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アリーって誰だ?と、呟きかけて、首をかしげた。
メモを貼った。
【人】 鳥使い フィリップ―― 屋上 ―― (75) 2010/08/10(Tue) 22時半頃 |
―屋上―
[ふ、と。
空気の感じが変わった事に顔を上げた。
もしかしたら何か、天気の変わり目が近いのかも知れない]
……困ったね。
[アイリスを抱き留めるのは変わらないままだけど]
アリサって誰? と首を傾げた
[
ジュースでもおごりますよ、と振り払うように言って。]
これは素晴らしい。
[ついでにスナック菓子の赤唐辛子をぺたぺたとつけて、色鮮やかにして、表に張っておいた。]
メモを貼った。
[
上の階段を見つめ、首を振って下に下りる。どうも上に上がりたくないと、自身が警告しているようだった。]
アリサさんは……。何かのお話の、強い女性でしたでしょうか?
[ソフィアの問い返しに、首をかしげながら。]
……おや。
[急に眠ってしまったホリー。冷房が入っていれば、薄い毛布をかけて。呟かれた言葉に、毛布越しに、そっと抱きしめた。
―屋上―
[ぺしぺし背中を叩かれつつ、苦笑した]
並行世界が実在するなら多分、本物の世界と偽物の世界に、
区別はないんだろうね。
[ねだる仕種に、首を傾げた]
隣の世界のお友達が見てるかもよ?
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るーにゃんのセンスって、やっぱ時々わかんない。
[唐辛子を貼り付けられた紙
ぇー、と不審げな視線を隠しもせず、張りに行くのを見送り]
お話か。元カノさんとかかと思った。
[首を傾げるのに、そんなことを呟いたのだった]
[
……ああ。
[何かを思い出した気がして、けれど、すぐ忘れた。
永遠なんて、あるわけないよ。思った言葉は、口に出される事はない。ぽん、とぬいぐるみで、その背中を、ホリーにも触れるようになでるようにして、それから、窓の外を見た。]
メモを貼った。
メモを貼った。
―― 昼休み:2−B ――
[のんびりとグラウンドを眺めている。そういえば今日は放送音楽がないなぁとか思いながら。やがて――]
あれ? あら。あらら。あの子。なんできたの。
[校門の方。黒い毛並みの子犬が、ちょこんと座っていた]
んー…。まだ大丈夫かな。
『あれ、マーゴどこいくの?』
うちの犬が来てる。ちょっと見てくる。昔連れて来た事があったからそれでかなぁ…。
『あっ…あの子かぁ…いってらっしゃい』
んふ。アーちゃん犬苦手だったね。
[言って、教室の外へ駆け出した]
撫でられれば、すんと鳴く。
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― 放送室 ―
[彼女の言う
きっとそういうのじゃないんだろうなと思う。とりあえずロック系を探すだろうか。あんまり遅ければメールが来るかもしれない。]
[殴り合いなら上等、と話す誰かの姿が見えた。]
ふうむ。
[イスにもたれながら、なぜかそれを止める気にはならなかった。]
青春ですね?
[ガラスを隔てた、自分と、向こう。幻想。白昼夢。何が起こってているのかは、知らない。結局は、そんな言葉に収束させながら。]
【人】 鳥使い フィリップ―― 屋上 ―― (78) 2010/08/10(Tue) 23時頃 |
[時間は溶け出るようで。空間も溶け出るようで。
これが夏、というものなのかな、と思う一方で、不確かさがあった。けれど、その疑問も、すぐに忘れていく。疑問すら、不確かで。
そんな。鮮やかで人目を引くと思ったのに。
[よよ、と言いつつ、ちょっと自分でも失敗したと思ったらしい。]
そうですね。かもがネギをしょってると見せかけて、返り討ちにする強盗さんだった気がします。何か違う気もしますが。
あはは。それはメアリーさんに失礼ですよ。……あれ?
[自分で言って、その名前に首をかしげた。]
並行世界に本物も偽物もないよ、だってどっちも本物だから。
ここに居る私も、ラルフも『ここ』限定の本物。
別の世界に居る私たちも『別の世界』限定の本物。
もしかしたら別の世界では私たち付き合ってなかったりしてー?
[ぎゅーっと抱きついて笑う、どうしても頭をもたげる異の存在。
けれど、ラルフとこうして居られる今だけは本物だと信じて、二人でこうして居られる時間は幸せだと本当に感じるから]
むー、ラルフのケチ。
[再びラルフの背をぺしぺし叩いてから眼を開くと青い月の下で金色の男子と栗色の男子が言い争う場面が広がって――]
ズリエル、さん?
[遠くを見るような眼で名を呼んだ、声は聞こえないけれど『ソフィア』という単語だけは唇の動きから読み取れて]
青いお月さまなんて、あるんだ‥‥‥。
[ぎゅっとラルフの服を掴む、彼は何か見えるだろうか]
鳴くのに、ホリーごとぬいぐるみでぎゅうぎゅうとした。
メモを貼った。
[サイモンは、メールを見ただろうか。
そういえば、彼から返信を貰ったことってあったっけ、なんて考えつつ、再び携帯を開けば]
えっ?
[画面に。
いや、正確には液晶に映りこむ、窓に。
向き合う誰か、たち。
フィリップの表情は伺えるけれど、手前の、柔らかな髪色のひとは、背を向ける格好。
でも、言葉を聞かずとも。顔が見えずとも。
怒ってる、というのは、すぐ分かる、そんな気配]
なん、で……
[きのう。
そう、呼ぶのは正しいのだろうか。
もしかしたら明日だったかもしれないし、今日のことだったかもしれない。
でも、昨日と思う、その時も。
同じ学校で、同じ世界を逃げ回って、同じ世界に生きてた筈の大好きなひと同士が、こんなにらみ合いをしていた。
事情は、わからない。それが避けられないことなのか、どうかさえ。
ただ、もしその場に居たなら、後先考えず、割って入っただろうけど、今の、自分には]
…… なんでっ…!
[見えるのに。今なら、名前も呼べる。
なのに、手は伸ばせないし、呼んだ名が届く事も無い。
拭った涙が、また落ちて。
ぼやけた視界から、夜の光景も、かすんでいった]
[とりあえず
タイトルも、曲は聞いたことが無いのに、聞いたことがあるような。そんな曲だった。]
[美人局?とルーカスの話
? アリサのお話じゃなかったの?
[首を傾げるのに、首を傾げるのだった。
メアリーってどこから出てきたの、と疑問は更に増え]
―― 校門 ――
あつ…いなぁ。
[グラウンドを駆け抜ける。この暑い中、ちゃっかり校門の影になっているところに座っている飼い犬のところまで行って、その名前を呼んだ]
『ふさふさ』、何してるの?
ここに来ちゃダメだから、おうちに帰ってなさい。
[言っても、首を傾げるだけで、動く様子の無い飼い犬に、こまったなぁと思う]
……ええ。間違えたようです。
大事なもの、か。ソフィアさんには、大事なもの。ありましたか?
[ぐしぐし、目元をこすっていたら。
『センス・オブ・チェリーブロッサム』の中ではマイナー気味だけど、個人的には一番気に入っている曲の着メロ(公式ファンサイトで有志によって制作された。ちなみに現行曲はほぼカバーされている)が流れ]
…… 無茶やらかす割に、こーゆートコ律儀だから好きだよ。
[返信に、くすりと笑い]
『to:サイモン
title:君が気分転換したい時に聞くのでも
message:てか、サイモンの気に入りで良いよ
自分で選ぶ気分じゃないんだ
頭からっぽにして、オススメ聞きたい気分
たのんだ
┌|∵|┘ヨロシク┌|-.-|┐ペコッ 』
メモを貼った。
[流れ始めたロックに、わりと無難なとこなんだなぁ、とか思うも。
流し始めたのは、メールを送った後だろうから、試行錯誤のあとがかいま見えて、申し訳ないながらも、にへらと笑うも]
そりゃ、あるよ。るーにゃんも、あるでしょ?
[当然のような問い
【人】 鳥使い フィリップ―― 屋上 ―― (81) 2010/08/10(Tue) 23時半頃 |
【人】 鳥使い フィリップ[相手の拳がさっと上がって。 (82) 2010/08/10(Tue) 23時半頃 |
[流れ始めた曲に、おや、とスピーカーの方を見た。]
私、ですか。……あったんでしょうか、ね。
[椅子にもたれかかって、天井を眺めた。]
守るべきもの、ならあります。義務として。
ただ、大事なものとそれとは少し……違いましたね。
[困ったような笑みに、それ以上は聞かず、ふ、と笑った。]
……おうちのこと?
[外には蝉の声。燦々と照る太陽。
でも、まるで雨降りの夜半みたいに、静かだと思った。
ちいさなルーカスの笑いすら、良く耳に届き。
尋ねて良いのか、伺う風に。首を傾げた]
[やがて。わん、わんと屋上に向けて吠え始めて]
……? どこ見てるの? って、あっ!
[隙を突いて、黒い子犬は校舎の方に駆けていってしまった]
こ、こらっ! 待ちなさーい!
ええ。
[夏の声は、存外静かにも思える。ソフィアの控えめな問いに答え、笑うと、額を押さえて。
そのまま机に足を投げ出して、表情を隠すように、天井を見た。]
[
回りくどく言うと、いくさばのメリクリ。だったかなと、名曲だし、たまには静かなのもよいのでは?と、思った次第だった。]
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