3 ビー玉坂〜卒業式の前に視るその場所は…
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
7日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
5
6
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
俺は正義の味方になりたかっただけさ。
自分より弱きものを、悪から、受けとめて守りたい。
それが自己満足の愛というものなのか?
言われても俺はそれしかやり方が分からん。
[語るたびにヘクターの残滓は薄くなる]
―――かった。
[空ろな体が動く
転がった大地色のビー玉を拾う為
それを拾えば、何かを出来ると、思いだせると]
――。
[大地色のビー玉は手をすり抜けるだけ]
|
―北棟東階段―
[―――其処までは、辿り着けたろうか。 様子を確かめるように、 中二階の、隠された扉に 極力音を立てないように触れ、開こうと。
――――、]
開かない
[――――過る厭な予感。
ドナルドが来ていたなら そちらを振り返り、 訴えるような表情を浮かべた。]
(183) 2010/03/07(Sun) 20時頃
|
|
鍵 を…!
[探す。用務員室。職員室。 探しても、探しても、 探そうと、鍵はないだろう。 当たり前だ。
サイラスが、 せんせいが持っていってしまったのたから。]
(184) 2010/03/07(Sun) 20時頃
|
|
ケイト、
ケイト!!!
[扉向こうから呼び掛けても、 閉ざされた向こう側、 きっと声は、届かない。
長い、長い、夜が ――――]
(186) 2010/03/07(Sun) 20時頃
|
奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/03/07(Sun) 20時頃
[闇の中に、誰かが呟く声がする]
[さびしい]
[さびしい]
[さびしい]
[それは、この事態に自分達を巻き込んだ張本人のものか。
それとも、黒い花に彩られていた少女のものか。
それとも、それとも]
…………下種が。
[目の前で展開される過去の情景。吐き捨てて、目を逸らす]
奏者 セシルは、微かに聞こえたケイトの声に、息を飲んだ。
2010/03/07(Sun) 20時頃
[昔の犯罪者が、注射器を手にする。
そして、それを、彼女に打った]
[隣にいる、ピッパの手を強く握った。縋るように。
震える手で、ただひたすらに]
………………死ねよ………
[知っている。とてもよく知っている。それを使えばどうなるか。
どんな風に壊れていくのか。
最も、彼女はそれまでもたなかったのだろうけれども]
…………でも。
[でも、彼女のことを許す気にもなれない。
同情する気にもなれない]
[だから、ただ目を逸らして闇を見つめる。
闇を見つめて、闇を見つめて、体の一部が徐々に闇に溶け出す。髪の先から、右手の指から、溶け出した闇が闇色のスケッチブックをどろりと染めた]
[拾えないビー玉から目を逸らすと少女の目]
(過去は決して変わらない
だから未来を変えたい)
[今はいない。この体の持ち主は動いていただろうか
残滓が気薄になると、体は原動がなくなった如く止まる。]
|
―北棟東階段―
ケイト、 …、! 其処にいるのか、ケイトっ…
[開かない。 過去は、変えられない。 変えられない。
(ここは) (つめたくて) (わかんない)]
ケ、 …――――― (――――さみしい。)
[つめたい闇の気配。 言葉が、途切れる]
(191) 2010/03/07(Sun) 21時頃
|
[耳に届くは、かつての友人達の残滓]
……やればいいんだ。
[目をそむけたまま呟いた]
愛なんて、所詮、全てが自己満足で。
正義なんて、所詮、全てがエゴを奇麗事で包んだだけ。
関係の無い他人を落として、殺して、これ以上悪くなんてなりようがない。なら、逆効果だろうと何だろうと。
愛が真実だろうと、偽だろうと。
やればいいんだ。
[口にするたび、魂は崩壊して、闇色の絵の具に変わる]
止まる必要なんてないんだ、本気で信じるならば。
所詮、誰にも他人の痛みなんて分からない。彼女の孤独は、あんたの孤独は、自分だけにしか分からない。
|
[さみしい。さみしい。さみしい。 冷たい闇が繰り返す。 その似姿は]
…――キャロライ ナ…?
[――否、似て非なるものか、どうか。 庇うようにドナルドが立つ。 よせ、と横に並ぼうとして 止まる。]
――…、キ、ス?
[――嗚呼。其処で。 (あんたさえいなければ) (あたしのものだったのに) 叫びと、嘆きが、符合する。 キャロライナは――]
(201) 2010/03/07(Sun) 21時半頃
|
|
[だから、――酷く、腑に落ちて あの時、中庭でキャロライナがぶつけてきた感情の意味も、漸く。何もかも、遅すぎる。]
…、――ドナ、
[酷く複雑そうな表情になった。 胸の裡を引っ掻くような 痛むような、闇滲むような この感覚が何か。
理解する、前に]
ッ、…やめろ…!!
[闇の手が伸びるのを、払おうと、手を伸ばした。 ――咄嗟で、守ろうと]
(203) 2010/03/07(Sun) 22時頃
|
ほしいの
貴方がほしいの
あの口付けが
優しいキスが
私のものになって
私を貴方のものにして
|
―用具室前― [たすけて、と声が聞こえるのに。 ケイトは、其処にいるのに]
ッ…、 !
[あんたさえいなければ。 キャロライナが紡ぐ、 願い、それは、切実な響きを帯び それでも、とドナルドが続けようとする――]
いやだ … !!!
[謂ってから、 声量とは裏腹、自分でも驚くほどの強さを持って]
(215) 2010/03/07(Sun) 22時半頃
|
奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/03/07(Sun) 22時半頃
|
―用具室前―
[音。音が聞こえ、 鍵。マスターキーを 捜しに行かないと。 でも、 闇が。 動け ずに それがどれくらいの間だったのか
きっと
手遅れになるのには 、 (過去を変えることはできないとばかりに)]
(227) 2010/03/07(Sun) 22時半頃
|
[残滓は消えた己に問う]
(もう少し強ければ―
耐えたならば―
魂がなく残留思念だけでは動けない
終わった過去でも変えられない過去でも動けば―)
還って来い、ヘクター・アナ・ダ・シウヴァよ。
[握れない大地色のビー玉]
|
―用具室前― [濃紺の闇の手が伸びる。 それが影を裂くか、悲鳴が聞こえたか どちらが先か、重なるか。]
――…ッ!!!
[漸く、身体が動く。
ドナルドが動くほうが速い。 濃紺の左手は扉へ向けられ――]
っく、…
[わらいごえがきこえる。狂気に満ち満ちた 男の声だ。混じる悲鳴。]
(235) 2010/03/07(Sun) 23時頃
|
|
ケイト!
……ケイト…!!!
[扉を叩いても、動かない。 動かない。きっと動かない。]
(236) 2010/03/07(Sun) 23時頃
|
ケイト・グリフィズ、貴女は。
[闇の中。少女の名を呼んだ。
見える光景に顔を歪める]
そこ、で。
[助けは恐らく届かないのだろう。
もしも間に合ったのなら。
この世界に飛ばされることもなかったのだろうか]
生物「教師」、ですか。
でもそれは、「先生」ではありません。
それはただの獣です。
[言葉は冷たい響き]
|
ケイト!!
[薄紫が――揺れた]
(243) 2010/03/07(Sun) 23時頃
|
ピッパ。フィリッパ。
[名前を呼んだ。この光景は、かなりきついもの。
過去のもの、何より自分たちは亡者で。
だから、何も出来ない]
……見ない方がいい。
[彼女に向かって手を伸ばす。
彼女はケイトは嫌いではないと言っていた。
そして、何より彼女とケイトは同じ性だから]
[出来ることなら、望まれるなら。
そのはじめから終わりまで、彼女の手をとってその目を、耳を、ふさぎたい]
……貴女の待つ「せんせ」、は来ないのかもしれません。
ですが、もしこの事態がわかったのなら、来たのでしょう。
[少女へ向けて。
あの国語教師がどれほどの教師であるのか知らない。
けれど今まで慕っていた教師であるなら、助けに来ないはずがない。
例え少女に対し特別な思いがなかったとしても、彼が「教師」であったのなら。
否、「人」であったのなら]
この手が届かないことが、恨めしいと、思います。
貴女がしたことは許されることではない。
ですが、万が一にでも助けられるのなら、その心だけでも。
[けれども少女は助かる事無く]
……――。
[ただ苦い思いを闇の中に含ませただけ]
|
ケ、 イ……、 …ッ… !!
[ずるり、と。扉を引っ掻き、 額を寄せた。 ――声が、聞こえなくなった。 ――過去は、変えられない。 肩に、温かさが滲む。 傍に、と謂った、濃紺の眸の存在が 闇に揺らぐ薄紫を繋ぎとめる。
解けるように。ゆがむように。 散る桜のように。落ちる灰のように。
幻想の過去は消え去り、
異形の声が、再び 耳を 浸食し始める。]
―現代――北棟東階段―
(248) 2010/03/07(Sun) 23時半頃
|
けいと
[深淵で鳶色の目を開ける。
ごろりと闇に身を沈めたまま呟くのは]
|
―現代――北棟東階段―
[ 階段 の 其処、に 最早扉は無く。 紫水晶の引っ掻いた傷と、 どろりと滴る異形の闇が横たわるばかり。]
…、 な…
[(ここは。つめたくて。くらくて。さみしい)]
… もど、って、…きた
[何も、できなかった。 手が、はたりと落ちて、濃紺の欠片にぶつかる。 硬質の音を立てて。]
(252) 2010/03/07(Sun) 23時半頃
|
[現代へと戻るあちらの景色。
聞こえてくる音。
闇の中]
――…。
[視線を落とす。震えることのない自分の裡]
[哂い声。
ふと思う。
あの二人の教師は、いまはどうしているのだろうかと。
思うだけで問うことはなかったけれど。
それだけは、心に疑問として浮かんだ]
1
2
3
4
5
6
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
7日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る