人狼議事


3 ビー玉坂〜卒業式の前に視るその場所は…

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終わ……な……もの、価、値……な……

[途切れ途切れの声音。終わりのないものに、きっと価値はない]

(大丈夫、ピッパは格好いいから。
 それに、きっと誰にだってどこにだって明日は来るんだ)

[目の前では、かくれんぼも鬼ごっこも佳境を迎えていて]

[ぎゅっと彼女の周囲の闇の濃度を濃くした。
 ほうぼうから聞こえてくる声。眼を閉じる]

[もう少し、多分、もう少しで光が見える]


【人】 長老の孫 マーゴ

[ゆっくりとオスカーの後をついて降りて、
セシルが腕を伸ばした先を、黙って目で追ってー。]

(189) 2010/03/09(Tue) 00時半頃

ケイトの、ケイトでない声に弾かれたように闇へ目を凝らした


(―― うるさいよ)

[殺人犯の妄念みたいな声。体を覆う闇が濃くなる]


泣き濡れた顔をあげて 闇の虚空を 見上げる


…もっと早く、気付きたかった。
[その言葉は何に向けてだろう。

泣きそうな顔をするから、胸が締め付けられるように痛い。]


[印刷室の入り口に闇が溜まり そこから 虚ろな少女がゆらりと揺れて 現れる
闇色の瞳は ケイトを睥睨して]

 ――……自分一人だけ見つけてもらって、
 ……願いを叶えてもらって、それでおしまい?
 私をこんなにしておいて……私から何もかも奪っておいて……

 満たされないまま、求められないまま
 私は終わるの? 

 ……そんなの赦さない
 
 ケイトはずっと ここにいるんだ
 家になんか帰さない……自分だけ帰るなんて

 ――絶対に赦さない

[ぼそりと呪詛を紡いで ケイトへと近づこうと]


[閉じ込めて置きたい。独り占めしたい。

その感情は理解に値するから。


心底己を嫌悪した。
本質はきっと、アレと同じなのだろうから。]


の声を聞くと反射的に体が動く]

消えかけで役に立てねと思っていたけど、最後に役に立ちそうだ。

[闇の方に駆け出す]


 何故閉じ込める必要があるのです。

 ……そうまでして執着しても、心は手に入ることなどないでしょうに。

[少しだけ。いらついた声]


【人】 長老の孫 マーゴ

ああ…。

[と声を漏らしながら、息をつく。
自然と口元に手がいきー。良かった。小さく呟いた。]

(194) 2010/03/09(Tue) 00時半頃

[あの子を見つけてあげないと。
あの子を探してあげないと。
あかい こえ で 言い続けていた言葉。

やっと闇にとらわれた少女へと手が届く。


伸ばし続けた手が、
届いたのだとしたら]


おねがい、あの子も…
フィリップくんも、助け て… !


[闇にとらわれ、闇に変じた少年、
きこえない こえ が きこえない]


目を閉じて飛び込んで行く。


[虚ろな少女の身体は 無数の闇色の茨と化して
そのままケイトを絡めとり、闇に引きずり込もうとする]


[少しだけ闇が薄れた]

ケイト…
もう鬼ごっこはおしまい
ゲーム終了だよね!っ


メモを貼った。


 ……キャロライナ・コールリッジ、おやめなさい。

 あなたが失ったものはたくさんあるでしょう。
 だからといって、闇に引き込んでいいものではありません。

 貴女も闇から、開放されるのを待っていたのではないのですか。
 それとも、闇に囚われたままの方が良いのですか。

[出てきた名前はするりと馴染んで]


長老の孫 マーゴは、メモを貼った。

2010/03/09(Tue) 00時半頃


[…指が震えて、なかなか…手を離せないでいるけど]

ちょっとだけ 

[ジェレミーの目をじっと見て…]

冷めるまで 付き合うっていったよ…ね


【人】 長老の孫 マーゴ

[ケイトが、セシルやオスカーに話しかける様子を
一歩引いたところで眺めていたが、

ケイトの悲鳴に、びくりと身を震わせー、]

ケイト、さん?

(198) 2010/03/09(Tue) 00時半頃

やめあがれ!!

人を巻き込むんじゃねよ。
立ち止まらなければ、未来はあるんだ。

[言葉を言うたびに、動くたびに存在が軋む]


わがままだよね
こんなにしあわせなのに

[僅かに薄くなった闇を見渡す。
手を離さぬまま、鳶色だけを動かした。

声がする。あの少女の声が]

それが答えなの?
あなたの

[誰にともなく投げた言葉は、暗闇に溶ける。]


小柄な少女のほうへ思わず駆け出して

キャロライナ!
待って

ケイトを離して!
一緒にいるのが誰でもいいなら一緒にアタシがいてあげる



 フィリップくん…
      だめ…  だめだ よ 
             もう いいんだよ みつかったんだよ  

 そんなこと しなく て いい から…


[闇を 流れてゆく 風 のような何か が 
冷たい涙を 一筋の光の糸のように さらう。

虚空へ差し伸べる 手は
届かない と しても]


[闇色の茨はスティーブンの呼びかけに応えることもなく
ケイトを闇に引きずり込もうとして

少女の手に握られたビー玉の温もりに触れればパキリと罅が入り]


ゴメン 猫だったけど、約束したから…
寂しかったら抱いててあげるって

あたしでいいならいてあげるから

[思わず駆け出しててキャロライナに手を差し伸べる]


[闇から聞こえる声。声 声。

 まるで


 闇の中に差す

   光のようにも思えた]


俺はよくばりなんだよ。

[ケイトの腕を掴むと反対の手でキャロライナに手を伸ばす]
もう少し持ってくれ、ヘクター。


[そうしていれば、ぎゅっと手をとられる力が強くなり]

[黒く染まりつつある瞳でピッパの視線を合わせると、
 彼女の問いかけに対して大きく頷いた]

……ああ。

[けれど、その呟きが彼女に届くか届かないかの時に]

[解放されようとするケイト。
 それを止めようとするキャロライナ]

[人の形をなんとか保つ闇で動こうとしたけれど、首を振ってやめた]

(誰でもいいなら、誰がいたってさびしいままさ)
(一人で幸せになれないのに、他人がいて幸せにはなれないよ)

[思念を走らせるけれど、声にならない]


[向けられる言葉に、少女の掌から伝わる 大地の色の輝きに 闇の中に差す光に
やがて茨は罅割れ 砕け

黒い花弁となって――舞い上がる]


(自分で、頑張れ。迎えに来てとか思うなよ。
 自分で逃げなよ、自分で扉を開けなよ、ケイト)

(もう肉体はないんだ。
 闇に邪魔されたって、強く思えば自分で光のところに行かれるよ)

[理想論を、語る。ずっと最初から唱えていた夢の音]

(諦めるなよ)


キャロライナの手をとれば
ヘクターも同時で

ふたりでキャロライナを引っ張る形で…


長老の孫 マーゴは、ふらつきながらも、オスカーの側へと。

2010/03/09(Tue) 01時頃


なぁ、キャロライナ。
消える俺の分まで頑張ってくれよ。

[それは懇願]


…何があろうと、俺だけの君で居て。
君だけの俺で在り続けるから。

[それはなんて、歪んで醜い愛なのだろう。
自己嫌悪に心刻まれても、それでも欲しい気持ちは変わらない。

例えその先に、破滅しか無いとしても。]


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マーゴ
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