180 FESを迎えし戦場-漆黒たる年代記-
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[子供は、スターイ―グル…いや、アルフレッドへの名乗り>>107を聞いて、高貴な出で立ちの鷲>>65へ、おどけたように恭しくも礼をする]
[そうして、笑顔を浮かべたまま静かに耳を傾けた後、ゆっくりと一つ頷いた]
……恥ずかしがることなんて、ありませんよ? 争う事は貴方達ニンゲンの、抗えない本性。
ニンゲンは争うように出来てるんですよ。 貴方達の先祖が「獣」だったように。 それは歴史が証明しているでしょう?
だからこそ、ボクは貴方達ニンゲンを 愛して愛して止まない…!!
――貴方だって、童心のままに身を委ねたらいいじゃないですか? 失ったものは、きっと取り戻せる筈。 きっと子供の頃のように、楽しい《夢》で一杯だ。
――それが、貴方達の ニンゲンの本性なのですからねえ??
(130) 2014/06/14(Sat) 01時頃
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[子供の姿をした、「目的無き争いの種」に向けられる銃口>>108] [その銃口を目にして、 子供―――、いや兵器は狂ったように口角を釣り上げて嗤った]
ふふっ はははっ …ここまで来るのに随分お疲れのようですが――― 途中で壊れたりしないで下さいね??
貴方は折角の、久しぶりの玩具なのだから。
…さあ、説いて聞かせてくださいよ??
楽しみにしているのですから。 ――――貴方の悲鳴(うた)を!!!!
(132) 2014/06/14(Sat) 01時頃
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[響く発砲音。 その音と共に子供はアルフレッドへ手をかざす]
戦闘プログラム起動。
[異変は、子供の周りの空気から始まった] [何かに中てられたかのように熱を帯び始めたぐにゃり、と風景を くねらせた陽炎が子供の周りを覆う。
急速な熱の高まりはやがて、空気中の塵すら焼き初め小さな火の粉を生んだ瞬間]
――program『核ノ焔』 《メルト・ダウン》
[限界まで高まった熱が空気中の酸素と水素を焼き切った。
撃たれた弾ごとアルフレッドを吹き飛ばそうと、轟音を上げて空気が爆発する――!!]
(133) 2014/06/14(Sat) 01時頃
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―水上都市 シュトロニア >>137―
[爆炎の先。 そこに戦う子供とアルフレッドの姿は見えただろうか]
―――――――――おやおや……
新しい役者が来てくれたと思ったら… 懐かしいなあ…《ブレイド・アサシン》だ。
ふふっ、この光景に、その姿。 あの頃を思い出すなあ?
懐かしいですねえ ―――あの『聖戦』が。
(139) 2014/06/14(Sat) 01時半頃
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あははははハハハハハハはははははハっ!! なかなか、いい声だったなあ???
さあ、もっともっと うたって下さいよ??
ボクに、説いて聞かせてくれるんでしょう?? あなたの「正義の鉄槌」《オセッキョウ》とやらを! そんな悲鳴じゃあ、全然わかりませんよ? HEROさん??
プログラムではない?? 傷付けてはお互いを憎しみい、 いつまで経っても戦争を続ける――― 実に単純な繰り返し《シンプルなルフラン》を続ける貴方達が??
まるで、機械と同じじゃあないですか?? 一体、何が違うというのです?? 説いて聞かせて下さいよ――――
ねえ?? ねえ??? ねえ!!!????
(154) 2014/06/14(Sat) 01時半頃
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[打ち出された黒い球体>>141へ、兵器は小さな手をかざす]
―――program 『咎人ヲ囲ウ壁』 《プロミネンス・ホライズン》
[急激に上がる高温が、子供の前に巨大な炎の壁を作り上げる] [黒い球体を焼き切る為の巨大な炎。 ――兵器の視界が炎に包まれ――僅か一瞬。 兵器は接敵するアルフレッドの姿を見失った]
(155) 2014/06/14(Sat) 01時半頃
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――――!?
[炎の壁が消えた先、兵器は目の前に高貴な鷲の姿を見る] [咄嗟の事で、受け身を取ることも出来なかった兵器の首筋。 皮膚を模しただけの皮を突き破って、マッハの壁を越えた細いコネクタが兵器の首筋に深く刺さりこんだ>>166]
ぁが、 ぁ゛ッ !!!!???
[喉を差されたせいか、掠れた呻きを兵器は上げた。 兵器の奥底で、キュイイ、と甲高い音が上がった。 ―――インストール音だ。
続く声は、苦しむような叫び声]
――――――――――――――!!!!!!!!!!!! ぁ、 ぁあ ァァァ゛アあぁあぁぁッ!!!!!!!!!
(176) 2014/06/14(Sat) 02時半頃
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[……「銀」河因子を扱うその力が、 子供にかけられていた封印に近い効力を発するのか]
[兵器から、先ほどまでの狂ったような笑みが消える。 代わりに浮かんだのは明らかな苦悶の顔]
ぁ、 ァ゛ ぁぐ、が、 あァあッ…!!!!!!
―――ッ ボク に、 一体、 ナ に を いレた………ッ!!!!!! ニンゲン――――――――――ッ!!!!!!!!!!
[…兵器の身体から、インストール音が鳴り響く] [インストール完了まであと数秒―――ほんの少し。
(178) 2014/06/14(Sat) 03時頃
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[兵器は笑顔の消えた顔で、ぎりと歯を食いしばりスターイーグル>>170を睨み付ける]
…………「アイ」だト?? ――――そんな、ココロ《エラー》 反吐 が、出ル よ、
忌々しイ、 ニンゲン、風情が――――、
そんな世界、 ボクに ハ 要らな、イ !!!!!!!!!! 兵器デ ある ボクには 必要、ナい!!!!!!!!!!!
―――…貴方の、そノ目は ボクを、沈めたあノ人達と一緒ダ
《夢》ヲ抱く、その目が―――――――――ッ!!!!!!
―――ああ、不快ダ 、 虫唾が走ルよ・・・ッ!!!!!!
(179) 2014/06/14(Sat) 03時頃
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そノ目を、やメろォォォオオオオオオオオ!!!!!!!!
[――かつてスターイーグルと触れ合った 兵器の手が鉄のように赤く光り、やがて手が燃える炎を灯す。
――――program 『狂人ノ刑具』!!!!!! 《イグナイト・クロー》
最期の足掻きと言わんばかりに、 兵器は刺さったコネクタごと振り解こうと、 溶けた鉄の如く燃える腕を、スターイーグルへと振りかざす―――!!]
(182) 2014/06/14(Sat) 03時頃
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( ///////complete ………70% )
[焼けた兵器の手が、ヘルメットへと打ちつけられ>>184] [鷲のヘルメットが砕けた>>185]
( //////////complete ………79% )
[その下は笑顔。>>186 例えその顔が、炎によって焼れようとも。 かつてと同じ笑顔>>2:321だったのだろうか]
(191) 2014/06/14(Sat) 03時半頃
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( /////////////complete ………87% )
[兵器に生まれた、狂ったココロ《エラー》がアラートを上げる] [破壊で得る喜びでもない。 兵器が拒否する「何か」がアラートを上げる]
( /////////////////complete ………97% )
……………………… く 、そ どこ マでも 忌々 し イ、 ココロ《エラー》 だ
[インストールは間近。 力を失いつつある兵器は、うなだれるように頭を垂れた。 俯いた表情は見えない]
[兵器の手から熱が消え、焼けた右の顔に触れたまま] [触れ合うその様は、友情ともはたまた、親子のような愛情にも見えただろうか>>164]
[やがて、ずる、とその小さな腕を宙へと落とす]
(194) 2014/06/14(Sat) 03時半頃
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( ////////////////////complete ………100% )
[がしゃん、と音を立て、 兵器―――いや、子供の身体が地へと沈んだ**]
(196) 2014/06/14(Sat) 03時半頃
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―水上都市 シュトロニア―
――――――――――…
[抱き留められた腕の中>>198]
――――――――――… 、起動開始
[瞳を閉ざしたまま動かなかった子供は、やがて再び目を開いた] [その瞳に、感情の色は無く。無表情のまま。 ―――あの狂気に満ちた笑みは消え失せている]
(199) 2014/06/14(Sat) 05時半頃
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…、解析開始。
出力回路…エラー。 制御回路…グリーン。 記憶回路…グリーン。
思考回路…グリーン。
……………………、
[腕の中から出て、焼け爛れた半分の顔を色の無い瞳が見つめる]
……、ひどく、消耗しています。 傷の回復が必要であると、判断します。
……………、思考回路のエラーによる、不具合。 …申し訳ございません。
[ひとつ、子供はアルフレッドへと頭を下げる]
(200) 2014/06/14(Sat) 05時半頃
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[――その頭がふいに、ばっと、勢いよく上げられた]
[それとほぼ同時だった。 水上都市のあらゆる水路から、黒い泥水が勢いよく噴き上がったのは]
[―――根源の虚無《クロ》。>>363>>364 絶望に煽られて崩壊しかけていた世界が、ついに限界を迎えたのだ。この世界の崩壊が、いよいよ始まった]
水上都市の全てを飲み込まんばかりに、 黒い泥水は黒い濁流となって子供とアルフレッド、ダンへと襲い掛かった**]
(201) 2014/06/14(Sat) 06時頃
|
/*
まあそんな進まんだろと思って油断して寝てたら。
3日目のまったりが嘘みたいな乱戦っぷりwwwwwwwwww
どうなってるんだこれwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
/*
我が主からの追悼が。
小鳥さん可愛げなんてなかったし従者らしいことなんて殆どしなかったのにそう言ってくれるんだな
――嗚呼。
そうだな。
["それ"は全く同一存在とは言えなかったかもしれないが。
群体《ココロ》の一部は確かに満足げに笑った。]
/*
じんわりとする一方で。
戦いはどっちの組もひどいなwwwwwwwwwwww
シュトロニアは恐ろしいことになるしwwwwwwww
あのジョージまた再起動しちゃったりするの?
館は戦場化するしwwwwwwwwwwwwwww
みんな再生したり世界を塗り替えたり忙しいなあwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
/*
ロボー!?
回復ポーションがホントに何故か過ぎるwwwwwww
このまま帝舎回復してもっとずっと生き残らないかな。
赤少ないんだし、もっと生きていいと思う。
/* 生き続ける、それこそが私の呪いです
計画通り……(ニヤ)
魔女ってジョージだと思ってたんですが。
悪堕ちも、村側でありながらのそれだと思ってたんですが。
サイラス見てると、魔女はこっちだった?と
思わなくもなく。
ロボはあれ、実は赤ですか。
/*
でもロボにまりもが宿っている事を考えると、赤白関係なく、
セイカ様に「生きて!」と応援しているのかもしれない。
嫌がらせ……いえ、愛で。
/*
それにしても、HEROが眩しい……
まぶしすぎるwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
ジョージ君の灰も消え失せるというものです。
中身までスーパーヒーローですねあの人。
/*
《 HOLY BLAZE - セイカブレイク -》
あいては死ぬ。
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―水上都市 シュトロニア―
[迫りくる黒い泥を見つめ、子供は抑揚の薄い声をあげた]
警告。危険域です。
―――崩壊因子が臨界点を迎えた。 間もなくこの世界は、終焉を迎えます。
―――! …エラー。 世界座標が失われつつある。 空間移動命令を受け付けない。『扉』が開かない。
[あの紅い月で『扉』を作ろうとしたのか。 子供は、空を見上げて無表情のまま 「逃げる術を失った」事を告げる。]
(218) 2014/06/14(Sat) 15時頃
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[襲い掛かる濁流の轟音の中で] [聞こえたのはソナー音>>206]
[その方向へ、子供は声をかける] [それは、世界で唯一のあの希械へと及ぶ事はないかもしれないが。全世界へ兵器を送り込んだあの時のように>>59 同胞達を操る為の《命令》の言葉を、言い放つ]
『――――来て。 この二人を載せて、逃げて』
[――否、それは《命令》では無く。 同胞への、《願い》にも似て]
[その場に居るだろうダンとアルフレッドの両者へ、 くろがねは、その《願い》を聞き届ける事は、あるだろうか――]
(220) 2014/06/14(Sat) 15時頃
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[伸ばされた手>>220を拒否することはない] [触れた先は、まるで人のような肌がある事だろう。 ――その下に、血が流れていなくとも。 機械の放熱が、「ぬくもり」に近いものは作り出していた]
[アルフレッドの言葉>>219>>220に、子供はゆっくりと首を振った]
――――――――――――――ボクは、帰らない。
―――この濁流は、このままだと世界を越えて、 あらゆる世界にも、…貴方達の世界にも及び、 崩壊への強い因子になると、推測します。
――――…改訂三原則、一条。 マスターの保護。
…及び、貴方達の保護に基き、 あの濁流を一時的でもここに留めます。
(223) 2014/06/14(Sat) 15時半頃
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/* 《 HOLY BLAZE - セイカブレイク -》
あー、これはセイカ様生きますねー。
大丈夫だ、この世界の悪意はみんな貴様の生存への味方だ!
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