52 薔薇恋獄
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[成人に見られている事に気づかないまま別荘を見ていると、 ぽつ、ぽつ……と、降ってくる雨]
きゃっ。雨よ、みんなー。急いでー!
[まだ階段を上がっている面子にそう声を掛けると、 荷物を二人分持ってるとは思えない機敏さで建物の中へと飛び込んだ 前髪は男の命。 玄関脇に置いてある姿見に写る自分の姿を見て、 セットが乱れていないことにほっと溜息をついた]
(174) 2011/05/16(Mon) 23時半頃
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見た目より筋肉がついてるみたいです…。
[何者?といった眼で見られれば困ったようにそう告げて。]
あ、いえいえ。 ちょっと思い出したことがあっただけです。
[座り込んだセンパイを立ち上がらせようと、手を伸ばした。 百瀬の様子に気づけば「?」と、首を傾げた。]
(175) 2011/05/16(Mon) 23時半頃
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[静谷に対して、土橋が何か声をあげたのには、思わず向いた……が、その後は、何も言わずに、また静谷をみる。
>>174 だけど、消えてたのでぱちくり。]
はええな……。
[余計な心配のようだった。]
(176) 2011/05/16(Mon) 23時半頃
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―― 庭園 ――
[ぽつり。小さな雫が頬を打った]
[けれど、まだ、小雨。 傘をささずともいいかなあという感じ]
………滑る、かな。
[ただ、ちょっと雨の感触が心地良くて、庭園の入口付近で足は止めたものの、何となく薔薇の園を眺めてた]
そうびれんごく
(177) 2011/05/16(Mon) 23時半頃
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すいません、ちょっと昔の事を思い出しただけです。
[声をかけてくれた蓮端センパイ>>173にそう答え。 雨が降ってきたことに気づけば]
いきましょうか。
[と、声を出して屋敷へと。]
(178) 2011/05/16(Mon) 23時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2011/05/16(Mon) 23時半頃
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俺は和室でも構いませんけど。新鮮ですし。 部屋決まったら教えてください。
[鳴瀬からの返事がもらえれば、いつもより気さくに聴こえた声音に本当に微か瞬かせる紫眼。 言葉足らずを付け足すならば、日頃はフローリングにベッド生活なので、和室も新鮮で好ましいということらしいが通じているかは謎である。]
多分、帰りは軽くなる予定ので、大丈夫です。 母さんに色々持たされ過ぎました。
[野久の言葉には、鞄の中身は食べ物が多いことを匂わしながら、ちろっと耀の様子を盗み見た。 屋敷に対して反応していないことには安堵しつつ、野久を気にしている様子にはちょっと困った顔をした。
耀に何か云おうと口を開いた時、静谷をはじめとした雨の忠告が入り、慌てて屋敷へと向かう。]
………。
[屋敷に足を踏み入れる前、一度、天を仰いだ。]
(179) 2011/05/16(Mon) 23時半頃
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僕は……十分、良くしてもらってますから。
[囁かれる声>>169に力なく笑う。 甘え方。もう、すっかり忘れてしまった]
[そして、横からかけられる声に>>172]
いえ、その…… 先輩が、腰痛めたの。 僕のせい、だから……
[申し訳無さそうに、そう告げる。 本人はあの時平気だと言っていたが、あの時のことが原因なのは見れば分かっていたから]
(180) 2011/05/16(Mon) 23時半頃
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[別荘に入る前。 振り返って見えた蘭香の様子に、あ、と声が漏れる]
……俺のバカ。
[あれだけ多くの人に聞かれてしまっていたということは、蘭香の耳にも届くはずで。 それを蘭香が気にしてしまう可能性。なんで、失念してしまっていたのだろう。
蘭香の傍に、駆け寄る。 その途中、桂馬にはそっすね、と少々雑な返事をして]
らんらん、ごめん。 ちょっとオーバーに言っちゃったけどアレだ、全然平気だから。ほんと気にしないでくれ、な?
[大丈夫だと伝えようと、笑って]
(181) 2011/05/16(Mon) 23時半頃
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え、雨?
[周囲の反応で、漸く雨が降り出したことに気が付いた]
あぁ……降り出しちゃいましたねぇ。 仕方ないです、急ぎましょう。
[少し足早に、皆を別荘の方へ促した]
(182) 2011/05/16(Mon) 23時半頃
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うん、見た目そんな、マッチョじゃねーもんな。 あ、それが悪いってことじゃねーぞ。むしろカッコいい。
[困ったような顔をさせてしまった後輩>>175に、ぶんぶん首を振り。 伸ばされた手を取って、よっと立ち上がり]
思い出? 先輩と何かあったん…… って、つめたっ!
[はて、と尋ねかけたところで、首筋に落ちた雫。 自分の荷物はともかく、紅子さんと文の荷物は濡らすわけにいかない。 成人の声>>178に頷くや否や、屋敷にむけて走り出した]
(183) 2011/05/16(Mon) 23時半頃
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― 別荘エントランス ―
[雨が降り出したので、そのまま玄関に入る。 一旦そこでみんな荷物を下ろしただろうか。]
えーっと、みんないる?
[駆け込んでくる連中の数を数えつつ、一人足りないのに気づく。]
ん?誰だ? あ、織部?
[織部どこいったか知ってるか?とかいいつつ、 とりあえず、克季の叔父の元へ。 部屋ってどんなになってますか?とか聞きつつ。]
(184) 2011/05/16(Mon) 23時半頃
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[視線を変えたその先。道の端に見慣れぬ草花に足を止めていると、静谷の声が]
えぇ、花火を持ってきたのに…
[肩を落とし、建物内に急いだ]
あ、の…
[髪や服についた雨粒を払うと、最上に近寄った。 バスの中で部屋割りについて何やら話していた…ようだから]
部屋割りなんですけど…
(185) 2011/05/16(Mon) 23時半頃
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んー、ダメだね。ダメダメ。 もっと安心できる人にちゃんと甘やかされなさい。
それが出来る人、ちゃーんといるよ?
[視線を送ってきた珀と甲斐。それだけでない皆が耀を心配しているのが横に居て伝わってくるから]
だから、れんしゅーなんだって。ゆっくりゆっくりちょっとっつでいーの。
[ゆったりしたペースで肩をトントン]
(186) 2011/05/16(Mon) 23時半頃
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昨日の…耀のせい?
[>>180首を傾げたが実際は事が起こってからのしか見ておらず真偽はわからないが]
んーっ、まあ それならそれでそんな顔してないで…野久の腰でも揉んでやるとかそばで野久を手伝うとか
[すればいい…といいかけて。 >>181野久が走ってこちらへ向かってくるのをみればそれ以上は口にせずに どうしてもにやりとする笑みを顔に浮かべる]
(187) 2011/05/16(Mon) 23時半頃
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っと、降ってきてるな。
[別荘に着く直前から頬にぽつぽつと当たる滴に、空を一度見上げる。 同室の姿はとっとと室内に消えてしまったが、自分のペースは変える気はない。 ほぼ最後尾を行き、そして薔薇園を見。]
雨と、洋館と、ねえ。
[信じる気はないが、信憑性はある景色だった。 別荘に入れば、ほんの少し濡れた前髪をかきあげる。]
(188) 2011/05/16(Mon) 23時半頃
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―― 別荘内 ――
[一足先に……ってレベルじゃない速さで中に駆け込んだ悠里にちょっと目を回しつつ……。 成人>>178の返答に、微かな疑問符を浮かべながら頷いた。]
昔の事、ね……。
[独り言を言いながら、別荘の中へ。ちらっと玄関の鏡に視線を向ける。 悠里>>174の後ろの位置に映る、自分の容姿。 暫く見つめて……それから、成人に振り向いた。]
あのさ、部屋のことなんだけど、おれ、洋間の方がいいかな。 畳、ちょっと苦手なんだ……。 ね、いいかな、ナリくん。
[和室の話が幾らか出ていたのを思い出してそんな要望を出してしまった。]
(189) 2011/05/17(Tue) 00時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2011/05/17(Tue) 00時頃
セシルは、克季の叔父さんに別荘のことを聞いている。
2011/05/17(Tue) 00時頃
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ユリみたいに……堂々とできるなら、な。
[姿見の前の悠里>>174の後ろで、そんなことも一人呟いていた。]
(190) 2011/05/17(Tue) 00時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/05/17(Tue) 00時頃
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ありがとうございます。
[褒められたと思い、素直に礼を言う。]
いえ、たいしたことじゃないですよ。
[同中だった、くらいの話で。]
いいですよ、俺、そこまでこだわりないですから。
[蓮端センパイからの要望>>189に頷く。 家には洋間も、和室もあるからどちらでも対応は可能だし。]
(191) 2011/05/17(Tue) 00時頃
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―― 別荘 ――
ふぁー。ほんとに、すぐ降りやがんの。
[ぱん、と雨粒を払ってから、文へ鞄を渡し。 鳥籠と自分の鞄をホール脇に置くと、蘭香のほうを見遣る。 良数と何を話しているのかは聞こえなかったが、火を見た時のような反応は、今のところ無く。 目の届く範囲、火事の名残が無いか今のうちに確かめておこうと、再び外へ足を向けた]
(192) 2011/05/17(Tue) 00時頃
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ヴェスパタインは、セシル…士朗>>184に、そういえばネイは……と少し首を傾げた。
2011/05/17(Tue) 00時頃
博徒 プリシラは、メモを貼った。
2011/05/17(Tue) 00時頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
2011/05/17(Tue) 00時頃
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─ 別荘 ─
有難う、助かりました。
[珀から鞄を受け取ると、すぐにタオルを数枚取り出し]
濡れた人は、風邪ひかないようにちゃんと拭いておきましょうね。
(193) 2011/05/17(Tue) 00時頃
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[>>182急ぐように促す栖津井に]
はい、先生 あーそうだ、俺…差し入れ台所に持って行きますんで 部屋適当に決めててください
その…先生頼りにくる生徒も多いだろうし 使いやすい部屋選んでてくださいね
[そう言って栖津井に部屋のことは任せる]
(194) 2011/05/17(Tue) 00時頃
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安心、出来る人……
[脳裏に浮かぶ相手を、ゆるりと頭を振り追い払う。 現状で、十分幸せ。 これ以上を望んで、失うのが怖い。 初めから望まなければ……傷つく事もない。 卑怯な自己防衛**]
(195) 2011/05/17(Tue) 00時頃
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フィリップは、文に、いえいえ、とにへり笑い。
2011/05/17(Tue) 00時頃
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[克季の叔父と思った人物は、よく似た屋敷のお留守番さんだった。ともかく、その人に別荘のことを聞いて振り返る。]
ええと、なんか揃ってないみたいだけど、迷子はいないと判断する。マジに迷子発生した場合ははやめにいってくれ。
部屋は2階に洋室ツイン(バルコニーつき、中庭見える)が4つ、1階に和室6畳(障子を開けると縁側付)が3つ。それぞれの部屋、一応鍵ついてっけど、まぁ、特に着替えてるとかそういうのがなければ開けといてくれ。 で、風呂は一階と二階に一つずつ、トイレも同じく一つずつ、 で、 飯は、好きにいろいろやっていいそうだ。つか、自炊? 材料とか結構しっかりつめてくれてるらしいので、ここは、ありがたく甘えようと思う。
ええと、炊事当番がいる?
(196) 2011/05/17(Tue) 00時頃
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……なんすか。
[桂馬のにやりとした笑みに、何か言いたいことがあるのかと思って首を傾げる。 それから蘭香の様子を伺って、……とりあえずは別荘内に入るように言っただろう]
―別荘内―
ねいくんはさっき、庭覗いてくるって。
[降り始めたから戻ってくるんじゃないかな、と士朗>>184に答えつつ。 和室、和室ってない?と克希に尋ねる]
(197) 2011/05/17(Tue) 00時頃
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―― 玄関→庭園方向 ――
……あれっ? 寧人先輩?
[ぐるっと回ろうとしたところで、傘も差さずに庭を眺める人影を見つけて。 何してるんすか、と濡れた地面をぱしぱし蹴って、走り寄った]
(198) 2011/05/17(Tue) 00時頃
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[姿見で前髪のチェックをしながら、鏡越しにちらりと夕輝の方を見やる。
何時か見た遠い記憶が胸の奥をちらりと掠めるも、 それは表には出さないまま心の棺に閉じられている――]
(199) 2011/05/17(Tue) 00時頃
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[雨が降り出せば耀を促してなるべく早足で屋根の下まで]
あれ、織部はー?
[さっきまで居たはずの姿が見えなくてきょろり]
おーりべー?
(200) 2011/05/17(Tue) 00時頃
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プリシラは、「僕、料理作れますよ」と手をあげた。
2011/05/17(Tue) 00時頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
2011/05/17(Tue) 00時頃
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あー、なんだったら、俺立候補しましょうか。
[栖津井からタオルを受け取る>>193と、軽く髪を拭いて。 鳴瀬の言葉>>196に手を挙げる。]
(201) 2011/05/17(Tue) 00時頃
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[>>197首を傾ける野久に]
いや…今 耀に怪我させたって気に病むなら 素直に心配すればいいって話していたところだから…
お前も…遠慮せずに心配して貰えばいいやん?
[本人的には意識外の凶悪な笑みを顔に浮かべた]
(202) 2011/05/17(Tue) 00時頃
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濡れたっつーほど、濡れてねえよ。
[後ろを来たせいで確かに濡れてはいるが、平気だって、と栖津井には言う。 ただ、もしその手のタオルを投げられるなら、仕方なく拭くか。]
静谷ー、部屋、お前が選んでいいから、適当に決めてくれー。
[姿見の前の男に、そう声を張る。]
(203) 2011/05/17(Tue) 00時頃
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