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ま、エントランスで他の連中に出くわすかもしれないけどな。
部屋にいるかぎりは、二人っきりの水入らずだ。
[余所と会ったら、どうしたものか。
ちょっとした知り合いが来ているのは知っているが]
衣装は色々とあるんじゃねえかな。
コスプレとか好きなやつもいるだろうし、服とか汚れる機会も多いだろうし。
[ドレス、にそう応じたあと]
……って、俺が着んのかよ!?
まあ待て、落ち着けリンダ。落ち着いて話し合おう。
お前が着るならまだしも、俺がふわふわって。
泣くなって言われても…。
だって…。
先輩がいなくなるって考えたら、私…。
[ひくっ、えぐっ、と嗚咽を漏らす。]
いいですよ、依存しきって。
私も、もう先輩なしじゃ、生きられないです。
たくさん、たくさん依存しちゃってます。
先輩…愛してます…。
ずぅっと離れません、一緒です…。
先輩だってぇぇー。
[溢れた涙がピッパの頬をぬらす。]
【人】 踊り手 フランシスカ─ 美術室 ─ (20) 2013/11/04(Mon) 18時半頃 |
抱っこって……、
[リンダからしたい、なんて云われたら]
……だぁ、もう。
わーった、分かったよ。
……そんなん云われたら、着ないなんて云えるわけないだろうが。
[頬を幾らか染めて、頭を掻いた]
……んじゃあ、衣装室でも探そうぜ。
その辺に案内くらいあんだろ。
ドレスは……あれだ、もうリンダが見立ててくれ。俺は自分で選ぶ勇気ねえわ……。
[いやまあ、可愛い衣装とか、そりゃあ憧れたことはあるけれど。
確かにこんな機会じゃないと、女の子女の子した服なんて着れないけど。
恥ずかしいものは恥ずかしいのである]
メモを貼った。
私のために泣いてくれるんだ…――
[そんな人、初めてかもしれない。
自分がいなくなったら、マドカを壊してしまうくらい
気づけばマドカの深く深くに、侵蝕していた。]
……愛してる、私も愛してるわ。
私はマドカのために生きていく。
[だいぶ動悸は収まって、ゆっくりと身体を起こすと、はらりとタオルが落ちるのも厭わずに、マドカをぎゅっと抱きしめた]
ほら、ここにいるよ。
離さないからね。
[泣いたのは失った人を思い出したからだけど、マドカの涙を見ているとそちらにつられて、益々泣けてくる。]
時々なら、泣いてもいいわよね……
[ぐす、と鼻を啜って、マドカの涙も温度も、肌に感じながら]
私たち、幸せバカだと思うよ。
些細な出会いでこんなに喜んで、
ありもしない別れで泣いて、
でもね、それもすべて、尊いって思えるの。
[悲しいから泣くんじゃない。幸せだから泣くんだと、マドカの背を優しく撫ぜる。]
……ま、精々似合うの選んでくれよ。
んで、まあ……抱っこでもなんでも、たっぷりしてくれ。
[先ほどのお返しのように、軽くキスをして]
――期待してんよ?
[悪戯っぽい笑みを浮かべてみせた]
[ピッパの体温を感じれば安堵する。
けれども流れ始めた涙は止まらなくて]
ずっと、そこにいてください…。
ずっと、ずぅっと…。
離したらダメです。
離れてなんてあげません。
[壊れるくらい抱きしめる。]
私の胸で泣いてください。
[ピッパのものならは何だって欲しいから。
それが辛い記憶でも、全部全部。]
そっか幸せだから涙が出るんですね。
じゃあ、もっと泣いてもいいですよね。
[もう、何で泣いているのかわからなかったけれど、涙は止まる気配はなく、ピッパの腕の中で涙を流し続けた。]
[マドカから抱きしめ返されて、そっと肩に顔を乗せる。
マドカの頭を撫ぜ、同じように自分の肩に頭を寄せて。
密着して、互いの吐息が聞こえる距離]
私はマドカしかいない。
だから離さない。
離さないで。ぎゅってしてて。
[約束のように繰り返す。]
よく考えたら、私がこの学校に来て、マドカと出逢えたのは
お父さんのお陰なんだ。
母親が幼い頃死んだって、それは話したわね。
物心つく前だったから、私ってその分お父さんっ子でね。
……でもお父さん、体が弱くて。
入試の直前に亡くなって、葬儀が重なって志望校を受けれなかったの。
[マドカに自分の過去のことを知ってほしいから訥々と語る]
でも、お父さんは私に幸せになって欲しかったんだって
今になってわかった。
……きっと私は此処でマドカに巡り会わなかったら
こんな幸せ、一生知らずに生きてたんだと思う。
[お父さんにマドカを紹介したかったよ、と
髪を撫ぜながら微笑んで。]
私、まだ中学生の弟がいるのね。
真っ直ぐで元気のいい子。今度紹介してもいい?
[そんな話をした後、そっとマドカと視線を合わせるように少し身体を離し、泣き止んだ?とマドカの目元を拭って]
風邪、マドカもぶり返さないよう
服着て戻ろっか。
それか、エントランスで食事でもとる?
[美味しいご飯作ってあげるわ、と笑んで、
マドカが承諾すれば、久々に腕を奮うつもりだ**]
メモを貼った。
あ、そうなの?誰が来てるのかな。
[いまちょっと誰かに会ったらどんな顔をしていいのかわからない。
恥ずかしいのもあるし今をプリシラ以外に見せたくない気持ちもある。]
いろいろある?
昨日着れなかったし、あたしもしたいなーってちょっと思った。
うん、絶対似合うよ。
可愛いのえらぼーっと。
[真顔でプリシラを見つめにへーっと微笑みを浮かべると手をつなごうと差し出してベッドから立ち上がる。
衣装部屋なんてすごい場所があったら別の意味でテンションがあがる。
女の子だもん、可愛い服は大好きだ。]
――なんでも?
[キスを受けて肩を竦める。]
なんでも、いっぱいするよ。いこ?
[手を引いて一旦部屋を抜け出すとそれらしい扉を発見するまでいろいろな部屋を発見。
教室みたいな部屋も見た、入ってしまえばどきどきするかもしれないしプリシラと同級生だったらと思えばちょっと楽しそう。]
これかな?
[見つけた扉を開くと中は一面に衣装が並んでいる、例えるなら演劇部の衣装部屋にも似ているか。]
わー、すごい!!!
[そこそこ広い上にジャンルもたくさんある。
その中からふわふわなものを引っ張り出す。]
これとか?こっち?
[髪色に合わせて真っ赤なドレス、淡いピンクのドレス。]
【人】 踊り手 フランシスカ[ ヨーランダの感心した様子に、可笑しさを感じた。 (22) 2013/11/04(Mon) 19時半頃 |
メモを貼った。
【人】 病人 エリアス
(24) 2013/11/04(Mon) 19時半頃 |
【人】 病人 エリアス
(25) 2013/11/04(Mon) 19時半頃 |
[静かにピッパに耳を傾ける。
こうして話を聞くのは何度目だろうか。
そのたびにピッパを知れるようで、愛が深くなる。]
…先輩。
[なんと言っていいのか分からなかった。
でも、ピッパのお父さんに感謝してしまったのは事実で。
残酷な言い方をすればその時、死んでくれてありがとう。
真っ先にこの気持ちが表れて、どれほど自分がピッパに狂っているか、思い知らされた気がした。
自分がおかしくなっているようで怖かったけれど、それ以上に自分のピッパへの愛が膨らむようで嬉しかった。]
その分まで私が幸せにします!
[代わりに綴る綺麗な言葉。
嘘はついていない、本当にそう思う。
でも、ひどくその言葉が滑稽に聞こえた。]
勿論ですよ。
先輩の弟ですかー、会うの楽しみです!
[何を言っても上っ面の言葉を発しているようで。]
……先輩、私嘘つきました。
[目線があって涙を拭われると気持ちを吐露する。
醜い所も全部言ってしまおう。
どんな所も受け入れて欲しい、と願望を抱いて]
私、さっきの話を聞いた時、本当は先輩のお父さんに死んでくれてありがとうって思っちゃいました。
先輩のお父さんの気持ちも、先輩の気持ちも全然考えずにそう思っちゃいました。
こうして先輩と出会えるきっかけになったその死に感謝したんです。
ごめんなさい…。
私、もう色々先輩に狂っちゃってます。
[どうするか尋ねられれば]
先輩こそ、風邪気をつけてくださいね。
じゃあ、食事がいいです。
先輩の料理、楽しみです!
[一緒にエントランスへと向かう。]
また、随分揃えたもんだなぁ……。
[見渡すかぎりの衣装に圧倒されて、うわぁと呟く。
楽しげに衣装を物色するリンダの後ろを、ゆるりついていく。
リンダが手に取る衣装を覗き込んでは、二言三言。
最終的にどれを着ることになるかは、やはりリンダに任せるつもりだが]
【人】 覆面嫉妬団 ミルフィされたら、どうなるのかしらね? (26) 2013/11/04(Mon) 19時半頃 |
――キッチン――
[マドカが話を聞いてくれて嬉しかった。
彼女が素直に吐露した言葉には、少しだけ視線を泳がせて、
明確な返事はせずに、食事に行こうと誘ったのだった。
マドカが手伝うというなら手伝ってもらって傍にいるし
待っているというならエントランスのテーブルで待ってもらっている。
コンロは二つ使い、パスタを茹で、片方でベーコンを炒める。
キッチンには白ワインなんてあるけど、理事長は飲酒目的でこれが使われたらどうするのだろう。風味付けに使う。
卵は軽く湯煎のような感じでとろとろにして、チーズを加え
茹でたパスタを上げて、ベーコンを炒めたフライパンに投入。
いい感じに炒まったら、ボールで和えて
最後にお皿に盛り付けし、チーズと胡椒を加えて出来上がり。
ピッパ先生のカルボナーラ講座でした。]
メモを貼った。
【人】 踊り手 フランシスカ[ 思った通り、言葉を失ったヨーランダに、 (29) 2013/11/04(Mon) 20時頃 |
― キッチン ―
[私も手伝う、と料理を手伝う…ただし、頭は上の空。
考えるのはさっきのこと、結局ピッパが何を思ったのか分からなかった。
嫌われても、何を言われても仕方ないことだと思う。
嫌われたと思うと、涙が出そうになるけれど。
全部自分が招いたこと、きっとあのまま嘘をついていても楽しくなかった。
そのままでピッパの前に居られなかった。
後はピッパが何かを言い出すまで、自分からは触れずにひたすら待った。]
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