103 善と悪の果実
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ふふふ。 ミスターは、やはり警察の方だったのですね。
[風貌から察しがつけども、 はっきりと尋ねたわけではなかったから]
捜査の専門の方がいらっしゃるなら、 心強いことでございます。
[言い終えたのとほぼ同時だろうか。 使用人の叫び声が廊下に響いたのは]
……おや。
[駆けていく警官。 部屋を出るなと言われれば、くすりと笑い。 そして躊躇することなく後を追い、騒がしくなった部屋へと]
(74) 2012/09/28(Fri) 22時半頃
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畜生。
一度部屋に戻るしか、ないか…
[白や青や緑の色彩に、赤の掠れた色を咲かせて。 隣部屋に、少女>>46が一人残された頃に 漸く少しだけ冷静さを取り戻す。 既に事を早めた警官が、二階に使用人を集めているとも知らず。
少年の返り血を受けた上着を 整頓されたドレスの隙間に隠して、色を変えた袖を二度三度捲くり上げ。一目では分からないよう、小細工をする。 それと。女主人の為に用意されていた筈の、硝子で出来た空のグラスを手に、慎重に廊下へと繰り出す。 硝子も、割れば鋭利な刃になるのだ。
―――何を考えている。 果実に、蛇に狂わされたか。血に狂わされたか。 堕ちてゆく感覚に、男は気付かない。]
(75) 2012/09/28(Fri) 22時半頃
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捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2012/09/28(Fri) 22時半頃
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[今だ開け放たれたままの、グロリア嬢の自室の前を 男は滑るように歩く。 足音を、絨毯が吸い上げる。]
ッ、 ………女性だけで、此処に居ては危ないよ。
[部屋に立ち尽くしていたのは 大広間で言葉を交わした女性と、ブロンドの少女。 懸念を口にする口唇は柔らかく笑うけれど その目に穏やかな色はなく、その奥の、ガウンに隠された膨らみを見て。
――ああ、ナイフを抜き忘れたな。 と、他人事のように考えていたのだった。]
(76) 2012/09/28(Fri) 22時半頃
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[使用人に部屋の主を尋ねれば。 その名前を一度、口に呟く。 ベッドの上に散らばる、クラッシュキャップと招待状。
見覚えのある帽子を一瞥した後、招待状を手に取る。 書かれている名前に、男の眉が険しく顰められる。
ふと、ついてきた様子の女に気付き、声を投げた。>>74]
戻ってください。
[鋭い声音と視線。 しかし、女はどう反応しただろうか]
(77) 2012/09/28(Fri) 22時半頃
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[>>76声を掛けてきたのは。]
ミスター・ジョセフ。 嫌な事件が、続きますわね…
[目をやると、何故か袖は捲り上げられ、相変わらずおどおどとしているようだ。 男の様子を観察しながら、訊ねる。]
大広間では大変でしたね。 もう、落ち着かれましたか?
(78) 2012/09/28(Fri) 22時半頃
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ビアンカ・ジョスリーヌ。
[招待状の名を耳聡く聞きつけた蛇は、 唄うように反芻する]
―――…ウェーズリー様の奥方の御名前ですね。
[場にそぐわぬ穏やかな声で]
お邪魔はいたしません。 私めのような者でも、 多少のお役にはたてるかもしれませんよ。
[鋭い視線を柔らかに受け止めた]
(79) 2012/09/28(Fri) 23時頃
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捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2012/09/28(Fri) 23時頃
ウェーズリーは、ジェフの声が階下から聞こえた気がして、竦み上がる。
2012/09/28(Fri) 23時頃
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面ぁ拝んでなかったな。まだ。
[男はグロリアの寝室へ向かい、足を向ける]
(80) 2012/09/28(Fri) 23時頃
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…そら、お前の両手はこんなに赤い。
赤い、赤いぞ?
何故、赤い?
[林檎は唄う。罪深き欲の虜となった男に聞こえる声で。]
拭おうと洗おうと、罪の色は消えぬ。
ならば手首でも切り落とすか?
[ざわざわざわ。
奪われたものたちと、巻き込まれたものたちと。
無数の呪詛が紡ぐは不協和音。]
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[そっと、服の下に、ベルトで巻き付けただけの即席ホルダーに押し込めた拳銃に触れる。 大広間に居た時と、また少し雰囲気が違うようだ。 服装が変わっているせいだろうか。
彼は、狂っていないのか? 果実に目が眩み、蛇に唆されてはいないのか?]
(81) 2012/09/28(Fri) 23時頃
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[夕闇伯はこの時、何処に居ただろうか。 彼とももしかすれば廊下で擦れ違ったかも知れず、 ともすれば想定外の招待客の多さに顔を強張らせる。
体温で温くなる硝子の器を 右手と左手で弄び、相変わらず、落ち着きはない。 彼女>>78の第一声に先ずは安堵の溜め息を漏らす辺り。烏を落とせど、小物は羽ばたけはしない。]
ああ、……… 子供にまで手を掛ける人間が、居るとはね。
[口唇は皮肉げに歪む。]
朝の騒ぎかい。 ………、落ち着いた、そうとも、――…いや?
[YESと答えるのが正解か、NOと答えるのが正解か。 まるでそれを探るように首を傾げ、彼女を見据える。]
貴女はお怪我がないようで。
(82) 2012/09/28(Fri) 23時頃
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[女が口にした名前とその言葉に、険しくしていた目を気付いたように微かに大きくする。>>79]
知っているんですか。 ここに居た男を。
[こちらの視線にも動じない様子は、彼女らしい気もしたが。 その顔から目を外し、使用人を見渡す。]
行先を――、誰か見かけなかったか?
[一人の使用人がおずおずと口を開く。]
「…階段を。3階へ行かれるらしいのを見ました」
(83) 2012/09/28(Fri) 23時頃
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[>>82空のグラスを玩ぶ手。 飲み物が入っていたのであれば 多少でもグラスは濡れているものだろうに、 下ろしたてのようなその器。
答えは、疑問系で返ってくる。 まっすぐ、奥を見透かそうとするようにその眸を見据える。]
おかげさまで、大事ありませんわ。 ミスターは、どこかお怪我でも? 上着はどうされました?
(84) 2012/09/28(Fri) 23時頃
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[―――彼女の見る目は正しい。
昨晩とは違う。 穏やかに笑う目の奥に、少年に向けたものと同じ、殺意と衝動と焦燥か。蒼を濁らせ、揺らめいていた。 しかし、彼女が銃を所持しているとは露とも知らず。
そして、]
…ッ、! 五月蝿い………
[まるで蝿が纏わり付いたように グラスを持った手を、何もない宙に向け払う。]
(85) 2012/09/28(Fri) 23時頃
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………!
[>>85グラスを振り回す男から、ポーチュラカを遠ざけるように腕を引く。]
何をっ……
[スカートを捲り上げ、腿に縛り付けていた拳銃をその手に掲げる。 脅しだ。 明らかに彼は不審であり、放っておく事はできない。
ひた と、震えないように両手で銃口を向ける。]
(86) 2012/09/28(Fri) 23時半頃
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―――――…、Well Done.
[三階へ行ったという言葉を聞き、 学者は再び一瞬だけ、例の三日月の笑みを浮かべた]
いえ。
少しお話したことが、あるだけですよ。 御病気の奥様の代わりに、この宴に参加なさったとか…。
[警官の言葉に応えつつも既にくすりと踵を返し、 蛇は果実を捉えんと、階段へ足を向けていく]
嗚呼、嘆かわしいことでございます。 病の床の奥様の為に凶行に及んだと思えば――…。
[言葉とは裏腹に、酷く落ち着いた声色で]
(87) 2012/09/28(Fri) 23時半頃
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[足音が一人、また一人、近付いて来る。
青褪めた男は挙動不審に、 女主人の部屋に目を滑らせたり、二階に続く階段に滑り落ちたりもする。 使用人が複数居れば、その話し声すら聞こえる筈で。]
レディの身体に大事ないようで、何より。 俺は――… ああ、手を。
[手を怪我したのだと 拭っても拭っても落ちない、錆びた匂いを従えた指先を。もう片方の指先で抱き寄せ。]
………、まるで、詰問されてる気分だね。
[男の額に浮かぶのは冷や汗。 澄んだ瞳に見据えられれば、視線を重ね、嘘を重ねることも難しく。少年から向けられた眼差しとも違う。それもまた、恐ろしい。
―――…そして、コリーン嬢に銃口を向けられるのと。 居合わせたのは、誰か。]
(88) 2012/09/28(Fri) 23時半頃
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[頭の中で、何かがガンガンと鳴り響いているようだ。 音が、遠のく。 何とか狙いは付けれているが、 冷や汗をかいたその手は冷たい。
既視感――― 嗚呼、これ以上は]
(89) 2012/09/28(Fri) 23時半頃
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―廊下―
[ばたばたと館が騒々しい。 客室をひとつひとつ見ていっているらしい、と見てとると不快そうに眉を寄せた。]
――――警官の差し金か……
[――――ナイフがない、と叫ぶのが聞こえた。]
(90) 2012/09/28(Fri) 23時半頃
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[使用人の言葉を聞きとめ、踵を返そうとした時。 聞こえた答えにそちらを見る。>>87 穏やかな面立ちの中に一瞬、何かが過ったのを見た気がした。
病気の妻。 その話の信憑性を今、考えるような余裕もなく。 男は、部屋を出ると3階へと向かう廊下の先へ向かった。
そのとき聞こえた女の言葉が、ひどく空々しく平淡に聞こえ。 穏やかに前を見つめたまま脚を運ぶ女の顔を一瞥する。]
―― 貴女は。楽しんででもいるのか。
[返る反応は、どうだったか。 男は、女を追い越して走り出した。]
(91) 2012/09/28(Fri) 23時半頃
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手を………?
[>>88ここからでは、手に怪我をした様子は見えない。 もし、もっと近くで見たなら、拭き取りきれていない擦れた赤色が見えたのだろうか。]
………暴れないで頂きたいんです。
[もし、これ以上ここで血が流れるような事になれば きっと少女は悲しむのだろう。 少女の、異常なまでの栄光への執着には未だ気付かねど。
脅しは効いているのだろうか。 グラスを振り回す手は止まったが、このまま銃を下ろすのも危うい気がして。]
皆さんの居る所に、戻りましょう…?
(92) 2012/09/28(Fri) 23時半頃
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ひ、ッ ―――!?
[そして、情けない声が響く…
黒で塗り潰したような、冷たい銃口。 掌から硝子が滑り落ち。 状況とは裏腹に、絨毯に触れて柔らかく砕ける。
咄嗟に拾い上げたのも、朝方と、昨日と同じ衝動。 暴れるなと彼女に諭されてももう遅い。 病に伏せる妻を想って>>87の凶行と――― そう見えるのも無理からぬ、血走った目で。]
戻って、如何する?
[続きを問い掛けながら、一歩、一歩彼女との距離を詰め。]
(93) 2012/09/29(Sat) 00時頃
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銃を下ろしてくれないか?
俺は、それを持つ貴女がとても恐ろしい。
[柔らかく、絨毯が足音を吸い上げる。 握り締めた硝子の欠片は、光を反射して煌き 女主人が築き上げた"栄光"を何処か。彷彿とさせ。
そして何より、スラックスに忍ばせた四つ折りの紙。 そうとは知らずに手に入れた果実を示す手掛かりが――…男の背を、後押しする。奈落に向けて。]
(94) 2012/09/29(Sat) 00時頃
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[>>93グラスは、欠片となって鋭さを増し 正気とは思えない男が、一歩ずつ、向かってくる。]
………林檎を。その場所を、知っているのですか?
[男の問い掛けには答えず、今、思いついた事を口にした。 少女はもう逃げただろうか――― じわりと、少しだけ足を動かし、踏み止まる。]
(95) 2012/09/29(Sat) 00時頃
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[>>94恐ろしい、と男は言う。
だが。これを下ろしたら、彼は一体どう動く?
信じられない。信じられない。信じられない!]
私は、貴方が怖いのです―― お願い。近寄らないで。
[カチリと、撃鉄を起こす。]
(96) 2012/09/29(Sat) 00時頃
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―階段付近廊下―
おい、何があった
[使用人を捕まえて、 ナイフを探しているところまで聞き出した。 だが、まだジョセフの部屋で、とは伝わっていない]
――――、ふん
[使用人を信用するなら、そういうこと―――で在るらしい。
走っていく警官の姿は、見えるか]
(97) 2012/09/29(Sat) 00時頃
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……楽しんでいるだなんて、まさか、そんな。
[静かに肩を揺らす姿は、 彼の指摘通り"楽しんで"いるようにも見えただろう]
もしも…。
もしも、彼が林檎を奪った犯人でいらっしゃるなら…。
さあ、どう致しましょうか。
[自分を追い抜いて行く警官の姿。 学者は急ぎながらも駆けることはなく、 静かな足取りで階段の上を目指した**]
(98) 2012/09/29(Sat) 00時頃
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ウェーズリーは、コリーンが撃鉄を弾く乾いた音に、ぎくりと肩を震わせる。
2012/09/29(Sat) 00時頃
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[>>95硝子に反射した男の顔は どんな顔をしているのだろう。 門番に迫る妻の、あの鬼の形相に、何処か似ている。]
………知っている、と言ったら?
[半分はでっち上げだ。 どちらにせよ断言すれば、彼女は引き金を引くかも知れない。だから、あえて試すような口振りを。 声は余裕なく渇いているけれど。]
(99) 2012/09/29(Sat) 00時頃
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[撃鉄を弾く、冷たい音色に 足を止めたのは一瞬。 怯えた目が、男を射抜く。その眼球に映る、顔も。
――…誰かが囁いた。 "あの実を見れば、気分が変わるかも知れない"と。 真実その通りに、まるで林檎と釣り合いも取れぬ男が、至宝が手に入るのではないかと狂い、]
銃を下ろしてくれないか。
[一方通行。 呟くのと同時に、衝動に任せて残りの距離を詰め、彼女の咽喉にもまた硝子を振り翳す。 少年に狙い澄ましたのと同じ。それは、歌を奪うもの。]
(100) 2012/09/29(Sat) 00時半頃
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[ひたひた、ひたひた。ちゃらり、ちゃらり。 進む足音は聞こえずとも、ポケットで宝石が鳴る。 使用人の騒ぎ声が聞こえ、ナイフ云々の話を耳に挟んで 女主人の部屋への階段を登っていく]
……。
[部屋の前まで来れば、どうやら緊迫した場面らしい。 微かに開いた扉の隙間から、ぎょろりと覗く瞳。 どちらかが果実を持っているのか、唯の争いか。 今にも引き金を引きそうな女と、硝子の欠片を握った男。 巻き込まれてはたまらないと、首を戻し廊下の壁に背を預けた]
まぁ、正直、誰が何処でくたばろうと。
[俺には関係ない。 そう、どちらかが果実を零してでもくれない限りは]
(101) 2012/09/29(Sat) 00時半頃
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[肩を揺らしたように見えたのは笑っていたのか。>>98
あのとき。 死んだ刺青の男との関係について聞いた際。 ただ、不思議な女だと思っただけだったが。
変わらず、静かに返してくる声音は冷たく、無機質でしかない。
―― 林檎。
失われた黄金の。 広間で、遠くに見ただけの煌めく影が脳裏にちらつく。
しかし、階段を駆け上がる内にその陰影は消えた。]
(102) 2012/09/29(Sat) 00時半頃
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