132 lapis ad die post cras
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んっ…。
[ちょっとタンマ、と言う前に口が塞がれた。
ただでさえ、腰に力が入らない状態で
体を支えるのが精いっぱいだが。
唇の甘さを抵抗することなく受け入れ、
そして、ジェームスを抱き寄せるようにして、
その場に座り込む。]
気に入ったのなら、何より…。
[といいつつ息が荒いのは、
もう一つ形勢逆転となったからとばれないように、 もぞもぞ膝をたててごまかそうとしている。]
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[怖い。自分が独り宇宙に取り残される恐怖とは異なる。 危害を加えたくない相手の心の内側を傷付けてしまう事への畏怖。 だから、踏み込む事も踏み込ませる事も好まなかった。 臆病さを幾重もの自尊心と障壁で包み隠す事の気恥ずかしさ。
けれど、それすら彼は理解してくれている気がした。]
玖休は、ひとりではないのですね。
[自分にとって特別で、大切なものを、]
見失う前に、……有難う、玖休。 育てる事が出来るか解りませんが、…芽吹いた感覚を大切に、してみます。
―――艦を、…頼みます。
[頬にはまだ、指先を残してくれているだろうか。 そうであればそっと、その掌へ頬擦りしてから、姿勢を正す]
(156) 2013/07/31(Wed) 00時半頃
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――トルドヴィンより、参休へ。申請取り消し要請。
[微か視線を持ち上げて耳許の端末に触れ、 音声にて、参休へ取り消し要請を。
回線を切断後、玖休を見遣り浅く会釈した。]
(159) 2013/07/31(Wed) 00時半頃
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お久しぶりって、あらあ、そんなに会ってにゃあだったけゃ?
[ちゅーちゅーと鳴くアシモフに、うふうふと笑った。]
ナユタも元気だら?
あたしは誰とも会えにゃあだに、ひとりぼっちだっただよ。
だもんで、他の仲間の居場所は、まだ探してにゃあだ。
[ミッションコンプリート、と誇らしそうなアシモフの頬を、人差し指でふにふにとつっついた。]
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