うところが可愛い人。 ]
(177) 希 2021/02/21(Sun) 21時半頃
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[ ─── ではない、ごく普通の青年は、 何とも拗らせた想いを抱えたまま。
世界で一番大好きな君に、 屈託のない微笑みを向けるのだった。 ]**
(178) 希 2021/02/21(Sun) 21時半頃
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[
自惚れるなよ。
ああ成る程、生来か。 このひねた口ぶり>>169は。
敷波玲は一つ、理解した。 此の何も知らない想い人について。 彼が紛れもなく病人だった事実は、 NARUMIで>>120、エツコとの雑談で、 そして返却も文句も無かったフルーツゼリーで、 認知と裏付けが済んでいる…以前に。]
(179) 通行人 2021/02/21(Sun) 22時頃
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その返答は。 その顔の理由として、成立しません。
[突き出したのはファンデーションケース…の、鏡。 完璧な女であるための、OLとしての必需品。
普段は触れない、触れようとしない、 そんな人間の内側へと、指を添わせるように。 女は男の引いた線を小さく踏み越えて、]
愚痴なら聞く、と言いたいところですが。 今宵の用件は此方が先ですね。
[それから、立ち止まった。 今はそれが精一杯だ。
伸ばされた手が袋に触れた>>170 その瞬間、その刹那に。 予想外に心臓が跳ねたのだ。]
(180) 通行人 2021/02/21(Sun) 22時頃
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[小さく飲んだ息、微かに震え上がった背中は 夜闇が上手いこと誤魔化してくれりゃあいいのだけど。 これだから恋という奴は得体が知れない。 何も知らなかったのに。寧ろ今も殆ど知らないのに。 あの横顔に射抜かれただけなのに。 どうして、こうなるのやら。
ため息ひとつ。 これは彼に向けてではなく、自分に向けて。]
余り物じゃあないですよ。 お詫びです…が。 風邪など引いてないと仰るのでしたら。
(181) 通行人 2021/02/21(Sun) 22時頃
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宣戦布告、として切り替えましょう。
(182) 通行人 2021/02/21(Sun) 22時頃
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[表情を変えぬまま、彼の眉間を指差した。]
あたしとしては、 あなたの様ないきものが、 …そういうのが、忘れられないし。 放って、おけないので。
[デリカシーゼロ。 どっかで見た様な強がり。 そんな面倒なあなたも。 正面の顔も、強い煙草の匂いも。 どうやら、 すき、なままなので。
ド正面から見つめながら、 続く言葉は踏み潰す。 嘘はついちゃあいない。 単なるお節介焼きとして。 規律正しく生きたがる優等生の言葉として、取って貰おうじゃあないか。]
(183) 通行人 2021/02/21(Sun) 22時頃
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[今はこれでいい。 今はここまでだ。 落っこちたインクの雫を、指先でなぞって、伸ばして。]
一先ずはコレ。 では、改めて。 今後諸々、覚悟しておくといいです。
[敷波玲は。 その整った顔立ちを月光に晒しながら。 遮られることがもしあろうとも、 それでも尚、真っ直ぐな瞳で彼を見つめながら。
袋を押し付けてから、踵を返し───一度すっ転んで。 されど持ち前のカバー力もとい流れる様な受け身を以って、 素早く、身を転がして立ち上がり。 闇の中へと、消えていこうとするだろう。]
(184) 通行人 2021/02/21(Sun) 22時頃
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[さて。 フォーチュンクッキーの中身だが── ちょっとした点取占いが書かれている。 オフィスの隣人達には、ちょっとした社内ジョークやら 無害な程度の暴露だとか、そういうのをプレゼントして。 アクツに押し付けたフォーチュンクッキーの中身は、確か…
『喉飴どうも。 花粉の飛ぶ時期までとっときますね。●10点』 ]*
(185) 通行人 2021/02/21(Sun) 22時頃
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─ 2月15日 ─
[ カーテンまでは閉じ忘れていた窓から、色の変わり始めた空が見える。 未だ世界は薄暗く、布団から露出した首と片腕が上がりきらない温度を感じている。
五指を折り、緩く握り込むと 指先の冷えが掌に伝わった。
規則正しい出社する会社員すらも、眠っているだろう時間帯。 バレンタインデーは終局し、新たな日が訪れた。 ]
(186) ガラシア 2021/02/21(Sun) 22時半頃
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[ 不必要な早起きだというのに、妙にすっきりと目覚めている。
忌避し恐れていたあの箱は、一晩眠った後で開いてみるとただのチョコレートと造花が入っているだけだった。
一粒を口に放り込み、無言で咀嚼する。 見た目にも味にも飾り気のない、素朴な甘さ。
女性と比べると、男はあまり甘い物が得意ではないことが多い。 きっとそこまで考えたのだろう。 巡る思考はもう既に、何処までも他人事だった。
そして──── ]
(187) ガラシア 2021/02/21(Sun) 22時半頃
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[ 時を止めたように数字の代わりに名を掲げる部屋の前を、通り過ぎてゆく。 足取りは時間を考え静かで、しかし重みは無かった。
全てが解決し、隣人からは吉報を受け、互いが許せる範囲で距離を少し縮めたと思っているのだから。
引き戸が受け止めた重さも、彼の悲鳴も>>148 その後のことも何もかも、認識出来ない境界の向こう側の出来事。
獣にはなれない誰かが己にばかり傷を抱えることで、大田竜海は多少の変化を経ても保たれ続けている。 盲目に、偏執的に、ただ唯一への想いを宿して。
木の板を軋ませ降りてくる妄人を、揺らぎなき美が冷ややかに迎える。 眠れない時、時間を持て余した時、密やかに会いに行くことは今までもあった。 ]
(188) ガラシア 2021/02/21(Sun) 22時半頃
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[ 常の眺める距離より近く、触れるには至らない場所で 片膝をつき、絵の中の冬に佇む青年を見上げた。
いつかの舞台でもこんなことをした。 真の恩人の想いも知らず、他の女性を愛する役だった。 男は物語の終盤に彼女に跪き、愛を伝えるのだ。あの娘が見ていることも、知らないままに。
差し出すのは言葉ではなく、青。 人造の奇跡は彼にとてもよく似合っている。
そう、会いに来る次いでに思いつきを己の視界で試してみたかっただけだ。
指の先が摘む海色の花の生首は、 想い人を振り向かせることも彼の世界へとその色を届かせることも無いまま、虚しく床に落ちる。 ]
(189) ガラシア 2021/02/21(Sun) 22時半頃
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[ そんな風にあっさりと手放せたのなら、楽になるだろうか。 いや、常人にとっては拗れて歪み理解の外にあるのだろうそれが、今更まともになる筈もない。
陰る想いと相反し、笑みも苦渋もこの顔には浮かばない。 当然だろう、完全を前にすれば全てが停滞する。
大田竜海は人間である。それでも──── いつか同胞と命なき作品を比べより美しいほうを選び取ったように、その目が映す世界では美が何よりも優先される。
揺らがせるものがあるとすれば、それは不定で未完結の何かだ。 自分が愛することはない、何かだ。 ]
(190) ガラシア 2021/02/21(Sun) 22時半頃
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[ 陽が登り、数多の足音が外へと通り抜けて行っても 風も光も、その場所には当たらない。 誰の目にもゴミとしか見えず、やがて片付けられるだけ。
きっとそうなるだろう。 拾い上げた指は、想像の未来を否定する。
誰にも気づかれたくなどない、糾弾を受けたくなければ認められる筋合いも無い。
これは自分だけの、恋なのだから。 ]
(191) ガラシア 2021/02/21(Sun) 22時半頃
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[ Werd ich zum Augenblicke sagen: Verweile doch! du bist so schön!
]
[ 声として捧げることはない、恋の賛美。 ]
(192) ガラシア 2021/02/21(Sun) 22時半頃
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[ 此処にはただ一人の男と一つの作品があるばかりで、 悪魔の声も祈りも、聴こえない。いつまでも幕は降りない。
完成を良しとしながら、何処かで愛されたい想いを抱えた矛盾に気づいていながらも 悲恋の結末すら、不変の海に呑み込まれる。 ]
(193) ガラシア 2021/02/21(Sun) 22時半頃
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[ その日以降も大田竜海は、何気ない毎日を過ごしている。
バイトに追われる合間に少しづつ、次回の公演に向けて仲間と進んでいく。 たまに商店街の片隅の店に足を運び、隣人と世間話をする。
どこまでも無表情で、平坦に。殆どの住民が思う自分の姿で 温度の無い視線を最愛に注ぐ。
変化と言えるものは、美術本の新刊が入らなくても定期的に本屋に通うようになった、それくらいだ。 ]
(194) ガラシア 2021/02/21(Sun) 22時半頃
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あっ……
[ 小さく声を上げ、一冊を手に取るのは
取り上げられた終わりの代わりにそれを抱えて帰るのは、未だ遠い未来。* ]
(195) ガラシア 2021/02/21(Sun) 22時半頃
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── バレンタイン当日
[目の下に特大の隈を飼いながらも、愛犬との日課は欠かさない。散歩を経て、少しだけ仮眠を取って、約束の場所に向かう。 先方は『MARUMI』を希望してきたが、それは避けた。あの店には賀東荘の住人もよく訪れる。男にとっても、大事な場所だ。だから、別の。普段利用することのない、半径5キロの外側にある駅近くの、人の少ないカフェを指定した。]
…………。
[予め聞いていた特徴の男を見つけると、のそ、と歩く。視線が合う。ああ、こんな顔をしていたんだな、思ったより普通で、清潔そうな感じがいい。 そんな第一印象を頭の隅に追いやって。何用かと怪訝な顔をする彼へ、90度頭を下げる。]
こめんなさい。俺が、…………。
(196) mumriken 2021/02/21(Sun) 22時半頃
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[やっぱりドタキャンするかと考えた。 すべてを姉の仕業として、弟として詫びることも。
けれど、昨日の早乙女の姿を見て。改めて己の所業を振り返ったらもう、だめだった。どれだけその場凌ぎをして逃げて誤魔化したとしても、以前のようなほの甘いやりとりはできない。
早乙女からチョコレートを受け取った瞬間に。 否、あの人に素性の一端を知られた時点で。 この恋はとっくに終わっていた。終わらせるべきだったのだ。]
(197) mumriken 2021/02/21(Sun) 22時半頃
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[────気が付けば、夕方。 男はまた、いつもの浜辺にいた。傍らには愛犬が砂を蹴って遊んでいる。いつもと変わらない日常。
ただ、ポケットの端末が定時となっても震えなくなっただけ。明日も、明後日も屹度。それだけのことが、どうしようもなく哀しかったが、自業自得過ぎて涙すら浮かばない。
想像以上に誠実だったかの人は、笑って許してくれた。いくらか違和感を感じたことがあったらしいこと、送った写真に観きれていた、如何にも男性の姿が気になって逢瀬を提案したこと。
いっそ、殴って詰ってくれたなら。 土下座して、膝に縋って赦しを請う姿を蹴り飛ばしてくれたなら。この思いは、今夜で躯となって海の底に沈められたのに。]
(198) mumriken 2021/02/21(Sun) 22時半頃
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…………。参ったなあ、ボス。 振られたってのに、まだこんなに好きだよ。
[傍らに置いてある紙袋からチョコレートを取り出す。 早乙女はあれからどうしただろう、気にはなったが、とても合わせる顔がない。 ハートの、丸いカーブ部分を齧る。噛み締めながら思い出すのは、賀東荘や浜辺、商店街で彼女を見かけた時のこと。
いつから、どれだけ、なんて。想像もつかない。 一方通行で重ならない視線を思いながら食べるチョコレートは、喉が灼け然うに甘かった。]**
(199) mumriken 2021/02/21(Sun) 23時頃
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[朝早くに目覚めた彼女は、 悲しいかな、一種の決意に満ちていた。 つまりは前だけを見つめていて、 足元のそれ>>102が、目に入っていなかったのだ。]
(200) 通行人 2021/02/21(Sun) 23時頃
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─ 深夜:2月14日の終わる頃 ─
[逃げる様に朧の間の前を去った後だっただろうか。 それともお手洗いに出てきたのかも知れない。 女が通りすがったのは、廊下の曲がり角。 ふと、視界に入ったのは 壁際で闇の中に薄らと浮かび上がる、白。]
…、 これ。何だっけ。えっと。 スノー……あー、スノードロップ。
何でこんなところに?
[気付かれぬままに、打ち捨てられたように。 風が運び去ってしまったそれは、 一日という時間を掛けて、水気を失い。 萎れ、枯れ果て、干涸らびる筈だった。 筈、だった。]
(201) 通行人 2021/02/21(Sun) 23時頃
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[だのに、ああ、屹度。 屋根の下の同居人が、電子の海の友であったように。 誰かにとっての愛すべき偶像であったように。 世の中には奇妙な因果というものが、ある。]
わ。 綺麗に凍ってる。
[それは、リノベーションは済んでも古い旅館には変わりのなかった、 賀東荘の、配管のヒビから漏れ出した一匙分の水。
小さな硬質の水たまりの中で、 ステンドグラスの模様のように。 それは、静かに凍りついていた。]
(202) 通行人 2021/02/21(Sun) 23時頃
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