人狼議事


194 花籠遊里

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懐刀 朧は、メモを貼った。

2014/09/17(Wed) 23時半頃


【人】 墓荒らし ヘクター

 ――― 今宵はお前さんを買い上げる。

[宣下した声が、朗と響く。
  光に眩む夜蛾は、銀月に、そっと、留まった。]

(86) 2014/09/17(Wed) 23時半頃

墓荒らし ヘクターは、メモを貼った。

2014/09/17(Wed) 23時半頃


【人】 呉服問屋 藤之助

ええ。先達の花が後輩の花を指導するのがこの廓のしきたりでして。
昔はよく…朧や櫻子さんにお世話になったものです。
[友の名を出すとき、一瞬声に詰まったがそれを押し込めて蝶の言葉>>83に相槌を打つ
火をやる、と顎をそちらの方へと向かせられ、先端同士で触れあえばやがて穏やかな橙の焔が自分の咥えた煙草に宿る]

あ、ありがとうございま…けほっ

[少しせき込んだ後ふと顔を向ければ瞳があって
思わず素の表情を多く見せたことを恥ずかしく思い視線を逸らそうとする
と、手を掴まれているのに気づいて何処かおろおろした様子となり
さらり、と黒髪が揺れた]

(87) 2014/09/17(Wed) 23時半頃

露店巡り シーシャは、メモを貼った。

2014/09/17(Wed) 23時半頃


呉服問屋 藤之助は、メモを貼った。

2014/09/17(Wed) 23時半頃


【人】 許婚 ニコラス

 うん、僕の周りはみんな良い人ばかりだよ。

[人を恨むことなど到底教えてくれそうにない
恵まれた環境に僕は感謝した。

僕に会う人はみんな僕に優しい。
その人が僕ではない他の誰かには優しくなかったのだとしても、そんなことは僕には関係ない。]

 手?うん、つなごっか。

[きっと彼は冗談のつもりだろう。>>81けれどもそれはとても良い案に思えたので、僕は丁助の手を有無を言わせずぱしりと握った。
その手の温度は笑みから伝わる印象通りの暖かさだった。

そうして手を繋いで歩いた距離はいくらもなく、僕は応接室がもう少し遠ければいいのにと思ってしまった。さっきまで疲れを感じていたはずなのに。]

 緑茶?紅茶ならよく飲むのだけれど。
 試しに飲んでみたいな。
 淹れてくれる?

[普段彼がどんな茶を嗜んでいるのか知りたくなって頼んでみた。]

(88) 2014/09/17(Wed) 23時半頃

【人】 露店巡り シーシャ

―廊下―

[花同士の事を語らせる中、友の名前を呼ぶ前に微かに息が切れた事を耳聡く気が付く。

焔に黒髪黒い眼が赤く照らされれば、おろおろと惑う様子も美しい。もちろん逸らされる事を良しとする訳がない。両手で頬を包み込んで。
表情をより良く見ようと、サラリとした細い糸を耳に掛けてやった。]

……お前は花だ。視線を合わせるくらいの事、手を掴まれたくらいの事、経験があるだろうが。

何を照れる事がある。

[すぅ、と静かに笑みを消して。
"蝶"らしく強引に顔を引き寄せる。
お互いの火を片手の中に奪えば、煙が残る口を漸く色付いてきた唇に重ねてみせるだろう。

藤の後ろから、昨晩、藤の色と番いにされた朧>>84が歩み寄っていることに気が付きながら。]

(89) 2014/09/17(Wed) 23時半頃

露店巡り シーシャは、メモを貼った。

2014/09/18(Thu) 00時頃


【人】 半の目 丁助

[とても、とても、彼は軽やかだ。>>88
まるで悩みなど無いとでも言うかのような素振りに、要因は様々だろうけれど。
その一つが、彼の性格に起因しているように感じる。

冗談だった提案を其の侭鵜呑みに、握る手は優しく。
苦労知らずの質感は、すべすべとしていた。]

 緑茶は初めてなのですね、お口に合えば良いのですけれど。

[辿りついた応接室。
飲み物の準備をするために、握った手を一度だけ両手で包んでから離れた。

茶葉を入れ湯を注いだ急須と二杯の湯のみを盆に載せ、腰掛けるソファの位置は、先に腰掛ける彼の隣に。

急須を傾け、葉の香り。白い湯飲みに映える、淡い緑。
注いだ一つを蝶へと差し出す。]

 熱いので、お気をつけて。

(90) 2014/09/18(Thu) 00時頃

【人】 座敷守 亀吉

[惰性に指摘を受ければ否定は口を突かず、沈黙を守ることにする。

膝下から伝わる体温と短く切り添えられた毛先の感覚に唇は曲がるままであったけれども、合わさった視線を逸らすことはしなかった。>>82]

…嘘ばかり。

[「好いちゃいない」の言葉にはしれっと否を唱える。いつだって花籠を好き放題漁っては毟ってゆく有様を眺めていた花は一笑送り。

口許に添えていた片手が落ちるのと同じく、輪郭を男の指がなぞっていく。

ちくりと指先に触れる痛みに唇歪めど、眼下で弧を描き花弁に翅下ろす蝶を見やれば、その笑みに咽喉が締め付けられるような錯覚を覚え。]

……何か?

[背筋を伝う冷たいものに肩を揺らしながらも、掠れた声で囁き水面を揺らす。]

(91) 2014/09/18(Thu) 00時頃

【人】 座敷守 亀吉

[時計の針が響くこの部屋では、蝶の聲もいとも容易く拾い上げる>>86

驚嘆したように見下ろす瞳は瞬き一つせず蝶の貌を眺めていたけれど、やがて膝上の頬を手のひらで押しどけようと力を籠めて。]

……着替えて参ります。

[淡々とそれ以上の情は滲ませずに告げれば、自室にて身を清めようと。]

(92) 2014/09/18(Thu) 00時頃

座敷守 亀吉は、メモを貼った。

2014/09/18(Thu) 00時頃


【人】 露店巡り シーシャ

―昨晩の地下・帰り道―

[丁の字が翅を持って飛ぶ兆しを、確かに見た。

彼が踏んだ土から出でるは何色の花か。吐き出された白濁液よりも、優しく口付けた唇よりも一層男は快感に似た痺れを抱く。

四日後、彼から聞ける声は虫の鳴き声。それとも露に濡れた花の嬌声。
未だ精の匂いが張り付いた衣服から煙の元を取り出して、その香りを纏う。
そうして地上へと帰って行った*]

(93) 2014/09/18(Thu) 00時頃

【人】 懐刀 朧

[ふ、と。
意識が思考の海から現に浮かび上がる。
視界の端に見つけたのは一匹の蝶と花の影が合わさる場面だったか。>>89
このまま進めば会う事となろう、しかし此処で蝶の姿に気がつきながらも背を向けるのは無礼にあたる。
そして何よりも、藤之助と顔をあわせ何を喋って良いのか分からなかった。
暫し迷うように視線を泳がせれば目線が合ってしまったかもしれない。
そうなればきっと諦めて一声かけただろう。
そうでなければ、静かに礼を一つしてからつま先を逆方向へと向けただろうか。**]

(94) 2014/09/18(Thu) 00時頃

【人】 呉服問屋 藤之助

[男の手>>89で黒の糸が耳に掛かれば何処かきょとんとした顔が現れたろうか
頬を包み込む手はしなやかなれど何処か熱い。それは煙草を先程まで吸っていたせいか、それとも体温が高いのか、それとも――自分が、冷え切っているからか]

……それは、仰るとおりですが……

[確かに経験はあるし閨を男と共にしたことなど数え切れぬ。唯それは心を押し殺し鏡の様に振舞っていた頃のことで。素の自分が出てしまっている今、照れと戸惑いを隠せずにいた
それが気に入らなかったのか、それとも。
顔を引き寄せる蝶の銀の髪が額に掛かり、その奥の瞳が近くなる

どうなさいました、と告げようとすれば
彼の口から漂う煙ごと、その言葉は呑み込まれて]

……んっ

[肺腑に沁み込む煙は、何処かほろ苦くも酩酊感を齎す。頬に朱は差せど身体に沁み込んだ習性そのままに蝶の舌を己のもので絡めとり、熱を共有しようと角度を変えて吸いつく

背後の友に、きづかぬままに]

(95) 2014/09/18(Thu) 00時頃

呉服問屋 藤之助は、メモを貼った。

2014/09/18(Thu) 00時頃


【人】 墓荒らし ヘクター

 人様を嘘吐きと詰れるほど、
 お前さんが素直に生きているなら聞いてやるよ。

[彼には抗う術がない。その癖、彼を摘みあげる。
彼には否が唱えられない。その癖、望まれぬ一夜を求める。

唇から覗く紅い舌を閃かせ、彼の大切な一夜を穢す悪趣味。
身体を開いたことなど幾らもあるだろうが、
心を拓いた夜は、彼にどれだけあっただろうか。>>91]

 ―――…悦かったんだろう?
 花籠で夢でも見たかね、甘い蜜が毒と知らず?

 ハ、―――…思い上がっちゃいけねぇ。

[彼に届けて流し込む毒は苛烈で、悪質な暴と変わる。
喉を一瞬揺らした彼の顔まで見届けて、充足の呼気ひとつ。]

(96) 2014/09/18(Thu) 00時頃

懐刀 朧は、メモを貼った。

2014/09/18(Thu) 00時半頃


【人】 許婚 ニコラス

ありがとうね。

[>>90差し出された湯のみを受け取るが、熱いと聞けば顔を顰めてカップの中の緑と睨めっこ。
そしてふうふうと息で淡い緑を波打たせてから、恐る恐る口を付けた。]

…落ち着く味だね。
菓子と一緒だともっと美味しそう。

[昨日櫻子に食べさせてもらった異国風の菓子を思い浮かべながら感想を述べる。]

僕ね、紅茶を飲む時には
お菓子と一緒に食べるのが好きなんだ。

[と日常の習慣のことを隣に座った赤い花に微笑みながら話す。紅茶を飲むときにももちろん冷ましてから飲む。]

クッキーに、マカロンにザッハトルテ…一番好きなのはマドレーヌを紅茶に浸して食べることかな。
ちょっとはしたないけれど。

[お皿に残ったソースやスープをパンで拭き取って食べるのも好きだよと付け加える。]

(97) 2014/09/18(Thu) 00時半頃

【人】 墓荒らし ヘクター


 ――…ああ、昨夜の香を確りと流してこいよ。
 
[更に重ねる言葉は、彼に立場を教えた。
己などより、ずっと身に染みて理解しているだろう摂理を。

払う為に掛けられた彼の掌を緩慢に掬い、
掌中を口元に引き寄せ、リップノイズを彼に与える。

そうして教えつけるのだ。
 何もかも、月来光を拓かせた熱と違う。と。>>92

彼の表情を鑑賞して後、身を起こすと、ソファを降りて起立。
何処か押し殺したように、声を紡ぐ銀月を愛でて、瞳を細めた。]

(98) 2014/09/18(Thu) 00時半頃

【人】 墓荒らし ヘクター

 
       [*今宵も、奈落へ続く扉が解き放たれる。*]
 

(99) 2014/09/18(Thu) 00時半頃

墓荒らし ヘクターは、メモを貼った。

2014/09/18(Thu) 00時半頃


【人】 看板娘 櫻子

[お召し物が汚れていらっしゃるようでしたら
 申し訳ございませんと謝って、その土汚れを払いましょう。
 大丈夫でしたら、ほっと胸を撫で下ろすのでございます。

 白き『蝶』と藤の『花』は、どうやら睦まじく
 今宵の品定めであるならこれ以上の邪魔はなりません。
 視線を送ることは控え、代わりに射干玉が宿したのは
 秋の色をした秋櫻の一輪でありました。]

 ペティンガーさま。
 …先程の、ことですけれど。

[僕はゆるりと唇を開きます。
 しかし言葉を紡ぎ終えるまで、顔は俯いておりました。
 眸と同じ射干玉の髪は、表情を隠してくれていたと
 そうであって欲しいと、僕は願っておりました。]

(100) 2014/09/18(Thu) 00時半頃

【人】 半の目 丁助

 確かに。
 お茶自体がすっきりとした味なので、甘味は合いますね。

[ふうふうと冷ますまでしてあげるべきだっただろうか、とは後の祭り。
緑茶が決して蝶の嫌いな味では無かったらしい事に安堵して、自分も湯飲みに口をつける。>>97]

 僕らにはあまり馴染みの無いものですが、それらの名前は聞いたことがあります。
 菓子を紅茶に浸す、そのようなことも出来るものなのですね。

[見知らぬ知識に耳を傾け、笑みを浮かべる。
付け加えられた言葉に、そのお気持ちはわかりますよ、と同意して。]

(101) 2014/09/18(Thu) 00時半頃

【人】 半の目 丁助

 ところで――
 今宵貴方は、どの花を選ばれるのですか?

 僕とばかり過ごしていると、他の花を選ぶ機会を失うかも知れません。

[夜が近付く香りに急かされ、切り出した。
言葉は自らの為でもあり、蝶の為でもある。

蝶はどのような顔をしただろう。
いつもの笑みで、隣の彼を見詰めていた。**]

(102) 2014/09/18(Thu) 00時半頃

【人】 看板娘 櫻子

 『花』と『蝶』が寄り添えるのは
 籠の中、夜の夢だけに、ございます。

 理由は様々ではありますが
 僕たちは、此処にしか咲けぬ『花』。

 理由は様々でありましょうが
 あなたさまがたは、花々を移ろう『蝶』。

 『特別』などなってはならず。
 『特別』などつくってはならず。

 全て、す べて───……

[どうしてでしょう、言葉が震えてしまうのは。
 きっと秋風が冷たすぎるからで、ございます。]

(103) 2014/09/18(Thu) 00時半頃

【人】 看板娘 櫻子

 
 
 ……───ゆめ、ものがたりに、 ございます。
 
 

(104) 2014/09/18(Thu) 00時半頃

半の目 丁助は、メモを貼った。

2014/09/18(Thu) 00時半頃


【人】 座敷守 亀吉

[躊躇なく突き付けられる現実。
いつしか歯を立てた唇は口端を赤く彩り、双眸の上 眉間の皺を一層険しく刻み付ける。

息を吐く暇もないまま、身に浴びせられる鄙劣な物言いに呼吸が詰まり。>>97

掌に落とされた唇に、ぐしゃりと顔を歪めさせる。>>98]

──ッ! ……っ、

[せめて崩れた面を見られたくまいと顔を逸らすが、意味のないものに過ぎなかっただろう。

軋む家具が奏でる起立の気配を感じれども、共に立ち上がる気にはなれず。
相手の気配が完全に消えてしまうまでその場で俯いていただろう。*]

(105) 2014/09/18(Thu) 00時半頃

【人】 看板娘 櫻子

 好意を持つことなど許されません。
 悪意を持つことさえ許されません。

 本気になっては、なりません。

 甘い夢も、苦い夢も。
 愛の囁きも、 ……意地、悪な …囁きも

 この籠の中で起こる全て

 夢物語なのでございます。


[酷く声が弱く掠れた部分がありました。
 謂い終わった後、僕は一度だけ眸を伏せました。
 長い睫毛が『蝶』と『花』の代わりに
 その身を寄り添わせたのでございます。]

(106) 2014/09/18(Thu) 00時半頃

【人】 許婚 ニコラス

 今度お茶するときは、お菓子もあったらいいね。
 もってきてあげようか?

[緑茶とマドレーヌが合うかは知らないが、
軽々と再びのお茶会の約束を。]

 ああ、確かに。それは困っちゃうねえあはは。

[丁助の言葉>>102に声をあげて笑うと、
前髪を搔き上げながら一言。]

 じゃあ、今夜は丁助さんを買うよ。
 いいでしょ?

[花には選択権などないことを知りながら、
あえて尋ねる。

くしゃりと髪を搔き上げた指に互い違いになるように金糸が絡まり、横軸の肌色と縦軸の金色とでまるで一風変わった布を織るかのよう。
指が髪をするんと梳かして離れれば、癖のない滑らかな僕の髪は何事もなかったかのように元通りに。**]

(107) 2014/09/18(Thu) 01時頃

【人】 営利政府 トレイル


[先の揚羽とは異なる僅な翅音を羽ばたかせながら、歩み寄る白蝶に、何の色も浮かばぬ瞳を向け。軈て窓枠からその顔がはきりと見えたならば、「彼」とは異なる灰青の蝶頭を見届け。

ぷかり。
自分の顔を煙が覆ったならば、ちいさく驚愕に瞳を染めては見開いて、顔を背けてはけほけほと咳を零したのだったか。
其の後其の白蝶に向ける瞳は穏やかな物では無く。
唯小綺麗に貼り付けた笑みの上、視線は真冬の雪の様に。]

 ――キミが花でないことが、いま酷く悔やまれるよ。

[暗に花であったならば、夜宴の裏その口先から教えを遣ったというのにと。言の葉の裏滲ませた色には、白蝶は気付いただろうか。

そうしてゆうるり黒の花>>80へ向き直る途中、黒服の心配をされたならば。動きを止めては自身を見下ろし、暫く動くことを止め。
パチパチ、またたき二つ。
其のあとに、漸く「何もない」と。飾らぬ言葉を投げ。

視界の隅、窓枠の中。煙を授ける白蝶には呆れの息を吐き。
これ以上は野暮だろうと、フイと視線を完全に花へと向ける。]

(108) 2014/09/18(Thu) 01時頃

【人】 営利政府 トレイル


 ……?
 先の…ああ、花と蝶は寄り添えるかってやつかい。
 
 それが、どうかしたの。

[瞳の中。秋風が絹糸の様に繊細で綺麗な射干玉の髪を揺らしているだろう、其の中で。
自分も少しだけ肌寒さを感じながら、先の明るい様子とは違い、花頭を地へと向けるそのさまに小首を傾げる。
ゆうらゆうら、花頭の飾りは風に踊り。
長い髪はその表情を覗くことを拒んでいる様で、唯焦燥感のみを感じる]

 ――もしかして、聞いちゃダメなことだったかな。

[ふと。花の先、廊下の向こうに見えた影には眉間を歪めてみたけれど。ちいさく犬歯を魅せたならば、今一度ちいさな花を視界に収め。

「ここ、寒いから、中入ろうか」
なんて。 せめてもの余裕を見せようとした言葉は――宵闇の中、その薄い唇から紡がれた言葉の数々>>103->>106に、堰き止められる。]

(109) 2014/09/18(Thu) 01時頃

【人】 営利政府 トレイル


 …ゆ、…め。

[まるで何か言い聞かせている様だと、ごちた言葉は自身に届かず。
ただ胸中に刺さる痛みを何として吐き出そうかと、眉を下げては、情けなくも震えを帯びる黒衣の手にて口元を抑え。

――嗚呼、宴の夢に溺れていたのは、蜜に翅を奪われたのは、自分だったのだろうか、

困惑か。憤怒か。はたまた、ただの嘲笑じみた自虐か。
何が愉快いわけでもないのに、ゆうるり弧を描く唇はまるで三日月。
宵闇に混ざり行く自分の姿を見下ろしては、その目元に黒衣を移し。]

 はは…、――うん。……解ってた。

[伏せる瞼に合わせる様に、また自分もひとつ。瞬きを。
三日月の口元とは相対して、眉は情けなく泣いて居たけれど、俯く花にも、自分にも、それはきっと分からない。
ただ虚しさを帯びてきりきり悲鳴を押し堪えるこころを服上から抑えたのなら、秋風を肺に送り込んで。]

(110) 2014/09/18(Thu) 01時頃

【人】 営利政府 トレイル


 ……夢物語は、いつとハッピーエンドな筈なんだけどなァ…。

[ちいさく紡いだ言葉は、誰に言うでも無く、ただ宵闇に融けた。]

 …ね。夢物語、キミは嫌い?

[そうして震えを抑えた聲は、ちいさな花へと。
花頭より垂れる髪を耳に掛け遣り、その手を掬い上げたならば。
「…ちょっと、今夜、俺とずっと話してようよ。」そんな誘い言葉を花に与えた。]

(111) 2014/09/18(Thu) 01時頃

【人】 座敷守 亀吉

─自室─

[自室に戻るや否や、慣れた仕草で纏っていた着物を寛げ手早く白を身に纏う。

衿元を正しながら裾を引き上げる過程が慣れたばかりであるのは、昨日行われた閨での記憶がまだ真新しい為か。

戯れに揺らめく魚を鉢上から指を伸ばすのは何時ものこと。
ぷくぷくと泡を膨らましては割れる絵は常と同じく愛らしい様であるというのに。

硝子に映る自分の顔は血の気の失せたみすぼらしいもの。]

──……ッ、

[まだ生温かい唇の質感が残る手に爪を立てれば食い込ませ、嫌々をするように銀糸を垂らす様は駄々を捏ねる稚児。

自覚しつつも水面にて雫が一滴落ちれば波紋を作り、泡と同時に呆気なく弾けていく。]

(112) 2014/09/18(Thu) 01時頃

【人】 座敷守 亀吉

─好いてなど、夢を見てなど…決して、ない。

[何度も否と呟きながら目尻を擦り付けて濡れた甲を乱雑に拭い取れば、霞む視界にて見える金月。

誘われるまま、ふらふらと窓辺に近づけば、月下蝶の香り>>42を色濃く感じた気がして。

覗かせた場所は中庭。月下の元櫻の傍に佇む蝶の姿を視界に入れる>>106>>111]

……ええ、判っています。判ってる。…わかってた。

[ぶつぶつと一人部屋にて呟く独り言。
血が滲むことなど構わず、爪を立てた掌はそのままに、一度硬く瞼下ろしては息を吐く。

間も無く濡れた睫毛が上がれば窓辺には一瞥も暮れずに背を向けて。
身を裂くような冷たき牢へと*足を踏み入れた*]

(113) 2014/09/18(Thu) 01時頃

藤之助は、亀吉に話の続きを促した。

2014/09/18(Thu) 01時半頃


【人】 看板娘 櫻子

[「聞いちゃダメなことだったかな。」>>109
 そういわれた時、口を噤めばよかったと何度思ったか知れません。
 僕の言葉に、同じく間を置く「夢」の一文字>>110

 傷付いておられるのでしょう。
 とても判りやすい御方です。
 寄り添いたいと願っているのでしょう。
 淡藤揺らす、彼の『花』と。

 だからこそ、紡がなくてはならない言の葉でありました。
 言い聞かせるように、落ちる言葉は
 一体誰を、言い聞かせるためのものだったのでしょうか。]

 ごめん、な  さい。

[謝罪が零れ落ちました。
 俯いた僕には、彼の表情は見えません。
 僕の表情もまた、彼に知られることはないでしょう。]

(114) 2014/09/18(Thu) 01時半頃

露店巡り シーシャは、メモを貼った。

2014/09/18(Thu) 01時半頃


【人】 座敷守 亀吉

─地下牢─

[そして今夜も繰り返されるは享楽の宴。

足を踏み入れた先、木で出来た格子の中に踏み入れれば布団の近くへと歩み寄り。

蝶の姿が見えれば首を傾げてゆぅるりと微笑みかけただろう。

咲いて散る花の如く、翳りある貌で。]**

(115) 2014/09/18(Thu) 01時半頃

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