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― 回想:ナユタとの会話 ―
[ナユタの呟き
何て言うか、彼の魂を―――…って言うか…。
うんごめん、言ってる私もよくわかんないけど、何かそんな感じ?
どうしてこんなセカイ創ったかせめてわかればなって…
わかったからって、アイツに何かしてあげられるかわかんないんだけどさ…。
アイツの事、最初はバグとかCOMの暴走だって、思ってた。
でも、私が殺されるところ見てたアイツ見た時位から、何かすごく人間くさいなって思ったと言うか。
このセシルのステージ見たら、ますます…。
[首の後ろを掻きながら苦笑する。]
おっかしいよね、アイツ患者さんなのかなって思ったら、何だかいてもたってもいられなくなったっていうか…
あぁ、もうバカみたい!
まだ学生なのに、もう職業病みたいな事言っちゃってさ…**
そう言って肩を落としてため息をつくと、ヴェスのイソギンチャクを払いに行った。
メモを貼った。
メモを貼った。
[エレベーターホールの方から、エレベーターが開く音が聞こえてきた。]
エレベーター、使えるんだ?
どうしよう……ひとまず、19階行ってみる?
[そう言って彼女は青リンゴのキャンディーをカラカラ転がしながらエレベーターに乗り込んだ。
誰かが一緒に来ると言えば、一緒に乗り込んだだろう。
その途中、ホールで何やら話しているヤニクとライトニングを見かけると立ち止り、少しだけその姿を見詰めた後にエレベーターに乗り込んだ。
→19階へ ]
― 床彼大学付属病院:19階 ―
――――…何なのここは…。
[其処は真っ白な空間で…。
床も、壁も、病室の扉も、照明も一切が白で。
窓で切り取られた青だけが、唯一の色だった。
其処には生命の気配は無く。
病室を開けても開けても誰もおらず。
しかし病棟の廊下は果てしなく続いている。]
変な空間―――…まるで無限に続いてるみたいな…。
本当にここにセシルがいるの?
ゲーム的要素を考えるのなら、アイテムとか仕掛けがあるのかもだけど…。
違う階にも行って、調べてみようか。
[ エレベーターの中に表示されていた案内表を思い出す
20階もあれば、手分けした方がいいのかな?
[そこで誰かがいればしばらく相談したかもしれない。]
ひとまず、私は武器もしっかり持ってるし、余程の事が無い限り独りでも大丈夫だと思うから。
19階に行ってみるね。
[そう言うと、手をひらひらさせてエレベーターに乗り込んだ。]
おおっと、同じ階押しちゃった 14
― 14階:耳鼻咽喉科病棟 ―
[パタパタと看護師の走る音やナースステーションから鳴り響くナースコールの音が響いてくる。
何かアイテムや仕掛けが無いものか…と探して病棟内を歩いていると、処置室から何やらカチャカチャという音がやけに響いてきた。]
誰か居るの――…?
[壁に身を寄せて処置室を覗いてみると、其処には耳鼻科特有の診察台の傍で、診察器具を何処か酩酊したような表情で手に持ち弄んでいる医師が居た。
モブ?
もう少しよく様子を見ようと中を覗き込んだ瞬間、医師がこちらを振り向き、器具を投げ付けてきた。
投げつけられた器具は彼女の顔のすぐ隣の壁へと刺さる。]
バレタか…。
よーし、ひと暴れしようじゃないか。
[彼女は口端で笑い、左手の小太刀に手を掛けた。]
―回想―
[ヨーランダが透明な扉に入ったのを確認して、その後に続く。
その場所への驚きは彼女たちと同じだった。いや、それ以上、だったかもしれない]
…………附属病院。
[1年次ではまだそれほど縁深い場所ではないけれど、それでも、何度も来たことのある場所だ。
姿は見えないのに話し声だけが聞こえる状況を不気味に思いつつ、生きている者たちもそこに集っているのを見る。
ライトニングが白い騎士に戻っているのを見れば少しだけほっと息を吐いた。
セシルがこの上に居るのではないか。話される内容に、同意するように頷いた]
上の階は入院病棟だね……。
18と19が、特に施設が整ってて広いよ。エレベーターに館内案内があったはず。
[もっとも、上層階の入院病棟など近親者が入院しただの何だののきっかけが無ければ普通行くことはない。
僕もその2階に足を踏み入れたことは、実はなかった]
[もしセシルがそこに居るの、ならば。だったらこれは、この世界は]
……胡蝶の夢、みたいなものなのかな。
セシルは天使だったけど。
[思いついたことを、小さく呟いた]
………ふぁーあ。よく寝たな。
まったく気分の悪いゆ………
[青年は大きく伸びをすると赤く腫れた目をこする。]
………でっ。なんじゃこりゃあ!!!
―病院・ロビー―
[目を覚ました場所は病院のロビー。確か、水族館に行って、ライトニングの技を食らって、カミジャーに首をへし折られて、気がついたら自分の部屋のベッドに横たわってて、けれどもなぜか今は病院にいて……何が起こっているのかわからず、しばし混乱する青年。]
[それから、襲いかかるレシート。
――誰かが捕まっている隙に真っ先に逃げた。本当に情けない。と思いながら椅子の陰に隠れる]
いや、リンダでもこれはどうにも……。
まして僕、この姿じゃなあ……。
[と、思っていれば。ナユタも、ヨーランダも、……ヴェスパタインの格好した女の子も、皆力を取り戻しているようだった]
…………僕は、
[何ができるだろう、と思っていたら、頭の上に何か降ってきた。
痛いなと思いながら拾い上げれば、それは杖だった。だけど、それは今まで握っていた木の杖とは少し違う……]
何、これ?
[入手した覚えのない杖。それに首を傾げつつも――]
まあ、いっか。誰かのだったら、ごめんなさい、借ります。
……どうせ此処からは出れないんだろうね。
だったら、行くしか無いか。
どーせ、これ以上は死なないはずだし!
[一つ目お化けが撃破されて使用可能になったエレベーター。
……あれ、そういえばこれ、僕らってボタン押せるのかな?ダメなら階段でどうにかするか……と思いながら15階のボタンを押した]
もし誰かに「誰?」と問われたなら、「リンダの中の人」だと普通に答えるだろう。
落ち着け和図。こういう時は素数を数えるんだ。
2, 3, 5, 7, 11, 13, 17, 19, 23, 29, 31, 37, 41, 43, 47, 53, 59, 61, 67, 71, 73, 79, 83, 89, 97………
[何やらブツブツと数えて気を落ち着ける。]
耳鼻咽喉科医師HP60→35
意外と冷静だな、オレサマ。
まずは、どうしたらここから出られるかを考えるんだ。
[和図はパッと数えて気にかかったものの、コマンドを出すこともできなさそうなのでしょうがなく]
………とりあえずエレベーターなり階段でここから出られそうな鍵を探すしかなさそうだな、うん。
[和図はとりあえず階段で7Fまで上ってみようかな、と思案してみる。]
―15階:口腔外科・整形外科―
[無事エレベーターは動いてくれた。チン、と安い音をさせて到着を示せば]
うっわぁ。
[そこは一瞬、普通に見えた。
だけどやはり普通ではない。見えない人たちの話し声が聞こえ――
妙に恰幅のいい――ように見える――一つ目お化けがこちらに気づき、近づいてきた]
あーやっぱりカミジャー[[who]]についていけばよかったかも!!
[15階ボス:看護婦長HP87]
─ ちょっと前 ─
あ、その子知ってる知ってる!
ロクヨンオンリーでスケブ描いたもん。
[しばしガールズトークで盛り上がったのち、行くと言うヨーランダを見送って…]
…どうしよう、かな。
[スキルを駆使すれば戦えなくはない。
けれど、使えば使うほど存在が薄れていっちゃったらどうしよう。
いつもみたいにSP切れが気絶で済めばいいけど、
そうじゃなくて、消滅してしまうとしたら…
ただでさえ、今の自分は生身の…非力でトロくて虚弱なんだし。]
?
おはよう?
[ロビーの待ち合いソファーで寝てたのかな?
見知らぬおにーさんに、きょとんと首傾げた。]
自分を殺した相手について行くのは一瞬どーよと思った。
が、ヤニクとポプラも一緒だったのを見ていたので判断としては合理的だな、と思った。
きゃあっ!?
[医師が処置台の上の器材をめちゃめちゃに投げてくる。
余りの多さに身体にいくつか掠めたようだが血は出ない。
しかし、何だか少し掠っただけで身体が揺らぐような、重くなるような、変な感覚に陥った。]
リタイアした身体だからって、ナメてかかっちゃダメって事ね。
[医師がくぐもった声を上げた。
ナイフの毒がまわってきたようだ。
一定時間ごとに、3のダメージ。]
今日のラッキーナンバーはきっと7だ!
だから7階になんかこっから出る鍵があるに違いねぇ!
[見るからに頭の悪そうな発言ではあるが、若干『自分らしさ』を取り戻した気がする。きっと久しぶりに思い切り泣いてふんぎりがついたのかもしれない、と。
和図は非常階段を見て少しげんなりした顔をするが]
ふっ、ここ最近運動はしてねぇし、タバコの量も多くなっているが、
元吹奏楽部、和図耕平さまをなめんなああああ!!!
[和図は非常階段を猛ダッシュ。これでも高校時代に体力づくりと称して走りこみは何度かやっている。]
さすがに日ごろの体力不足が祟り、81(0..100)x1ダメージくらい食らった気がした。
いや……そんなこと言ってみたけど……ちょっとこの階段ハードじゃね?
[意外に体力を消費したのか、若干ヘロヘロになりながら7Fに到着。死ななくてよかったね!]
わっとさんが非常階段いくのをスゲーとか思って見ながら、エレベーターで18へ。
えーっと! "コール・フォーゲル"!!
[杖を振り、技を叫ぶ。
いつものようにふつうサイズの鳥が出てくるかと、思えば]
……ひっ
[自分で出しておきながらびびった。
そこに居たのは、人とほぼ同じ大きさの、黒い鴉]
な、な、なにこれ??
[杖を見る。……神社で雑魚相手に鍛えてみたとはいえ、新しいスキルを取得した覚えはない。
変わったとすればこの杖だけだった。確かに、重く硬い手触りは最初の木の杖とは色々と違う気が、するが……。
よく見れば"Guest Play Bonus * Thank You for Playing!"と書かれていた。
どうやら、ゲストプレイ時に与えられる一時的な強化装備らしい。……もっと早く出てきてほしかったけれど、そこは、きっと、セカイがおかしかったせいで遅くなったのだろう]
[そして、エレベーターに乗り込む。
他の面子とは離れたほうがいいと思った。]
ええと、とりあえずどこでもいい!
[押したボタンは17]
[足を負傷し思うように動けない医師を翻弄するかのように高く跳躍し一回転して医師の背後に回ると、腕を捻るように外に振り出し、首に筋に何かを突き刺した末吉[[omikuji]]。
袖から飛び出てきた其れは、腕をある振り方をした時に袖から出るように仕掛けられているスティレットナイフ。
医師の首からエフェクトに血が飛び散る。
9のダメージ。]
医師の毒のダメージ3。先程の毒ダメージと合わせて医師のHP10
―病院7F―
いや……今度はカッコつけんのマジでやめよう……マジきついわ。あの鬼部長のスパルタ練習ばりにマジで辛ぇ。
[和図が息を切らしながら歩いていく。どうやらここは内科の病棟らしい。
時折『インフルエンザの予防接種はお早めに!』やら『後発医薬品の使用にご協力ください』といったポスターが目立っている。]
―17階・食堂―
[とりあえず上のほう、とボタンを押す。
ついた先は意外に広い空間…
どうやら入院患者用の食堂のようだ。
広く、そして、明るい雰囲気に作ってあるであろう場所。
窓からは、床彼駅が見える。]
――……ここは違うな。
[どうみても病棟ではないので踵を返したとき、
後ろから気配を感じた。]
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─ 18F ─
[ちんっ★
エレベーターが止まります。]
わぁー……
[降り立ったのは白く長い長い廊下。
両脇には個室の病室が並ぶ。
てくてく進んで振り向くと、背後にあったはずのエレベーターはもう無い。
前も後ろも、長い長い廊下。]
…しまった!閉じ込められちゃった!?
[慌てて走り出すも、いけどもいけども廊下は続く。]
おっ、見るからに怪しいにーちゃん発見。
[和図は、そろり、そろりと聴診器を持った内科医師の後ろへ歩いていき、両手を組むと内科医師の頭上に大きく振りかぶる。
和図の奇襲攻撃は4(0..100)x1が75以上で成功。成功すれば見事18のダメージ。]
メモを貼った。
……でっ。
[和図の攻撃は残念ながら空振り、内科医師は和図の正体に気づいたようで身構える。]
このやろー、ジッとしてればそのまま痛くないように眠らせてやったのによー。
[和図はブツブツ愚痴をこぼしている。]
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