308 【R18】忙しい人のためのゾンビ村【RP村】
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百姓 ワットは、メモを貼った。
2020/10/26(Mon) 22時半頃
「あんたは可愛げのない子ね」
[ 夢の中で顔の見えない女性が言う。]
「譲ってあげなさい。あんたはいらないでしょ」
「こんなものいらないでしょ。捨てといたわよ」
「いつまで泣いてるの、面倒な子ね」
[ その女性も悪い人ではない。
ただ───私がうまくやれなかっただけ。
単に、合わないだけ。
だから。
いつの間にか女性の足元には、
私が我慢した物がうずたかく積もっていく。
その山が高くなるほど、女性と私の距離は広がる。]
[「わたし」はもう戻ってこなくなっちゃった。
身も心もゾンビになってしまったら
もう思考も、言葉も、
わたしが人間である証は
なんにもなくなってしまって。
血だまりのなか転がってた母は
しばらく経つと立ち上がって
ふらふらと外へ歩いてった。
そういえば
母の肉を口にした瞬間だけ。
身体中の痛みと、心の空虚が
癒える気がした。
だから母も、きっと、探しに行ったのだ。]
[―――運転を始めた最初は酷いものだった。
運転技術なんてないに等しいってのに、
ゾンビがそこらじゅうを徘徊し、
窓ガラスは割れ、ごうごうと煙をあげるビルの横を
見ないフリをして、走らなきゃいけなかった。
郊外とはいえ、ここは東京のはしくれだ。
>>2:*4東京はこの感染騒ぎの筆頭だっていうのに
自分の住んでいるところはまだ大丈夫だろうと
きっと、生き残りが集まっている場所があると、
そんな風に思っていた。
数日分の食糧の用意だけはしておいて、
この期に及んで、僕は、
すぐに頼れる人が見つかると期待していたんだ。]
[もしかしたら、かつての僕のように、
建物内に籠っている人はいたかもしれないが。
そんな人を探す余裕がないぐらい、
町はゾンビで溢れかえってしまっていた。
東京の郊外は、都心で働く人の住む家が多い。
それを考えると……今、この地区の有様は、
当たり前の結果のように思えた。]
「いらないでしょ、全部」
[ 女性の手元には小さな猫がいる。
取り戻そうとする私の手足が粘った物に掴まれる。
それは腐った肉。
それは、"それ"だ。
いやだ。返して。私は叫んで、
思い切り"それ"にモップの柄を振り下ろし。
その瞬間、私は目を開いた。]
[馴染みのスーパーを通り過ぎるとき、
まだ"人間"である人がゾンビに喰われながら
僕の方へ手を伸ばしたのが見えたけど。
そうなってしまったら……もう、助からない。
僕は、それを身をもって知っている。]
……ごめんなさい。
[喰われていく人々から遠ざかるために、
アクセルを強く捻り、バイクが加速する。
出来る限り生き延びてやる。
そう、決めた決意は今も揺らがない。
でも……町の惨状は想像以上に残酷で。
何もできない無力感か。辛いのか、苦しいのか。
自分でも訳の分からないまま涙を流しながら――
車同士がぶつかり横転した横をすり抜け
ひたすら、道路を走っていって。]*
[―――風を切りながら、少し上を見上げれば
夜空の星々が眩しいぐらいに輝いている。
道を照らす証明灯はたまについていたけれど
消えている区間の方が多いような。
僕は、そんなどこまでも続くような高速を、
ひたすら真っすぐ、走っていた。]
[ 目覚めた私はスマホの日付を確認する。
電波が途絶え、ただの時計になったスマホは
あれから5日ほど経ったことを示していた。
怒りはまだ、消えていない。
くそったれ、私は絶対"お前ら"にならない。
絶対に。 **]
[世界各地で起きている、混乱と絶望。
ゾンビ増え続ける。
そらに死傷者も増え続ける。]
[果たして、どれだけの人々が悲しみと苦悩に囚われてしまったのだろう。
また、この少女も。
もう少女としては、存在していない、それ。
それは、空腹を満たすためだけの、存在。]
[たくさんの生の形を成してきて、今は死の形と言うべきか。
少女の魂は、何処。
死んでしまった人々の魂は、一体何処へ。]
[ 「きちんと扱えば、火は大きくもできるし、小さくもできる。」 ]
[何処からか。
在りし日の声が、風に乗って聞こえてきたかもしれない**]
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[健司が小さい頃には、 よく一緒にキャッチボールをしていた。 子ども会のソフトボールをやりだしたころには、 教えてほしいと乞われて、 素振りの練習に付き合ってたっけ。
父さんな、野球なんて本当は、 やったことなかったんだ。 だからこっそり図書館で本を借りて、 バッティングのフォームだとか、 投げ方だとかを一生懸命勉強していたけど、 お前は知ってたけど知らないふりして 教わってくれてたらしいな。
今になって、そんなことを思い出すのはどうしてだろう。]
(30) 2020/10/26(Mon) 23時半頃
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[俺へと目掛け思いっきり走ってくるソイツに対して、 体をひねり、バットを振るのと同じような要領で 鎌を斜めに振りおろした。
肉へと食いこむ嫌な感触が、 柄を通して手のひらへと響く。 ゾンビにも痛覚があるのだろうか、 ぐぁぁ、と鈍い呻くような声をあげた。]
くっ……ぬけねぇ!
[反動で雷門は後ろへとよろめいたが、 鎌は頭頂部に深くつきささったままだ。]
(31) 2020/10/26(Mon) 23時半頃
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……はは、は、 鎌じゃつぶすのは無理だな。
[何も面白いことなどないというのに、 恐怖からか、笑いのような声がもれた。
慌ててもう一つ、持っていた武器 ――本来は武器ではないが―― スコップを手に持ち、再び雷門目掛けて振り下ろした。 金属の先端が腹へと突き刺さる。 引き抜けば、体液があたりにまき散らされた。 今度はあっさり抜けたスコップをもう一度振りかぶり 怯むことなく横から殴りつけ、体が傾いたところへ、 勢いをつけて首元へスコップを突き刺した。
ゴスッという鈍い音と共に、雷門は動かなくなった。**]
(32) 2020/10/26(Mon) 23時半頃
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――回想――
「英雄になるための条件?
はは、なんだよ、それー」
[昼下がりの教室の中。
学ランを着崩した中学生一年生の進が、
クリームパンをほおばりながらけらけらと笑っている。
対する俺は大真面目だ。
焼きそばパンをもぐつきながら
大学ノート(黒歴史)に
下手くそな字を書き綴っている。]
いやさ。俺、気づいたんだよね
このままマンゼンと日々を生きていただけじゃ
ぜーーったいに英雄になんかなれやしないって。
紛争地帯に行くとか
あとは地球の危機的状況に
ガイアの力に目覚めるとかしないと
「ウル●ラマンの見過ぎだろ。古いぞ?
せめて仮●ライダーにしとけ?」
とーもーかーくーもー、俺は大真面目なんだってぇ!
「そんな風に気張らなくても、
秋は十分かっこいいだろ。
沙良が迷子になったらすぐ探しにいくしさ」
[あはは、と進は笑って、
残ったクリームパンを口に放り込む。
そうだな、と、俺より少し大人びた様子で首を傾げて
俺がくっだらない書き物をしていたノート(元数学用)に
さらさらりと、綺麗な字で何事かを書いた。]
ん? なんだ?
『弱い人は率先して助ける』
『怖い時でも笑っていられる』
『挫けても何度でも立ち上がる』
……なんか、地味くない?
「ただの人間が突然へんな力に目覚めるわけないだろ。
地道なところからコツコツとだよ」
[進は、くっだらねー考え事に付き合いながら
俺を見て、に、と目を細めた。]
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