人狼議事


88 吸血鬼の城 殲滅篇

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:

全て表示


【人】 墓荒らし ヘクター

[それからすぐに娘を召し抱え、側近くに置いて愛でた。
花愛でるごとく、触れることもせず。
伸びやかに育つに任せ、手折ることもせず。

 人間を食い散らかして平然としていた領主が、
 このときはいくらか落ち着いていた。
 消える領民の数は減り、監獄塔からの悲鳴も途絶えた。


  しかし、穏やかな日々は、ひとつの報せで破られる。]

(148) 2012/04/29(Sun) 16時半頃

【人】 墓荒らし ヘクター

[領民が、討伐隊を呼ぼうと相談していると、
領主を殺そうとしていると知って怒りを発し、
すぐさま中心人物らを喰い殺した。

 血の匂いを染みつかせたそのままで
 城にとって返し、娘を腕の中に抱きしめたのだ。


  ―― おまえを手放しはしない。
  ―― オレのものになれ。永遠にだ。
  ―― 誰にも、渡すものか。


 衝動のままに娘に牙を立て、命尽きた娘に血を注ぐ。

薔薇咲き乱れる中庭で初めの血を与えられた娘は、
闇の色香を得て、いっそう艶やかに咲き綻んだ。
どんな薔薇よりも華やかに、美しく。]

(149) 2012/04/29(Sun) 16時半頃

【人】 墓荒らし ヘクター

[それからほどなくして、城に討伐隊が押し入った。]

(150) 2012/04/29(Sun) 16時半頃

【人】 墓荒らし ヘクター

[討伐隊が領地に入り込んだと知って、
娘に手紙と領主の印章を持たせて、血族のもとへとやった。

予感だったのか、覚悟だったのか、
今となっては自分でも判別がつかない。

結局、自分は人間共に討たれ、
この城で眠りについた。]

(151) 2012/04/29(Sun) 16時半頃

【人】 墓荒らし ヘクター

[最後に、"娘"へと飛ばした思念は届いていただろうか。
目覚めたら聞いてみようかと思う。


  ―――いずれ、おまえの顔を見に蘇る。
     なにかあれば、おまえの血を注いで名を呼べ。
     いつでもおまえのために力を寄越そう。

                   元気でな、オレのシェリ。]

(152) 2012/04/29(Sun) 16時半頃

【人】 墓荒らし ヘクター

― 屋根の上 ―

[黒犬の視線の先、
物見塔の壁の隙間に、鮮やかな深紅と亜麻色がひるがえった。]

 ……………。

[ぴんと耳を立て、風に飛ばされる小さな音を拾い上げて、
黒犬は、一、二度鼻を鳴らした。
よりいっそう濃くなる血の香に低く唸ったあと、
身軽に屋根を駆け下りて、塔へ続く石橋に降り立つ。

そこからなら、宴会場と塔を繋ぐ胸壁が、よく見えた。]

(153) 2012/04/29(Sun) 17時頃

墓荒らし ヘクターは、メモを貼った。

2012/04/29(Sun) 17時半頃


小悪党 ドナルドは、メモを貼った。

2012/04/29(Sun) 19時半頃


【人】 負傷兵 ヒュー

── 城主の部屋 ──

[魔法の眠りから目を覚ましたヒューは意匠の細やかな、だが華美ではない天蓋つきのベッドの上にいた。
 清潔な寝具に片頬を埋めた俯せの姿勢から、ゆるりと瞼をもたげる。

 通気口の修理だとかチェストの移動だとか、そんな男手の必要な時に数度、入ったことがあるだけだったが、ここが城主の──クラリッサの私室だということは思い出せた。]


  な… に ?

(154) 2012/04/29(Sun) 19時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[未婚の女主人の寝台である。
 枕にほのかに亜麻色の髪の残り香を感じれば、混乱と羞恥が同時に押し寄せて、顔にカッと血がのぼった。

 やむを得ぬ事情があろうと騎士たる者のすべきことではない。
 不敬罪で自分を罰したいくらいだ。]

(155) 2012/04/29(Sun) 19時半頃

【人】 小悪党 ドナルド

―螺旋階段―

[血痕を追い、螺旋階段を上がる。
 薔薇のような鮮血は固まり凝ることなく、
 不自然なほどの鮮やかさで
 追跡者を物見の上へと誘っていた]
 
……こっちか。

[二階から、三階へ。そしてその上へと。
 響く靴音。
 ――石を蹴る其れに、幼い日を思い出す。
 飢えていた。凍えていた。
 熱に浮かされて見上げた湖には――
 そう、暗い影が聳えていた。
 
 彼女は佇み、
 全ての美しい思慕を込めた様に城を眺めていたのだ。

 己に手を差し伸べてくれる、その時まで]

(156) 2012/04/29(Sun) 19時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

 
[痛みのない拳を強く握りしめた時、不意にこうなるに至った「事情」が脳裏に甦る。]
 

(157) 2012/04/29(Sun) 19時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[クラリッサを魔物だと言って引っ立てて行こうとした男たち。
 叩き付けられた欺瞞。強情。信仰。過去の憧憬。
 張りつめていた空気が破れ、振り抜かれた刃。
 炎。滴る血。黒い犬。
 背に触れた陶磁の肌──


 「私は大丈夫だから 少し休んでいてね」


 そして身体を満たした優しい鈍麻。]

(158) 2012/04/29(Sun) 19時半頃

【人】 負傷兵 ヒュー

[どれほどの時間を自分は眠っていたのか。
 乾いた血はそのままだけれど、傷は癒されている。
 クラリッサが、自らの生命力を与えてくれたようにも感じられた。
 
 あれから彼女の身はどうなったのか。
 あの場にいた男たちが収穫もなしに帰ったとは思われない。]


  姫 …っ!

[ヒノキの棒はどこかで失くしたらしいが、ベルトに差したナイフはまだそこにあった。
 それだけ確認して、ヒューは部屋の北側にある唯一の扉に手を*伸ばす。*]

(159) 2012/04/29(Sun) 19時半頃

【人】 小悪党 ドナルド

……クレアは、…誰を待ってるんだ…?

[階段を登りながら、独りごちる。

 幼かった自分の知るクレアの想い人。
 『城主』との想い出を語る彼女の姿に、
 胸が痛むような妬心を覚えた過去。
 
 >>141無垢に頬を染め、
 まるで『彼』の元に嫁ぐかのように
 幸福そうだった姿。

 ――すぐ後に己は逃げ出した救貧院に見つかり、
 別の施設へと移されることになって]

(160) 2012/04/29(Sun) 19時半頃

負傷兵 ヒューは、メモを貼った。

2012/04/29(Sun) 19時半頃


【人】 小悪党 ドナルド

(……そこも逃げて。傭兵団に飛び込んだ。武器拾いとして)
(なんとか一人前になりたかったんだ。
 領主サマみたいに偉い奴になんてなれない、だけど)
(せめて…、クレアがどこかで、
 俺の話をしてくれるような、そんな男に)
(でも次に訪れたときは、…クレアは、死んだって…)
(城で戦いがあって、巻き込まれて、皆……)

(違う、……そうじゃねえ。
 そんなことを考えてる場合じゃない)

(ならばクレアは、

 ――『領主様を待ってる』、のか?)

(161) 2012/04/29(Sun) 19時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[レオナルドが確認してくれれば>>145
自らも再び安堵の息を零す。]

 良かった……。
 ありがとうございます。
 ご心配をおかけしました。

[レオナルドのみならず、周囲へも軽く頭を下げるのだった。]

(162) 2012/04/29(Sun) 19時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

 ひとまず、追いますか……。

[そう呟き、血痕を頼りに螺旋階段からその上を目指す。
その色が少しずつ薄れていく事には、気付かぬまま。

数名の足音が響く螺旋の空間。
登りながら、小さく呟くのだった。]

 ……何故、彼女は何も反撃をしないのでしょう…。
 出頭を拒みはしても、我らを攻撃するでなく。
 …………全員、血を吸う為なのかな…。

[ゾクッと背を震わせて、唇が触れた首元へと手を伸ばす。]

 ……どうも、彼女の考えがわからないな。

[そう呟き。階段の上を見上げた。]

(163) 2012/04/29(Sun) 19時半頃

掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2012/04/29(Sun) 19時半頃


【人】 小悪党 ドナルド

>>163 ラルフにちらりと視線をくれ、
 長い階段を登りきろうと、足を速めた。]

……此処を離れられないのかもな。
留守を守ってる、…って、そんな風に聞こえた。

[懐を探り、刀子を引き出しておく。
 人ならぬ者と戦うのなら、先手を取るしかない。
 ラルフやヒューの様な騎士道精神とは、本来男は無縁だった]

アヴァロン伯が『人間だった』なら…
彼女をそんな風にした奴が、どこかにいる筈だ。

[それが誰か見当がつく気がして。
 ――片目を細める]

そいつの訪れを待ってるのかもしれない。

(164) 2012/04/29(Sun) 20時頃

【人】 小悪党 ドナルド

[螺旋階段はやがて終わりを告げる。]

……気をつけろよ。

[短く目配せし、風の強い屋上へと一気に上がりきる。

 ――城壁に凭れた彼女の姿は直ぐに知れた。>>146
 その手に持つ薔薇に目を眇め――

 物を言うことも無く、薔薇めがけ、刀子を放った//]

(165) 2012/04/29(Sun) 20時頃

【人】 手伝い クラリッサ

[ヘクターに与えられた血が城へと還ってゆく。

薄れ掛けた意識に過ぎるのは血を与えられたあの日の事。
衝動の理由が語られていたなら
元より貴方のものだったと笑うのだろう。
血と共に奪われた生命。
血と共に与えられた二度目。
薔薇の香りに生々しい血の香が、混じる]


――…、


[もう一度音なく紡がれる『彼』の名。
別れの日に向けられた思念が真実であるなら――]

(166) 2012/04/29(Sun) 20時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

 誰かを、待ってる……?

[ドナルドの言葉>>164に一瞬足を止め、目を瞬かせる。
吸血鬼についての知識は、一般的に知られている物くらいしか無い。
朧気な知識を紐ほどく。]

 ……アヴァロン伯自身が、誰かの眷属であるという事か…?

[その考えを、ゆっくり頭を振って振り払いつつ。
ドナルドの後を追って、螺旋階段を駆け上がるのだった。
そうして、屋上へとたどり着けば、目指す真紅のドレス姿が。
ドナルドが刀子を放つのを横目に、こちらも剣を抜き構えながら前へと出た。]

(167) 2012/04/29(Sun) 20時頃

【人】 手伝い クラリッサ

[手の内にある薔薇が花弁を散らす。
遅れて娘の身体に衝撃が伝わった。
刀子が浅く鎖骨の下の肉を抉る。

開かれたくちびるは音を結ばぬまま
悲鳴上げることを拒むように噛み締められた。

伏せ勝ちであった睫が持ち上がり
刀子を放った者をきつく見据える]

(168) 2012/04/29(Sun) 20時半頃

【人】 手伝い クラリッサ

逃げられない


    私も、 あなたたちも




[追ってきたドナルドとラルフの二人に、告げた]

(169) 2012/04/29(Sun) 20時半頃

【人】 手伝い クラリッサ

[城を閉ざすだけの力は残っていない。
けれど主の気配は確かに近く感じられた。
予言めいた言葉を口にした娘は――


大きく成長したドナルドを前に、微笑む]

(170) 2012/04/29(Sun) 20時半頃

【人】 手伝い クラリッサ

追っ手があなたでなければ
反撃できるのに……


[過去の縁が情となり枷となる]

(171) 2012/04/29(Sun) 20時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

 貴女も、ですか?

[城主の言葉>>169に、僅かに首を傾げる。
彼女自身もこの城に、また何かに囚われてるという事なのだろうか。]

 ……何から逃げるというのです?

[予断無く剣を構え、一歩前に踏み出しながら。
そう尋ねるのだった。]

(172) 2012/04/29(Sun) 20時半頃

【人】 学者 レオナルド

―螺旋階段―
[戦士たちの後ろ、小走りに階段を上る。
歳の所為か鍛え方の差か、彼らに比べ錬金術師の足は決して速くはない。
少しばかり息を乱して歩を緩めると、自然床に目が行く。

石造りの踏みづらに、鮮やかな赤の散り滴った跡がある。
城主の残した血痕――だが、少しばかり不自然に感じたのは、生命の根源を探る実験の過程で身についた知識か、治療師としての経験ゆえか。
白布を巻いた右手を伸ばし、指先で血の痕に触れ、

――乾くのが早い。

石に滲みた血液が酸化して変色するには、まだ間があるはずだ。]

(173) 2012/04/29(Sun) 20時半頃

【人】 病人 エリアス

 そうですね、今はアヴァロン伯を第一に考える時ですし。

[ジェフリーの言葉(>>132)に頷き、血痕の続く階段を見上げる。
彼女は何故、逃げる姿をわざわざ晒したのか。
騎士であるヒューを一瞬でどこかへと転送させる力量。
あれだけの能力があるのなら、自分自身をどこかへ転送させるのも出来たのではないか。
その考えが頭から離れない。

 ――罠でしょうか?

思案に暮れながら階段を上っていく。
注意力が散漫なせいか血痕が薄れていっている事には気づかない。
ラルフとドナルドの会話(>>163>>164)を聞いて眉を寄せ。]

 そのアヴァロン伯の待っている人物とは何者なんでしょうね。
 やはり吸血鬼なんでしょうか。
 吸血鬼は人間を自分の眷属に変えてしまうと言いますし。

[不安が滲み出ないように努めて淡々と言った。]

(174) 2012/04/29(Sun) 20時半頃

【人】 小悪党 ドナルド

>>168
 刀子は城主の華奢な鎖骨を掠め、
 鮮やかな朱が空に舞う。

 こちらを見据える深紅の瞳を、
 感情を押さえ込んだ侭見返して、

 ゆっくりとその心臓に向けてボウガンを構える]

――アヴァロン伯クラリッサ。
  
                  ………クレア。

(175) 2012/04/29(Sun) 20時半頃

捜査官 ジェフは、メモを貼った。

2012/04/29(Sun) 20時半頃


病人 エリアスは、メモを貼った。

2012/04/29(Sun) 20時半頃


【人】 捜査官 ジェフ

― 螺旋階段 ―

[当初は二人に任せて、黒犬の捜索を行おうかと考えた。
だが、果たして本当に信用できるのか?
また先程のようなことが起きれば――
次に遭遇した時に、彼らは敵かもしれないのだ。

結局見届ける為に、殿から長い螺旋階段を昇る]

(176) 2012/04/29(Sun) 20時半頃

【人】 手伝い クラリッサ

――…私は
あなたたちから逃げられない、でしょう ?


[ラルフの問い掛けに僅か首を傾けて]


あなたたちは……


[誰から、とは言葉にせぬままくちびるを結ぶ]

(177) 2012/04/29(Sun) 20時半頃

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


トップページに戻る


← ↓ ■ □

フィルタ

生存者
(5人 45促)

ヘクター
53回 注目
ヒュー
42回 注目
ジェフ
39回 注目
ドナルド
90回 注目
ムパムピス
27回 注目

犠牲者 (2人)

ベネット
0回 (2d)
クラリッサ
38回 (2d) 注目

処刑者 (4人)

ラルフ
2回 (3d) 注目
エリアス
2回 (4d) 注目
レオナルド
8回 (5d) 注目
ベネット
0回 (6d) 注目

突然死 (0人)

舞台に (0人)

村を出た人達

種別

通常
内緒
仲間
死者
舞台
背景

一括

全示
全断
反転

ツール

クリップボード

ピックアップ

>>【】
(0.101 CPUs)
SWBBS V2.00 Beta 8 あず/asbntby
あっぱれ、うっかりアイコン by 小由流
人狼議事キャラセット by りりんら
管理 sol・laななころび