人狼議事


17 吸血鬼の城

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【人】 記者 イアン

―1F廊下―

[『我が城』。男がはっきりと口にしたその単語に、口元が微かに引き攣った。
ということは、噂が真実ならば、彼は……]

え?

[しかし、投げられた問いに一瞬脳裏が白くなる]

吸血鬼は……この辺りで、失踪事件が――

[述べようとして、……違う、と思った。それを確かめるために、青年はここにやって来たのだ]

俺も、吸血鬼について詳しい事は知りません。
ただ、ここには噂があると、そう聞きまして。不穏な失踪事件も起こっていると、それも聞きまして。

吸血鬼が居るなら、それはどんなだろうと思って……取材を、しようと……

(74) 2010/06/18(Fri) 23時半頃

薬屋 サイラスは、泉の奥に澱むような青色の眼をぐるりと回し、館内を見る。

2010/06/18(Fri) 23時半頃


本屋 ベネットは、メモを貼った。

2010/06/18(Fri) 23時半頃


【人】 詩人 ユリシーズ

[>>72の言葉に双眸を少し閉じて、再び開けると漆黒の瞳が男の方に向けられ、]

私はたまたま迷い込んだだけですけど―…‥

――何故、誘われたのでしょうか。

[高まった感情は、棘を避ける様に気を付けた指の動きに一瞬遅らせる事になり。
紅い丸い血の塊が指先にぽつりと浮き上がる。]

ああ、うっかりしましたね。
折角の白い薔薇を紅く染めるのは頂けない。

[名残惜しそうに白薔薇から、指先を離すと再び椅子に腰を掛ける。
そして血が止まるのを待つように、懐中時計のネジをゆっくりと回す。]

(75) 2010/06/18(Fri) 23時半頃

【人】 靴磨き トニー

[こんな森の奥深くに入り込むのはどんな人だろうか。
自分と同じような迷子? それとも――]

 ――……。

[木陰に隠れ(たつもりで)気配を伺えば、開けた場所に立つ、自分とは比較にならない大男の姿>>73があった。
暗くて、こちらからは人相までは分からないけれど、とても迷子には見えなかった]

(76) 2010/06/18(Fri) 23時半頃

【人】 奏者 セシル

>>70
[来客の視線が首元に落ちるのには、ただ沈黙を持って答える。
触れざるべきものだと、小さな笑みもひとつ湛えて]

 触れて痛いのは、白薔薇だけではありませんでしょう?
 黒も紅も、紫も――薔薇の棘は痛いもの。


 白薔薇を飾るのは、
 それは私が 白薔薇を好むもの だからです。

 ――…「ところ」とは?

[来客の思惑は知らず、穏やかに微笑んだまま。
けれどそう、その意図するところを知っていたなら眉は憂いたに違いなかった]

[そして>>61 再びのノックの音、
そちらへ眼差しを向けるまでもなく、その扉は意思もち自ら開かれる]

(77) 2010/06/18(Fri) 23時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―1F廊下―


 ……失踪事件か

 
[それでは、彼が知っているのは御伽噺程度のものか。
街がひそかに此方へ送り込む捧げものの事も知らぬのだろう。
城主はそう考えながら、そっと象牙に似た細い手を差し出した]


 恐ろしいとは思わなかったか?
 それでも真相を知りたいと言うのなら――

(78) 2010/06/18(Fri) 23時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[不意に、城主は身を強張らせた。
離れた広間で僅かに浮かぶ血のにおい
常人には気付かぬ己には魅惑的な香りに
記者の前だと言う事も忘れ、昂揚した表情を浮かべる。
褥で浮かぶような情欲を帯びた色を纏わせて]

 
 ……暫く我が城に滞在していくが良い。


[暫くの間の後、そう掠れた吐息を混ぜて囁いた]

(79) 2010/06/18(Fri) 23時半頃

【人】 薬屋 サイラス

>>75

 さぁ、なぜでしょう。
 ――……されど、覚えがない招待に、薄闇の白薔薇。
 どうも、こう、


 現だとは思いがたいようで……。

[そして、館内身近に、殺意をこめた対象がいないのを確かめると、首を竦め、薬鞄を担いだまま、飲み物が用意されたテーブルに近づき、その傍のソファに腰を下ろす。]

 しかし、じたばたしても仕方ないようですね。

[男の指にぷつりと咲いた赤い玉を見やる。]

 ――…傷薬はいかがですか?

(80) 2010/06/18(Fri) 23時半頃

花売り メアリーは、メモを貼った。

2010/06/18(Fri) 23時半頃


【人】 水商売 ローズマリー

[静かなはずの城がなにやら騒がしい。
湿った風が追っ手と追われる者との音を運んだ。]

――…あの人たちも宴の参加者?

[声には怪訝そうな音が混じる。]

……………ん。

[外には他にも人間の気配。
吸血鬼たる女は好奇心の赴く儘に窓枠に手を掛けて
次の瞬間には軽やかにその身体が宙を舞った。

ドレスの裾を押さえ地に降り立つ。]

(81) 2010/06/18(Fri) 23時半頃

【人】 靴磨き トニー

[もし、彼が迷子でなければ何だろう。
追い剥ぎ? 強盗? ――こんな森の中に隠れているのだ。きっとカタギではないに違いない。

一人合点して、見つからないうちに隠れようとすれば、再びびゅう、と風が吹く]
 
 ――……あっ。

[男に気を取られていたからか。
押さえる間もなく吹き飛ばされた帽子が、ころころと茂みの向こうに転がった]

(82) 2010/06/19(Sat) 00時頃

【人】 花売り メアリー

─城内廊下─

まあ…、見事ですこと。

[朽ちたようにも見える、古びた孤城。
来意を告げますと、すぐに思いのほか静かに門は開かれました。
蔦の絡む石の間を抜けて中に至れば、そこは華麗なる古城の趣。]

いい香り…。

[辺りにはやわらかに薔薇の花が香ります。
ひやりとした霧は締め出され、滑らかな絨毯とうつくしい彫刻に飾られた城内は、思いの外手入れが行き届いているようでした。]

(83) 2010/06/19(Sat) 00時頃

【人】 記者 イアン

恐ろしいと思って引っ込んでしまっては……記事は書けないんです。

[妙に白い手を見やる。
その手を取れと、そういうことなのだろうか]

イアン・ハルバートと申します。――新聞社の記者です。
ありがとうございます。勝手にお邪魔してしまったのは、こちらなのに。

[名前を告げて、こちらも握手を求めるために恐る恐る近づく。
彼の手の前に己の手を差し出して――ふと変わった相手の様子に、眉を顰めざるを得なかった。ぞっとするような、ぞくりとするような]

(84) 2010/06/19(Sat) 00時頃

【人】 詩人 ユリシーズ

この世は、

 ――現か
    ――-幻か

よくされる言葉遊びですね。
明確な答えが出ない所が、また悩ましく、魅惑的な問いではありますけど。

[>>80の言葉を咀嚼して、目を閉じたまま、何かを思う様に――。]

血止めは良いですよ。
これ位はすぐに止まるでしょうし。
御伽話では、こんな霧の深い月夜には、怖い吸血鬼に血を奪われるという話はありますけど―…‥。
あくまでも御伽話話でしょう。

(85) 2010/06/19(Sat) 00時頃

【人】 花売り メアリー


──…お兄さまは、どうなさったのかしら…。

[困惑に、眉間が僅かに曇ります。
久々に会った兄は、顔を合わせるなり、]


 …足音だなんて……
 

(86) 2010/06/19(Sat) 00時頃

花売り メアリーは、ふ、と足を止めて耳を澄ませ───

2010/06/19(Sat) 00時頃


【人】 花売り メアリー

[ほうっと息をつき、首を振ります。
耳を澄ませど、聞こえるのはしんとした空気の音ばかり。
石に阻まれるのでそう、ここでは窓の外の風の音すら聞こえないのですから。]


  ───聞こえるわけ、ありませんわ。

[諦めたように、息を落としました。]

(87) 2010/06/19(Sat) 00時頃

【人】 小悪党 ドナルド

[引き殺されたカエルのような格好で地面との抱擁を味わっていた男は、
しばらくの時間を経て起き上った。]

う、痛くない。肩なんて痛くない。
この痛みは刃物っぽいとか考えたら駄目だ。


[痛みは無視出来ても肩に刺さった刃物は流石に無視できず、力まかせに引き抜いた。余計に傷を抉ったらしく、「いっでええ!!」と叫び声が刃物の後を追う。]

…ってぇ。やっぱり痛ぇわ。んで、ここは。
手入れされているし、人の気配もする。廃屋じゃあないわけだ。…吸血鬼伝説ねぇ。真相がどうであれ、挨拶しなきゃならんな、城の人に。…フホウシンニューとかでお縄チョーダイになんなきゃいいケド。

(88) 2010/06/19(Sat) 00時頃

【人】 墓荒らし へクター

[木の陰に隠れた気配は魔物のものではなく。
 むしろ、魔物を恐れる者のようだった。]

まあ、おれもアヤシさ満載だがな。

[呟いたところに風が毛玉じみたものを吹き寄せる。
 とっさに拾い上げれば、それは狼皮の帽子だった。]

へぇ…こいつぁおれへのプレゼントかい?
にしちゃあ、小さすぎんぞ。

(89) 2010/06/19(Sat) 00時頃

【人】 薬屋 サイラス

>>85

 言葉遊び

 だけど、遊びといわれる伝説には、大抵、仄暗い真実があること、

          貴方はご存知のようで……。

[血止めはよいと、いわれると、確かに小さな傷ですね、と頷きつつ……続く話には眼を細めた。]

 ――……怖い、吸血鬼、です  か。

[御伽噺でしょう、と念押す口調を気にしつつも、今はそうですね、と同調する。

 そして、視線は、また扉に向かう青年を一度追い……。]

 ――……あの枷、幻には見えませんな。

[同意を求めつつ、茶の入ったカップを取り、その色を覗き込んだ。]

(90) 2010/06/19(Sat) 00時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―1F廊下―

 ……記事というものは己の身よりも大事か

 嗚呼……気に病む事は無い。
 霧の濃い今日の様な日には、時折迷い子が現れるものだ。

 私の名は、ヴェスパタイン。
 イアンさえ良ければ――あ……っ


[名乗った相手に薄い笑みを浮かべて答え、
血が通っているようには見えぬその白い手、
差し出された相手の手へ伸ばそうと一歩足を進めると
黒衣をわざと踏みつけて、
ぐらりと記者へ倒れこむように身を傾がせた。

また別の血の臭いがした。
外か。
悪戯に気分が昂るのは、仕方の無い事]

(91) 2010/06/19(Sat) 00時頃

【人】 長老の孫 マーゴ

― 1F 玄関 ―

[自ずから扉が開くのを見て>>77
小さく息を吸った後、城の中へと踏み込む。

中へと一歩入れば、調度の整えられた、心地良い空間で。
どこからか、薔薇の香りがした。

背後で扉が閉まる音を聞きながら、
誰かいないだろうかと、控えめに首を*巡らせる*]

(92) 2010/06/19(Sat) 00時頃

【人】 靴磨き トニー

[帽子を拾い上げて、しげしげと眺める大男をじっと見つめた。
得体の知れない人物の前に姿を晒すのは躊躇われるけど、狼の毛皮の帽子は爺様がくれた大事な贈り物だから]
 
 ……それ、私の。返して――。

[木陰から飛び出し大男と対峙する。
自分より遥かに高い位置にある瞳を見つめ、右手を出した。
緊張で口の中が乾いてしまって、言葉が上手く出ない]

(93) 2010/06/19(Sat) 00時頃

【人】 詩人 ユリシーズ

枷ですか。

[>>90で蒼い目の従者の姿を思い浮かべて、]

確かに気になりますが、彼から言ってこない限りは、問い詰める必要無いでしょう。
自分自身に対する枷の印を見える所にして忘れない様にする事もありますし。

[耳を澄ませれば、鼓動と同じ規則正しい懐中時計の針の音。
表情を伺われない様に視線は下の方へ。]

(94) 2010/06/19(Sat) 00時頃

【人】 小悪党 ドナルド

[どうみても手入れされていない庭を手入れされていると表現するぐらいに、見る目のない男は城の正面に向かおうと歩き出す。裏手に回れば墓場に着いただろうに―逃げ出すきっかけにもなっただろうに―偶然による選択は男が城から逃げ出すのを阻んだ。

歩くたびにかすれた音を奏でる枯れ草を踏みしめて、人を探す。]

ああ、声を出した方が分かりやすいか。
すいませーん、誰かいませんかー!!
[引き抜いた刃物を手に遊ばせかけて、危ない奴だと思われちゃあ困るとポケットに突っ込んだ。抜き身の刃物を隠す場所など他になければ多少危なくても詮ないこと。眼帯をしている時点で危ない人間だと思われやすいことには男は気づかぬまま、歩みを進める。]

(95) 2010/06/19(Sat) 00時頃

【人】 記者 イアン

―1F廊下―

記者ですから。

[きっぱりと頷いて、差し出されたヴェスパタインの手をじっと見つめる。噂は真実なのか。吸血鬼が実在するとして、それは目の前の彼なのか。
差し出された手は、妙に白い。感触はどうなのだろうかと考えた所で。

ぐらり、男の体重がそのまま乗っかって来た]

――わっ!

[突然の事にうろたえつつ、何とか男の身体を受け止める。僅かに身体がよろめいた]

……大丈夫ですか?

[正体の掴めぬ相手を、しかし心配そうに見やってしまうのだった]

(96) 2010/06/19(Sat) 00時頃

執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2010/06/19(Sat) 00時頃


長老の孫 マーゴは、メモを貼った。

2010/06/19(Sat) 00時頃


【人】 水商売 ローズマリー

[音が聞こえる方向へと女は歩いた。
肩に傷を負った男の前まで行くと少しだけ首を傾げて]

貴方はだあれ、お客様なの?
そうは見えないから、迷い込んだだけかしら。

[好奇心のままに言葉を掛けるが
血の流れる傷口に目をとめてそろりと手を伸ばす]

嗚呼、早く手当てした方が良さそうね。
腕が使い物にならなくなっては大変でしょう?

[城に住まう吸血鬼の一人が痛そうな男の声に釣られて
へなりと柳眉を下げた。
血の匂いに誘われそうになりながらもふるりと首を振り
伸ばした指先は男に触れる事無く下ろされる。]

(97) 2010/06/19(Sat) 00時頃

【人】 奏者 セシル


 ――ようこそおいで下さいました。

[相手が贄の少女であろうとも、訪れる者は等しく客人。
彼がすることはただ客人を招きいれること――それのみ]

[そして先ほどの2人の客人の元へ足を運べば、
詩人のその小さな傷を見咎め眉根を小さく顰めた。
胸に刺す白絹のチーフを差し出せば、かすかな薔薇の香]

 そのままにされてはいけません。
 しばらく、これを――…

[宴はまだ始まってはいない。
血の香気は主らの気を逸らせるやもしれない。

――いずれ刻は満ちるというのに、何を畏れているのか。
チーフを差し出す指先の急く様は、焦りを示す]

(98) 2010/06/19(Sat) 00時半頃

【人】 執事見習い ロビン

―庭 >>95

……どうなされましたか。

[草木の合間を縫うように、流れるような仕草で男は声の方へと歩み寄る。

 目の前には、眼帯の男が立っていた。]

どのような御用向きで。

(99) 2010/06/19(Sat) 00時半頃

【人】 墓荒らし へクター

[屈み込んで、出てきた相手に視線の高さを合わせると、落ち葉を払って帽子を差し出す。]

おまえさん、“流浪の民”か?
まあ、おれの師匠も似たようなもんだったからなぁ。

[旅の合間に習い覚えた“流浪の民”の手話で尋ねる。

 「オレ、ヘクター。オマエ、名前ナントイウ?」

 口で聞くのは別の質問。]

で、仲間はどこだ?

(100) 2010/06/19(Sat) 00時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―1F廊下―
[倒れこんだ相手の身がよろける。
衝撃はあれど、体重は殆ど感じなかったろう。
城主は人間では無いのだから。
目前の人肌を求めるように首筋に顔を埋め
心配そうな声音に、吐息で笑う]


 嗚呼……大事無い。

 しかし記者と言うのは、可笑しな種族だな。
 ……それで
 若し私が吸血鬼だったらどうする?

 このように喰われてしまうかもしれぬぞ?


[そう言いながら、唇を落としていく。
牙は隠したまま。
ただの悪戯だ]

(101) 2010/06/19(Sat) 00時半頃

執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2010/06/19(Sat) 00時半頃


【人】 詩人 ユリシーズ

今宵の私は些か喋り過ぎの様ですね―…‥、
宴が行われるとしても、終わればお別れと言う人に言うべき事ではありませんでした。
久し振りに人と触れ合って、感情が高ぶってしまったのかもしれません。
軽々しく言葉を紡ぎ申し訳ありませんでした。

[コトリと机の上に空になったカップを置く。
そのカップを置いた音は、心の鍵を閉める音。
そしてゆるりと懐中時計の音に耳を澄ませて、深い意識の中へと沈む**]

(102) 2010/06/19(Sat) 00時半頃

水商売 ローズマリーは、メモを貼った。

2010/06/19(Sat) 00時半頃


詩人 ユリシーズは、メモを貼った。

2010/06/19(Sat) 00時半頃


【人】 水商売 ローズマリー

そんなに大きな声を出さなくても聞こえるわ。
此処は――…静かだから。

[誰かを探す眼帯の男を遮るように立ってみるけれど
進行を妨げたいわけではなく存在を示す為の行為]

(103) 2010/06/19(Sat) 00時半頃

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